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JPH05151981A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents

固体電解質型燃料電池

Info

Publication number
JPH05151981A
JPH05151981A JP3310740A JP31074091A JPH05151981A JP H05151981 A JPH05151981 A JP H05151981A JP 3310740 A JP3310740 A JP 3310740A JP 31074091 A JP31074091 A JP 31074091A JP H05151981 A JPH05151981 A JP H05151981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid electrolyte
electrode
electrolyte membrane
fuel
solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3310740A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Taniguchi
俊輔 谷口
Koji Yasuo
耕司 安尾
Noboru Ishida
登 石田
Yukinori Akiyama
幸徳 秋山
Shuzo Murakami
修三 村上
Toshihiko Saito
俊彦 齋藤
Sanehiro Furukawa
修弘 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3310740A priority Critical patent/JPH05151981A/ja
Publication of JPH05151981A publication Critical patent/JPH05151981A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/12Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
    • H01M8/124Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the process of manufacturing or by the material of the electrolyte
    • H01M8/1246Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the process of manufacturing or by the material of the electrolyte the electrolyte consisting of oxides
    • H01M8/1253Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the process of manufacturing or by the material of the electrolyte the electrolyte consisting of oxides the electrolyte containing zirconium oxide
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/12Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
    • H01M8/1213Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the electrode/electrolyte combination or the supporting material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーム損を小さくすると共に、電極の反応性
を向上させ、耐久性に富む高い強度をもった固体電解質
型燃料電池を提供することを目的とする。 【構成】 固体電解質膜2を介し、空気極34と燃料極
