JPH0635315Y2 - スイッチ - Google Patents
スイッチInfo
- Publication number
- JPH0635315Y2 JPH0635315Y2 JP4996288U JP4996288U JPH0635315Y2 JP H0635315 Y2 JPH0635315 Y2 JP H0635315Y2 JP 4996288 U JP4996288 U JP 4996288U JP 4996288 U JP4996288 U JP 4996288U JP H0635315 Y2 JPH0635315 Y2 JP H0635315Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- piece
- hole
- switch plate
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば、自動車のトランクリッド等の蓋の解
放を検出するのに適したスイッチに関するものである。
放を検出するのに適したスイッチに関するものである。
従来の技術 従来の自動車のトランクリッド等の蓋の解放を検出する
スイッチとしては、第9図に示すように、ブラケット7
の上端に形成した上部水平部7aにプッシュレバー1を上
下方向に移動自在に設けると共に、ブラケット7の下端
に形成した下部水平部7bにブッシュ8を介してシャフト
2を上下方向に移動自在に設け、プッシュレバー1とシ
ャフト2との間に接点3,3を有するスイッチプレート4
及び端部にケーブル5を接続したケーブル取付板6を設
け、シャフト2の上端寄りの外周に形成したフランジ2a
とブッシュ8との間にスイッチプレート4をブラケット
7の上部水平部7aに向って付勢するスプリング9を設け
たものが知られている。
スイッチとしては、第9図に示すように、ブラケット7
の上端に形成した上部水平部7aにプッシュレバー1を上
下方向に移動自在に設けると共に、ブラケット7の下端
に形成した下部水平部7bにブッシュ8を介してシャフト
2を上下方向に移動自在に設け、プッシュレバー1とシ
ャフト2との間に接点3,3を有するスイッチプレート4
及び端部にケーブル5を接続したケーブル取付板6を設
け、シャフト2の上端寄りの外周に形成したフランジ2a
とブッシュ8との間にスイッチプレート4をブラケット
7の上部水平部7aに向って付勢するスプリング9を設け
たものが知られている。
このものは、プッシュレバー1の内部に、第10図に示す
ように、下方に向って開口するねじ穴11を設け、プッシ
ュレバー1の下面に下方に向って突出した突出部10を形
成し、スイッチプレート4に、第11図に示すように、プ
ッシュレバー1の突出部10を嵌合する嵌合用孔12を設
け、スイッチプレート4の一端寄り及び他端寄りの両側
縁に下方に向って折曲したケーブル取付板6の回転を防
止するための折曲片15を形成すると共に、シャフト2の
上端寄りに、第12図に示すように、プッシュレバー1の
ねじ穴11に螺合するおねじ部13を形成し、シャフト2の
下端に凹溝14を形成していた。
ように、下方に向って開口するねじ穴11を設け、プッシ
ュレバー1の下面に下方に向って突出した突出部10を形
成し、スイッチプレート4に、第11図に示すように、プ
ッシュレバー1の突出部10を嵌合する嵌合用孔12を設
け、スイッチプレート4の一端寄り及び他端寄りの両側
縁に下方に向って折曲したケーブル取付板6の回転を防
止するための折曲片15を形成すると共に、シャフト2の
上端寄りに、第12図に示すように、プッシュレバー1の
ねじ穴11に螺合するおねじ部13を形成し、シャフト2の
下端に凹溝14を形成していた。
また、導体製のガイド部材の両端に案内孔を有する支持
片をそれぞれ形成し、ガイド部材の支持片に可動子を移
動自在に設けると共に、ガイド部材の一端の支持片と可
動子の先端寄りとの間に可動子をガイド部材の他端の支
持片に向って付勢する付勢手段を設け、可動子の基端部
に被挟着部が形成され、接触片の基部に被挟着部に嵌合
する挟着孔が穿設され、被挟着部が基端部の中央に刻設
された割り溝と、嵌合溝と、基端部の末端に形成された
案内面とにより形成されており、接触片の端部にリード
線を接続したスイッチが実開昭63-45926号公報として提
案されている。
片をそれぞれ形成し、ガイド部材の支持片に可動子を移
