JPH08248153A - 携帯用無線装置 - Google Patents
携帯用無線装置Info
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- JPH08248153A JPH08248153A JP7310304A JP31030495A JPH08248153A JP H08248153 A JPH08248153 A JP H08248153A JP 7310304 A JP7310304 A JP 7310304A JP 31030495 A JP31030495 A JP 31030495A JP H08248153 A JPH08248153 A JP H08248153A
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- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B5/00—Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied
- G08B5/22—Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied using electric transmission; using electromagnetic transmission
- G08B5/222—Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
- G08B5/223—Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
- G08B5/224—Paging receivers with visible signalling details
- G08B5/227—Paging receivers with visible signalling details with call or message storage means
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/08—Constructional details, e.g. cabinet
- H04B1/086—Portable receivers
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/14—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
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- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Transceivers (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信報知の確認、受信情報の内容確認および
操作スイッチ手段の操作などを容易に行うことができる
携帯用無線装置を提供することをその主目的とする。 【解決手段】 情報を受信する無線受信手段102を本
体ケース1の内部に備え、情報を受信したことを点灯に
よって報知する報知手段10と、無線受信手段102が
受信した情報の内容を表示する情報表示手段6と、情報
の受信に対して所定の操作を行うための操作スイッチ手
段5a,5bとが本体ケース1の表面側にそれぞれ配置
されている携帯用無線装置Rであって、報知手段10
は、情報表示手段6および操作スイッチ手段5a,5b
の間に配置されている。
操作スイッチ手段の操作などを容易に行うことができる
携帯用無線装置を提供することをその主目的とする。 【解決手段】 情報を受信する無線受信手段102を本
体ケース1の内部に備え、情報を受信したことを点灯に
よって報知する報知手段10と、無線受信手段102が
受信した情報の内容を表示する情報表示手段6と、情報
の受信に対して所定の操作を行うための操作スイッチ手
段5a,5bとが本体ケース1の表面側にそれぞれ配置
されている携帯用無線装置Rであって、報知手段10
は、情報表示手段6および操作スイッチ手段5a,5b
の間に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるページャ
(pager)等の携帯用無線装置に関し、詳しくは腕
時計型やカード型などの携帯用無線装置に関する。
(pager)等の携帯用無線装置に関し、詳しくは腕
時計型やカード型などの携帯用無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の携帯用無線装置として特開平5
−183454号公報に記載された腕時計型ページャが
知られている。この腕時計型ページャは、受信した情報
を表示する液晶パネルを本体上面中央に備えると共に、
その右上方、左下方および本体左右の側面に、それぞれ
LED、スピーカおよび各種スイッチを備えている。こ
の腕時計型ページャでは、本体内部に設けられた受信装
置が自己宛の無線を受信すると、LEDの点滅または点
灯、およびスピーカのブザー音によって、受信情報の着
信が所定時間報知されると共に、受信情報の内容が液晶
パネルに表示される。一方、使用者は、着信があったこ
とを知ると、本体右側面のスイッチを操作することによ
って、点滅または点灯するLEDを消灯させたりスピー
カのブザー音を停止させたりすることができ、また、本
体右側面の他のスイッチを操作することによって、液晶
パネルに表示された情報の内容を順次切り替えて表示さ
せることができる。さらに、使用者は、本体の左側面の
スイッチを操作することによって、無線受信モードと受
信解除モードとを交互に切り替えて受信装置の回路をオ
ン/オフさせることができる。
−183454号公報に記載された腕時計型ページャが
知られている。この腕時計型ページャは、受信した情報
を表示する液晶パネルを本体上面中央に備えると共に、
その右上方、左下方および本体左右の側面に、それぞれ
LED、スピーカおよび各種スイッチを備えている。こ
の腕時計型ページャでは、本体内部に設けられた受信装
置が自己宛の無線を受信すると、LEDの点滅または点
灯、およびスピーカのブザー音によって、受信情報の着
信が所定時間報知されると共に、受信情報の内容が液晶
パネルに表示される。一方、使用者は、着信があったこ
とを知ると、本体右側面のスイッチを操作することによ
って、点滅または点灯するLEDを消灯させたりスピー
カのブザー音を停止させたりすることができ、また、本
体右側面の他のスイッチを操作することによって、液晶
パネルに表示された情報の内容を順次切り替えて表示さ
せることができる。さらに、使用者は、本体の左側面の
スイッチを操作することによって、無線受信モードと受
信解除モードとを交互に切り替えて受信装置の回路をオ
ン/オフさせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、腕時計型ペ
ージャである従来の携帯用無線装置には以下の問題点が
ある。すなわち、従来の携帯用無線装置では、液晶パネ
ル、LEDおよび各種スイッチの配置に特別な考慮が払
われていない。つまり、受信情報の着信があったとき
は、使用者は、まず、本体右側面に配置されているスイ
ッチに視線を移動した後に、スイッチ操作によりLED
を消灯させると共にスピーカを消音させ、次いで、受信
情報の内容を確認するために、今度は、その視線を液晶
パネルに移動しなければならない。また、液晶パネルの
表示内容を切り替えるためには、さらに視線をスイッチ
に移動してスイッチ操作し、その後再び液晶パネルに視
線を移動しなければならばい。このように、使用者は、
着信の確認、受信情報の内容確認およびスイッチの操作
などの各行為毎に視線を移動しなければならず、非常に
煩雑であった。
ージャである従来の携帯用無線装置には以下の問題点が
ある。すなわち、従来の携帯用無線装置では、液晶パネ
ル、LEDおよび各種スイッチの配置に特別な考慮が払
われていない。つまり、受信情報の着信があったとき
は、使用者は、まず、本体右側面に配置されているスイ
ッチに視線を移動した後に、スイッチ操作によりLED
を消灯させると共にスピーカを消音させ、次いで、受信
情報の内容を確認するために、今度は、その視線を液晶
パネルに移動しなければならない。また、液晶パネルの
表示内容を切り替えるためには、さらに視線をスイッチ
に移動してスイッチ操作し、その後再び液晶パネルに視
線を移動しなければならばい。このように、使用者は、
着信の確認、受信情報の内容確認およびスイッチの操作
などの各行為毎に視線を移動しなければならず、非常に
煩雑であった。
【0004】さらに、夜間など周囲が暗いときにスイッ
チ操作を行うためには、スイッチ操作に普段から慣れ親
しんで、その位置を熟知していなければ確実に操作する
ことができず、従来の携帯用無線装置には、操作しにく
いという問題点がある。
チ操作を行うためには、スイッチ操作に普段から慣れ親
しんで、その位置を熟知していなければ確実に操作する
ことができず、従来の携帯用無線装置には、操作しにく
いという問題点がある。
【0005】また、液晶パネルのバックライトもLED
とは別個独立した照明手段によらなければならないた
め、消費電流が大きく、早期に電池交換しなければなら
ないという問題点もある。
とは別個独立した照明手段によらなければならないた
め、消費電流が大きく、早期に電池交換しなければなら
ないという問題点もある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、着信の確認、受信情報の内容
確認および操作スイッチ手段の操作などを容易に行うこ
とができる携帯用無線装置を提供することをその主目的
とする。また、夜間など周囲が暗い場合でも、操作し易
い携帯用無線装置を提供することを目的とする。
めになされたものであり、着信の確認、受信情報の内容
確認および操作スイッチ手段の操作などを容易に行うこ
とができる携帯用無線装置を提供することをその主目的
とする。また、夜間など周囲が暗い場合でも、操作し易
