JPH0539862Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0539862Y2 JPH0539862Y2 JP1988146955U JP14695588U JPH0539862Y2 JP H0539862 Y2 JPH0539862 Y2 JP H0539862Y2 JP 1988146955 U JP1988146955 U JP 1988146955U JP 14695588 U JP14695588 U JP 14695588U JP H0539862 Y2 JPH0539862 Y2 JP H0539862Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- injection nozzle
- purge
- injection
- wiping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、射出成形機のパージ作業時に射出
されるパージ材を排出処理する射出成形機のパー
ジ材排出装置に関する。
されるパージ材を排出処理する射出成形機のパー
ジ材排出装置に関する。
従来から射出成形機にあつては、成形開始時、
成形終了時または材料替え、色替えを行う時にパ
ージ作業を行うのが一般的である。例えば成形終
了時のパージ作業は、射出成形機内に残留した残
材を射出成形機を数回(場合によつては十数回)
パージすることにより射出ノズルから外部へ残材
の全てを排出する作業であるが、従来はこの外部
へ排出されたパージ材を人の手により除去および
排出処理が行われていた。
成形終了時または材料替え、色替えを行う時にパ
ージ作業を行うのが一般的である。例えば成形終
了時のパージ作業は、射出成形機内に残留した残
材を射出成形機を数回(場合によつては十数回)
パージすることにより射出ノズルから外部へ残材
の全てを排出する作業であるが、従来はこの外部
へ排出されたパージ材を人の手により除去および
排出処理が行われていた。
しかるに、上記従来から行われている人の手に
よるパージ材の除去および排出処理する作業は、
(a)射出ノズルからパージされるパージ材が高温で
あるため、細心の注意を払いながら作業を行わな
ければならず、注意を怠れば火傷などの危険の伴
う作業となる問題点があつた。
よるパージ材の除去および排出処理する作業は、
(a)射出ノズルからパージされるパージ材が高温で
あるため、細心の注意を払いながら作業を行わな
ければならず、注意を怠れば火傷などの危険の伴
う作業となる問題点があつた。
また、(b)パージ作業は前述したように少なくと
も数回(場合によつては十数回)のパージを行う
のが普通であるから、このパージ毎に排出される
パージ材をそのつど除去、排出処理しなければな
らないため大変面倒で時間のかかる作業となる問
題点があつた。
も数回(場合によつては十数回)のパージを行う
のが普通であるから、このパージ毎に排出される
パージ材をそのつど除去、排出処理しなければな
らないため大変面倒で時間のかかる作業となる問
題点があつた。
さらに、(c)近年の射出成形機の自動化に伴い、
前記パージ材の除去、排出処理の自動化が要望さ
れている。
前記パージ材の除去、排出処理の自動化が要望さ
れている。
この考案は上記(a),(b)の問題点をことごとく解
消して(c)の要望を実用化しようとするもので、パ
ージ材を人手によらず自動的に除去、排出処理で
きる射出成形機パージ材排出装置を提供すること
を目的としている。
消して(c)の要望を実用化しようとするもので、パ
ージ材を人手によらず自動的に除去、排出処理で
きる射出成形機パージ材排出装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案は、射出成
形機に回動手段と連動したバケツトを回動自在に
設け、材料パージ時には前記回動手段によりバケ
ツトが射出成形機の射出ノズルの後方に位置する
ように構成するとともに、前記バケツトの前方に
は、適度の弾力性を有する拭い板を設け、該拭い
板には射出ノズルの先端を係入する拭い穴を形成
してなるものである。
形機に回動手段と連動したバケツトを回動自在に
設け、材料パージ時には前記回動手段によりバケ
ツトが射出成形機の射出ノズルの後方に位置する
ように構成するとともに、前記バケツトの前方に
は、適度の弾力性を有する拭い板を設け、該拭い
板には射出ノズルの先端を係入する拭い穴を形成
してなるものである。
回動手段は、本実施例で示すラツクとピニオン
によるもののほか、リンク機構やその他の機構を
採用して適宜設計変更することができる。また、
回動手段と射出成形機とを電気的または機械的に
連動させて、射出成形機のパージ時に自動的に回
動手段で射出ノズルの後方にバケツトが位置する
ようにし、パージ終了時には自動的に回動手段で
バケツト内に受けたパージ材を外部に排出するよ
うにするとよい。