動自在に設けると共に、ガイド部材の一端の支持片と可
動子の先端寄りとの間に可動子をガイド部材の他端の支
持片に向って付勢する付勢手段を設け、可動子の基端部
に被挟着部が形成され、接触片の基部に被挟着部に嵌合
する挟着孔が穿設され、被挟着部が基端部の中央に刻設
された割り溝と、嵌合溝と、基端部の末端に形成された
案内面とにより形成されており、接触片の端部にリード
線を接続したスイッチが実開昭63-45926号公報として提
案されている。
さらに、押圧体に割り溝を有する差込み片を設け、押圧
体の差込み片の先端寄りの両側に係合部を形成し、シャ
フトに押圧体の差込み片を挿入する挿入孔を設け、シャ
フトの挿入孔に押圧体の差込み片の係合部を係止する係
止部を形成し、シャフトの挿入孔に押圧体の差込み片を
挿入し、押圧体の差込み片の係合部をシャフトの挿入孔
の係止部により係止するようにしたキーボードスイッチ
が実開昭60-193631号公報として提案されている。
体の差込み片の先端寄りの両側に係合部を形成し、シャ
フトに押圧体の差込み片を挿入する挿入孔を設け、シャ
フトの挿入孔に押圧体の差込み片の係合部を係止する係
止部を形成し、シャフトの挿入孔に押圧体の差込み片を
挿入し、押圧体の差込み片の係合部をシャフトの挿入孔
の係止部により係止するようにしたキーボードスイッチ
が実開昭60-193631号公報として提案されている。
考案が解決しようとする課題 ところが、第9図に示す従来のスイッチでは、スイッチ
プレート4の嵌合用孔12に上方よりプッシュレバー1の
突出部10を嵌入した後、スイッチプレート4の下面にケ
ーブル取付板6を当接し、プッシュレバー1のねじ穴11
に下方よりシャフト2のおねじ部13を凹溝14を利用して
ドライバーにより螺着し、プッシュレバー1の下面とシ
ャフト2のフランジ2aとの間にスイッチプレート4及び
ケーブル取付板6を挟持していたので、シャフト2のプ
ッシュレバー1に対する取付け作業が手数を要して面倒
であった。
プレート4の嵌合用孔12に上方よりプッシュレバー1の
突出部10を嵌入した後、スイッチプレート4の下面にケ
ーブル取付板6を当接し、プッシュレバー1のねじ穴11
に下方よりシャフト2のおねじ部13を凹溝14を利用して
ドライバーにより螺着し、プッシュレバー1の下面とシ
ャフト2のフランジ2aとの間にスイッチプレート4及び
ケーブル取付板6を挟持していたので、シャフト2のプ
ッシュレバー1に対する取付け作業が手数を要して面倒
であった。
また、実開昭63-45926号公報記載のものは、ガイド部材
の支持片の案内孔に可動子の側方に先端部方向に拡開突
設した係止部を弾性変形しながら挿通し、可動子の係止
部がガイド部材の案内孔を通過後に弾性復帰し、可動子
を係止部によりガイド部材の支持片の案内孔より抜き出
し不能に係止し、可動子の基端部を接触片の挟着孔に挿
入する際、可動子の基部が割り溝によって変形され、嵌
合溝が挟着孔に嵌合すると、可動子の基部は原状に復帰
して可動子が接触片に取付けられるにすぎないものであ
った。
の支持片の案内孔に可動子の側方に先端部方向に拡開突
設した係止部を弾性変形しながら挿通し、可動子の係止
部がガイド部材の案内孔を通過後に弾性復帰し、可動子
を係止部によりガイド部材の支持片の案内孔より抜き出
し不能に係止し、可動子の基端部を接触片の挟着孔に挿
入する際、可動子の基部が割り溝によって変形され、嵌
合溝が挟着孔に嵌合すると、可動子の基部は原状に復帰
して可動子が接触片に取付けられるにすぎないものであ
った。
さらに、実開昭60-193631号公報記載のものは、シャフ
トの挿入孔の内側に係止部が突出しているので、シャフ
トの係止部の加工が面倒なものであった。
トの挿入孔の内側に係止部が突出しているので、シャフ
トの係止部の加工が面倒なものであった。
本考案の目的は、シャフトの軸方向に形成された挿入穴
の奥端の両側に係止孔を設けるだけで、スイッチプレー
トを挟持させて押圧体とシャフトとが軸方向に整列して
取付けられ、シャフトの加工が簡単なスイッチを提供す
ることにある。
の奥端の両側に係止孔を設けるだけで、スイッチプレー
トを挟持させて押圧体とシャフトとが軸方向に整列して
取付けられ、シャフトの加工が簡単なスイッチを提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 本考案のスイッチは、導体よりなる支持体の一端に押圧
