JPH07251158A - 循環温浴機 - Google Patents
循環温浴機Info
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- JPH07251158A JPH07251158A JP6041386A JP4138694A JPH07251158A JP H07251158 A JPH07251158 A JP H07251158A JP 6041386 A JP6041386 A JP 6041386A JP 4138694 A JP4138694 A JP 4138694A JP H07251158 A JPH07251158 A JP H07251158A
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Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Bathtub Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴用水の浄化と浴用水に含まれる細菌の処理
とを確実かつ充分に行うことができるようにした循環温
浴機を提供することである。 【構成】 浄化溶液を収納した第1の収納タンク5と、
殺菌溶液を収納した第2の収納タンク6とを備え、電磁
弁70,71の作用によって選択された前記いずれかの
溶液を添加ポンプ8によって浴用水60に添加するよう
にし、以って、浴用水60の浄化及び殺菌を行うように
したものである。
とを確実かつ充分に行うことができるようにした循環温
浴機を提供することである。 【構成】 浄化溶液を収納した第1の収納タンク5と、
殺菌溶液を収納した第2の収納タンク6とを備え、電磁
弁70,71の作用によって選択された前記いずれかの
溶液を添加ポンプ8によって浴用水60に添加するよう
にし、以って、浴用水60の浄化及び殺菌を行うように
したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽内の浴用水を浄化
及び保温して適正な水質及び温度の状態に維持するよう
にした循環温浴機に関するものである。
及び保温して適正な水質及び温度の状態に維持するよう
にした循環温浴機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭において、所望の時間に
希望する温度の浴用水に入浴できるようにした循環温浴
機(通称24時間風呂と言われている)が提供されてい
る。この循環温浴機は、浴用水を汲み上げるためのポン
プと、同ポンプによって汲み上げられた浴用水を浄化す
るための浄化槽と、浄化された浴用水を所定の温度に加
熱して希望の温度に保つためのヒーターとを主体として
構成されている。そして、その循環温浴機は、さらに、
温浴機本体と浴槽とをつなぐためのホース、浴用水の温
度を設定するための各種設定スイッチ等を備えたコント
ロールパネル及び温度センサー等を備えている。その循
環温浴機は、前記各装置によって浴用水を温浴機本体内
部で循環させることによって浄化したり保温したりして
最適な浴用水を得るようにしている。
希望する温度の浴用水に入浴できるようにした循環温浴
機(通称24時間風呂と言われている)が提供されてい
る。この循環温浴機は、浴用水を汲み上げるためのポン
プと、同ポンプによって汲み上げられた浴用水を浄化す
るための浄化槽と、浄化された浴用水を所定の温度に加
熱して希望の温度に保つためのヒーターとを主体として
構成されている。そして、その循環温浴機は、さらに、
温浴機本体と浴槽とをつなぐためのホース、浴用水の温
度を設定するための各種設定スイッチ等を備えたコント
ロールパネル及び温度センサー等を備えている。その循
環温浴機は、前記各装置によって浴用水を温浴機本体内
部で循環させることによって浄化したり保温したりして
最適な浴用水を得るようにしている。
【0003】浴用水の浄化方法としては、一般には、活
性炭あるいは鉱石等を使用して浴用水に混入する汚染粒
子を除去するフィルター浄化と、好気性の細菌を利用し
た生物浄化とを組み合わせた浄化方法が用いられてい
る。後者の生物浄化は、好気性の細菌を繁殖させた多孔
質セラミック等で構成された浄化槽を設け、同浄化槽内
に浴用水を循環させることによって細菌が浴用水中に溶
け込んだ汚染物質を分解することにより浄化する方法で
ある。この他に、ミネラル成分を生成する原石等を備
え、溶出したミネラル成分により有機物を析出・凝集さ
せ、これをセラミック等の多孔質材料で構成された浄化
槽で濾過することにより浄化する方式を備えたものもあ
る。この方式は、一定量の原石から抽出されるミネラル
の量そのものが微量なために、ミネラルを抽出する装置
そのものが非常に大きな容積を必要としていた。
性炭あるいは鉱石等を使用して浴用水に混入する汚染粒
子を除去するフィルター浄化と、好気性の細菌を利用し
た生物浄化とを組み合わせた浄化方法が用いられてい
る。後者の生物浄化は、好気性の細菌を繁殖させた多孔
質セラミック等で構成された浄化槽を設け、同浄化槽内
に浴用水を循環させることによって細菌が浴用水中に溶
け込んだ汚染物質を分解することにより浄化する方法で
ある。この他に、ミネラル成分を生成する原石等を備
え、溶出したミネラル成分により有機物を析出・凝集さ
せ、これをセラミック等の多孔質材料で構成された浄化
