JPH09313941A - 窒素酸化物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法 - Google Patents
窒素酸化物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法Info
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- JPH09313941A JPH09313941A JP8133721A JP13372196A JPH09313941A JP H09313941 A JPH09313941 A JP H09313941A JP 8133721 A JP8133721 A JP 8133721A JP 13372196 A JP13372196 A JP 13372196A JP H09313941 A JPH09313941 A JP H09313941A
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- Y02C20/10—Capture or disposal of greenhouse gases of nitrous oxide (N2O)
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】水蒸気存在下や高酸素濃度雰囲気下、反応ガス
流速に対する触媒量(W/F)の値が高くとも、低温度
域まで広範囲に高いNOx 還元分解作用を有し、省エネ
ルギー、省資源及び地球温暖化防止用の各種内燃機関の
排気ガスや、NOx 含有有害物質を浄化する。 【解決手段】NiとGaを主たる金属元素として含有す
るスピネル型結晶性複合酸化物に、Gaを0.1〜20
重量%担持したCeO2 を5〜75重量%添加して窒素
酸化物除去用酸化物触媒材料とし、該酸化物触媒材料を
硫黄酸化物及び高濃度の酸素と、炭化水素の還元性ガス
が存在する酸化雰囲気中で窒素酸化物を含む排気ガスと
接触させて窒素酸化物を還元分解し除去する。
流速に対する触媒量(W/F)の値が高くとも、低温度
域まで広範囲に高いNOx 還元分解作用を有し、省エネ
ルギー、省資源及び地球温暖化防止用の各種内燃機関の
排気ガスや、NOx 含有有害物質を浄化する。 【解決手段】NiとGaを主たる金属元素として含有す
るスピネル型結晶性複合酸化物に、Gaを0.1〜20
重量%担持したCeO2 を5〜75重量%添加して窒素
酸化物除去用酸化物触媒材料とし、該酸化物触媒材料を
硫黄酸化物及び高濃度の酸素と、炭化水素の還元性ガス
が存在する酸化雰囲気中で窒素酸化物を含む排気ガスと
接触させて窒素酸化物を還元分解し除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒素酸化物を還元
除去することができる新規な酸化物触媒材料並びにこれ
を用いて硫黄酸化物を含有した排気ガス中の窒素酸化物
を除去する方法に関するもので、とりわけ排気ガス温度
が低く、しかも硫黄酸化物を含有したディーゼルエンジ
ン等の自動車排気ガス浄化用として好適な窒素酸化物除
去用酸化物触媒材料並びに該酸化物触媒材料を用いて低
温で硫黄酸化物を含有した排気ガス中の窒素酸化物を除
去する方法に関するものである。
除去することができる新規な酸化物触媒材料並びにこれ
を用いて硫黄酸化物を含有した排気ガス中の窒素酸化物
を除去する方法に関するもので、とりわけ排気ガス温度
が低く、しかも硫黄酸化物を含有したディーゼルエンジ
ン等の自動車排気ガス浄化用として好適な窒素酸化物除
去用酸化物触媒材料並びに該酸化物触媒材料を用いて低
温で硫黄酸化物を含有した排気ガス中の窒素酸化物を除
去する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種汚染物質による大気の汚れが
大きな社会問題となり、その中でも大気汚染の移動発生
源となっている自動車の排気ガスに含まれるNOx 、C
Ox 等の有害物質を分解、除去する方法の開発が急務と
なっている。
大きな社会問題となり、その中でも大気汚染の移動発生
源となっている自動車の排気ガスに含まれるNOx 、C
Ox 等の有害物質を分解、除去する方法の開発が急務と
なっている。
【0003】従来より、自動車の排気ガス中のNOx 、
COx 等の有害物質を分解、除去する方法としては、一
酸化炭素(CO)および炭化水素(Cx Hy )の酸化
と、窒素酸化物(NOx )の還元を同時に行う三元触媒
が汎用されてきた。
COx 等の有害物質を分解、除去する方法としては、一
酸化炭素(CO)および炭化水素(Cx Hy )の酸化
と、窒素酸化物(NOx )の還元を同時に行う三元触媒
が汎用されてきた。
【0004】そのような方法に用いられる三元触媒とし
