JPH0815884B2 - 鶏卵の定数量、定重量分類装置 - Google Patents
鶏卵の定数量、定重量分類装置Info
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- JPH0815884B2 JPH0815884B2 JP16730686A JP16730686A JPH0815884B2 JP H0815884 B2 JPH0815884 B2 JP H0815884B2 JP 16730686 A JP16730686 A JP 16730686A JP 16730686 A JP16730686 A JP 16730686A JP H0815884 B2 JPH0815884 B2 JP H0815884B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、単重量にバラツキがある鶏卵を、一包装単
位としての合計重量を精度良くするために個々の鶏卵の
卵重を計量し、分類する装置に関する。
位としての合計重量を精度良くするために個々の鶏卵の
卵重を計量し、分類する装置に関する。
(従来の技術) 鶏卵の販売に当たっては、その基準は農林水産省取引
規格に基づき下記の6グレードに区分されている。即ち
この区分は、SS(40g以上〜46g未満)S(46g〜52g)MS
(52g〜58g)M(58g〜64g)L(64g〜70g)2L(70g〜7
6g)の6種の各重量区分帯である。現在、これらの区分
帯の枠内に於いて所定個数をパックに詰めて包装してい
るが、この種の選別包装装置は数多くあり、その処理能
力も年々上昇している。
規格に基づき下記の6グレードに区分されている。即ち
この区分は、SS(40g以上〜46g未満)S(46g〜52g)MS
(52g〜58g)M(58g〜64g)L(64g〜70g)2L(70g〜7
6g)の6種の各重量区分帯である。現在、これらの区分
帯の枠内に於いて所定個数をパックに詰めて包装してい
るが、この種の選別包装装置は数多くあり、その処理能
力も年々上昇している。
しかしながら、スーパーマーケット等に於いて10個詰
めパックで販売される場合、理論上、同一グレードのパ
ックにも合計重量には60gの差が生じる。即ち同じLサ
イズの10個詰めパックでも重いものは700gあり、一方軽
いのは640gとなり、事実上1個分の差が生じることとな
る。こうした弊害を少なくする為に現在農林水産省取引
規格の区分を越えて、合計重量のみでの流通が一部で実
施されてはいるが、一包装毎に作業員の手作業によっ
て、計量されているのが実状である。尚、単位重量にバ
ラツキのある塊状物品を順次計量し、所定個数で一定重
量範囲に収める計量方法として、特公昭57−29651号の
方法があるが、この方法はいわゆるバッチ方式であっ
て、単列搬送、無停止、大量処理を行う本発明の卵の自
動包装に採用することはできない。
めパックで販売される場合、理論上、同一グレードのパ
ックにも合計重量には60gの差が生じる。即ち同じLサ
イズの10個詰めパックでも重いものは700gあり、一方軽
いのは640gとなり、事実上1個分の差が生じることとな
る。こうした弊害を少なくする為に現在農林水産省取引
規格の区分を越えて、合計重量のみでの流通が一部で実
施されてはいるが、一包装毎に作業員の手作業によっ
て、計量されているのが実状である。尚、単位重量にバ
ラツキのある塊状物品を順次計量し、所定個数で一定重
量範囲に収める計量方法として、特公昭57−29651号の
方法があるが、この方法はいわゆるバッチ方式であっ
て、単列搬送、無停止、大量処理を行う本発明の卵の自
動包装に採用することはできない。
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本発明は従来のグレード選別の考え方に変え
て、1パック当たりを設定重量の範囲内にするために、
計量後、分配の為の単列搬送途上に於けるそれらの鶏卵
の各々の卵重を一包装単位として目標とする所定個数N
に対する不足数毎に、選択放出する鶏卵を指定し、目標
とする所定重量、かつ所定個数を、又別の場合は、所定
重量のみを自動的に得ようとするものである。
て、1パック当たりを設定重量の範囲内にするために、
