JPH09182780A - 散薬補給方法 - Google Patents
散薬補給方法Info
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- JPH09182780A JPH09182780A JP35414295A JP35414295A JPH09182780A JP H09182780 A JPH09182780 A JP H09182780A JP 35414295 A JP35414295 A JP 35414295A JP 35414295 A JP35414295 A JP 35414295A JP H09182780 A JPH09182780 A JP H09182780A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調剤台上での調合作業で消費された散薬を補
給する際に薬瓶と保管容器の識別コードを読取って照合
することにより散薬補給に間違いが絶対生じないように
かつ効率よく補給する方法を得る。 【解決手段】 論理制御部10からの信号を自己識別回
路20で受信し自己識別信号と一致すると表示ランプ2
6が点灯される薬瓶9を棚から取り出して調剤台上に置
き、自己識別回路20からの信号を受信して自己識別信
号を確認し、一方補給しようとする散薬の入った散薬保
管容器のバーコード表示をバーコードリーダ8で読み取
り、このバーコードによる薬剤と自己識別コード信号が
一致すると散薬保管容器から薬瓶に散薬を補給する。
給する際に薬瓶と保管容器の識別コードを読取って照合
することにより散薬補給に間違いが絶対生じないように
かつ効率よく補給する方法を得る。 【解決手段】 論理制御部10からの信号を自己識別回
路20で受信し自己識別信号と一致すると表示ランプ2
6が点灯される薬瓶9を棚から取り出して調剤台上に置
き、自己識別回路20からの信号を受信して自己識別信
号を確認し、一方補給しようとする散薬の入った散薬保
管容器のバーコード表示をバーコードリーダ8で読み取
り、このバーコードによる薬剤と自己識別コード信号が
一致すると散薬保管容器から薬瓶に散薬を補給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、調剤台の棚に保
管される散薬収納容器への散薬補給方法に関する。
管される散薬収納容器への散薬補給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】調剤台では調合される散薬は、調剤台の
棚に保管された散薬収納容器から必要量取り出され、計
量器により計量した後乳鉢内で調合され、1服毎に包装
される。散薬収納容器は、透明なガラス瓶など少なくと
も外部からおよそ散薬がどの程度入っているか、あるい
は残っているかを認識し得る容器が用いられているた
め、目視によって補給すべきかが判断され、散薬が完全
に空になった、あるいは所定量以下になった、さらには
使用開始後いつでも任意の減少時期に補給薬剤が補給さ
れる。
棚に保管された散薬収納容器から必要量取り出され、計
量器により計量した後乳鉢内で調合され、1服毎に包装
される。散薬収納容器は、透明なガラス瓶など少なくと
も外部からおよそ散薬がどの程度入っているか、あるい
は残っているかを認識し得る容器が用いられているた
め、目視によって補給すべきかが判断され、散薬が完全
に空になった、あるいは所定量以下になった、さらには
使用開始後いつでも任意の減少時期に補給薬剤が補給さ
れる。
【0003】この補給の際には、補給すべき薬剤名を散
薬収納容器の外観と、容器のラベルに付与された表示か
ら確認する、あるいは散薬収納容器に自己識別装置が設
けられている場合はその自己識別装置に記憶されている
識別コードを読み取って表示器に表示させ、一方別途上
記補給すべき薬剤を大量に保管している散薬保管容器を
選びだしてその保管容器に付与されている表示による散
薬名を照合して同一性を目視確認した後その保管容器か
ら必要な薬剤の補給を行なうようにしている。
薬収納容器の外観と、容器のラベルに付与された表示か
ら確認する、あるいは散薬収納容器に自己識別装置が設
けられている場合はその自己識別装置に記憶されている
識別コードを読み取って表示器に表示させ、一方別途上
記補給すべき薬剤を大量に保管している散薬保管容器を
選びだしてその保管容器に付与されている表示による散
薬名を照合して同一性を目視確認した後その保管容器か
ら必要な薬剤の補給を行なうようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の薬剤の補給方法は、原則として薬剤師による目視確認
が基本であり、大量にどの時点で薬剤の補給が必要とな
るか分からないで補給すると、勘違いで隣の散薬収納容
器に補給するなどの間違いが起こり易い。
の薬剤の補給方法は、原則として薬剤師による目視確認
が基本であり、大量にどの時点で薬剤の補給が必要とな
るか分からないで補給すると、勘違いで隣の散薬収納容
器に補給するなどの間違いが起こり易い。
【0005】又、散薬は外観が粉末であるため色と粉末
粒子の大きさ以外に特徴がなく、外観からその薬品名を
正確に判断することは極めて困難であり、従って一度容
器から取り出されるとその散薬の名称判断は難しく、履
歴のあいまいな散薬は廃棄され患者に処方されることは
少ない。しかし、散薬収納容器への補給段階で間違う
と、気付かずに多くの患者に投与されることとなる。
粒子の大きさ以外に特徴がなく、外観からその薬品名を
正確に判断することは極めて困難であり、従って一度容
器から取り出されるとその散薬の名称判断は難しく、履
歴のあいまいな散薬は廃棄され患者に処方されることは
少ない。しかし、散薬収納容器への補給段階で間違う
と、気付かずに多くの患者に投与されることとなる。
【0006】この発明は、上記のような補給の際に起こ
る可能性のある補給ミスを完全に除去する散薬補給方法
を提供することを課題とする。
る可能性のある補給ミスを完全に除去する散薬補給方法
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決する手段として、調剤台の散薬収納容器に収納され
