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JPH05150055A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

Info

Publication number
JPH05150055A
JPH05150055A JP33582591A JP33582591A JPH05150055A JP H05150055 A JPH05150055 A JP H05150055A JP 33582591 A JP33582591 A JP 33582591A JP 33582591 A JP33582591 A JP 33582591A JP H05150055 A JPH05150055 A JP H05150055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter plate
solar cell
dial
value
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33582591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Okamoto
哲史 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP33582591A priority Critical patent/JPH05150055A/ja
Publication of JPH05150055A publication Critical patent/JPH05150055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池に充電されるコンデンサの過充電に
際し電力を熱として放出する方法以外で対処し、かつ太
陽電池の外光への露出を必要としないときは、これを覆
い外観を良いものとすることができる電子時計の提供を
目的とする。 【構成】 太陽電池10を文字板に形成された窓部内に
設けると共に該窓部をシャッター板19の回転により開
閉できるようにし、太陽電池10により充電されるコン
デンサ11の電圧を電圧検出回路12により検出し、コ
ンデンサ11が過充電になったときはモータ駆動回路1
6に信号を送ってシャッター板19により上記窓部を閉
じ太陽電池10への外光の照射を断つようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池が用いられて
いる電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽電池により蓄電手段を充電し
この蓄電手段からの電力により各回路部等を駆動する電
子時計すなわちソーラ式充電電子時計が広く実用に供さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き電子時計
は、太陽電池が常に露出されているので、蓄電手段が充
分に充電された後も、更にこれを充電し過充電を起すこ
とが考えられる。これに対処すべく過充電防止用の負荷
が備え、過充電に達したときは、その電力をこの負荷に
より熱として放出するようになっているものがある。し
かし、このような方式のものでは、時計モジュール内に
熱が籠り、他の回路部の動作に悪影響を与え、また、太
陽電池を必要としないときにもこれを露出するもので外
観を損ねるという問題があった。本発明は、上記の如き
事情に鑑みてなされたものであり、過充電に際し電力を
熱として放出する方法以外で対処し、かつ太陽電池の外
光への露出を必要としないときは、これを覆い外観を良
いものとすることができる電子時計の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、太陽電池を文字板に形成した開口の内部に
設置し、該太陽電池による蓄電手段への充電が過充電に
達した時点に上記開口をシャッター板で閉じ、このシャ
ッター板で太陽電池を覆うようにした。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に基づき本発明を
具体的に説明する。構成 図1は、本実施例の回路構成を示すものであり、同図に
示すように本実施例はCPU1を中心に他の各回路部が
これに接続するという構成となっている。CPU1は送
られてくるデータを処理・加工して送出すると共に各回
路部に信号を送って、それらを制御する回路である。
【0006】発振回路2は、常時、一定周波数の信号を
送出している回路部である。分周回路3は、発振回路2
からの信号を分周して、1Hz信号を得て、これを計時
計数回路4およびモータ駆動回路5に送出する回路部で
ある。計時計数回路4は、上記分周回路3からの1Hz
信号を計数して現在時刻Tおよび日付Dを得て、これら
をCPU1に送出する回路である。
【0007】モータ駆動回路5は分周回路3からの1H
z信号を得てステップモータ6を駆動する回路であり、
ステップモータ6はモータ駆動回路5に駆動されて回転
して回転力を輪列機構7を介して指針8に与えて該指針
8を運針する。RAM9はCPU1に制御されてCPU
1からのデータを記憶し、また記憶しているデータをC
PU1に送出する回路部である。このRAM9の中のモ
ードレジスタMは、モードを指定するレジスタであり、
0がセットされているときは、後述の文字板27の開口
部すなわち窓部をシャッター板19で閉じて、窓部27
WAの下方に配設されている液晶表示パネル30を見え
ないようにし、指針8による時刻表示のみを行なう時計
モードを指定し、他方、1がセットされているときは指
針8による時刻表示を行なうと共に上記文字板の窓部を
開いて上記液晶表示パネル30に当日の日付を表示する
時刻日付表示モードを指定する。シャッター板回転位置
レジスタSは、指針8の回転中心を中心として文字板2
7に平行に回転する上記シャッター板19の回転位置を
表わす0〜59の値を記憶するレジスタである。なお、
シャッター板19の回転位置は60の位置すなわち60
ステップで表わされ、該シャッター板19が6度だけす
なわち1ステップだけ右回転する度にシャッター板回転
位置レジスタSの値は1だけ大きな値となる。充電状態
フラグFAは、後述の太陽電池10により充電されるコ
ンデンサ11が過充電に至ったときに0、過充電に至っ
ていないときに1がセットされるフラグであり、充電状
態フラグFBは、上記充電状態フラグFAのセット値が
0から1に又は1から0に変化したか否かを検出するた
めに充電状態フラグFAの値を記憶するフラグである。
【0008】太陽電池10は後述の如く、シャッター板
