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JPH06208793A - 半導体メモリ装置のデータ出力回路 - Google Patents

半導体メモリ装置のデータ出力回路

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Publication number
JPH06208793A
JPH06208793A JP5271433A JP27143393A JPH06208793A JP H06208793 A JPH06208793 A JP H06208793A JP 5271433 A JP5271433 A JP 5271433A JP 27143393 A JP27143393 A JP 27143393A JP H06208793 A JPH06208793 A JP H06208793A
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Japan
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output
gate
threshold voltage
data output
node
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JP5271433A
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English (en)
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Chul-Min Jung
哲▲みん▼ 丁
Young-Ho Suh
英豪 徐
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06208793A publication Critical patent/JPH06208793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力バッファの論理しきい電圧に等化レベルを
合致させられ、誤動作を防止すると共により高速でデー
タを出力できるデータ出力回路を提供する。 【構成】出力バッファ13、15の入力となるノードN
O1、バーNO1にしきい電圧調節回路2125、23
27を設ける。このしきい電圧調節手段は、チップエネ
ーブル信号CSとノードNO1、バーNO1の電位とを
入力とするNANDゲート25、27、及びこのNAN
Dゲートの出力端とノードNO1、バーNO1との間に
チャネルが設けられたMOSトランジスタ21、23と
を備えている。NANDゲートは出力バッファと同じ動
作特性を有する。等化信号PEQ、信号CSが論理1と
なると、MOSトランジスタ21、23のチャネルを介
した帰還的作用により、ノードNO1、バーNO1の電
位は、NANDゲート25、27の論理しきい電圧(ト
リガレベル)と合致させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ装置に関す
るもので、特に、センスアンプとデータ出力バッファと
の間におけるノードの等化レベルを、出力バッファの論
理しきい電圧に一致させることができるようなデータ出
力回路を備える半導体メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体メモリ装置において、メ
モリセルに記憶されたデータをチップの外部に伝送する
際には、まず、ワードライン及びビットラインを選択
し、それにより選択されたメモリセルに記憶されている
データをセンスアンプを介して読出した後、データ出力
回路を通じてチップ外部に伝送するようになっている。
【0003】図4は、このようなメモリセルに記憶され
たデータをチップ外部に出力するためのデータ出力回路
の従来例を示す。この図4に示すように、メモリセル1
に記憶されたデータは、センスアンプ2を介して増幅さ
れる。そして、センスアンプ2の出力は、それぞれ4個
のMOSトランジスタ3a、3b、3c、3d及び5
a、5b、5c、5dを用いて構成され、一対の選択制
御信号MSi、バーMSiにより制御される選択回路
3、5に入力される。
【0004】この選択回路3、5は、それぞれ、電源電
圧Vcc側に連結された二つのPMOSトランジスタ3