い携帯用無線装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の携帯用無線装置は、情報を受信する無線受
信手段を本体ケースの内部に備え、情報を受信したこと
を点灯によって報知する報知手段と、無線受信手段が受
信した情報の内容を表示する情報表示手段と、情報の受
信に対して所定の操作を行うための操作スイッチ手段と
が本体ケースの表面側にそれぞれ配置されている携帯用
無線装置であって、報知手段は、情報表示手段および操
作スイッチ手段の間に配置されていることを特徴とす
る。
求項1記載の携帯用無線装置は、情報を受信する無線受
信手段を本体ケースの内部に備え、情報を受信したこと
を点灯によって報知する報知手段と、無線受信手段が受
信した情報の内容を表示する情報表示手段と、情報の受
信に対して所定の操作を行うための操作スイッチ手段と
が本体ケースの表面側にそれぞれ配置されている携帯用
無線装置であって、報知手段は、情報表示手段および操
作スイッチ手段の間に配置されていることを特徴とす
る。
【0008】この携帯用無線装置では、情報の受信を報
知するための報知手段が、情報表示手段および操作スイ
ッチ手段の間に配置されている。このため、受信情報の
着信の確認、その内容確認およびスイッチの操作という
使用者の連続した行為の際に、視線の移動を最小にする
ことができるので、扱い易い携帯用無線装置を構成する
ことができる。また、報知手段の点灯による光が周囲の
情報表示手段や操作スイッチ手段を照らすため、夜間な
ど周囲が暗い場合でも、受信情報の確認およびスイッチ
操作を確実に行うことができる。この結果、操作し易い
携帯用無線装置を構成することができる。
知するための報知手段が、情報表示手段および操作スイ
ッチ手段の間に配置されている。このため、受信情報の
着信の確認、その内容確認およびスイッチの操作という
使用者の連続した行為の際に、視線の移動を最小にする
ことができるので、扱い易い携帯用無線装置を構成する
ことができる。また、報知手段の点灯による光が周囲の
情報表示手段や操作スイッチ手段を照らすため、夜間な
ど周囲が暗い場合でも、受信情報の確認およびスイッチ
操作を確実に行うことができる。この結果、操作し易い
携帯用無線装置を構成することができる。
【0009】請求項2記載の携帯用無線装置は、請求項
1記載の携帯用無線装置において、報知手段および情報
表示手段を覆う透明なカバーガラスを備えていることを
特徴とする。
1記載の携帯用無線装置において、報知手段および情報
表示手段を覆う透明なカバーガラスを備えていることを
特徴とする。
【0010】この携帯用無線装置では、報知手段および
情報表示手段が透明なカバーガラスに覆われているの
で、水滴、汗および塵などの侵入を阻止することができ
る。また、両手段を個別に防水対策する場合と比較し
て、パッキンなどの防水対策用部品の数を少なくするこ
とができるため、防水用部品やその取り付けのためのコ
ストを低減することができる。
情報表示手段が透明なカバーガラスに覆われているの
で、水滴、汗および塵などの侵入を阻止することができ
る。また、両手段を個別に防水対策する場合と比較し
て、パッキンなどの防水対策用部品の数を少なくするこ
とができるため、防水用部品やその取り付けのためのコ
ストを低減することができる。
【0011】請求項3記載の携帯用無線装置は、請求項
2記載の携帯用無線装置において、カバーガラスにおけ
る報知手段の上方に位置する部位には、外側に突出する
突出部が形成されていることを特徴とする。
2記載の携帯用無線装置において、カバーガラスにおけ
る報知手段の上方に位置する部位には、外側に突出する
突出部が形成されていることを特徴とする。
【0012】この携帯用無線装置では、突出部は、レン
ズ効果を有し、報知手段の光を周囲に分散させるので、
使用者は、携帯用無線装置を斜めから見ても確実に報知
を知ることができる。また、突出部が報知手段の光を散
らして周囲の情報表示手段や操作スイッチ手段を照らす
ため、周囲が暗いときでも、受信情報の内容確認やスイ
ッチ操作を確実かつ容易にする。
ズ効果を有し、報知手段の光を周囲に分散させるので、
使用者は、携帯用無線装置を斜めから見ても確実に報知
を知ることができる。また、突出部が報知手段の光を散
らして周囲の情報表示手段や操作スイッチ手段を照らす
ため、周囲が暗いときでも、受信情報の内容確認やスイ
ッチ操作を確実かつ容易にする。
【0013】請求項4記載の携帯用無線装置は、請求項
1から3のいずれかに記載の携帯用無線装置において、
情報表示手段は液晶パネルであって、報知手段は、液晶
パネルの下方に配置されて液晶パネルのバックライト機
能を兼用することを特徴とする。
1から3のいずれかに記載の携帯用無線装置において、
情報表示手段は液晶パネルであって、報知手段は、液晶
パネルの下方に配置されて液晶パネルのバックライト機
能を兼用することを特徴とする。
【0014】この携帯用無線装置では、報知手段が、液
晶パネルのバックライトとしても機能する。これによ
り、自己宛の情報を受信した際には、報知手段によって
発せられる光が液晶パネルを同時に照明するため、夜間
など周囲の暗い場合でも、液晶パネルに表示された情報
の内容を容易に確認することができる。また、報知手段
の光を液晶パネルのバックライトに用いるため、その光
を有効に利用することができ、この結果、消費電流を低
減することができる。
晶パネルのバックライトとしても機能する。これによ
り、自己宛の情報を受信した際には、報知手段によって
発せられる光が液晶パネルを同時に照明するため、夜間
など周囲の暗い場合でも、液晶パネルに表示された情報
の内容を容易に確認することができる。また、報知手段
の光を液晶パネルのバックライトに用いるため、その光
を有効に利用することができ、この結果、消費電流を低
減することができる。
【0015】請求項5記載の携帯用無線装置は、請求項
4記載の携帯用無線装置において、報知手段の点灯によ
る光を導いて液晶パネルの裏面に照射する第1の導光手
段を備えていることを特徴とする。なお、この場合およ
び以下に用いる点灯とは、連続して点灯する場合、およ
び点滅している場合の両者において、報知手段が光を発
していることを意味する。
4記載の携帯用無線装置において、報知手段の点灯によ
る光を導いて液晶パネルの裏面に照射する第1の導光手
段を備えていることを特徴とする。なお、この場合およ
び以下に用いる点灯とは、連続して点灯する場合、およ
び点滅している場合の両者において、報知手段が光を発
していることを意味する。
【0016】この携帯用無線装置では、第1の導光手段
が報知手段の点灯による光を液晶パネルの裏面に導くた
め、報知手段の光を液晶パネルのバックライトとして最
も有効に利用することができる。
が報知手段の点灯による光を液晶パネルの裏面に導くた
め、報知手段の光を液晶パネルのバックライトとして最
も有効に利用することができる。
【0017】請求項6記載の携帯用無線装置は、請求項
1から5のいずれかに記載の携帯用無線装置において、
操作スイッチ手段は、操作面の少なくとも一部が透明に
形成されたスイッチボタンを備え、本体ケースの内部に
は、情報報知手段の点灯による光をスイッチボタンに導
くための第2の導光手段が配設されていることを特徴と
する。
1から5のいずれかに記載の携帯用無線装置において、
操作スイッチ手段は、操作面の少なくとも一部が透明に
形成されたスイッチボタンを備え、本体ケースの内部に
は、情報報知手段の点灯による光をスイッチボタンに導
くための第2の導光手段が配設されていることを特徴と
する。
【0018】この携帯用無線装置では、第2の導光手段
が、情報報知手段の点灯による光を操作スイッチ手段の
スイッチボタンに導くことによって、スイッチボタンの
操作面から光が出射される。これにより、周囲が暗い場
合でも、操作スイッチ手段の位置を容易に知ることがで
きるので、スイッチ操作がし易くなる。
が、情報報知手段の点灯による光を操作スイッチ手段の
スイッチボタンに導くことによって、スイッチボタンの
操作面から光が出射される。これにより、周囲が暗い場
合でも、操作スイッチ手段の位置を容易に知ることがで
きるので、スイッチ操作がし易くなる。
【0019】請求項7記載の携帯用無線装置は、請求項
6記載の携帯用無線装置において、操作スイッチ手段の
操作面には、スイッチボタンの透明な一部および操作面
の不透明部分のいずれかによって操作スイッチ手段の操
作内容を表示する操作表示部が形成されていることを特
徴とする。
6記載の携帯用無線装置において、操作スイッチ手段の
操作面には、スイッチボタンの透明な一部および操作面
の不透明部分のいずれかによって操作スイッチ手段の操
作内容を表示する操作表示部が形成されていることを特
徴とする。
【0020】この携帯用無線装置では、スイッチボタン
の操作面から光が出射する際に、操作面に形成された操
作表示部によって光が透過または遮光される。これによ
り、操作スイッチ手段の操作内容を確認することができ
るので、より見易くかつ操作し易くなる。特に周囲が暗
い場合には、使用者は、スイッチ操作を誤ることなく、
確実に操作することができる。
の操作面から光が出射する際に、操作面に形成された操
作表示部によって光が透過または遮光される。これによ
り、操作スイッチ手段の操作内容を確認することができ
るので、より見易くかつ操作し易くなる。特に周囲が暗
い場合には、使用者は、スイッチ操作を誤ることなく、
確実に操作することができる。
【0021】請求項8記載の携帯用無線装置は、請求項
1から7のいずれかに記載の携帯用無線装置において、
報知手段は、LEDであることを特徴とする。
1から7のいずれかに記載の携帯用無線装置において、
報知手段は、LEDであることを特徴とする。
【0022】この携帯用無線装置では、報知手段をLE
Dで構成したので、ランプなどと比較して消費電流が少
なくてよく、このため、長時間作動可能な携帯用無線装
置を構成できる。
Dで構成したので、ランプなどと比較して消費電流が少
なくてよく、このため、長時間作動可能な携帯用無線装
置を構成できる。
【0023】請求項9記載の携帯用無線装置は、請求項