槽で濾過することにより浄化する方式を備えたものもあ
る。この方式は、一定量の原石から抽出されるミネラル
の量そのものが微量なために、ミネラルを抽出する装置
そのものが非常に大きな容積を必要としていた。
【0004】この点を解消するために、天然鉱物よりミ
ネラル成分を抽出した溶液を用いて装置を構成したもの
がある。これは、同ミネラル溶液を一定量浴用水に混入
させることによって有機物を析出・凝集させる方式であ
り、このタイプの循環温浴機は、溶液を補給する場合、
溶液が入った収納タンクを交換する方法がとられていた
ために、使用者にとっては便利であった。
ネラル成分を抽出した溶液を用いて装置を構成したもの
がある。これは、同ミネラル溶液を一定量浴用水に混入
させることによって有機物を析出・凝集させる方式であ
り、このタイプの循環温浴機は、溶液を補給する場合、
溶液が入った収納タンクを交換する方法がとられていた
ために、使用者にとっては便利であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ミ
ネラル群溶液はその溶液自体が酸性であるため、そのミ
ネラル群溶液を多量に浴用水に添加すると、その浴用水
自体の酸性度が大きく上昇し、それによって、浴槽や入
浴に使用される各種付属具等に悪影響を与えることがあ
り、最悪の場合、人体に悪影響を与える可能性がある。
従って、浴用水の汚れがひどい場合でも、前記ミネラル
群溶液を多量に浴用水に混入することができず、浴用水
の浄化を確実かつ充分に行うことができない問題点があ
った。また、浴用水の浄化を充分に行わないと、大腸菌
等の細菌が繁殖して衛生面でも問題があった。
ネラル群溶液はその溶液自体が酸性であるため、そのミ
ネラル群溶液を多量に浴用水に添加すると、その浴用水
自体の酸性度が大きく上昇し、それによって、浴槽や入
浴に使用される各種付属具等に悪影響を与えることがあ
り、最悪の場合、人体に悪影響を与える可能性がある。
従って、浴用水の汚れがひどい場合でも、前記ミネラル
群溶液を多量に浴用水に混入することができず、浴用水
の浄化を確実かつ充分に行うことができない問題点があ
った。また、浴用水の浄化を充分に行わないと、大腸菌
等の細菌が繁殖して衛生面でも問題があった。
【0006】然るに、本発明は、浴用水の浄化と浄化溶
液に含まれる細菌の処理とを確実かつ充分に行うことが
できるようにした循環温浴機を提供することを目的とす
るものである。
液に含まれる細菌の処理とを確実かつ充分に行うことが
できるようにした循環温浴機を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の循環温浴機は、浴槽内の浴用水を浄化及び
保温して適正な水質及び温度の状態に維持するようにし
た循環温浴機において、前記浴用水を浄化するために使
用される浄化溶液を収納した第一の収納タンクと、前記
浴用水に含まれる細菌を処理するために使用される殺菌
溶液を収納した第二の収納タンクと、前記第一の収納タ
ンク及び第二の収納タンクに収納された前記浄化溶液及
び殺菌溶液を前記浴用水に添加するための添加手段とを
備えている。
に、本発明の循環温浴機は、浴槽内の浴用水を浄化及び
保温して適正な水質及び温度の状態に維持するようにし
た循環温浴機において、前記浴用水を浄化するために使
用される浄化溶液を収納した第一の収納タンクと、前記
浴用水に含まれる細菌を処理するために使用される殺菌
溶液を収納した第二の収納タンクと、前記第一の収納タ
ンク及び第二の収納タンクに収納された前記浄化溶液及
び殺菌溶液を前記浴用水に添加するための添加手段とを
備えている。
【0008】また、前記第一の収納タンク及び第二の収
納タンクに収納された浄化溶液及び殺菌溶液のいずれか
を選択的に前記添加手段に供給させる選択手段を備えて
いてもよい。
納タンクに収納された浄化溶液及び殺菌溶液のいずれか
を選択的に前記添加手段に供給させる選択手段を備えて
いてもよい。
【0009】さらに、前記選択手段は、前記浄化溶液及
び殺菌溶液のいずれか一方の溶液を前記添加手段に供給
させるとき、他方の溶液を遮断させる切り替え弁とする
ことができる。
び殺菌溶液のいずれか一方の溶液を前記添加手段に供給
させるとき、他方の溶液を遮断させる切り替え弁とする
ことができる。
【0010】そして、前記切り替え弁として電磁弁を用
いてもよい。
いてもよい。
【0011】
【作用】前記の構成を有する本発明の循環温浴機によれ
ば、第1の収納タンク及び第2の収納タンクにそれぞれ
収納された浄化溶液及び殺菌溶液を交互に浴用水に添加
混入する。その浄化溶液の添加によって浴用水を浄化す
ることができ、前記殺菌溶液の添加によって浴用水に含
まれる細菌を処理することができる。従って、浴用水を
常に入浴に適した状態に保つことができる。
ば、第1の収納タンク及び第2の収納タンクにそれぞれ
収納された浄化溶液及び殺菌溶液を交互に浴用水に添加
混入する。その浄化溶液の添加によって浴用水を浄化す
ることができ、前記殺菌溶液の添加によって浴用水に含
まれる細菌を処理することができる。従って、浴用水を
常に入浴に適した状態に保つことができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0013】本実施例の循環温浴機は、図5に示すよう
に、浴槽55の上方に設置され、浴槽55内の浴用水6
0の浄化及び温度調節を行う機能を備えたものである。
