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JPH0718511B2 - 複合管と管継手との接続構造 - Google Patents

複合管と管継手との接続構造

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Publication number
JPH0718511B2
JPH0718511B2 JP63066183A JP6618388A JPH0718511B2 JP H0718511 B2 JPH0718511 B2 JP H0718511B2 JP 63066183 A JP63066183 A JP 63066183A JP 6618388 A JP6618388 A JP 6618388A JP H0718511 B2 JPH0718511 B2 JP H0718511B2
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JP
Japan
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pipe
joint
composite pipe
composite
peripheral surface
Prior art date
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JP63066183A
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English (en)
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JPH01238794A (ja
Inventor
茂 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,金属管の少なくとも内周面が熱溶融性の合成
樹脂層で被覆された複合管と,該複合管が接続される管
継手との接続構造に関する。
(従来の技術) 給水配管,給湯配管,ガス配管等に使用される合成樹脂
管は,接続される管継手との接続強度を高めるために,
近時,両者を熱融着により接続する方法が採用されてい
る。このような熱融着による管と管継手との接続構造
は,実公昭60-23596号公報,公表特許昭55-500479号公
報等に開示されている。これらの公報に開示された管と
管継手との接続構造は,いずれも接続すべき合成樹脂管
の端部外周面を,該端部が内嵌される管継手の内周面に
配設された発熱体により加熱し,該合成樹脂管の端部外
周面と,管継手内周面とを融着している。
(発明が解決しようとする課題) 最近では,金属管の内周面および外周面を合成樹脂層に
て被覆した複合管が耐蝕性,耐久性に優れているため,
給湯管等に使用されている。このような複合管を管継手
に接続する場合に,従来のように,管外周面と管継手内
周面とを熱融着により接続する構成では,複合管内を流
通する水が,複合管の端面から,金属管と合成樹脂層と
の界面に浸入し,該金属管を腐蝕させるおそれがある。
複合管における外周側の合成樹脂層と継手本体内周面と
が熱融着されると,両者は強固に接着される。これに対
し,複合管における内周側の合成樹脂層と金属管とは接
着性が悪く,管継手と複合管との間に引張り力が加わる
と,管継手に融着された外周側の合成樹脂層が管継手と
共に金属管から剥離するおそれがある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり,その目
的は,複合管と管継手とが強固に接着され,しかも複合
管における金属管の腐蝕を確実に防止し得る複合管と管
継手との接続構造を提供することにある。本発明の他の
目的は,接続された複合管と管継手との間に引張り力が
加わっても破壊されるおそれがなく,しかも耐久性に優
れた複合管と管継手との接続構造を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は,金属管の少なくとも内周面が熱溶融性の合成
樹脂層で被覆された複合管と,該複合管が接続される管
継手との接続構造であって,端面側になるに連れて徐々
に拡径された該複合管の端部と,該複合管の端部内に嵌
合して該端部内周面と密着し得る外周面を有し,内部に
発熱体が配設された管継手の熱溶融性合成樹脂でなる継
手本体と,を具備し,前記複合管の端部と該管継手の継
手本体とを,前記発熱体の発熱により融着することを特
徴としており,そのことにより上記目的が達成される。
また,前記管継手は,該管継手の継手本体に嵌合された
複合管の端部を該継手本体とともに挟持する挟持具を有
してなり,そのことにより上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の複合管と管継手との接続構造は,第1図に示す
ように,複合管10と該複合管10の端部が接続される管継
手20とで構成される。
複合管10は,例えばアルミニウム製の金属管11の内周面
および外周面が,それぞれ熱溶融性の合成樹脂層12およ