8記載の携帯用無線装置において、無線受信手段によっ
て受信された情報に応じた点灯信号をLEDに出力する
制御部を備え、LEDは、点灯信号に応じた色で発光す
ることを特徴とする。
8記載の携帯用無線装置において、無線受信手段によっ
て受信された情報に応じた点灯信号をLEDに出力する
制御部を備え、LEDは、点灯信号に応じた色で発光す
ることを特徴とする。
【0024】この携帯用無線装置では、LEDは、受信
した情報の内容に応じた色で発光するため、例えば、緊
急内容あるいは通常の呼出内容のいずれであるかを使用
者に直感させることが可能になる。
した情報の内容に応じた色で発光するため、例えば、緊
急内容あるいは通常の呼出内容のいずれであるかを使用
者に直感させることが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯用無線装置の
実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0026】図1は本発明の一実施例である振動とLE
Dによる報知を行う腕時計型無線選択呼出受信機(携帯
用無線装置、以下、「受信機R」という)の外観図を示
している。受信機Rは、本体ケース1と本体ケース1を
腕に装着するためのバンドBとを備えており、本体ケー
ス1には、カバーガラス2と、振動装置の一例である振
動モータ9(図2参照)を収納する本体ケース1の突出
部3と、LED10と、スイッチボタン部(操作スイッ
チ手段)5a,5bと、液晶パネル(情報表示手段)6
とが配設されている。なお、同図における液晶パネル6
およびLED10は、カバーガラス2を透視したときの
状態が示されている。
Dによる報知を行う腕時計型無線選択呼出受信機(携帯
用無線装置、以下、「受信機R」という)の外観図を示
している。受信機Rは、本体ケース1と本体ケース1を
腕に装着するためのバンドBとを備えており、本体ケー
ス1には、カバーガラス2と、振動装置の一例である振
動モータ9(図2参照)を収納する本体ケース1の突出
部3と、LED10と、スイッチボタン部(操作スイッ
チ手段)5a,5bと、液晶パネル(情報表示手段)6
とが配設されている。なお、同図における液晶パネル6
およびLED10は、カバーガラス2を透視したときの
状態が示されている。
【0027】図2は図1のX−X線における断面図であ
る。同図に示すように、本体ケース1内部には、アンテ
ナ体の一例であるスロットアンテナ7、後述する回路群
が搭載されているプリント基板8a,8b、振動モータ
9、LED10、および空気電池11がそれぞれ配設さ
れている。また、裏面側には、裏蓋13がはめ込まれ、
裏蓋13には、さらに電池蓋25がはめ込まれている。
なお、符号14は腕使用者の腕を示している。また、前
記した回路群は、データデコーダ回路とCPU回路が一
体となったICのモールド体150と、ICを駆動させ
るためのチップ素子151と、無線受信回路を構成する
チップ素子152,155と、ダイレクトコンバージョ
ン受信を行うIC153とから構成されている。また、
符号154は、局部発振回路を覆っているシールドケー
スを示している。
る。同図に示すように、本体ケース1内部には、アンテ
ナ体の一例であるスロットアンテナ7、後述する回路群
が搭載されているプリント基板8a,8b、振動モータ
9、LED10、および空気電池11がそれぞれ配設さ
れている。また、裏面側には、裏蓋13がはめ込まれ、
裏蓋13には、さらに電池蓋25がはめ込まれている。
なお、符号14は腕使用者の腕を示している。また、前
記した回路群は、データデコーダ回路とCPU回路が一
体となったICのモールド体150と、ICを駆動させ
るためのチップ素子151と、無線受信回路を構成する
チップ素子152,155と、ダイレクトコンバージョ
ン受信を行うIC153とから構成されている。また、
符号154は、局部発振回路を覆っているシールドケー
スを示している。
【0028】図3は図1の本体ケース1の表面を取り去
った内部構成図である。振動モータ9は腕時計における
9時の位置にバンドBとほぼ平行に配置されており左腕
に装着した場合、本体ケース1の突出部3が手首に当た
ることがなく携帯性、装着性に優れた構造になってい
る。逆に、12時あるいは6時の位置においてバンドB
と直交する方向に振動モータ9を配置した場合には、本
体ケース1が12時から6時の方向に長くなり過ぎて腕
への装着性が悪くなってしまうと共に、デザイン上、受
信機Rが大きく見え、かつ重いイメージとなってしま
い、好ましくない。なお、同図では9時位置に振動モー
タ9を配置した例を説明したが、右手に装着した場合を
想定した製品の例を図4に示す。この場合、振動モータ
9を3時位置に配置することによって前記と同様の効果
を得ることができる。
った内部構成図である。振動モータ9は腕時計における
9時の位置にバンドBとほぼ平行に配置されており左腕
に装着した場合、本体ケース1の突出部3が手首に当た
ることがなく携帯性、装着性に優れた構造になってい
る。逆に、12時あるいは6時の位置においてバンドB
と直交する方向に振動モータ9を配置した場合には、本
体ケース1が12時から6時の方向に長くなり過ぎて腕
への装着性が悪くなってしまうと共に、デザイン上、受
信機Rが大きく見え、かつ重いイメージとなってしま
い、好ましくない。なお、同図では9時位置に振動モー
タ9を配置した例を説明したが、右手に装着した場合を
想定した製品の例を図4に示す。この場合、振動モータ
9を3時位置に配置することによって前記と同様の効果
を得ることができる。
【0029】さらに、図2に示すように、振動モータ9
は、プラスチック部材4を振動モータ9の上部側に介在
させた状態で、本体ケース1の突出部3の内壁と裏蓋1
3とで挟持されている。裏蓋13は、振動を伝え易く、
かつ電池蓋25の耐久性を確保させるために、材質とし
ては硬いものがよく、ポリカーボネートなどを使用する
のが好ましい。また、裏蓋13は、振動モータ9が配置
される側の形状が、振動モータ9の表面形状と相補的に
なっている。なお、同図においては、断面形状が判円形
になっているが、振動モータ9の表面が平面であれば、
密着性のよい平面形状とし、波状であれば、それに噛み
合う波状の形状にするのがよい。また、裏蓋13の腕1
4に接触する腕接触面13aが平坦に形成され、裏蓋1
3の端部面13bが斜めにカットされている。これによ
り、腕接触面13aと端部面13bとの境界部分がエッ
ジとなり振動を感じ易くすると同時に、本体ケース1を
側面からみたときに薄く見えるようにしている。これに
より、振動モータ9が動作して振動を始めると、その振
動は、裏蓋13に伝えられて腕接触面13aの部分にお
いて腕14に効率良く伝わる。
は、プラスチック部材4を振動モータ9の上部側に介在
させた状態で、本体ケース1の突出部3の内壁と裏蓋1
3とで挟持されている。裏蓋13は、振動を伝え易く、
かつ電池蓋25の耐久性を確保させるために、材質とし
ては硬いものがよく、ポリカーボネートなどを使用する
のが好ましい。また、裏蓋13は、振動モータ9が配置
される側の形状が、振動モータ9の表面形状と相補的に
なっている。なお、同図においては、断面形状が判円形
になっているが、振動モータ9の表面が平面であれば、
密着性のよい平面形状とし、波状であれば、それに噛み
合う波状の形状にするのがよい。また、裏蓋13の腕1
4に接触する腕接触面13aが平坦に形成され、裏蓋1
3の端部面13bが斜めにカットされている。これによ
り、腕接触面13aと端部面13bとの境界部分がエッ
ジとなり振動を感じ易くすると同時に、本体ケース1を
側面からみたときに薄く見えるようにしている。これに
より、振動モータ9が動作して振動を始めると、その振
動は、裏蓋13に伝えられて腕接触面13aの部分にお
いて腕14に効率良く伝わる。
【0030】図5は、図3のB部詳細図であって、空気
取入穴16を示している。同図に示すように、本体ケー
ス1における突出部3の側面部分には、空気取入孔16
が形成されており、本体ケース1内部側の空気取入孔1
6の開口部には、通気性防水膜15が配設されている。
この受信機Rでは、外部から飛散してくる水滴や塵、お
よび腕を伝わってくる汗などが侵入しにくい構造になっ
ている。具体的には、図7は、腕装着時の受信機Rの位
置と、水滴を受ける可能性のある方向を示しているが、
受信機Rは、方向33,34,35から飛散する水滴を
受ける可能性が大きい。つまり、使用者が手を洗った場
合や、雨の日にかさを持った場合などには、方向33,
34から飛散してくる水滴を受ける場合があり、飲物を
飲用する場合には、方向35から飲物が飛散してくる場
合がある。しかし、図5における空気取入孔16は、こ
れらすべての方向33〜35から飛散してくる水滴など
の本体ケース1への侵入を防ぐことができる。
取入穴16を示している。同図に示すように、本体ケー
ス1における突出部3の側面部分には、空気取入孔16
が形成されており、本体ケース1内部側の空気取入孔1
6の開口部には、通気性防水膜15が配設されている。
この受信機Rでは、外部から飛散してくる水滴や塵、お
よび腕を伝わってくる汗などが侵入しにくい構造になっ
ている。具体的には、図7は、腕装着時の受信機Rの位
置と、水滴を受ける可能性のある方向を示しているが、
受信機Rは、方向33,34,35から飛散する水滴を
受ける可能性が大きい。つまり、使用者が手を洗った場
合や、雨の日にかさを持った場合などには、方向33,
34から飛散してくる水滴を受ける場合があり、飲物を
飲用する場合には、方向35から飲物が飛散してくる場
合がある。しかし、図5における空気取入孔16は、こ
れらすべての方向33〜35から飛散してくる水滴など
の本体ケース1への侵入を防ぐことができる。
【0031】次に、空気取入孔16の具体的な構成につ
いて説明する。図8は、空気取入孔16の付近を拡大し
た図であるが、空気取入孔16の近傍に凸部32が設け
られている。また、空気取入孔16の屈曲方向は方向3
3とは鋭角に交差する関係にあり、この構成により方向
33からの水分の侵入を防ぐことができる。
いて説明する。図8は、空気取入孔16の付近を拡大し
た図であるが、空気取入孔16の近傍に凸部32が設け