ては、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ロジウム
(Rh)等の貴金属を、γ−アルミナ(Al2 O3 )で
被覆したコージェライト等の耐火性担体に担持したもの
が用いられていた。
ては、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ロジウム
(Rh)等の貴金属を、γ−アルミナ(Al2 O3 )で
被覆したコージェライト等の耐火性担体に担持したもの
が用いられていた。
【0005】しかしながら、前記三元触媒は、およそ
0.5%程度の低酸素濃度においては排気ガスの浄化を
効率良く行うことができるものの、排気ガス中の酸素濃
度が1%を越えるような高濃度雰囲気中では有効に働か
ないという欠点があった。
0.5%程度の低酸素濃度においては排気ガスの浄化を
効率良く行うことができるものの、排気ガス中の酸素濃
度が1%を越えるような高濃度雰囲気中では有効に働か
ないという欠点があった。
【0006】一方、前記欠点を回避するため、排気ガス
中の酸素濃度を測定し、常にCO及びCx Hy 、NOx
を高い浄化率で処理し得る理論当量値に近い範囲の空燃
比となるように制御することも行われているが、前記C
O及びCx Hy とNOx の発生メカニズムが相反する特
性を有することから、限られた状態での燃焼を維持しな
ければならず、前記のような高い酸素濃度中での排気ガ
ス浄化はほとんどできていないのが現状である。
中の酸素濃度を測定し、常にCO及びCx Hy 、NOx
を高い浄化率で処理し得る理論当量値に近い範囲の空燃
比となるように制御することも行われているが、前記C
O及びCx Hy とNOx の発生メカニズムが相反する特
性を有することから、限られた状態での燃焼を維持しな
ければならず、前記のような高い酸素濃度中での排気ガ
ス浄化はほとんどできていないのが現状である。
【0007】そこで、係る高濃度の酸素共存下でもNO
x を効率よく除去できる触媒として、金属を担持した疎
水性ゼオライト等の銅イオン交換ゼオライト、あるいは
メタルシリケート、アルミナ触媒等が提案されている
(特開平4−349938号公報参照)。
x を効率よく除去できる触媒として、金属を担持した疎
水性ゼオライト等の銅イオン交換ゼオライト、あるいは
メタルシリケート、アルミナ触媒等が提案されている
(特開平4−349938号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディー
ゼル機関の燃料として用いられる軽油中には硫黄酸化物
が含有されており、その排気ガス中には前記硫黄(S)
の燃焼により生成したSO2 が含まれ、該SO2 が酸素
過剰雰囲気下で前記触媒金属により更に酸化されてSO
3 となり、これが触媒金属表面に吸着してディーゼル機
関から排出される前記有害物質を分解除去するのに必要
なNOx やCx Hy 、O2 の吸着を阻害してしまい、い
わゆる触媒金属の硫黄による被毒劣化を引き起こし、そ
の結果、前記有害物質分解除去能力が低下してしまうと
いう課題があった。
ゼル機関の燃料として用いられる軽油中には硫黄酸化物
が含有されており、その排気ガス中には前記硫黄(S)
の燃焼により生成したSO2 が含まれ、該SO2 が酸素
過剰雰囲気下で前記触媒金属により更に酸化されてSO
3 となり、これが触媒金属表面に吸着してディーゼル機
関から排出される前記有害物質を分解除去するのに必要
なNOx やCx Hy 、O2 の吸着を阻害してしまい、い
わゆる触媒金属の硫黄による被毒劣化を引き起こし、そ
の結果、前記有害物質分解除去能力が低下してしまうと
いう課題があった。
【0009】一方、自動車排気ガス浄化用触媒として
は、耐熱性に優れ、かつ実際の自動車排気ガスの温度が
200〜350℃であることから、NOx 除去率が最大
を示す作動温度範囲が、従来より更に低温域の300〜
350℃近辺でも使用可能である触媒材料が要求される
ようになっており、そのままでは効果的なNOx 浄化が
難しいという課題があった。
は、耐熱性に優れ、かつ実際の自動車排気ガスの温度が
200〜350℃であることから、NOx 除去率が最大
を示す作動温度範囲が、従来より更に低温域の300〜
350℃近辺でも使用可能である触媒材料が要求される
ようになっており、そのままでは効果的なNOx 浄化が
難しいという課題があった。
【0010】
【発明の目的】本発明は、ディーゼルエンジンをはじめ
とする各種自動車用エンジン等の水分を含む酸素濃度の
高い、かつ硫黄酸化物が含まれた排気ガスを、該排気ガ
スの流速が高速であっても、300℃近辺の低温度域で
高いNOx 還元分解作用を示し、有効に排気ガス中のN
Ox を浄化することができる触媒材料並びにそれを用い