体を移動自在に設けると共に、前記支持体の他端にシャ
フトを移動自在に設け、前記押圧体と前記シャフトとの
間に接点を有するスイッチプレートを設け、前記シャフ
トの一端寄りと前記支持体の他端との間に前記スイッチ
プレートを前記支持体の一端に向って付勢する付勢手段
を設け、前記スイッチプレートに前記シャフトの一端部
を嵌合する嵌合孔を設け、前記スイッチプレートの端部
にケーブル取付け部を形成し、前記押圧体に割り溝を有
する差込み片を設け、前記押圧体の差込み片の先端寄り
の両側に係合部を形成し、前記シャフトの軸方向に前記
押圧体の差込み片を挿入する挿入穴を形成し、前記シャ
フトの挿入穴の奥端の両側に前記押圧体の差込み片の係
合部を係止する係止孔を設けたことを特徴とする構成を
有するものである。
体を移動自在に設けると共に、前記支持体の他端にシャ
フトを移動自在に設け、前記押圧体と前記シャフトとの
間に接点を有するスイッチプレートを設け、前記シャフ
トの一端寄りと前記支持体の他端との間に前記スイッチ
プレートを前記支持体の一端に向って付勢する付勢手段
を設け、前記スイッチプレートに前記シャフトの一端部
を嵌合する嵌合孔を設け、前記スイッチプレートの端部
にケーブル取付け部を形成し、前記押圧体に割り溝を有
する差込み片を設け、前記押圧体の差込み片の先端寄り
の両側に係合部を形成し、前記シャフトの軸方向に前記
押圧体の差込み片を挿入する挿入穴を形成し、前記シャ
フトの挿入穴の奥端の両側に前記押圧体の差込み片の係
合部を係止する係止孔を設けたことを特徴とする構成を
有するものである。
作用 スイッチプレートに設けた嵌合孔にシャフトの一端部を
嵌合した後、導体よりなる支持体の他端のシャフトの軸
方向に形成した挿入穴に支持体の一端の押圧体に設けた
割り溝を有する差込み片を挿入すると、押圧体の差込み
片の幅をシャフトの挿入穴に対する挿入に伴いながら割
り溝により縮小し、押圧体の差込み片の先端寄りの両側
に形成した係合部がシャフトの挿入穴の奥端の両側に設
けた係止孔に達すると同時に、押圧体の差込み片の幅が
元の状態に復帰し、シャフトの係止孔が押圧体の差込み
片の係合部を係止し、押圧体とシャフトとの間に接点を
有するスイッチプレートを挟持して押圧体とシャフトと
が軸方向に整列して取付けられる。
嵌合した後、導体よりなる支持体の他端のシャフトの軸
方向に形成した挿入穴に支持体の一端の押圧体に設けた
割り溝を有する差込み片を挿入すると、押圧体の差込み
片の幅をシャフトの挿入穴に対する挿入に伴いながら割
り溝により縮小し、押圧体の差込み片の先端寄りの両側
に形成した係合部がシャフトの挿入穴の奥端の両側に設
けた係止孔に達すると同時に、押圧体の差込み片の幅が
元の状態に復帰し、シャフトの係止孔が押圧体の差込み
片の係合部を係止し、押圧体とシャフトとの間に接点を
有するスイッチプレートを挟持して押圧体とシャフトと
が軸方向に整列して取付けられる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図において、26は支持体となる断面コ字型の導体よ
りなるブラケットであり、ブラケット26の一端に形成し
た上部水平部26aには、第2図に示すように、押圧体と
なるプッシュレバー20が上下方向に移動自在に設けられ
ると共に、ブラケット26の他端に形成した下部水平部26
bにはシャフト21が上下方向に移動自在に設けられ、プ
ッシュレバー20とシャフト21との間には接点24,24を有
するスイッチプレート25が設けられている。
りなるブラケットであり、ブラケット26の一端に形成し
た上部水平部26aには、第2図に示すように、押圧体と
なるプッシュレバー20が上下方向に移動自在に設けられ
ると共に、ブラケット26の他端に形成した下部水平部26
bにはシャフト21が上下方向に移動自在に設けられ、プ
ッシュレバー20とシャフト21との間には接点24,24を有
するスイッチプレート25が設けられている。
シャフト21の一端寄りとブラケット26の下部水平部26b
との間には、第1図及び第2図に示すように、スイッチ
プレート25をブラケット26の上部水平部26aに向って付
勢する付勢手段としてスプリング30が設けられると共
に、スイッチプレート25にはシャフト21の一端部を嵌合
する嵌合孔36が設けられ、スイッチプレート25の端部に
はケーブル取付部37が形成されている。