ている散薬が使用されて減少するとその散薬を別途保管
している散薬保管容器から必要量補給する散薬補給方法
において、上記散薬収納容器から散薬が減少した任意の
時期に散薬を補給する際に、散薬保管容器に表示されて
いる識別コードと、散薬収納容器に表示されている又は
内蔵されている識別コードをそれぞれ読み取って表示
し、両者が一致しているとその表示により散薬を散薬収
納容器に補給する散薬補給方法としたのである。
解決する手段として、調剤台の散薬収納容器に収納され
ている散薬が使用されて減少するとその散薬を別途保管
している散薬保管容器から必要量補給する散薬補給方法
において、上記散薬収納容器から散薬が減少した任意の
時期に散薬を補給する際に、散薬保管容器に表示されて
いる識別コードと、散薬収納容器に表示されている又は
内蔵されている識別コードをそれぞれ読み取って表示
し、両者が一致しているとその表示により散薬を散薬収
納容器に補給する散薬補給方法としたのである。
【0008】上記散薬の補給方法において、散薬が各患
者に使用されて散薬収納容器から少しずつ取り出される
とこれを必ず補給する必要が生じる。散薬を補給すべき
時期は任意であり、例えば1日の作業の終了後又は作業
の開始前などである。
者に使用されて散薬収納容器から少しずつ取り出される
とこれを必ず補給する必要が生じる。散薬を補給すべき
時期は任意であり、例えば1日の作業の終了後又は作業
の開始前などである。
【0009】補給の際には散薬収納容器と散薬保管容器
のそれぞれの識別コードが一致しているかによって補給
すべき散薬がその散薬収納容器の散薬と合致しているか
が確かめられこれにより補給の際の勘違いによる誤りを
防止する。
のそれぞれの識別コードが一致しているかによって補給
すべき散薬がその散薬収納容器の散薬と合致しているか
が確かめられこれにより補給の際の勘違いによる誤りを
防止する。
【0010】この場合、第2の発明のように散薬保管容
器の識別コードはバーコードとし、散薬収納容器の識別
コードを散薬収納容器の自己識別回路の記憶部に記憶さ
れている識別コードとするのが好ましい。
器の識別コードはバーコードとし、散薬収納容器の識別
コードを散薬収納容器の自己識別回路の記憶部に記憶さ
れている識別コードとするのが好ましい。
【0011】あるいは、第3の発明のように、前記散薬
保管容器と散薬収納容器の識別コードをそれぞれバーコ
ードとすることもできる。
保管容器と散薬収納容器の識別コードをそれぞれバーコ
ードとすることもできる。
【0012】さらに、第4の発明のように、前記散薬収
納容器から使用によって散薬が減少するとその都度論理
制御部の散薬メモリから減少量を減算し、散薬メモリで
の散薬が所定量以下になると信号を発して散薬収納容器
の自己識別回路を介して表示ランプを点滅させ、この表
示ランプの点滅する散薬収納容器の識別コードを読取る
ようにするとよい。
納容器から使用によって散薬が減少するとその都度論理
制御部の散薬メモリから減少量を減算し、散薬メモリで
の散薬が所定量以下になると信号を発して散薬収納容器
の自己識別回路を介して表示ランプを点滅させ、この表
示ランプの点滅する散薬収納容器の識別コードを読取る
ようにするとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は散薬を調剤するた
めの調剤台の外観を示す斜視図である。この調剤台1は
調剤テーブル2の上に棚3を設けられたものから成り、
調剤テーブル2上には調剤処理をするために計量器4、
表示モニタ5、乳鉢6、スプーン7などが設けられ、さ
らにテーブルの端にはバーコードリーダ8が置かれてい
る。
いて図面を参照して説明する。図1は散薬を調剤するた
めの調剤台の外観を示す斜視図である。この調剤台1は
調剤テーブル2の上に棚3を設けられたものから成り、
調剤テーブル2上には調剤処理をするために計量器4、
表示モニタ5、乳鉢6、スプーン7などが設けられ、さ
らにテーブルの端にはバーコードリーダ8が置かれてい
る。
【0014】棚3は複数段の棚板上に多数の薬品容器の
瓶9が置かれており、瓶9内には予めそれぞれ異なる種
類毎の散薬が収容されている。又、調剤テーブルの内部
には後で説明するように計量器4や表示モニタ5などを
制御するための論理制御部10が設けられている。31
は上記瓶9に補給する薬剤を別途保管するための薬剤保
管容器、32はその容器に表示されているバーコード、
31aは保管容器の蓋である。
瓶9が置かれており、瓶9内には予めそれぞれ異なる種
類毎の散薬が収容されている。又、調剤テーブルの内部
には後で説明するように計量器4や表示モニタ5などを
制御するための論理制御部10が設けられている。31
は上記瓶9に補給する薬剤を別途保管するための薬剤保
管容器、32はその容器に表示されているバーコード、
31aは保管容器の蓋である。
【0015】上記論理制御部10に対しては、図示省略
したホストコンピュータが接続されており、ホストコン
ピュータには外部入力手段から医者の処方箋データが入
力され、患者名、患者コード記号、年齢、必要な薬品名
及び分量、調剤量、処方箋発行年月日などの情報が記憶
され、これらの情報のうち上述した調剤台1で特定の患
者の調剤に必要なデータが上記論理制御部10へ送られ
てくる。
したホストコンピュータが接続されており、ホストコン
ピュータには外部入力手段から医者の処方箋データが入
力され、患者名、患者コード記号、年齢、必要な薬品名
及び分量、調剤量、処方箋発行年月日などの情報が記憶
され、これらの情報のうち上述した調剤台1で特定の患
者の調剤に必要なデータが上記論理制御部10へ送られ
てくる。
【0016】この実施形態の調剤台1は、薬剤師が散薬
を調剤する際に調剤処理を正確に能率よく、しかも使用
されて減少する散薬収納容器9の薬剤を別途保管されて
いる薬剤保管容器31から正確に補給でき、かつその補
給作業の記録を残すようにしたものである。
を調剤する際に調剤処理を正確に能率よく、しかも使用
されて減少する散薬収納容器9の薬剤を別途保管されて
