JPH06329127A - 車体塗膜の保護方法 - Google Patents
車体塗膜の保護方法Info
- Publication number
- JPH06329127A JPH06329127A JP12012893A JP12012893A JPH06329127A JP H06329127 A JPH06329127 A JP H06329127A JP 12012893 A JP12012893 A JP 12012893A JP 12012893 A JP12012893 A JP 12012893A JP H06329127 A JPH06329127 A JP H06329127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- heat
- plastic film
- films
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/38—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor by liberation of internal stresses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/0056—Provisional sheathings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/30—Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の塗装完成車の形状に合わせてフィル
ムを包覆させ、車体の塗装面、特に車体の上面を一時的
に保護することを目的としたものである。 【構成】 塗装完成車の車体上面に熱収縮性又は非熱収
縮性プラスチックフィルムを被覆し、車体下面に熱収縮
性プラスチックフィルムを敷き、少なくとも2方を熱融
着し、該熱収縮性プラスチックフィルムの一部分又は全
体を熱収縮させることによって車体に密着させる自動車
の車体塗膜の保護方法。
ムを包覆させ、車体の塗装面、特に車体の上面を一時的
に保護することを目的としたものである。 【構成】 塗装完成車の車体上面に熱収縮性又は非熱収
縮性プラスチックフィルムを被覆し、車体下面に熱収縮
性プラスチックフィルムを敷き、少なくとも2方を熱融
着し、該熱収縮性プラスチックフィルムの一部分又は全
体を熱収縮させることによって車体に密着させる自動車
の車体塗膜の保護方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の塗装完成車の
塗膜表面を一時的に保護する方法に関するものである。
塗膜表面を一時的に保護する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の塗装完成車の運搬過程におい
て、石、ホコリ、鉄粉、ガス、薬品等による塗膜の損
傷、ツヤボケ、変色等が発生し、新装完成品としての商
品価値を著しく低下させることが、しばしば問題となっ
ている。時に遠距離の運搬、諸外国への輸出等で、ダメ
ージのおこる確率が大きく、このため従来より塗装完成
車にワックスを20〜40μmの厚みで塗布する方法や
粘着剤付き保護フィルムを貼る方法等がとられてきた。
しかしこのワックス塗布方法では厚みが一定しないた
め、一様な保護が得らなかったり、汚れ易い、酸性雨に
弱い、塗膜への浸透による悪影響、ワックス塗布時の多
大な溶剤の揮散、ワックス回収時の廃水処理の必要性等
多くの欠点を有し、また保護フィルムでは高価であり、
さらにこれらの方法では多大な工数と費用が必要となっ
てしまっていた。
て、石、ホコリ、鉄粉、ガス、薬品等による塗膜の損
傷、ツヤボケ、変色等が発生し、新装完成品としての商
品価値を著しく低下させることが、しばしば問題となっ
ている。時に遠距離の運搬、諸外国への輸出等で、ダメ
ージのおこる確率が大きく、このため従来より塗装完成
車にワックスを20〜40μmの厚みで塗布する方法や
粘着剤付き保護フィルムを貼る方法等がとられてきた。
しかしこのワックス塗布方法では厚みが一定しないた
め、一様な保護が得らなかったり、汚れ易い、酸性雨に
弱い、塗膜への浸透による悪影響、ワックス塗布時の多
大な溶剤の揮散、ワックス回収時の廃水処理の必要性等
多くの欠点を有し、また保護フィルムでは高価であり、
さらにこれらの方法では多大な工数と費用が必要となっ
てしまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動車の塗装完成車の
形状に合わせてフィルムを包覆させ、車体の塗装面、特
に車体の上面を一時的に保護することを目的としたもの
である。
形状に合わせてフィルムを包覆させ、車体の塗装面、特
に車体の上面を一時的に保護することを目的としたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、塗装完成車の
車体上面に熱収縮性又は非熱収縮性プラスチックフィル
ムを被覆し、車体下面に熱収縮性プラスチックフィルム
を敷き、少なくとも2方を熱融着し、一部分又は全体を
熱収縮させることによって車体に密着させ、塗装完成車
の塗装面を一時的に保護することを特徴とする自動車の
車体塗膜の保護方法に関するものである。本発明におい
て、車体の上面に使用するプラスチックフィルムは、熱
収縮性であっても又は非熱収縮性であってもよいが、外
