JPH05280029A - 植栽用土壌排水構造 - Google Patents
植栽用土壌排水構造Info
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- JPH05280029A JPH05280029A JP7458992A JP7458992A JPH05280029A JP H05280029 A JPH05280029 A JP H05280029A JP 7458992 A JP7458992 A JP 7458992A JP 7458992 A JP7458992 A JP 7458992A JP H05280029 A JPH05280029 A JP H05280029A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 客土層2の下側に土木用透水シート3を介し
て排水用発泡樹脂板状体4が設けられる。排水用発泡樹
脂板状体4の上面には、透水シート3との間に空隙部を
設けるための突起柱9が設けられている。 【効果】 突起柱9によって形成された空隙部は、排水
用発泡樹脂板状体4に溜まった余剰水の蒸発水分により
湿気が充満した状態となり、透水シート4の上側にある
植物の根、又は透水シート4を突き破って侵入してきた
根に酸素と水分あるいは養分水を供給し得るので、根に
対して好ましい生育環境を付与することができる。この
結果、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水性及び湿潤
性の向上を図り、植物に対してトータル的な生育環境を
確保することができる。
て排水用発泡樹脂板状体4が設けられる。排水用発泡樹
脂板状体4の上面には、透水シート3との間に空隙部を
設けるための突起柱9が設けられている。 【効果】 突起柱9によって形成された空隙部は、排水
用発泡樹脂板状体4に溜まった余剰水の蒸発水分により
湿気が充満した状態となり、透水シート4の上側にある
植物の根、又は透水シート4を突き破って侵入してきた
根に酸素と水分あるいは養分水を供給し得るので、根に
対して好ましい生育環境を付与することができる。この
結果、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水性及び湿潤
性の向上を図り、植物に対してトータル的な生育環境を
確保することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建物の屋上やテ
ラス等の人工地盤上を植栽緑化する際に、土壌の下側に
例えば透水シートを介して排水用発泡樹脂板状体が設け
られた植栽用土壌排水構造に関するものである。
ラス等の人工地盤上を植栽緑化する際に、土壌の下側に
例えば透水シートを介して排水用発泡樹脂板状体が設け
られた植栽用土壌排水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市緑化の一環として建物の屋上
やテラス等の人工地盤上に土壌を敷設し、植栽を施すこ
とが行われている。この場合、スラブには荷重制限が有
り、軽量性が要求される。また、雨水や散水のために排
水性が必要である。さらに、建物の屋上等は風当たりの
強い場所であることから、土壌が乾燥し易くなり、保水
性も要求される。また、植物の根にとっては、酸素を摂
取する必要があることから、通気性をも要求される。こ
れらにより、植物の根にとっては、湿潤状態の空気層か
ら酸素、水分、養分を摂取することが好ましい状態とさ
れている。
やテラス等の人工地盤上に土壌を敷設し、植栽を施すこ
とが行われている。この場合、スラブには荷重制限が有
り、軽量性が要求される。また、雨水や散水のために排
水性が必要である。さらに、建物の屋上等は風当たりの
強い場所であることから、土壌が乾燥し易くなり、保水
性も要求される。また、植物の根にとっては、酸素を摂
取する必要があることから、通気性をも要求される。こ
れらにより、植物の根にとっては、湿潤状態の空気層か
ら酸素、水分、養分を摂取することが好ましい状態とさ
れている。
【0003】上記の点を考慮して、従来の植栽用土壌排
水構造においては、排水層として礫や砕石を使用し、特
に近年では、軽量化のためパーライト(黒曜石等を焼成
発泡させた軽量骨材)により、地下排水層を形成して排
水を促している。
水構造においては、排水層として礫や砕石を使用し、特
に近年では、軽量化のためパーライト(黒曜石等を焼成
発泡させた軽量骨材)により、地下排水層を形成して排
水を促している。
【0004】ところが、この種の地下排水層は、通常、
10〜数10cmの厚さに形成されるので、重さが砕石
で約1.8t/m3 、パーライトでも約0.2t/m3
となる。したがって、屋上への資材搬入の際に、労力、
時間、経費等を要する原因となるので、さらに軽量化が
要望されている。一方、砕石やパーライトでは、均一な
厚さに敷き均すことが困難であるため、通水が阻害さ
れ、均一な排水が期待できないという問題点を有してい
る。
10〜数10cmの厚さに形成されるので、重さが砕石
で約1.8t/m3 、パーライトでも約0.2t/m3
となる。したがって、屋上への資材搬入の際に、労力、