いる薬剤保管容器31から正確に補給でき、かつその補
給作業の記録を残すようにしたものである。
【0017】図2に調剤台1の論理制御部10と棚内の
多数の瓶のそれぞれに付設されている自己識別回路20
とから成る薬品容器の識別システムの全体概略ブロック
図を示す。なお、論理制御部10へはホストコンピュー
タ100の制御部aから処方箋データを送るように接続
されており、外部入力手段であるキーボードcから処方
箋データが入力され表示器(CRT)bに表示される。
多数の瓶のそれぞれに付設されている自己識別回路20
とから成る薬品容器の識別システムの全体概略ブロック
図を示す。なお、論理制御部10へはホストコンピュー
タ100の制御部aから処方箋データを送るように接続
されており、外部入力手段であるキーボードcから処方
箋データが入力され表示器(CRT)bに表示される。
【0018】論理制御部10は、ホストコンピュータ1
00から処方箋データのうち散薬調剤に必要なデータが
各患者毎に送られてくると、論理演算部11を介して記
憶部12aに記憶すると共に、そのデータに基づいて必
要な薬品に対する薬品容器識別コード情報を記憶部12
bに予め記憶されている識別コードのマスタメモリから
読み出すようにした記憶部12を備えている。なお、実
際のコンピュータではインタフエース、I/Oボード、
入力処理部などが設けられているが簡略化のため省略す
る。
00から処方箋データのうち散薬調剤に必要なデータが
各患者毎に送られてくると、論理演算部11を介して記
憶部12aに記憶すると共に、そのデータに基づいて必
要な薬品に対する薬品容器識別コード情報を記憶部12
bに予め記憶されている識別コードのマスタメモリから
読み出すようにした記憶部12を備えている。なお、実
際のコンピュータではインタフエース、I/Oボード、
入力処理部などが設けられているが簡略化のため省略す
る。
【0019】又、上記記憶部12aには調剤記録データ
及び補給記録データも記憶保存され、後日必要に応じて
表示器に表示したり、プリンタ(図示省略)に打出した
りすることもできる。調剤記録データは、各患者毎に処
方箋で指示された薬品名、分量、調剤量、調合薬品種
類、調剤年月日などである。補給記録データは、補給さ
れる薬瓶のコード記号、薬剤を保管している薬剤保管容
器のコード記号、さらに補給作業の途中経過を含む記録
である。
及び補給記録データも記憶保存され、後日必要に応じて
表示器に表示したり、プリンタ(図示省略)に打出した
りすることもできる。調剤記録データは、各患者毎に処
方箋で指示された薬品名、分量、調剤量、調合薬品種
類、調剤年月日などである。補給記録データは、補給さ
れる薬瓶のコード記号、薬剤を保管している薬剤保管容
器のコード記号、さらに補給作業の途中経過を含む記録
である。
【0020】マスタメモリから必要な散薬の薬瓶を表わ
す容器識別コード情報が読み出されると、そのコード情
報を制御部13を介して表示モニタ5に表示すると共
に、送受信回路14によりアンテナ15から送り出す。
なお、送受信回路14ではアンテナ15で自己識別回路
20からの自己識別データを受信すると、これを変換し
て論理演算部11へ送る。又、薬瓶9の取出しが行なわ
れた後に薬瓶から出された薬品の計量を行なうための計
量器4も接続されている。
す容器識別コード情報が読み出されると、そのコード情
報を制御部13を介して表示モニタ5に表示すると共
に、送受信回路14によりアンテナ15から送り出す。
なお、送受信回路14ではアンテナ15で自己識別回路
20からの自己識別データを受信すると、これを変換し
て論理演算部11へ送る。又、薬瓶9の取出しが行なわ
れた後に薬瓶から出された薬品の計量を行なうための計
量器4も接続されている。
【0021】自己識別回路20は、図示のように、送受
信回路21、論理演算部22、記憶部23、制御部24
を備え、制御部24を介してオン・オフされるスイッチ
25により表示ランプ26の点灯を制御する。これらは
全て薬瓶9の下底に一体に又は着脱自在に設けられてい
る。
信回路21、論理演算部22、記憶部23、制御部24
を備え、制御部24を介してオン・オフされるスイッチ
25により表示ランプ26の点灯を制御する。これらは
全て薬瓶9の下底に一体に又は着脱自在に設けられてい
る。
【0022】送受信回路21は、その受信回路により上
記論理制御部10からの識別コード信号を受信し、反対
に送信回路により記憶部23に記憶されている自己識別
コード信号を送信するように設けられている。記憶部2
3は、その薬瓶が特定の薬品を正確に収容していること
を前提とする。
記論理制御部10からの識別コード信号を受信し、反対
に送信回路により記憶部23に記憶されている自己識別
コード信号を送信するように設けられている。記憶部2
3は、その薬瓶が特定の薬品を正確に収容していること
を前提とする。
【0023】なお、上記論理制御部10の送受信回路1
4から発信される電波は、棚3上の薬瓶9の全てに到達
できる距離範囲の電波として送信され、一方自己識別回
路20からの信号は薬瓶9を調剤台2の論理制御部10
に近づけたとき受信し得る極く短い到達距離範囲の電波
であればよい。
4から発信される電波は、棚3上の薬瓶9の全てに到達
できる距離範囲の電波として送信され、一方自己識別回
路20からの信号は薬瓶9を調剤台2の論理制御部10
に近づけたとき受信し得る極く短い到達距離範囲の電波
であればよい。
【0024】以上の構成は、ホストコンピュータから送
られて来る薬剤情報に基づいて論理制御部10と自己識
別回路20を介して表示ランプ26を点灯し、棚3にあ
る薬瓶9のうち所定のものを特定し、かつこれにより取
り出された薬瓶9が正確に一致しているかを検知するた
めの制御回路であるが、この実施形態では上記制御回路
の機能を保持しかつその機能の一部を利用して薬瓶9の
うち使用により薬剤が減少し、その任意の時期に薬剤の
補給をする際に薬瓶9へ正確に薬剤を補給するため、さ
らに下記の機能が追加されている。
られて来る薬剤情報に基づいて論理制御部10と自己識
別回路20を介して表示ランプ26を点灯し、棚3にあ