この循環温浴機は、多種類の金属イオンを高濃度に含ん
だ天然ミネラル群の溶液を浴槽55から吸い上げられた
浴用水60中に注入混合して有機物を析出・凝集させ、
これを濾過することにより浴用水60を常に浄化し、最
適な入浴状態を維持するようになっている。
に、浴槽55の上方に設置され、浴槽55内の浴用水6
0の浄化及び温度調節を行う機能を備えたものである。
この循環温浴機は、多種類の金属イオンを高濃度に含ん
だ天然ミネラル群の溶液を浴槽55から吸い上げられた
浴用水60中に注入混合して有機物を析出・凝集させ、
これを濾過することにより浴用水60を常に浄化し、最
適な入浴状態を維持するようになっている。
【0014】本実施例の循環温浴機の詳細な構成を図1
乃至図4を用いて説明する。
乃至図4を用いて説明する。
【0015】図1は、本実施例の循環温浴機の内部構成
を示している。その図1において、浴槽55の側面下部
付近に相当する位置には、浴用水60を浴槽55から吸
い込むための吸い込み部10が配置されている。この吸
い込み部10の先端部には一次フィルター12が取り付
けられている。この一次フィルター12は、浴槽55内
の浴用水60中に浮遊する髪の毛等の大きなゴミ類を取
り除くために、入り口部分が細かい複数のスリット14
で構成されている。この一次フィルター12の上部に
は、浴槽55内壁面に吸い込み部10を固定するための
吸盤16が配置されている。前記吸い込み部10の上部
には、浴槽55の上方に延長突出する吸入管18が接続
されている。前記給入管18は、循環温浴機の温浴機本
体1の下部の吸入接続管22に接続具20によって接続
される。この吸入接続管22と前記給入管18とが接続
されることによって浴用水60が前記温浴機本体1内に
導入されるようなっている。
を示している。その図1において、浴槽55の側面下部
付近に相当する位置には、浴用水60を浴槽55から吸
い込むための吸い込み部10が配置されている。この吸
い込み部10の先端部には一次フィルター12が取り付
けられている。この一次フィルター12は、浴槽55内
の浴用水60中に浮遊する髪の毛等の大きなゴミ類を取
り除くために、入り口部分が細かい複数のスリット14
で構成されている。この一次フィルター12の上部に
は、浴槽55内壁面に吸い込み部10を固定するための
吸盤16が配置されている。前記吸い込み部10の上部
には、浴槽55の上方に延長突出する吸入管18が接続
されている。前記給入管18は、循環温浴機の温浴機本
体1の下部の吸入接続管22に接続具20によって接続
される。この吸入接続管22と前記給入管18とが接続
されることによって浴用水60が前記温浴機本体1内に
導入されるようなっている。
【0016】前記浴槽55の側面下部付近に相当する前
記吸い込み部10の右側付近の位置には、前記温浴機本
体1内を循環した浴用水60を浴槽55に排出するため
の排水部11が配置されている。
記吸い込み部10の右側付近の位置には、前記温浴機本
体1内を循環した浴用水60を浴槽55に排出するため
の排水部11が配置されている。
【0017】前記排水部11の先端部にはノズル13が
形成されている。このノズル13は浴槽55内に排出す
る浴用水60の流速を高め、浴槽55内の浴用水60の
攪拌を行うためのものである。同排出部11には、浴槽
55の内壁部に排出部11を固定するための吸盤17が
配置されている。前記排出部11の上部には排水管19
が接続され、その排水管19は、前記温浴機本体1の下
部に設けられた排水接続管46に接続具21によって接
続されている。
形成されている。このノズル13は浴槽55内に排出す
る浴用水60の流速を高め、浴槽55内の浴用水60の
攪拌を行うためのものである。同排出部11には、浴槽
55の内壁部に排出部11を固定するための吸盤17が
配置されている。前記排出部11の上部には排水管19
が接続され、その排水管19は、前記温浴機本体1の下
部に設けられた排水接続管46に接続具21によって接
続されている。
【0018】前記吸入接続管22の上部には、浴用水に
含まれる有機物を析出・凝集するためのミネラル群溶液
である浄化溶液を浴用水60に添加する溶液添加部3が
配置されている。溶液添加部3は、前記吸入接続管22
に接続され、汲み上げた浴用水60に浄化溶液を添加、
混合するために設けられている。この溶液添加部3は、
温浴機本体1の正面左側(図1参照)に配置された後記
第一の収納タンク5に接続されている。
含まれる有機物を析出・凝集するためのミネラル群溶液
である浄化溶液を浴用水60に添加する溶液添加部3が
配置されている。溶液添加部3は、前記吸入接続管22
に接続され、汲み上げた浴用水60に浄化溶液を添加、
混合するために設けられている。この溶液添加部3は、
温浴機本体1の正面左側(図1参照)に配置された後記
第一の収納タンク5に接続されている。
【0019】温浴機本体1の正面左側(図1参照)に
は、前記浄化溶液を収納した第一の収納タンク5と、浴
用水に含まれる大腸菌等の細菌を殺傷するための殺菌溶
液を収納した第二の収納タンク6とが、それぞれ温浴機
本体1に対して着脱可能に配置されている。
は、前記浄化溶液を収納した第一の収納タンク5と、浴
用水に含まれる大腸菌等の細菌を殺傷するための殺菌溶
液を収納した第二の収納タンク6とが、それぞれ温浴機
本体1に対して着脱可能に配置されている。
【0020】前記第一の収納タンク5は、図2(a)に