時間、経費等を要する原因となるので、さらに軽量化が
要望されている。一方、砕石やパーライトでは、均一な
厚さに敷き均すことが困難であるため、通水が阻害さ
れ、均一な排水が期待できないという問題点を有してい
る。
【0005】このような問題を解決するために、例え
ば、特公昭63−54084号公報では、図8に示すよ
うに、心土層51に網目状又は有孔の排水管52を埋設
し、この心土層51の上側に通水孔53を多数設けた発
泡樹脂板54を設け、さらに発泡樹脂板54の上側に透
水層55を介して敷設された表土層56に植栽57を施
すようにすることが開示されている。
ば、特公昭63−54084号公報では、図8に示すよ
うに、心土層51に網目状又は有孔の排水管52を埋設
し、この心土層51の上側に通水孔53を多数設けた発
泡樹脂板54を設け、さらに発泡樹脂板54の上側に透
水層55を介して敷設された表土層56に植栽57を施
すようにすることが開示されている。
【0006】また、例えば、実開昭51−18404号
公報では、図9に示すように、多数の貫通する孔61を
有する上壁62と孔の無い下壁63とを、並行する複数
の垂直リブ64で支えて一体成形物としたプラスチック
排水板65が開示されている。
公報では、図9に示すように、多数の貫通する孔61を
有する上壁62と孔の無い下壁63とを、並行する複数
の垂直リブ64で支えて一体成形物としたプラスチック
排水板65が開示されている。
【0007】これら発泡樹脂板54及びプラスチック排
水板65により、問題点である軽量化、排水性及び通気
性が改善されたものとなっている。
水板65により、問題点である軽量化、排水性及び通気
性が改善されたものとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の植栽用土壌排水構造では、軽量化及び排水性の向上
を図ることはできるものの、保水性については、発泡樹
脂板54には表面から裏面に貫通する通水孔53が形成
されているため、またプラスチック排水板65の下壁6
3においても余剰水を溜める機能を有していないため、
いずれも保水機能がなく、未だに問題を有している。ま
た、通気性は改善されているものの、空気層が湿潤状態
という点では不十分であり、未だに問題を有している。
来の植栽用土壌排水構造では、軽量化及び排水性の向上
を図ることはできるものの、保水性については、発泡樹
脂板54には表面から裏面に貫通する通水孔53が形成
されているため、またプラスチック排水板65の下壁6
3においても余剰水を溜める機能を有していないため、
いずれも保水機能がなく、未だに問題を有している。ま
た、通気性は改善されているものの、空気層が湿潤状態
という点では不十分であり、未だに問題を有している。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、軽量化及び排水性を確保
しつつ、保水性及び湿潤性の向上を図り、植物に対して
トータル的な生育環境を確保し得る植栽用土壌排水構造
を提供することにある。
たものであって、その目的は、軽量化及び排水性を確保
しつつ、保水性及び湿潤性の向上を図り、植物に対して
トータル的な生育環境を確保し得る植栽用土壌排水構造
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の植
栽用土壌排水構造は、上記課題を解決するために、植栽
用土壌の下側に透水シートを介して排水用発泡樹脂板状
体が設けられた植栽用土壌排水構造において、上記排水
用発泡樹脂板状体の上面には、透水シートとの間に空隙
部を設けるための凸部が形成されていることを特徴とし
ている。
栽用土壌排水構造は、上記課題を解決するために、植栽
用土壌の下側に透水シートを介して排水用発泡樹脂板状
体が設けられた植栽用土壌排水構造において、上記排水
用発泡樹脂板状体の上面には、透水シートとの間に空隙
部を設けるための凸部が形成されていることを特徴とし
ている。
【0011】請求項2記載の発明の植栽用土壌排水構造
は、上記課題を解決するために、植栽用土壌の下側に透
水シートを介して排水用発泡樹脂板状体が設けられた植
栽用土壌排水構造において、上記排水用発泡樹脂板状体
の上面には、水溜まりのための凹部が形成されているこ
とを特徴としている。
は、上記課題を解決するために、植栽用土壌の下側に透
水シートを介して排水用発泡樹脂板状体が設けられた植
栽用土壌排水構造において、上記排水用発泡樹脂板状体
の上面には、水溜まりのための凹部が形成されているこ
とを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明の植栽用土壌排水構造
は、上記課題を解決するために、植栽用土壌の下側に排
水用発泡樹脂板状体が設けられた植栽用土壌排水構造に
おいて、上記排水用発泡樹脂板状体は複数のブロックか
らなり、各ブロック相互の接合部には、排水をオーバー
フローさせるための貯水溝が形成されていることを特徴
としている。
は、上記課題を解決するために、植栽用土壌の下側に排
水用発泡樹脂板状体が設けられた植栽用土壌排水構造に
おいて、上記排水用発泡樹脂板状体は複数のブロックか
らなり、各ブロック相互の接合部には、排水をオーバー