計量後、分配の為の単列搬送途上に於けるそれらの鶏卵
の各々の卵重を一包装単位として目標とする所定個数N
に対する不足数毎に、選択放出する鶏卵を指定し、目標
とする所定重量、かつ所定個数を、又別の場合は、所定
重量のみを自動的に得ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこの問題点を解決するために、定重量包装場
所へ順次分配コンベアによって到来する各々の鶏卵に対
して、所定個数N個に対する不足数に対応した卵重制限
を加えて選択放出を実施し、目的を達するものであり、
前記選択から外れた鶏卵は、定重量包装場所以外の包装
場所に一括、又は従前通りの農林水産省取引規格によっ
て分配することにより鶏卵の定重量包装を大量に自動的
に得ようとするものである。又、この発明の他の目的
は、従来型の鶏卵選別包装機の機械的な構成を殆ど変更
することなく、演算制御系の変更のみで定重量包装を容
易に実現することにある。
所へ順次分配コンベアによって到来する各々の鶏卵に対
して、所定個数N個に対する不足数に対応した卵重制限
を加えて選択放出を実施し、目的を達するものであり、
前記選択から外れた鶏卵は、定重量包装場所以外の包装
場所に一括、又は従前通りの農林水産省取引規格によっ
て分配することにより鶏卵の定重量包装を大量に自動的
に得ようとするものである。又、この発明の他の目的
は、従来型の鶏卵選別包装機の機械的な構成を殆ど変更
することなく、演算制御系の変更のみで定重量包装を容
易に実現することにある。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づき説明する。第1図は本
発明の一実施例を示すブロック図、第2図は本実施例の
分配コンベアーを示す斜視図、第3図は本実施例の計量
器を示す側面図である。
発明の一実施例を示すブロック図、第2図は本実施例の
分配コンベアーを示す斜視図、第3図は本実施例の計量
器を示す側面図である。
本発明は第1図に示す如く、計量器1。計量済の鶏卵
Eを複数の包装場所へ分配する分配コンベアー2(第2
図に図示)。各定重量場所に対応する一包装単位の所定
数量、及び合計重量、及び合計重量の許容誤差を、各々
の定重量包装場所毎に設定する設定器3。分配コンベア
ー2によって搬送されてくる鶏卵Eを各包装場所へ選択
的に放出する各包装場所に対応して設置された放出手段
としてのシャッター装置4。前記分配コンベアー2の移
送速度に対応した速度信号を発生させる手段としてのパ
ルス発生器5。計量器1からの重量信号を順次記憶し、
パルス発生器5からの信号を受け、各々の重量値の鶏卵
Eの現在位置を演算する手段としての演算装置20。各々
の定重量包装場所に対応して設けられたシャッター装置
4により放出された鶏卵の個数、及び合計重量を各々の
定重量包装場所毎に記憶する手段としての記憶装置21。
この記憶装置21のデーターと鶏卵Eの現在位置を演算す
る演算装置20の信号とからシャッター装置4に放出指令
を出力する制御装置22とで構成されている。
Eを複数の包装場所へ分配する分配コンベアー2(第2
図に図示)。各定重量場所に対応する一包装単位の所定
数量、及び合計重量、及び合計重量の許容誤差を、各々
の定重量包装場所毎に設定する設定器3。分配コンベア
ー2によって搬送されてくる鶏卵Eを各包装場所へ選択
的に放出する各包装場所に対応して設置された放出手段
としてのシャッター装置4。前記分配コンベアー2の移
送速度に対応した速度信号を発生させる手段としてのパ
ルス発生器5。計量器1からの重量信号を順次記憶し、
パルス発生器5からの信号を受け、各々の重量値の鶏卵
Eの現在位置を演算する手段としての演算装置20。各々
の定重量包装場所に対応して設けられたシャッター装置
4により放出された鶏卵の個数、及び合計重量を各々の
定重量包装場所毎に記憶する手段としての記憶装置21。
この記憶装置21のデーターと鶏卵Eの現在位置を演算す
る演算装置20の信号とからシャッター装置4に放出指令
を出力する制御装置22とで構成されている。
上記の構成からなる本実施例の装置は第3図に示す如
く、供給コンベアー6で6列で搬送されてくる6個の鶏
卵Eを同時に計量するために、計量器1が6列分設けて
ある。6台の計量器1で計量された鶏卵Eの卵重は、順
