JPH0738525B2 - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
- Publication number
- JPH0738525B2 JPH0738525B2 JP63021294A JP2129488A JPH0738525B2 JP H0738525 B2 JPH0738525 B2 JP H0738525B2 JP 63021294 A JP63021294 A JP 63021294A JP 2129488 A JP2129488 A JP 2129488A JP H0738525 B2 JPH0738525 B2 JP H0738525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- wiring board
- printed wiring
- strip circuit
- dielectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、誘電体共振器を用いた誘電体フィルタの構造
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば、特開昭
56-57304号、特開昭61-80901号,特開昭61-84101号が挙
げられる。
56-57304号、特開昭61-80901号,特開昭61-84101号が挙
げられる。
これらの先行技術に見られるように、従来の分波器にお
いては2種類のフィルタと分波回路が同一ケース内に装
着されており、これらの2種類のフィルタ間の接続構造
がストリップ線路で構成されている。
いては2種類のフィルタと分波回路が同一ケース内に装
着されており、これらの2種類のフィルタ間の接続構造
がストリップ線路で構成されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記先行技術においては、2種類のフィ
ルタとストリップ線路が、同一ケース内に装着されてい
るため、各フィルタを個別に単独なフィルタとして使用
することができないし、また、装置搭載時基板の使用領
域が固定され、分散実装ができないという問題があっ
た。
ルタとストリップ線路が、同一ケース内に装着されてい
るため、各フィルタを個別に単独なフィルタとして使用
することができないし、また、装置搭載時基板の使用領
域が固定され、分散実装ができないという問題があっ
た。
本発明は、以上述べた各フィルタを単独で使用すること
ができない点、又は、分散実装ができないという問題点
を除去し、目的に応じて使い分けができる機能性に優れ
た誘電体フィルタを提供することを目的とする。
ができない点、又は、分散実装ができないという問題点
を除去し、目的に応じて使い分けができる機能性に優れ
た誘電体フィルタを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、 (1)誘電体フィルタにおいて、誘電体共振器で構成し
た送信用フィルタを実装する第1の印刷配線板と、この
第1の印刷配線板の裏面の一端部に形成され、前記送信
用フィルタの出力端に接続される第1のストリップ回路
と、誘電体共振器で構成した受信用フィルタを実装する
第2の印刷配線板と、この第2の印刷配線板の裏面の一
端部に形成され、前記受信用フィルタの入力端に接続さ
れる第2のストリップ回路とを設けるようにしたもので
ある。
た送信用フィルタを実装する第1の印刷配線板と、この
第1の印刷配線板の裏面の一端部に形成され、前記送信
用フィルタの出力端に接続される第1のストリップ回路
と、誘電体共振器で構成した受信用フィルタを実装する
第2の印刷配線板と、この第2の印刷配線板の裏面の一
端部に形成され、前記受信用フィルタの入力端に接続さ
れる第2のストリップ回路とを設けるようにしたもので
ある。
(2)誘電体フィルタにおいて、誘電体共振器で構成し
た第1のフィルタを実装する第1の印刷配線板と、この
第1の印刷配線板の裏面の一端面部に形成され、前記第
1のフイルタの出力端に接続される第1のストリップ回
路と、誘電体共振器で構成した第2のフィルタを実装す
る第2の印刷配線板と、この第2の印刷配線板の裏面の
一端面部に形成され、前記第2のフィルタの出力端又は
入力端に接続される第2のストリップ回路と、前記第1
のフィルタの出力端と前記第2のフィルタの入力端間に
接続される増幅器とを設けるようにしたものである。
た第1のフィルタを実装する第1の印刷配線板と、この
第1の印刷配線板の裏面の一端面部に形成され、前記第
1のフイルタの出力端に接続される第1のストリップ回
路と、誘電体共振器で構成した第2のフィルタを実装す
る第2の印刷配線板と、この第2の印刷配線板の裏面の
一端面部に形成され、前記第2のフィルタの出力端又は
入力端に接続される第2のストリップ回路と、前記第1
のフィルタの出力端と前記第2のフィルタの入力端間に
接続される増幅器とを設けるようにしたものである。
(作用) 本発明によれば、上記のように、印刷配線板の裏面の一
端面部に形成されるストリップ回路を有するコンパクト
に構成された個別のフィルタを、目的に応じて、単独で
使用したり、分波器として使用したりすることが可能で
あり、大幅な部品の共用化を行うことができる。
端面部に形成されるストリップ回路を有するコンパクト
に構成された個別のフィルタを、目的に応じて、単独で
使用したり、分波器として使用したりすることが可能で
あり、大幅な部品の共用化を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す誘電体フィルタの
一部破断斜視図である。
一部破断斜視図である。
図に示すように、フィルタ10は、複数個の共振器を一体
にした誘電体フィルタ11、周波数信号が入出力される第
1の端子14、第2の端子15、第3の端子16、前記誘電体
フィルタ11と第1〜3の端子14,15,16が固着される印刷