56を対向して配した固体電解質型燃料電池1におい
て、前記空気極34と燃料極56の少なくとも一方の電
極構造を多層構造となす一方、各電極34、56の内容
組成を電子導電性材料に対し、少なくとも前記固体電解
質膜2の形成成分である固体電解質材料を含む混合組成
となし、更に、前記固体電解質材料の粒径を、該固体電
解質膜2の近傍位置から遠ざかる方向に小径から大径へ
と段階的に変化するように調整したことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン導電性セラミッ
クスを電解質とする固体電解質型燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン導電性セラミックスを固体電解質
として利用する燃料電池では、電解質損失の問題が完全
に解消されると共に、作動温度が約1000℃と高温で
あるために、その発電効率も従来型燃料電池に比べて高
いという利点があり、注目されている。この種の燃料電
池として、(ZrO2 0.9 (Y2 3 0.1 (Y2
3 で安定化されたZrO2 であって安定化ジルコニアと
呼ばれる)などの酸素イオン導電体を用いたもの、或い
はSrCe0.95Yb0.053-α(αは酸素欠損数)等の
水素イオン導電体を用いたものが挙げられる。
【0003】図4は、従来の固体電解質型燃料電池(以
下SOFCとする)の単電池の断面構造を示す模式図で
ある。図面からも明らかなように、この単電池11は、
固体電解質膜12を挟んで、多孔性の空気極13と同じ
く多孔性の燃料極14が対向して配された構造となって
いる。また、空気極13は固体電解質材料120(図
中、斜線を施して示す)と、電子導電性材料130の混
合組成からなり、燃料極14は同じく固体電解質材料1
21(同じく、図中、斜線を施して示す)と、電子導電
性材料140(図中、斑点を施して示す)の混合組成か
らなる。
【0004】ここで、燃料極14に対しては燃料ガス
(H2 、CO等)が供給され、燃料極14内の気孔15
を通過して固体電解質膜12との界面Aの近傍に達す
る。また、空気極13に対しては空気が供給され、空気
極13内の気孔16を通過して固体電解質膜1との界面
Bの近傍に達する。そして、この界面B近傍部分にて、
空気に含まれている酸素が酸素イオンとなり、更に、こ
の酸素イオンが固体電解質膜12内を拡散移動して、界
面A近傍に達する。この時、界面A近傍では、燃料ガス
と酸素イオンが反応して反応生成物(H2 O、CO
2 等)が生成される。ここで、固体電解質膜12は、酸
素イオンを燃料極14まで移動させる媒体となっている
と共に、燃料ガスと空気(酸化剤ガス)とが直接接触し
ないようにするための隔壁にもなっている。
【0005】以上の電極反応を化学反応式で示すと、下
記のようになる。 空気極2 1/2O2 +2e- =O2- 燃料極3 O2-=1/2O2 +2e- 総括の反応 H2 +1/2O2 =H2 O (或いはCO+1/2O2 =CO2 ) このような電極反応は、燃料と空気が供給される限り半
永久的に継続される筈であるが、高温での長期にわたる
運転によって、各電極13、14を構成する電子導電性
材料130、140が焼結するため、電極内における構
成材料間の剥離現象を招くと共に、気孔15、16の減
少を招くことにもなりかねない。その結果、電極反応が
円滑に進行しなくなってしまうのである。図5は、その
ような状態を示すものであり、従来のSOFCを長期運
転した後の単電池の断面状態を示す模式図である。
【0006】このように、上記した注目すべき燃料電池
技術においても、高温で長期にわたって安定な構成材料
を選定することが大変重要になってくる。また、その他
にも、ガスシールの方法や、スタックの構成方法(スタ
ックとは、セルにガス分離板等を付設して起電力を取り
出せる構造にしたものである)等についても数多くの問
題をかかえている。
【0007】次に、燃料極材料としては、一般にNi−
ZrO2 混合粉体が使用されている。ここで、Niは電
子導電性材料140であり、ZrO2 は固体電解質膜1
2の形成材料と同じ固体電解質材料121である。Zr
2 粉体を混合する理由については、次のような効果を
期待している。即ち、〔燃料極14/固体電解質膜1
2〕界面Aにおいては、固体電解質膜12側の界面膜と
燃料極14側の界面膜の夫々の熱膨張性が適合されるた