る薬瓶9のうち所定のものを特定し、かつこれにより取
り出された薬瓶9が正確に一致しているかを検知するた
めの制御回路であるが、この実施形態では上記制御回路
の機能を保持しかつその機能の一部を利用して薬瓶9の
うち使用により薬剤が減少し、その任意の時期に薬剤の
補給をする際に薬瓶9へ正確に薬剤を補給するため、さ
らに下記の機能が追加されている。
【0025】即ち、上記論理演算部11へはバーコード
リーダ8からの読取情報も送られる。バーコードリーダ
8は、薬瓶9に補給すべき散薬を保管した散薬保管容器
31に表示されているバーコード32を読み取ると、そ
の読取情報を論理演算部11を介して制御部13へ送り
表示モニタ51に表示する。
リーダ8からの読取情報も送られる。バーコードリーダ
8は、薬瓶9に補給すべき散薬を保管した散薬保管容器
31に表示されているバーコード32を読み取ると、そ
の読取情報を論理演算部11を介して制御部13へ送り
表示モニタ51に表示する。
【0026】さらに、棚3から取り出された薬瓶9がど
んな薬剤を収納しているのかを表示するため、薬瓶9を
調剤台2の論理制御部10へ近づけると自己識別回路2
0からの自己識別信号を受信して論理制御部10を介し
て表示モニタ5に表示するようにしている。
んな薬剤を収納しているのかを表示するため、薬瓶9を
調剤台2の論理制御部10へ近づけると自己識別回路2
0からの自己識別信号を受信して論理制御部10を介し
て表示モニタ5に表示するようにしている。
【0027】なお、棚3から取り出された薬瓶9に収納
されるべき薬剤のコード信号が、上記散薬保管容器31
のバーコード32を読取って得られる情報で特定される
薬剤のコード信号と一致すると、その一致した信号を送
受信回路14から送信し、自己識別回路20を介して表
示ランプ26を点灯するようにしてもよい。
されるべき薬剤のコード信号が、上記散薬保管容器31
のバーコード32を読取って得られる情報で特定される
薬剤のコード信号と一致すると、その一致した信号を送
受信回路14から送信し、自己識別回路20を介して表
示ランプ26を点灯するようにしてもよい。
【0028】又、図示省略しているが、論理制御部10
の記憶部12には作業履歴と調剤監査履歴を記憶する記
憶部が別途設けられている。この記憶部には薬剤容器の
識別システムによる調合作業とこの発明による補給作業
の履歴と、上記識別システムによる調剤監査の行なわれ
た薬剤名をリスト形式で記憶した履歴とが記憶されてい
る。
の記憶部12には作業履歴と調剤監査履歴を記憶する記
憶部が別途設けられている。この記憶部には薬剤容器の
識別システムによる調合作業とこの発明による補給作業
の履歴と、上記識別システムによる調剤監査の行なわれ
た薬剤名をリスト形式で記憶した履歴とが記憶されてい
る。
【0029】上記の構成とした薬品容器の識別システム
において次のように棚内の特定の薬瓶に薬剤が補給され
る。
において次のように棚内の特定の薬瓶に薬剤が補給され
る。
【0030】上述した薬品容器の識別システム自体は、
本発明の対象ではないが、薬剤の補給作業をこの識別シ
ステムを利用して行なっている関係上、以下に簡単に説
明する。
本発明の対象ではないが、薬剤の補給作業をこの識別シ
ステムを利用して行なっている関係上、以下に簡単に説
明する。
【0031】薬品容器の識別システムでは論理制御部1
0と自己識別回路とは互いに無線信号により応答しなが
ら制御動作が進む。動作開始前にそれぞれの電源は正規
に投入されているものとする。論理制御部10へのホス
トコンピュータ100から処方データが送られてくる
と、論理演算部11を介してこの処方データに対応する
薬品を収納している薬瓶を表わす識別コード信号が記憶
部12のマスタメモリから読み出される。
0と自己識別回路とは互いに無線信号により応答しなが
ら制御動作が進む。動作開始前にそれぞれの電源は正規
に投入されているものとする。論理制御部10へのホス
トコンピュータ100から処方データが送られてくる
と、論理演算部11を介してこの処方データに対応する
薬品を収納している薬瓶を表わす識別コード信号が記憶
部12のマスタメモリから読み出される。
【0032】得られた識別コード信号は、表示モニタ5
に表示されると共に、送受信回路14から送り出され、
自己識別回路20のアンテナ27を介して送受信回路2
1により受信され、この信号は自己識別回路の記憶部2
3に記憶されている自己の薬瓶を識別するための識別コ
ード信号と論理演算部22で比較される。
に表示されると共に、送受信回路14から送り出され、
自己識別回路20のアンテナ27を介して送受信回路2
1により受信され、この信号は自己識別回路の記憶部2
3に記憶されている自己の薬瓶を識別するための識別コ
ード信号と論理演算部22で比較される。
【0033】上記識別コード信号の比較の結果自己識別
コード信号と一致していればその薬瓶9の表示ランプ2
6を点灯すると共に、送受信回路21から自己識別コー
ド信号の送信を開始する。表示ランプ26の点灯した薬
瓶は棚から取り出されると調剤台1のテーブル上に移動
され、その薬瓶が発信する弱い自己識別コード信号が論
理制御部内のアンテナ15で受信され、送受信回路14
を介して演算論理部により最初送信された識別コード信
号との一致がチェックされ、一致していればその結果を
表示モニタ5に表示する。
コード信号と一致していればその薬瓶9の表示ランプ2
6を点灯すると共に、送受信回路21から自己識別コー
ド信号の送信を開始する。表示ランプ26の点灯した薬
瓶は棚から取り出されると調剤台1のテーブル上に移動
され、その薬瓶が発信する弱い自己識別コード信号が論
理制御部内のアンテナ15で受信され、送受信回路14
を介して演算論理部により最初送信された識別コード信
号との一致がチェックされ、一致していればその結果を
表示モニタ5に表示する。
【0034】以上の識別システムが休止している間、即
ち1日の作業の終り後あるいは朝の始業時前、さらには
薬瓶が空になったり一定量以下となって補給を必要とす
るようになった時、など任意に設定される時間に調剤台
の棚に置かれている各種薬瓶の補給が行なわれる。以下
