JPH06511427A - よろめき運動体の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 よろめき運動体の駆動装置 本発明は請求の範囲第１項の基本概念に示すようなよろめき運動体の駆動装置に 関するものである。

スイス特許第５００，０００号において、よろめき運動の発生装置が記載されて いる。これは発明者パウル・シャッッが彼の著書「律動の研究と技術」　（シュ ツットガルト　１９７５）において「オロイド」と名付けている本体で構成され ている。このオロイドはスイス特許第ｓｏｏ、ｏｏｏ号に従えばそのオロイドを 載せた無端ベルトによって駆動される。

実際には、この駆動法は、一方ではオロイドの理想的な構造精度が前提となって おり、他方ではベルト上のオロイドの転勤に際し、如何なる滑りも起こしてはな らないため、確固たる地位を得ることはできていない。太鼓状のロール体で可能 な如き運転はオロイドの形態では起こり得ない。それは実際には、シリンダの如 く、平面上の直線的切線を有し、ベルトの運転方向に対するこの切線の角度は振 動の形式で変化するだけである。それ故、この発明はまた、よろめき運動を行う 中空体が半分のブリカード・リンク・チェーンの部分として横たわることを特徴 とするスイス特許第２１６，７６０号に応じた解決とは異なって、決して完成さ せることはできない。この解決は市場において種々の実施形態でそして種々の駆 動手段で完成されている。勿論、それには、１ｍ３以上の捕捉力が有るオロイド 原理または反転原理に基づく混合機の製造を妨害するという困難な欠点が付属し ている。

この欠点は、駆動に際して発生し、大きさと方向が絶えず変化する大きな質量エ ネルギにおいて存在する。その質量エネルギは全ての構成部分の特別の強力な測 定を必要とし、そのような機械の基礎に極端な要求をめている。

本発明が基礎を置いている課題は、前述の短所を克服し、同様に大きな寸法範囲 内でのオロイドに適するオロイド体駆動方法の創出である。

課題の解決は中心的発明概念に関する請求の範囲第１項に描写されており、同第 ２項から第１０項までにはそこから発展した応用が描写されている。添付図面は さらに多くの実施例を示すことにより発明概念をより明らかにしている。

第１図ａ、ｂはオロイドの運動に際しての幾何的関係を示す概念図である。

第２図ａ、ｂは本発明の第一実施例を２個の側面図で示したものである。

第３図ａ、ｂは第２図ａに示す装置の一部の詳細図であり、部分的に断面を表わ している。

第４図は第３図ａに示す装置の変形を示す。

第５図ａ、ｂは本発明の第二実施例の側面図及び平面図である。

第６図は一構成部分の変形を示す。

第７図は本発明の第三実施例の側面図である。

第１図ａ、ｂは、同形の運動で矢印方向に回転する無端ベルト２上の種々の状態 におけるオロイドを概念図的に示したものである。ベルトＺに垂直な一平面上Ｅ ３内に重心がいつもあるようにオロイドのよろめき運動が行われる場合は、ベル ト２の運動方向に垂直に立つ平ｉＥ１、Ｅ２上のオロイドの長手軸３の貫通点が それぞれ楕円曲線に１．に２を描く。楕円曲線Ｋｌ、に２の大きさと形状はベル ト２のその都度の縁辺からの平面Ｅｌ、Ｅ２の横方向の距離に依存する。

第１図ａは空間に固定されない長手軸３の回りに完全に１回転する間のオロイド １の３状態を示す。第１図すにおいて、貫通点の上限位置ＤＩ、下限位置Ｄ２を 指示するためにわかり易くこの３状態を２状態にしている。

第２図は本発明に従う装置の第一実施例を示す。ベルト２上に例えば混合容器と して作られ、閉鎖し得る開口部５が示されているオロイド形状の中空体４が置か れている。その都度、一部分が切断され、例えば中空回転軸６がその切断された 平面７を貫通するように両端ではオロイド形状から幾分能れた中空体４が作られ ている。それとともに、その都度、ベルト２の上に横たわる接線が中空体４の２ 極端位置において幾分短縮されている。このことは、回転軸６が横に突き出るこ とができるようヲへベルト２が幅狭く形成するのを可能にする。第１図ａにおい てに１．に２で示されている楕円曲線は楕円の案内レール８として現われるが、 ただしそこに１個のみが描かれている。つまり、無端ベルト２から横方向の距離 が等しく、中空体４が無端ベルト２の長手方向に沿って運動する場合は案内レー ルは重なって見えないからである。

回転軸６は案内レール８の可動部９によって受動的に案内レール８に沿って運動 する。可動部９は、第２図では概念的に描かれているのみであるが、第３図では 詳細に図示されている。案内レール８はその形状において楕円曲線Ｋｌ、に２の 形状から独立的に離れたものであり、それはこの案内レール８が数学上の軸とし て有効であるからである。つまり、回転軸６の軸の案内レール８端部からの距離 を考慮に入れるべきである。一方で中空体４の小さい製造公差が、他方では充填 物の重量の影響による変形が考慮に入れられなければならないので、案内レール ８は、垂直方向に前述の公差の影響を相殺することができるように、頑丈なフレ ーム１１の中に４個のばねリンク１０によって取り付けられる。４個という数は しかし発明上重要なことではない。つまり、そのようなばねリンク１ｏを６個ま たは８個取り付けることもあり得るからである。水平方向の相殺は無端ベルトｚ 上の滑りによって行われる。　第２図に示されているように、オロイドの形状か ら離れた中空体４の形状を設け、回転軸６の垂直方向の運動を考慮に入れるため 、不可欠なように、オロイドを完全に完成させ、そのために無端ベルト２をそれ だけ幅狭く作ることは本発明に適合する。

第３図ａに平面図で、第３図すに部分的断面図で図示されている可動部９は２個 の例えば玉軸受で支えられた溝１４付き案内輪１３を備えた１個の支持台１２か ら成る。これは案内レール８を挟持する。それ故に可動部９は案内レール８によ って決まる平面内でのみ運動する。

案内レール８の曲線状の内側に対して支持台１２は回転リンク１９を備えており 、回転リンク１９の回転軸は案内レール８の接線方向に対して垂直である。回転 リンク１９によりプレート２０が支持台１２に回転可能に取り付けられている。

このプレート２ｏは横軸１５を備えており、横軸１５により案内体１６が揺動可 能に取り付けられている。横軸１５は回転リンク１９の軸に垂直であり、案内レ ール８に対しては接線方向である。

案内体１６の中では回転軸６は回転可能であり、第３図すにおいて矢印で示され ているように、長手方向に移動可能である。

第３図ａ、ｂに示される可動部９の変形が第４図に示される。ここでは可動部９ は蝶番２１により支持台１２と連結された支持部２２により取り付けられている 第三の案内輪１８で補完されている。ばね１７により、支持部２２は支持台１２ から離れる方向に押し付けられている。それに伴い、第三の案内輪１８は案内レ ール８に強く密着している。

第二の実施例が第５図ａ、ｂに示されている。第５図ａは一側から見た正面図で あり、第５図すは上から見た図である。

各フレーム１１において、水平方向に自由に動き得る滑動部材５９が走行する。

上には、フレーム１１から突き出て、画情動部材５９がそれぞれ１個の垂直軸回 りに回転可能な支承体２３を備えており、支承体２３は画支承体２３を貫通して 軸方向に移動可能な棒２４のための滑り軸受を含んでいる。棒２４は中央では１ 個の垂直軸回りに回転可能なヘッド２５に固定されている。このヘッド２５は１ 個の垂直軸回りに回転可能な揺動アーム２６の上に取り付けられており、その軸 受２８は両フレーム１１を結合し、安定にする横梁２７の上に取り付けられてい る。

回転軸６は１個の球体２９の中で回転可能であり、軸方向に移動可能に取り付け られている。前記の球体２９は滑動部材６０の中で回転し、その滑動部材６０は 滑動部材５９に取り付けられ、滑動部材５９に対して垂直に自由に運動できる。

　さて、ベルト２が動き出すと、中空体４がベルト２と水平方向に動き出すので はなく、特殊なよろめき運動をするように、棒２４により生じる拘束が配慮され る。棒２４が揺動アーム２６の位置に横たわることは中空体４の重心の横方向の 運動を生じさせる。

既述の同様の運動が、第６図ａ、ｂに平面図及び正面図で示されるように、部分 的に湾曲した棒３０で作られた骨格体３１により行われる。それ故、骨格体３１ の内部には単純に形成された容器４０．例えば商習慣的に使用される化学薬品用 トロンメルが帯３２と紐３３で固定されることができる。

前述の如く、回転軸６もまた中空にすることができる。

それから本発明に従う装置は貫流処理において液体または固体材料を混合するの に適合している。この目的に対し、回転軸６は各端部において周知の回転式導入 排出方式で管理される。このような回転式導入排出方式でより多くの成分が調合 される。さらに、圧力、温度、ｐＨ及びその他のパラメーターに対する計測検知 器具の採用がまた問題の解決を可能にする。