フローさせるための貯水溝が形成されていることを特徴
としている。
【0013】
【作用】請求項1の構成によれば、排水用発泡樹脂板状
体の上面には、透水シートとの間に空隙部を設けるため
の凸部が形成されているので、この凸部によって形成さ
れた空隙部は排水用発泡樹脂板状体に溜まった余剰水の
蒸発水分により湿気が充満した状態となる。このため、
空隙部は、透水シートの上側にある植物の根、又は透水
シートを突き破って侵入してきた根に酸素と水分あるい
は養分水を供給し得るので、根に対して好ましい生育環
境を付与することができる。したがって、軽量化及び排
水性を確保しつつ、保水性及び湿潤性の向上を図り、植
物に対してトータル的な生育環境を確保することができ
る。
体の上面には、透水シートとの間に空隙部を設けるため
の凸部が形成されているので、この凸部によって形成さ
れた空隙部は排水用発泡樹脂板状体に溜まった余剰水の
蒸発水分により湿気が充満した状態となる。このため、
空隙部は、透水シートの上側にある植物の根、又は透水
シートを突き破って侵入してきた根に酸素と水分あるい
は養分水を供給し得るので、根に対して好ましい生育環
境を付与することができる。したがって、軽量化及び排
水性を確保しつつ、保水性及び湿潤性の向上を図り、植
物に対してトータル的な生育環境を確保することができ
る。
【0014】また、請求項2の構成によれば、排水用発
泡樹脂板状体の上面には、水溜まりのための凹部が形成
されているので、凹部の水溜まりからの蒸発水により植
栽用土壌の底部及び根に水分を供給することができる。
また、透水シートを突き破って侵入してきた根は、凹部
の水溜まりから直接吸水することができる。したがっ
て、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水性及び湿潤性
の向上を図り、植物に対してトータル的な生育環境を確
保することができる。
泡樹脂板状体の上面には、水溜まりのための凹部が形成
されているので、凹部の水溜まりからの蒸発水により植
栽用土壌の底部及び根に水分を供給することができる。
また、透水シートを突き破って侵入してきた根は、凹部
の水溜まりから直接吸水することができる。したがっ
て、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水性及び湿潤性
の向上を図り、植物に対してトータル的な生育環境を確
保することができる。
【0015】また、請求項3の構成によれば、排水用発
泡樹脂板状体は複数のブロックからなり、各ブロック相
互の接合部には、排水をオーバーフローさせるための貯
水溝が形成されているので、排水される際に、一旦、水
がこの貯水溝に貯水されてからオーバーフローして排水
される。このため、排水用発泡樹脂板状体の下側が乾燥
状態になっても、貯水溝に貯水されているので、この貯
水により水分が供給される。この結果、排水用発泡樹脂
板状体の上側の植栽用土壌の乾燥を遅延させることがで
きる。したがって、軽量化及び排水性を確保しつつ、保
水性及び湿潤性の向上を図り、植物に対してトータル的
な生育環境を確保することができる。
泡樹脂板状体は複数のブロックからなり、各ブロック相
互の接合部には、排水をオーバーフローさせるための貯
水溝が形成されているので、排水される際に、一旦、水
がこの貯水溝に貯水されてからオーバーフローして排水
される。このため、排水用発泡樹脂板状体の下側が乾燥
状態になっても、貯水溝に貯水されているので、この貯
水により水分が供給される。この結果、排水用発泡樹脂
板状体の上側の植栽用土壌の乾燥を遅延させることがで
きる。したがって、軽量化及び排水性を確保しつつ、保
水性及び湿潤性の向上を図り、植物に対してトータル的
な生育環境を確保することができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図7に基づい
て説明すれば、以下の通りである。本実施例の植栽用土
壌排水構造は、図1に示すように、例えば、ビル屋上に
おける防水処理の施されたコンクリート躯体1の上側に
設けられた植栽用土壌としての客土層2の排水構造に適
用される。上記客土層2の下側には、土壌の流出を防止
するための透水シートとしての土木用透水シート3を介
して排水用発泡樹脂板状体4が敷設されている。
て説明すれば、以下の通りである。本実施例の植栽用土
壌排水構造は、図1に示すように、例えば、ビル屋上に
おける防水処理の施されたコンクリート躯体1の上側に
設けられた植栽用土壌としての客土層2の排水構造に適
用される。上記客土層2の下側には、土壌の流出を防止
するための透水シートとしての土木用透水シート3を介
して排水用発泡樹脂板状体4が敷設されている。
【0017】上記客土層2は、例えば、軽量土壌からな
る人工土壌や天然土からなっている。また、土木用透水
シート3は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリエステルやナイロン等のシート、あるいは、一般に
「ジオテキスタイル」と称される例えばユニチカ(株)
製の商品名「21102/BVG」等の土木用不織布か
らなっている。
る人工土壌や天然土からなっている。また、土木用透水