め、それら相互間の密着性を向上させるという効果があ
る。
【0008】また、界面A近傍においては、固体電解質
膜12側の界面膜とかかるZrO2 粉体とが結合される
ことから、燃料極14側の界面A近傍内においては、三
相界面が増加するという効果がある。更に、燃料極14
の内部においては、Niが焼結することによって気孔数
が減少するためにおこる三相界面の減少を防止するとい
う効果もある。
【0009】なお、ZrO2 粉体を混合することにより
得られる上記効果については、固体電解質膜12と接す
る界面部分と、固体電解質膜12からやや離れた電極の
内部部分とではその効果の程度は異なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際は、燃
料極材料であるNi−ZrO2 混合粉体におけるNi及
びZrO2 粉体については、夫々が部分的に凝集する傾
向にあって、上述したような効果を十分に生しきれな
い。即ち、電極反応を良好に行うためには、固体電解質
膜12と両電極13、14の密着性を良好とし、複雑な
三相界面を多く形成する必要があるが、その効果として
は十分ではない。
【0011】また、電極の構成材料として固体電解質
(ZrO2 )を混合したものを使用しているため、隔壁
としての固体電解質膜と電極中の固体電解質部分とが合
わさった酸素イオン導電部分の距離が長くなり、オーム
損が大きくなるという問題が残る。かかるオーム損を小
さくするためには、固体電解質膜12の厚みをできるだ
け小さくする必要があるのだが、あまりに小さくし過ぎ
てしまうと、ガスリークが生じて電池電圧の低下を招
き、更には電池強度を小さくして電池の破壊を招くこと
にもなってしまう。
【0012】また、空気極13については、その構成材
料としてランタン系ペロブスカイト酸化物(例えばLa
0.9 Sr0.1 MnO3 )が一般的に使用されているが、
やはりこの場合においてもZrO2 を混合することによ
って生じる効果や問題点については、上述した燃料極1
4の場合とほぼ同様なことが言える。一方、〔電子導電
性粉体−固体電解質粉体〕混合物を電極構成材料として
使用する場合においては、混合すべき固体電解質粉体が
有する粒径の如何についても十分考慮する必要がある。
例えば、その平均粒径を一定としたものを使用する場合
には、固体電解質粉体個々の粒径の違いによる効果の現
れ方にバラツキが生じるため、固体電解質粉体を混合し
たことにより得られる効果を有効に活用することができ
なくなってしまう。
【0013】具体的には、粒径の大きい固体電解質粉体
を使用した場合には、焼結を防止する効果が大きくなっ
て、電極内部の形状保持にとっては有効となり、その長
期安定性を期待することができる反面、固体電解質膜1
2と近接する部分においては電極との接触性が悪くなっ
てしまい、複雑な三相界面が形成し難く、分極の低減を
期待することができなくなってしまうのである。これに
対し、粒径の小さい固体電解質粉体を使用した場合に
は、三相界面が広がることから、分極の低減には効果が
あるものの、焼結を防止しにくくなってしまうのであ
る。このように、固体電解質粉体の平均粒径を一定にし
た電極については一長一短があり、低分極で長期安定性
を有する電極を形成することについては問題があると言
わざるを得ない。
【0014】本発明は、かかる現状を鑑みてなされたも
のであり、オーム損を小さくすると共に、電極の反応性
を向上させ、耐久性に富む高い強度をもった固体電解質
型燃料電池を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固体電解質膜を介し、空気極と燃料極を
対向して配した固体電解質型燃料電池において、前記空
気極及び燃料極の少なくとも一方の電極構造を多層構造
となす一方、各電極の内容組成を、電子導電性材料に対
し、少なくとも前記固体電解質膜の形成成分である固体
電解質材料を含む混合組成となし、更に、前記固体電解
質材料の粒径を、該固体電解質膜の近傍位置から遠ざか
る方向に小径から大径へと段階的に変化するように調整
したことを特徴としている。
【0016】例えば、燃料極を二層構造となす場合、そ
の具体的構造としては次のように構成される。固体電解
質膜上に形成する第1電極層の厚みを50μmとし、そ
の部分の内容組成を平均粒子径が0.05〜1.00μ
mの小径の固体電解質粉体を含む混合組成とする。な
