JPH08222328A - 器壁へのハウジングの取付構造 - Google Patents
器壁へのハウジングの取付構造Info
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- JPH08222328A JPH08222328A JP2518695A JP2518695A JPH08222328A JP H08222328 A JPH08222328 A JP H08222328A JP 2518695 A JP2518695 A JP 2518695A JP 2518695 A JP2518695 A JP 2518695A JP H08222328 A JPH08222328 A JP H08222328A
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- Japan
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- bracket
- housing
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
の機器の器壁にブラケットを介して取り付ける際の保持
力を強化することを目的とする。 【構成】 合成樹脂製のハウジングAの外周壁2に差込
み枠3を設け、車体、パネル、電気接続箱その他の機器
の器壁にブラケット7を突設しておき、ブラケット7の
差込みにより、差込み枠3の橋絡部4′に形成した係止
突起5とブラケット7の係止孔6との係合により、ハウ
ジングAが器壁に取付けられる。橋絡部4′はハウジン
グAの外周壁2側に湾曲してブラケット7を外周側へ付
勢する可撓弾性壁として形成されている。
Description
ハウジングを車体、パネル、電気接続箱その他の機器の
器壁に取り付ける構造に関する。
示すようなものがある(特開平5−290918号)。
Aは合成樹脂製の雌コネクタハウジング、Bは同じく合
成樹脂製の端子係止具、Cは雄端子を示し、ハウジング
Aの端子収容室1に雄端子Cを収容係止し、端子係止具
Bにより端子抜けを二重に防止できるようにしたもので
ある。
状の差込み枠3を有し、その橋絡部4にはロック用の係
止突起5が設けられ、一方図示しない電気接続箱の側壁
から係止孔6を有するブラケット7が突設されている。
そこで、図9に示すように、端子係止具Bをハウジング
Aの後部に係止した状態でブラケット7を差込み枠3に
差し込むと、係止突起5と係止孔6とが係合して、ハウ
ジングAが器壁にロック固定される。
は、その加工性、機械的強度、絶縁性およびコストの面
から一般にポリプロピレン(PP)が使用されている。
しかし、ハウジング材料をPPにした場合、図9におい
てF1 方向の力を加えたとき、ブラケット7が差込み枠
3から抜け落ち易い。その理由は、PPの特性上強度
(剛性)が十分でなく、ロック部分が撓み易く、係止突
起5と係止孔6の係合が解除し易いためである。その対
策として、図10において、差込み枠3の高さH1を高
くして橋絡部4の厚みH2 を大にすることが考えられる
が、通常これらの値は標準化されており、H1 を高くし
てH2 の厚みを大にすることはできない。
に鑑みてなされたもので、ハウジングの材料および標準
寸法を変えることなく、ブラケットに対する差込み枠の
保持力を強化できるハウジングの取付構造を提供するこ
とにある。
め、本発明は、請求項1に記載のように、合成樹脂製の
ハウジングの外周壁に差込み枠を設け、車体、パネル、
電気接続箱その他の機器の器壁にブラケットを突設し、
このブラケットを前記差込み枠に挿着して、差込み枠の
橋絡部に形成したロック部とブラケットに形成したロッ
ク受部との係合により、ハウジングを器壁にロックする
取付構造において、前記差込み枠の橋絡部がハウジング
の外周壁側に湾曲して前記ブラケットを外周側へ付勢す
る可撓弾性壁として形成されていることを特徴とする。
前記ロック部は前記可撓弾性壁の中央部に突設した支持
片とその自由端部に設けた係止突起で構成し(請求項
2)、この支持片は前記ブラケットの挿入側に向けて突
設するのが好ましい(請求項3)。
たブラケットには可撓弾性壁(橋絡部)により常時ハウ
ジング外周壁側に押し付ける力が作用し、保持力が強化
される。また、ハウジングに対して引き抜き方向の力が
作用したときには、可撓弾性壁が持ち上げられるが、も
ともと外周壁側に湾曲しているため、引き抜きには逆方
向に撓ませる反撥力が必要であり、従来よりもはるかに
強い力を要するから、標準寸法を変えずに強い保持力が
得られる。また、請求項2および3に記載のように、可
撓弾性壁のブラケットに対するロック部を支持片を介し
て設けると、設計の自由度増大と同時に上記引き抜き方
向に外力が作用したときに橋絡部である可撓弾性壁が直
接損傷するのを防止することができる。
ウジングの斜視図、図2は図1の差込み枠部の平面図、
図3は図2のY方向の矢視図、図4は図2のa−a線断
面図である。図1〜図4において、雌コネクタハウジン
グAの下部外周壁2にチャンネル状の差込み枠3を設
け、係止孔6を有するブラケット7を挿入してロックす
るようにしたのは従来と同様である。本発明では、差込
み枠3の橋絡部4′が外周壁2側に湾曲した可撓弾性壁
として形成され、この可撓弾性壁4′には同様にブラケ
ット7に対するロック部としての係止突起5が設けられ
ている。
H1 ′および可撓弾性壁4′の両側の基端部4aの厚さ
H2 ′はそれぞれ図10に示す従来例と同じであり、前
記と同じ標準寸法に形成されている。可撓弾性壁4′は
差込み枠3の両側の側枠3aからブリッジ状に形成さ
れ、その中央には支持片4bがブラケット7の挿入側に
向けてT字状に突設され、その自由端部に係止突起5が
設けられている。係止突起5の先端部にはブラケット7
に対する先細の挿入案内斜面5aが形成されている。
ラケット7を差込み枠3に差し込むと、その先端が係止
突起5の挿入案内面5aに接触して外周壁2側へ撓んだ
可撓弾性壁4′を外側に押し上げるようにして進入す
る。そして、係止孔6が係止突起5を通過すると同時に
可撓弾性壁4′が弾性復帰し、係止突起5が係止孔6に
進入し、ハウジングAはブラケット7にロックされる。
撓弾性壁4′により外周壁2側へ弾性的に押し付けら
れ、外周壁2との間に挟持された状態となる。また、ブ
ラケット7に引き抜き方向の力が作用したときは、可撓
弾性壁4′の弾圧力に抗してこれを押し拡げるようにし
ないと、係止突起5と係止孔6の係合が解除されないか
ら、容易には外れない。なお、ブラケット7の差込み枠
3への挿入に際し、係止突起5が支持片4bを介して設
けられているので、本実施例の場合には支持片4b,可
撓弾性壁4′の順で外周壁2から離れる方向に変位する
から、挿入作業が円滑に行われる。