た窒素酸化物除去方法を提供するものである。
とする各種自動車用エンジン等の水分を含む酸素濃度の
高い、かつ硫黄酸化物が含まれた排気ガスを、該排気ガ
スの流速が高速であっても、300℃近辺の低温度域で
高いNOx 還元分解作用を示し、有効に排気ガス中のN
Ox を浄化することができる触媒材料並びにそれを用い
た窒素酸化物除去方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みなされたもので、NiおよびGaを主たる金属元素と
して含有するスピネル型結晶性複合酸化物に、Gaを担
持したCeO2 を添加した触媒材料が、高酸素濃度で硫
黄酸化物を含む雰囲気下でも高い触媒活性を長期にわた
り有し、しかも300℃という低温度でも高いNOx 還
元分解作用を示して有効に排気ガス中のNOx を浄化す
ることができることを見出したものである。
みなされたもので、NiおよびGaを主たる金属元素と
して含有するスピネル型結晶性複合酸化物に、Gaを担
持したCeO2 を添加した触媒材料が、高酸素濃度で硫
黄酸化物を含む雰囲気下でも高い触媒活性を長期にわた
り有し、しかも300℃という低温度でも高いNOx 還
元分解作用を示して有効に排気ガス中のNOx を浄化す
ることができることを見出したものである。
【0012】即ち、本発明の窒素酸化物除去用酸化物触
媒材料は、NiおよびGaを主たる金属元素として含有
するスピネル型構造を有する結晶性の複合酸化物に、G
aを0.1〜20重量%担持したCeO2 を前記スピネ
ル型結晶性複合酸化物に対して5〜75重量%添加して
成る触媒材料である。
媒材料は、NiおよびGaを主たる金属元素として含有
するスピネル型構造を有する結晶性の複合酸化物に、G
aを0.1〜20重量%担持したCeO2 を前記スピネ
ル型結晶性複合酸化物に対して5〜75重量%添加して
成る触媒材料である。
【0013】特に、Gaを1〜10重量%担持したCe
O2 を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して10〜5
0重量%添加した酸化物触媒材料であることがより好ま
しく、とりわけGaを2〜5重量%担持したCeO
2 を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して20〜40
重量%添加した酸化物触媒材料が最も好ましい。
O2 を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して10〜5
0重量%添加した酸化物触媒材料であることがより好ま
しく、とりわけGaを2〜5重量%担持したCeO
2 を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して20〜40
重量%添加した酸化物触媒材料が最も好ましい。
【0014】更に、本発明の窒素酸化物除去方法は、高
濃度の酸素と還元性を有する炭素含有ガスが存在する酸
化雰囲気中で、ニッケル(Ni)とガリウム(Ga)を
主たる金属元素として含有する結晶相がスピネル型構造
である複合酸化物に、Gaを0.1〜20重量%担持し
たCeO2 を前記スピネル型結晶性複合酸化物に対して
5〜75重量%添加して成る触媒材料と窒素酸化物を含
む排気ガスとを接触させることを特徴とするものであ
る。
濃度の酸素と還元性を有する炭素含有ガスが存在する酸
化雰囲気中で、ニッケル(Ni)とガリウム(Ga)を
主たる金属元素として含有する結晶相がスピネル型構造
である複合酸化物に、Gaを0.1〜20重量%担持し
たCeO2 を前記スピネル型結晶性複合酸化物に対して
5〜75重量%添加して成る触媒材料と窒素酸化物を含
む排気ガスとを接触させることを特徴とするものであ
る。
【0015】なかでも、Gaを1〜10重量%担持した
CeO2 を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して10
〜50重量%添加した酸化物触媒材料を用いることがよ
り望ましく、特にGaを2〜5重量%担持したCeO2
を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して20〜40重
量%添加した酸化物触媒材料を用いることが最も好まし
い。
CeO2 を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して10
〜50重量%添加した酸化物触媒材料を用いることがよ
り望ましく、特にGaを2〜5重量%担持したCeO2
を、スピネル型結晶性複合酸化物に対して20〜40重
量%添加した酸化物触媒材料を用いることが最も好まし
い。
【0016】本発明において、窒素酸化物除去用酸化物
触媒材料として、先ず、CeO2 に担持するGaが0.