次計量順及び単列搬送順に演算装置20に記憶される。計
量された鶏卵Eは一度、長軸を縦にして載置された後、
分配コンベアー2を構成するフィンガー8によってつか
まれ、包装場所に向かって単列搬送される。そして、こ
の鶏卵Eの位置は、単列搬送の分配コンベアー2の移動
と同期して位置を得るため、前記分配コンベアー2の回
転軸に取り付けられたエンコーダー及びホトセンサーの
検出信号を出力するパルス発生器5からの信号と同期し
て、鶏卵卵重とともに演算装置20に入力される。これに
よって各鶏卵の卵重と搬送位置を監視している。そして
第2図に示すように、分配コンベアー2で搬送されてい
る鶏卵Eは、後述する選択演算の結果、該当する包装場
所7a、7bに対応したシャッター装置4の個々の鶏卵Eに
相対したシャッターによって放出される。第2図では定
数量、定重量包装のための包装場所7a、7bとして2ライ
ン図示してあるが、この外の選択されなかった鶏卵Eを
従来通りグレード毎に包装するための包装場所としての
ラインは省略してある。第1図は本実施例のブロック図
であるが、前記シャッター装置4は制御装置22からの放
出指令によって動作する。そして制御装置22では、設定
器3から入力された各包装場所7a、7b毎の所定数量及び
合計重量及びその許容誤差のデータと各包装場所7a、7b
に放出された1包装単位での数量及び重量データとを比
較して、不足数量及び不足重量を演算し、演算の結果算
出された選択鶏卵の卵重に該当する鶏卵Eを放出される
べき包装場所より上流側に位置する鶏卵Eの中から選択
し、選択された鶏卵Eを放出すべく、その鶏卵Eが該当
シャッター装置4に搬送されてきたとき、制御装置22か
らシャッター装置4の各シャッターに対して放出指令を
出力する。ところでその鶏卵Eがその包装場所に搬送さ
れて来たかどうかは、演算装置20で把握している。
く、供給コンベアー6で6列で搬送されてくる6個の鶏
卵Eを同時に計量するために、計量器1が6列分設けて
ある。6台の計量器1で計量された鶏卵Eの卵重は、順
次計量順及び単列搬送順に演算装置20に記憶される。計
量された鶏卵Eは一度、長軸を縦にして載置された後、
分配コンベアー2を構成するフィンガー8によってつか
まれ、包装場所に向かって単列搬送される。そして、こ
の鶏卵Eの位置は、単列搬送の分配コンベアー2の移動
と同期して位置を得るため、前記分配コンベアー2の回
転軸に取り付けられたエンコーダー及びホトセンサーの
検出信号を出力するパルス発生器5からの信号と同期し
て、鶏卵卵重とともに演算装置20に入力される。これに
よって各鶏卵の卵重と搬送位置を監視している。そして
第2図に示すように、分配コンベアー2で搬送されてい
る鶏卵Eは、後述する選択演算の結果、該当する包装場
所7a、7bに対応したシャッター装置4の個々の鶏卵Eに
相対したシャッターによって放出される。第2図では定
数量、定重量包装のための包装場所7a、7bとして2ライ
ン図示してあるが、この外の選択されなかった鶏卵Eを
従来通りグレード毎に包装するための包装場所としての
ラインは省略してある。第1図は本実施例のブロック図
であるが、前記シャッター装置4は制御装置22からの放
出指令によって動作する。そして制御装置22では、設定
器3から入力された各包装場所7a、7b毎の所定数量及び
合計重量及びその許容誤差のデータと各包装場所7a、7b
に放出された1包装単位での数量及び重量データとを比
較して、不足数量及び不足重量を演算し、演算の結果算
出された選択鶏卵の卵重に該当する鶏卵Eを放出される
べき包装場所より上流側に位置する鶏卵Eの中から選択
し、選択された鶏卵Eを放出すべく、その鶏卵Eが該当
シャッター装置4に搬送されてきたとき、制御装置22か
らシャッター装置4の各シャッターに対して放出指令を
出力する。ところでその鶏卵Eがその包装場所に搬送さ
れて来たかどうかは、演算装置20で把握している。
具体的に鶏卵Eが選択される順序を、順次計量され搬
送される鶏卵Eの卵重を表にした第2表の卵重表に基づ
いて説明する。
送される鶏卵Eの卵重を表にした第2表の卵重表に基づ
いて説明する。
第1表はパック内個数がNPの時のパック内重量の制限
表で、この制限表に従って混合パックを得る場合、例え
ばその設定重量を580gとして計算すると パック内個数NPが1個目の時の下限は、設定重量580gの