薬剤補給作業の説明は図3のフローチャート及び図4の
補給方法の説明図を参照して説明する。
ち1日の作業の終り後あるいは朝の始業時前、さらには
薬瓶が空になったり一定量以下となって補給を必要とす
るようになった時、など任意に設定される時間に調剤台
の棚に置かれている各種薬瓶の補給が行なわれる。以下
薬剤補給作業の説明は図3のフローチャート及び図4の
補給方法の説明図を参照して説明する。
【0035】まず補給作業の開始は、図示省略されてい
るが、調剤台1に手押スイッチを設けてその入力信号を
入力することによって補給作業を開始するようにしても
よいし、あるいは論理制御部10内に予めタイマをセッ
トし、所定時間毎に補給を開始してもよい、上記いずれ
かの補給作業が開始されると、ステップS1 で補給作業
の開始を確認し、次にステップS2 で補給薬剤の特定を
する。この補給薬剤の特定は、ホストコンピュータ10
0のキーボードcから行なってもよいし、論理制御部1
0にキーボードを付設して入力してもよい。いずれにせ
よ、補給しようとする薬剤は、薬剤師が棚3に置かれて
いる薬瓶9を目視確認してある程度薬剤が使用されて減
っているため補給を必要とすると判断したものにつき、
その薬瓶に表示されている薬剤名をコード記号等により
入力して特定する。
るが、調剤台1に手押スイッチを設けてその入力信号を
入力することによって補給作業を開始するようにしても
よいし、あるいは論理制御部10内に予めタイマをセッ
トし、所定時間毎に補給を開始してもよい、上記いずれ
かの補給作業が開始されると、ステップS1 で補給作業
の開始を確認し、次にステップS2 で補給薬剤の特定を
する。この補給薬剤の特定は、ホストコンピュータ10
0のキーボードcから行なってもよいし、論理制御部1
0にキーボードを付設して入力してもよい。いずれにせ
よ、補給しようとする薬剤は、薬剤師が棚3に置かれて
いる薬瓶9を目視確認してある程度薬剤が使用されて減
っているため補給を必要とすると判断したものにつき、
その薬瓶に表示されている薬剤名をコード記号等により
入力して特定する。
【0036】次に、補給される薬剤を保管している薬剤
保管容器31を調剤台1上に置き、この保管容器31に
表示されているバーコード32をバーコードリーダ8に
より読取る(ステップS3 )と共に、薬瓶9に記憶され
ている識別コードを読取る。このとき、薬瓶9は自己識
別回路20に記憶されている自己識別コードを弱い電波
として送信しており、調剤台1上に置くと論理制御部1
0のアンテナに感知されて自己識別コードが読取られる
(ステップS4 )。
保管容器31を調剤台1上に置き、この保管容器31に
表示されているバーコード32をバーコードリーダ8に
より読取る(ステップS3 )と共に、薬瓶9に記憶され
ている識別コードを読取る。このとき、薬瓶9は自己識
別回路20に記憶されている自己識別コードを弱い電波
として送信しており、調剤台1上に置くと論理制御部1
0のアンテナに感知されて自己識別コードが読取られる
(ステップS4 )。
【0037】なお、説明の都合上薬剤保管容器31のバ
ーコード32の読取りを薬瓶9の自己識別コードより先
に行なうように表示しているが、読取りの順序は逆であ
ってもよい。
ーコード32の読取りを薬瓶9の自己識別コードより先
に行なうように表示しているが、読取りの順序は逆であ
ってもよい。
【0038】次に、ステップS5 において薬剤保管容器
31の補給薬剤が薬瓶9の識別コードと一致するかを判
断し、不一致の場合はエラー表示をし(ステップ
S6 )、一致している場合は補給許可表示を薬瓶9の表
示ランプ26を点灯することにより表示する(ステップ
S7 )。薬瓶9への薬剤補給が完了したかを手押スイッ
チを押して確認して作業は完了する。
31の補給薬剤が薬瓶9の識別コードと一致するかを判
断し、不一致の場合はエラー表示をし(ステップ
S6 )、一致している場合は補給許可表示を薬瓶9の表
示ランプ26を点灯することにより表示する(ステップ
S7 )。薬瓶9への薬剤補給が完了したかを手押スイッ
チを押して確認して作業は完了する。
【0039】上記実施形態では薬瓶9の自己識別回路2
0は、調剤台1の論理制御部10からの呼出し信号に応
答して表示ランプを点灯した薬剤9を棚から取り出して
薬剤補給するとしたが、薬瓶9の自己識別回路は呼出信
号に応答する形式ではなく、常に自己識別コードを発信
する機能のみを有するものであってもよい。この場合
は、表示モニタ5に表示された表示により薬剤師が棚に
置かれている薬瓶9を探し出すことになる。
0は、調剤台1の論理制御部10からの呼出し信号に応
答して表示ランプを点灯した薬剤9を棚から取り出して
薬剤補給するとしたが、薬瓶9の自己識別回路は呼出信
号に応答する形式ではなく、常に自己識別コードを発信
する機能のみを有するものであってもよい。この場合
は、表示モニタ5に表示された表示により薬剤師が棚に
置かれている薬瓶9を探し出すことになる。
【0040】図5は第2実施形態の散薬補給方法を実施
する調剤台の外観斜視図である。この実施形態では薬瓶
9にバーコード9Bを表示し、薬瓶9には自己識別回路
20を省略し、従って論理制御部10もバーコードリー
ダ8で読取られるバーコードによる識別コードが一致し
ているかを照合する回路から成る点が大きく異なってい
る。その他第1実施形態と同じ機能部材には同じ符号を
付して説明を省略する。
する調剤台の外観斜視図である。この実施形態では薬瓶
9にバーコード9Bを表示し、薬瓶9には自己識別回路
20を省略し、従って論理制御部10もバーコードリー
ダ8で読取られるバーコードによる識別コードが一致し
ているかを照合する回路から成る点が大きく異なってい
る。その他第1実施形態と同じ機能部材には同じ符号を
付して説明を省略する。
【0041】散薬補給する際の薬剤の確認は全て薬瓶9
と薬剤保管容器31のバーコード9B、32を検出する
ことにより行なわれる点で第1実施形態と異なっている
が、確認の手順としては図3のステップS4 による識別
コードをバーコード9Bにより行なえる点が異なるだけ
で、基本的な確認方法は同じである。図6に散薬補給方
