JPH05296097A - エンジンの吸入空気量制御装置 - Google Patents
エンジンの吸入空気量制御装置Info
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- JPH05296097A JPH05296097A JP4100940A JP10094092A JPH05296097A JP H05296097 A JPH05296097 A JP H05296097A JP 4100940 A JP4100940 A JP 4100940A JP 10094092 A JP10094092 A JP 10094092A JP H05296097 A JPH05296097 A JP H05296097A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- opening
- throttle
- accelerator
- fully closed
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
- F02D41/221—Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of actuators or electrically driven elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D11/00—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
- F02D11/06—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
- F02D11/10—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
- F02D11/107—Safety-related aspects
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/0002—Controlling intake air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D11/00—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
- F02D11/06—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
- F02D11/10—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各部の故障によるスロットル弁の異常動作を
検知し、エンジンの暴走を防止する。 【構成】 アクセルペダル5の全閉時にスロットル弁2
が全閉にならない場合に異常と判定する。
検知し、エンジンの暴走を防止する。 【構成】 アクセルペダル5の全閉時にスロットル弁2
が全閉にならない場合に異常と判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用エンジンの吸
入空気量を調整するスロットル弁を制御するエンジンの
吸入空気量制御装置に関し、特にそのフェールセーフに
関するものである。
入空気量を調整するスロットル弁を制御するエンジンの
吸入空気量制御装置に関し、特にそのフェールセーフに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガソリンエンジンの吸入空気量
はスロットル弁をアクセルペダルと機械的に連動させて
開閉することにより調整されているが、最近ドライブフ
ィーリングの向上や定速走行用アクチュエータとの共用
化、並びに車載レイアウト性向上を目的として、スロッ
トル弁を電気制御アクチュエータにより開閉制御するい
わゆるドライブバイワイヤが一部実用化されている。
はスロットル弁をアクセルペダルと機械的に連動させて
開閉することにより調整されているが、最近ドライブフ
ィーリングの向上や定速走行用アクチュエータとの共用
化、並びに車載レイアウト性向上を目的として、スロッ
トル弁を電気制御アクチュエータにより開閉制御するい
わゆるドライブバイワイヤが一部実用化されている。
【0003】図2は従来装置の構成を示し、1はエンジ
ン、2はエンジン1の吸入空気量を調節するスロットル
弁、3はスロットル弁2を駆動するスロットルアクチュ
エータであり、直流モータ、ステッピングモータなどに
より構成されている。4はスロットル弁2の開度を検出
するスロットル開度センサ、5はアクセルペダル、6は
アクセルペダル5の開度を検出するアクセル開度セン
サ、7はエンジン1の回転数を検出する回転数センサ、
8は各種入力情報に基づき、スロットルアクチュエータ
3を駆動制御する制御部であり、入力インタフェース8
1,82、マイクロコンピュータ83及び出力インタフ
ェース84から構成されている。
ン、2はエンジン1の吸入空気量を調節するスロットル
弁、3はスロットル弁2を駆動するスロットルアクチュ