a、3b及び5a、5bと、接地電圧Vss側に連結さ
れた二つのNMOSトランジスタ3c、3d及び5c、
5dとで構成され、MOSトランジスタ3a、5aのゲ
ートに選択制御信号バーMSiを、MOSトランジスタ
3d、5dのゲートに選択制御信号MSiを、そしてM
OSトランジスタ3b、3cのゲートに配線Lのデータ
を、MOSトランジスタ5b、5cのゲートに配線バー
Lのデータを、それぞれ受けて動作するようになってい
る。それにより、選択制御信号MSi及び配線Lのデー
タが両方とも論理“ハイ”、配線バーLのデータが論理
“ロウ”であれば、選択回路3のMOSトランジスタ3
a、3c、3dがONとなり、MOSトランジスタ3b
がOFFとなる。その結果、第1ノードNO1の電位が
論理“ロウ”の状態になり、一方、このとき第2ノード
バーNO1の電位は、選択回路5により論理“ハイ”の
状態になる。
【0005】このような図4の回路では、データのセン
シング速度を向上させるため、センスアンプ2からの出
力データが第1ノードNO1及び第2ノードバーNO1
に伝達される前に、これら第1、第2ノードNO1、バ
ーNO1の電位は、等化トランジスタ11により等化さ
れるようになっている。この等化トランジスタ11は、
第1ノードNO1と第2ノードバーNO1との間にチャ
ネルが設けられ、ゲートに印加されるアドレス遷移検出
パルスである等化信号PEQに応答して、第1ノードN
O1及び第2ノードバーNO1の各電位を等化する。
【0006】バッファエネーブル信号PIOが論理“ロ
ウ”の場合、NANDゲートで構成された第1、第2出
力バッファ13、15は、ディスエーブルの状態とされ
て論理“ハイ”を出力し、これが、第1、第2出力バッ
ファ13、15の各出力端子に接続されたインバータを
介して第3、第4ノードNO2、バーNO2に伝えられ
る。したがって、第3、第4ノードNO2、バーNO2
の電位は論理“ロウ”になり、出力ステージのNMOS
トランジスタ17、19(プルアップトランジスタ、プ
ルダウントランジスタ)が両方ともOFFとなって、デ
ータ出力はフローティング状態になる。
【0007】一方、バッファエネーブル信号PIOが論
理“ハイ”になると、第1、第2出力バッファ13、1
5がエネーブルされ、上述のように第1ノードNO1の
電位が論理“ロウ”の状態ならば、第1出力バッファ1
3の出力電位は論理“ハイ”、第2出力バッファ15の
出力電位は論理“ロウ”になり、したがって、出力ステ
ージのNMOSトランジスタ17がOFF、NMOSト
ランジスタ19がONとなって、論理“ロウ”のデータ
を出力する。このように、第1、第2ノードNO1、バ
ーNO1の電位は、それぞれ第1、第2出力バッファ1
3、15を通じて第3、第4ノードNO2、バーNO2
に伝達されるようになっている。
【0008】しかしながら、このような回路において
は、第1、第2ノードNO1、バーNO1の等化レベル
が、出力バッファ13、15の論理しきい電圧と一致し
ない場合に問題がある。これを、図5A及びBを参照し
て具体的に説明する。
【0009】まず、図5Aを参照して、等化レベルが、
第1、第2出力バッファ13、15の論理しきい電圧
(トリガレベル)より高い場合について説明する。この
ような場合、第1、第2ノードNO1、バーNO1の相
補電位が等化されても、この等化電位は、第1、第2出
力バッファ13、15の論理しきい電圧より高いために
論理“ハイ”と認識され得る。このとき、バッファエネ
ーブル信号PIOが論理“ハイ”になると、NMOSト
ランジスタ17、19がONとなるに従って一時的に出
力にノイズが発生し、いわゆるグリッチ(glitch)現象
を招くことになってしまう。
【0010】逆に、等化レベルが、第1、第2出力バッ
ファ13、15の論理しきい電圧より低い場合を、図5
Bを参照して説明する。この場合、等化レベルとなった
第1、第2ノードNO1、バーNO1の電位が、センス
アンプ2からの出力データにより電位差を生じるとき
に、第1、第2出力バッファ13、15のうちの該当す
る出力バッファが論理“ハイ”を認識する時間が、長引
くことになる。したがって、バッファエネーブル信号P
IOが論理“ハイ”となった後、第1、第2出力バッフ
ァ13、15の正常な動作までの時間が長くなり、半導
体装置の全体的な動作速度低下の原因となる。尚、図5
Bにおいて、このような出力遅延時間を“T”で表して