られている。また、空気取入孔16の屈曲方向は方向3
3とは鋭角に交差する関係にあり、この構成により方向
33からの水分の侵入を防ぐことができる。
【0032】図9(a)は、空気取入孔16の開口部1
6aを図5における矢印E側からみた図である。開口部
16aの形状としては、円形以外に、楕円形状、および
それらに格子をかぶせた構成など種々の形状が考えられ
る。格子を取り付けた場合、開口部16aの面積が大き
いにもかかわらず、塵が入りにくいので好都合である。
もちろん、同図(b)に示すように、開口部を複数並列
して構成してもよいのはいうまでもない。
6aを図5における矢印E側からみた図である。開口部
16aの形状としては、円形以外に、楕円形状、および
それらに格子をかぶせた構成など種々の形状が考えられ
る。格子を取り付けた場合、開口部16aの面積が大き
いにもかかわらず、塵が入りにくいので好都合である。
もちろん、同図(b)に示すように、開口部を複数並列
して構成してもよいのはいうまでもない。
【0033】図10は、通気性防水膜15付近を拡大し
た図である。通気性防水膜15は本体ケース1の突出部
3に両面テープ29により接着され、その背後から、緩
衝部材30で押さえている。緩衝部材30は、通気性防
水膜15を背後から固定すると共に空気を通過させるこ
とのできる部材であり、スポンジなどが好適である。こ
れにより、空気取入孔16の外部から衝撃があっても通
気性防水膜15は剥がれることはない。
た図である。通気性防水膜15は本体ケース1の突出部
3に両面テープ29により接着され、その背後から、緩
衝部材30で押さえている。緩衝部材30は、通気性防
水膜15を背後から固定すると共に空気を通過させるこ
とのできる部材であり、スポンジなどが好適である。こ
れにより、空気取入孔16の外部から衝撃があっても通
気性防水膜15は剥がれることはない。
【0034】通気性防水膜15は、空気は通すが水は遮
断する役目を持っており本体ケース1に収納された空気
電池11に空気中の酸素を供給して動作させる。通気性
防水膜15があるといっても空気取入孔16は外部から
の影響を受けにくい所に設定することが好ましく、この
ため、前述したように、空気取入孔16は、受信機Rを
腕に装着した状態で、例えば手を洗う時などに水が一番
かかりにくい位置に形成されている。また、この位置に
形成することによって通気性防水膜15もケースのフラ
ットな部分に張ることが可能なため組み立て作業性が良
く、剥がれに対する信頼性面も高くなる。さらに、空気
取入孔16は、外部から内部に直線的に貫通していない
ため、外部から先端が尖ったもの等で通気性防水膜15
を破ったりされることがない。
断する役目を持っており本体ケース1に収納された空気
電池11に空気中の酸素を供給して動作させる。通気性
防水膜15があるといっても空気取入孔16は外部から
の影響を受けにくい所に設定することが好ましく、この
ため、前述したように、空気取入孔16は、受信機Rを
腕に装着した状態で、例えば手を洗う時などに水が一番
かかりにくい位置に形成されている。また、この位置に
形成することによって通気性防水膜15もケースのフラ
ットな部分に張ることが可能なため組み立て作業性が良
く、剥がれに対する信頼性面も高くなる。さらに、空気
取入孔16は、外部から内部に直線的に貫通していない
ため、外部から先端が尖ったもの等で通気性防水膜15
を破ったりされることがない。
【0035】図11は、図10のY−Y方向における断
面図である。緩衝部材30は、振動モータ9の軸方向の
押さえを兼ねて使用している。空気取入孔16を、本体
ケース1の突出部3の側部に設けたことは、緩衝部材3
0をスペース効率でみて有効利用していることであり、
このことも受信機Rを小型化する点で極めて大きな効果
を有する。
面図である。緩衝部材30は、振動モータ9の軸方向の
押さえを兼ねて使用している。空気取入孔16を、本体
ケース1の突出部3の側部に設けたことは、緩衝部材3
0をスペース効率でみて有効利用していることであり、
このことも受信機Rを小型化する点で極めて大きな効果
を有する。
【0036】図6は、図2におけるA部の詳細図であっ
て、LED10の周辺を図示している。同図において、
符号17はカバーガラス2に印刷されているインクを、
符号18はカバーガラス2に印刷されていない部分で無
色透明部分をそれぞれ示している。プリント基板8aに
搭載されたLED10が、点灯信号により点灯すると、
カバーガラス2の無色透明部分18を介してLED10
の光が外部に出射する。これにより、使用者は、その光
によって自己宛の受信情報があったことを知ることがで
きる。なお、LED10は、複数の色の発色が可能であ
って、後述する警報駆動回路107が、受信した情報の
内容に応じた点灯信号を出力することにより、その点灯
信号に応じた色で発光する。このため、その光の色によ
って、受信情報のおおよその内容、例えば、緊急連絡あ
るいは通常連絡のいずれであるかなどを使用者に直感さ
せることができる。また、カバーガラス2は、プリント
基板8aに搭載されている回路内部素子や液晶パネル6
を、外部から加わる衝撃から保護すると共に、防水の役
目も果たしている。
て、LED10の周辺を図示している。同図において、
符号17はカバーガラス2に印刷されているインクを、
符号18はカバーガラス2に印刷されていない部分で無
色透明部分をそれぞれ示している。プリント基板8aに
搭載されたLED10が、点灯信号により点灯すると、
カバーガラス2の無色透明部分18を介してLED10
の光が外部に出射する。これにより、使用者は、その光
によって自己宛の受信情報があったことを知ることがで
きる。なお、LED10は、複数の色の発色が可能であ
って、後述する警報駆動回路107が、受信した情報の
内容に応じた点灯信号を出力することにより、その点灯
信号に応じた色で発光する。このため、その光の色によ
って、受信情報のおおよその内容、例えば、緊急連絡あ
るいは通常連絡のいずれであるかなどを使用者に直感さ
せることができる。また、カバーガラス2は、プリント
基板8aに搭載されている回路内部素子や液晶パネル6
を、外部から加わる衝撃から保護すると共に、防水の役
目も果たしている。
【0037】このように液晶パネル6やLED10をカ
バーガラス2によって覆うことにより、他の本体内部部
品と同様、カバーガラス2と本体ケース1との間の1ヶ
所のみを防水構造にすることによって、カバーガラス2
の下部の各種部品の防水が可能になる。仮に、カバーガ
ラス2の下部以外の場所にLED10を配置した場合に
は、本体ケース1に開口部を設け、さらにその開口部を
別の新たな防水構造にする必要が生じる。かかる場合と
比較して、受信機Rを構成する上で防水構造用の部品を
減少させることができるので、装置の小型化を図ること
ができると共に、防水構造用の部品やその取り付けコス
トを低減することができる。
バーガラス2によって覆うことにより、他の本体内部部
品と同様、カバーガラス2と本体ケース1との間の1ヶ
所のみを防水構造にすることによって、カバーガラス2
の下部の各種部品の防水が可能になる。仮に、カバーガ
ラス2の下部以外の場所にLED10を配置した場合に
は、本体ケース1に開口部を設け、さらにその開口部を
別の新たな防水構造にする必要が生じる。かかる場合と
比較して、受信機Rを構成する上で防水構造用の部品を
減少させることができるので、装置の小型化を図ること
ができると共に、防水構造用の部品やその取り付けコス
トを低減することができる。
【0038】また、図1からわかるように、LED10
は液晶パネル6とスイッチボタン部5a、5bとの間に
配置されている。このため、視認性に優れており、使用
者は、視線を殆ど移動させることなく、LED10によ
る受信情報の着信確認、液晶パネル6による受信情報の
内容確認、およびスイッチボタン部5a,5bの操作と
いう連続した行為を行うことができる。同時に、周囲が
暗い時でも、点灯信号によりLED10が点灯すること
によって、何らかの情報が報知されていることを知るこ
とができる。また、LED10は、その斜め下にスイッ
チボタン部5a、5bが位置することを容易に連想させ
る場所に位置し、しかも、LED10の光が周囲の液晶
パネル6やスイッチボタン部5a,5bを照らす。この
ため、液晶パネル6による受信情報を容易に確認するこ
とができ、また、夜間等においてスイッチボタン部5
a,5bの位置がはっきりわからない状況であって、報
知がされた時に振動モータ9の振動を止めたい場合に
は、LED10の点灯を頼りにスイッチボタン部5aな
いし5bを容易かつ確実に操作できる。
は液晶パネル6とスイッチボタン部5a、5bとの間に
配置されている。このため、視認性に優れており、使用
者は、視線を殆ど移動させることなく、LED10によ
る受信情報の着信確認、液晶パネル6による受信情報の
内容確認、およびスイッチボタン部5a,5bの操作と
いう連続した行為を行うことができる。同時に、周囲が
暗い時でも、点灯信号によりLED10が点灯すること
によって、何らかの情報が報知されていることを知るこ
とができる。また、LED10は、その斜め下にスイッ
チボタン部5a、5bが位置することを容易に連想させ
る場所に位置し、しかも、LED10の光が周囲の液晶
パネル6やスイッチボタン部5a,5bを照らす。この
ため、液晶パネル6による受信情報を容易に確認するこ
とができ、また、夜間等においてスイッチボタン部5
a,5bの位置がはっきりわからない状況であって、報
知がされた時に振動モータ9の振動を止めたい場合に
は、LED10の点灯を頼りにスイッチボタン部5aな
いし5bを容易かつ確実に操作できる。
【0039】図12は、LED10の上方のカバーガラ
ス2の断面図を示している。カバーガラス2には、LE
D10の直上に位置する一部が外側に盛り上がった突出
部2aが形成されている。この突出部2aは、レンズ効
果を有し、LED10の光を分散させるので、使用者
は、受信機Rを斜めから見ても確実に報知のあったこと
を知ることができる。また、突出部2aがLED10の
光を散らして周囲の液晶パネル6やスイッチボタン部5
a,5bを照らすため、周囲が暗いときでも、受信情報