との間には、第1図及び第2図に示すように、スイッチ
プレート25をブラケット26の上部水平部26aに向って付
勢する付勢手段としてスプリング30が設けられると共
に、スイッチプレート25にはシャフト21の一端部を嵌合
する嵌合孔36が設けられ、スイッチプレート25の端部に
はケーブル取付部37が形成されている。
プッシュレバー20には、第1図に示すように、割り溝33
を有する差込み片32が設けられ、プッシュレバー20の差
込み片32の先端寄りの両側には係合部となる係合突部3
5,35がそれぞれ形成されると共に、シャフト21にはプッ
シュレバー20の差込み片32を挿入する挿入穴40が軸方向
に形成され、シャフト21の挿入穴40の奥端の両側にはプ
ッシュレバー20の差込み片32の係合突部35,35を係止す
る係止孔42,42がそれぞれ設けられている。
を有する差込み片32が設けられ、プッシュレバー20の差
込み片32の先端寄りの両側には係合部となる係合突部3
5,35がそれぞれ形成されると共に、シャフト21にはプッ
シュレバー20の差込み片32を挿入する挿入穴40が軸方向
に形成され、シャフト21の挿入穴40の奥端の両側にはプ
ッシュレバー20の差込み片32の係合突部35,35を係止す
る係止孔42,42がそれぞれ設けられている。
ブラケット26の上端には、第1図及び第2図に示すよう
に、側方に向って折曲した上部水平部26aが形成される
と共に、ブラケット26の下端には側方に向って折曲した
下部水平部26bが形成され、ブラケット26の上部水平部2
6aには通孔27が設けられ、ブラケット26の下部水平部26
bには嵌合孔28が設けられている。
に、側方に向って折曲した上部水平部26aが形成される
と共に、ブラケット26の下端には側方に向って折曲した
下部水平部26bが形成され、ブラケット26の上部水平部2
6aには通孔27が設けられ、ブラケット26の下部水平部26
bには嵌合孔28が設けられている。
ブラケット26は図示しない自動車の車体のリヤエンドパ
ネルに設けたストライカに装着されるようになってい
る。
ネルに設けたストライカに装着されるようになってい
る。
ブラケット26の下部水平部26bの嵌合孔28には、第1図
及び第2図に示すように、上方よりブッシュ29が嵌入さ
れ、ブラケット26の上部水平部26aの通孔27には上方よ
りプッシュレバー20が挿通されると共に、ブッシュ29に
は上方よりシャフト21の下端寄りが挿通されている。
及び第2図に示すように、上方よりブッシュ29が嵌入さ
れ、ブラケット26の上部水平部26aの通孔27には上方よ
りプッシュレバー20が挿通されると共に、ブッシュ29に
は上方よりシャフト21の下端寄りが挿通されている。
ブッシュ29は電気絶縁材料よりなる。
なお、ブラケット26の下部水平部26bの嵌合孔28にブッ
シュ29を嵌入せずに、ブラケット26の下部水平部26bに
シャフト21を直接挿通することも可能である。
シュ29を嵌入せずに、ブラケット26の下部水平部26bに
シャフト21を直接挿通することも可能である。
プッシュレバー20の上端寄りの側面には、第3図及び第
4図に示すように、側方に向って突出した側部膨出部31
が形成され、プッシュレバー20の下面には下方に向って
突出した差込み片32が設けられ、プッシュレバー20の差
込み片32には縦方向に割り溝33が形成されると共に、プ
ッシュレバー20の差込み片32の先端寄りの両側には係合
突部35,35がそれぞれ形成され、プッシュレバー20の差
込み片32の係合突部35,35には傾斜面34,34がそれぞれ形
成されている。
4図に示すように、側方に向って突出した側部膨出部31
が形成され、プッシュレバー20の下面には下方に向って
突出した差込み片32が設けられ、プッシュレバー20の差
込み片32には縦方向に割り溝33が形成されると共に、プ
ッシュレバー20の差込み片32の先端寄りの両側には係合
突部35,35がそれぞれ形成され、プッシュレバー20の差
込み片32の係合突部35,35には傾斜面34,34がそれぞれ形
成されている。
プッシュレバー20はポリアセタール等の電気絶縁性の合
成樹脂材料よりなる。
成樹脂材料よりなる。
シャフト21の上端部の外周には、第5図及び第6図に示
すように、外方に向って膨出したフランジ22が形成され
ると共に、シャフト21のフランジ22の上部には上方に向