配線板20、外部からの妨害波又は外部に対する妨害波を
遮断する機能を有し、かつ、アースの機能を有する取付
脚17を具備するケース12、蓋13等から構成されている。
にした誘電体フィルタ11、周波数信号が入出力される第
1の端子14、第2の端子15、第3の端子16、前記誘電体
フィルタ11と第1〜3の端子14,15,16が固着される印刷
配線板20、外部からの妨害波又は外部に対する妨害波を
遮断する機能を有し、かつ、アースの機能を有する取付
脚17を具備するケース12、蓋13等から構成されている。
第2図は第1図に示す誘電体フィルタの印刷配線板の裏
面図であり、周波数信号が入出力される第1の端子14が
装着される穴21、第2の端子15が装着される穴22、第3
の端子16が装着される穴23を形成し、その穴22と穴23の
間にストリップ回路24を設けるようにしている。すなわ
ち、印刷配線板の裏面の一端面部にストリップ回路を形
成するようにしている。
面図であり、周波数信号が入出力される第1の端子14が
装着される穴21、第2の端子15が装着される穴22、第3
の端子16が装着される穴23を形成し、その穴22と穴23の
間にストリップ回路24を設けるようにしている。すなわ
ち、印刷配線板の裏面の一端面部にストリップ回路を形
成するようにしている。
そのストリップ回路24の長さの決定は下記のように行
う。
う。
オールパス機能を有するストリップ回路24の長さは、誘
電体フィルタ11のフィルタ特性の反射位相特性のみを変
化させる。従って、フィルタ10を単独で用いる場合、ス
トリップ回路24の長さはフィルタ伝送特性に影響を与え
ない。
電体フィルタ11のフィルタ特性の反射位相特性のみを変
化させる。従って、フィルタ10を単独で用いる場合、ス
トリップ回路24の長さはフィルタ伝送特性に影響を与え
ない。
第3図は本発明の第2の実施例を示す誘電体フィルタの
概略構成図である。
概略構成図である。
この実施例においては、誘電体フィルタを分波器として
用いるようにしており、第1のフィルタ(送信フィル
タ)30と第2のフィルタ(受信フィルタ)40からなり、
第1のフィルタ30の周波数信号の入出力第1〜第3端子
34,35,36と、ストリップ回路37、第2のフィルタの周波
数信号の入出力第4〜第6端子44,45,46と、ストリップ
回路47と、第1と第2のフィルタの入出力第7端子48を
有している。
用いるようにしており、第1のフィルタ(送信フィル
タ)30と第2のフィルタ(受信フィルタ)40からなり、
第1のフィルタ30の周波数信号の入出力第1〜第3端子
34,35,36と、ストリップ回路37、第2のフィルタの周波
数信号の入出力第4〜第6端子44,45,46と、ストリップ
回路47と、第1と第2のフィルタの入出力第7端子48を
有している。
ここで、第1のフィルタ30のストリップ回路37の長さl
11は、第7端子48から外部回路l12を見込んで、第2の
周波数信号で反射位相角が零になるように設定する。
11は、第7端子48から外部回路l12を見込んで、第2の
周波数信号で反射位相角が零になるように設定する。
同様に第2のフイルタ40のストリンプ回路47の長さl21
は、第7端子48から外部回路l22を見込んで、第2の周
波数信号で反射位相角が零になりように設定する。
は、第7端子48から外部回路l22を見込んで、第2の周
波数信号で反射位相角が零になりように設定する。
第4図は本発明の第3の実施例を示す誘電体フィルタの
概略構成図である。
概略構成図である。
この実施例においては、ストリップ回路を有する2個の
フィルタを増幅器を介して、直列に接続して用いるよう
にしたものである。
フィルタを増幅器を介して、直列に接続して用いるよう
にしたものである。
即ち、第4図(a)及び(b)に示すように、第1の周
波数信号の入出力第1乃至第3端子54,55,56と、ストリ
ップ回路57を有するフィルタ50,50を、増幅器58を介し
て縦続接続して構成することができる。この場合、第4
図(b)においては、180°反転させるように接続され
ている。
波数信号の入出力第1乃至第3端子54,55,56と、ストリ
ップ回路57を有するフィルタ50,50を、増幅器58を介し
て縦続接続して構成することができる。この場合、第4
図(b)においては、180°反転させるように接続され
ている。
また、第2実施例として第3図に示した分波器における
第1のフィルタ及び又は第2のフィルタに、第3実施例
として第4図に示した構成を組み合わせることができる
ことは言うまでもない。
第1のフィルタ及び又は第2のフィルタに、第3実施例
として第4図に示した構成を組み合わせることができる
ことは言うまでもない。
尚、ストリップ回路を有する第1のフィルタ及び第2の
フィルタを共に単独で使用するようにしてもよい。
フィルタを共に単独で使用するようにしてもよい。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、印刷配
線板の裏面の一端面部に形成されるストリップ回路を有
するコンパクトに構成された個別のフィルタを、目的に
応じて、単独で使用したり、分波器として使用したりす
ることが可能であり、大幅な部品の共用化を行うことが
できる。
線板の裏面の一端面部に形成されるストリップ回路を有
するコンパクトに構成された個別のフィルタを、目的に
応じて、単独で使用したり、分波器として使用したりす
ることが可能であり、大幅な部品の共用化を行うことが
できる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す誘電体フィルタの
一部破断斜視図、第2図は第1図に示す誘電体フィルタ
の印刷配線板の裏面図、第3図は本発明の第2の実施例
を示す誘電体フィルタの概略構成図、第4図は本発明の
第3の実施例を示す誘電体フィルタの概略構成図であ
る。 10……フィルタ、11……誘電体フィルタ、12……ケー
ス、13……蓋、14……第1の端子、15……第2の端子、
