JPH0722778B2 - ローラ矯正機のロール幅調整装置 - Google Patents
ローラ矯正機のロール幅調整装置Info
- Publication number
- JPH0722778B2 JPH0722778B2 JP390190A JP390190A JPH0722778B2 JP H0722778 B2 JPH0722778 B2 JP H0722778B2 JP 390190 A JP390190 A JP 390190A JP 390190 A JP390190 A JP 390190A JP H0722778 B2 JPH0722778 B2 JP H0722778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- shaft
- stopper
- straightening
- hole
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/028—Variable-width rolls
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は圧延後の型鋼に対して矯正を行うローラ矯正機
のロール幅調整装置に関する。
のロール幅調整装置に関する。
従来の技術 たとえば第5図に示すように、従来H形鋼51のローラ矯
正機において、外側面をフランジ部51a内面に圧接する
とともに外周面をウェブ部51bに圧接する左右一対の矯
正ロール52A,52Bは、ロール軸53にスリーブ54を介して
外嵌固定されており、両矯正ロール52A,52Bの位置およ
び間隔は複数のスペーサ55により設定され、固定リング
56により固定されていた。
正機において、外側面をフランジ部51a内面に圧接する
とともに外周面をウェブ部51bに圧接する左右一対の矯
正ロール52A,52Bは、ロール軸53にスリーブ54を介して
外嵌固定されており、両矯正ロール52A,52Bの位置およ
び間隔は複数のスペーサ55により設定され、固定リング
56により固定されていた。
発明が解決しようとする課題 しかし上記従来装置によれば、製品幅すなわちフランジ
部51a,51a間隔が変更されるごとにスペーサ55厚みを調
整するロール組替え作業を行わねばならない。近年、外
法一定H形鋼が市場に紹介されているが、これはフラン
ジ部51aの内面幅寸法が数ミリピッチ変更されるのみで
あるのに対し、その都度ロール組替え作業が必要できわ
めて作業性が悪いものであった。
部51a,51a間隔が変更されるごとにスペーサ55厚みを調
整するロール組替え作業を行わねばならない。近年、外
法一定H形鋼が市場に紹介されているが、これはフラン
ジ部51aの内面幅寸法が数ミリピッチ変更されるのみで
あるのに対し、その都度ロール組替え作業が必要できわ
めて作業性が悪いものであった。
本発明は上記問題点を解決して、製品のフランジ部の内
面幅の変更に対応してきわめて容易に矯正ロール幅を調
整でき、作業性を向上できるローラ矯正機のロール幅調
整装置を提供することを目的とする。
面幅の変更に対応してきわめて容易に矯正ロール幅を調
整でき、作業性を向上できるローラ矯正機のロール幅調
整装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、ロール軸に外嵌
される一対の矯正ロールのうち、少なくとも一方を軸心
方向に移動自在に設け、両矯正ロール間に矯正ロールを
離間する方向に付勢する間隔保持シリンダを設け、ロー
ル軸の矯正ロール外側で半径方向に形成した複数のスト
ッパ穴に、先端部に矯正ロールの移動を規制する偏心ス
トッパピンが突設されたストッパ軸を回転自在に設け、
ロール軸に、前記ストッパ軸を回転する回転手段を設け
たものである。
される一対の矯正ロールのうち、少なくとも一方を軸心
方向に移動自在に設け、両矯正ロール間に矯正ロールを
離間する方向に付勢する間隔保持シリンダを設け、ロー
ル軸の矯正ロール外側で半径方向に形成した複数のスト
ッパ穴に、先端部に矯正ロールの移動を規制する偏心ス
トッパピンが突設されたストッパ軸を回転自在に設け、
ロール軸に、前記ストッパ軸を回転する回転手段を設け
たものである。
作用 上記構成において、回転手段によりストッパ軸を所定角
度回転させ、偏心ストッパピンの位置を設定する。その
後、間隔保持シリンダを伸展させて矯正ロールを偏心ス
トッパピンに圧接させ、矯正ロールを所定幅で位置固定
する。矯正ロール幅を変更する場合には、間隔保持シリ
ンダの圧力を解放し、回転手段によりストッパ軸を回転
して偏心ストッパピンの位置を変更した後、再度間隔保
持シリンダを伸展して矯正ロールを偏心ストッパピンに
当接させて固定すればよい。
度回転させ、偏心ストッパピンの位置を設定する。その