第７図に従う第三実施例において、第一実施例の如く、オロイド状の中空体４が 駆動され、矢印方向に揺動する無端ベルト２の上に置かれている。回転軸６は各 １個の突き棒３５を有するリンク３４で結合される既述の案内体１６の中で回転 する。突き棒３５は、可動部３７により支えられ、垂直運動を行う各１個の軸受 ３６の中で水平に運動する。可動部３７はロール３９を利用して２個の垂直なレ ール３８の上にガイドされる。中空体４から離れた突き棒３５の端部は、突き棒 ３５に関して回転運動と同様、揺動運動も行わせ、そして案内体１６に結合する リンク３４を備えている。この案内体１６の中で、棒４１は滑り、棒４１にはそ の中央に１個のリンク４２が固定されており、リンク４２の他端の方は回転軸受 ４３の中で軸４４の回りに回転可能である。回転軸受４３の固定した部分は、垂 直棒４６に沿って滑るガイド４５に固定されている。

中空体４は無端ベルトｚ上でよろめき運動をし、回転軸に隣接する案内体１６は 第１図に示す楕円曲線Ｋｌ。

Ｋ２を描くが、その垂直成分は可動部３７により実現され、その水平成分は相互 に等しく、突き棒により棒４１上に互いに押し付は合っている。中空体４の幾何 学的重心の垂直運動は棒４６に沿って滑る案内体４５により実現される。