16……第3の端子、17……取付脚、20……印刷配線板、
21,22,23……穴、24,37,47,57……ストリップ回路、30
……第1のフィルタ(送信フィルタ)、40……第2のフ
ィルタ(受信フィルタ)、34,35,36,54,55,56……第1
のフィルタの入出力第1〜第3端子、44,45,46……第2
のフィルタの周波数信号の入出力第4〜第6端子、48…
…第1と第2のフィルタの入出力第7端子、50……第1
のフィルタ、58……増幅器。
一部破断斜視図、第2図は第1図に示す誘電体フィルタ
の印刷配線板の裏面図、第3図は本発明の第2の実施例
を示す誘電体フィルタの概略構成図、第4図は本発明の
第3の実施例を示す誘電体フィルタの概略構成図であ
る。 10……フィルタ、11……誘電体フィルタ、12……ケー
ス、13……蓋、14……第1の端子、15……第2の端子、
16……第3の端子、17……取付脚、20……印刷配線板、
21,22,23……穴、24,37,47,57……ストリップ回路、30
……第1のフィルタ(送信フィルタ)、40……第2のフ
ィルタ(受信フィルタ)、34,35,36,54,55,56……第1
のフィルタの入出力第1〜第3端子、44,45,46……第2
のフィルタの周波数信号の入出力第4〜第6端子、48…
…第1と第2のフィルタの入出力第7端子、50……第1
のフィルタ、58……増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真下 朗 東京都港区芝浦4丁目11番15号 株式会社 沖ビジネス内 (56)参考文献 特開 昭64−53605(JP,A) 特開 昭62−181504(JP,A) 特開 昭62−136104(JP,A) 実開 昭58−54103(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】(a)誘電体共振器で構成した送信用フィ
ルタを実装する第1の印刷配線板と、 (b)該第1の印刷配線板の裏面の一端面部に形成さ
れ、前記送信用フィルタの出力端に接続される第1のス
トリップ回路と、 (c)誘電体共振器で構成した受信用フィルタを実装す
る第2の印刷配線板と、(d)該第2の印刷配線板の裏
面の一端面部に形成され、前記受信用フィルタの入力端
に接続される第2のストリップ回路とを備えることを特
徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】(a)誘電体共振器で構成した第1のフィ
ルタを実装する第1の印刷配線板と、 (b)該第1の印刷配線板の裏面の一端面部に形成さ
れ、前記第1のフィルタの出力端に接続される第1のス
トリップ回路と、 (c)誘電体共振器で構成した第2のフィルタを実装す
る第2の印刷配線板と、(d)該第2の印刷配線板の裏
面の一端面部に形成され、前記第2のフィルタの出力端
又は入力端に接続される第2のストリップ回路と、 (e)前記第1のフィルタの出力端と前記第2のフィル
タの入力端間に接続される増幅器とを具備することを特
徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021294A JPH0738525B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021294A JPH0738525B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 誘電体フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01196901A JPH01196901A (ja) | 1989-08-08 |
JPH0738525B2 true JPH0738525B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=12051124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63021294A Expired - Lifetime JPH0738525B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738525B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621701A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Taiyo Yuden Co Ltd | 誘電体共振器を含むフィルタ装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5854103U (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-13 | 株式会社村田製作所 | 複合フイルタ |
JPS62136104A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 分波器 |
JPS62181504A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-08 | Murata Mfg Co Ltd | フイルタ |
JPS6453605A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Composite filter |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP63021294A patent/JPH0738525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01196901A (ja) | 1989-08-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |