JPH0515180Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515180Y2 JPH0515180Y2 JP1988123463U JP12346388U JPH0515180Y2 JP H0515180 Y2 JPH0515180 Y2 JP H0515180Y2 JP 1988123463 U JP1988123463 U JP 1988123463U JP 12346388 U JP12346388 U JP 12346388U JP H0515180 Y2 JPH0515180 Y2 JP H0515180Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- cylinder
- increased diameter
- diameter portion
- piston
- annular member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 26
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両等で用いられるマスタシリンダ
に関する。
に関する。
ピストン軸部がシリンダ孔開口の増径部に設け
られた密封装置を貫通して外部に延びるマスタシ
リンダとしては、従来、実開昭62−179867号公報
に示されたものがある。
られた密封装置を貫通して外部に延びるマスタシ
リンダとしては、従来、実開昭62−179867号公報
に示されたものがある。
この密封装置は、カツプシールの如き密封部材
と該密封部材を押える環状部材とからなり、この
環状部材を増径部内に挿入しその外周面を増径部
内面により支持させて、Cリングを環状部材のシ
リンダ開口側端部に当接させるとともに増径部内
面の溝に係合させ、このCリングを止め環として
全体が抜け止めされている。
と該密封部材を押える環状部材とからなり、この
環状部材を増径部内に挿入しその外周面を増径部
内面により支持させて、Cリングを環状部材のシ
リンダ開口側端部に当接させるとともに増径部内
面の溝に係合させ、このCリングを止め環として
全体が抜け止めされている。
ところが、こうしたものにおいては、増径部内
にCリングを装着するための所定長さを必ず確保
しなければならないことから、シリンダの短縮化
を図る上で増径部の長さも短くしようとすると、
自ずと環状部材の外周面の軸方向長さが短くなつ
てしまうため、増径部による環状部材の支持の安
定度が低下して、ピストンの摺動案内が不安定に
なるという問題がある。
にCリングを装着するための所定長さを必ず確保
しなければならないことから、シリンダの短縮化
を図る上で増径部の長さも短くしようとすると、
自ずと環状部材の外周面の軸方向長さが短くなつ
てしまうため、増径部による環状部材の支持の安
定度が低下して、ピストンの摺動案内が不安定に
なるという問題がある。
また、Cリングを装着するには、これを縮径さ
せる工具を用いて作業を行なう必要があることか
ら、密封装置を組み付ける作業効率が悪くなると
いつた問題もある。
せる工具を用いて作業を行なう必要があることか
ら、密封装置を組み付ける作業効率が悪くなると
いつた問題もある。
本考案は、上記問題を解消するためになされた
ものであつて、シリンダの短縮化を阻害すること
なく環状部材の安定度を維持してピストンの摺動
案内を良好ならしめるとともに、密封装置の組み
付け作業を簡単に行なえるマスタシリンダを提供
することを目的とする。
ものであつて、シリンダの短縮化を阻害すること
なく環状部材の安定度を維持してピストンの摺動
案内を良好ならしめるとともに、密封装置の組み
付け作業を簡単に行なえるマスタシリンダを提供
することを目的とする。
本考案は上記問題を解決するため、環状部材に
は、そのシリンダ外部側に内周部と外周部との間
に位置する周方向の溝と、この溝から外周部に向
かつて延びる径方向の溝とを形成し、抜け止め
を、前記周方向の溝に嵌まり込む基部と、この基
部から前記径方向の溝内でシリンダ孔の増径部に
向かつて延び先端がその増径部の壁面に係合する
弾性変形可能な係合部を有する形状としたもので
る。
は、そのシリンダ外部側に内周部と外周部との間
に位置する周方向の溝と、この溝から外周部に向
かつて延びる径方向の溝とを形成し、抜け止め
を、前記周方向の溝に嵌まり込む基部と、この基
部から前記径方向の溝内でシリンダ孔の増径部に
向かつて延び先端がその増径部の壁面に係合する
弾性変形可能な係合部を有する形状としたもので
る。
抜止めの装着位置が環状部材外周面が増径部壁
面に周接する部位にオーバーラツプした位置とな
つて、環状部材及び抜止めの装着に必要な長さが
環状部材の外周面の軸方向長さになり、環状部材
外周面の軸方向長さを長くすることができる。
面に周接する部位にオーバーラツプした位置とな
つて、環状部材及び抜止めの装着に必要な長さが
環状部材の外周面の軸方向長さになり、環状部材
外周面の軸方向長さを長くすることができる。
また、抜止めは、増径部内に押し込めば、係合
部先端が増径部壁面に係合するので、従来のよう
な縮径作業を不要にして装着することができる。
部先端が増径部壁面に係合するので、従来のよう
な縮径作業を不要にして装着することができる。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図において、1はマスタシリンダのシリン
ダ本体であつて、内部には、一端に開口するシリ
ンダ孔2を有し、外周には、ボス部3,4が突出
形成され、このボス部3,4の内孔に作動液リザ
ーバ5の本体6の下面から突出する接続口7,8
が密封部材9,10を介在して圧入されている。
リザーバ5は本体6にピン6aを介して抜止めれ
れているシリンダ孔2の開口部は他部11と段部
12を介して増径した増径部13となつており、
このシリンダ孔2内には、従ピストン14と主ピ
ストン15とが、前者をシリンダ孔底16側にし
て摺動自在に挿入されている。従ピストン14は
前端に開口する深い凹部17を有し、この凹部1
7の底に一部を収納され一端がシリンダ孔底16
に係合する戻しばね18により主ピストン15側
に付勢されてシリンダ孔底16との間に従圧力室
Xを区画し、側周に形成された摺動部19と20
とで、シリンダ孔2内周面との間に液補給室Aを
区画している。摺動部19前面に隣接して密封部
材21が、また、摺動部20の後面に隣接して密
封部材22が従ピストン14に嵌着されている。
従圧力室Xは、マスタシリンダの非作動時には、
シリンダ壁に形成された弛め孔23を通してホス
部3内に連通し、液補給室Aはシリンダ壁に形成
された通孔24を通して、常時、ボス部3内に連
通する。シリンダ本体1のシリンダ孔底16近く
には吐出口25が開口している。主ピストン15
は、戻しばね26により開口側へ付勢されて、摺
動部27を有する前端部で従ピストン14との間
に主圧力室Yを区画しており、後端側(軸部)1
5Aは増径部13に収納されている密封装置34
を密に貫通して外部に伸び、摺動部13と密封装
置34との間にスペーサ37を介在して液補給室
Bを区画している。摺動部27の前面に隣接して
密封部材28が嵌着されている。シリンダ本体1
にはボス部4の内孔の側部に開口して本体軸方向
に伸び、段部12に開口する液補給路29が形成
されており、この液補給路29途中から主圧力室
Yに向かう弛め孔30が形成されている。30a
は通路形成用開口をふさいぐ栓である。戻しばね
26は一端が主ピストン15に形成された周突起
31に、他端が、従ピストン14の後端部に当接
されたリテーナ32に係合しており、該リテーナ
32、リテーナ32を遊貫して主ピストン15の
前端面に螺入されたボルト33とによりゲージド
スプリング装置を構成している。
ダ本体であつて、内部には、一端に開口するシリ
ンダ孔2を有し、外周には、ボス部3,4が突出
形成され、このボス部3,4の内孔に作動液リザ
ーバ5の本体6の下面から突出する接続口7,8
が密封部材9,10を介在して圧入されている。
リザーバ5は本体6にピン6aを介して抜止めれ
れているシリンダ孔2の開口部は他部11と段部
12を介して増径した増径部13となつており、
このシリンダ孔2内には、従ピストン14と主ピ
ストン15とが、前者をシリンダ孔底16側にし
て摺動自在に挿入されている。従ピストン14は
前端に開口する深い凹部17を有し、この凹部1
7の底に一部を収納され一端がシリンダ孔底16
に係合する戻しばね18により主ピストン15側
に付勢されてシリンダ孔底16との間に従圧力室
Xを区画し、側周に形成された摺動部19と20
とで、シリンダ孔2内周面との間に液補給室Aを
区画している。摺動部19前面に隣接して密封部
材21が、また、摺動部20の後面に隣接して密
封部材22が従ピストン14に嵌着されている。
従圧力室Xは、マスタシリンダの非作動時には、
シリンダ壁に形成された弛め孔23を通してホス
部3内に連通し、液補給室Aはシリンダ壁に形成
された通孔24を通して、常時、ボス部3内に連
通する。シリンダ本体1のシリンダ孔底16近く
には吐出口25が開口している。主ピストン15
は、戻しばね26により開口側へ付勢されて、摺
動部27を有する前端部で従ピストン14との間
に主圧力室Yを区画しており、後端側(軸部)1
5Aは増径部13に収納されている密封装置34
を密に貫通して外部に伸び、摺動部13と密封装
置34との間にスペーサ37を介在して液補給室
Bを区画している。摺動部27の前面に隣接して
密封部材28が嵌着されている。シリンダ本体1
にはボス部4の内孔の側部に開口して本体軸方向
に伸び、段部12に開口する液補給路29が形成
されており、この液補給路29途中から主圧力室
Yに向かう弛め孔30が形成されている。30a
は通路形成用開口をふさいぐ栓である。戻しばね
26は一端が主ピストン15に形成された周突起
31に、他端が、従ピストン14の後端部に当接
されたリテーナ32に係合しており、該リテーナ
32、リテーナ32を遊貫して主ピストン15の
前端面に螺入されたボルト33とによりゲージド
スプリング装置を構成している。
上記密封装置34は、密封部材35と環状部材
36からなり、段部12の面の間にスペーサ37
を介在して増径部13に嵌合され、抜止め38に
より増径部13内に固定されている。環状部材3
5は、その外面に、第2図に示す如く、内周部3
9を残して形成された所定幅・所定溝深さの環状
溝40と、この環状溝40から同一溝深さで半径
方向に伸び外周部41を横断して周面に達する複
数本の所定幅の溝42を有している。こうした抜
止め38は、環状部材35の各溝41,42に整
合させて増径部13内に押し込めば、係合部44
が弾性変形して増径部13内に侵入した後、その
先端の係止片部44aが周溝2aに嵌まることに
より装着が完了する。抜止め38は、第3図aに
示すように、上記環状溝40に嵌合する環状の基
部43と、この基部43から半径方向に伸び上記
溝42にそれぞれ嵌合する係合部44からなる形
状を有し、係合部44の先端は、第3図bに示す
ように、外側へ折曲された係止弁部44aとなつ
ており、係止片部44aをシリンダ孔2の開口端
内周に形成した周溝2aに係合して止められてい
る。
36からなり、段部12の面の間にスペーサ37
を介在して増径部13に嵌合され、抜止め38に
より増径部13内に固定されている。環状部材3
5は、その外面に、第2図に示す如く、内周部3
9を残して形成された所定幅・所定溝深さの環状
溝40と、この環状溝40から同一溝深さで半径
方向に伸び外周部41を横断して周面に達する複
数本の所定幅の溝42を有している。こうした抜
止め38は、環状部材35の各溝41,42に整
合させて増径部13内に押し込めば、係合部44
が弾性変形して増径部13内に侵入した後、その
先端の係止片部44aが周溝2aに嵌まることに
より装着が完了する。抜止め38は、第3図aに
示すように、上記環状溝40に嵌合する環状の基
部43と、この基部43から半径方向に伸び上記
溝42にそれぞれ嵌合する係合部44からなる形
状を有し、係合部44の先端は、第3図bに示す
ように、外側へ折曲された係止弁部44aとなつ
ており、係止片部44aをシリンダ孔2の開口端
内周に形成した周溝2aに係合して止められてい
る。
このマスタシリンダの動作は良く知られている
ので、以下に、簡単に説明する。
ので、以下に、簡単に説明する。
運転手のペダル踏み込みにより、プンシユロツ
ドを介して主ピストン15に図示矢印方向の押力
が伝達されると、ピストン15は左動し、密封部
材28が弛め孔30を閉鎖すると、主圧力室Y内
に液圧が発生し始める。主ピストン15が左動す
ると、この左方移動がケージドスプリング装置を
通して従ピストン14に伝達され、従ピストン1
4も左動する。従ピストン14の左動により弛め
孔23が密封部材21で閉鎖されると従圧力室X
も液圧が発生し始める。さらなる主ピストン15
の左方移動により従ピストン14も左動して、圧
力室Y、圧力室X内の液圧が増大する。従圧力室
Xに発生した液圧は吐出口25から吐出され、ま
た、主圧力室に発生した液圧は図示しない吐出か
ら吐出され、配管を通してブレーキシリンダへ供
給される。ブレーキペダルが解放されると、従ピ
ストン14、主ピストン15はそれぞれ戻しばね
18,27の作用よつて元の位置に復帰する。こ
の時、従圧力室Xには液補給室Aから密封部材2
1とシリンダ孔2内周との間を通して、また、主
圧力室Yには、液補給室Bから密封材28とシリ
ンダ孔2内周との間を通して、作動液が補給され
る。
ドを介して主ピストン15に図示矢印方向の押力
が伝達されると、ピストン15は左動し、密封部
材28が弛め孔30を閉鎖すると、主圧力室Y内
に液圧が発生し始める。主ピストン15が左動す
ると、この左方移動がケージドスプリング装置を
通して従ピストン14に伝達され、従ピストン1
4も左動する。従ピストン14の左動により弛め
孔23が密封部材21で閉鎖されると従圧力室X
も液圧が発生し始める。さらなる主ピストン15
の左方移動により従ピストン14も左動して、圧
力室Y、圧力室X内の液圧が増大する。従圧力室
Xに発生した液圧は吐出口25から吐出され、ま
た、主圧力室に発生した液圧は図示しない吐出か
ら吐出され、配管を通してブレーキシリンダへ供
給される。ブレーキペダルが解放されると、従ピ
ストン14、主ピストン15はそれぞれ戻しばね
18,27の作用よつて元の位置に復帰する。こ
の時、従圧力室Xには液補給室Aから密封部材2
1とシリンダ孔2内周との間を通して、また、主
圧力室Yには、液補給室Bから密封材28とシリ
ンダ孔2内周との間を通して、作動液が補給され
る。
本実施例の環状部材36は、その片面に、抜止
め38が嵌まり合う形状であり、抜止め38のシ
リンダ孔2の内周に係合する部分44aは環状部
材36の外周部41を横断して延びる係合部44
の先端に形成されているので、環状部材36の外
周部41は内周部39と同じ板厚を持たせること
ができる。このため、環状部材36のシリンダ孔
2の増径部13内周面と接する部分の幅(環状部
材36の外周面の軸方向長さ)が、従来の環状部
材の長さに抜止めの厚みを加えた長さに相当する
ように大きくなるので、増径部13に対する嵌合
の安定度が高くなる。
め38が嵌まり合う形状であり、抜止め38のシ
リンダ孔2の内周に係合する部分44aは環状部
材36の外周部41を横断して延びる係合部44
の先端に形成されているので、環状部材36の外
周部41は内周部39と同じ板厚を持たせること
ができる。このため、環状部材36のシリンダ孔
2の増径部13内周面と接する部分の幅(環状部
材36の外周面の軸方向長さ)が、従来の環状部
材の長さに抜止めの厚みを加えた長さに相当する
ように大きくなるので、増径部13に対する嵌合
の安定度が高くなる。
なお、本実施例における作動液リザーバ5で
は、ダイヤフラム50の底50Aが本体6内に注
入される作動液の最高注入面MAXに位置するよ
うにして、キヤツプ6Aの高さを低くし、内部空
気量が少なくなるようにしてある。
は、ダイヤフラム50の底50Aが本体6内に注
入される作動液の最高注入面MAXに位置するよ
うにして、キヤツプ6Aの高さを低くし、内部空
気量が少なくなるようにしてある。
本考案は以上説明した通り、シリンダ孔開口の
密封部材を押える環状部材の軸方向長さを従来に
比して大きくすることができるので、倒れやねじ
れを生じさせないようにシリンダ孔内で充分に安
定させることができ、従つて、ピストンの軸部を
良好に摺案内することができる。また、抜止めの
装着作業を簡単にして、密封装置の組み付けのた
めの作業効率を向上させることができる。
密封部材を押える環状部材の軸方向長さを従来に
比して大きくすることができるので、倒れやねじ
れを生じさせないようにシリンダ孔内で充分に安
定させることができ、従つて、ピストンの軸部を
良好に摺案内することができる。また、抜止めの
装着作業を簡単にして、密封装置の組み付けのた
めの作業効率を向上させることができる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は上記実施例の環状部材き片面を示す図、第3図