によるもののほか、リンク機構やその他の機構を
採用して適宜設計変更することができる。また、
回動手段と射出成形機とを電気的または機械的に
連動させて、射出成形機のパージ時に自動的に回
動手段で射出ノズルの後方にバケツトが位置する
ようにし、パージ終了時には自動的に回動手段で
バケツト内に受けたパージ材を外部に排出するよ
うにするとよい。
また、前記パージ材の粘度の関係により、射出
ノズルからパージ材が重力で切り外れない場合に
は、バケツトの前方に適度の弾力性を有する拭い
板を設け、該拭い板には拭い穴を形成する。拭い
板の適度の弾力性というのは、前記回動手段によ
る回動力で射出ノズルの先端を拭い板の拭い穴に
係入できる程度の弾力性をいう。また、拭い板は
ネジなどで着脱自在に設けるとともに前後、上下
及び左右に位置調整できるようにして、射出ノズ
ルと拭い穴との位置合わせが行なえるようにする
とよい。拭い穴の穴径は射出ノズル径の3〜8倍
程度の穴にするとよい。
ノズルからパージ材が重力で切り外れない場合に
は、バケツトの前方に適度の弾力性を有する拭い
板を設け、該拭い板には拭い穴を形成する。拭い
板の適度の弾力性というのは、前記回動手段によ
る回動力で射出ノズルの先端を拭い板の拭い穴に
係入できる程度の弾力性をいう。また、拭い板は
ネジなどで着脱自在に設けるとともに前後、上下
及び左右に位置調整できるようにして、射出ノズ
ルと拭い穴との位置合わせが行なえるようにする
とよい。拭い穴の穴径は射出ノズル径の3〜8倍
程度の穴にするとよい。
上記構成からなるこの考案によれば、パージ時
に前記バケツトは回動手段によつて射出成形機の
射出ノズル後方に位置されて、射出ノズルよりパ
ージされるパージ材をバケツト内に受け取る。そ
して、パージ終了時にバケツト内に受け取られた
前記パージ材は回動手段によりバケツトごと回動
し、パージ材だけ外部へ排出するように働く。前
記パージ材排出操作を所要パージ回数繰り返して
パージ作業を終了する。
に前記バケツトは回動手段によつて射出成形機の
射出ノズル後方に位置されて、射出ノズルよりパ
ージされるパージ材をバケツト内に受け取る。そ
して、パージ終了時にバケツト内に受け取られた
前記パージ材は回動手段によりバケツトごと回動
し、パージ材だけ外部へ排出するように働く。前
記パージ材排出操作を所要パージ回数繰り返して
パージ作業を終了する。
また、バケツトが射出ノズルの後方に位置する
ときには、拭い板の拭い穴に射出ノズルの先端が
係入され、パージ終了時にバケツトが回動する際
に第4図Aおよび第4図Bに示す如く、重力によ
り切り外れない射出ノズルからはな垂れ状に垂れ
るパージ材を、前記拭い穴の周縁部において切り
外して、このパージ材をバケツト内に切り落すよ
うに働く。
ときには、拭い板の拭い穴に射出ノズルの先端が
係入され、パージ終了時にバケツトが回動する際
に第4図Aおよび第4図Bに示す如く、重力によ
り切り外れない射出ノズルからはな垂れ状に垂れ
るパージ材を、前記拭い穴の周縁部において切り
外して、このパージ材をバケツト内に切り落すよ
うに働く。
この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基
づいて以下に説明する。
づいて以下に説明する。
第5図において1は公知の射出成形機であつ
て、この射出成形機1は成形機本体2の上部後方
に成形装置3を設け、前方には射出装置4を設け
てなる。
て、この射出成形機1は成形機本体2の上部後方
に成形装置3を設け、前方には射出装置4を設け
てなる。
成形装置3の前方には固定盤5を設け、固定盤
5にはテーパー状に窪んだ射出口5aが形成して
ある。
5にはテーパー状に窪んだ射出口5aが形成して
ある。
射出装置4は液体圧シリンダー6,6により成
形機本体2に進退自在に設けられ、前記固定盤5
の射出口5aと対向する射出装置4の前方に射出
ノズル7を設け、この射出ノズル7を液体圧シリ
ンダー6,6により射出口5aに押し当てて、射
出装置4の供給ホツパー4aより供給する成形材
料を射出ノズル7から射出口5aを介して成形装
置3内に射出すべく構成する一方、射出成形終了
時後の例えばパージ作業時には、前記射出口5a
と射出ノズル7とは、流体圧シリンダー6,6に
より離間されるようにしてある。
形機本体2に進退自在に設けられ、前記固定盤5
の射出口5aと対向する射出装置4の前方に射出
ノズル7を設け、この射出ノズル7を液体圧シリ
ンダー6,6により射出口5aに押し当てて、射
出装置4の供給ホツパー4aより供給する成形材
料を射出ノズル7から射出口5aを介して成形装
置3内に射出すべく構成する一方、射出成形終了
時後の例えばパージ作業時には、前記射出口5a
と射出ノズル7とは、流体圧シリンダー6,6に
より離間されるようにしてある。
前記液体圧シリンダー6,6および射出ノズル
7を避ける成形機本体2の上部には第1図ないし
第4図に示す本願考案に係わる射出成形機パージ