び13にて被覆されている。該複合管10の管継手20に接続
される端部は,端面側になるに連れて徐々に大径となる
ように拡径加工(フレア加工)されている。
管継手20は,例えば,端部にフランジ部31を有するフラ
ンジ付管30と上述の複合管10とを連結するべく用いられ
る。該フランジ付管30は,管の内周面およびフランジ部
31の端面が合成樹脂層32にて覆われている。
管継手20は,複合管10の拡径された端部に嵌合し得る環
状の接続部22bを有する継手本体22と,該継手本体22の
接続部22bと共に複合管10の拡径した端部を挟持する挟
持具23とを有する。
該継手本体22は,熱溶融性の合成樹脂製であり,接続部
22bの基端部にはフランジ部22aが設けられている。該フ
ランジ部22aは,前記フランジ付管30のフランジ部31に
ガスケット21を介して当接される。
前記複合管10の拡径された端部内へ嵌入し得る接続部22
bの外周面は,接続すべき複合管10の拡径された端部内
周面に密着し得るように,先端側になるに連れて小径と
なったテーパ状をしている。該接続部22bの外周面に沿
って,例えばニクロム線でなる発熱体22cが埋設されて
いる。該発熱体22cは接続部22bの外周面に沿って重なり
合わないように巻回されており,該発熱体22cの各端部
は,フランジ部22aを通って外部へ導出されている。こ
の発熱体22cは巻回されず,ジグザグ状に設けられてい
てもよい。そして,該発熱体22cの各端部間に電圧を印
加すれば,該発熱体22cは発熱する。
該継手本体22の接続部22bに嵌合された複合管10の端部
を,該継手本体22と共に挟持する挟持具23は,接続すべ
き複合管10の拡径された端部を外嵌し得る管状の挟圧部
23bと,該挟圧部23bの基端部に設けられたフランジ部23
aとを有する。該フランジ部23aは,前記継手本体22のフ
ランジ部22aに当接される。該挟持具23,継手本体22およ
び前記フランジ付管30のそれぞれのフランジ部23a,22a,
31には,複数本のボルト24が挿通され,該ボルト24にナ
ット25を螺合させて締め付けることにより,挟持具23お
よび継手本体22はフランジ付管30に一体的に取付けられ
る。
挟持具23の挟圧部23bは,内周面がその先端部を除い
て,接続すべき複合管10の拡径された端部外周面に密着
し得るように,先端になるに連れて小径となったテーパ
状をしている。該挟圧部23bの先端部は,複合管10の拡
径された端部に連設する管状部分に外嵌し得るように,
一定の内径となっている。該挟圧部23bの外周面は,複
合管10の拡径された端部外周面とは平行なテーパ状にな
っている。
該挟圧部23bのテーパ状の内周面と,該内周面に対向す
る前記継手本体22の接続部22bにおけるテーパ状の外周
面との間には,所定の間隙が形成されている。該間隙
は,挟持具23,継手本体22,フランジ付管30がボルト24お
よびナット25により一体的に締め付けられた場合に,複
合管10の肉厚よりやや狭くなるように定められている。
該挟圧部23bのテーパ状の内周部分には,抜け防止リン
グ26が取付けられている。該抜け防止リング26は,その
内周面に環状の突条が,挟圧部23b内周面より突出する
ように設けられている。該突条は,1本に限らず,複数本
設けられていてもよい。
複合管10とフランジ付管30とは次のようにして連結され
る。まず,フランジ付管30のフランジ部31に,ガスケッ
ト21,管継手20における継手本体22のフランジ部22a,複
合管10の拡径された端部,および挟持具23のフランジ部
32aを,順次,当接させて,それらにボルト24を挿通
し,ナット25を螺合させて締め付ける。これにより,複
合管10の拡径された端部は,挟持具23の挟圧部23bによ
り継手本体22の接続部22bに強く押し付けられる。尚,
挟持具23を複合管10の拡径された端部に被覆した状態と
するには,複合管10の端部を拡径する前に挟持具23を複
合管10に被嵌してから管端部を拡径加工したらよい。ま
た,拡径された端部と反対側の端部が拡径加工されてい
ない場合には,この反対側端部から被嵌してもよい。こ
のような状態で,接続部22bの外周面に配設された発熱
体22cに通電して,該発熱体22cを発熱させる。これによ
り,熱溶融性合成樹脂でなる継手本体22の接続部22bの
外周面が加熱溶融されると共に,該接続部22bに当接し
た複合管10内周面の熱溶融性合成樹脂層12も加熱溶融さ
れ,両者は融着される。どの結果,継手本体22と複合管
10とは一体的に接合される。
複合管10の端部は拡径加工されており,その端部は挟持
具23と継手本体22とにより挟持されている。しかも,該
複合管10端部は,挟持具23の挟圧部23b内に配設された
抜け防止リング26の突条にて,継手本体22の接続部22b
に強く押し付けられているため,管継手本体20と複合管
10との間に引張り力が加わっても,複合管10が管継手20
から抜けるおそれがない。
複合管10の端部は端面の径が大きくなるように拡径加工
すれば,該端部の傾斜角度が大きくなり,挟持具23と継
手本体22とにより強く挟持されるため,好ましい。しか