エータであり、直流モータ、ステッピングモータなどに
より構成されている。4はスロットル弁2の開度を検出
するスロットル開度センサ、5はアクセルペダル、6は
アクセルペダル5の開度を検出するアクセル開度セン
サ、7はエンジン1の回転数を検出する回転数センサ、
8は各種入力情報に基づき、スロットルアクチュエータ
3を駆動制御する制御部であり、入力インタフェース8
1,82、マイクロコンピュータ83及び出力インタフ
ェース84から構成されている。
【0004】次に、上記構成の動作を図3のフローチャ
ートによって説明する。なお、以下に説明する演算や条
件判定などはマイクロコンピュータ83によって行う
が、このことは広く知られているので、詳細な説明は省
略する。まず、ステップ100ではアクセルペダル5に
連動して出力が変化するアクセル開度センサ6の出力を
読み込み、ステップ101では目標スロットル開度θS
を演算する。この演算においては、アクセル開度αに対
してスロットル開度をどのように対応させるかを予め設
定しておき、所定の関数とそれに対する補正から目標ス
ロットル開度θSを求める。
ートによって説明する。なお、以下に説明する演算や条
件判定などはマイクロコンピュータ83によって行う
が、このことは広く知られているので、詳細な説明は省
略する。まず、ステップ100ではアクセルペダル5に
連動して出力が変化するアクセル開度センサ6の出力を
読み込み、ステップ101では目標スロットル開度θS
を演算する。この演算においては、アクセル開度αに対
してスロットル開度をどのように対応させるかを予め設
定しておき、所定の関数とそれに対する補正から目標ス
ロットル開度θSを求める。
【0005】アクセル開度αと目標スロットル開度θS
との関係は、アクセル開度αに対する車両の動力性能を
どのように設定するかによって異なったものになるが、
一般的な例としては図4のような特性がある。図4の特
性曲線aはアクセル開度αに対して目標スロットル開度
θS を比例的に変化させた場合であり、特性曲線bはア
クセル開度αの低開度領域における目標スロットル開度
θS の変化を緩やかにした場合である。
との関係は、アクセル開度αに対する車両の動力性能を
どのように設定するかによって異なったものになるが、
一般的な例としては図4のような特性がある。図4の特
性曲線aはアクセル開度αに対して目標スロットル開度
θS を比例的に変化させた場合であり、特性曲線bはア
クセル開度αの低開度領域における目標スロットル開度
θS の変化を緩やかにした場合である。
【0006】特性曲線bの目的は、発進時や低速走行時
に吸入空気量の変化が大きいとショックを生じたり、微
調整がやりにくいという現象を改善することにある。
又、図5に示すようにエンジン1の出力トルクはエンジ
ン回転数Ne に対して一様でなく、低回転や高回転領域
では低下する。このため、図示の開度補正係数により特
性曲線bを補正することにより、エンジン回転数の領域
による出力トルク不足のフィーリングを改善することが
できる。上記したアクセル開度αと目標スロットル開度
θS との関係は一例に過ぎず、車両の性格(スムーズ
さ、スポーツ感)やエンジン性能によって異なる場合も
ある。
に吸入空気量の変化が大きいとショックを生じたり、微
調整がやりにくいという現象を改善することにある。
又、図5に示すようにエンジン1の出力トルクはエンジ
ン回転数Ne に対して一様でなく、低回転や高回転領域
では低下する。このため、図示の開度補正係数により特
性曲線bを補正することにより、エンジン回転数の領域
による出力トルク不足のフィーリングを改善することが
できる。上記したアクセル開度αと目標スロットル開度
θS との関係は一例に過ぎず、車両の性格(スムーズ
さ、スポーツ感)やエンジン性能によって異なる場合も
ある。
【0007】ステップ102では実際のスロットル開度
θr をスロットル開度センサ4から読込み、ステップ1
03では目標開度θS と実スロットル開度θr との偏差
eを算出し、eが正即ち実スロットル開度θr の方がθ
S より低い場合にはステップ104aに進み、スロット
ルアクチュエータ3を偏差eに応じて開側に駆動する。
θr がθS より高い場合にはステップ104bに進み、
スロットルアクチュエータ3を閉側に駆動する。
θr をスロットル開度センサ4から読込み、ステップ1
03では目標開度θS と実スロットル開度θr との偏差
eを算出し、eが正即ち実スロットル開度θr の方がθ
S より低い場合にはステップ104aに進み、スロット
ルアクチュエータ3を偏差eに応じて開側に駆動する。
θr がθS より高い場合にはステップ104bに進み、
スロットルアクチュエータ3を閉側に駆動する。
【0008】このようにスロットルアクチュエータ3に
よってスロットル弁2の開度を開閉することにより自由
度が高い制御が可能となり、さらに車速信号をフィード
バックすることによって定速走行の機能も付加すること
ができる。しかし、スロットル弁2を電気的に制御する
場合は、アクセルペダル5により機械的に連動して開閉
する場合と異なり、スロットルアクチュエータ3や制御
部8などの故障によりスロットル弁2が不作動となるこ