材排出装置10が設けてある。前述した射出成形
機1は本願考案の射出成形材排出装置10を設け
た一適用例であつて、他の射出成形機にも適宜設
けることができるのは勿論である。
7を避ける成形機本体2の上部には第1図ないし
第4図に示す本願考案に係わる射出成形機パージ
材排出装置10が設けてある。前述した射出成形
機1は本願考案の射出成形材排出装置10を設け
た一適用例であつて、他の射出成形機にも適宜設
けることができるのは勿論である。
射出成形機パージ材排出装置10は、回動手段
11と、この回動手段11と連動したバケツト2
0とを主な構成としている。
11と、この回動手段11と連動したバケツト2
0とを主な構成としている。
回動手段11は成形機本体2の上部にボルト1
2a……12aで固定する基台12と、基台12
に取着した流体圧シリンダー13と連動するラツ
ク14と、同基台12に回動自在に設けた枢軸1
5に嵌着したピニオン16とからなり、前記ラツ
ク14は基台12に対して上下動する流体圧シリ
ンダー13の作動部13aにビス止めする一方、
ピニオン16を設けた枢軸15には一端をバケツ
ト20と固定した腕17の基端をネジ17a……
17aで固着し、流体圧シリンダー13を操作し
てラツク14を上動または下動することにより、
ラツク14と噛み合うピニオン16から枢軸15
を介して腕17は回動され、この腕17の回動に
よつて第1図の実線または鎖線で示す位置にバケ
ツト20を旋回できるようにしてある。回動手段
11は上記構成のものに限らずバケツトを旋回で
きるものであれば何でもよい。第3図において、
9,9は基台12に枢軸15を回動自在に支承す
るベアリングである。
2a……12aで固定する基台12と、基台12
に取着した流体圧シリンダー13と連動するラツ
ク14と、同基台12に回動自在に設けた枢軸1
5に嵌着したピニオン16とからなり、前記ラツ
ク14は基台12に対して上下動する流体圧シリ
ンダー13の作動部13aにビス止めする一方、
ピニオン16を設けた枢軸15には一端をバケツ
ト20と固定した腕17の基端をネジ17a……
17aで固着し、流体圧シリンダー13を操作し
てラツク14を上動または下動することにより、
ラツク14と噛み合うピニオン16から枢軸15
を介して腕17は回動され、この腕17の回動に
よつて第1図の実線または鎖線で示す位置にバケ
ツト20を旋回できるようにしてある。回動手段
11は上記構成のものに限らずバケツトを旋回で
きるものであれば何でもよい。第3図において、
9,9は基台12に枢軸15を回動自在に支承す
るベアリングである。
また、流体圧シリンダー13としてはガスなど
の気体あるいは油などの液体で作動するものなど
適宜選択使用できる。18,18は流体圧シリン
ダー13の作動部13aに設けたラツク14がそ
のストロークの上限または下限に位置することを
検知する位置検出センサーである。この位置検出
センサー18,18によつて、バケツト20が第
1図の実線で示す射出ノズル7の後方のパージ位
置にあること、または同図に鎖線で示す排出位置
にあることを検知することによつて、流体圧シリ
ンダー6,6により射出ノズル7を前進後退する
タイミングを計つたり、バケツト20がパージ位
置にあることを確認してパージを行うようにする
など適宜利用できるものである。
の気体あるいは油などの液体で作動するものなど
適宜選択使用できる。18,18は流体圧シリン
ダー13の作動部13aに設けたラツク14がそ
のストロークの上限または下限に位置することを
検知する位置検出センサーである。この位置検出
センサー18,18によつて、バケツト20が第
1図の実線で示す射出ノズル7の後方のパージ位
置にあること、または同図に鎖線で示す排出位置
にあることを検知することによつて、流体圧シリ
ンダー6,6により射出ノズル7を前進後退する
タイミングを計つたり、バケツト20がパージ位
置にあることを確認してパージを行うようにする
など適宜利用できるものである。
バケツト20は上部に開口した排出口21を形
成し、バケツト20の前面には、切り欠き部22
を設け、この切り欠き部22を閉塞するように拭
い板23をバケツト20にネジ23a……23a
で固定してあり、拭い板23には射出ノズル7を
係入するための拭い穴23bを形成している。ま
た、この実施例では前記腕17をバケツト20の
取付板20aに固着する場合、取付板20aに第
1図において左右に長く形成する長孔20b……
20bを介してネジ17a……17aで腕17に
固着するようにするとともに、バケツト20に拭
い板23を固着する場合には、拭い板23に上下
に長く形成した長孔23c……23cを介してネ
ジ23a……23aでバケツト20に固着するよ
うにしてあるから、射出ノズル7と拭い穴23b
とが位置ずれして、パージ時に射出ノズル7と拭
い穴23bとが合致しないときでも、ネジ17a
……17a,23a……23aを緩めて前記長孔
20b……20b,23a……23aの許容範囲