法を説明する図を示している。
と薬剤保管容器31のバーコード9B、32を検出する
ことにより行なわれる点で第1実施形態と異なっている
が、確認の手順としては図3のステップS4 による識別
コードをバーコード9Bにより行なえる点が異なるだけ
で、基本的な確認方法は同じである。図6に散薬補給方
法を説明する図を示している。
【0042】図7は第3実施形態の散薬補給方法のフロ
ーチャートを示す図である。この実施形態は第1実施形
態の散薬補給方法を基本としてさらに全作業を自動化し
た例である。この実施形態では薬瓶9から薬剤が取出さ
れて使用される毎に計量器4で計量されるデータを用い
ることにより各薬瓶9の薬剤の残量を自動的に計算し、
所定量以下となると表示ランプ26を点滅して補給の必
要を知らせ、薬剤補給の忘れを防止するようにしてい
る。
ーチャートを示す図である。この実施形態は第1実施形
態の散薬補給方法を基本としてさらに全作業を自動化し
た例である。この実施形態では薬瓶9から薬剤が取出さ
れて使用される毎に計量器4で計量されるデータを用い
ることにより各薬瓶9の薬剤の残量を自動的に計算し、
所定量以下となると表示ランプ26を点滅して補給の必
要を知らせ、薬剤補給の忘れを防止するようにしてい
る。
【0043】論理制御部10の記憶部12に内蔵されて
いる薬剤のマスタメモリには薬剤の種別毎に対応する薬
量が記憶される。この薬量データは、各薬瓶9の収納量
と一致するように設定され、各患者に1服用として取り
出されて計量器4で計量された量がその都度マスタメモ
リへ送られその薬量が減算されるようになっている。
いる薬剤のマスタメモリには薬剤の種別毎に対応する薬
量が記憶される。この薬量データは、各薬瓶9の収納量
と一致するように設定され、各患者に1服用として取り
出されて計量器4で計量された量がその都度マスタメモ
リへ送られその薬量が減算されるようになっている。
【0044】各薬瓶9の収納薬剤は、前述したように、
使用される毎に少しずつ減少しマスタメモリの薬剤量の
記憶値からその都度減算される。収納薬剤量が各薬瓶に
予め設定されている量以下になるとステップS10で補給
時期が来たことを検出して論理制御部10からの指令に
より自己識別回路20へ信号が送られて表示ランプ26
が点灯される(ステップS11)。上記表示ランプが点灯
されても直ちに薬剤を補給する必要はないが、全量が空
になるまでの適宜タイミングで補給する必要がある。
使用される毎に少しずつ減少しマスタメモリの薬剤量の
記憶値からその都度減算される。収納薬剤量が各薬瓶に
予め設定されている量以下になるとステップS10で補給
時期が来たことを検出して論理制御部10からの指令に
より自己識別回路20へ信号が送られて表示ランプ26
が点灯される(ステップS11)。上記表示ランプが点灯
されても直ちに薬剤を補給する必要はないが、全量が空
になるまでの適宜タイミングで補給する必要がある。
【0045】補給タイミングは、任意のタイミングであ
るが、例えば1日の作業が終了した時点、あるいは朝の
始業時前の適宜時点で送ることができる。補給作業に入
る場合以外は論理制御部10は調整作業において各薬瓶
9の識別を行なっており、上記補給タイミングが来ると
ホストコンピュータからの指令により又は論理制御部1
0への外部からのトリガ信号により以下の補給作業のチ
ェックが行なわれる。
るが、例えば1日の作業が終了した時点、あるいは朝の
始業時前の適宜時点で送ることができる。補給作業に入
る場合以外は論理制御部10は調整作業において各薬瓶
9の識別を行なっており、上記補給タイミングが来ると
ホストコンピュータからの指令により又は論理制御部1
0への外部からのトリガ信号により以下の補給作業のチ
ェックが行なわれる。
【0046】棚3に置かれている薬瓶9のうち表示ラン
プ26が点灯されているものについて、その薬瓶9に補
給すべき薬剤を保管している薬剤保管容器31を用意し
ておく。棚3から補給しようとする薬瓶9を取り上げて
調剤台1のテーブル2上に置くと、その薬瓶9の自己識
別回路20からの電波をキャッチして自己識別コードが
読取られる(S13)。
プ26が点灯されているものについて、その薬瓶9に補
給すべき薬剤を保管している薬剤保管容器31を用意し
ておく。棚3から補給しようとする薬瓶9を取り上げて
調剤台1のテーブル2上に置くと、その薬瓶9の自己識
別回路20からの電波をキャッチして自己識別コードが
読取られる(S13)。
【0047】その後、ステップS14、S15でその薬瓶9
の現在量と補給量がそれぞれ表示モニタ5に表示され、
その表示を確認した上で薬瓶9を計量器4の上に乗せる
(ステップS15)。
の現在量と補給量がそれぞれ表示モニタ5に表示され、
その表示を確認した上で薬瓶9を計量器4の上に乗せる
(ステップS15)。
【0048】ステップS17では袋引き処理が行なわれ
る。袋引き処理とは薬剤保管容器内の袋に入った薬剤を
取り出して専用のやわらかいビニール袋の計量皿上に移
すことを言う。この計量皿は長方形状でその対角線に沿
って折り曲げると薬剤を薬瓶9に入れるのが容易となる
ように作られている。
る。袋引き処理とは薬剤保管容器内の袋に入った薬剤を
取り出して専用のやわらかいビニール袋の計量皿上に移
すことを言う。この計量皿は長方形状でその対角線に沿
って折り曲げると薬剤を薬瓶9に入れるのが容易となる
ように作られている。
【0049】ステップS18では薬剤保管容器31のバー
コード32を読み取り、ステップS19でその補給薬剤が
薬瓶9に補給すべき薬剤の識別コードと一致しているか
を検出し、不一致であればエラー表示をし(S20)、一
致していれば補給許可表示をして(S21)、薬瓶9にそ
の薬剤を計量皿から補給する(S22)。
コード32を読み取り、ステップS19でその補給薬剤が
薬瓶9に補給すべき薬剤の識別コードと一致しているか
を検出し、不一致であればエラー表示をし(S20)、一
致していれば補給許可表示をして(S21)、薬瓶9にそ
の薬剤を計量皿から補給する(S22)。
【0050】上記補給は各薬瓶9に予め設定されている
量になるまで一杯に入れ、その重さを計量器4で測定し