って突出した突出部39が形成され、シャフト21の内部に
は、第7図に示すように、上方に向って開口する挿入穴
40が形成され、シャフト21の挿入穴40の上方開口部の両
側には傾斜した面取り部41,41がそれぞれ形成され、シ
ャフト21の挿入穴40の内端寄りの両側には中心軸と交差
する方向に貫通した係止孔42,42がそれぞれ設けられて
いる。
すように、外方に向って膨出したフランジ22が形成され
ると共に、シャフト21のフランジ22の上部には上方に向
って突出した突出部39が形成され、シャフト21の内部に
は、第7図に示すように、上方に向って開口する挿入穴
40が形成され、シャフト21の挿入穴40の上方開口部の両
側には傾斜した面取り部41,41がそれぞれ形成され、シ
ャフト21の挿入穴40の内端寄りの両側には中心軸と交差
する方向に貫通した係止孔42,42がそれぞれ設けられて
いる。
シャフト21はプッシュレバー20と同様に電気絶縁性の合
成樹脂材料よりなる。
成樹脂材料よりなる。
プッシュレバー20の下面とシャフト21のフランジ22との
間には、第1図に示すように、スイッチプレート25が配
設され、スイッチプレート25には、第2図に示すよう
に、シャフト21の突出部39を嵌合する嵌合孔36が設けら
れ、スイッチプレート25の両側縁には上方に向って折曲
した接点24,24がそれぞれ形成されると共に、スイッチ
プレート25の一端には側方に向って延出したケーブル取
付部37が形成され、スイッチプレート25のケーブル取付
部37の端部には上方に向って屈曲した屈曲部38が形成さ
れ、スイッチプレート25のケーブル取付部37の屈曲部38
にはケーブル23が接続されている。
間には、第1図に示すように、スイッチプレート25が配
設され、スイッチプレート25には、第2図に示すよう
に、シャフト21の突出部39を嵌合する嵌合孔36が設けら
れ、スイッチプレート25の両側縁には上方に向って折曲
した接点24,24がそれぞれ形成されると共に、スイッチ
プレート25の一端には側方に向って延出したケーブル取
付部37が形成され、スイッチプレート25のケーブル取付
部37の端部には上方に向って屈曲した屈曲部38が形成さ
れ、スイッチプレート25のケーブル取付部37の屈曲部38
にはケーブル23が接続されている。
スイッチプレート25は導電材料よりなる。
シャフト21のフランジ22とブッシュ29との間には、第1
図及び第2図に示すように、スイッチプレート25をブラ
ケット26の上部水平部26aに向って上方に付勢するスプ
リング30が設けられ、スイッチプレート25の接点24,24
はスプリング30の付勢力によりブラケット26の上部水平
部26aの下面に圧接された状態となっている。
図及び第2図に示すように、スイッチプレート25をブラ
ケット26の上部水平部26aに向って上方に付勢するスプ
リング30が設けられ、スイッチプレート25の接点24,24
はスプリング30の付勢力によりブラケット26の上部水平
部26aの下面に圧接された状態となっている。
次に、この実施例のスイッチの組立ては、まず、ブラケ
ット26の下部水平部26bの嵌合孔28に上方よりブッシュ2
9を嵌入すると共に、スイッチプレート25の嵌合孔36に
下方よりシャフト21の突出部39を嵌入し、スイッチプレ
ート25の下面にシャフト21のフランジ22を当接し、スプ
リング30に上方よりシャフト21を挿通した後、ブッシュ
29に上方よりシャフト21の下端寄りを挿通する。
ット26の下部水平部26bの嵌合孔28に上方よりブッシュ2
9を嵌入すると共に、スイッチプレート25の嵌合孔36に
下方よりシャフト21の突出部39を嵌入し、スイッチプレ
ート25の下面にシャフト21のフランジ22を当接し、スプ
リング30に上方よりシャフト21を挿通した後、ブッシュ
29に上方よりシャフト21の下端寄りを挿通する。
次いで、ブラケット26の上部水平部26aの通孔27に上方
よりプッシュレバー20を挿通すると共に、シャフト21の
挿入穴40に上方よりプッシュレバー20の差込み片32を挿
入すると、プッシュレバー20の差込み片32の係合突部3
5,35の傾斜面34,34がシャフト21の挿入穴40の面取り部4
1,41に係合しながらプッシュレバー20の差込み片32の割
り溝33の両側部を互いに近接する方向に移動し、プッシ
ュレバー20の差込み片32の幅が割り溝33により縮小す