おり、その値は通常2ns程度となる。
【0011】このような問題を解決するためには、第
1、第2ノードNO1、バーNO1の等化レベルを、第
1、第2出力バッファ13、15の論理しきい電圧と一
致させればよいが、この等化レベルと論理しきい電圧と
の一致については、製造工程中の多様な工程条件に依存
するため、従来では、実現することが非常に困難であっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、データ読出動作時に、誤動作を防止でき、より高
速でデータを出力できるようなデータ出力回路を提供す
ることにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、論理しきい電
圧と等化レベルとを簡単に一致させられるようなデータ
出力回路を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の他の目的は、データ出力
動作時に、グリッチ現象の発生や出力の遅延現象を防止
できるようなデータ出力バッファを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、第1データ出力手段と、この第1
データ出力手段の出力信号及び等化信号を入力とする第
2データ出力手段と、を有する半導体メモリ装置につい
て、第1データ出力手段と第2データ出力手段との間に
設けられ、第1データ出力手段の出力端における等化レ
ベルを第2データ出力手段の論理しきい電圧のレベルに
合致させるためのしきい電圧調節手段を備えることを大
きな特徴とする。
【0016】このようなしきい電圧調節手段は、第2デ
ータ出力手段に論理ゲートが用いられるような場合に
は、それと同じ動作特性を有する論理ゲートを用い、該
論理ゲートに第1データ出力手段の出力端の電位を入力
するようにし、そして、この論理ゲートの出力端と第1
データ出力手段の出力端との間にトランジスタを接続す
るような構成にするとよく、それにより、帰還的制御を
用いて、等化レベルを第2データ出力手段の論理しきい
電圧に強制的に合致させられるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】まず、図1、図2A及びBを参照して、本
発明によるデータ出力回路の構成例を具体的に説明す
る。センスアンプ2から出力される相補的出力信号は、
選択回路3、5を介して、第1、第2出力バッファ1
3、15の各一入力端子と、第1、第2しきい電圧調節
回路2125、2327とに共通に印加される。
【0019】等化トランジスタ11は、第1ノードNO
1と第2ノードバーNO1との間にチャネルが設けら
れ、ゲートに等化信号PEQを受けるNMOSトランジ
スタで構成される。尚、この例では、等化トランジスタ
11にNMOSトランジスタを使用しているが、PMO
Sトランジスタを用いても実施可能である。その場合に
は、ゲートに、反転させた等化信号バーPEQを印加す
るようにすればよい。
【0020】第1しきい電圧調節回路2125は第1ノ
ードNO1に、第2しきい電圧調節回路2327は第2
ノードバーNO1に、それぞれ接続されている。この第
1、第2しきい電圧調節回路2125、2327は、N
MOSトランジスタ21、23とNANDゲート25、
27とでそれぞれ構成される。そして、NANDゲート
25、27が、第1、第2出力バッファ13、15と同
じ規格で、同一の論理しきい電圧を有するように設計さ
れている。NANDゲート25は、第1ノードNO1の
電位と電源電圧Vccレベルのチップエネーブル信号C
Sとを入力とし、NANDゲート27は、第2ノードバ
ーNO1の電位とチップエネーブル信号CSとを入力と
する。また、NMOSトランジスタ21、23は、等化
信号PEQにより制御されるようになっており、NMO
Sトランジスタ21のチャネルは第1ノードNO1とN
ANDゲート25の出力端子との間に、NMOSトラン
ジスタ23のチャネルは第2ノードバーNO1とNAN
Dゲート27の出力端子との間に、それぞれ設けられて
いる。
【0021】次に、このような構成に基づいて、その動
作を説明する。
【0022】等化信号PEQが論理“ハイ”になると、
等化トランジスタ11と、第1、第2しきい電圧調節回
路2125、2327のNMOSトランジスタ21、2
3とが、全部ONとなる。そして、第1ノードNO1の
電位が、第1しきい電圧調節回路2125のNANDゲ