後、間隔保持シリンダを伸展させて矯正ロールを偏心ス
トッパピンに圧接させ、矯正ロールを所定幅で位置固定
する。矯正ロール幅を変更する場合には、間隔保持シリ
ンダの圧力を解放し、回転手段によりストッパ軸を回転
して偏心ストッパピンの位置を変更した後、再度間隔保
持シリンダを伸展して矯正ロールを偏心ストッパピンに
当接させて固定すればよい。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
する。
第1図において、1はローラ矯正機のたとえばH形鋼2
のパスライン上下位置に水平方向に配設された一対のロ
ール軸で、パスラインの対向位置にはスリーブ3を介し
て左右一対の矯正ロール4A,4Bが配置される。前記矯正
ロール4A,4Bのうち、固定側の矯正ロール4Aは、スリー
ブ3の一端側鍔部3aに第1スペーサ5Aを介して位置決め
され、可動側の矯正ロール4Bは固定側矯正ロール4Bとの
間にスリーブ3外周部で90度ごとに軸心方向に配設され
た4個の間隔保持シリンダ(油圧)6を介して配置され
る。また可動側矯正ロール4Bの外側には、スリーブ3に
外嵌された複数の第2スペーサ5Bと、第2スペーサ5Bの
他端側でロール軸1に軸心方向に移動自在に外嵌された
係止リング7とが配設され、この係止リング7はロール
軸1他端部に設けられたロール規制装置10により外方へ
の移動を規制される。なお、ここでスリーブ3はロール
軸1に外嵌固定され、第1,第2スペーサ5A,5Bおよび矯
正ロール4A,4はスリーブ3に軸心方向に摺動自在でかつ
キー8により回り止めされている。
のパスライン上下位置に水平方向に配設された一対のロ
ール軸で、パスラインの対向位置にはスリーブ3を介し
て左右一対の矯正ロール4A,4Bが配置される。前記矯正
ロール4A,4Bのうち、固定側の矯正ロール4Aは、スリー
ブ3の一端側鍔部3aに第1スペーサ5Aを介して位置決め
され、可動側の矯正ロール4Bは固定側矯正ロール4Bとの
間にスリーブ3外周部で90度ごとに軸心方向に配設され
た4個の間隔保持シリンダ(油圧)6を介して配置され
る。また可動側矯正ロール4Bの外側には、スリーブ3に
外嵌された複数の第2スペーサ5Bと、第2スペーサ5Bの
他端側でロール軸1に軸心方向に移動自在に外嵌された
係止リング7とが配設され、この係止リング7はロール
軸1他端部に設けられたロール規制装置10により外方へ
の移動を規制される。なお、ここでスリーブ3はロール
軸1に外嵌固定され、第1,第2スペーサ5A,5Bおよび矯
正ロール4A,4はスリーブ3に軸心方向に摺動自在でかつ
キー8により回り止めされている。
前記ロール規制装置10は、第2図,第3図に示すよう
に、ストッパ孔13から出退自在でかつ回転自在な偏心ス
トッパピン12を有するストッパ部11と、この偏心ストッ
パピン12を回転させて係止リング7の規制位置を調整し
矯正リング4A,4Bの間隔を調整する調整部21と、偏心ス
トッパピン12を出退させる出退部31とで構成される。
に、ストッパ孔13から出退自在でかつ回転自在な偏心ス
トッパピン12を有するストッパ部11と、この偏心ストッ
パピン12を回転させて係止リング7の規制位置を調整し
矯正リング4A,4Bの間隔を調整する調整部21と、偏心ス
トッパピン12を出退させる出退部31とで構成される。
すなわちストッパ部11は、ロール軸1の他端側軸心部に
形成された軸孔1aに連通する4個のストッパ孔13が、ロ
ール軸1の同一横断面内で90度ごとに半径方向に形成さ
れ、各ストッパ孔13には、先端部に前記偏心ストッパピ
ン12が突設されたストッパ軸14が昇降自在でかつ回転自
在に配設され、第4図に示すようにこの偏心ストッパピ
ン12の軸心はストッパ軸14の軸心にδだけ偏心してい
る。そして、ストッパ孔13の開口部には、ストッパ軸14
の基端側外周部に形成された鍔状係止部14aにコイルば
ね15を介して抜止めする抜止めリング16が取付けられ、
ストッパ軸14はコイルばね15により後退方向に付勢され
ている。
形成された軸孔1aに連通する4個のストッパ孔13が、ロ
ール軸1の同一横断面内で90度ごとに半径方向に形成さ
れ、各ストッパ孔13には、先端部に前記偏心ストッパピ
ン12が突設されたストッパ軸14が昇降自在でかつ回転自
在に配設され、第4図に示すようにこの偏心ストッパピ
ン12の軸心はストッパ軸14の軸心にδだけ偏心してい
る。そして、ストッパ孔13の開口部には、ストッパ軸14
の基端側外周部に形成された鍔状係止部14aにコイルば
ね15を介して抜止めする抜止めリング16が取付けられ、
ストッパ軸14はコイルばね15により後退方向に付勢され
ている。
また調整部21は、ストッパ軸14の基端部に、外周部にピ
ニオン22aが形成されたピニオン軸22が軸心位置に突設