示されるように、上部に運搬用の取っ手51が設置され
ており、温浴機本体1に設けられた筒状の第一の収納容
器24に着脱可能に収容されるようになっている。その
第一の収納タンク5の下部には筒状の接続部52が突設
されている。その接続部52は、第一の収納容器24か
ら外部に取り外されている状態では内部の浄化溶液を外
部に排出させることはないが、前記第一の収納容器24
に収容されてその下部接続管26に嵌合されることによ
り、第一の収納タンク5内の浄化溶液を前記下部接続管
26に排出させる開閉弁手段(図示せず)が設けられて
いる。また、前記第一の収納タンク5の下部には横方向
に突出する突起53が設けられている。
示されるように、上部に運搬用の取っ手51が設置され
ており、温浴機本体1に設けられた筒状の第一の収納容
器24に着脱可能に収容されるようになっている。その
第一の収納タンク5の下部には筒状の接続部52が突設
されている。その接続部52は、第一の収納容器24か
ら外部に取り外されている状態では内部の浄化溶液を外
部に排出させることはないが、前記第一の収納容器24
に収容されてその下部接続管26に嵌合されることによ
り、第一の収納タンク5内の浄化溶液を前記下部接続管
26に排出させる開閉弁手段(図示せず)が設けられて
いる。また、前記第一の収納タンク5の下部には横方向
に突出する突起53が設けられている。
【0021】前記第二の収納タンク6は、図2(b)に
示されるように、上部に運搬用の取っ手61が設置され
ており、温浴機本体1に設けられた筒状の第二の収納容
器25に着脱可能に収容されるようになっている。その
第二の収納タンク6の下部には筒状の接続部62が突設
されている。その接続部62は、第二の収納容器25か
ら外部に取り外されている状態では内部の殺菌溶液を外
部に排出させることはないが、前記第二の収納容器25
に収容されてその下部接続管27に嵌合されることによ
り、第二の収納容器25内の殺菌溶液を前記下部接続管
27に排出させる開閉弁手段(図示せず)が設けられて
いる。なお、前記第二の収納容器25の内側低部には突
起状のストッパ69が設けられている。
示されるように、上部に運搬用の取っ手61が設置され
ており、温浴機本体1に設けられた筒状の第二の収納容
器25に着脱可能に収容されるようになっている。その
第二の収納タンク6の下部には筒状の接続部62が突設
されている。その接続部62は、第二の収納容器25か
ら外部に取り外されている状態では内部の殺菌溶液を外
部に排出させることはないが、前記第二の収納容器25
に収容されてその下部接続管27に嵌合されることによ
り、第二の収納容器25内の殺菌溶液を前記下部接続管
27に排出させる開閉弁手段(図示せず)が設けられて
いる。なお、前記第二の収納容器25の内側低部には突
起状のストッパ69が設けられている。
【0022】前記のように、第二の収納容器25にのみ
前記ストッパ69を設けると共に、前記第一の収納タン
ク5にのみ前記突起53を設けたので、前記第一の収納
タンク5を第二の収納容器25に収容しようとした場
合、前記突起53が前記ストッパ69に当接して正常な
状態に収容できない。従って、少なくとも前記第一の収
納タンク5を前記第二の収納容器25に間違えて収容し
てしまうことがないので、前記両者の収納タンク5,6
の収容セットをほとんど間違えることがない。なお、前
記両収納タンク5,6を互いに異なった形状とすると共
に、前記各収納容器24,25も対応する収納タンクの
形状に合わせた形状とすることにより、前記各収納タン
ク5,6の収容間違えを確実に防ぐことができる。
前記ストッパ69を設けると共に、前記第一の収納タン
ク5にのみ前記突起53を設けたので、前記第一の収納
タンク5を第二の収納容器25に収容しようとした場
合、前記突起53が前記ストッパ69に当接して正常な
状態に収容できない。従って、少なくとも前記第一の収
納タンク5を前記第二の収納容器25に間違えて収容し
てしまうことがないので、前記両者の収納タンク5,6
の収容セットをほとんど間違えることがない。なお、前
記両収納タンク5,6を互いに異なった形状とすると共
に、前記各収納容器24,25も対応する収納タンクの
形状に合わせた形状とすることにより、前記各収納タン
ク5,6の収容間違えを確実に防ぐことができる。
【0023】図3に示されるように、前記各接続部2
6,27の下端部には、本発明の選択手段としての切り
替え装置7が接続されている。その切り替え装置7に
は、前記各接続部26,27の下端部との接続部分に対
応配置された切り替え弁としての電磁弁70,71と、
その各電磁弁70,71の下側に接続された側部流路7
A,7Bと、それ等の側部流路7A,7Bを合流させる
一つの中央流路7Cとが設けられる。前記各電磁弁7
0,71は、それぞれ温浴機本体1側の図示しない制御
回路にハーネス72,73によって接続され、所定のタ
イミングで制御されるよう構成されている。また、前記
中央流路7Cは下方の起立パイプ75に嵌合接続され
る。
6,27の下端部には、本発明の選択手段としての切り
替え装置7が接続されている。その切り替え装置7に
は、前記各接続部26,27の下端部との接続部分に対
応配置された切り替え弁としての電磁弁70,71と、
その各電磁弁70,71の下側に接続された側部流路7
A,7Bと、それ等の側部流路7A,7Bを合流させる
一つの中央流路7Cとが設けられる。前記各電磁弁7
0,71は、それぞれ温浴機本体1側の図示しない制御