の内容確認やスイッチ操作を確実かつ容易にする。
ス2の断面図を示している。カバーガラス2には、LE
D10の直上に位置する一部が外側に盛り上がった突出
部2aが形成されている。この突出部2aは、レンズ効
果を有し、LED10の光を分散させるので、使用者
は、受信機Rを斜めから見ても確実に報知のあったこと
を知ることができる。また、突出部2aがLED10の
光を散らして周囲の液晶パネル6やスイッチボタン部5
a,5bを照らすため、周囲が暗いときでも、受信情報
の内容確認やスイッチ操作を確実かつ容易にする。
【0040】図13はスイッチボタン部5a,5bの構
造を示す断面図である(同図では、代表してスイッチボ
タン部5aを示している)。スイッチボタン部5a,5
bは、フロントボタン(スイッチボタン)20と、フロ
ントボタン20の押し力を適正にするためのコイルばね
21と、フロントボタンの抜け防止のための止め輪22
と、導電性ゴム23とをそれぞれ備えている。このスイ
ッチボタン部5a,5bは、それぞれ、同図のC方向か
ら力が加わると、最初にフロントボタン20が押され、
これに伴い、さらに導電ゴム23が押されてプリント基
板8aに形成されている2つのパターン(図示せず)が
互いに接触することによって、スイッチのオン動作と同
じ機能を発揮する。
造を示す断面図である(同図では、代表してスイッチボ
タン部5aを示している)。スイッチボタン部5a,5
bは、フロントボタン(スイッチボタン)20と、フロ
ントボタン20の押し力を適正にするためのコイルばね
21と、フロントボタンの抜け防止のための止め輪22
と、導電性ゴム23とをそれぞれ備えている。このスイ
ッチボタン部5a,5bは、それぞれ、同図のC方向か
ら力が加わると、最初にフロントボタン20が押され、
これに伴い、さらに導電ゴム23が押されてプリント基
板8aに形成されている2つのパターン(図示せず)が
互いに接触することによって、スイッチのオン動作と同
じ機能を発揮する。
【0041】このように、フロントボタン20が前面に
配置されているため、受信機Rは、その操作性に優れて
いる。さらに、フロントボタン20が本体ケース1の側
面に配置されていないので、スロットアンテナ7を本体
ケース1の側面内側の周囲に沿って配置することができ
る(図3参照)。このため、本体ケース1の側面に操作
スイッチを配置した場合と比較すると、アンテナサイズ
を大きくすることができるので、受信感度を向上させる
ことができる。加えて、スロットアンテナ7に孔を開け
たりしてアンテナ性能を低下させるようなことがないの
で、スロットアンテナ7は、優れたアンテナ特性を有す
ることができる。なお、本体ケース1内部に周回するア
ンテナは、スロットアンテナのほかにも、ループアンテ
ナ、ダイポールアンテナ、逆Fアンテナなどどのような
ものであっても、本実施形態のごとく構成することで良
好な特性を確保できる。
配置されているため、受信機Rは、その操作性に優れて
いる。さらに、フロントボタン20が本体ケース1の側
面に配置されていないので、スロットアンテナ7を本体
ケース1の側面内側の周囲に沿って配置することができ
る(図3参照)。このため、本体ケース1の側面に操作
スイッチを配置した場合と比較すると、アンテナサイズ
を大きくすることができるので、受信感度を向上させる
ことができる。加えて、スロットアンテナ7に孔を開け
たりしてアンテナ性能を低下させるようなことがないの
で、スロットアンテナ7は、優れたアンテナ特性を有す
ることができる。なお、本体ケース1内部に周回するア
ンテナは、スロットアンテナのほかにも、ループアンテ
ナ、ダイポールアンテナ、逆Fアンテナなどどのような
ものであっても、本実施形態のごとく構成することで良
好な特性を確保できる。
【0042】図14は、図1における本体ケース1の裏
面の外観図であって、裏蓋構造を示している。同図に示
すように、本体ケース1の裏面側には、裏蓋24と、裏
蓋24に嵌合しプラスチック部材で構成された電池蓋2
5が設けられている。図15は、図14のR−Rにおけ
る断面図であり、電池蓋25の凸部25a,25bがそ
れぞれ裏蓋24の凹部24a,24bに嵌合している。
同図では電池蓋25に凸部25a,25bを設け裏蓋2
4には凹部24a,24bを設けて嵌合させているが、
逆に電池蓋25に凹部を設け裏蓋24に凸部を設けても
同様の効果がある。
面の外観図であって、裏蓋構造を示している。同図に示
すように、本体ケース1の裏面側には、裏蓋24と、裏
蓋24に嵌合しプラスチック部材で構成された電池蓋2
5が設けられている。図15は、図14のR−Rにおけ
る断面図であり、電池蓋25の凸部25a,25bがそ
れぞれ裏蓋24の凹部24a,24bに嵌合している。
同図では電池蓋25に凸部25a,25bを設け裏蓋2
4には凹部24a,24bを設けて嵌合させているが、
逆に電池蓋25に凹部を設け裏蓋24に凸部を設けても
同様の効果がある。
【0043】図16は、硬貨Kを使用して電池蓋25を
開けている状態を示している。この裏蓋構造は、図15
に示すように、電池蓋25の凸部25cと裏蓋24との
隙間26に硬貨Kを入れてこじ開けることによって電池
蓋25を開けることができるようになっている。電池蓋
25を閉じる場合には電池蓋25を裏蓋24に押し込む
ことによって行う。このように、特殊な工具等を使用せ
ずに電池蓋25の開閉が可能なため、電池交換を容易に
行うことができる。
開けている状態を示している。この裏蓋構造は、図15
に示すように、電池蓋25の凸部25cと裏蓋24との
隙間26に硬貨Kを入れてこじ開けることによって電池
蓋25を開けることができるようになっている。電池蓋
25を閉じる場合には電池蓋25を裏蓋24に押し込む
ことによって行う。このように、特殊な工具等を使用せ
ずに電池蓋25の開閉が可能なため、電池交換を容易に
行うことができる。
【0044】図17は、図15におけるD部の詳細図で
あり、符号28は、電池蓋25の外周に形成されたゴム
部材である。このゴム部材28によって防水性を持たせ
ることが可能になると共に、電池蓋25と一体となって
いるため、別体のOリングパッキンなどで防水構造にす
る場合に比べて、電池蓋25の開閉操作でねじってしま
ったり、なくしてしまうおそれがない。また、本実施形
態によれば、電池交換時には電池蓋25のみが取り外さ
れる構成のため、図2における端部面13bのように本
体ケース1の側部を斜めにカットすることが可能であ
り、より腕時計の姿に近い外形形状を実現できる。
あり、符号28は、電池蓋25の外周に形成されたゴム
部材である。このゴム部材28によって防水性を持たせ
ることが可能になると共に、電池蓋25と一体となって
いるため、別体のOリングパッキンなどで防水構造にす
る場合に比べて、電池蓋25の開閉操作でねじってしま
ったり、なくしてしまうおそれがない。また、本実施形
態によれば、電池交換時には電池蓋25のみが取り外さ
れる構成のため、図2における端部面13bのように本
体ケース1の側部を斜めにカットすることが可能であ
り、より腕時計の姿に近い外形形状を実現できる。
【0045】次に、受信機Rの電気回路について説明す
る。
る。
【0046】図18は、受信機Rの回路構成を示すブロ
ック図である。同図に示すように、受信機Rは、前述し
たスロットアンテナ7と、無線周波数を送受信するため
の送受信無線部102と、受信信号の波形を整形する波
形整形回路103と、後述する制御部105において比
較される固有呼び出し信号が記録されているP−ROM
(プログラマブル・リードオンリーメモリ)106と、
受信情報が記憶されていることを伝達するための警報駆
動回路107と、ブザー、LED10または振動モータ
9などから構成される警報装置108と、無線機Rを操
作するための前述したスイッチボタン部5a,5bから
構成される外部操作部113と、前述した液晶パネル6
と、これらの各部各回路を統括的に制御すると共に受信
情報を処理するメッセージ処理部114とを備えてい
る。メッセージ処理部114は、送受信無線部102お
よび波形整形回路103に対する電力供給を制御する電
源制御回路104と、電源制御回路104を制御すると
共に受信情報を処理する制御部105と、受信情報など
を一時的に記憶するRAM109と、制御部105で処
理された受信情報を液晶パネル6に表示させるLCD駆
動回路110と、LCD駆動回路110の制御に用いら
れるクロック信号を送出するための発振回路111とを
備えている。
ック図である。同図に示すように、受信機Rは、前述し
たスロットアンテナ7と、無線周波数を送受信するため
の送受信無線部102と、受信信号の波形を整形する波
形整形回路103と、後述する制御部105において比
較される固有呼び出し信号が記録されているP−ROM
(プログラマブル・リードオンリーメモリ)106と、
受信情報が記憶されていることを伝達するための警報駆
動回路107と、ブザー、LED10または振動モータ
9などから構成される警報装置108と、無線機Rを操
作するための前述したスイッチボタン部5a,5bから
構成される外部操作部113と、前述した液晶パネル6
と、これらの各部各回路を統括的に制御すると共に受信
情報を処理するメッセージ処理部114とを備えてい
る。メッセージ処理部114は、送受信無線部102お
よび波形整形回路103に対する電力供給を制御する電
源制御回路104と、電源制御回路104を制御すると
共に受信情報を処理する制御部105と、受信情報など
を一時的に記憶するRAM109と、制御部105で処
理された受信情報を液晶パネル6に表示させるLCD駆
動回路110と、LCD駆動回路110の制御に用いら
れるクロック信号を送出するための発振回路111とを
備えている。
【0047】なお、これらの構成要素のうち、送受信無
線部102及び波形整形回路103は、図2におけるI
C153およびチップ素子152,155に相当し、メ
ッセージ処理部114およびP−ROM106はモール
ド体150に相当し、警報駆動回路107はチップ素子
151に相当する。
線部102及び波形整形回路103は、図2におけるI
C153およびチップ素子152,155に相当し、メ
ッセージ処理部114およびP−ROM106はモール
ド体150に相当し、警報駆動回路107はチップ素子
151に相当する。
【0048】この受信機Rでは、所定の回線周波数で送
信されてくる信号が、スロットアンテナ7を介して送受
信無線部102で復調され、波形整形回路103で矩形
波に変換される。この波形整形回路103および送受信
無線部102に対しては、制御部105および電源制御
回路104による制御に基づいて、信号を受信している
時間に限って電力が供給される。制御部105は、かか
る電力供給を管理するためのバッテリーセイビングタイ
ミング信号を発生し、電源制御回路104を制御すると
共に、受信信号とのビット同期およびフレーム同期を行
う。さらに、制御部105は、P−ROM106に記録
されている固有呼び出し信号と、波形整形回路103か
ら供給される受信信号との比較を誤り制御付きで行うと
共に、記録されている固有呼び出し信号が呼び出された
か否かの判定を行う。また、制御部105は、水晶など
の基準信号源である発振回路111からの信号を計測す
る計測機能も有する。
信されてくる信号が、スロットアンテナ7を介して送受
信無線部102で復調され、波形整形回路103で矩形
波に変換される。この波形整形回路103および送受信
無線部102に対しては、制御部105および電源制御
回路104による制御に基づいて、信号を受信している
時間に限って電力が供給される。制御部105は、かか
る電力供給を管理するためのバッテリーセイビングタイ
ミング信号を発生し、電源制御回路104を制御すると
共に、受信信号とのビット同期およびフレーム同期を行
う。さらに、制御部105は、P−ROM106に記録
されている固有呼び出し信号と、波形整形回路103か
ら供給される受信信号との比較を誤り制御付きで行うと
共に、記録されている固有呼び出し信号が呼び出された
か否かの判定を行う。また、制御部105は、水晶など
の基準信号源である発振回路111からの信号を計測す
る計測機能も有する。
【0049】この場合、呼び出しが確認されると、固有
呼び出し信号に続いて、受信情報(メッセージデータ)
が受信され、RAM109に記憶される。そして、警報
駆動回路107を介して、警報装置108により、使用
者に呼び出しがあったことが知らされる。また、RAM
109に記憶されているメッセージは、外部操作部11
3を操作することによって、制御部105を介してLC
D駆動回路110に出力され、LCD駆動回路110
は、発振回路111から出力されたクロック信号に基づ
いて制御されながら受信情報を液晶パネル6に表示させ
る。
呼び出し信号に続いて、受信情報(メッセージデータ)
が受信され、RAM109に記憶される。そして、警報
駆動回路107を介して、警報装置108により、使用
者に呼び出しがあったことが知らされる。また、RAM
109に記憶されているメッセージは、外部操作部11
3を操作することによって、制御部105を介してLC
D駆動回路110に出力され、LCD駆動回路110
は、発振回路111から出力されたクロック信号に基づ
いて制御されながら受信情報を液晶パネル6に表示させ
る。
【0050】図19は、図18における警報駆動回路1
07より出力される警報装置駆動信号の信号波形図を示
したものである。ここで、警報装置108には、振動装
置として振動モータ9を用いている。制御部105が受
信符号を自身当ての符号と読みとった場合、ただちに間
欠の駆動信号200を出力する。駆動信号200は、オ
ン時間t1が3/8秒、オフ時間t2が5/8秒でそれ
ぞれ構成される。そして、警報駆動回路107は、これ
を1サイクルとして8サイクルの駆動信号200を繰り
返して出力する。振動モータ9は、駆動信号200に従
ってオン時間t1のみ回転することによって、使用者に
振動を間欠的に伝える。これにより、使用者は、自己宛
の受信情報があったことを確実に知ることができる。
07より出力される警報装置駆動信号の信号波形図を示
したものである。ここで、警報装置108には、振動装
置として振動モータ9を用いている。制御部105が受
信符号を自身当ての符号と読みとった場合、ただちに間
欠の駆動信号200を出力する。駆動信号200は、オ
ン時間t1が3/8秒、オフ時間t2が5/8秒でそれ
ぞれ構成される。そして、警報駆動回路107は、これ
を1サイクルとして8サイクルの駆動信号200を繰り
返して出力する。振動モータ9は、駆動信号200に従
ってオン時間t1のみ回転することによって、使用者に
振動を間欠的に伝える。これにより、使用者は、自己宛
の受信情報があったことを確実に知ることができる。
【0051】また、オン時間t1とオフ時間t2の割合
をこの程度にすることにより、使用者は、駆動信号20
0の始まり部分では気が付かなくても、駆動振動200
の立ち上がりが定期的発生するので、受信情報があった
ことを確実に知ることができる。この場合、1サイクル
におけるオン時間t1のデューティ比を、1/8〜8/
8まで8段階に変更することができ、P−ROM106
の記憶データを変更することによって、好みに応じたデ
ューティー比を容易に設定できる。
をこの程度にすることにより、使用者は、駆動信号20
0の始まり部分では気が付かなくても、駆動振動200
の立ち上がりが定期的発生するので、受信情報があった
ことを確実に知ることができる。この場合、1サイクル
におけるオン時間t1のデューティ比を、1/8〜8/
8まで8段階に変更することができ、P−ROM106
の記憶データを変更することによって、好みに応じたデ
ューティー比を容易に設定できる。
【0052】図20,21は、制御部105で常に観測
している空気電池11の末期時の電圧変化波形202,
204と、振動モータ9の駆動信号200とを対応させ
たものである。この場合、空気電池11の末期時とは、
継続して使用することによって、公称電池容量を使いき
る直前の時期である。例えば、空気電池PR−2330
の公称容量は850mAhであって、この場合、末期時
は700〜800mAhを使いきった時になる。時間T
1は、制御部105において、空気電池11の電池電圧
を検出する時間である。実際には、時間T1は、駆動信
号200を出力し終えた時から8秒間経過したときとし
て予め設定されている。さらに、電圧205は、受信機
が使用できる電池電圧最下限(警告電圧)であって、P
−ROM106において記憶されている。
している空気電池11の末期時の電圧変化波形202,
204と、振動モータ9の駆動信号200とを対応させ
たものである。この場合、空気電池11の末期時とは、
継続して使用することによって、公称電池容量を使いき
る直前の時期である。例えば、空気電池PR−2330
の公称容量は850mAhであって、この場合、末期時
は700〜800mAhを使いきった時になる。時間T
1は、制御部105において、空気電池11の電池電圧
を検出する時間である。実際には、時間T1は、駆動信
号200を出力し終えた時から8秒間経過したときとし
て予め設定されている。さらに、電圧205は、受信機
が使用できる電池電圧最下限(警告電圧)であって、P
−ROM106において記憶されている。
【0053】制御部105は、時間T1において、警告
電圧205と電池電圧202,204とを比較して、電
池電圧202,204が警告電圧205を下回れば、送
受信無線部102の作動を停止させ、この時点で送受信
無線部102は受信不可能となる。
電圧205と電池電圧202,204とを比較して、電
池電圧202,204が警告電圧205を下回れば、送
受信無線部102の作動を停止させ、この時点で送受信
無線部102は受信不可能となる。
【0054】本実施形態のように、駆動信号201のオ
ン時間t1が3/8秒、オフ時間t2が5/8秒とした
場合には、図20に示すように、末期時の電池電圧低下
は約0.03v生じるものの、数秒で元の電池電圧へ復
帰できる。したがって、かかる場合には、時間T1にお
いて、制御部が送受信無線部102の作動を停止させる
ことはない。このように、本実施形態における受信機R
では、図20のごとく間欠的に振動モータ9を駆動させ
ることにより、時間T1において空気電池11の電池電
圧の低下を小さくでき、この結果、空気電池11の電池
容量を有効に使いきることができる。
ン時間t1が3/8秒、オフ時間t2が5/8秒とした
場合には、図20に示すように、末期時の電池電圧低下
は約0.03v生じるものの、数秒で元の電池電圧へ復
帰できる。したがって、かかる場合には、時間T1にお
いて、制御部が送受信無線部102の作動を停止させる
ことはない。このように、本実施形態における受信機R
では、図20のごとく間欠的に振動モータ9を駆動させ
ることにより、時間T1において空気電池11の電池電
圧の低下を小さくでき、この結果、空気電池11の電池
容量を有効に使いきることができる。
【0055】一方、駆動信号203のオン時間を8/8
秒とした場合には、図21に示すように、8秒間の連続
振動となる。かかる場合には、振動モータ9には、60
〜70mAの電流が流れ、空気電池11の内部抵抗の増
大により、電池電圧は一気に0.15vまで低下し、振
動終了後も元の電圧に復帰するまでに5分を要する。ま
た、空気電池11の末期時無負荷における電池電圧は、
約1.1vであり、0.15vの低下は、無視できない
量である。したがって、この場合には、制御部105
は、時間T1において、送受信無線部102の作動を停
止させてしまう。ところが、実際には、時間T1以降に
は空気電池11の電池電圧は警告電圧よりも高い電圧に
復帰する。したがって、図21のような連続した振動モ
ータ9の駆動は、空気電池11を有効に使用していない
ことになる。
秒とした場合には、図21に示すように、8秒間の連続
振動となる。かかる場合には、振動モータ9には、60
〜70mAの電流が流れ、空気電池11の内部抵抗の増
大により、電池電圧は一気に0.15vまで低下し、振
動終了後も元の電圧に復帰するまでに5分を要する。ま
た、空気電池11の末期時無負荷における電池電圧は、
約1.1vであり、0.15vの低下は、無視できない
量である。したがって、この場合には、制御部105
は、時間T1において、送受信無線部102の作動を停
止させてしまう。ところが、実際には、時間T1以降に