される。そして、第3図に示すように各ストッパ孔13に
接してロール軸1の軸心方向に形成されたラック用孔23
内に、前記ピニオン22aに噛合するラック24aが形成され
たラックロッド24が移動自在に配設され、これら各ラッ
クロッド24の突出端は、第1図に示すように連結部材25
により一体的に連結される。また、ロール軸1の他端部
には支持部材26を介してピストン位置を検出可能な位置
調整シリンダ(油圧)27がロール軸心方向に取付けら
れ、このピストンロッド27aが前記連結部材25に連結さ
れている。したがって、位置調整シリンダ27を所定量伸
縮することにより、ラックロッド24およびピニオン軸22
を介してストッパ軸14を所定角度回転させ、第4図に示
すように180度の回転で偏心ストッパピン12の偏心量δ
の2倍の範囲で係止リング7の位置、すなわち矯正ロー
ル4A,4Bの幅を調整することができる。
ニオン22aが形成されたピニオン軸22が軸心位置に突設
される。そして、第3図に示すように各ストッパ孔13に
接してロール軸1の軸心方向に形成されたラック用孔23
内に、前記ピニオン22aに噛合するラック24aが形成され
たラックロッド24が移動自在に配設され、これら各ラッ
クロッド24の突出端は、第1図に示すように連結部材25
により一体的に連結される。また、ロール軸1の他端部
には支持部材26を介してピストン位置を検出可能な位置
調整シリンダ(油圧)27がロール軸心方向に取付けら
れ、このピストンロッド27aが前記連結部材25に連結さ
れている。したがって、位置調整シリンダ27を所定量伸
縮することにより、ラックロッド24およびピニオン軸22
を介してストッパ軸14を所定角度回転させ、第4図に示
すように180度の回転で偏心ストッパピン12の偏心量δ
の2倍の範囲で係止リング7の位置、すなわち矯正ロー
ル4A,4Bの幅を調整することができる。
前記出退部31は、軸孔1aに内嵌固定された内軸1bに、ス
トッパ孔13に対向してピニオン軸22が挿入可能な受孔32
と、シリンダ孔33とが連続して形成され、これらシリン
ダ孔33には、先端がピニオン軸22下端の連結孔22bに嵌
入されたピストンロッド34aを有するピストン34が摺動
自在に配設され、受孔32にはピストンロッド34aの挿通
孔35aが形成された止め金具35がねじ止めされる。そし
て、各シリンダ孔33の基端部には、内軸1bおよびロール
軸1の軸心部に形成された第1油圧供給孔36に連通孔37
を介して連通される。したがって、第1油圧供給孔36か
らシリンダ孔33に圧油を供給することにより、ピストン
34およびピストンロッド34aを介してストッパ軸14をコ
イルばね15に抗して上昇させ、偏心ストッパピン12をス
トッパ孔13内の後退位置から、係止リング7の移動を規
制可能な突出位置に上昇させることができ、反対にシリ
ンダ37孔内に圧油を第1油圧供給孔36を介して排出する
ことにより、コイルばね15により突出位置の偏心ストッ
パピン12を後退位置まで下降させて、スリーブ3のロー
ル軸1への着脱を容易に行うことができる。ここで、前
記ピニオン軸22のピニオン22aの幅は、ラック24aが噛み
合ったまま昇降可能な昇降ストローク分の長さを有して
いる。
トッパ孔13に対向してピニオン軸22が挿入可能な受孔32
と、シリンダ孔33とが連続して形成され、これらシリン
ダ孔33には、先端がピニオン軸22下端の連結孔22bに嵌
入されたピストンロッド34aを有するピストン34が摺動
自在に配設され、受孔32にはピストンロッド34aの挿通
孔35aが形成された止め金具35がねじ止めされる。そし
て、各シリンダ孔33の基端部には、内軸1bおよびロール
軸1の軸心部に形成された第1油圧供給孔36に連通孔37
を介して連通される。したがって、第1油圧供給孔36か
らシリンダ孔33に圧油を供給することにより、ピストン
34およびピストンロッド34aを介してストッパ軸14をコ
イルばね15に抗して上昇させ、偏心ストッパピン12をス
トッパ孔13内の後退位置から、係止リング7の移動を規
制可能な突出位置に上昇させることができ、反対にシリ
ンダ37孔内に圧油を第1油圧供給孔36を介して排出する
ことにより、コイルばね15により突出位置の偏心ストッ
パピン12を後退位置まで下降させて、スリーブ3のロー
ル軸1への着脱を容易に行うことができる。ここで、前
記ピニオン軸22のピニオン22aの幅は、ラック24aが噛み
合ったまま昇降可能な昇降ストローク分の長さを有して
いる。
第1図において、41A,41Bは間隔保持シリンダ6に圧油
を供給するためにロール軸1および内軸1bに形成された
第2油圧供給孔および第2油圧供給管、42A,42Bは位置
調整シリンダ27に圧油を供給排出するためにロール軸1
および内軸1bに形成された第3油圧供給孔および第3油