シート3は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリエステルやナイロン等のシート、あるいは、一般に
「ジオテキスタイル」と称される例えばユニチカ(株)
製の商品名「21102/BVG」等の土木用不織布か
らなっている。
【0018】上記排水用発泡樹脂板状体4の材質は、例
えば、耐久性及び圧縮強度に優れた発泡ポリスチレンが
好ましいが、発泡したポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリアミド、塩化ビニル、エポキシ、ユリア、ポリウレ
タン等の樹脂の他、合成ゴム、レジンコンクリートを使
用することも可能である。上記排水用発泡樹脂板状体4
は、発泡剤を含有したポリスチレン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の発泡性樹脂粒子を予備発泡し、これを
成形型内で蒸気等の加熱媒体により発泡成形したビーズ
成形品が好適に使用される。例えば、発泡倍率40倍の
発泡ポリスチレンのビーズ成形品の密度は約0.025
g/cm3 である。したがって、成形品の空隙率を例え
ば40%とした排水用発泡樹脂板状体4においては、密
度が約0.015t/m3 となるので、超軽量の構造体
とすることができる。
えば、耐久性及び圧縮強度に優れた発泡ポリスチレンが
好ましいが、発泡したポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリアミド、塩化ビニル、エポキシ、ユリア、ポリウレ
タン等の樹脂の他、合成ゴム、レジンコンクリートを使
用することも可能である。上記排水用発泡樹脂板状体4
は、発泡剤を含有したポリスチレン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の発泡性樹脂粒子を予備発泡し、これを
成形型内で蒸気等の加熱媒体により発泡成形したビーズ
成形品が好適に使用される。例えば、発泡倍率40倍の
発泡ポリスチレンのビーズ成形品の密度は約0.025
g/cm3 である。したがって、成形品の空隙率を例え
ば40%とした排水用発泡樹脂板状体4においては、密
度が約0.015t/m3 となるので、超軽量の構造体
とすることができる。
【0019】また、排水用発泡樹脂板状体4は、図2に
示すように、ほぼ直方体の複数のブロック4a…からな
っている。各ブロックの大きさは、取扱上の便宜を考慮
して、例えば、平面の一辺が0.3〜2.0mの方形、
厚さが約2〜30cmとするのが好ましい。
示すように、ほぼ直方体の複数のブロック4a…からな
っている。各ブロックの大きさは、取扱上の便宜を考慮
して、例えば、平面の一辺が0.3〜2.0mの方形、
厚さが約2〜30cmとするのが好ましい。
【0020】排水用発泡樹脂板状体4における1つのブ
ロック4aの上面は、図1に示すように、一方向への傾
斜面5となっており、水勾配をとるようになっている。
そして、隣合う2つのブロック4a・4aは傾斜の上部
同志及び下部同志が隣合うようになっており、この組み
合わせのものが前後方向(図2においてX−Y方向)に
並べて敷設されるようになっている。なお、本実施例の
1つのブロック4aの上面は、一方向への傾斜面5とな
っているが、必ずしもこれに限らず、例えば、1つのブ
ロック4aの上面において、図3に示すように、二方向
への傾斜面6・6とすることも可能である一方、さら
に、図4に示すように、1つのブロック4aの上面に一
つの頂点7…を有し、この頂点7から各辺への下りの傾
斜面24とすることも可能である。
ロック4aの上面は、図1に示すように、一方向への傾
斜面5となっており、水勾配をとるようになっている。
そして、隣合う2つのブロック4a・4aは傾斜の上部
同志及び下部同志が隣合うようになっており、この組み
合わせのものが前後方向(図2においてX−Y方向)に
並べて敷設されるようになっている。なお、本実施例の
1つのブロック4aの上面は、一方向への傾斜面5とな
っているが、必ずしもこれに限らず、例えば、1つのブ
ロック4aの上面において、図3に示すように、二方向
への傾斜面6・6とすることも可能である一方、さら
に、図4に示すように、1つのブロック4aの上面に一
つの頂点7…を有し、この頂点7から各辺への下りの傾
斜面24とすることも可能である。
【0021】また、ブロック4aの上面は、図1及び図
2に示すように、波状に形成されており、雨水、散水等
の余剰水の水溜まりのための多数の凹部8…を有してい
る。なお凹部8…は、必ずしもブロック4aの上面を波
状にして形成する必要はなく、例えば、図5に示すよう
に、ブロック4aの上面に多数の穴8a…を形成するこ
とも可能である。
2に示すように、波状に形成されており、雨水、散水等
の余剰水の水溜まりのための多数の凹部8…を有してい
る。なお凹部8…は、必ずしもブロック4aの上面を波
状にして形成する必要はなく、例えば、図5に示すよう
に、ブロック4aの上面に多数の穴8a…を形成するこ
とも可能である。
【0022】一方、ブロック4aの傾斜面5には、土木
用透水シート3との間に空隙部を設けるための凸部とし
ての突起柱9…が形成されている。この突起柱9…は、