お、この場合の固体電解質の混合比率については、電極
と固体電解質膜との接触効果を重視して50〜95%と
多めに設定する方が好ましい。
【0017】また、上記第1電極層の上部に形成される
第2電極層の厚みを200μmとし、その部分の内容組
成を平均粒子径が1.00〜50.00μmの大きい粒
径をもつ固体電解質粉体を含む混合組成とする。なお、
この場合の固体電解質の混合比率については、電極の導
電性を重視して5〜50%と少なめに設定する方が好ま
しい。
【0018】更に、第1及び第2の各電極層の間に一層
以上の電極層を形成する場合にあっては、混合すべき固
体電解質粉体の平均粒子径並びにその混合比率を第1及
び第2の両電極層における各値の中間の値となるように
調整すればよい。燃料極材料として使用される固体電解
質材料(粉体)としては、例えば、(ZrO2
0.9 (Y2 3 0.1 等の固体電解質膜と同じ材料が使
用される。しかし、特にこれに限定されるものではな
く、酸素イオン導電性を有し、固体電解質膜と熱膨張性
が適合する物質であれば他の材料を使用してもかまわな
い。
【0019】燃料極材料としては、例えば、還元雰囲気
中で安定なCeO2とLa2 3 の固溶体やThO2
2 3 の固溶体等、酸化セリウム又は酸化トリウムと
2価又は3価の金属酸化物との固溶体の他にも、Bi2
3 とEr2 3 の固溶体やSm2 3 とSrOの固溶
体等、酸化ビスマス又は酸化サマリウムと2価、3価、
5価若しくは6価の金属酸化物との固溶体が使用され
る。
【0020】空気極材料としては、酸化雰囲気中で安定
なSrTiO3 やCaTi0.7 Al 0.3 3 のようなペ
ロブスカイト型酸化物固溶体や、Cd2 Nb2 7 のよ
うなパイロクロア型酸化物固溶体等が使用される。な
お、上記電極の作製方法としては、スラリーコーティン
グ法、めっき法、各種溶射法等が使用され、他にも粒径
を制御できる製膜方法であればいずれの方法を使用する
ことも可能である。
【0021】
【作用】上記構成によれば、固体電解質膜を介して、空
気極と燃料極が対向して配され、固体電解質型燃料電池
が形成される。また、空気極、燃料極の少なくとも一方
の電極構造は、多層構造をなすように形成される。
【0022】更に、各電極は、少なくとも固体電解質膜
の形成成分と同じ成分である固体電解質を混合成分とし
て含んで形成される。この場合、混合される固体電解質
の粒径は、固体電解質膜の近傍位置から遠ざかる方向
に、小径から大径へと段階的に変化するように調整され
る。なお、かかる固体電解質型燃料電池を運転するに
は、空気極に空気を、燃料極に燃料ガスを夫々供給して
行われる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明にかかる固体電解質型燃
料電池(SOFC)の単電池の断面構成を示す説明図で
ある。このSOFC1は全体形状が平板状をなすもので
あり、その具体的構成については、固体電解質膜2と、
それを挟持するように、空気極第一層3及び燃料極第一
層5が配され、更に、空気極第一層3に接するように空
気極第二層4が、燃料極第一層5に接するように燃料極
第二層6が夫々配されている。
【0024】ここで、固体電解質膜2は、(ZrO2
0.9 (Y2 3 0.1 を焼成することによって得られた
ペレットを密に配し、厚さ200μmの膜状に形成した
ものであって、気体を通さない膜となっている。また、
空気極第一層3と空気極第二層4とは両者を以てSOF
C1の空気極34となすものであって、その作製は次の
ようにして行われる。先ず、平均粒径2μmのペロブス
カイト型酸化物、例えばLa0.9 Sr0.1 MnO3 の粉
末と平均粒径0.5μmの(ZrO2 0.9 (Y
2 3 0.1 の粉末とを重量比1:1の割合で混合した
ものにテレピン油を重量比10:3の割合で混合してペ
ースト状となし、これを固体電解質膜2の片側面23に
塗布して厚み20μmの空気極第一層3を形成する。続
いて、その上面30に平均粒径2μmLa0.9 Sr0.1
MnO3 の粉末と平均粒径10μmの(ZrO2 0.9
(Y2 3 0.1 の粉末とを重量比9:1の割合で混合
したものに同じくテレピン油を重量比10:3の割合で
混合してペースト状としたものを塗布し、厚み80μm
の空気極第二層4を形成する。その後、空気中にて11
00℃で4時間処理して固体電解質膜2に焼き付けて合
計厚み約100μmの空気極34となす。