し,拡径加工は,複合管10における金属管11の種類,伸
び,肉厚,溶接部の強度などにより規制されるため,金
属管11がアルミニウム製の場合には,管端面が内径を10
%程度大きくなるように拡径加工が行われる。
拡径加工される複合管10端部の軸方向長さは,長くなる
ほど,複合管10と,継手本体22の接続部22bとの接触面
積が大きくなり,従って融着部面積が大きくなって複合
管10と継手本体22との接合強度が向上する。しかし,管
端面を所定の内径となるように拡径加工する場合に,そ
の拡径加工する部分が長くなれば,拡径加工された端部
の傾斜角度が小さくなり,該複合管端部が挟持具23と継
手本体22とにより挟持されるときの挟持力が弱まる。
複合管10における金属管11内周面および外周面を被覆す
る合成樹脂層12および13としては,ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリブテンなどのオレフィン系樹脂,ある
いはこれらの樹脂の混合物や共重合体が使用される。特
に,架橋オレフィン系樹脂が金属との接着力が大きく,
好適である。
管継手20における継手本体22も,複合管10における合成
樹脂層12および13と同様の合成樹脂が用いられる。
なお,上記実施例では,管継手20における継手本体22と
挟持具23とは,ボルト24とナット25により締め付けて,
複合管10の端部を両者により挟圧する構成としたが,こ
のような実施例に限定されるものではなく,例えば第2
図に示すように,継手本体22と,挟持具23とが螺合し得
るように構成して,継手本体22に対して挟持具23を螺合
させることにより,複合管10の端部を両者にて挟圧する
構成としてもよい。
また,上記実施例では管継手20により複合管10をフラン
ジ付管30に連結する場合について説明したが,例えば,
第3図に示すように,継手本体22が一対の接続部22bを
有する構成とし,一対の挟持具23および23を用いれば,
複合管10同士を連結し得る。
(発明の効果) 本発明の複合管と管継手との接続構造は,このように,
金属管内周面が合成樹脂層で被覆された複合管の該合成
樹脂層を,管継手の継手本体と融着させる構成であるた
め,複合管と継手本体とが強固に接合されると共に,そ
の接合部の内周面が確実にシールされる。その結果,複
合管における金属管と合成樹脂層との界面に水が浸入す
るおそれがなく,金属管は腐蝕するおそれがない。
また,本発明では,複合管の端部を拡径加工して,その
端部を,管継手における継手本体と挟持具とにより挟持
するようにしているため,複合管と管継手との間に引張
り力が加わっても,複合管が破断するおそれがなく,該
複合管と管継手とは強固に接合される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合管と管継手との接続構造の一例を
示す一部破断側面図,第2図および第3図はそれぞれ本
発明の他の実施例の複合管と管継手との接続構造を示す
要部断面図である。 10……複合管,11……金属管,12,13……合成樹脂層,20…
…管継手,22……継手本体,22b……接合部,23……挟持
具,23……挟圧部,30……フランジ付管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 47/02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属管の少なくとも内周面が熱溶融性の合
    成樹脂層で被覆された複合管と,該複合管が接続される
    管継手との接続構造であって, 端面側になるに連れて徐々に拡径された該複合管の端部
    と, 該複合管の端部内に嵌合して該端部内周面と密着し得る
    外周面を有し,内部に発熱体が配設された管継手の熱溶
    融性合成樹脂でなる継手本体と, を具備し, 前記複合管の端部と該管継手の継手本体とを,前記発熱
    体の発熱により融着することを特徴とする複合管と管継
    手との接続構造。
  2. 【請求項2】前記管継手は,該管継手の継手本体に嵌合
    された複合管の端部を該継手本体とともに挟持する挟持
    具を有する請求項1に記載の複合管と管継手との接続構
    造。
JP63066183A 1988-03-18 1988-03-18 複合管と管継手との接続構造 Expired - Fee Related JPH0718511B2 (ja)

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JP2013124676A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Sekisui Chem Co Ltd 配管材及びその製造方法
WO2014156453A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 積水化学工業株式会社

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