JPH0637629B2 - ギヤ油組成物 - Google Patents
ギヤ油組成物Info
- Publication number
- JPH0637629B2 JPH0637629B2 JP63249077A JP24907788A JPH0637629B2 JP H0637629 B2 JPH0637629 B2 JP H0637629B2 JP 63249077 A JP63249077 A JP 63249077A JP 24907788 A JP24907788 A JP 24907788A JP H0637629 B2 JPH0637629 B2 JP H0637629B2
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- Japan
- Prior art keywords
- oil
- viscosity
- molecular weight
- pao
- gear oil
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工業用高粘度ギヤ油に関する。
現在各種ギヤ油として代表的なものに鉱油系ギヤ油があ
る。
る。
しかし近年、省エネルギーや油および機械の長寿命化の
ニーズに伴って、各種合成油の使用が波及しつつある。
ニーズに伴って、各種合成油の使用が波及しつつある。
合成油のなかでも特にコスト、耐水性、パッキン耐性等
の点で従来の設備のままで使用可能なこと、また従来の
鉱油に使用している添加剤が使用可能であることなどの
条件から、ポリαオレフィン水素化物(以下PAOと略
称する)の使用が波及しつつある。
の点で従来の設備のままで使用可能なこと、また従来の
鉱油に使用している添加剤が使用可能であることなどの
条件から、ポリαオレフィン水素化物(以下PAOと略
称する)の使用が波及しつつある。
一般に鉱油系ギヤ油は鉱油に酸化防止剤、防錆剤、極圧
添加剤、消泡剤、金属不活性剤が添加され、場合によっ
ては粘度指数向上剤や流動点降下剤等の添加剤が添加さ
れている。
添加剤、消泡剤、金属不活性剤が添加され、場合によっ
ては粘度指数向上剤や流動点降下剤等の添加剤が添加さ
れている。
工業用ギヤ油についてはメーカー各社により組成に違い
があるが、現在市販されているギヤ油は大略第1表に示
すような配合割合になっている。
があるが、現在市販されているギヤ油は大略第1表に示
すような配合割合になっている。
一般にギヤ油は潤滑油の中では粘度範囲が最も広く、高
粘度油の使用が多い。たとえばJISの分類でも40℃
の粘度で68センチストークスから1000センチスト
ークス以上のものまである。鉱油の場合、220センチ
ストークスより高粘度のものは基油単体での対応は難し
く、これを解決するため、一般に増粘剤として高分子の
ポリメタアクリレートやオレフィンコポリマーを用い、
場合によってはポリブタジエンを用いるのが普通であ
る。
粘度油の使用が多い。たとえばJISの分類でも40℃
の粘度で68センチストークスから1000センチスト
ークス以上のものまである。鉱油の場合、220センチ
ストークスより高粘度のものは基油単体での対応は難し
く、これを解決するため、一般に増粘剤として高分子の
ポリメタアクリレートやオレフィンコポリマーを用い、
場合によってはポリブタジエンを用いるのが普通であ
る。
これらの増粘剤は一般に分子量5000から10000
0程度の高分子ポリマーであるため、使用中に剪断を受
け、粘度低下を来し、一旦剪断されると永久的に回復し
ない。
0程度の高分子ポリマーであるため、使用中に剪断を受
け、粘度低下を来し、一旦剪断されると永久的に回復し
ない。
また一般には剪断と同時に粘度指数の低下および流動点
の上昇を来す場合が多い。
の上昇を来す場合が多い。
またこれらポリマーは高分子であるため、ギヤ油の潤滑
領域である弾性潤滑領域への侵入が難しく、ポリマーで
増粘させたギヤ油の潤滑特性は十分ではないと言われて
いる。
領域である弾性潤滑領域への侵入が難しく、ポリマーで
増粘させたギヤ油の潤滑特性は十分ではないと言われて
いる。
PAOを基油の一成分としてギヤ油を製造する場合、低
粘度油の場合は、ポリマーの添加も少ないため、PAO
の特色を活したギヤ油を製造することは比較的容易であ
る。
粘度油の場合は、ポリマーの添加も少ないため、PAO
の特色を活したギヤ油を製造することは比較的容易であ
る。
しかしながら高粘度油を製造する場合は、ポリマーの添
加量を多くする必要があるため、添加剤の溶解生、永久
粘度低下、潤滑特性等を損なわずに製造することは極め
て難しい。
加量を多くする必要があるため、添加剤の溶解生、永久
粘度低下、潤滑特性等を損なわずに製造することは極め
て難しい。
高粘度PAOおよびエチレンとαオレフィンとのコポリ
マー水素化物(以下PEAOと略称する。)は、低粘度
PAOよりさらに各種添加剤の溶解性に劣るため、同量
の添加剤を配合した場合、添加剤の分離・沈殿を来し、
著しく性能の低下を来すことが多い。
マー水素化物(以下PEAOと略称する。)は、低粘度
PAOよりさらに各種添加剤の溶解性に劣るため、同量
の添加剤を配合した場合、添加剤の分離・沈殿を来し、
著しく性能の低下を来すことが多い。
これら溶解性の問題を解決する方法としては、エステル