1個の平均重量58gの2個分から、混合パックに組み合
わせる最高卵重の最大重量61gを差し引いた重量、 即ち、2×58−61=55gとなり、又、上限は同じく平均
重量2個分から混合パックに組み合わせる最小卵重の最
小重量55gを差し引いた重量、 即ち2×58−55=61gとなり、第2表の実卵重の一番目
の卵の卵重62.5gは選択されない。5番目の卵重59.1gが
1個目として選択される。
表で、この制限表に従って混合パックを得る場合、例え
ばその設定重量を580gとして計算すると パック内個数NPが1個目の時の下限は、設定重量580gの
1個の平均重量58gの2個分から、混合パックに組み合
わせる最高卵重の最大重量61gを差し引いた重量、 即ち、2×58−61=55gとなり、又、上限は同じく平均
重量2個分から混合パックに組み合わせる最小卵重の最
小重量55gを差し引いた重量、 即ち2×58−55=61gとなり、第2表の実卵重の一番目
の卵の卵重62.5gは選択されない。5番目の卵重59.1gが
1個目として選択される。
2個目の場合は、平均重量値の3個分から最大卵重の
61gを差し引いた重量、 即ち3×58−61=113gが下限となり、同様に平均重量値
の3個分から最小卵重の55gを差し引いた重量、 即ち3×58−55=119gが上限となり、この範囲は2個の
合計の制限重量であるから、1個目を選択した卵重59.1
gを減算した重量が2個目の制限重量である。
61gを差し引いた重量、 即ち3×58−61=113gが下限となり、同様に平均重量値
の3個分から最小卵重の55gを差し引いた重量、 即ち3×58−55=119gが上限となり、この範囲は2個の
合計の制限重量であるから、1個目を選択した卵重59.1
gを減算した重量が2個目の制限重量である。
従って、下限は、113−59.1=53.9g上限は、119−59.
1=59.9gとなり、第2表における2番目の62.6gの卵は
この制限重量の範囲外であるため選択されない。
1=59.9gとなり、第2表における2番目の62.6gの卵は
この制限重量の範囲外であるため選択されない。
次いで、3番目の62.7gも同様の理由で2個目の組み
合わせには選択されない。8番目の57.4gの卵は制限範
囲内であるから、aパックの2個目として選択され組み
合わせに加えられる。
合わせには選択されない。8番目の57.4gの卵は制限範
囲内であるから、aパックの2個目として選択され組み
合わせに加えられる。
3個目の制限重量は上記と同様に計算すると、54.5g
〜60.5gとなり、この時先の組み合わせでは選択されな
かつた1,2,3,4,6,7番目の卵重がこの制限重量の範囲に
あるかどうかをまずチェックする。この場合は両卵重共
制限重量範囲外であるため選択されないから、次の10番
目の56.9gの卵が選択されaパツクの3個目として組み
合わせに加えられる。
〜60.5gとなり、この時先の組み合わせでは選択されな
かつた1,2,3,4,6,7番目の卵重がこの制限重量の範囲に
あるかどうかをまずチェックする。この場合は両卵重共
制限重量範囲外であるため選択されないから、次の10番
目の56.9gの卵が選択されaパツクの3個目として組み
合わせに加えられる。
4個目の範囲も上記と同様にして計算すると、55.6g
〜61.6gの範囲となり、先の組み合わせでは選択されな
かった7番目の61.5gの卵が選択され、aパックの4個
目として組み合わせに加えられる。以下同様に計算して
組み合わせを得るための選択を行って、第2表の組み合
わせ順序に示す通り、5個目及び6個目の組み合わせも
同じように先の組み合わせでは選択されなかった6番目
の52.7gの卵が5個目として、1番目の62.5gの卵が6個
目として選択される。以下同様に計算して組み合わせを
得るための選択を行って、第2表の組み合わせ順序に示
す通り、7個目の組み合わせは14番目の卵、8個目の組
み合わせは15番目の卵、9個目の組み合わせは18番目の
卵、10個目の組み合わせは20番目の卵がaパックの一包
装単位としての合計10個の卵として選択される。そして
10個の組み合わせが完了した時点で、2番目の卵62.3
g、3番目の卵62.7g、9番目の卵64.0g、11番目の卵65.