【0025】燃料極第一層5と燃料極第二層6とは両者
を以てSOFC1の燃料極56となすものであり、その
作製は、次のようにして行われる。先ず、平均粒径3μ
mのNi粉末と平均粒径0.5μmの(ZrO2 0.9
(Y2 3 0.1 の粉末とを重量比1:2の割合で混合
したものにテレピン油を重量比10:3の割合で混合し
てペースト状となし、これを固体電解質膜2のもう一方
の面25に塗布して厚み20μmの燃料極第一層5を形
成する。続いてその上面50(図面では下面)に、平均
粒径3μmのNi粉末と、平均粒径10μmの(ZrO
2 0.9(Y2 3 0.1 の粉末とを重量比1:1の割
合で混合したものに同じくテレピン油を重量比10:3
の割合で混合してペースト状としたものを塗布し、厚み
80μmの燃料極第二層6を形成する。その後、これら
の燃料極第一層5並びに燃料極第二層6を乾燥させて合
計厚み100μmの燃料極56とし、単電池として組み
立て、所定の条件にて1000℃迄昇温して固体電解質
膜2に焼き付けられる。
【0026】図2は、本発明にかかる固体電解質型燃料
電池の単電池の電極部分の断面構造を示す拡大模式図で
ある。電極101は、固体電解質膜100に接するよう
に形成された第一層102と、第一層102に接するよ
うに形成された第二層103とから構成されている。ま
た、第一層102については、粒径の小さい固体電解質
粉体104(図中、斜線を施して示す)が電子導電性材
料106(図中、斑点を施して示す)と共に混合されて
おり、第二層103については、粒径の大きい固体電解
質粉体105(図中、同じく斜線を施して示す)が同じ
く電子導電性材料106と共に混合されている。
【0027】そして、粒径の小さい固体電解質粉体10
4が第一層102に混合されたことにより、電極101
の固体電解質膜100との密着性が増大し、その結果、
熱膨張による剥離が防止される。また、電極反応が起こ
る三相界面107(図中、電極101の固体電解質膜1
00との界面近傍において、太線で描いて示す部分)が
大きくなって、分極を小さくする。
【0028】一方、第二層103では、粒径の大きい固
体電解質粉体105が混合されたことにより、焼結によ
る体積収縮が防止され、長期にわたって気孔108を保
持する。従って、このような電極を燃料極及び空気極の
両者に適用することにより、電極反応を長期にわたって
円滑に且つ、安定に進行させることが可能となる。ま
た、第一層102と第二層103との間に、更に第三の
層を形成し、固体電解質粉体の粒径を段階的に変化させ
ても、上記と同様な結果が得られる。
【0029】図3は、図1における固体電解質型燃料電
池の、放電試験による出力電圧の経時変化を示すグラフ
である。なお、図は電流密度を300mA/cm2 とし
て定電流放電を行った場合の、単電池当たりの電圧Vと
時間(hr)との関係を示しており、放電特性即ち、電
池の寿命特性を示している。グラフからも明らかなよう
に、本発明にかかる電池では、その出力電圧変化(実線
で示す)が従来の電池における出力電圧変化(破線で示
す)と比較して、濃度過電圧及び活性化過電圧が低減し
た分だけ、初期の出力電圧において向上されていること
が確認できる。また、電極の焼結が抑制されることか
ら、本発明にかかる電池では、全体に、従来のものと比
較して経時変化が少ないことが確認できる。
【0030】なお、以上の実施例においては、燃料極、
及び空気極の両電極共に、本発明にかかる電極構成をと
ったものを示したが、もちろん一方の電極のみをかかる
構成にした場合にも同様な効果を期待できるものであ
る。また、電極性能の劣化を防止するために、電極構成
材料としてセラミックス粉体の表面を電子導電性物質で
被覆した複合粉体を使用し、更に、かかる複合粉体と固
体電解質粉体とを混合使用することも大変有効な手段で
ある。図6は電極部分の断面構造の他の実施例を示す模
式図であって、固体電解質膜60に接する電極61が、
セラミックス粉体62を核とし、これを電子導電性物質
63で被覆した複合粉体64と、固体電解質粉体65と
が混合されて形成されている状態が示されている。
【0031】ここで、核となるセラミックス粉体62に
ついては、固体電解質の他に、固体電解質膜60と熱膨
張性が適合し、焼結しにくい物質であればイオン導電性
の有無に関わらず使用することができる。また、複合粉
体64の作製については、無電解メッキ法、化学蒸着