1重量%未満の場合には、300℃近辺での触媒活性の
向上に寄与せず、逆に、20重量%を越えると低温度域
での触媒活性が低下してしまうことから、Gaの担持量
は0.1〜20重量%に特定され、特に硫黄酸化物によ
る活性低下が少ないという観点からは1〜10重量%が
好ましく、更にNO除去率の最大値が高いという点から
は2〜5重量%が最も望ましい傾向を示す。
触媒材料として、先ず、CeO2 に担持するGaが0.
1重量%未満の場合には、300℃近辺での触媒活性の
向上に寄与せず、逆に、20重量%を越えると低温度域
での触媒活性が低下してしまうことから、Gaの担持量
は0.1〜20重量%に特定され、特に硫黄酸化物によ
る活性低下が少ないという観点からは1〜10重量%が
好ましく、更にNO除去率の最大値が高いという点から
は2〜5重量%が最も望ましい傾向を示す。
【0017】しかも、前記所定量のGaを担持したCe
O2 の量が5重量%未満の場合には、担持したGaの量
が所定量であっても、300℃近辺での触媒活性の向上
効果が現れず、逆に、75重量%を越えると前記同様で
あっても触媒活性が低下してしまうことから、その量は
5〜75重量%に特定され、特に前記活性温度域の点で
は10〜50重量%が好ましく、更にNO除去率の最大
値の点からは20〜40重量%が最も望ましい。
O2 の量が5重量%未満の場合には、担持したGaの量
が所定量であっても、300℃近辺での触媒活性の向上
効果が現れず、逆に、75重量%を越えると前記同様で
あっても触媒活性が低下してしまうことから、その量は
5〜75重量%に特定され、特に前記活性温度域の点で
は10〜50重量%が好ましく、更にNO除去率の最大
値の点からは20〜40重量%が最も望ましい。
【0018】また、前記スピネル型結晶性複合酸化物
は、NOx を含有する排気ガスと接触させることによ
り、排気ガス中に含まれる酸素濃度が3%以上の高濃度
であっても、その上、水蒸気および硫黄酸化物が存在す
る雰囲気下であっても、広い温度範囲で優れたNOx 還
元性能を有するものである。
は、NOx を含有する排気ガスと接触させることによ
り、排気ガス中に含まれる酸素濃度が3%以上の高濃度
であっても、その上、水蒸気および硫黄酸化物が存在す
る雰囲気下であっても、広い温度範囲で優れたNOx 還
元性能を有するものである。
【0019】更に、前記排気ガス雰囲気中に、還元剤と
してC2 H4 、C3 H6 、C3 H8等の炭化水素、CH
3 OH、C2 H5 OH等のアルコール、CO等の還元性
を有する炭素含有ガス等を混在させて、前記複合酸化物
とCeO2 を添加してなる触媒材料を接触させると、硫
黄酸化物による被毒を有効に防止できるとともにNOx
還元性能は更に高くなる。
してC2 H4 、C3 H6 、C3 H8等の炭化水素、CH
3 OH、C2 H5 OH等のアルコール、CO等の還元性
を有する炭素含有ガス等を混在させて、前記複合酸化物
とCeO2 を添加してなる触媒材料を接触させると、硫
黄酸化物による被毒を有効に防止できるとともにNOx
還元性能は更に高くなる。
【0020】尚、前記複合酸化物は、主たる金属元素と
してNiとGaを含有し、Ga/Niの原子比nが、
2.5〜3.3の比率から成るスピネル型結晶性複合酸
化物であり、NiGan O4+z (但し、n=2.5〜
3.5)の一般式で表されるものであり、前記式中の
(O4+z )は複合酸化物として安定に存在するために必
要な酸素量であり、該酸素量は前記nの値により0.2
以下の範囲で随時変化するものである。
してNiとGaを含有し、Ga/Niの原子比nが、
2.5〜3.3の比率から成るスピネル型結晶性複合酸
化物であり、NiGan O4+z (但し、n=2.5〜
3.5)の一般式で表されるものであり、前記式中の
(O4+z )は複合酸化物として安定に存在するために必
要な酸素量であり、該酸素量は前記nの値により0.2
以下の範囲で随時変化するものである。
【0021】また、本発明で用いられる複合酸化物は、
Ga/Niの原子比nの値が2.5〜3.3の範囲を逸
脱すると触媒活性が低下するため、前記範囲に特定さ
れ、とりわけNO除去率の最大値を考慮すると2.8〜
3.0が最も望ましい。
Ga/Niの原子比nの値が2.5〜3.3の範囲を逸
脱すると触媒活性が低下するため、前記範囲に特定さ
れ、とりわけNO除去率の最大値を考慮すると2.8〜
3.0が最も望ましい。
【0022】
【作用】本発明の窒素酸化物除去用酸化物触媒材料並び
に窒素酸化物除去方法によれば、本発明の酸化物触媒材
料は、Ni及びGaを金属元素として含有するスピネル
型結晶性複合酸化物に、Gaを0.1〜20重量%担持
したCeO2 を5〜75重量%添加したものであり、前
記触媒材料を硫黄酸化物を含有した排気ガスに接触させ
た場合、GaはSO2 の吸着能力が小さいため、被毒性