でバケツト20および拭い板23を左右または上
下に位置をずらして射出ノズル7と拭い穴23b
とが合致するように拭い穴23bの位置調整が行
なえる。また、前記バケツト20の形状は実施例
のものに限らず円筒形などその他の形状のもので
もよく限定するものでない。
成し、バケツト20の前面には、切り欠き部22
を設け、この切り欠き部22を閉塞するように拭
い板23をバケツト20にネジ23a……23a
で固定してあり、拭い板23には射出ノズル7を
係入するための拭い穴23bを形成している。ま
た、この実施例では前記腕17をバケツト20の
取付板20aに固着する場合、取付板20aに第
1図において左右に長く形成する長孔20b……
20bを介してネジ17a……17aで腕17に
固着するようにするとともに、バケツト20に拭
い板23を固着する場合には、拭い板23に上下
に長く形成した長孔23c……23cを介してネ
ジ23a……23aでバケツト20に固着するよ
うにしてあるから、射出ノズル7と拭い穴23b
とが位置ずれして、パージ時に射出ノズル7と拭
い穴23bとが合致しないときでも、ネジ17a
……17a,23a……23aを緩めて前記長孔
20b……20b,23a……23aの許容範囲
でバケツト20および拭い板23を左右または上
下に位置をずらして射出ノズル7と拭い穴23b
とが合致するように拭い穴23bの位置調整が行
なえる。また、前記バケツト20の形状は実施例
のものに限らず円筒形などその他の形状のもので
もよく限定するものでない。
このように構成したバケツト20と回動手段と
によれば、成形時においてバケツト20は第1図
に鎖線で示すパージ材の排出位置に待機してい
る。そして成形開始時、成形終了時または材料替
え、色替えを行う時には、回動手段11の流体圧
シリンダー13によりラツク14は下動し、ラツ
ク14はピニオン16を時計回りに回動させてバ
ケツト20を矢印A方向に旋回し、ラツク14が
上限位置に至るときにバケツト20は第1図の実
線で示すパージ位置に配置される。この時、射出
ノズル7は第4図Aに示すように拭い穴23bに
係入されている。しかして、パージ作業が開始さ
れ1回目のパージが第4図Aのように行なわれ、
射出ノズルより射出したパージ材Mはバケツト2
0内に受け取られる。パージが終了した時には、
流体圧シリンダー13によりラツク14は上動
し、それと同時に拭い板23の弾力性により拭い
板23は後方に撓んで拭い穴23bから射出ノズ
ルが外れ(第4図B)てバケツト20は矢印B方
向に旋回し実線位置にもどされる。このときに、
旋回停止の振動と重力によつてバケツト20内の
パージ材Mはバケツト20の下方に配設した排出
シユート8によつて所定の場所へ排出される。2
回目以降、所要回数前記作業を繰り返してパージ
作業を終了する。
によれば、成形時においてバケツト20は第1図
に鎖線で示すパージ材の排出位置に待機してい
る。そして成形開始時、成形終了時または材料替
え、色替えを行う時には、回動手段11の流体圧
シリンダー13によりラツク14は下動し、ラツ
ク14はピニオン16を時計回りに回動させてバ
ケツト20を矢印A方向に旋回し、ラツク14が
上限位置に至るときにバケツト20は第1図の実
線で示すパージ位置に配置される。この時、射出
ノズル7は第4図Aに示すように拭い穴23bに
係入されている。しかして、パージ作業が開始さ
れ1回目のパージが第4図Aのように行なわれ、
射出ノズルより射出したパージ材Mはバケツト2
0内に受け取られる。パージが終了した時には、
流体圧シリンダー13によりラツク14は上動
し、それと同時に拭い板23の弾力性により拭い
板23は後方に撓んで拭い穴23bから射出ノズ
ルが外れ(第4図B)てバケツト20は矢印B方
向に旋回し実線位置にもどされる。このときに、
旋回停止の振動と重力によつてバケツト20内の
パージ材Mはバケツト20の下方に配設した排出
シユート8によつて所定の場所へ排出される。2
回目以降、所要回数前記作業を繰り返してパージ
作業を終了する。
以上のように構成したこの考案によれば、射出
成形機に回動手段と連動したバケツトを回動自在
に設け、材料パージ時には前記回動手段によりバ
ケツトが射出成形機の射出ノズルの後方に位置す
るような構成を採つているため、(1)射出ノズルか
らパージされるパージ材をバケツトで受け取り自
動的に排出することができるから、人手によらず
にパージ材の除去、排出処理が安全に行うことが
できる。
成形機に回動手段と連動したバケツトを回動自在
に設け、材料パージ時には前記回動手段によりバ
ケツトが射出成形機の射出ノズルの後方に位置す
るような構成を採つているため、(1)射出ノズルか
らパージされるパージ材をバケツトで受け取り自
動的に排出することができるから、人手によらず
にパージ材の除去、排出処理が安全に行うことが
できる。
また、(2)バケツトを回動手段で回動旋回してパ
ージ材の排出処理が行なえるから、極めて短時間