部の影響から車体を実際に保護するものであり、その種
類に特に制限はなく一般用のものが使用でき、特に熱可
塑性のプラスチックフィルムが好ましく使用される。該
熱可塑性プラスチックフィルムの膜厚は、10〜200
0μmが適当であり、特に50〜200μmが好まし
い。また、フィルム強度は0.5〜3kg/25mmが
好ましい。具体的にはポリプロピレン(PP)、ポリ塩
化ビニル(PVC)、ポリエステル(PET)、ポリス
チレン(PS)が使用できる。また、車体の下面に使用
するプラスチックフィルムは上面に使用するプラスチッ
クフィルムと同一のものが熱融着を行う点からして好ま
しく、特に熱収縮性フィルムであることが必要である。
100℃における収縮率が縦方向に10〜60%、横方
向に0〜40%が適当であり、特に縦方向が30〜50
%のものが好ましい。
車体上面に熱収縮性又は非熱収縮性プラスチックフィル
ムを被覆し、車体下面に熱収縮性プラスチックフィルム
を敷き、少なくとも2方を熱融着し、一部分又は全体を
熱収縮させることによって車体に密着させ、塗装完成車
の塗装面を一時的に保護することを特徴とする自動車の
車体塗膜の保護方法に関するものである。本発明におい
て、車体の上面に使用するプラスチックフィルムは、熱
収縮性であっても又は非熱収縮性であってもよいが、外
部の影響から車体を実際に保護するものであり、その種
類に特に制限はなく一般用のものが使用でき、特に熱可
塑性のプラスチックフィルムが好ましく使用される。該
熱可塑性プラスチックフィルムの膜厚は、10〜200
0μmが適当であり、特に50〜200μmが好まし
い。また、フィルム強度は0.5〜3kg/25mmが
好ましい。具体的にはポリプロピレン(PP)、ポリ塩
化ビニル(PVC)、ポリエステル(PET)、ポリス
チレン(PS)が使用できる。また、車体の下面に使用
するプラスチックフィルムは上面に使用するプラスチッ
クフィルムと同一のものが熱融着を行う点からして好ま
しく、特に熱収縮性フィルムであることが必要である。
100℃における収縮率が縦方向に10〜60%、横方
向に0〜40%が適当であり、特に縦方向が30〜50
%のものが好ましい。
【0005】本発明において、自動車の車体に上記プラ
スチックフィルムを自動的に密着させる工程としては、
図1及び図2に示すような方法が好ましい。上面用原反
ロール1に車体巾と同等又は車体巾より広いプラスチッ
クフィルム3を、下面用原反ロール2に車輪の内側の間
隔の巾より狭いプラスチックフィルム4を設置し、上下
プラスチックフィルムを重ね合わせ、前方の一端を熱融
着させる。上下原反ロールの間をプレート5上に乗った
塗装完成車7の車体が通過し、再度後方で上下プラスチ
ックフィルムを重ね合わせ、熱融着と同時に融着面のほ
ぼ中央でカッティングを行なう。この時、カッティング
した両面が熱融着した状態にあり、一方は後方シール面
となり、他方は次の車体の前方シール面となる。このよ
うにして連続的に、上下プラスチックフィルムを車体に
沿って被せていく。こうして、上下巾の異なったプラス
チックフィルムを熱融着し、車体に被覆させた後、下方
に設置した熱風・熱水発生装置6より熱風、熱水をあ
て、下面の熱収縮性プラスチックフィルムを熱収縮さ
せ、上面プラスチックフィルムと車体との位置決めを行
ない、車体の塗膜の保護ができあがる。必要によっては
位置決めを行なった後、商品としての美観のために余分
な部分を切断除去する場合もある。また、車体に密着せ
ずプラスチックフィルムが浮き上がる個所は必要に応じ
て粘着テープ等で車体に固定することもできる。本発明
の方法による車体塗膜の保護は主として塗膜が損傷しや
すい車体の上面の保護を目的としているので、塗装後時
間を経ない塗膜は残留溶剤や反応生成物の揮散するケー
スもあり、完全密封せずに側面が開いているのは好都合
であり、完成車を輸出する場合等、船積みの際運転が必
要であるが、特に運転席のドア側を開けておけるので、
運転者が乗り降りできるようにすることもできる。また
上面用及び下面用プラスチックフィルムの多数の個所又
は4方を熱融着しておけば、プラスチックフィルムを熱
収縮させることにより車体全面を密封保護するもでき
る。
スチックフィルムを自動的に密着させる工程としては、
図1及び図2に示すような方法が好ましい。上面用原反
ロール1に車体巾と同等又は車体巾より広いプラスチッ
クフィルム3を、下面用原反ロール2に車輪の内側の間
隔の巾より狭いプラスチックフィルム4を設置し、上下
プラスチックフィルムを重ね合わせ、前方の一端を熱融
着させる。上下原反ロールの間をプレート5上に乗った
塗装完成車7の車体が通過し、再度後方で上下プラスチ
ックフィルムを重ね合わせ、熱融着と同時に融着面のほ
ぼ中央でカッティングを行なう。この時、カッティング
した両面が熱融着した状態にあり、一方は後方シール面
となり、他方は次の車体の前方シール面となる。このよ
うにして連続的に、上下プラスチックフィルムを車体に
沿って被せていく。こうして、上下巾の異なったプラス
チックフィルムを熱融着し、車体に被覆させた後、下方
に設置した熱風・熱水発生装置6より熱風、熱水をあ
て、下面の熱収縮性プラスチックフィルムを熱収縮さ
せ、上面プラスチックフィルムと車体との位置決めを行
ない、車体の塗膜の保護ができあがる。必要によっては
位置決めを行なった後、商品としての美観のために余分
な部分を切断除去する場合もある。また、車体に密着せ
ずプラスチックフィルムが浮き上がる個所は必要に応じ