の高いSO3 を生成し難く、また、触媒表面に吸着した
SO2 が前記Ga上から容易に脱離して被毒を防止する
ように機能する。
に窒素酸化物除去方法によれば、本発明の酸化物触媒材
料は、Ni及びGaを金属元素として含有するスピネル
型結晶性複合酸化物に、Gaを0.1〜20重量%担持
したCeO2 を5〜75重量%添加したものであり、前
記触媒材料を硫黄酸化物を含有した排気ガスに接触させ
た場合、GaはSO2 の吸着能力が小さいため、被毒性
の高いSO3 を生成し難く、また、触媒表面に吸着した
SO2 が前記Ga上から容易に脱離して被毒を防止する
ように機能する。
【0023】一方、CeO2 自体はNOx 還元分解能を
示さないものの、添加されたCeO2 がNOを酸化して
NO2 の生成を促進し、NOよりNO2 に対する還元活
性の方が高いNi−Ga系酸化物触媒により、Ni−G
a触媒単独の場合よりも低温度域でNOx 還元分解活性
が向上するようになる。
示さないものの、添加されたCeO2 がNOを酸化して
NO2 の生成を促進し、NOよりNO2 に対する還元活
性の方が高いNi−Ga系酸化物触媒により、Ni−G
a触媒単独の場合よりも低温度域でNOx 還元分解活性
が向上するようになる。
【0024】更に、前記Gaを担持することにより吸着
酸素量が増大し、NOのNO2 への酸化が更に促進され
て低温度域での触媒活性が向上する。
酸素量が増大し、NOのNO2 への酸化が更に促進され
て低温度域での触媒活性が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の窒素酸化物除去用
酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法について、実
施例に基づき詳細に述べる。
酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法について、実
施例に基づき詳細に述べる。
【0026】先ず、本発明の窒素酸化物除去用酸化物触
媒材料の製造方法について一例を詳述する。本発明の複
合酸化物は、NiおよびGaを含有する原料粉末を、G
a/Niの原子比nが2.5〜3.3となるように秤量
し、十分に撹袢混合した後、酸化性雰囲気中、500〜
1600℃の温度で5〜30時間熱処理することによ
り、金属元素としてNi及びGaを含有したスピネル型
結晶を主結晶相とする複合酸化物粉末を得られる。
媒材料の製造方法について一例を詳述する。本発明の複
合酸化物は、NiおよびGaを含有する原料粉末を、G
a/Niの原子比nが2.5〜3.3となるように秤量
し、十分に撹袢混合した後、酸化性雰囲気中、500〜
1600℃の温度で5〜30時間熱処理することによ
り、金属元素としてNi及びGaを含有したスピネル型
結晶を主結晶相とする複合酸化物粉末を得られる。
【0027】前記原料粉末としては、例えば、Ni及び
Gaの酸化物や、熱処理により酸化物を生成するそれら
の炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩等を用いることができる。
Gaの酸化物や、熱処理により酸化物を生成するそれら
の炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩等を用いることができる。
【0028】また前記複合酸化物は、前記以外に酸化物
や他の金属塩による固相反応法や、金属アルコキシド等
のゾル−ゲル法等によっても合成できるものであり、何
等これら製造方法に限定されるものではない。
や他の金属塩による固相反応法や、金属アルコキシド等
のゾル−ゲル法等によっても合成できるものであり、何
等これら製造方法に限定されるものではない。
【0029】前記製造方法において、いずれも熱処理
は、熱処理温度が500℃より低いと結晶化が不十分と
なり、逆に1600℃を越えると緻密化してしまうた
め、500〜1600℃の温度で、酸化雰囲気中、5〜
30時間行うが、特に低い温度で熱処理することが粉末
の比表面積を高める上で有効であり、実用的には、比表
面積が35m2 /g以上となるように設定することが望
ましい。
は、熱処理温度が500℃より低いと結晶化が不十分と
なり、逆に1600℃を越えると緻密化してしまうた
め、500〜1600℃の温度で、酸化雰囲気中、5〜
30時間行うが、特に低い温度で熱処理することが粉末
の比表面積を高める上で有効であり、実用的には、比表
面積が35m2 /g以上となるように設定することが望
ましい。
【0030】尚、CeO2 添加時の前記複合酸化物粉末
は、排気ガスとの接触面積を確保して窒素酸化物を効果
的に分解除去するという点からは、高い比表面積を有す
るものが望ましく、その比表面積は30〜120m2 /
g、特に40〜90m2 /gであることが好ましい。