ート25の一入力となると共に、第1出力バッファ13
の一入力となる。同様に、第2ノードバーNO1の電位
が、第2しきい電圧調節回路2327のNANDゲート
27と第2出力バッファ15とに入力される。その際、
等化信号PEQがエネーブルの状態である場合には、バ
ッファエネーブル信号PIOがディスエーブルされ、第
1、第2出力バッファ13、15は非活性化の状態にあ
る。この状態では、第1ノードNO1及び第2ノードバ
ーNO1の各電位は、同じレベルに等化される。
【0023】このとき、チップエネーブル信号CSが論
理“ハイ”になると、NANDゲート25、27は活性
化される。そして、NANDゲート25、27の出力
が、NMOSトランジスタ21、23のチャネルを通じ
て、第1、第2ノードNO1、バーNO1に伝達され
る。したがって、図2に示すように、NMOSトランジ
スタ21(23)による負荷経路aと、NANDゲート
25(27)による負荷経路bとの合流点における電位
が、第1ノードNO1(第2ノードバーNO1)の最終
的な電位となる。この動作について、次により具体的に
説明する。
【0024】簡単に言えば、NANDゲート25、27
は、論理“ハイ”のチップエネーブル信号CSにより、
第1、第2ノードNO1、バーNO1の電位に応じて出
力の論理状態の変化が可能とされ、それにより、第1、
第2ノードNO1、バーNO1の電位は、第1、第2し
きい電圧調節回路2125、2327での帰還的制御で
補正される。
【0025】すなわち、第1ノードNO1(第2ノード
バーNO1)の電位が、NANDゲート25(27)の
論理しきい電圧より低いレベルであるときは、NAND
ゲート25(27)の出力は論理“ハイ”となり、反対
に、論理しきい電圧より高いときには、NANDゲート
25(27)の出力は論理“ロウ”となる。つまり、N
ANDゲート25(27)による負荷経路bの電位は、
NANDゲート25(27)の論理しきい電圧の周辺で
大幅に変化する。一方、NMOSトランジスタ21(2
3)は、ゲートに等化信号PEQが印加されているの
で、等化周期中は常にONの状態にあり、負荷経路aで
は入力に対して出力が線形的に比例する。ところが、N
MOSトランジスタ21(23)のチャネルは、NAN
Dゲート25(27)の入力と出力との間に設けられて
いるため、NANDゲート25(27)の入力が論理し
きい電圧より低く、出力が論理“ハイ”の状態となる場
合には、この論理“ハイ”の出力が、NMOSトランジ
スタ21(23)のチャネルを経て、NANDゲート2
5(27)の入力、すなわち第1ノードNO1(第2ノ
ードバーNO1)側へ伝えられることになり、その電位
を上昇させる。この動作は、入力電圧が論理しきい電圧
のレベルになるまで続くことになる。このように入力電
圧が論理しきい電圧まで上昇すると、NANDゲート2
5(27)の出力は論理“ロウ”となり、そして、NM
OSトランジスタ21のチャネルの両端の電位が一致す
るようになるとチャネル両端の電位平衡がなされ、第1
ノードNO1(第2ノードバーNO1)の電位は安定的
になる。
【0026】この反対に、第1ノードNO1(第2ノー
ドバーNO1)の電位が、NANDゲート25(27)
の論理しきい電圧より高いレベルであるときも、同様の
帰還的制御により調節されることは、容易に理解できる
であろう。
【0027】上記の説明から分かるように、第1、第2
ノードNO1、バーNO1の等化電位は、NANDゲー
ト25、27の論理しきい電圧のレベルに等しく設定さ
れるようになっている。すなわち、図2Bに示す特性曲
線Ca、Cbのように、負荷経路a及び負荷経路bの各
電位は、交点X、つまりNANDゲート25、27の論
理しきい電圧Vthで交差し、この交点Xにおける電位
が、第1、第2ノードNO1、バーNO1の等化レベル
になる。
【0028】上述したように、NANDゲート25、2
7と第1、第2出力バッファ13、15とは、その構成
及び動作特性が同じなので、第1、第2出力バッファ1
3、15の論理しきい電圧と、NANDゲート25、2
7の論理しきい電圧とは一致している。したがって、上
記のようにして等化レベルが設定された後、等化信号P
EQ及びチップエネーブル信号CSがディスエーブルさ
れ、バッファエネーブル信号PIOがエネーブルされる
とき、第1、第2ノードNO1、バーNO1の電位は、
第1、第2出力バッファ13、15の論理しきい電圧の