法、微粒子コーティング法、真空蒸着法、スパッタリン
グ法等の方法を使用することができる。
【0032】このようにして形成された電極61によれ
ば、焼結による体積収縮が防止され、気孔が保持される
ため、電極反応が起こる三相界面を長期にわたって保持
することが可能となる。また、固体電解質粉体65を混
合しているため、三相界面が三次元的に拡大して反応が
起こり易くなっている。更に、固体電解質膜60と電極
61との熱膨張性適合効果は良好となっている。そし
て、このような電極61を使用したSOFCに対して放
電試験を行った結果については、図3に示したと略同様
な結果が得られている。従って、セラミックス粉体を電
子導電性物質で被覆してなる複合粉体を電極材料として
使用することにより、電極反応を円滑に進行させ、しか
も、その長期安定性に富む電極を得ることができるよう
になる。
【0033】次に、電池性能を向上させるために、固体
電解質型燃料電池の隔壁部となる固体電解質膜として、
金属と固体電解質を混合してなるサーメットを使用する
こともできる。この場合、サーメットを構成する金属と
しては、電極反応の触媒性に優れたニッケル、コバル
ト、鉄、銅、白金、或いはパラジウムが使用される。そ
して、サーメットを構成する固体電解質については、酸
素イオン導電性を有するものとして、例えば、ZrO2
とY2 3との固溶体等、酸化ジルコニウムと2価また
は3価の金属酸化物とからなる固溶体、CeO2 とLa
2 3 との固溶体や、ThO2 とY2 3 の固溶体等、
酸化セリウムまたは酸化トリウムと2価または3価の金
属酸化物とからなる固溶体、Bi2 3 とEr2 3
の固溶体やSm2 3 とSrOとの固溶体等、酸化ビス
マスまたは酸化サマリウムと2価、3価、5価もしくは
6価の金属酸化物とからなる固溶体、SrTiO3 やC
aTi0.7 Al0.3 3 等のペロブスカイト型酸化物固
溶体、Cd2 Nb2 7 のようなパイロクロア型酸化物
固溶体などが使用される。
【0034】また、水素イオン導電性を有するものとし
ては、例えば、SrCe0.95Yb0. 053-α(αは酸素
欠損数)やSrCe0.9 Sc0.1 3-αなどのSrCe
3 系ペロブスカイト型酸化物固溶体、BaCe0.9
0.1 3-αやBaCe0.9 La0.1 3-αなどのBa
CeO3 系ペロブスカイト型酸化物固溶体などが使用さ
れるが、これらに限定されるものではない。
【0035】隔壁部の作製については、スラリーコーテ
ィング法、メッキ法、各種溶射法、PVD、CVD等が
使用できるが、その他の製膜方法を使用しても差し支え
ない。また、固体電解質の緻密化のために、必要に応じ
て高温処理することが好ましい。更に、サーメット中に
おける固体電解質の含有量については、70%以上とす
ることが好ましい。このようにすることによって、金属
成分の短絡が防止され、電池電圧の低下を招くことがな
くなるのである。
【0036】以上のようなサーメットを隔壁として使用
すれば、固体電解質が複雑に連結し、電極・固体電解質
界面の反応有効面積を大きくすることが可能である。特
に、サーメット中の金属として白金などの酸化されにく
い金属を用いた場合には、これが燃料極、空気極におけ
る反応触媒として働くため、電池性能を一層向上させる
ことができる。また、ニッケルなどの空気極側で酸化さ
れるような金属を用いた場合においても、これが燃料極
に対しては反応触媒として働き、空気極に対してはその
酸化物が固体電解質の強度を保つ支持体として働くの
で、電池性能及び強度を一段と向上させることができ
る。しかも、隔壁部全体の厚みに対して占める平均的な
固体電解質の厚みを小さくすることができるため、電池
のオーム損を小さくすることも可能である。
【0037】図7は、隔壁部に上述したような特徴をも
つ固体電解質型燃料電池の単電池の断面構造を示す模式
図である。この燃料電池の隔壁部70はサーメットとし
て形成されている。即ち、酸素イオン導電体である(Z
rO2 0.9 (Y2 3 0. 1 の粉末とNi粉末を9:
1の重量比で混合したものを用い、空気中における焼成
によって厚さ200μmの気体を通さない緻密なペレッ
トを作製する。このとき、Ni部分は酸化されてNiO
(図中、番号73で示す黒く塗り潰した粒子のこと)と
なっており、固体電解質部分72(図中、斜線を施して
示す)の支持体として働くが、単電池に組み立てた後1