は、排気ガスとの接触面積を確保して窒素酸化物を効果
的に分解除去するという点からは、高い比表面積を有す
るものが望ましく、その比表面積は30〜120m2 /
g、特に40〜90m2 /gであることが好ましい。
【0031】次いで前記CeO2 を担持体としてGaを
含有する水溶液を加えて蒸発乾固し、大気中、500〜
700℃の温度で1〜5時間熱処理して本発明のGaを
担持したCeO2 が得られる。
含有する水溶液を加えて蒸発乾固し、大気中、500〜
700℃の温度で1〜5時間熱処理して本発明のGaを
担持したCeO2 が得られる。
【0032】そして前記Gaを担持したCeO2 を、N
i及びGaを含有したスピネル型結晶を主結晶相とする
複合酸化物粉末に添加して酸化物触媒材料を作製する。
i及びGaを含有したスピネル型結晶を主結晶相とする
複合酸化物粉末に添加して酸化物触媒材料を作製する。
【0033】尚、前記Gaを担持したCeO2 の添加方
法としては、該CeO2 粉末と前記複合酸化物粉末をボ
ールミルや乳鉢で粉砕混合する方法等があり、本発明で
はこれらの混合方法に何ら限定されるものではない。
法としては、該CeO2 粉末と前記複合酸化物粉末をボ
ールミルや乳鉢で粉砕混合する方法等があり、本発明で
はこれらの混合方法に何ら限定されるものではない。
【0034】
【実施例】次に、本発明を以下に詳述するようにして評
価した。
価した。
【0035】先ず、出発原料としてNi(NO3 )2 ・
6H2 O、及びGa(NO3 )2 ・9H2 Oの試薬を用
い、NiとGaの金属比が1対3になるように秤量し、
これらの試薬を蒸留水中に溶解させ、撹拌しながらアン
モニア水で中和し、この時、生成した沈殿物を濾過、洗
浄し、凍結乾燥させた。
6H2 O、及びGa(NO3 )2 ・9H2 Oの試薬を用
い、NiとGaの金属比が1対3になるように秤量し、
これらの試薬を蒸留水中に溶解させ、撹拌しながらアン
モニア水で中和し、この時、生成した沈殿物を濾過、洗
浄し、凍結乾燥させた。
【0036】かくして得られた乾燥粉末を大気中700
℃の温度で30時間、熱処理して比表面積が40〜50
m2 /gのスピネル型結晶性複合酸化物粉末を得た。
℃の温度で30時間、熱処理して比表面積が40〜50
m2 /gのスピネル型結晶性複合酸化物粉末を得た。
【0037】次に、比表面積が70m2 /gのCeO2
に、表1に示す量のGaを含有した水溶液を添加して蒸
発乾固した後、ヘリウム(He)ガス雰囲気中、500
℃の温度で3時間熱処理することによりGaを担持した
CeO2 を得た。
に、表1に示す量のGaを含有した水溶液を添加して蒸
発乾固した後、ヘリウム(He)ガス雰囲気中、500
℃の温度で3時間熱処理することによりGaを担持した
CeO2 を得た。
【0038】その後、前記スピネル型結晶性複合酸化物
に対して前記Gaを担持したCeO 2 粉末を表1に示す
割合で添加混合した後、該混合粉末を金型プレスにより
成形し、更に冷間静水圧成形法により圧縮してから該成
形物を解砕して篩別し、500μmを越え、700μm
以下に整粒して評価試料を調製した。
に対して前記Gaを担持したCeO 2 粉末を表1に示す
割合で添加混合した後、該混合粉末を金型プレスにより
成形し、更に冷間静水圧成形法により圧縮してから該成
形物を解砕して篩別し、500μmを越え、700μm
以下に整粒して評価試料を調製した。
【0039】尚、前記Gaを担持しないCeO2 添加ス
ピネル型結晶性複合酸化物触媒およびスピネル型結晶性
複合酸化物触媒のみの触媒活性を比較例とした。
ピネル型結晶性複合酸化物触媒およびスピネル型結晶性
複合酸化物触媒のみの触媒活性を比較例とした。
【0040】かくして得られた評価試料の各粉末を用い
てX線回折測定(XRD)により結晶相を同定し、該結
晶相がスピネル結晶とCeO2 結晶相から成ることを確
認した。
てX線回折測定(XRD)により結晶相を同定し、該結
晶相がスピネル結晶とCeO2 結晶相から成ることを確
認した。
【0041】次いで、模擬排気ガスとしてNOが100
0ppm、O2 が10%、C3 H6が666ppm、S
O2 が50ppm、残部がHeから成る反応ガスを、該
反応ガスと触媒材料が接触する条件として、空間速度
(SV)を20000/hr.に設定し、前記評価用試
料を充填した触媒層に流し、300〜500℃の温度範
囲で触媒層を通過して生成したN2 ガスをガスクロマト
グラフで測定した。
0ppm、O2 が10%、C3 H6が666ppm、S
O2 が50ppm、残部がHeから成る反応ガスを、該
反応ガスと触媒材料が接触する条件として、空間速度
(SV)を20000/hr.に設定し、前記評価用試
料を充填した触媒層に流し、300〜500℃の温度範
囲で触媒層を通過して生成したN2 ガスをガスクロマト
グラフで測定した。