る。
よりプッシュレバー20を挿通すると共に、シャフト21の
挿入穴40に上方よりプッシュレバー20の差込み片32を挿
入すると、プッシュレバー20の差込み片32の係合突部3
5,35の傾斜面34,34がシャフト21の挿入穴40の面取り部4
1,41に係合しながらプッシュレバー20の差込み片32の割
り溝33の両側部を互いに近接する方向に移動し、プッシ
ュレバー20の差込み片32の幅が割り溝33により縮小す
る。
その後、プッシュレバー20の差込み片32の係合突部35,3
5がシャフト21の係止孔42,42に達すると、プッシュレバ
ー20の差込み片32の割り溝33の両側部が互いに離間する
方向に移動し、プッシュレバー20の差込み片32の幅が元
の状態に復帰し、第1図に示すように、シャフト21の係
止孔42,42がプッシュレバー20の差込み片32の係合突部3
5,35を係止し、プッシュレバー20の下面とシャフト21の
フランジ22との間にスイッチプレート25を挟持し、プッ
シュレバー20がシャフト21の上部に取付けられる。
5がシャフト21の係止孔42,42に達すると、プッシュレバ
ー20の差込み片32の割り溝33の両側部が互いに離間する
方向に移動し、プッシュレバー20の差込み片32の幅が元
の状態に復帰し、第1図に示すように、シャフト21の係
止孔42,42がプッシュレバー20の差込み片32の係合突部3
5,35を係止し、プッシュレバー20の下面とシャフト21の
フランジ22との間にスイッチプレート25を挟持し、プッ
シュレバー20がシャフト21の上部に取付けられる。
そして、スプリング30が、第1図に示すように、シャフ
ト21のフランジ22を上方に向って付勢し、スイッチプレ
ート25の接点24,24が、第2図に示すように、スプリン
グ30の付勢力によりブラケット26の上部水平部26aの下
面に圧接した状態となる。
ト21のフランジ22を上方に向って付勢し、スイッチプレ
ート25の接点24,24が、第2図に示すように、スプリン
グ30の付勢力によりブラケット26の上部水平部26aの下
面に圧接した状態となる。
次に、この実施例の作用について説明する。
自動車のトランクリッドが閉鎖状態では、図示しないト
ランクリッドまたはトランクロックベース等がプッシュ
レバー20の側部膨出部31に当接し、プッシュレバー20が
ブラケット26の上部水平部26aの通孔27に沿って下方に
移動すると同時に、シャフト21がスプリング30の付勢力
に抗しながらプッシュレバー20と共にブラケット26の下
部水平部26bの嵌合孔28に嵌入したブッシュ29に沿って
下方に移動し、第8図に示すように、スイッチプレート
25がシャフト21のフランジ22と共にブラケット26の上部
水平部26aと下部水平部26bの中間付近まで下方に移動
し、スイッチプレート25の接点24,24がブラケット26の
上部水平部26aの下面より離脱し、スイッチはOFF状態と
なり、図示しない車室内のランプは消灯している。
ランクリッドまたはトランクロックベース等がプッシュ
レバー20の側部膨出部31に当接し、プッシュレバー20が
ブラケット26の上部水平部26aの通孔27に沿って下方に
移動すると同時に、シャフト21がスプリング30の付勢力
に抗しながらプッシュレバー20と共にブラケット26の下
部水平部26bの嵌合孔28に嵌入したブッシュ29に沿って
下方に移動し、第8図に示すように、スイッチプレート
25がシャフト21のフランジ22と共にブラケット26の上部
水平部26aと下部水平部26bの中間付近まで下方に移動
し、スイッチプレート25の接点24,24がブラケット26の
上部水平部26aの下面より離脱し、スイッチはOFF状態と
なり、図示しない車室内のランプは消灯している。
また、自動車のトランクリッドを解放すると、図示しな
いトランクリッドまたはトランクロックベース等がプッ
シュレバー20の側部膨出部31より離脱し、スプリング30
がシャフト21のフランジ22を上方に向って付勢し、シャ
フト21がスプリング30の付勢力によりブラケット26の下
部水平部26bの嵌合孔28に嵌入したブッシュ29に沿って
上方に移動すると同時に、プッシュレバー20がシャフト
21と共にブラケット26の上部水平部26aの通孔27に沿っ
て上方に移動し、第2図に示すように、スイッチプレー
ト25がシャフト21のフランジ22と共にブラケット26の上