回路にハーネス72,73によって接続され、所定のタ
イミングで制御されるよう構成されている。また、前記
中央流路7Cは下方の起立パイプ75に嵌合接続され
る。
【0024】前記起立パイプ75の下端部に、前記各収
納タンク5,6の浄化溶液及び殺菌溶液を前記溶液添加
部3へ供給するためのポンプ8が接続されている。その
ポンプ8は、前記溶液添加部3と協働して本発明の添加
手段を構成するものであり、図示しない前記制御回路か
らの信号によって一定時間駆動されることにより、前記
各収納タンク5,6から浄化溶液もしくは殺菌溶液を所
定量宛吸い込んで前記溶液添加部3へ供給するよう構成
されている。そのポンプ8によつて吸い込まれた各溶液
は、前記ポンプ8と溶液添加部3とを接続する水平パイ
プ76を経て溶液添加部3において浴用水に添加混合さ
れる。
納タンク5,6の浄化溶液及び殺菌溶液を前記溶液添加
部3へ供給するためのポンプ8が接続されている。その
ポンプ8は、前記溶液添加部3と協働して本発明の添加
手段を構成するものであり、図示しない前記制御回路か
らの信号によって一定時間駆動されることにより、前記
各収納タンク5,6から浄化溶液もしくは殺菌溶液を所
定量宛吸い込んで前記溶液添加部3へ供給するよう構成
されている。そのポンプ8によつて吸い込まれた各溶液
は、前記ポンプ8と溶液添加部3とを接続する水平パイ
プ76を経て溶液添加部3において浴用水に添加混合さ
れる。
【0025】前記溶液添加部3の上方には加熱装置80
が配置されている。その加熱装置80は前記添加部3と
接続パイプ81によって接続され、図4に示されるよう
に、加熱用のヒーター82や浴用水の温度を測定するた
めのサーミスタ83が内蔵されている。このサーミスタ
83は、浴用水の温度を測定するためのものであって、
図示しない前記制御回路に接続されている。前記ヒータ
ー82は熱伝導性の高いステンレス等の管84と、この
内部に設けられた発熱体85とによって構成されてい
る。浴用水は、前記発熱体85の発熱により加熱された
前記ステンレス管84によって加熱されるようになって
いる。
が配置されている。その加熱装置80は前記添加部3と
接続パイプ81によって接続され、図4に示されるよう
に、加熱用のヒーター82や浴用水の温度を測定するた
めのサーミスタ83が内蔵されている。このサーミスタ
83は、浴用水の温度を測定するためのものであって、
図示しない前記制御回路に接続されている。前記ヒータ
ー82は熱伝導性の高いステンレス等の管84と、この
内部に設けられた発熱体85とによって構成されてい
る。浴用水は、前記発熱体85の発熱により加熱された
前記ステンレス管84によって加熱されるようになって
いる。
【0026】前記加熱装置8は、前記サーミスタ83に
よる浴用水60の温度測定結果が所定の温度より低い場
合、浴用水60を加熱するようになっている。そして、
この加熱装置80は、その後、希望の浴水温度に達する
まで加熱動作を続けるように制御される。
よる浴用水60の温度測定結果が所定の温度より低い場
合、浴用水60を加熱するようになっている。そして、
この加熱装置80は、その後、希望の浴水温度に達する
まで加熱動作を続けるように制御される。
【0027】前記温浴機本体1の上側内部には、前記フ
ロック化した有機物を濾過するための濾過装置40が配
置されている。その濾過装置40は、上部が開口した容
器42と、その容器42の開口を密閉可能に開閉する蓋
44と、前記容器42の内部に収納された濾過剤47と
によって構成される。前記容器42は、前記第一の収納
タンク5側において、前記加熱装置80と一側連結管4
1を介して連結されると共に、第一の収納タンク5の反
対側において、後記循環ポンプ45と他側連結管43を
介して連結されている。
ロック化した有機物を濾過するための濾過装置40が配
置されている。その濾過装置40は、上部が開口した容
器42と、その容器42の開口を密閉可能に開閉する蓋
44と、前記容器42の内部に収納された濾過剤47と
によって構成される。前記容器42は、前記第一の収納
タンク5側において、前記加熱装置80と一側連結管4
1を介して連結されると共に、第一の収納タンク5の反
対側において、後記循環ポンプ45と他側連結管43を
介して連結されている。
【0028】前記他側連結管43の下方には循環ポンプ
45が配置されている。その循環ポンプ45は、浴用水
60を温浴機本体1の内部の前記溶液添加部3、加熱部
装置80及び濾過装置40と、前記浴槽55との間にて
強制的に循環させるものである。その循環ポンプ45
は、排出接続管46を介して前記排水管19に接続され
ている。
45が配置されている。その循環ポンプ45は、浴用水
60を温浴機本体1の内部の前記溶液添加部3、加熱部
装置80及び濾過装置40と、前記浴槽55との間にて
強制的に循環させるものである。その循環ポンプ45
は、排出接続管46を介して前記排水管19に接続され
ている。
【0029】前記容器42内に収納された前記濾過剤4
7としては、多数のセラミックボールが用いられてい
る。そのセラミックボールは多孔質で形成されており、
従って、前記フロック化した有機物を濾過することがで
きる。浴用水60は、一側連結管41を通り、前記容器
42の上部から同容器42に入り、前記濾過剤47の中
に流れ込むようなっている。前記濾過剤47の下方の容
器42の底部には、網48が設けられ、前記濾過剤47