7g、12番目の卵60.5g、13番目の卵63.2g、16番目の卵6
3.1g、17番目の卵61.6g、19番目の卵66.0gは今回の組み
合わせから外れたので、組み合わせ未使用卵としてそれ
ぞれ該当のグレード(L)及び、(M)のパックに投入
される。
〜61.6gの範囲となり、先の組み合わせでは選択されな
かった7番目の61.5gの卵が選択され、aパックの4個
目として組み合わせに加えられる。以下同様に計算して
組み合わせを得るための選択を行って、第2表の組み合
わせ順序に示す通り、5個目及び6個目の組み合わせも
同じように先の組み合わせでは選択されなかった6番目
の52.7gの卵が5個目として、1番目の62.5gの卵が6個
目として選択される。以下同様に計算して組み合わせを
得るための選択を行って、第2表の組み合わせ順序に示
す通り、7個目の組み合わせは14番目の卵、8個目の組
み合わせは15番目の卵、9個目の組み合わせは18番目の
卵、10個目の組み合わせは20番目の卵がaパックの一包
装単位としての合計10個の卵として選択される。そして
10個の組み合わせが完了した時点で、2番目の卵62.3
g、3番目の卵62.7g、9番目の卵64.0g、11番目の卵65.
7g、12番目の卵60.5g、13番目の卵63.2g、16番目の卵6
3.1g、17番目の卵61.6g、19番目の卵66.0gは今回の組み
合わせから外れたので、組み合わせ未使用卵としてそれ
ぞれ該当のグレード(L)及び、(M)のパックに投入
される。
本実施例は、組み合わせの包装場所を一箇所例にと
り、組み合わせから外れた卵は、別途定めた単数の鶏卵
の重量区分帯に従って卵重の鶏卵を振り分ける装置であ
り、該包装場所は各グレード毎に設けられている場合で
ある。
り、組み合わせから外れた卵は、別途定めた単数の鶏卵
の重量区分帯に従って卵重の鶏卵を振り分ける装置であ
り、該包装場所は各グレード毎に設けられている場合で
ある。
他の実施態様として、一包装単位が複数の包装容器に
収容された鶏卵であり、この一包装単位の鶏卵を得るべ
く、定数量で定重量にする装置がある。この装置におい
ても、前記組み合わせるための選択方法はそのまま適用
できる。また選択分類の対象とする鶏卵に、各包装場所
によって異なった任意の重量幅の制約条件を加えた鶏卵
の定数量で定重量の装置、例えば一包装場所で選択でき
る鶏卵の範囲は、S、MS、Mであり、他の包装場所での
選択できる鶏卵の範囲は、L、2Lである重量幅の制約条
件の中で組み合わせを行う実施態様においても、前記組
み合わせるための選択方法を適用できる。
収容された鶏卵であり、この一包装単位の鶏卵を得るべ
く、定数量で定重量にする装置がある。この装置におい
ても、前記組み合わせるための選択方法はそのまま適用
できる。また選択分類の対象とする鶏卵に、各包装場所
によって異なった任意の重量幅の制約条件を加えた鶏卵
の定数量で定重量の装置、例えば一包装場所で選択でき
る鶏卵の範囲は、S、MS、Mであり、他の包装場所での
選択できる鶏卵の範囲は、L、2Lである重量幅の制約条
件の中で組み合わせを行う実施態様においても、前記組
み合わせるための選択方法を適用できる。
またその他、定数量の条件に対し一定の任意の許容差
を別途設定した鶏卵の組み合わせにおいても、本発明の
定数量、定重量分類装置を適用することができる。
を別途設定した鶏卵の組み合わせにおいても、本発明の
定数量、定重量分類装置を適用することができる。
(発明の効果) 本発明の装置を用いて、従来のグレード選別の考え方
に変えて1パック当たりを設定重量範囲内にするため
に、計量後、分配のための単列搬送途上に於けるそれら
の鶏卵の各々の卵重を、一包装単位として目標とする所
定個数Nに対する不足数毎に選択放出する鶏卵を指定
し、目標とする所定重量、かつ所定個数をまたは所定重
量のみを自動的に得ることによって、一包装毎に行なわ
れていた作業員の手作業による鶏卵の入れ換えの作業工
程を取り除くことができ、人件費の削減、及び鶏卵の入
れ換え時に発生する破卵によるロスをなくすことができ
た。
に変えて1パック当たりを設定重量範囲内にするため
に、計量後、分配のための単列搬送途上に於けるそれら
の鶏卵の各々の卵重を、一包装単位として目標とする所
定個数Nに対する不足数毎に選択放出する鶏卵を指定
し、目標とする所定重量、かつ所定個数をまたは所定重
量のみを自動的に得ることによって、一包装毎に行なわ
れていた作業員の手作業による鶏卵の入れ換えの作業工
程を取り除くことができ、人件費の削減、及び鶏卵の入
れ換え時に発生する破卵によるロスをなくすことができ
た。
第1図は一実施例を示すブロック図、第2図は分配コン
ベアーを示す斜視図、第3図は計量器を示す側面図であ
る。 1……計量器、2……分配コンベアー 3……設定器、4……シャッター装置 5……パルス発生器、6……供給コンベアー 7a、7b……包装場所、8……フィンガー 20……演算装置、21……加算・記憶装置 22……制御装置、E……鶏卵