類を5〜30%程度添加する方法が知られているが、エ
ステルの加水分解が懸念されるため、水混入の恐れがあ
る鉄鋼設備等の機器では注意を要する。(潤滑通信8
8、6月号、p44) また前述したように、ポリマーで増粘させたギヤ油の潤
滑特性は劣るため、分子量600〜1000程度のPA
O、またはPEAOを使用する場合があるが、これらは
一般にコスト的に高く、各種添加剤の溶解性が悪いた
め、使用時に添加剤の析出を生じることが多い。
類を5〜30%程度添加する方法が知られているが、エ
ステルの加水分解が懸念されるため、水混入の恐れがあ
る鉄鋼設備等の機器では注意を要する。(潤滑通信8
8、6月号、p44) また前述したように、ポリマーで増粘させたギヤ油の潤
滑特性は劣るため、分子量600〜1000程度のPA
O、またはPEAOを使用する場合があるが、これらは
一般にコスト的に高く、各種添加剤の溶解性が悪いた
め、使用時に添加剤の析出を生じることが多い。
本発明の目的は、PAOの優れた特性を損なうことな
く、鉱油系に使用されている添加剤を使用して、使用中
に添加剤の分離がなく、潤滑特性のすぐれた高粘度ギヤ
油を提供することである。
く、鉱油系に使用されている添加剤を使用して、使用中
に添加剤の分離がなく、潤滑特性のすぐれた高粘度ギヤ
油を提供することである。
本発明は平均分子量400〜600のポリαオレフィン
水素化物(PAO)と平均分子量1300〜1600の
ポリαオレフィン水素化物(PAO)またはエチレンα
オレフィンとのコポリマー水素化物(PEAO)とを配
合してなり、40℃で220センチストークスから10
00センチストークスまでの粘度を有するギヤ油組成物
である。
水素化物(PAO)と平均分子量1300〜1600の
ポリαオレフィン水素化物(PAO)またはエチレンα
オレフィンとのコポリマー水素化物(PEAO)とを配
合してなり、40℃で220センチストークスから10
00センチストークスまでの粘度を有するギヤ油組成物
である。
本発明で基油の一成分として使用するPAOは平均分子
量400〜600、好ましくは450〜550のもので
あり、デセン−1,イソブテン等をルイス酸コンプレッ
クスあるいは塩化アルミニウム触媒等で重合させて得ら
れた重合物を水素化することにより得られる。
量400〜600、好ましくは450〜550のもので
あり、デセン−1,イソブテン等をルイス酸コンプレッ
クスあるいは塩化アルミニウム触媒等で重合させて得ら
れた重合物を水素化することにより得られる。
平均分子量400未満のPAOを使用した場合、引火点
の低下および蒸発量の増大を招くため好ましくない。
の低下および蒸発量の増大を招くため好ましくない。
また基油のもう一つの成分として使用するPAO又はP
EAOは平均分子量1300〜1600、好ましくは1
400〜1500のものであり、PAOは前記と同様な
方法で分子量を調整することにより得られる。またPE
AOはエチレンと前記のようなαオレフィンを共重合さ
せて得られたものを水素化することによって得られる。
EAOは平均分子量1300〜1600、好ましくは1
400〜1500のものであり、PAOは前記と同様な
方法で分子量を調整することにより得られる。またPE
AOはエチレンと前記のようなαオレフィンを共重合さ
せて得られたものを水素化することによって得られる。
なお水素化は完全に水素化されなくともよいが、水素化
の程度が低いと劣化し易い。
の程度が低いと劣化し易い。
これらの配合割合は、目的とする粘度によって変化する
が、平均分子量400〜600のPAO20〜80重量
部に対し、平均分子量1300〜1600のPAOおよ
び/またはPEAO 80〜20重量部の範囲である。
が、平均分子量400〜600のPAO20〜80重量
部に対し、平均分子量1300〜1600のPAOおよ
び/またはPEAO 80〜20重量部の範囲である。
本発明のギヤ油には、潤滑剤用酸化防止剤、防錆剤、消
泡剤等を配合することができる。
泡剤等を配合することができる。
また平均分子量600〜1000のPAOまたはPEA
Oの単体使用では、各種添加剤の溶解性が低下し、製造
時のみならず、使用時に、これらの添加剤が析出分離
し、製品の特性を著しく低下させ、またコストの上昇を
招く。
Oの単体使用では、各種添加剤の溶解性が低下し、製造
時のみならず、使用時に、これらの添加剤が析出分離
し、製品の特性を著しく低下させ、またコストの上昇を
招く。
一方、高分子ポリマーの使用は、永久粘度低下を生じた
り、弾性潤滑領域への侵入が困難なため接触面間の潤滑
特性が不充分となるため、分子量は5000以下、望ま
しくは2000以下が有効である。
り、弾性潤滑領域への侵入が困難なため接触面間の潤滑
特性が不充分となるため、分子量は5000以下、望ま
しくは2000以下が有効である。
以下に実施例により本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこの実施例よって何等限定されるものではな
い。
本発明はこの実施例よって何等限定されるものではな
い。
(実施例1〜2、比較例1〜6) 分子量の異なるPAOおよびPEAOを第2表に示す割
合で配合することにより、40℃で粘度460センチス
トークスになるようにしたギヤ油基油とした。
合で配合することにより、40℃で粘度460センチス