図1に示すように、各突起柱9…の上面が同一平面とな
るように形成され、上側に設けられた土木用透水シート
3がコンクリート躯体1表面と平行に敷設し得るように
なっている。したがって、各突起柱9…の高さ方向の長
さは、傾斜面5の下部で長く、傾斜面5の上部で短くな
っている。
用透水シート3との間に空隙部を設けるための凸部とし
ての突起柱9…が形成されている。この突起柱9…は、
図1に示すように、各突起柱9…の上面が同一平面とな
るように形成され、上側に設けられた土木用透水シート
3がコンクリート躯体1表面と平行に敷設し得るように
なっている。したがって、各突起柱9…の高さ方向の長
さは、傾斜面5の下部で長く、傾斜面5の上部で短くな
っている。
【0023】また、各ブロック4a…の底部には、脚部
10…が形成されている。この脚部10は、図6(b)
(c)にも示すように、断面において、水平方向の両端
部及び中央部が下方に突出するE形状を有していると共
に、圧縮荷重に耐え得るようになっている。また、脚長
さは約5〜100mmとするのが好ましい。すなわち、
この脚部10…とコンクリート躯体1との間に形成され
る連続空間は、客土層2の余剰水がコンクリート躯体1
の水勾配に応じて急速排水され、かつ、通気に供するた
めの排水路空間となっている。
10…が形成されている。この脚部10は、図6(b)
(c)にも示すように、断面において、水平方向の両端
部及び中央部が下方に突出するE形状を有していると共
に、圧縮荷重に耐え得るようになっている。また、脚長
さは約5〜100mmとするのが好ましい。すなわち、
この脚部10…とコンクリート躯体1との間に形成され
る連続空間は、客土層2の余剰水がコンクリート躯体1
の水勾配に応じて急速排水され、かつ、通気に供するた
めの排水路空間となっている。
【0024】さらに、各ブロック4a…の相互の接合部
には、図7に示すように、排水をオーバーフローさせる
ための貯水溝11が形成されている。すなわち、図6
(a)(b)にも示すように、各ブロック4a…の一方
の側部側及びその隣の側部側には、貯水溝11・11が
形成され、それぞれの縁部には堤部13・13が形成さ
れている。堤部13・13は高さが傾斜面5よりも低く
形成されている一方、堤部13・13の上面には、オー
バーフローする水を通すための横通水溝20…が形成さ
れている。また、堤部13・13の上面の両端部には、
突起22…が設けられており、他のブロック4aの後述
する庇部12・12の裏面に形成された嵌合溝23…と
嵌合することにより、各ブロック4a…が相互に連結さ
れるようになっている。
には、図7に示すように、排水をオーバーフローさせる
ための貯水溝11が形成されている。すなわち、図6
(a)(b)にも示すように、各ブロック4a…の一方
の側部側及びその隣の側部側には、貯水溝11・11が
形成され、それぞれの縁部には堤部13・13が形成さ
れている。堤部13・13は高さが傾斜面5よりも低く
形成されている一方、堤部13・13の上面には、オー
バーフローする水を通すための横通水溝20…が形成さ
れている。また、堤部13・13の上面の両端部には、
突起22…が設けられており、他のブロック4aの後述
する庇部12・12の裏面に形成された嵌合溝23…と
嵌合することにより、各ブロック4a…が相互に連結さ
れるようになっている。
【0025】また、各ブロック4a…の他の2方向の側
部側には、図7に示すように、各ブロック4aを相互に
接合したときに他のブロック4aの貯水溝11をほぼ覆
い、堤部13の上面に当接する庇部12が形成されると
共に、他のブロック4aの堤部13との対峙面には、垂
直方向に複数の縦通水溝14…が形成されている。
部側には、図7に示すように、各ブロック4aを相互に
接合したときに他のブロック4aの貯水溝11をほぼ覆
い、堤部13の上面に当接する庇部12が形成されると
共に、他のブロック4aの堤部13との対峙面には、垂
直方向に複数の縦通水溝14…が形成されている。
【0026】また、各ブロック4a…を相互に接合した
際、貯水溝11の上方には間隙13が形成されるように
なっており、この間隙13から排水が貯水溝11に流れ
込み、一旦、貯水された後、横通水溝20…からオーバ
ーフローし、縦通水溝14…を通して下側に排水される
ようになっている。
際、貯水溝11の上方には間隙13が形成されるように
なっており、この間隙13から排水が貯水溝11に流れ
込み、一旦、貯水された後、横通水溝20…からオーバ
ーフローし、縦通水溝14…を通して下側に排水される
ようになっている。
【0027】このように、本実施例の植栽用土壌排水構
造は、排水用発泡樹脂板状体4の上面には、土木用透水
シート3との間に空隙部を設けるための突起柱9が形成
されているので、この突起柱9によって形成された空隙
部は排水の蒸発水分により湿気が充満した状態となる。
このため、空隙部は、土木用透水シート3の上側にある
植物の根、又は土木用透水シート3を突き破って侵入し
てきた根に酸素と水分あるいは養分水を供給することが
できるので、根に対して好ましい生育環境を付与する湿
潤状態の通気層及び保水層として機能する。さらに、各
突起柱9…は、排水用発泡樹脂板状体4が発泡樹脂板か