000℃まで昇温し燃料ガスを供給することによって燃
料極側のNiOは還元されてNi(図中、番号71で示
す斑点を施した粒子のこと)となり、反応触媒として働
く。
【0038】次に、この隔壁部70の片面にペロブスカ
イト型酸化物であるLa0.9 Sr0. 1 MnO3 粉末と
(ZrO2 0.9 (Y2 3 0.1 粉末を重量比4:1
で混合し、更に、この混合物にテレピン油を重量比1
0:3で混入したペーストを塗布し、空気中にて110
0℃で4時間焼き付けて空気極74とした。続いて、N
i粉末と(ZrO2 0.9 (Y2 3 0.1 粉末を重量
比2:1で混合し、更に、この混合物にテレピン油を重
量比10:3で混入したペーストを、隔壁部70のもう
一方の面に塗布し、空気中で1000℃まで昇温して焼
き付け、燃料極75とした。
【0039】図8は、図7に示す固体電解質型燃料電池
の単電池における、放電試験による電流−電圧の関係を
示すグラフである。従来の電池(その特性を破線でもっ
て示す)と比較して、隔壁部を改良した本電池(その特
性を実線でもって示す)は、活性化過電圧及びオーム損
が低減した分、その特性の向上が計れたものと考えられ
る。また、測定の結果から、起電力が略理論値であった
ことから、隔壁部におけるNiの短絡は起こらなかった
ものと考えられる。
【0040】図9は、隔壁部構造の他の実施例を示す模
式図である。図で示すように、この隔壁部90は、燃料
極94側にサーメット膜91が、空気極93側に固体電
解質膜92が配されるように各膜91、92が積重され
て形成されている。サーメット膜91としては、酸素イ
オン導電体である(ZrO2 0.9 (Y2 3 0.1
末とNi粉末を9:1の重量比で混合したものが使用さ
れ、空気中における焼成よって厚さ150μmの気体を
通さない緻密なペレットを形成した。
【0041】次に、このサーメット膜91の片面に(Z
rO2 0.9 (Y2 3 0.1 粉末をプラズマ溶射し、
厚さ50μmの固体電解質膜92を形成し、サーメット
膜91と積重して隔壁部90とした。そして、隔壁部9
0の両面に図7で示したと同様にして空気極93と燃料
極94を形成して単電池となした。この単電池に対しも
図8と同様に、放電試験を行ったところ、略同様な結果
が得られた。
【0042】なお、各膜の積重方法として、固体電解質
膜92の両面にサーメット膜91を配置しても差し支え
ない。但し、この場合の固体電解質膜92の厚みについ
ては、固体電解質膜のみを隔壁としていた従来の場合よ
りも小さく形成される。そして、そのために生じる強度
の低下及びガスリークの問題については、隣接するサー
メット膜91によってカバーすることができる。また、
サーメット膜91中における固体電解質部分について
は、緻密な膜を形成し、金属成分の短絡を防止する必要
があるため、その含有量を70%以上にするのが好まし
い。
【0043】以上のような隔壁部の構造をとる場合、強
度の高い、ガスリークの起こらない隔壁が得られ、しか
も電池抵抗を小さくすることができる。また、先に説明
したように金属と固体電解質が混合されたサーメット膜
においては、固体電解質部分が複雑に連結し、電極・固
体電解質界面の反応有効面積が大きくなり、特にサーメ
ット中の金属として白金などの酸化されにくい金属を使
用した場合においては燃料極、空気極の両極の反応触媒
として働くため、より電池性能を向上させる。また、ニ
ッケルなどの様に空気極側で酸化されるような金属を用
いた場合においては、燃料側の反応触媒として働くた
め、電池性能を向上すると同時に電池の強度を向上させ
ることも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の本発明によれば、固体電解質型燃
料電池の高温での長期運転に際し、電極と固体電解質膜
との良好な密着性が保持され、更に、電極中の気孔を減
少させずに保持することが可能となる。また、電極の組
成成分の凝集が抑制されることから、電池を運転するこ
とによって、そのオーム損を増大させることもなくな
る。
【0045】従って、電極反応性を格段に向上させ、高
温長期運転に対しても極めて安定であり、且つ、強度的
にも十分満足のゆく固体電解質型燃料電池を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる固体電解質型燃料電池の単電池
の断面構成を示す説明図である。