トークスになるようにしたギヤ油基油とした。
用いたPAOは低粘度用として平均分子量約400,5
00のものを、高粘度用として平均分子量1400のも
のを用いた。なお平均分子量1400は市販PAOの最
高粘度グレードである。
00のものを、高粘度用として平均分子量1400のも
のを用いた。なお平均分子量1400は市販PAOの最
高粘度グレードである。
またPEAOとしては平均分子量700,1500およ
び3600のものを用いた。オレフィンコポリマー(以
下OCPと略称する)としては平均分子量50000の
ものを用いた。ポリメタアクリレート(以下PMAと略
称する)としては平均分子量5000,10000,2
0000の3種類のものを用いた。
び3600のものを用いた。オレフィンコポリマー(以
下OCPと略称する)としては平均分子量50000の
ものを用いた。ポリメタアクリレート(以下PMAと略
称する)としては平均分子量5000,10000,2
0000の3種類のものを用いた。
第2表に、得られたギヤ油基油の引火点および蒸発量を
示した。このギヤ油基油に第1表で各種の添加剤を第1
表による配合で配合し、ギヤ油組成物とした。この潤滑
油特性を第2表に同時に示した。
示した。このギヤ油基油に第1表で各種の添加剤を第1
表による配合で配合し、ギヤ油組成物とした。この潤滑
油特性を第2表に同時に示した。
引火点はJISK−2265に規定されているクローズ
カップ法で行った。蒸発量についてはJISK−254
0に規定されている容器(潤滑油熱安定度試験)に準拠
し、165℃、24時間後の蒸発原料をwt%で求め
た。
カップ法で行った。蒸発量についてはJISK−254
0に規定されている容器(潤滑油熱安定度試験)に準拠
し、165℃、24時間後の蒸発原料をwt%で求め
た。
潤滑特性試験は、耐焼付性、耐摩耗性および目視による
曇り、濁りについて行った。
曇り、濁りについて行った。
(1)耐焼付性 A法:チムケン試験機を用い、JISK 2519(潤
滑油耐過重能試験方法)に準拠し試験した。
滑油耐過重能試験方法)に準拠し試験した。
試験片としてチムケンカップ径13.1mmのチムケン社
製ロックウェル硬さCが60のものおよびブロック1
2.2mm×19.3mmを用いて、油温40℃で試験油を
毎分2.3で潤滑部に滴下しながら、荷重30ポンド
より試験を開始し、すべり速度200cm/secで10分間
試験、その後、テストピースのスコーリングの有無を確
認する。OKならば順次10ポンドずつ追加し、スコー
リングが発生するまで試験を繰り返し、スコーリングが
発生したら、その荷重より5ポンド低い荷重で試験を行
いスコーリングが発生しなければ、その値をOK荷重
(ポンド)とした。
製ロックウェル硬さCが60のものおよびブロック1
2.2mm×19.3mmを用いて、油温40℃で試験油を
毎分2.3で潤滑部に滴下しながら、荷重30ポンド
より試験を開始し、すべり速度200cm/secで10分間
試験、その後、テストピースのスコーリングの有無を確
認する。OKならば順次10ポンドずつ追加し、スコー
リングが発生するまで試験を繰り返し、スコーリングが
発生したら、その荷重より5ポンド低い荷重で試験を行
いスコーリングが発生しなければ、その値をOK荷重
(ポンド)とした。
B法:曽田式四級試験機を用い、JISK 2519
(潤滑油耐過重能試験方法)に従い試験した。
(潤滑油耐過重能試験方法)に従い試験した。
毎分750回転(すべり速度11.4cm/s)で、荷重
を毎分0.5kgf/cm2づつ加重し(ステップ/ステップ
法)、試験油圧毎に規定されている焼付きネジリ目盛を
越えた荷重を求める(焼付限界荷重という。) 焼付限界荷重より0.5kgf/cm2減じた値を合格荷重(kg
f/cm2)とした。
を毎分0.5kgf/cm2づつ加重し(ステップ/ステップ
法)、試験油圧毎に規定されている焼付きネジリ目盛を
越えた荷重を求める(焼付限界荷重という。) 焼付限界荷重より0.5kgf/cm2減じた値を合格荷重(kg
f/cm2)とした。
(2)耐摩耗性 曽田式四級試験機を用い、200回転ですべり速度1
1.4cm/sでまず最初に荷重を毎分0.5kgづつ加重
し(ステップ/ステップ法)5kgまで行う。試験後3つ
の試験球の摩耗痕径の平均値(mm)を求めた。
1.4cm/sでまず最初に荷重を毎分0.5kgづつ加重
し(ステップ/ステップ法)5kgまで行う。試験後3つ
の試験球の摩耗痕径の平均値(mm)を求めた。
実施例、比較例に用いた合成油は次の通りである。
PAO:デセン−1の重合物の水素化物(シェブロン
(株)商品名シンフルード) PEAO:エチレンとプロピレンの共重合物の水素化物
(三井石油化学(株)商品名ルーカント) OCP:オレフィンコポリマーを鉱油で希釈したもの
(三井石油化学(株)商品名オルフィス) PMA:ポリメタアクリレート(三洋化成(株)商品名
アクルーブ) 〔発明の効果〕 本発明の高粘度ギヤ油組成物は実施例、比較例によって
明らかな通り、基油として、引火点も高く、蒸発量も少
い、また酸化防止剤、潤滑剤、防錆剤、消泡剤などの各
種添加剤を添加した時の溶解性も良好で曇りや濁りがな
く、潤滑特性として耐焼付性も最も高水準にあり、耐摩
耗性としても摩耗量が最も少ない。
(株)商品名シンフルード) PEAO:エチレンとプロピレンの共重合物の水素化物