らなっているため、各突起柱9…の上面が同一平面とな
るように、各突起柱9…の高さ方向の長さを、傾斜面5
の下部で長く、傾斜面5の上部で短くすることが容易に
できるようになっている。
造は、排水用発泡樹脂板状体4の上面には、土木用透水
シート3との間に空隙部を設けるための突起柱9が形成
されているので、この突起柱9によって形成された空隙
部は排水の蒸発水分により湿気が充満した状態となる。
このため、空隙部は、土木用透水シート3の上側にある
植物の根、又は土木用透水シート3を突き破って侵入し
てきた根に酸素と水分あるいは養分水を供給することが
できるので、根に対して好ましい生育環境を付与する湿
潤状態の通気層及び保水層として機能する。さらに、各
突起柱9…は、排水用発泡樹脂板状体4が発泡樹脂板か
らなっているため、各突起柱9…の上面が同一平面とな
るように、各突起柱9…の高さ方向の長さを、傾斜面5
の下部で長く、傾斜面5の上部で短くすることが容易に
できるようになっている。
【0028】また、排水用発泡樹脂板状体4の上面に
は、水溜まりのための凹部8…が形成されているので、
凹部8…の水溜まりからの蒸発水により客土層2の底部
及び根に水分を供給することができる。さらに、土木用
透水シート3を突き破って侵入してきた根は、凹部8…
の水溜まりから直接吸水することができる。
は、水溜まりのための凹部8…が形成されているので、
凹部8…の水溜まりからの蒸発水により客土層2の底部
及び根に水分を供給することができる。さらに、土木用
透水シート3を突き破って侵入してきた根は、凹部8…
の水溜まりから直接吸水することができる。
【0029】また、排水用発泡樹脂板状体4は複数のブ
ロック4a…からなり、各ブロック4a…相互の接合部
には、排水をオーバーフローさせるための貯水溝11が
形成されているので、排水される際に、一旦、水がこの
貯水溝11に貯水されてからオーバーフローして排水さ
れる。このため、排水用発泡樹脂板状体4の下側が乾燥
状態になっても、貯水溝11に貯水されているので、こ
の貯水により水分が供給される。この結果、排水用発泡
樹脂板状体4の上側の客土層2の乾燥を遅延させること
ができる。
ロック4a…からなり、各ブロック4a…相互の接合部
には、排水をオーバーフローさせるための貯水溝11が
形成されているので、排水される際に、一旦、水がこの
貯水溝11に貯水されてからオーバーフローして排水さ
れる。このため、排水用発泡樹脂板状体4の下側が乾燥
状態になっても、貯水溝11に貯水されているので、こ
の貯水により水分が供給される。この結果、排水用発泡
樹脂板状体4の上側の客土層2の乾燥を遅延させること
ができる。
【0030】また、排水用発泡樹脂板状体4の上面は傾
斜面5を有しているので、ブロック4a…の側部に形成
された貯水溝11に余剰水を導くことが可能となってい
る。
斜面5を有しているので、ブロック4a…の側部に形成
された貯水溝11に余剰水を導くことが可能となってい
る。
【0031】また、各ブロック4a…の底部には、脚部
10…が形成されているので、脚部10…とコンクリー
ト躯体1との間に形成される連続空間により、排水層と
して一定の厚さを容易に確保できる。このため、余剰水
の急速排水が可能となり、排水性の向上を図ることが可
能となると共に、通気性の向上を図ることが可能とな
る。
10…が形成されているので、脚部10…とコンクリー
ト躯体1との間に形成される連続空間により、排水層と
して一定の厚さを容易に確保できる。このため、余剰水
の急速排水が可能となり、排水性の向上を図ることが可
能となると共に、通気性の向上を図ることが可能とな
る。
【0032】これらにより、軽量化及び排水性を確保し
つつ、保水性、通気性及び湿潤性の向上を図り、植物に
対してトータル的な生育環境を確保することができる。
つつ、保水性、通気性及び湿潤性の向上を図り、植物に
対してトータル的な生育環境を確保することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明の植栽用土壌排水構造
は、以上のように、排水用発泡樹脂板状体の上面には、
透水シートとの間に空隙部を設けるための凸部が形成さ
れている構成である。
は、以上のように、排水用発泡樹脂板状体の上面には、
透水シートとの間に空隙部を設けるための凸部が形成さ
れている構成である。
【0034】これにより、凸部によって形成された空隙
部は排水用発泡樹脂板状体に溜まった余剰水の蒸発水分
により湿気が充満した状態となる。このため、空隙部
は、透水シートの上側にある植物の根、又は透水シート
を突き破って侵入してきた根に酸素と水分あるいは養分
水を供給し得るので、根に対して好ましい生育環境を付
与することができる。したがって、軽量化及び排水性を
確保しつつ、保水性及び湿潤性の向上を図り、植物に対
してトータル的な生育環境を確保することができる。
部は排水用発泡樹脂板状体に溜まった余剰水の蒸発水分
により湿気が充満した状態となる。このため、空隙部
は、透水シートの上側にある植物の根、又は透水シート
を突き破って侵入してきた根に酸素と水分あるいは養分
水を供給し得るので、根に対して好ましい生育環境を付
与することができる。したがって、軽量化及び排水性を