aは上記実施例における抜止めの平面、第3図b
は第3図aにおける−矢視図である。 1……シリンダ本体、2……シリンダ孔、3,
4……ボス部、5……作動液リザーバ、12……
段部、13……増径部、15……ピストン、15
A……軸部、35……密封部材、36……環状部
材、38……抜止め、40……周方向の溝、42
……径方向の溝、43……基部、44……係合
部、44a……係合片部。
は上記実施例の環状部材き片面を示す図、第3図
aは上記実施例における抜止めの平面、第3図b
は第3図aにおける−矢視図である。 1……シリンダ本体、2……シリンダ孔、3,
4……ボス部、5……作動液リザーバ、12……
段部、13……増径部、15……ピストン、15
A……軸部、35……密封部材、36……環状部
材、38……抜止め、40……周方向の溝、42
……径方向の溝、43……基部、44……係合
部、44a……係合片部。
Claims (1)
- 開口部に段部を介して増径部を形成したシリン
ダ孔を有するシリンダ本体と、前記シリンダ孔に
摺動自在に嵌合する頭部及び前記増径部を貫通し
てシリンダ孔外部に突出する軸部を有するピスト
ンと、該ピストンにより前記シリンダ孔内に画成
された圧力室と、前記ピストンの軸部と前記増径
部との間に配置される密封装置と、該密封装置と
前記段部との間を作動液リザーバに連絡されるボ
ス部の内孔に連通させる通路と、前記ピストンの
動きに応じて前記ボス部の内孔と前記圧力室との
連通・遮断を行う弁装置とを備え、前記密封装置
が、前記軸部と前記増径部との間を密封する密封
部材と、該密封部材のシリンダ孔外部側で前記増
径部に挿入されて外周面を当該増径部により支持
されるとともに内周面により前記軸部の摺動を案
内する環状部材と、該環状部材のシリンダ孔外部
側に設けられ前記環状部材と前記シリンダ本体と
に係合する抜止めとを有するマスタシリンダにお
いて、前記環状部材には、そのシリンダ外部側に
内周部と外周部との間に位置する周方向の溝と、
この溝から外周部に向かつて延びる径方向の溝と
を形成し、前記抜止めを、前記周方向の溝に嵌ま
り込む基部と、この基部から前記径方向の溝内で
前記増径部に向かつて延び先端が前記増径部の壁
面に係合する弾性変形可能な係合部とを有する形
状としたマスタシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988123463U JPH0515180Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988123463U JPH0515180Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296249U JPH0296249U (ja) | 1990-07-31 |
JPH0515180Y2 true JPH0515180Y2 (ja) | 1993-04-21 |
Family
ID=31372338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988123463U Expired - Lifetime JPH0515180Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515180Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183767U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-15 | ||
JPS62178266U (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-12 |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP1988123463U patent/JPH0515180Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0296249U (ja) | 1990-07-31 |
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