圧供給管である。
を供給するためにロール軸1および内軸1bに形成された
第2油圧供給孔および第2油圧供給管、42A,42Bは位置
調整シリンダ27に圧油を供給排出するためにロール軸1
および内軸1bに形成された第3油圧供給孔および第3油
圧供給管である。
次にこのローラ矯正機における矯正ローラの幅調整方法
について説明する。
について説明する。
(1)スリーブ3に所定の矯正ロール4A,4B、間隔保持
シリンダ6、第1および第2スペーサ5A,5Bを組込んだ
状態で、クレーン等によりロール軸1に装着し、係止リ
ング7を嵌め込む。
シリンダ6、第1および第2スペーサ5A,5Bを組込んだ
状態で、クレーン等によりロール軸1に装着し、係止リ
ング7を嵌め込む。
(2)第1油圧供給孔36からシリンダ孔33内に圧油を供
給してピストン34、ピストンロッド34aおよびストッパ
軸14を介して偏心ストッパピン12を後退位置から突出位
置まで突出させる。
給してピストン34、ピストンロッド34aおよびストッパ
軸14を介して偏心ストッパピン12を後退位置から突出位
置まで突出させる。
(3)位置調整シリンダ27を伸縮してラックロッド24を
作動し、ラック24a、ピニオン22aを介してストッパ軸14
を所定角度回転し、偏心ストッパピン12を所定位置に設
定する。
作動し、ラック24a、ピニオン22aを介してストッパ軸14
を所定角度回転し、偏心ストッパピン12を所定位置に設
定する。
(4)第2油圧供給管41Bを第2油圧供給孔41Aに接続し
て間隔保持シリンダ6に圧油を供給する。すると間隔保
持シリンダ6がそれぞれ伸展されて第1,第2スペーサ5
A,5Bおよび矯正ローラ4A,4Bが移動され、第1スペーサ5
Aが鍔部3aに当接するとともに係止リングが偏心ストッ
パピン12に当接して両矯正ロール4A,4が設定幅Lで固定
される。そして矯正作業が開始される。
て間隔保持シリンダ6に圧油を供給する。すると間隔保
持シリンダ6がそれぞれ伸展されて第1,第2スペーサ5
A,5Bおよび矯正ローラ4A,4Bが移動され、第1スペーサ5
Aが鍔部3aに当接するとともに係止リングが偏心ストッ
パピン12に当接して両矯正ロール4A,4が設定幅Lで固定
される。そして矯正作業が開始される。
(5)矯正ロール4A,4Bの幅を変更する場合には、まず
間隔保持シリンダ6の圧力を解放し、位置調整シリンダ
27を伸縮してストッパ軸14を回転させ、偏心ストッパピ
ン12の位置を変更した後、再度間隔保持シリンダ6に圧
油を供給して両矯正ロール4A,4Bを固定すればよい。
間隔保持シリンダ6の圧力を解放し、位置調整シリンダ
27を伸縮してストッパ軸14を回転させ、偏心ストッパピ
ン12の位置を変更した後、再度間隔保持シリンダ6に圧
油を供給して両矯正ロール4A,4Bを固定すればよい。
なお、上記実施例ではH形鋼のローラ矯正機を示した
が、みぞ形鋼にも適用することができる。またロール軸
1は水平方向に限るものではない。
が、みぞ形鋼にも適用することができる。またロール軸
1は水平方向に限るものではない。
さらに上記実施例ではストッパ軸14の回転手段に、ラッ
ク・ピニオン機構22a,24aおよび位置調整シリンダ27を
使用したが、電動式のウォームギヤ機構を採用すること
もできる。また、間隔保持シリンダ6を4個配設した
が、ロール軸1に外嵌するリング状シリンダとリング状
のピストンロッドで構成することもできる。
ク・ピニオン機構22a,24aおよび位置調整シリンダ27を
使用したが、電動式のウォームギヤ機構を採用すること
もできる。また、間隔保持シリンダ6を4個配設した
が、ロール軸1に外嵌するリング状シリンダとリング状
のピストンロッドで構成することもできる。
発明の効果 以上に述べたごとく本発明によれば、矯正ロール間に間
隔保持シリンダを介在させるとともに、矯正ロールの移
動を規制する偏心ストッパピンを、回転自在なストッパ
軸の偏心位置に突設し、このストッパ軸を回転手段によ
り回転させるので、偏心ストッパピンをストッパ軸に対
する偏心量の2倍の範囲で軸心方向に容易に変位させる
ことができ、この範囲で矯正ロールの幅を任意に変更す
ることができる。したがって、フランジ部の内面間寸法
が数ミリピッチで変化するH形鋼やみぞ形鋼に対してロ
ールの組替え作業なしに容易に対応することができ、作
業性を大幅に向上できる。
隔保持シリンダを介在させるとともに、矯正ロールの移
動を規制する偏心ストッパピンを、回転自在なストッパ
軸の偏心位置に突設し、このストッパ軸を回転手段によ
り回転させるので、偏心ストッパピンをストッパ軸に対
する偏心量の2倍の範囲で軸心方向に容易に変位させる
ことができ、この範囲で矯正ロールの幅を任意に変更す
ることができる。したがって、フランジ部の内面間寸法
が数ミリピッチで変化するH形鋼やみぞ形鋼に対してロ