【0042】触媒のNO還元分解能は、触媒層出口側の
N2 濃度(ppm)の2倍の値を、触媒層入口側のNO
濃度(ppm)で除した百分率をNO除去率(%)と
し、各温度でのNO除去率を求めた。
N2 濃度(ppm)の2倍の値を、触媒層入口側のNO
濃度(ppm)で除した百分率をNO除去率(%)と
し、各温度でのNO除去率を求めた。
【0043】その結果から、前記測定温度範囲内で40
0℃以下の低温度域で広範囲にNO還元活性を示すもの
を良と評価した。
0℃以下の低温度域で広範囲にNO還元活性を示すもの
を良と評価した。
【0044】
【表1】
【0045】表から明らかなように、比較例である試料
番号1と24は、それぞれ300℃および400℃以下
の温度ではNO還元活性は著しく低く、また本発明の請
求範囲外である試料番号2、11、15、23、25、
32、33、41、42、47はいずれも所定温度域で
のNO還元活性が全体的に低く実用的でないことが分か
る。
番号1と24は、それぞれ300℃および400℃以下
の温度ではNO還元活性は著しく低く、また本発明の請
求範囲外である試料番号2、11、15、23、25、
32、33、41、42、47はいずれも所定温度域で
のNO還元活性が全体的に低く実用的でないことが分か
る。
【0046】それに対して、本発明では300〜450
℃の広い温度範囲で十分なNO還元活性を示し、硫黄酸
化物による被毒劣化が防止されていることが分かる。
℃の広い温度範囲で十分なNO還元活性を示し、硫黄酸
化物による被毒劣化が防止されていることが分かる。
【0047】また、350℃の温度で連続して100時
間、前記反応ガスと接触させて反応させた後においても
前記諸特性に大きな変化は認められなかった。
間、前記反応ガスと接触させて反応させた後においても
前記諸特性に大きな変化は認められなかった。
【0048】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の窒素酸化
物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法によ
れば、該酸化物触媒材料はニッケル(Ni)とガリウム
(Ga)を主たる金属元素として含有するスピネル型結
晶性複合酸化物にガリウム(Ga)を0.1〜20重量
%担持したCeO2 を5〜75重量%添加してなること
を特徴とする窒素酸化物除去用酸化物触媒材料であり、
硫黄酸化物、高濃度の酸素と還元性を有する炭素含有ガ
スが存在する酸化雰囲気中で前記酸化物触媒材料と窒素
酸化物を含む排気ガスを接触させることから、硫黄酸化
物及び水蒸気が存在する雰囲気中は勿論、排気ガス中の
酸素濃度が3%以上の高酸素濃度雰囲気下であっても、
その上、ガスの流速が高速度であっても、優れたNOx
還元性能を有し、排気ガス中に含まれるNOx を有効に
還元除去することができる。
物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法によ
れば、該酸化物触媒材料はニッケル(Ni)とガリウム
(Ga)を主たる金属元素として含有するスピネル型結
晶性複合酸化物にガリウム(Ga)を0.1〜20重量
%担持したCeO2 を5〜75重量%添加してなること
を特徴とする窒素酸化物除去用酸化物触媒材料であり、
硫黄酸化物、高濃度の酸素と還元性を有する炭素含有ガ
スが存在する酸化雰囲気中で前記酸化物触媒材料と窒素
酸化物を含む排気ガスを接触させることから、硫黄酸化
物及び水蒸気が存在する雰囲気中は勿論、排気ガス中の
酸素濃度が3%以上の高酸素濃度雰囲気下であっても、
その上、ガスの流速が高速度であっても、優れたNOx
還元性能を有し、排気ガス中に含まれるNOx を有効に
還元除去することができる。
【0049】その結果、省エネルギー、省資源及び地球
温暖化防止を目標として開発される今後のディーゼルエ
ンジンやリーンバーンエンジン等の各種内燃機関の排気
ガスをはじめ、NOx を含有する各種有害物質の浄化に
極めて有用なものとなる。
温暖化防止を目標として開発される今後のディーゼルエ
ンジンやリーンバーンエンジン等の各種内燃機関の排気
ガスをはじめ、NOx を含有する各種有害物質の浄化に
極めて有用なものとなる。
Claims (6)
- 【請求項1】ニッケル(Ni)とガリウム(Ga)を主
たる金属元素として含有するスピネル型結晶性複合酸化
物に、ガリウム(Ga)を0.1〜20重量%担持した
酸化セリウム(CeO2 )を前記スピネル型結晶性複合
酸化物に対して5〜75重量%添加して成ることを特徴
とする窒素酸化物除去用酸化物触媒材料。 - 【請求項2】前記酸化セリウム(CeO2 )をスピネル
型結晶性複合酸化物に対して10〜50重量%添加して
成ることを特徴とする請求項1記載の窒素酸化物除去用
酸化物触媒材料。 - 【請求項3】前記酸化セリウム(CeO2 )をスピネル