でかつスムーズな排出作業が行なえる。
ージ材の排出処理が行なえるから、極めて短時間
でかつスムーズな排出作業が行なえる。
さらに、(3)前記バケツトの前方に適度の弾力性
を有する拭い板を設け、該拭い板には射出ノズル
の先端を係入する拭い穴を形成してあるから、た
とえパージ材の粘度の関係から重力で切り外れな
いパージ材が射出ノズル先端にはな垂れ状に垂れ
る場合でも、拭い穴で前記パージ材を射出ノズル
から確実に切り外して、射出ノズルの残材を残さ
ず取り除くことができる。
を有する拭い板を設け、該拭い板には射出ノズル
の先端を係入する拭い穴を形成してあるから、た
とえパージ材の粘度の関係から重力で切り外れな
いパージ材が射出ノズル先端にはな垂れ状に垂れ
る場合でも、拭い穴で前記パージ材を射出ノズル
から確実に切り外して、射出ノズルの残材を残さ
ず取り除くことができる。
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもので
あつて、第1図は射出成形パージ材排出装置の正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図
の平面図、第4図は部分縦断面図、第5図は一適
用例を示す側面図である。 1……射出成形機、7……射出ノズル、11…
…回動手段、20……バケツト、23……拭い
板、23b……拭い穴。
あつて、第1図は射出成形パージ材排出装置の正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図
の平面図、第4図は部分縦断面図、第5図は一適
用例を示す側面図である。 1……射出成形機、7……射出ノズル、11…
…回動手段、20……バケツト、23……拭い
板、23b……拭い穴。
Claims (1)
- 射出成形機に回動手段11と連動したバケツト
20を回動自在に設け、材料パージ時には前記回
動手段11によりバケツト20が射出成形機の射
出ノズル7の後方に位置するように構成するとと
もに、前記バケツト20の前方には、適度の弾力
性を有する拭い板23を設け、該拭い板23には
射出ノズル7の先端を係入する拭い穴23bを形
成してある射出成形機のパージ材排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988146955U JPH0539862Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988146955U JPH0539862Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268110U JPH0268110U (ja) | 1990-05-23 |
JPH0539862Y2 true JPH0539862Y2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=31416927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988146955U Expired - Lifetime JPH0539862Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539862Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004026209A1 (de) * | 2003-05-30 | 2005-01-05 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Weiblicher und männlicher Kuppler einer Rohrkupplung |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60187015U (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-11 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機におけるパ−ジカバ− |
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JPH0342990Y2 (ja) * | 1986-10-30 | 1991-09-09 |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP1988146955U patent/JPH0539862Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0268110U (ja) | 1990-05-23 |
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