確保しつつ、保水性及び湿潤性の向上を図り、植物に対
してトータル的な生育環境を確保することができる。
【0035】請求項2の発明の植栽用土壌排水構造は、
以上のように、排水用発泡樹脂板状体の上面には、水溜
まりのための凹部が形成されている構成である。
以上のように、排水用発泡樹脂板状体の上面には、水溜
まりのための凹部が形成されている構成である。
【0036】これにより、凹部の水溜まりからの蒸発水
により植栽用土壌の底部及び根に水分を供給することが
できる。また、透水シートを突き破って侵入してきた根
は、凹部の水溜まりから直接吸水することができる。し
たがって、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水性及び
湿潤性の向上を図り、植物に対してトータル的な生育環
境を確保することができる。
により植栽用土壌の底部及び根に水分を供給することが
できる。また、透水シートを突き破って侵入してきた根
は、凹部の水溜まりから直接吸水することができる。し
たがって、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水性及び
湿潤性の向上を図り、植物に対してトータル的な生育環
境を確保することができる。
【0037】請求項3の発明の植栽用土壌排水構造は、
以上のように、排水用発泡樹脂板状体は複数のブロック
からなり、各ブロック相互の接合部には、排水をオーバ
ーフローさせるための貯水溝が形成されている構成であ
る。
以上のように、排水用発泡樹脂板状体は複数のブロック
からなり、各ブロック相互の接合部には、排水をオーバ
ーフローさせるための貯水溝が形成されている構成であ
る。
【0038】これにより、排水される際に、一旦、水が
この貯水溝に貯水されてからオーバーフローして排水さ
れる。このため、排水用発泡樹脂板状体の下側が乾燥状
態になっても、貯水溝に貯水されているので、この貯水
により水分が供給される。この結果、排水用発泡樹脂板
状体の上側の植栽用土壌の乾燥を遅延させることができ
る。したがって、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水
性及び湿潤性の向上を図り、植物に対してトータル的な
生育環境を確保することができるという効果を奏する。
この貯水溝に貯水されてからオーバーフローして排水さ
れる。このため、排水用発泡樹脂板状体の下側が乾燥状
態になっても、貯水溝に貯水されているので、この貯水
により水分が供給される。この結果、排水用発泡樹脂板
状体の上側の植栽用土壌の乾燥を遅延させることができ
る。したがって、軽量化及び排水性を確保しつつ、保水
性及び湿潤性の向上を図り、植物に対してトータル的な
生育環境を確保することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の植栽用土壌排水構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】上記の植栽用土壌排水構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】上記の植栽用土壌排水構造に供される排水用発
泡樹脂板状体の他の上面部の構造を示す正面図である。
泡樹脂板状体の他の上面部の構造を示す正面図である。
【図4】上記の植栽用土壌排水構造に供される排水用発
泡樹脂板状体のさらに他の上面部の構造を示す斜視図で
ある。
泡樹脂板状体のさらに他の上面部の構造を示す斜視図で
ある。
【図5】上記の植栽用土壌排水構造に供される排水用発
泡樹脂板状体の他の凹部の構造を示す正面図である。
泡樹脂板状体の他の凹部の構造を示す正面図である。
【図6】上記の植栽用土壌排水構造に供される排水用発
泡樹脂板状体のブロックの構造を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図であ
る。
泡樹脂板状体のブロックの構造を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図であ
る。
【図7】上記の植栽用土壌排水構造に供される排水用発
泡樹脂板状体の各ブロックの接続構造を示す断面図であ
る。
泡樹脂板状体の各ブロックの接続構造を示す断面図であ
る。
【図8】従来例の植栽用土壌排水構造を示す断面図であ
る。
る。
【図9】他の従来例の植栽用土壌排水構造に用いられる
排水板を示す斜視図である。
排水板を示す斜視図である。
1 コンクリート躯体 2 客土層(植栽用土壌) 3 土木用透水シート(透水シート) 4 排水用発泡樹脂板状体 4a ブロック 5・6 傾斜面 8 凹部 9 突起柱(凸部) 10 脚部 11 貯水溝 12 庇部 13 堤部
Claims (3)
- 【請求項1】植栽用土壌の下側に透水シートを介して排
水用発泡樹脂板状体が設けられた植栽用土壌排水構造に
おいて、 上記排水用発泡樹脂板状体の上面には、透水シートとの
間に空隙部を設けるための凸部が形成されていることを
特徴とする植栽用土壌排水構造。 - 【請求項2】植栽用土壌の下側に透水シートを介して排
水用発泡樹脂板状体が設けられた植栽用土壌排水構造に
おいて、 上記排水用発泡樹脂板状体の上面には、水溜まりのため