部水平部26bの下部まで上方に移動し、スイッチプレー
ト25の接点24,24がブラケット26の上部水平部26aの下面
に当接し、スイッチはON状態となり、車室内のランプは
点灯する。
いトランクリッドまたはトランクロックベース等がプッ
シュレバー20の側部膨出部31より離脱し、スプリング30
がシャフト21のフランジ22を上方に向って付勢し、シャ
フト21がスプリング30の付勢力によりブラケット26の下
部水平部26bの嵌合孔28に嵌入したブッシュ29に沿って
上方に移動すると同時に、プッシュレバー20がシャフト
21と共にブラケット26の上部水平部26aの通孔27に沿っ
て上方に移動し、第2図に示すように、スイッチプレー
ト25がシャフト21のフランジ22と共にブラケット26の上
部水平部26bの下部まで上方に移動し、スイッチプレー
ト25の接点24,24がブラケット26の上部水平部26aの下面
に当接し、スイッチはON状態となり、車室内のランプは
点灯する。
考案の効果 以上に述べたように、本考案のスイッチによれば、スイ
ッチプレートの嵌合孔にシャフトの一端部を嵌合するこ
とにより、スイッチプレートのシャフトに対する位置決
めを行うことができ、シャフトの軸方向に形成された挿
入穴に押圧体の差込み片を挿入するのみで、押圧体の差
込み片の幅をシャフトの挿入穴に対する挿入に伴いなが
ら割り溝により縮小することができ、押圧体の差込み片
の係合部がシャフトの挿入穴の奥端の両側に設けられた
係止孔に達すると同時に、押圧体の差込み片の幅が元の
状態に復帰するので、押圧体の差込み片の係合部をシャ
フトの係止孔により係止することができ、押圧体のシャ
フトに対する取付け作業が容易に行え、押圧体のシャフ
トに対する取付けに際し、押圧体とシャフトとの間にス
イッチプレートを挟持して押圧体とシャフトとを軸方向
に整列して取付けることができ、シャフトの軸方向に形
成された挿入穴の奥端の両側に係止孔を設けるだけで、
シャフトの加工を簡単に行うことができる。
ッチプレートの嵌合孔にシャフトの一端部を嵌合するこ
とにより、スイッチプレートのシャフトに対する位置決
めを行うことができ、シャフトの軸方向に形成された挿
入穴に押圧体の差込み片を挿入するのみで、押圧体の差
込み片の幅をシャフトの挿入穴に対する挿入に伴いなが
ら割り溝により縮小することができ、押圧体の差込み片
の係合部がシャフトの挿入穴の奥端の両側に設けられた
係止孔に達すると同時に、押圧体の差込み片の幅が元の
状態に復帰するので、押圧体の差込み片の係合部をシャ
フトの係止孔により係止することができ、押圧体のシャ
フトに対する取付け作業が容易に行え、押圧体のシャフ
トに対する取付けに際し、押圧体とシャフトとの間にス
イッチプレートを挟持して押圧体とシャフトとを軸方向
に整列して取付けることができ、シャフトの軸方向に形
成された挿入穴の奥端の両側に係止孔を設けるだけで、
シャフトの加工を簡単に行うことができる。
第1図は、本考案の実施例のスイッチの要部切断正面
図、 第2図は、第1図の要部切断左側面図、 第3図は、第1図のプッシュレバーの正面図、 第4図は、第3図の左側面図、 第5図は、第1図のシャフトの正面図、 第6図は、第5図の平面図、 第7図は、第5図の要部拡大断面図、 第8図は、スイッチのOFF状態を示す要部切断側面図、 第9図は、従来のスイッチの要部切断正面図、 第10図は、第9図のプッシュレバーの正面図、 第11図は、第9図のスイッチプレートの平面図、 第12図は、第9図のシャフトの正面図である。 1……プッシュレバー、2……シャフト、2a……フラン
ジ、3……接点、4……スイッチプレート、5……ケー
ブル、6……ケーブル取付板、7……ブラケット、7a…
…上部水平部、7b……下部水平部、8……ブッシュ、9
……スプリング、10……突出部、11……ねじ穴、12……
嵌合用孔、13……おねじ部、14……凹溝、15……折曲
片、20……プッシュレバー、21……シャフト、22……フ
ランジ、23……ケーブル、24……接点、25……スイッチ
プレート、26……ブラケット、26a……上部水平部、26b
……下部水平部、27……通孔、28……嵌合孔、29……ブ
ッシュ、30……スプリング、31……側部膨出部、32……
差込み片、33……割り溝、34……傾斜面、35……係合突
部、36……嵌合孔、37……ケーブル取付部、38……屈曲