が一側連結管41及び他側連結管43に落下することを
防止している。
7としては、多数のセラミックボールが用いられてい
る。そのセラミックボールは多孔質で形成されており、
従って、前記フロック化した有機物を濾過することがで
きる。浴用水60は、一側連結管41を通り、前記容器
42の上部から同容器42に入り、前記濾過剤47の中
に流れ込むようなっている。前記濾過剤47の下方の容
器42の底部には、網48が設けられ、前記濾過剤47
が一側連結管41及び他側連結管43に落下することを
防止している。
【0030】前記浄化溶液は、本実施例の場合、天然ミ
ネラル群溶液、即ち、雲母系鉱物が風化したバーミキュ
ライト、所謂サプロライトを無機酸水溶液に溶解して多
数の金属塩及び非金属塩を含む酸性添加剤として生成し
たものが用いられている。この浄化溶液を被処理水とし
ての前記浴用水60に投入することによりその浴用水6
0中の懸濁物質を凝集させると共に、溶解している有機
物を分解して析出させ、懸濁物質と共に凝集させるよう
に機能するものである。詳しくは、特公平1−4436
3号公報に開示されている水処理析出用凝集剤と同様の
ものであり、これを浴用水60に応用したものである。
ネラル群溶液、即ち、雲母系鉱物が風化したバーミキュ
ライト、所謂サプロライトを無機酸水溶液に溶解して多
数の金属塩及び非金属塩を含む酸性添加剤として生成し
たものが用いられている。この浄化溶液を被処理水とし
ての前記浴用水60に投入することによりその浴用水6
0中の懸濁物質を凝集させると共に、溶解している有機
物を分解して析出させ、懸濁物質と共に凝集させるよう
に機能するものである。詳しくは、特公平1−4436
3号公報に開示されている水処理析出用凝集剤と同様の
ものであり、これを浴用水60に応用したものである。
【0031】この水処理析出用凝集剤は、浴用水60中
に不可視状態で溶解している有機物を析出、凝集させて
フロック(凝塊)化する作用を有している。フロック化
した有機物は、容易に除去可能な大きさとなる。従っ
て、浴用水60に水処理析出用凝集剤が混じり合うこと
によって、従来は通常の濾過剤では除去が不可能であっ
た浴用水60に溶解した有機物がフロック化され、フロ
ック化された有機物は前記濾過装置40の濾過剤47に
よって除去される。
に不可視状態で溶解している有機物を析出、凝集させて
フロック(凝塊)化する作用を有している。フロック化
した有機物は、容易に除去可能な大きさとなる。従っ
て、浴用水60に水処理析出用凝集剤が混じり合うこと
によって、従来は通常の濾過剤では除去が不可能であっ
た浴用水60に溶解した有機物がフロック化され、フロ
ック化された有機物は前記濾過装置40の濾過剤47に
よって除去される。
【0032】本実施例は以上に説明した如く構成され
る。
る。
【0033】以下に、前記構成に基づく循環温浴機の作
用を説明する。
用を説明する。
【0034】循環温浴機の主電源をオンすることによっ
て、循環ポンプ45、ヒーター82、添加ポンプ8等を
稼働させることにより、吸い込み部10によって浴槽5
5から吸い上げられた浴用水60は吸入管18から吸入
接続管22に導入され、溶液添加部3において、添加ポ
ンプ8により第一の収納タンク5及び第二の収納タンク
6から吸い出された浄化溶液及び殺菌溶液が交互に浴用
水中に混入される。その混入によって浴用水60に含ま
れた有機物が析出・凝集されると共に、浴用水中の細菌
が殺傷処理される。そして、その浴用水60は、加熱装
置80によって一定の温度に加温された後、濾過装置4
0に導入され、その濾過剤47によって前記有機物が濾
過される。濾過作用を受けた浴用水60は、循環ポンプ
45、排水接続管46、排水管19を経て排水部11か
ら浴槽55内に戻される。
て、循環ポンプ45、ヒーター82、添加ポンプ8等を
稼働させることにより、吸い込み部10によって浴槽5
5から吸い上げられた浴用水60は吸入管18から吸入
接続管22に導入され、溶液添加部3において、添加ポ
ンプ8により第一の収納タンク5及び第二の収納タンク
6から吸い出された浄化溶液及び殺菌溶液が交互に浴用
水中に混入される。その混入によって浴用水60に含ま
れた有機物が析出・凝集されると共に、浴用水中の細菌
が殺傷処理される。そして、その浴用水60は、加熱装
置80によって一定の温度に加温された後、濾過装置4
0に導入され、その濾過剤47によって前記有機物が濾
過される。濾過作用を受けた浴用水60は、循環ポンプ
45、排水接続管46、排水管19を経て排水部11か
ら浴槽55内に戻される。
【0035】処で、以上のようにして循環温浴機が長時
間に亙って使用されることにより、第一の収納タンク5
内の浄化溶液及び第二の収納タンク6内の殺菌溶液が次
第に少なくなってついには無くなる。無くなれば、図示
しないセンサーが検知してその検知信号を制御回路に出
力し、温浴機本体1の操作表示部のランプ(図示せず)
を点灯する等して,使用者に知らせる。これによって、
今まで使用されていた各収納タンク5,6は、予め各溶
液が充填された新たな各収納タンクと交換するか、各溶
液のみを詰め替えることによって再びセットされる。
間に亙って使用されることにより、第一の収納タンク5
内の浄化溶液及び第二の収納タンク6内の殺菌溶液が次
第に少なくなってついには無くなる。無くなれば、図示
しないセンサーが検知してその検知信号を制御回路に出
力し、温浴機本体1の操作表示部のランプ(図示せず)