は空気電池11の電池電圧は警告電圧よりも高い電圧に
復帰する。したがって、図21のような連続した振動モ
ータ9の駆動は、空気電池11を有効に使用していない
ことになる。
【0056】次に、受信機Rの他の実施形態について、
図22〜27を参照して説明する。なお、前述した実施
形態における構成要素と同一のものについては、同一の
符号を使用し、詳細説明は省略する。
図22〜27を参照して説明する。なお、前述した実施
形態における構成要素と同一のものについては、同一の
符号を使用し、詳細説明は省略する。
【0057】図22は、LED10の点灯による光を液
晶パネル6のバックライトに兼用する受信機R1の実施
形態を示している。同図に示すように、受信機R1は、
液晶パネル6の下方に、透明なアクリル樹脂によって形
成され、LED10の点灯による光を導くための導光板
(第1の導光手段)221と、LED10の光を導光板
221に反射させる反射板222とを備えている。な
お、同図中の符号223は、導電性ゴムであって、プリ
ント基板8aと液晶パネル6のそれぞれのグランド電位
を同電位にしている。
晶パネル6のバックライトに兼用する受信機R1の実施
形態を示している。同図に示すように、受信機R1は、
液晶パネル6の下方に、透明なアクリル樹脂によって形
成され、LED10の点灯による光を導くための導光板
(第1の導光手段)221と、LED10の光を導光板
221に反射させる反射板222とを備えている。な
お、同図中の符号223は、導電性ゴムであって、プリ
ント基板8aと液晶パネル6のそれぞれのグランド電位
を同電位にしている。
【0058】導光板221は、図23に示すように、L
ED10側の一端に窪み部224が形成されており、L
ED10の光の入射効率を向上させている。また、導光
板221は、その底面があれた状態に形成され、図24
に示すように、入力したLED10の光を底面で乱反射
させて導光板の奥側(同図の右側)に導くと共に、表面
側から上方に向けて光を反射させる。これにより、導光
板221は、液晶パネル6を裏から照明し、液晶用のバ
ックライトとして機能する。なお、この場合にあって
も、カバーガラス2におけるLED10の真上の部位か
らもLED10の光が出射し、LED10による受信情
報の着信報知が行われる。また、導光板221は、底面
にアルミニウムを蒸着することによって反射機能を有す
るように構成してもよい。
ED10側の一端に窪み部224が形成されており、L
ED10の光の入射効率を向上させている。また、導光
板221は、その底面があれた状態に形成され、図24
に示すように、入力したLED10の光を底面で乱反射
させて導光板の奥側(同図の右側)に導くと共に、表面
側から上方に向けて光を反射させる。これにより、導光
板221は、液晶パネル6を裏から照明し、液晶用のバ
ックライトとして機能する。なお、この場合にあって
も、カバーガラス2におけるLED10の真上の部位か
らもLED10の光が出射し、LED10による受信情
報の着信報知が行われる。また、導光板221は、底面
にアルミニウムを蒸着することによって反射機能を有す
るように構成してもよい。
【0059】このように、この受信機R1では、LED
10の光を液晶パネル6のバックライトに用いるため、
その光を有効に利用することができ、この結果、受信機
R1の消費電流を低減することができる。また、導光板
221が、LED10の光を液晶パネル6の裏面に導く
ため、バックライトとして最も有効に利用することがで
きる。さらに、LED10の色を変えることによって、
多様な色のバックライトを構成することができる。
10の光を液晶パネル6のバックライトに用いるため、
その光を有効に利用することができ、この結果、受信機
R1の消費電流を低減することができる。また、導光板
221が、LED10の光を液晶パネル6の裏面に導く
ため、バックライトとして最も有効に利用することがで
きる。さらに、LED10の色を変えることによって、
多様な色のバックライトを構成することができる。
【0060】次に、LED10の光をフロントボタンを
介して出射するように構成した受信機R2について、図
25,26を参照して説明する。図26に示すように、
この受信機R2では、LED10がフロントボタン23
1の下方に配置されている。フロントボタン231は、
透明なアクリル樹脂で形成されており、LED10に対
向する部位には、窪み部232が形成されている。ま
た、フロントボタン231の表面には、図25に示すよ
うに、スイッチボタンの操作内容を表示する操作表示部
233が形成されている。操作表示部233は、例え
ば、インクの塗布や、ラベルの張り付けなどによって、
透明なフロントボタン231の操作表示部233以外の
部分を不透明にすることによって形成されているが、こ
れに限られない。例えば、有色の樹脂と無色の樹脂とを
混合させて成形してもよいし、操作表示部233を彫刻
によって形成してもよい。さらに、フロントボタン23
1を透かし彫りによって形成してもよいし、操作表示部
233を不透明にし、かつ他の部分を透明にすることに
よって構成してもよい。また、操作表示部233は、文
字に限らず、絵柄や文字以外の記号などで構成してもよ
い。操作表示部233を成形によって形成する場合に
は、国内用と外国用と区別することなく同一の成形型で
製造することができるのでコストダウンを図ることがで
きると共に、多様の操作内容を使用者に直感させること
ができる。
介して出射するように構成した受信機R2について、図
25,26を参照して説明する。図26に示すように、
この受信機R2では、LED10がフロントボタン23
1の下方に配置されている。フロントボタン231は、
透明なアクリル樹脂で形成されており、LED10に対
向する部位には、窪み部232が形成されている。ま
た、フロントボタン231の表面には、図25に示すよ
うに、スイッチボタンの操作内容を表示する操作表示部
233が形成されている。操作表示部233は、例え
ば、インクの塗布や、ラベルの張り付けなどによって、
透明なフロントボタン231の操作表示部233以外の
部分を不透明にすることによって形成されているが、こ
れに限られない。例えば、有色の樹脂と無色の樹脂とを
混合させて成形してもよいし、操作表示部233を彫刻
によって形成してもよい。さらに、フロントボタン23
1を透かし彫りによって形成してもよいし、操作表示部
233を不透明にし、かつ他の部分を透明にすることに
よって構成してもよい。また、操作表示部233は、文
字に限らず、絵柄や文字以外の記号などで構成してもよ
い。操作表示部233を成形によって形成する場合に
は、国内用と外国用と区別することなく同一の成形型で
製造することができるのでコストダウンを図ることがで
きると共に、多様の操作内容を使用者に直感させること
ができる。
【0061】この受信機R2では、LED10の光が窪
み部232によって効率的に集光される。一方、集光さ
れた光は、フロントボタン231内を透過し、本体ケー
ス1の外部に向かって出射する。この際、操作表示部2
33において、光が透過(または遮光)されることによ
って、受信情報の着信を知ることができると共に、操作
スイッチ部5a,5bの操作内容が一目で理解され、か
つ、周囲が暗い場合でもフロントボタン231の位置を
直ちに知ることができ、これにより、スイッチ操作を確
実に行うことができる。なお、この場合、フロントボタ
ン231自身が、本発明における第2の導光手段を構成
するが、これに限らず、光を導光させるための他の構成
を適宜採用することができる。
み部232によって効率的に集光される。一方、集光さ
れた光は、フロントボタン231内を透過し、本体ケー
ス1の外部に向かって出射する。この際、操作表示部2
33において、光が透過(または遮光)されることによ
って、受信情報の着信を知ることができると共に、操作
スイッチ部5a,5bの操作内容が一目で理解され、か
つ、周囲が暗い場合でもフロントボタン231の位置を
直ちに知ることができ、これにより、スイッチ操作を確
実に行うことができる。なお、この場合、フロントボタ
ン231自身が、本発明における第2の導光手段を構成
するが、これに限らず、光を導光させるための他の構成
を適宜採用することができる。
【0062】また、図27に示すような構成にすること
によって、LED10の光をフロントボタン241とカ
バーガラス2の両者から出射させることもできる。この
受信機R3は、LED10の光をカバーガラス2を介し
てフロントボタン241の方向に反射させる反射板24
2を備え、フロントボタン241の底面が光を反射する
ように反射膜が形成されている。この受信機R3では、
LED10の光が真上に配置されているカバーガラス2
を介して直接視認することができる。また、反射板24
2で反射した光がカバーガラス2を介してフロントボタ
ン241に入射する。そして、入射した一部の光がフロ
ントボタンの表面から出射すると共に、一部が反射し、
底面で再び反射して表面から出射する。これらを繰り返
すことによって、LED10からの光は、裏面側からフ
ロントボタン241を照射する。このように、この受信
機R3でも、LED10の光が、カバーガラス2とフロ
ントボタン241の両者から出射されるので、受信情報
の着信を知ることができると共に、操作内容が一目で理
解され、かつ、周囲が暗い場合でもフロントボタン24
1の位置を直ちに知ることができ、これにより、スイッ
チ操作を確実に行うことができる。また、この受信機R
3では、受信機R2と比較して、フロントボタン241
を薄く形成することができるので、フロントボタン24
1の下方のスペースを有効に使用することができる。な
お、この実施形態においても、操作表示部233をフロ
ントボタン241に形成してもよい。この実施形態で
は、反射板241およびカバーガラス2が、本発明にお
ける第2の導光手段を構成する。
によって、LED10の光をフロントボタン241とカ
バーガラス2の両者から出射させることもできる。この
受信機R3は、LED10の光をカバーガラス2を介し
てフロントボタン241の方向に反射させる反射板24
2を備え、フロントボタン241の底面が光を反射する