型結晶性複合酸化物に対して20〜40重量%添加して
成ることを特徴とする請求項1記載の窒素酸化物除去用
酸化物触媒材料。 - 【請求項4】酸素と還元性を有する炭素含有ガスが存在
する酸化雰囲気中で、ニッケル(Ni)とガリウム(G
a)を主たる金属元素として含有するスピネル型結晶性
複合酸化物に、ガリウム(Ga)を0.1〜20重量%
担持した酸化セリウム(CeO2 )を前記スピネル型結
晶性複合酸化物に対して5〜75重量%添加して成る窒
素酸化物除去用酸化物触媒材料と、窒素酸化物を含む排
気ガスとを接触させることを特徴とする窒素酸化物除去
方法。 - 【請求項5】前記酸化セリウム(CeO2 )をスピネル
型結晶性複合酸化物に対して10〜50重量%添加して
成る窒素酸化物除去用酸化物触媒材料と、窒素酸化物を
含む排気ガスとを接触させることを特徴とする請求項4
記載の窒素酸化物除去方法。 - 【請求項6】前記酸化セリウム(CeO2 )をスピネル
型結晶性複合酸化物に対して20〜40重量%添加して
成る窒素酸化物除去用酸化物触媒材料と、窒素酸化物を
含む排気ガスとを接触させることを特徴とする請求項4
記載の窒素酸化物除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133721A JPH09313941A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 窒素酸化物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133721A JPH09313941A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 窒素酸化物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313941A true JPH09313941A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15111363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8133721A Pending JPH09313941A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 窒素酸化物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313941A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2179789A1 (en) * | 2007-08-13 | 2010-04-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Oxidation catalyst and method for producing oxidation catalyst |
CN117960157A (zh) * | 2024-03-29 | 2024-05-03 | 苏州大学 | 一种一氧化碳氧化催化剂及其制备方法与应用 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133721A patent/JPH09313941A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2179789A1 (en) * | 2007-08-13 | 2010-04-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Oxidation catalyst and method for producing oxidation catalyst |
EP2179789A4 (en) * | 2007-08-13 | 2011-08-03 | Nissan Motor | OXIDATION CATALYST AND PROCESS FOR PRODUCTION OF OXIDATION CATALYST |
US9457317B2 (en) | 2007-08-13 | 2016-10-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | Oxidation catalyst and method for producing the oxidation catalyst |
CN117960157A (zh) * | 2024-03-29 | 2024-05-03 | 苏州大学 | 一种一氧化碳氧化催化剂及其制备方法与应用 |
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