Ｆｉｇ、　１ １７　２１　２２　１８　Ｂ ｒ１ｇ、　５　ａ ト ；　守　ｑ　す　酵　写

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．回転する無端ベルト（２）の上に置かれ、それによって運動するオロイド方 式のよろめき運動体の駆動装置において、 −回転軸（６）が前記よろめき運動体に固定され、前記よろめき運動体はその長 手軸（３）の方向及び位置を示していること、及び −ベルト（２）の運動の方向に垂直に立ち、そしてベルト（２）の両側に１個ず つ存在する２個の平行な平面（Ｅ１，Ｅ２）内で前記回転軸（６）にそれぞれ１ 個の楕円軌跡を描かせ、その際両平面（Ｅ１，Ｅ２）を貫く前記回転軸（６）の 軸（３）の貫通点（Ｄ１，Ｄ２）の運動に等しい回転、しかし実質的に反対方向 に等しい回転を与えるための装置が存在することを特徴とするオロイド方式のよ ろめき運動体の駆動装置。 ２．−前記等しい回転を与えるための装置が、前記回転軸（６）の軸（３）の２ 個の平行な平面（Ｅ１，Ｅ２）での貫通点（Ｄ１，Ｄ２）に楕円軌跡を描かせる ため、各平面（Ｅ１，Ｅ２）内に垂直運動を許容する少なくとも４個のばねリン ク（１０）でフレーム（１１）内に固定されている１個の楕円形の案内レール（ ８）を備えているという形で構成されていること、 −各案内レール（８）においては、前記案内レール（８）に沿って走行する１個 の可動部（９）を備えていること、 −各可動部（９）は１個の支持台（１２）から構成され、前記支持台（１２）は 前記案内レール（８）とともに力と形状の決定にあずかる少なくとも２個の案内 軸受（１３，１８）を支え、さらに１個の回転リンク（１９）を備えており、そ の回転軸は前記案内レール（８）の接線に対して垂直に立ち、そしてその平面内 に横たわり、その際、前記回転リンク（１９）で前記案内レール（８）の接線の 方向に平行である横軸（１５）を支えるプレート（２０）が回転可能な部分であ ること、−１個の案内体（１６）を備えており、その案内体（１６）において前 記回転軸（６）が長手方向の運動と回転運動を行い、前記案内体（１６）は前記 プレート（２０）の前記横軸（１５）の回りに揺動可能であること、及び　−前 記案内レール（８）、回転リンク（１９）を備えた前記可動部（９）、前記プレ ート（２０）及び前記案内体（１６）の寸法は、前記よろめき体がベルト（２） により運動する時、前記回転軸（６）の軸（３）が前記平面（Ｅ１，Ｅ２）を貫 く貫通点（Ｄ１，Ｄ２）があらかじめ決められた楕円曲線を描くようにして、測 定されることを特徴とする請求の範囲第１項に記載されたオロイド方式のよろめ き運動体の駆動装置。 ３．前記等しい回転を与えるための装置が、前記回転軸（６）の軸（３）の貫通 点（Ｄ１，Ｄ２）を前記２個の平行な平面（Ｅ１，Ｅ２）で楕円軌跡を描かせる ため、前記ベルト（２）の各側の平面（Ｅ１，Ｅ２）内に１個のフレーム（１１ ）を備え、そのフレーム（１１）において滑動部材（５９）が水平方向に運動す るように拘束されるような形で構成されていること、−前記水平方向に運動する 滑動部材（５９）において、１個の垂直方向に運動する滑動部材（６０）が走行 し、その中心に１個の球体（２９）が回転可能に取り付けられ、前記球体（２９ ）には前記回転軸（６）が回転可能にそして軸方向に移動し得るように取り付け られていること、 −水平運動をする前記両滑動部材（５９）は前記フレーム（１１）から突き出し ており、その垂直軸回りに回転し得る各１個の支承体（２３）を支えていること 、−前記両フレーム（１１）は２個の横梁（２７）により連結されていること、 及び −前記横梁（２７）のうちの１個において、１個の水平方向の揺動アーム（２６ ）がその垂直軸回りに１個の軸受（２８）の中で回転可能に取り付けられており 、その際、前記揺動アーム（２６）はその自由端においてその垂直な軸の回りに 回転し得るヘッド（２５）を備え、前記ヘッド（２５）の中に前記水平運動をす る滑動部材（５９）における前記両支承体（２３）の中で軸方向に運動するよう に取り付けられた１個の棒（２４）が固定されており、それにより前記よろめき 運動体の運動に際し前記両水平運動滑動部材（５９）も前記垂直運動滑動部材（ ６０）も本質的に反対方向の運動を行うことを特徴とする請求の範囲第１項に記 載されたオロイド方式のよろめき運動体の駆動装置。 ４．−前記等しい回転を与えるための装置は、前記回転軸（６）の軸（３）の貫 通点（Ｄ１，Ｄ２）を前記２個の平行な平面（Ｅ１，Ｅ２）で楕円軌跡を描かせ るため、各平行な平面（Ｅ１，Ｅ２）においてロール（３９）で案内する１個の 可動部（３７）を備えた１個の垂直ガイド（３８）が存在し、各可動部（３７） は軸方向に運動する１個の突き棒（３５）を含む軸受（３６）を支える形で構成 されていること、 −前記両突き棒（３５）はそれぞれ１個の案内体（１６）を前記回転軸（６）の 軸方向及び回転方向位置に支えており、その際前記案内体（１６）はリンク（３ ４）により前記突き棒（３５）に固定され、前記リンク（３４）は前記突き棒（ ３５）の長手軸に関して回転運動と揺動運動を生じさせること、 −前記回転軸（６）から離れた前記突き棒（３５）の端部においても同様に回転 運動と揺動運動を生じさせるリンク（３４）が固定されており、前記リンク（３ ４）はそれぞれさらに本質的に同種の案内体（１６）を支え、前記案内体（１６ ）においてはさらに２個の案内体（１６）が１個の捧（４１）を滑動及び回転可 能に支えていること、 −前記棒（４１）はその中央に１個のリンク（４２）を支え、前記リンク（４２ ）の回りに前記棒（４１）が揺動可能であり、前記リンク（４２）の他の部分は １個の回転軸受（４３）内で１個の軸（４４）の回りに回転可能であり、その際 、前記軸（４４）は前記棒（４１）の長手軸上に対しても同様前記リンク（４２ ）の揺動軸上に対しても垂直であり、それ故前記ベルト（２）の運動方向に横た わっていること、及び −前記回転軸受（４３）は前記リンク（４２）を支え、１個のガイド（４５）を 介して１個の固定された垂直棒（４６）に沿って自由に運動することを特徴とす る請求の範囲第１項に記載されたオロイド方式のよろめき運動体の駆動装置。 ５．前記よろめき運動体が密閉された中空体（４）であることを特徴とする請求 の範囲第１項から第４項までのいずれか一つに記載されたオロイド方式のよろめ き運動体の駆動装置。 ６．前記中空体（４）がオロイドの形式を示すことを特徴とする請求の範囲第５ 項に記載されたオロイド方式のよろめき運動体の駆動装置。 ７．前記中空体（４）がオロイドの形式を示し、その長手軸に関して両端におい て各１個の切断面で切断されており、それにより長手軸に対して垂直な２個の平 面（７）が形成され、それが前記回転軸（６）によって貫通されていることを特 徴とする請求の範囲第５項に記載されたオロイド方式のよろめき運動体の駆動装 置。 ８．前記よろめき運動体が部分的に湾曲した棒（３０）で構成されている骨格体 （３１）であり、それが１個のオロイドに等しい転勤をすることを特徴とする請 求の範囲第１項から第４項までのいずれか一つに記載されたオロイド方式のよろ めき運動体の駆動装置。 ９．前記骨格体（３２）の内部に１個の容器（４０）を固定するための装置が備 えられていることを特徴とする請求の範囲第８項に記載されたオロイド方式のよ ろめき運動体の駆動装置。 １０．前記回転軸（６）は中空軸として形成され、その端部のそれぞれにおいて 運動中前記よろめき運動体に混合材料を導入して取り出すとともに、物理的及び 化学的パラメータのための計測検知器具を挿入することを許容する回転状態を発 生させることを特徴とする請求の範囲第１項から第９項までのいずれか一つに記 載されたオロイド方式のよろめき運動体の駆動装置。