(三井石油化学(株)商品名ルーカント) OCP:オレフィンコポリマーを鉱油で希釈したもの
(三井石油化学(株)商品名オルフィス) PMA:ポリメタアクリレート(三洋化成(株)商品名
アクルーブ) 〔発明の効果〕 本発明の高粘度ギヤ油組成物は実施例、比較例によって
明らかな通り、基油として、引火点も高く、蒸発量も少
い、また酸化防止剤、潤滑剤、防錆剤、消泡剤などの各
種添加剤を添加した時の溶解性も良好で曇りや濁りがな
く、潤滑特性として耐焼付性も最も高水準にあり、耐摩
耗性としても摩耗量が最も少ない。
合成油を配合した高粘度ギヤ油が求められている時に、
時宜を得た、実用的効果の大きい発明である。
時宜を得た、実用的効果の大きい発明である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:04 60:02 8217−4H (72)発明者 土井 宏幸 愛知県東海市東海町5―3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 松下 征二 愛知県東海市東海町1―1―1
Claims (1)
- 【請求項1】平均分子量400〜600のポリαオレフ
ィン水素化物と、平均分子量1300〜1600のポリ
αオレフィン水素化物またはエチレンとαオレフィンと
のコポリマー水素化物とを配合してなり、40℃で22
0センチストークスから1000センチストークスまで
の粘度を有するギヤ油組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63249077A JPH0637629B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | ギヤ油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63249077A JPH0637629B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | ギヤ油組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297594A JPH0297594A (ja) | 1990-04-10 |
JPH0637629B2 true JPH0637629B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=17187661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63249077A Expired - Lifetime JPH0637629B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | ギヤ油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637629B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050277560A1 (en) * | 2004-06-09 | 2005-12-15 | The Lubrizol Corporation | Hydrocarbon compositions to reduce scuffing and seizure of the metal on metal interface for continuously variable transmissions |
US7795194B2 (en) | 2004-11-26 | 2010-09-14 | Mitsui Chemicals, Inc. | Synthetic lubricating oil and lubricating oil composition |
CN101194005B (zh) * | 2005-06-07 | 2015-12-02 | 埃克森美孚研究工程公司 | 用于增强的微蚀斑保护的新的基本油料润滑剂混和物 |
JP5547391B2 (ja) * | 2008-10-20 | 2014-07-09 | コスモ石油ルブリカンツ株式会社 | 省電力ギヤ油組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5989397A (ja) * | 1982-03-10 | 1984-05-23 | ユニロイヤル・インコ−ポレ−テツド | 潤滑剤組成物 |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP63249077A patent/JPH0637629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5989397A (ja) * | 1982-03-10 | 1984-05-23 | ユニロイヤル・インコ−ポレ−テツド | 潤滑剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0297594A (ja) | 1990-04-10 |
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