ールの組替え作業なしに容易に対応することができ、作
業性を大幅に向上できる。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図はロ
ール軸の一部切欠き縦断面図、第2図はロール規制装置
の拡大縦断面図、第3図は同横断面図、第4図は同側面
図、第5図は従来例を示すロール軸の縦断面図である。 1…ロール軸、2…H形鋼、3…スリーブ、3a…鍔部、
4A…固定側矯正ロール、4B…可動側矯正ロール、5A…第
1スペーサ、5B…第2スペーサ、6…間隔保持シリン
ダ、7…係止リング、10…ロール規制装置、11…ストッ
パ部、12…偏心ストッパピン、13…ストッパ孔、14…ス
トッパ軸、15…コイルばね、21…調整部、22…ピニオン
軸、22a…ピニオン、23…ラック用孔、24…ラックロッ
ド、24a…ラック、27…位置調整シリンダ、31…出退
部、33…シリンダ孔、34…ピストン、34a…ピストンロ
ッド、δ…偏心量。
ール軸の一部切欠き縦断面図、第2図はロール規制装置
の拡大縦断面図、第3図は同横断面図、第4図は同側面
図、第5図は従来例を示すロール軸の縦断面図である。 1…ロール軸、2…H形鋼、3…スリーブ、3a…鍔部、
4A…固定側矯正ロール、4B…可動側矯正ロール、5A…第
1スペーサ、5B…第2スペーサ、6…間隔保持シリン
ダ、7…係止リング、10…ロール規制装置、11…ストッ
パ部、12…偏心ストッパピン、13…ストッパ孔、14…ス
トッパ軸、15…コイルばね、21…調整部、22…ピニオン
軸、22a…ピニオン、23…ラック用孔、24…ラックロッ
ド、24a…ラック、27…位置調整シリンダ、31…出退
部、33…シリンダ孔、34…ピストン、34a…ピストンロ
ッド、δ…偏心量。
Claims (1)
- 【請求項1】ロール軸に外嵌される一対の矯正ロールの
うち、少なくとも一方を軸心方向に移動自在に設け、両
矯正ロール間に矯正ロールを離間する方向に付勢する間
隔保持シリンダを設け、ロール軸の矯正ロール外側で半
径方向に形成した複数のストッパ穴に、先端部に矯正ロ
ールの移動を規制する偏心ストッパピンが突設されたス
トッパ軸を回転自在に設け、ロール軸に、前記ストッパ
軸を回転する回転手段を設けたことを特徴とするローラ
矯正機のロール幅調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP390190A JPH0722778B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | ローラ矯正機のロール幅調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP390190A JPH0722778B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | ローラ矯正機のロール幅調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03210915A JPH03210915A (ja) | 1991-09-13 |
JPH0722778B2 true JPH0722778B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=11570094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP390190A Expired - Lifetime JPH0722778B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | ローラ矯正機のロール幅調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722778B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2150727C (en) * | 1994-06-09 | 1999-08-17 | Yasuhiro Yamamoto | Roll type processing facility and roll width adjusting device therefor |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP390190A patent/JPH0722778B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03210915A (ja) | 1991-09-13 |
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