JPH07195494A - 中空成形機の押出装置におけるバレル冷却構造 - Google Patents
中空成形機の押出装置におけるバレル冷却構造Info
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- JPH07195494A JPH07195494A JP5335947A JP33594793A JPH07195494A JP H07195494 A JPH07195494 A JP H07195494A JP 5335947 A JP5335947 A JP 5335947A JP 33594793 A JP33594793 A JP 33594793A JP H07195494 A JPH07195494 A JP H07195494A
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- Japan
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- barrel
- cover case
- peripheral surface
- heater
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
維持することができる押出機のバレル冷却構造を提供す
る。 【構成】 加熱して溶融した樹脂をスパイラルスクリュ
ウ2で押し出すバレル1の外周面に、内周面にスパイラ
ル溝22を刻設した筒体20をバレル1の外周面に密着
して嵌合固定し、筒体20の外周面に密着してヒーター
23を嵌合固定し、ヒーター23から所定の空間部を有
するカバーケース21を被覆し、カバーケース21内に
スパイラル溝22の一端部を開口(22a)させ、他端
部を前記カバーケース21の外部に開口(22b)させ
るとともに、カバーケース21に配管26を連結し、該
配管26に送風機28を接続して構成した。
Description
におけるバレル冷却構造に関し、とりわけ、樹脂のせん
断熱によりバレルが過熱するのを防止する冷却構造であ
る。
練して成形ダイからパイプ状に押出し、金型にパリソン
として供給する装置である。
閉塞した筒形のバレル1内にスクリュウシャフト2をモ
ーター3で回転自在に挿入し、バレル1の他端にノズル
部4を形成し、かつ、バレル1に樹脂原料5を収納する
ホッパ6を設けてなる。バレル1の外周面には長手方向
に沿って適宜数のヒーター7が装着されている。
してモーター3でスクリュウシャフト2を回転駆動する
と、ホッパ6の樹脂原料5がバレル1内に落下移動し、
樹脂原料5が溶融して混練されつつ、ノズル部4から押
し出してパイプ状に成形する成形ダイ(図示略)に送ら
れる。
より、せん断熱が発生するために、バレル温度が必要以
上に過熱する。そこで、バレル温度を適温に制御するた
めに、バレル1を水又は空気で強制的に冷却することが
ある。
ための従来構造は、図4に示すように、バレル1の外周
面に密着固定したヒーター7内に循環水路8を設けた
(水冷方式)。ヒーター7は鋳造体であってその内部に
電熱線9が鋳込まれている。
面に密着したヒーター7を収納するハウジング10をバ
レル1に装着した。ハウジング10内に送風機11から
送風し、排出口12から排出させて冷却した(空冷方式
1)。
周面に軸方向溝13を周方向へ所定間隔で形成した筒体
14をバレル1に嵌合し、筒体14の外周面にヒーター
7を密着固定した。筒体14に挿入した管体15に送風
機16から強制送風すると、軸方向溝13を経て外部に
排出されるようにした(空冷方式2)。
冷方式はヒーター7を直接冷却するので、バレル1の冷
却効果は薄く、また、ヒーター容量が実質的には低下す
るため、バレル1の加熱効果も薄くなる。
周部分のみを冷却するので、バレル1の冷却効果が小さ
くて、せん断熱による過熱を充分に防止することはでき
ない欠点がある。
いが、ヒーター7のバレル加熱能力が低下してランニン
グコストが大きくなる。
除去してバレルを適温に維持することができる押出機の
バレル冷却構造を提供する。
形機の押出装置におけるバレル冷却構造は、加熱して溶
融した樹脂をスパイラルスクリュウで押し出すバレルの
外周面に、内周面にスパイラル溝を刻設した筒体をバレ
ルの外周面に密着して嵌合固定し、該筒体の外周面に密
着してヒーターを嵌合固定し、該ヒーターから所定の空
間部を有するカバーケースを被覆し、該カバーケース内
に前記スパイラル溝の一端部を開口させ、他端部を前記
カバーケースの外部に開口させるとともに、該カバーケ
ースに配管を連結し、該配管に送風機を接続してなるこ
とを特徴とする。
体は、当初にヒーターを冷却し、ついで、カバーケース
内に開口する一端部からスパイラル溝内に進入してバレ
ルを冷却した後、カバーケースの外部に開口するスパイ
ラル溝の他端部から外部に放出される。
び図2に示すように、バレル1の外周面に、アルミ材か
らなる円筒体20を密着して嵌合固定するとともに、こ
の円筒体20から半径方向へ所定の距離をおいて、円筒
状のカバー体21aと仕切板21bからなるカバーケー
ス21に固定されている。
して固定されている。円筒体20は内周面に1本のスパ
イラル溝22が軸方向へ刻設されており、かつ、その一
端部がカバーケース21内に開口し、他端部22bはカ
バーケース21の外部に開口している。
着固定され、ヒーター23はカバー体21の絶縁部を貫
通する配線24を介し電源を有する制御部25と電気的
に接続されている。
口して接続され、この配管26にはジョイント27を介
し送風機(ブロア)28が接続されている。送風機28
は制御部25と電気的に接続されている。
挿入されており、この熱電対29は制御部25と電気的
に接続されている。
レル1が通例円筒状であるから、それに合わせた形状と
したものであるが、これに限定する意ではなく、要すれ
ば、バレル1の断面形状に合わせた筒形の形状が決定さ
れる。
筒体を半分に分割した半割形にして、バレル1への装着
に際し、又は、修理点検の際に脱着が簡便にできるよう
にするのがよい。
部25の加熱指令にてヒーター23が加熱し、ヒーター
23の熱が円筒体20を経てバレル1に伝熱される。つ
いで、スクリュウシャフト2が回転して樹脂を溶融し混