ように反射膜が形成されている。この受信機R3では、
LED10の光が真上に配置されているカバーガラス2
を介して直接視認することができる。また、反射板24
2で反射した光がカバーガラス2を介してフロントボタ
ン241に入射する。そして、入射した一部の光がフロ
ントボタンの表面から出射すると共に、一部が反射し、
底面で再び反射して表面から出射する。これらを繰り返
すことによって、LED10からの光は、裏面側からフ
ロントボタン241を照射する。このように、この受信
機R3でも、LED10の光が、カバーガラス2とフロ
ントボタン241の両者から出射されるので、受信情報
の着信を知ることができると共に、操作内容が一目で理
解され、かつ、周囲が暗い場合でもフロントボタン24
1の位置を直ちに知ることができ、これにより、スイッ
チ操作を確実に行うことができる。また、この受信機R
3では、受信機R2と比較して、フロントボタン241
を薄く形成することができるので、フロントボタン24
1の下方のスペースを有効に使用することができる。な
お、この実施形態においても、操作表示部233をフロ
ントボタン241に形成してもよい。この実施形態で
は、反射板241およびカバーガラス2が、本発明にお
ける第2の導光手段を構成する。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、報知
手段を情報表示手段と操作スイッチの間に配置したの
で、使用者は、報知手段による受信報知の確認、情報表
示手段による情報内容の確認および操作スイッチの操作
を容易に行うことができる。また、報知手段が点灯する
ことによって、操作スイッチの位置を直ちに知ることが
できるため、操作に不慣れな使用者でも、スイッチ操作
を確実に行うことができる。
手段を情報表示手段と操作スイッチの間に配置したの
で、使用者は、報知手段による受信報知の確認、情報表
示手段による情報内容の確認および操作スイッチの操作
を容易に行うことができる。また、報知手段が点灯する
ことによって、操作スイッチの位置を直ちに知ることが
できるため、操作に不慣れな使用者でも、スイッチ操作
を確実に行うことができる。
【0064】さらに、報知手段が液晶パネルのバックラ
イトとして機能するため、別個独立したバックライト用
照明手段を用いる場合と比較して、消費電流の低減を図
ることができる。
イトとして機能するため、別個独立したバックライト用
照明手段を用いる場合と比較して、消費電流の低減を図
ることができる。
【図1】本実施形態に係る腕時計型無線選択呼出受信機
の外観図である。
の外観図である。
【図2】図1のX−X線における断面図である。
【図3】図1の本体ケース1の表面を取り去った内部構
成図である。
成図である。
【図4】図3において、振動モータを3時の位置に配置
した例である。
した例である。
【図5】空気取入孔を示した図3におけるB部詳細図で
ある。
ある。
【図6】LEDの配置に関し、図2のA部詳細図であ
る。
る。
【図7】腕装着時の受信機位置と、水分を受ける可能性
のある方向を示した図である。
のある方向を示した図である。
【図8】空気取入れ孔部付近を拡大した図である。
【図9】(a)は、空気取入れ孔の開口部を示す図であ
り、(b)は、他の実施形態の開口部を示す図である。
り、(b)は、他の実施形態の開口部を示す図である。
【図10】通気性防水膜付近を拡大した図である。
【図11】図10のY−Y方向の断面図である。
【図12】LEDの真上の部分付近のカバーガラスの断
面図である。
面図である。
【図13】本実施形態に係るスイッチボタン部の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図14】本実施形態に係る電池蓋と裏蓋が嵌合してい
る状態の本体ケースの裏面図である。
る状態の本体ケースの裏面図である。
【図15】図14のR−Rにおける断面図である。
【図16】電池蓋を硬貨を用いて開ける場合の外観図で
ある。
ある。
【図17】図15のD部詳細図である。
【図18】本実施形態に係る腕時計型無線選択呼出受信
機の回路構成を示すブロック図である。
機の回路構成を示すブロック図である。
【図19】警報駆動回路から出力される警報装置駆動信
号の信号波形図である。
号の信号波形図である。
【図20】制御部で常に観測している空気電池の末期時
の電圧変化と駆動信号とを対応させた信号波形図であ
る。
の電圧変化と駆動信号とを対応させた信号波形図であ
る。
【図21】制御部で常に観測している空気電池の末期時
の電圧変化と駆動信号とを対応させた信号波形図であ
る。
の電圧変化と駆動信号とを対応させた信号波形図であ
る。
【図22】他の実施形態に係る腕時計型無線選択呼出受
信機の断面図である。
信機の断面図である。
【図23】図22におけるLED周辺を示す平面図であ
る。
る。
【図24】LEDおよび導光板周辺の側面図である。
【図25】フロントボタンの平面図である。
【図26】他の実施形態に係る腕時計型無線選択呼出受
信機の断面図である。
信機の断面図である。
【図27】他の実施形態に係る腕時計型無線選択呼出受
信機の断面図である。
信機の断面図である。
1 本体ケース 2 カバーガラス 5a スイッチボタン部 5b スイッチボタン部 6 液晶パネル 10 LED 20 フロントボタン 102 送受信無線部 105 制御部 108 警報装置 113 外部操作部 221 導光板 231 フロントボタン 233 操作表示部 241 フロントボタン 242 反射板 R 受信機 R1 受信機 R2 受信機
Claims (9)
- 【請求項1】 情報を受信する無線受信手段を本体ケー
スの内部に備え、前記情報を受信したことを点灯によっ
て報知する報知手段と、前記無線受信手段が受信した情
報の内容を表示する情報表示手段と、前記情報の受信に
対して所定の操作を行うための操作スイッチ手段とが前
記本体ケースの表面側にそれぞれ配置されている携帯用
無線装置であって、 前記報知手段は、前記情報表示手段および前記操作スイ
ッチ手段の間に配置されていることを特徴とする携帯用
無線装置。 - 【請求項2】 前記報知手段および前記情報表示手段を
覆う透明なカバーガラスを備えていることを特徴とする
請求項1記載の携帯用無線装置。 - 【請求項3】 前記カバーガラスにおける前記報知手段
の上方に位置する部位には、外側に突出する突出部が形
成されていることを特徴とする請求項2記載の携帯用無
線装置。 - 【請求項4】 前記情報表示手段は液晶パネルであっ
て、前記報知手段は、前記液晶パネルの下方に配置され
て当該液晶パネルのバックライト機能を兼用することを
特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯用無
線装置。 - 【請求項5】 前記報知手段の点灯による光を導いて前
記液晶パネルの裏面に照射する第1の導光手段を備えて
いることを特徴とする請求項4記載の携帯用無線装置。 - 【請求項6】 前記操作スイッチ手段は、操作面の少な
くとも一部が透明に形成されたスイッチボタンを備え、
前記本体ケースの内部には、前記情報報知手段の点灯に
よる光を前記スイッチボタンに導くための第2の導光手
段が配設されていることを特徴とする請求項1から5の
いずれかに記載の携帯用無線装置。 - 【請求項7】 前記操作スイッチ手段の操作面には、前
記スイッチボタンの前記透明な一部および当該操作面の
不透明部分のいずれかによって当該操作スイッチ手段の
操作内容を表示する操作表示部が形成されていることを
特徴とする請求項6記載の携帯用無線装置。 - 【請求項8】 前記報知手段は、LEDであることを特
徴とする請求項1から7のいずれかに記載の携帯用無線
装置。 - 【請求項9】 前記無線受信手段によって受信された情
報に応じた点灯信号を前記LEDに出力する制御部を備
え、前記LEDは、前記点灯信号に応じた色で発光する
ことを特徴とする請求項8記載の携帯用無線装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7310304A JPH08248153A (ja) | 1995-01-13 | 1995-11-29 | 携帯用無線装置 |
KR1019960000400A KR100390230B1 (en) | 1995-01-13 | 1996-01-11 | Portable radio equipment |
CN96100647A CN1084970C (zh) | 1995-01-13 | 1996-01-12 | 携带式无线装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-4476 | 1995-01-13 | ||
JP447695 | 1995-01-13 | ||
JP7310304A JPH08248153A (ja) | 1995-01-13 | 1995-11-29 | 携帯用無線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08248153A true JPH08248153A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=26338249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7310304A Pending JPH08248153A (ja) | 1995-01-13 | 1995-11-29 | 携帯用無線装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08248153A (ja) |
KR (1) | KR100390230B1 (ja) |
CN (1) | CN1084970C (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002055178A (ja) * | 2000-05-31 | 2002-02-20 | Ricoh Elemex Corp | 充電式携帯時計 |
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