とがあり、車両の暴走を招くこともあるので、フェール
セーフが極めて重要となる。
よってスロットル弁2の開度を開閉することにより自由
度が高い制御が可能となり、さらに車速信号をフィード
バックすることによって定速走行の機能も付加すること
ができる。しかし、スロットル弁2を電気的に制御する
場合は、アクセルペダル5により機械的に連動して開閉
する場合と異なり、スロットルアクチュエータ3や制御
部8などの故障によりスロットル弁2が不作動となるこ
とがあり、車両の暴走を招くこともあるので、フェール
セーフが極めて重要となる。
【0009】図6はスロットルアクチュエータ3の制御
系全体が正常か否かの判定とこの判定後の動作を示すフ
ローチャートであり、ステップ200ではアクセル開度
センサ(APS)6から得られるアクセル開度αとスロ
ット開度センサ(TPS)4から得られる実スロットル
開度θr を読み込み、ステップ201ではαとθr の偏
差eが予め定めた判定値e1 より大きいか否かを判定
し、小さければステップ202で制御系が正常と判定
し、ステップ203で通常の制御が行なわれる。
系全体が正常か否かの判定とこの判定後の動作を示すフ
ローチャートであり、ステップ200ではアクセル開度
センサ(APS)6から得られるアクセル開度αとスロ
ット開度センサ(TPS)4から得られる実スロットル
開度θr を読み込み、ステップ201ではαとθr の偏
差eが予め定めた判定値e1 より大きいか否かを判定
し、小さければステップ202で制御系が正常と判定
し、ステップ203で通常の制御が行なわれる。
【0010】e>e1 の場合にはステップ204でスロ
ットルアクチュエータ3の制御系に異常が生じたと判定
し、ステップ205で異常回避のための燃料カットや警
報発生を行う。燃料カットは、エンジン1の全気筒ある
いは一部気筒の何れかを対象として行う。判定値e
1 は、アクセル開度αと目標スロットル開度θS との
差、並びにアクセル開度センサ6やスロットル開度セン
サ4の精度を加味して決定する。
ットルアクチュエータ3の制御系に異常が生じたと判定
し、ステップ205で異常回避のための燃料カットや警
報発生を行う。燃料カットは、エンジン1の全気筒ある
いは一部気筒の何れかを対象として行う。判定値e
1 は、アクセル開度αと目標スロットル開度θS との
差、並びにアクセル開度センサ6やスロットル開度セン
サ4の精度を加味して決定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来装置は、
スロットルアクチュエータ3の動作不良や制御部8内の
スロットルアクチュエータ3の駆動部の動作不良に対し
ては効果がある。しかし、アクセル開度センサ6、スロ
ットル開度センサ4、並びにこれらの出力信号を処理す
る制御部8内の入力インタフェース81,82やマイク
ロコンピュータ83の故障に対しては効果が期待できな
い。即ち、例えば、アクセルペダル5の踏み込み量に対
するアクセル開度センサ6の出力信号が正規の値を示さ
ず、大き目の値を出力した場合、スロットル開度は運転
者の意に反して大きくなり、場合によってはフル加速な
どの暴走を招くことになる。
スロットルアクチュエータ3の動作不良や制御部8内の
スロットルアクチュエータ3の駆動部の動作不良に対し
ては効果がある。しかし、アクセル開度センサ6、スロ
ットル開度センサ4、並びにこれらの出力信号を処理す
る制御部8内の入力インタフェース81,82やマイク
ロコンピュータ83の故障に対しては効果が期待できな
い。即ち、例えば、アクセルペダル5の踏み込み量に対
するアクセル開度センサ6の出力信号が正規の値を示さ
ず、大き目の値を出力した場合、スロットル開度は運転
者の意に反して大きくなり、場合によってはフル加速な
どの暴走を招くことになる。
【0012】このような不具合な現象は、マイクロコン
ピュータ83内のメモリなどの故障によっても起り得
る。又、スロットル開度センサ4の不良によって出力信
号が正規の値よりも異常に近い値を示した場合、開度フ
ィードバック制御によってスロットル開度は異常に大き
くなり、やはり暴走に至る危険性があった。このように
従来装置では、開度センサ4,6や制御部8の故障モー
ドによっては故障が検知不可能であり、安全上課題があ
った。
ピュータ83内のメモリなどの故障によっても起り得
る。又、スロットル開度センサ4の不良によって出力信
号が正規の値よりも異常に近い値を示した場合、開度フ
ィードバック制御によってスロットル開度は異常に大き
くなり、やはり暴走に至る危険性があった。このように
従来装置では、開度センサ4,6や制御部8の故障モー
ドによっては故障が検知不可能であり、安全上課題があ
った。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、異常発生時にスロットル弁の
異常な開側動作による暴走を防止することができるエン
ジンの吸入空気量制御装置を得ることを目的とする。
めに成されたものであり、異常発生時にスロットル弁の
異常な開側動作による暴走を防止することができるエン