対するロック部としての係止突起5を支持片4bを介し
て設けた例について説明したが、係止突起5を橋絡部で
ある可撓弾性壁4′の内面に直接設けるようにしてもよ
い。また、ハウジングAは電気コネクタ用のハウジング
に限定されず、ヒューズボックスや電気接続箱などの各
種電気機器における合成樹脂製のハウジングまたはケー
スの場合にも同様に適用される。
脂製のハウジングの外周壁に差込み枠を設け、車体、パ
ネル、電気接続箱その他の機器の器壁にブラケットを突
設し、このブラケットを前記差込み枠に挿着して、差込
み枠の橋絡部に形成したロック部とブラケットに形成し
たロック受部との係合により、ハウジングを器壁にロッ
クする取付構造において、前記差込み枠の橋絡部がハウ
ジングの外周壁側に湾曲して前記ブラケットを外周側へ
付勢する可撓弾性壁として形成されているものであるか
ら、従来の標準寸法を変えずにブラケットに対する保持
力が強化され、容易には外れない取付構造を提供するこ
とができる。
の斜視図である。
ある。
である。
た斜視図である。
図である。
ある。
は、その加工性、機械的強度、絶縁性およびコストの面
から一般にポリプロピレン(PP)が使用されている。
しかし、ハウジング材料をPPにした場合、図9におい
てF方向の力を加えたとき、ブラケット7が差込み枠3
から抜け落ち易い。その理由は、PPの特性上強度(剛
性)が十分でなく、ロック部分が撓み易く、係止突起5
と係止孔6の係合が解除し易いためである。その対策と
して、図10において、差込み枠3の高さH1を高くし
て橋絡部4の厚みH2を大にすることが考えられるが、
通常これらの値は標準化されており、H1を高くしてH
2の厚みを大にすることはできない。
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂製のハウジングの外周壁に差込
み枠を設け、車体、パネル、電気接続箱その他の機器の
器壁にブラケットを突設し、このブラケットを前記差込
み枠に挿着して、差込み枠の橋絡部に形成したロック部
とブラケットに形成したロック受部との係合により、ハ
ウジングを器壁にロックする取付構造において、 前記差込み枠の橋絡部がハウジングの外周壁側に湾曲し
て前記ブラケットを外周側へ付勢する可撓弾性壁として
形成されていることを特徴とする器壁へのハウジングの
取付構造。 - 【請求項2】 前記ロック部が前記可撓弾性壁の中央部
から突設された支持片と該支持片の自由端部に設けた係
止突起で構成されている請求項1に記載の器壁へのハウ
ジングの取付構造。 - 【請求項3】 前記支持片が前記ブラケットの挿入側に
向けて突設されている請求項2に記載の器壁へのハウジ
ングの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02518695A JP3287522B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 器壁へのハウジングの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02518695A JP3287522B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 器壁へのハウジングの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08222328A true JPH08222328A (ja) | 1996-08-30 |
JP3287522B2 JP3287522B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=12158953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02518695A Expired - Lifetime JP3287522B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 器壁へのハウジングの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287522B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107425377A (zh) * | 2016-05-12 | 2017-12-01 | 莫列斯有限公司 | 连接器 |
WO2018128061A1 (ja) * | 2017-01-04 | 2018-07-12 | 富士通株式会社 | 情報処理装置 |
CN111244847A (zh) * | 2018-11-29 | 2020-06-05 | 矢崎总业株式会社 | 插入结合结构、电气连接箱及线束 |
CN111755895A (zh) * | 2019-03-27 | 2020-10-09 | 住友电装株式会社 | 连接器 |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP02518695A patent/JP3287522B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10490935B2 (en) | 2017-01-04 | 2019-11-26 | Fujitsu Client Computing Limited | Information processing apparatus |
CN111244847A (zh) * | 2018-11-29 | 2020-06-05 | 矢崎总业株式会社 | 插入结合结构、电气连接箱及线束 |
US10843643B2 (en) | 2018-11-29 | 2020-11-24 | Yazaki Corporation | Insertion coupling structure, electrical connection box, and wire harness |
CN111244847B (zh) * | 2018-11-29 | 2022-02-11 | 矢崎总业株式会社 | 插入结合结构、电气连接箱及线束 |
CN111755895A (zh) * | 2019-03-27 | 2020-10-09 | 住友电装株式会社 | 连接器 |
CN111755895B (zh) * | 2019-03-27 | 2022-02-08 | 住友电装株式会社 | 连接器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3287522B2 (ja) | 2002-06-04 |
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