レベルに維持されている。そのため、センスアンプ2か
ら出力されたデータが、第1ノードNO1及び第2ノー
ドバーNO1に伝達されると、第1、第2出力バッファ
13、15の論理しきい電圧と、第1、第2ノードNO
1、バーNO1の等化レベルとが一致しているので、問
題なく、第1、第2ノードNO1、バーNO1の電位が
プルアップトランジスタ17及びプルダウントランジス
タ19に伝達され、データが出力される。
【0029】以上のように、等化レベルと出力バッファ
の論理しきい電圧とを合致させられるため、従来の回路
で問題だったグリッチ現象やデータ論理状態の認識時間
の遅れを防止することが可能になる。この関係について
容易に理解できるように、本実施例の回路における要部
の電位状態を図3に示しておく。
【0030】上述の実施例においては、しきい電圧調節
回路を、NMOSトランジスタ及びNANDゲートを使
用して実現しているが、第1、第2出力バッファ13、
15の論理しきい電圧と同じ論理しきい電圧を得ること
が可能であれば、NORゲート、ANDゲート、ORゲ
ート、インバータ等を使用することもできる。例えば、
しきい電圧調節回路2125、2327のNANDゲー
ト25、27の代わりにANDゲートを使用する場合に
は、適当な箇所にインバータを設け、チップエネーブル
信号SCは電源電圧レベルの信号として使用し、一方、
NORゲートやORゲートを使用する場合には、反転さ
せてチップエネーブル信号バーSCとし、接地電圧レベ
ルの信号として使用すれば可能である(ORゲートの場
合には適当な箇所にインバータを設けるようにする)。
【0031】また、図2Aに示すように、NANDゲー
トと並列にNMOSトランジスタを接続するようにして
いるが、このNMOSトランジスタを、等化時にONと
なるようにしたPMOSトランジスタやCMOS回路に
することも可能である。
【0032】あるいは、上述の実施例においては、しき
い電圧調節回路を第1、第2出力バッファ13、15と
センスアンプとの間に配置しているが、本発明はこれに
限られるわけではなく、等化信号を入力として予めデー
タ線を等化するような回路であれば、その入力ステージ
に適用可能で、例えば、センスアンプとセンスアンプと
の間や、センスアンプとマルチプレクサとの間にも適用
できる。
【0033】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
等化レベルが工程条件により変わってしまうような場合
でも、その等化レベルを、工程条件によることなく、出
力バッファの論理しきい電圧のレベルに強制的に合致さ
せられるので、データ出力動作を高速化でき、また、デ
ータ出力回路の誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ出力回路の構成例を示す回
路図。
【図2】Aは、本発明によるしきい電圧調節回路の構成
を示す回路図、Bは、そのしきい電圧調節回路の入出力
の特性を示すグラフ。
【図3】図1に示すデータ出力回路の動作タイミングを
示す波形図。
【図4】データ出力回路の従来例を示す回路図。
【図5】Aは、従来のデータ出力回路において、等化レ
ベルが出力バッファの論理しきい電圧より高い場合、B
は、等化レベルが出力バッファの論理しきい電圧より低
い場合の動作タイミングをそれぞれ示す波形図。
【符号の説明】
1 メモリセル 2 センスアンプ(第1データ出力手段) 13、15 出力バッファ(第2データ出力手段) 21、23 MOSトランジスタ 25、27 NANDゲート 2125、2327 しきい電圧調節回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/687 19/0175 7436−5J H03K 17/687 F 8941−5J 19/00 101 F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1データ出力手段と、この第1データ
    出力手段の出力信号及び等化信号を入力とする第2デー
    タ出力手段と、を有する半導体メモリ装置において、 第1データ出力手段と第2データ出力手段との間に設け
    られ、第1データ出力手段の出力端における等化レベル
    を第2データ出力手段の論理しきい電圧のレベルに合致
    させるためのしきい電圧調節手段を備えていることを特
    徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2データ出力手段が、それぞ
    れ増幅器及びマルチプレクサである請求項1記載の半導
    体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 しきい電圧調節手段は、第1データ出力
    手段の出力端における等化時の電位を、帰還的制御を用
    いて強制的に第2データ出力手段の論理しきい電圧と一
    致させるようになっている請求項1又は請求項2記載の
    半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 しきい電圧調節手段は、MOSトランジ
    スタと、第2データ出力手段と同じ動作特性を有する論
    理ゲートとを備えてなり、第1データ出力手段の出力端
    が、前記論理ゲートの入力端と第2データ出力手段の入
    力端とに共通に接続されると共に、前記MOSトランジ
    スタのチャネルが、第1データ出力手段の出力端と前記
    論理ゲートの出力端との間に設けられている請求項3記
    載の半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 論理ゲートが、電源電圧レベルのチップ
    エネーブル信号を一方の入力端に受けることで出力の論
    理状態の変化が可能となるNANDゲート又はANDゲ
    ートであり、MOSトランジスタが、ゲートに等化信号
    を受けるNMOSトランジスタである請求項4記載の半
    導体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 論理ゲートが、接地電圧レベルのチップ
    エネーブル信号を一方の入力端に受けることで出力の論
    理状態の変化が可能となるNORゲート又はORゲート
    であり、MOSトランジスタが、ゲートに反転された等
    化信号を受けるPMOSトランジスタである請求項4記
    載の半導体メモリ装置。
  7. 【請求項7】 センスアンプからの出力に基づく相補デ
    ータを受ける第1及び第2ノードと、第1ノードと第2
    ノードとの間に設けられ、等化信号によりスイッチング
    動作して第1及び第2ノードの電位を等化させる等化ト
    ランジスタと、第1ノードに一方の入力端が接続され、
    バッファエネーブル信号を他方の入力端に受ける第1出
    力バッファと、第2ノードに一方の入力端が接続され、
    バッファエネーブル信号を他方の入力端に受ける第2出
    力バッファと、を有する半導体メモリ装置のデータ出力
    回路において、 所定の制御信号により出力の論理状態の変化が可能とさ
    れ、第1、第2ノードの電位を入力とする論理ゲート
    と、等化信号をゲートに受け、チャネルが第1、第2ノ
    ードと前記論理ゲートの出力端との間に設けられたトラ
    ンジスタと、を用いて構成されたしきい電圧調節手段を
    備え、 このしきい電圧調節手段での帰還的制御により、第1及
    び第2ノードの等化レベルが第1及び第2出力バッファ
    の論理しきい電圧と合致させられるようになっているこ
    とを特徴とするデータ出力回路。
  8. 【請求項8】 しきい電圧調節手段の論理ゲートが、第
    1及び第2出力バッファと同じ論理しきい電圧を有する
    ようにされている請求項7記載のデータ出力回路。
  9. 【請求項9】 しきい電圧調節手段の論理ゲートが、電
    源電圧レベルの制御信号により出力の論理状態の変化が
    可能となるNANDゲート又はANDゲートであり、し
    きい電圧調節手段のトランジスタが、ゲートに等化信号
    を受けるNMOSトランジスタである請求項8記載のデ
    ータ出力回路。
  10. 【請求項10】 しきい電圧調節手段の論理ゲートが、
    接地電圧レベルの制御信号により出力の論理状態の変化
    が可能となるNORゲート又はORゲートであり、しき
    い電圧調節手段のトランジスタが、ゲートに反転された
    等化信号を受けるPMOSトランジスタである請求項8
    記載のデータ出力回路。
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