て粘着テープ等で車体に固定することもできる。本発明
の方法による車体塗膜の保護は主として塗膜が損傷しや
すい車体の上面の保護を目的としているので、塗装後時
間を経ない塗膜は残留溶剤や反応生成物の揮散するケー
スもあり、完全密封せずに側面が開いているのは好都合
であり、完成車を輸出する場合等、船積みの際運転が必
要であるが、特に運転席のドア側を開けておけるので、
運転者が乗り降りできるようにすることもできる。また
上面用及び下面用プラスチックフィルムの多数の個所又
は4方を熱融着しておけば、プラスチックフィルムを熱
収縮させることにより車体全面を密封保護するもでき
る。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、従来法であるワックス
塗布によって生じるワックス塗装作業及び溶剤揮散に対
応する設備投資や保護能力不足塗膜への浸透による悪影
響、さらにワックス洗浄による廃水処理等種々の問題ら
か開放され、かつ安価に非常に簡単でしかもより有効な
塗装完成車の車体表面の保護が実現できた。
塗布によって生じるワックス塗装作業及び溶剤揮散に対
応する設備投資や保護能力不足塗膜への浸透による悪影
響、さらにワックス洗浄による廃水処理等種々の問題ら
か開放され、かつ安価に非常に簡単でしかもより有効な
塗装完成車の車体表面の保護が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車の車体を熱収縮フィルムを使用
して被覆保護する工程を示す側面図である。
して被覆保護する工程を示す側面図である。
【図2】図1の各工程の概略上面図である。
1 原反ロール1(巾広) 2 原反ロール2(巾狭) 3 幅広熱収縮性フィルム 4 幅狭熱収縮性フィルム 5 プレート 6 熱風・熱水発生装置 7 塗装完成車
Claims (1)
- 【請求項1】 塗装完成車の車体上面に熱収縮性又は非
熱収縮性プラスチックフィルムを被覆し、車体下面に熱
収縮性プラスチックフィルムを敷き、少なくとも2方を
熱融着し、該熱収縮性プラスチックフィルムの一部分又
は全体を熱収縮させることによって車体に密着させるこ
とを特徴とする自動車の車体塗膜の保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12012893A JPH06329127A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 車体塗膜の保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12012893A JPH06329127A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 車体塗膜の保護方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06329127A true JPH06329127A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14778670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12012893A Pending JPH06329127A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 車体塗膜の保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06329127A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6898868B2 (en) * | 2000-11-14 | 2005-05-31 | Msk-Verpackungs-Systeme Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Wrapping irregularly shaped objects in production line |
JP2007255487A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Ntn Corp | 継手アッセンブリーおよびこれを備えたアクスルモジュール |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP12012893A patent/JPH06329127A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6898868B2 (en) * | 2000-11-14 | 2005-05-31 | Msk-Verpackungs-Systeme Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Wrapping irregularly shaped objects in production line |
JP2007255487A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Ntn Corp | 継手アッセンブリーおよびこれを備えたアクスルモジュール |
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