ジンの吸入空気量制御装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンジン
の吸入空気量制御装置は、アクセルペダルの全閉状態を
検出するアクセル全閉スイッチと、スロットル弁の全閉
状態を検出するスロットル全閉スイッチと、アクセルペ
ダルが全閉状態のときにスロットル弁が全閉状態でない
ときに異常と判定する異常判定手段を設けたものであ
る。
の吸入空気量制御装置は、アクセルペダルの全閉状態を
検出するアクセル全閉スイッチと、スロットル弁の全閉
状態を検出するスロットル全閉スイッチと、アクセルペ
ダルが全閉状態のときにスロットル弁が全閉状態でない
ときに異常と判定する異常判定手段を設けたものであ
る。
【0015】
【作用】この発明においては、アクセルペダルの不踏時
にスロットル弁が全閉にならない場合は異常と判定さ
れ、スロットル弁の異常な開側動作による暴走は未然に
防止される。
にスロットル弁が全閉にならない場合は異常と判定さ
れ、スロットル弁の異常な開側動作による暴走は未然に
防止される。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1はこの実施例による構成を示し、9はアクセ
ルペダル5の全閉状態を検出するアクセル全閉スイッ
チ、10はスロットル弁2の全閉状態を検出するスロッ
トル全閉スイッチであり、他の構成は従来と同様であ
る。
する。図1はこの実施例による構成を示し、9はアクセ
ルペダル5の全閉状態を検出するアクセル全閉スイッ
チ、10はスロットル弁2の全閉状態を検出するスロッ
トル全閉スイッチであり、他の構成は従来と同様であ
る。
【0017】次に、上記装置のスロットル制御系の異常
検出動作を図7のフローチャートによって説明する。ス
テップ200ではアクセル開度センサ6から得られるア
クセル開度αとスロットル開度センサ4から得られるス
ロットル開度θr を読み込み、ステップ201ではαと
θr の偏差eが判定値e1 より大きいか否かを判定し、
大きければステップ215で異常と判定し、ステップ2
16で燃料の全部又は一部カットや警報発生を行う。小
さければステップ210へ進み、アクセル全閉スイッチ
(ASW)9及びスロットル全閉スイッチ(TSW)1
0のオンオフ状態を読み込み、ステップ211でアクセ
ル全閉スイッチ9が作動中(アクセル全閉状態)か否か
を判定し、作動中であればステップ212でスロットル
全閉スイッチ10が作動中(スロットル弁2の全閉状
態)か否かを判定し、作動中であればステップ213で
正常と判定し、ステップ214で通常制御を行なう。ス
ロットル全閉スイッチ10が作動していない場合にはス
テップ215で異常と判定し、ステップ216で燃料供
給の全部又は一部を停止し、運転者へ警報を出力する。
検出動作を図7のフローチャートによって説明する。ス
テップ200ではアクセル開度センサ6から得られるア
クセル開度αとスロットル開度センサ4から得られるス
ロットル開度θr を読み込み、ステップ201ではαと
θr の偏差eが判定値e1 より大きいか否かを判定し、
大きければステップ215で異常と判定し、ステップ2
16で燃料の全部又は一部カットや警報発生を行う。小
さければステップ210へ進み、アクセル全閉スイッチ
(ASW)9及びスロットル全閉スイッチ(TSW)1
0のオンオフ状態を読み込み、ステップ211でアクセ
ル全閉スイッチ9が作動中(アクセル全閉状態)か否か
を判定し、作動中であればステップ212でスロットル
全閉スイッチ10が作動中(スロットル弁2の全閉状
態)か否かを判定し、作動中であればステップ213で
正常と判定し、ステップ214で通常制御を行なう。ス
ロットル全閉スイッチ10が作動していない場合にはス
テップ215で異常と判定し、ステップ216で燃料供
給の全部又は一部を停止し、運転者へ警報を出力する。
【0018】なお、アクセル全閉スイッチ9とスロット
ル全閉スイッチ10の動作不一致判定において、スロッ
トル開度はアクセル開度に対して正常動作時でも若干遅
れて作動するので、微小時間の不一致は異常と判定しな
いように異常判定に若干の遅れ時間を持たせることが望
ましい。又、スロットル全閉スイッチ10をスロットル
開度センサ4内に設けるとともに、アクセル全閉スイッ
チ9をアクセル開度センサ6内に設けてもよく、またス
イッチ9,10は有接点スイッチでも無接点スイッチで
もよい。
ル全閉スイッチ10の動作不一致判定において、スロッ
トル開度はアクセル開度に対して正常動作時でも若干遅
れて作動するので、微小時間の不一致は異常と判定しな
いように異常判定に若干の遅れ時間を持たせることが望
ましい。又、スロットル全閉スイッチ10をスロットル
開度センサ4内に設けるとともに、アクセル全閉スイッ
チ9をアクセル開度センサ6内に設けてもよく、またス
イッチ9,10は有接点スイッチでも無接点スイッチで
もよい。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、スロッ
トル弁を電気的に制御する、いわゆるドライブバイワイ
ヤのフェールセーフとして、アクセルペダルとスロット
ル弁にそれぞれ全閉スイッチを付加し、アクセルペダル