を点灯する等して,使用者に知らせる。これによって、
今まで使用されていた各収納タンク5,6は、予め各溶
液が充填された新たな各収納タンクと交換するか、各溶
液のみを詰め替えることによって再びセットされる。
【0036】また、前記第一の収納タンク5に収納され
た浄化用溶液の浴用水への添加は、予め設定された時間
間隔で行われる。即ち、先ず、電磁弁70がオンするこ
とによって浄化溶液が添加ポンプ8に流れ込むことが可
能となる。次に、添加ポンプ8が予め設定された時間だ
け駆動され、規定量の浄化溶液が溶液添加部3に供給さ
れ、この部分でその浄化溶液が温浴機本体1内に循環し
ている浴用水に混合される。これによって、上述したよ
うに浴用水の浄化が行われる。添加ポンプ8の駆動停止
後、電磁弁70がオフすることによって、第一の収納タ
ンク5と添加ポンプ8との接続が遮断され、浄化溶液が
添加ポンプ8に流れ込むことが阻止される。
た浄化用溶液の浴用水への添加は、予め設定された時間
間隔で行われる。即ち、先ず、電磁弁70がオンするこ
とによって浄化溶液が添加ポンプ8に流れ込むことが可
能となる。次に、添加ポンプ8が予め設定された時間だ
け駆動され、規定量の浄化溶液が溶液添加部3に供給さ
れ、この部分でその浄化溶液が温浴機本体1内に循環し
ている浴用水に混合される。これによって、上述したよ
うに浴用水の浄化が行われる。添加ポンプ8の駆動停止
後、電磁弁70がオフすることによって、第一の収納タ
ンク5と添加ポンプ8との接続が遮断され、浄化溶液が
添加ポンプ8に流れ込むことが阻止される。
【0037】次に、前記第二の収納タンク6に収納され
た殺菌溶液の浴用水60への添加は、前記第一の収納タ
ンク5に収納された浄化溶液の添加作用の合間に行われ
る。即ち、先ず、電磁弁71がオンすることによって、
殺菌溶液が添加ポンプ8に流れ込むことが可能とされ
る。次に、添加ポンプ8が予め設定された時間だけ駆動
され、規定量の殺菌溶液が溶液添加部3に供給され、こ
の部分でこの殺菌溶液が温浴機本体1内に循環している
浴用水60に混合される。これによって、浴用水60に
含まれる大腸菌等の細菌が殺傷処理される。添加ポンプ
8の駆動停止後、電磁弁71がオフすることによって、
前記第二の収納タンク6と添加ポンプ8との接続が遮断
され、殺菌溶液が添加ポンプ8に流れ込むことが防止さ
れる。
た殺菌溶液の浴用水60への添加は、前記第一の収納タ
ンク5に収納された浄化溶液の添加作用の合間に行われ
る。即ち、先ず、電磁弁71がオンすることによって、
殺菌溶液が添加ポンプ8に流れ込むことが可能とされ
る。次に、添加ポンプ8が予め設定された時間だけ駆動
され、規定量の殺菌溶液が溶液添加部3に供給され、こ
の部分でこの殺菌溶液が温浴機本体1内に循環している
浴用水60に混合される。これによって、浴用水60に
含まれる大腸菌等の細菌が殺傷処理される。添加ポンプ
8の駆動停止後、電磁弁71がオフすることによって、
前記第二の収納タンク6と添加ポンプ8との接続が遮断
され、殺菌溶液が添加ポンプ8に流れ込むことが防止さ
れる。
【0038】以上、詳述したことから明らかなように、
本実施例の循環温浴機においては、浴用水を浄化するた
めの浄化溶液を供給する第一の収納タンク5と、浴用水
60の殺菌用の殺菌溶液を供給する第二の収納タンク6
との2つのタンクを設け、これによって、浴用水60の
浄化及び殺菌が行われるので、常に、良好な浴用水60
の性質を得ることができる。さらに、両タンク5,6が
別々に構成されていることによって、両溶液の変質を最
小限に抑えることも可能である。また、両収納タンク
5,6から供給される各溶液を添加するための添加ポン
プ8及び溶液添加部3を共用することが可能に構成され
ているので、装置本体1を小型して、安価に構成するこ
とができる。
本実施例の循環温浴機においては、浴用水を浄化するた
めの浄化溶液を供給する第一の収納タンク5と、浴用水
60の殺菌用の殺菌溶液を供給する第二の収納タンク6
との2つのタンクを設け、これによって、浴用水60の
浄化及び殺菌が行われるので、常に、良好な浴用水60
の性質を得ることができる。さらに、両タンク5,6が
別々に構成されていることによって、両溶液の変質を最
小限に抑えることも可能である。また、両収納タンク
5,6から供給される各溶液を添加するための添加ポン
プ8及び溶液添加部3を共用することが可能に構成され
ているので、装置本体1を小型して、安価に構成するこ
とができる。
【0039】なお、本発明は以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更が可能である。
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更が可能である。
【0040】例えば、切り替え装置7の構成として電磁
弁70,71を使用したが、2方向から側部流路7A,
7Bを経て中央流路7Cに流れ込む各溶液を常にそのい
ずれか一方の溶液が流入するように切り替える作用を有
したものであればどのような形態のものでもよく、この
ような機能を有した一つの電磁弁で行ってもよいもので
ある。
弁70,71を使用したが、2方向から側部流路7A,
7Bを経て中央流路7Cに流れ込む各溶液を常にそのい
ずれか一方の溶液が流入するように切り替える作用を有
したものであればどのような形態のものでもよく、この
ような機能を有した一つの電磁弁で行ってもよいもので