【図2】同じく、本発明にかかる固体電解質型燃料電池
の単電池の電極部分の断面構造を示す拡大模式図であ
る。
【図3】図1における固体電解質型燃料電池の放電試験
による出力電圧の経時変化を示すグラフである。
【図4】従来の固体電解質型燃料電池の単電池の断面構
造を示す模式図である。
【図5】同じく、従来の固体電解質型燃料電池を長期運
転した後の単電池の断面状態を示す模式図である。
【図6】電極部分の断面構造の他の実施例を示す模式図
である。
【図7】隔壁部に特徴をもつ固体電解質型燃料電池の単
電池の断面構造を示す模式図である。
【図8】図7に示す固体電解質型燃料電池の単電池にお
ける放電試験による電流−電圧の関係を示すグラフであ
る。
【図9】隔壁部の構造の他の実施例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 固体電解質型燃料電池 2 固体電解質膜 3 空気極第一層 4 空気極第二層 5 燃料極第一層 6 燃料極第二層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 ここで、燃料極14に対しては燃料ガス
(H2 、CO等)が供給され、燃料極14内の気孔15
を通過して固体電解質膜12との界面Aの近傍に達す
る。また、空気極13に対しては空気が供給され、空気
極13内の気孔16を通過して固体電解質膜1との界
面Bの近傍に達する。そして、この界面B近傍部分に
て、空気に含まれている酸素が酸素イオンとなり、更
に、この酸素イオンが固体電解質膜12内を拡散移動し
て、界面A近傍に達する。この時、界面A近傍では、燃
料ガスと酸素イオンが反応して反応生成物(H2 O、C
2 等)が生成される。ここで、固体電解質膜12は、
酸素イオンを燃料極14まで移動させる媒体となってい
ると共に、燃料ガスと空気(酸化剤ガス)とが直接接触
しないようにするための隔壁にもなっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 以上の電極反応を化学反応式で示すと、
下記のようになる。 空気極13 1/2O2 +2e- =O2- 燃料極142-=1/2O2 +2e- 総括の反応 H2 +1/2O2 =H2 O (或いはCO+1/2O2 =CO2 ) このような電極反応は、燃料と空気が供給される限り半
永久的に継続される筈であるが、高温での長期にわたる
運転によって、各電極13、14を構成する電子導電性
材料130、140が焼結するため、電極内における構
成材料間の剥離現象を招くと共に、気孔15、16の減
少を招くことにもなりかねない。その結果、電極反応が
円滑に進行しなくなってしまうのである。図5は、その
ような状態を示すものであり、従来のSOFCを長期運
転した後の単電池の断面状態を示す模式図である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 幸徳 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内 (72)発明者 村上 修三 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内 (72)発明者 齋藤 俊彦 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内 (72)発明者 古川 修弘 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体電解質膜を介し、空気極と燃料極を
    対向して配した固体電解質型燃料電池において、 前記空気極及び燃料極の少なくとも一方の電極構造を多
    層構造となす一方、 各電極の内容組成を、電子導電性材料に対し、少なくと
    も前記固体電解質膜の形成成分である固体電解質材料を
    含む混合組成となし、 更に、前記固体電解質材料の粒径を、該固体電解質膜の
    近傍位置から遠ざかる方向に小径から大径へと段階的に
    変化するように調整したことを特徴とする固体電解質型
    燃料電池。
JP3310740A 1991-11-26 1991-11-26 固体電解質型燃料電池 Pending JPH05151981A (ja)

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