が全閉状態であるにもかかわらずスロットル弁が全閉に
ならない場合にはスロットル弁制御系を異常と判定し、
燃料カットなどの処置を行なうようにしている。従っ
て、最悪暴走に至るような故障がスロットルアクチュエ
ータや各開度センサの不良によって発生しても、アクセ
ルペダルの不踏時にスロットル弁が全閉にならない場合
には異常と判定され、危険を回避することができる。こ
のように2個の全閉スイッチを付加するだけの簡単な構
成で故障検出を行なうことができ、スロットル弁の異常
な開側動作による暴走を防止することができる。
トル弁を電気的に制御する、いわゆるドライブバイワイ
ヤのフェールセーフとして、アクセルペダルとスロット
ル弁にそれぞれ全閉スイッチを付加し、アクセルペダル
が全閉状態であるにもかかわらずスロットル弁が全閉に
ならない場合にはスロットル弁制御系を異常と判定し、
燃料カットなどの処置を行なうようにしている。従っ
て、最悪暴走に至るような故障がスロットルアクチュエ
ータや各開度センサの不良によって発生しても、アクセ
ルペダルの不踏時にスロットル弁が全閉にならない場合
には異常と判定され、危険を回避することができる。こ
のように2個の全閉スイッチを付加するだけの簡単な構
成で故障検出を行なうことができ、スロットル弁の異常
な開側動作による暴走を防止することができる。
【図1】この発明装置の構成図である。
【図2】従来装置の構成図である。
【図3】スロットル弁制御動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】アクセル開度と目標スロットル開度の関係図で
ある。
ある。
【図5】エンジン回転数とエンジントルクとの関係図で
ある。
ある。
【図6】従来装置の異常判定動作を示すフローチャート
である。
である。
【図7】この発明装置の異常判定動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 エンジン 2 スロットル弁 3 スロットルアクチュエータ 4 スロットル開度センサ 5 アクセルペダル 6 アクセル開度センサ 8 制御部 9 アクセル全閉スイッチ 10 スロットル全閉スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 アクセルペダルの開度を検出するアクセ
ル開度センサと、スロットル弁の開度を検出するスロッ
トル開度センサと、両開度センサの出力に応じてスロッ
トル弁の開度を制御するスロットルアクチュエータを備
えたエンジンの吸入空気量制御装置において、アクセル
ペダルの全閉状態を検出するアクセル全閉スイッチと、
スロットル弁の全閉状態を検出するスロットル全閉スイ
ッチと、アクセルペダルが全閉状態のときにスロットル
弁が全閉状態でないときに異常と判定する異常判定手段
を備えたことを特徴とするエンジンの吸入空気量制御装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4100940A JPH05296097A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | エンジンの吸入空気量制御装置 |
US08/029,164 US5355972A (en) | 1992-04-21 | 1993-03-10 | Control device for a sucked air quantity of an engine |
KR1019930004030A KR0119470B1 (ko) | 1992-04-21 | 1993-03-16 | 엔진의 흡입공기량 제어장치 |
DE4312336A DE4312336A1 (de) | 1992-04-21 | 1993-04-15 | Steuereinrichtung für die Ansaugluftmenge eines Verbrennungsmotors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4100940A JPH05296097A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | エンジンの吸入空気量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05296097A true JPH05296097A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14287353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4100940A Pending JPH05296097A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | エンジンの吸入空気量制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5355972A (ja) |
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