ある。
【0041】さらに、前記濾過装置40の濾過剤47は
セラミックボールで構成されているが、紙等の濾紙を使
用したものでもよい。
セラミックボールで構成されているが、紙等の濾紙を使
用したものでもよい。
【0042】また、浄化溶液として天然ミネラル群溶液
を使用したが、これに相当する有機物の凝集剤を使用し
たものでもよい。
を使用したが、これに相当する有機物の凝集剤を使用し
たものでもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の循環温浴機によれば、浄化溶液を収納した第一の
収納タンクと殺菌溶液を収納した第二の収納タンクとを
備えて、前記浄化溶液及び殺菌溶液を浴用水に添加でき
るようにしたので、常に、浴用水の浄化及び殺菌を確実
かつ充分に行うことができ、浴用水を最も良好な状態に
保つことができる。
発明の循環温浴機によれば、浄化溶液を収納した第一の
収納タンクと殺菌溶液を収納した第二の収納タンクとを
備えて、前記浄化溶液及び殺菌溶液を浴用水に添加でき
るようにしたので、常に、浴用水の浄化及び殺菌を確実
かつ充分に行うことができ、浴用水を最も良好な状態に
保つことができる。
【図1】循環温浴機の要部の構成を示す断面図である。
【図2】第一の収納タンク及び第二の収納タンクの側面
図である。
図である。
【図3】切り替え装置の断面図である。
【図4】加熱装置の断面図である。
【図5】循環温浴機を浴槽に設置した状態を示す斜視図
である。
である。
1 温浴機本体 3 溶液添加部 5 第一の収納タンク 6 第二の収納タンク 7 切り替え装置 8 添加ポンプ 60 浴用水 70 電磁弁 71 電磁弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/50 540 B 550 C H 560 Z 1/52 ZAB K F24H 1/00 301
Claims (4)
- 【請求項1】 浴槽内の浴用水を浄化及び保温して適正
な水質及び温度の状態に維持するようにした循環温浴機
において、 前記浴用水を浄化するために使用される浄化溶液を収納
した第一の収納タンクと、 前記浴用水に含まれる細菌を処理するために使用される
殺菌溶液を収納した第二の収納タンクと、 前記第一の収納タンク及び第二の収納タンクに収納され
た前記浄化溶液及び殺菌溶液を前記浴用水に添加するた
めの添加手段とを備えたことを特徴とする循環温浴機。 - 【請求項2】 前記第一の収納タンク及び第二の収納タ
ンクに収納された浄化溶液及び殺菌溶液のいずれかを選
択的に前記添加手段に供給させる選択手段を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載の循環温浴機。 - 【請求項3】 前記選択手段は、前記浄化溶液及び殺菌
溶液のいずれか一方の溶液を前記添加手段に供給させる
とき、他方の溶液を遮断させる切り替え弁であることを
特徴とする請求項2に記載の循環温浴機。 - 【請求項4】 前記切り替え弁は電磁弁であることを特
徴とする請求項3に記載の循環温浴機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041386A JPH07251158A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 循環温浴機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041386A JPH07251158A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 循環温浴機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07251158A true JPH07251158A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12606952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6041386A Pending JPH07251158A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 循環温浴機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07251158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011045823A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Tacmina Corp | 流体供給装置 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6041386A patent/JPH07251158A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011045823A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Tacmina Corp | 流体供給装置 |
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