練する。
対29がこれを検出して制御部25に信号を送り、制御
部25は冷却指令を出して送風機28を駆動させる。
は、カバーケース21内でヒーター23を冷却しながら
そのカバーケース21内に開口するスパイラル溝22の
一端部からスパイラル溝22に入り、バレル1の外周面
に沿って移動しながらバレル1を冷却し、カバーケース
21の外部に開口するスパイラル溝22の他端から排出
される。
体は、当初にヒーター23との熱交換にて加温され、つ
いで、バレル1を冷却することになる。したがって、バ
レル1が直接冷却されて過度に冷却することはなく、バ
レル1がせん断熱で過熱しない程度の適度の温度が維持
されるのである。
が直接冷却媒体により冷却されることなく、当初にヒー
ターを冷却することにより冷却媒体を加温し、ついでそ
の加温された冷却媒体でバレルを冷却するから、バレル
が過度に冷却されて樹脂の溶融に支障を生じる事なく、
適温に維持することができる。
なった冷却媒体は外部に放出されるから、送風機能力や
容量が小さくて足り、小型コンパクト化できるととも
に、電力消費量が小さくなる。
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱して溶融した樹脂をスパイラルスク
リュウで押し出すバレルの外周面に、内周面にスパイラ
ル溝を刻設した筒体をバレルの外周面に密着して嵌合固
定し、該筒体の外周面に密着してヒーターを嵌合固定
し、該ヒーターから所定の空間部を有するカバーケース
を被覆し、該カバーケース内に前記スパイラル溝の一端
部を開口させ、他端部を前記カバーケースの外部に開口
させるとともに、該カバーケースに配管を連結し、該配
管に送風機を接続してなることを特徴とする中空成形機
の押出装置におけるバレル冷却構造。 - 【請求項2】 円筒体とカバーケースが半割型で形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の中空成形機
の押出装置におけるバレル冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33594793A JP3432558B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 中空成形機の押出装置におけるバレル冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33594793A JP3432558B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 中空成形機の押出装置におけるバレル冷却構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195494A true JPH07195494A (ja) | 1995-08-01 |
JP3432558B2 JP3432558B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=18294121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33594793A Expired - Lifetime JP3432558B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 中空成形機の押出装置におけるバレル冷却構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3432558B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010179610A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Olympus Corp | 循環式混練機 |
JP2010247458A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Kizashi Matsunaga | 断熱カバー |
CN102744870A (zh) * | 2012-07-14 | 2012-10-24 | 江苏新美星包装机械股份有限公司 | 一种内灯箱 |
CN116277870A (zh) * | 2022-04-12 | 2023-06-23 | 新天力科技股份有限公司 | 适用于塑料包装容器的智能生产线 |
WO2024142715A1 (ja) * | 2022-12-28 | 2024-07-04 | 住友重機械モダン株式会社 | 搬送装置および加熱装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33594793A patent/JP3432558B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010179610A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Olympus Corp | 循環式混練機 |
JP2010247458A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Kizashi Matsunaga | 断熱カバー |
CN102744870A (zh) * | 2012-07-14 | 2012-10-24 | 江苏新美星包装机械股份有限公司 | 一种内灯箱 |
CN116277870A (zh) * | 2022-04-12 | 2023-06-23 | 新天力科技股份有限公司 | 适用于塑料包装容器的智能生产线 |
WO2024142715A1 (ja) * | 2022-12-28 | 2024-07-04 | 住友重機械モダン株式会社 | 搬送装置および加熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3432558B2 (ja) | 2003-08-04 |
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