て表示し(S23)、その計量値がメモリに記憶され(S
24)、さらに補給前のその薬瓶9に残っていた残量が加
算され(S25)、補給後の薬瓶の収容量が記憶される
(S26)。
量になるまで一杯に入れ、その重さを計量器4で測定し
て表示し(S23)、その計量値がメモリに記憶され(S
24)、さらに補給前のその薬瓶9に残っていた残量が加
算され(S25)、補給後の薬瓶の収容量が記憶される
(S26)。
【0051】なお、上記記憶される各データは補給記録
データとして記憶保存され、後日必要に応じて表示器に
表示したり、あるいはプリンタに打出しされる。この補
給記録データは、補給作業において補給すべき薬剤が薬
瓶に正しく補給されたかの補給照合結果を含むリスト形
式で表示するのが好ましい。
データとして記憶保存され、後日必要に応じて表示器に
表示したり、あるいはプリンタに打出しされる。この補
給記録データは、補給作業において補給すべき薬剤が薬
瓶に正しく補給されたかの補給照合結果を含むリスト形
式で表示するのが好ましい。
【0052】その際補給照合結果リストには少なくとも
次の各事項を含める。 ・薬剤保管容器の識別コード(バーコード)記号 ・薬瓶の識別コード記号 ・補給照合で一致、不一致の判定結果 ・補給量、薬剤の識別コード記号 ・補給照合の経過(照合の結果不一致の場合のエラー信
号、リセット信号、再度の薬瓶等の識別コードの読込
み、時間経過)
次の各事項を含める。 ・薬剤保管容器の識別コード(バーコード)記号 ・薬瓶の識別コード記号 ・補給照合で一致、不一致の判定結果 ・補給量、薬剤の識別コード記号 ・補給照合の経過(照合の結果不一致の場合のエラー信
号、リセット信号、再度の薬瓶等の識別コードの読込
み、時間経過)
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
の散薬補給方法は散薬収納容器へ散薬を補給する際に散
薬収納容器と散薬保管容器の識別コードをそれぞれ読み
取って表示し、両者が一致しているとその表示により散
薬を補給するようにしたから、単に目視で補給すべき散
薬が散薬収納容器に合致したかを確認するのではなく識
別コードにより散薬が正しいものであるかを確認した上
で散薬収納容器に散薬が補給され、補給される薬剤を誤
って隣りの容器にいれるなどの単純ミスを防止できると
いう利点が得られる。
の散薬補給方法は散薬収納容器へ散薬を補給する際に散
薬収納容器と散薬保管容器の識別コードをそれぞれ読み
取って表示し、両者が一致しているとその表示により散
薬を補給するようにしたから、単に目視で補給すべき散
薬が散薬収納容器に合致したかを確認するのではなく識
別コードにより散薬が正しいものであるかを確認した上
で散薬収納容器に散薬が補給され、補給される薬剤を誤
って隣りの容器にいれるなどの単純ミスを防止できると
いう利点が得られる。
【0054】第2、第3の発明の補給方法では、散薬保
管容器と散薬収納容器の識別コードを、バーコードと自
己識別回路の記憶部の識別コードとしたり、あるいは両
者共バーコードとして表示又は記憶されており、それら
の識別コードを利用して簡単にかつ確実に確認が行なえ
る。
管容器と散薬収納容器の識別コードを、バーコードと自
己識別回路の記憶部の識別コードとしたり、あるいは両
者共バーコードとして表示又は記憶されており、それら
の識別コードを利用して簡単にかつ確実に確認が行なえ
る。
【0055】第4の発明の方法では、散薬の使用量を常
にチェックし散薬収納容器での散薬の量がかつ所定以下
になると表示ランプを点滅させて散薬収納容器に補給時
期が来たことを知らせるようにしたから、補給時期を自
動的に検知されさらに補給の漏れが少なくなる。
にチェックし散薬収納容器での散薬の量がかつ所定以下
になると表示ランプを点滅させて散薬収納容器に補給時
期が来たことを知らせるようにしたから、補給時期を自
動的に検知されさらに補給の漏れが少なくなる。
【図1】第1実施形態の散薬補給方法を実施する調剤台
の外観斜視図
の外観斜視図
【図2】同上の制御回路の全体概略ブロック図
【図3】作用の説明のフローチャート
【図4】作用の説明図
【図5】第2実施形態の散薬補給方法を実施する調剤台
の外観斜視図
の外観斜視図
【図6】同上の作用の説明図
【図7】第3実施形態の散薬補給方法の作用の説明のフ
ローチャート
ローチャート
【符号の説明】 1 調剤台 2 テーブル 3 棚 4 計量器 5 表示モニタ 6 乳鉢 7 スプーン 8 バーコードリーダ 9 薬瓶 9B バーコード 10 論理制御部 11 論理演算部 12 記憶部 13 制御部 20 自己識別回路 22 論理演算部 23 記憶部 24 制御部 25 スイッチ 26 表示ランプ 31 散薬保管容器 32 バーコード
Claims (4)
- 【請求項1】 調剤台の散薬収納容器に収納されている
散薬が使用されて減少するとその散薬を別途保管してい
る散薬保管容器から必要量補給する散薬補給方法におい
て、上記散薬収納容器から散薬が減少した任意の時期に
散薬を補給する際に、散薬保管容器に表示されている識
別コードと、散薬収納容器に表示されている又は内蔵さ
れている識別コードをそれぞれ読み取って表示し、両者
が一致しているとその表示により散薬を散薬収納容器に
補給することを特徴とする散薬補給方法。 - 【請求項2】 前記散薬保管容器の識別コードをバーコ
ードとし、散薬収納容器の識別コードを散薬収納容器の
自己識別回路の記憶部に記憶されている識別コードとし
たことを特徴とする請求項1に記載の散薬補給方法。 - 【請求項3】 前記散薬保管容器と散薬収納容器の識別
コードをそれぞれバーコードとしたことを特徴とする請
求項1に記載の散薬補給方法。 - 【請求項4】 前記散薬収納容器から使用によって散薬
が減少するとその都度論理制御部の散薬メモリから減少
量を減算し、散薬メモリでの散薬が所定量以下になると
信号を発して散薬収納容器の自己識別回路を介して表示
ランプを点滅させ、この表示ランプの点滅する散薬収納