部、39……突出部、40……挿入穴、41……面取り部、42
……係止孔。
図、 第2図は、第1図の要部切断左側面図、 第3図は、第1図のプッシュレバーの正面図、 第4図は、第3図の左側面図、 第5図は、第1図のシャフトの正面図、 第6図は、第5図の平面図、 第7図は、第5図の要部拡大断面図、 第8図は、スイッチのOFF状態を示す要部切断側面図、 第9図は、従来のスイッチの要部切断正面図、 第10図は、第9図のプッシュレバーの正面図、 第11図は、第9図のスイッチプレートの平面図、 第12図は、第9図のシャフトの正面図である。 1……プッシュレバー、2……シャフト、2a……フラン
ジ、3……接点、4……スイッチプレート、5……ケー
ブル、6……ケーブル取付板、7……ブラケット、7a…
…上部水平部、7b……下部水平部、8……ブッシュ、9
……スプリング、10……突出部、11……ねじ穴、12……
嵌合用孔、13……おねじ部、14……凹溝、15……折曲
片、20……プッシュレバー、21……シャフト、22……フ
ランジ、23……ケーブル、24……接点、25……スイッチ
プレート、26……ブラケット、26a……上部水平部、26b
……下部水平部、27……通孔、28……嵌合孔、29……ブ
ッシュ、30……スプリング、31……側部膨出部、32……
差込み片、33……割り溝、34……傾斜面、35……係合突
部、36……嵌合孔、37……ケーブル取付部、38……屈曲
部、39……突出部、40……挿入穴、41……面取り部、42
……係止孔。
Claims (1)
- 【請求項1】導体よりなる支持体の一端に押圧体を移動
自在に設けると共に、前記支持体の他端にシャフトを移
動自在に設け、前記押圧体と前記シャフトとの間に接点
を有するスイッチプレートを設け、前記シャフトの一端
寄りと前記支持体の他端との間に前記スイッチプレート
を前記支持体の一端に向って付勢する付勢手段を設け、
前記スイッチプレートに前記シャフトの一端部を嵌合す
る嵌合孔を設け、前記スイッチプレートの端部にケーブ
ル取付け部を形成し、前記押圧体に割り溝を有する差込
み片を設け、前記押圧体の差込み片の先端寄りの両側に
係合部を形成し、前記シャフトの軸方向に前記押圧体の
差込み片を挿入する挿入穴を形成し、前記シャフトの挿
入穴の奥端の両側に前記押圧体の差込み片の係合部を係
止する係止孔を設けたことを特徴とするスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4996288U JPH0635315Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4996288U JPH0635315Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155224U JPH01155224U (ja) | 1989-10-25 |
JPH0635315Y2 true JPH0635315Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31276047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4996288U Expired - Lifetime JPH0635315Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635315Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60193631U (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-23 | 沖電気工業株式会社 | キ−ボ−ドスイツチ |
JPH0339874Y2 (ja) * | 1986-09-11 | 1991-08-22 |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP4996288U patent/JPH0635315Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01155224U (ja) | 1989-10-25 |
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