ベアーを示す斜視図、第3図は計量器を示す側面図であ
る。 1……計量器、2……分配コンベアー 3……設定器、4……シャッター装置 5……パルス発生器、6……供給コンベアー 7a、7b……包装場所、8……フィンガー 20……演算装置、21……加算・記憶装置 22……制御装置、E……鶏卵
Claims (5)
- 【請求項1】鶏卵を所定の数量、かつ所定の許容差を有
する合計重量を一単位として包装する包装装置であっ
て、鶏卵を各々計量する手段1と、 計量された鶏卵を、複数の包装場所へ分配する手段2
と、 各包装場所に対応して一包装単位の所定数量、及び合計
重量、及びその許容誤差を独立して設定する手段3と、 鶏卵を分配する手段2から対応する各包装場所へ鶏卵を
選択的に放出する手段4と、 分配する手段2の移送速度に対応した速度信号を発生さ
せる手段5を有し、 鶏卵を各々計量する手段1からの計量信号を順次記憶
し、移送速度に対応した速度信号を発生させる手段5か
らの信号を受け、各々の重量の鶏卵の現在位置を演算す
る手段20と、 各包装場所に対応して鶏卵を選択的に放出する手段4に
よって放出された個数、及び合計重量を加算、記憶する
手段21と、 前記所定数量、及び合計重量、及びその許容誤差を各包
装場所毎に独立して設定する手段3の所定データと、放
出された個数、及び合計重量を加算、記憶する手段21の
データとを比較し、不足数量及び不足重量を演算し、各
々の重量の鶏卵の現在位置を演算する手段20からの信号
を受け、分配する手段2に於ける、該当する放出する手
段4より上流側に位置する鶏卵に対して、上記不足数
量、及び不足重量を満足させる鶏卵を選択すると共に、
該選択された鶏卵の現在位置を演算し、該当する放出す
る手段4に到来した時、放出する手段4に対し、放出指
令を出力する演算制御手段22を有する鶏卵の定数量、定
重量分類装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項にあって、最下流の
包装場所への選択に外れた鶏卵を別途定めた単数の鶏卵
の重量区分帯に従って各々の卵重によって複数の包装場
所に分類、放出する鶏卵の定数量、定重量分類装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項、第2項にあって一
包装単位が、複数の容器の合計として設定された鶏卵の
定数量、定重量分類装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項、第2項、第3項に
あって選択分類の対象とする鶏卵に、各包装場所によっ
て異なった任意の重量幅の制約条件を加えた鶏卵の定数
量、定重量分類装置。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、
第4項にあって定数量の条件に対し一定の任意の許容差
を別途設定する鶏卵の定数量、定重量分類装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16730686A JPH0815884B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 鶏卵の定数量、定重量分類装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16730686A JPH0815884B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 鶏卵の定数量、定重量分類装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6333217A JPS6333217A (ja) | 1988-02-12 |
JPH0815884B2 true JPH0815884B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=15847304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16730686A Expired - Fee Related JPH0815884B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 鶏卵の定数量、定重量分類装置 |
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-
1986
- 1986-07-16 JP JP16730686A patent/JPH0815884B2/ja not_active Expired - Fee Related
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