容器の識別コードを読取ることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の散薬補給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35414295A JPH09182780A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 散薬補給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35414295A JPH09182780A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 散薬補給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182780A true JPH09182780A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18435576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35414295A Pending JPH09182780A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 散薬補給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09182780A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001097113A1 (fr) * | 2000-06-12 | 2001-12-20 | Gansui Kaihatsu Corporation | Systeme et procede d'administration de medicaments |
JP2002279068A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Tosho Inc | 調剤システム |
JP2007014618A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Aloka Co Ltd | 水薬調剤装置及び調剤方法 |
JP2009119246A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-06-04 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤払出装置、並びに、薬剤払出システム |
US7917375B2 (en) | 2004-06-22 | 2011-03-29 | Tosho Inc. | Medicine management apparatus and medicine management system |
JP6051461B1 (ja) * | 2016-03-16 | 2016-12-27 | 祐次 廣田 | 処方箋薬のパッケージングシステム |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35414295A patent/JPH09182780A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001097113A1 (fr) * | 2000-06-12 | 2001-12-20 | Gansui Kaihatsu Corporation | Systeme et procede d'administration de medicaments |
US6670885B2 (en) | 2000-06-12 | 2003-12-30 | Gansui Kaihatsu Corporation | Drug administering system and administering method |
JP2002279068A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Tosho Inc | 調剤システム |
JP4484097B2 (ja) * | 2001-03-16 | 2010-06-16 | 株式会社トーショー | 調剤システム |
US7917375B2 (en) | 2004-06-22 | 2011-03-29 | Tosho Inc. | Medicine management apparatus and medicine management system |
US8407068B2 (en) | 2004-06-22 | 2013-03-26 | Tosho Inc. | Medicine management apparatus and medicine management system |
JP2007014618A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Aloka Co Ltd | 水薬調剤装置及び調剤方法 |
JP4654081B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2011-03-16 | アロカ株式会社 | 水薬調剤装置及び調剤方法 |
JP2009119246A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-06-04 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤払出装置、並びに、薬剤払出システム |
JP2019202175A (ja) * | 2007-10-23 | 2019-11-28 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤払出装置 |
JP6051461B1 (ja) * | 2016-03-16 | 2016-12-27 | 祐次 廣田 | 処方箋薬のパッケージングシステム |
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