の凹部が形成されていることを特徴とする植栽用土壌排
水構造。 - 【請求項3】植栽用土壌の下側に排水用発泡樹脂板状体
が設けられた植栽用土壌排水構造において、 上記排水用発泡樹脂板状体は複数のブロックからなり、
各ブロック相互の接合部には、排水をオーバーフローさ
せるための貯水溝が形成されていることを特徴とする植
栽用土壌排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7458992A JPH05280029A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 植栽用土壌排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7458992A JPH05280029A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 植栽用土壌排水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280029A true JPH05280029A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13551504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7458992A Pending JPH05280029A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 植栽用土壌排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05280029A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06225627A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-16 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 植物植生用パネル |
WO2000064253A3 (en) * | 1999-04-23 | 2001-10-04 | Greentech Inc | Plant growth improvement for modular plant systems |
JP2003053816A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Nippon Kagaku Hanbai Kk | 排水管 |
JP2003079246A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Ohbayashi Corp | 植生用土壌構造及びその構築方法 |
JP2006180769A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Toho Leo Co | 屋上緑化施工用パネル、及びそのパネルを用いた屋上緑化の施工システム |
JP2008212124A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-18 | Sekisui Plastics Co Ltd | 保水排水基盤材とそれを用いた緑化構造体 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959120A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-04 | 吉崎 満雄 | 芝生地等の造成方法および地下排水用層状体 |
JPH02217096A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-29 | Sony Corp | 輝線歪み測定装置 |
JPH03168977A (ja) * | 1989-11-25 | 1991-07-22 | Sony Corp | ディジタル信号記録装置 |
JPH05115220A (ja) * | 1991-06-14 | 1993-05-14 | Shiyouseki Kako Kk | 植栽あるいは栽培用地盤施工方法 |
JPH05146221A (ja) * | 1991-11-27 | 1993-06-15 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 透水基板の目詰り防止用の不織布の布設方法 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP7458992A patent/JPH05280029A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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Cited By (6)
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