19の回転により開閉される文字板27の窓部27WB
の下方に配設され、光の照射を受けて起電力を発生し、
コンデンサ11を充電する電池である。コンデンサ11
は太陽電池10に充電され、電力を当該電子時計の各回
路部に供給する回路部である。電圧検出回路12はコン
デンサ11の電圧を検出し、検出電圧値をCPU1に送
出する回路部である。スイッチ部13はモードスイッチ
SA等の各種スイッチを備え、これらのいずれかのスイ
ッチが操作されたときに対応するキー入力をCPU1に
送出する回路部である。報音装置20はCPU1からの
信号を得て、所定の報知音を発生する回路部である。
【0009】モータ駆動回路16は、CPU1からの制
御信号を受けてステップモータ17を駆動する回路であ
りステップモータ17の回転力は歯車18を介してシャ
ッター板19に与えられ、該シャッター板19の回転に
供せられる。表示駆動回路14は、CPU1からの表示
開始信号DSを得て、デジタル表示部15を駆動せしめ
CPU1からの日付データを該デジタル表示部15に表
示せしめ、またCPU1からの表示終了信号DEを受け
て、デジタル表示部15への上記表示を停止する回路部
である。デジタル表示部15はシャッター板19により
開閉される文字板27の窓部内27WAに配設されてい
る液晶表示パネル30からなり、表示駆動回路14に駆
動され当日の日付を表示する。
【0010】図2は、上記実施例の外観を示すものであ
る。すなわち、時計ケース21の前面には、時計ガラス
22で覆われた指針表示部23が配されており、この指
針表示部23には時針24、分針25、秒針26および
文字板27が設けられている。また文字板27には指針
の回転中心を中心とし、中心角が約90°の幅広の円弧
状をした2つの窓部27WA、27WBが形成されてお
り、これら窓部27WA、27WBの内部下方には、そ
れぞれ窓部27WA、27WBと同一形状(すなわち中
心角が約90°の幅広の円弧状)をして、後述の如く、
一定条件の下で窓部27WA、27WBを介してそれぞ
れ全面を見ることができる液晶表示パネル30および太
陽電池10(図示せず)が配置されている。なお、文字
板27には5時、6時、7時を示す5、6、7の数字は
印刷表示されておらず、これらの数字を表示すべき位置
には、上記窓部27WBが形成されている。また、文字
板27の後方で上記液晶表示パネル30および太陽電池
10の前方の位置には、指針の回転中心を中心として回
転する概ね円板状のシャッター板19が設けられてい
る。そしてこのシャッター板19には、回転したとき
に、窓部27WA、27WBと重なり液晶表示パネル3
0、太陽電池10を露出する後述の開口部等および5
時、6時、7時をそれぞれ示す、5、6、7の数字が印
刷表示されており、該表示を窓部27WBを介して見え
るようにすると共に上記太陽電池10を覆うマスク部が
形成されている。
【0011】また、時計ケース21の側面には、モード
スイッチSAおよびその他の押釦スイッチSB〜SDお
よびバンド取付部31が設けられている。なお、シャッ
ター板19の表面は、文字板27の表面と同一色調とな
っており、上記図2に示す如く、シャッター板19が窓
部27WA等を塞いでいるときは、窓部27WA等の存
在を全く認識させないようになっている。
【0012】図3は、上記シャッター板19の形状およ
び該シャッター板19と液晶表示パネル30および太陽
電池10等の関係を詳細に示すものであり、時針24、
分針25、秒針26および文字板27をとりのぞいた正
面図となっている。すなわち、シャッター板19は、そ
れぞれ中心角が約90°の4つの扇形部分からなり、そ
の1つには幅が外周部から中心近傍に亘る幅広円弧状の
切欠部29bが形成され、その右側の扇形部分の中心近
傍には、中心角が約90°の幅広円弧状の開口部29a
が形成され、またこの外周近傍はマスク部29dとなっ
ており、ここには30°間隔で前記5、6、7の数字が
印刷表示されている。また、上記切欠部29bが形成さ
れている扇形部分の左側の扇形部分にはマスク部29f
が形成されており、上記のマスク部29dと同様にその
外周近傍には5、6、7の数字が30°間隔で印刷表示
されている。更に、上記切欠部29bが形成されている
扇形部分に対向した扇形部分には、外周近傍に中心角が
約90°の幅広の円弧状の切欠部29c、中心近傍にマ
スク部29eがそれぞれ形成されている。
【0013】上記の如くに形成されたシャッター板19
は中心部の貫通孔19aに地板35の突出部35bが挿
入され、この突出部35bを中心として回動自在となっ
ている。また、シャッター板19の下面外周部には内歯
車19bが設けられ、この内歯車19bは、歯車36に
噛合っている。そして前述のステップモータ17が回転
したときは、この回転が歯車37、歯車36等からなる
輪列機構(図1においては歯車18と表わされている)
を経て内歯車19bへと伝えられシャッター板19が回
転することになる。
【0014】また、シャッター板19の後方、地板35
上には、それぞれ12時の位置の中心近傍および6時の
位置の外周部近傍に前述の液晶表示パネル30および太
陽電池10が配設されており、液晶表示パネル30の方
は、シャッター板19の上記回転で開口部29a或い
は、切欠部29bと重なったとき窓部27WAを介して
全面が見えるようになっており、太陽電池10の方は切
欠部29b或いは、切欠部29cと重なったとき窓部2
7WBより露出されるようになっている。
【0015】なお、上記シャッター板19の回転の回転
角度の計測に際しては、マスク部29fが12時の位置
にきて、マスク部29fが太陽電池10を覆っている状
態を基準として、このときのステップ数を0とし、この
状態から6°だけ右回転する度にステップ数は1だけ増
加していくものとする(なお、本実施例では、シャッタ
ー板19は右回転のみを行ない左回転は行なわない)。
【0016】動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作を図面に
基づいて説明する。図4は本実施例の動作の概要を示す
ジェネラルフローチャートであり、図5は図4のステッ
プS2のスイッチ処理を詳細に示すものであり、図6
は、太陽電池10の充電状態等に伴なって行なわれる窓
部27WA、27WBの開閉等を示す図である。
【0017】図4のステップS1では、先ず、スイッチ
入力があったかを判断し、スイッチ入力があったとき
は、ステップS2に進み対応するスイッチ処理を実行
し、その後、ステップS3に進むが、スイッチ入力がな
かったときはステップS1から、直接、ステップS3に
進む。ステップS3では、電圧検出回路12からの検出
結果すなわちコンデンサ11の充電電圧を取込み、次の
ステップS4で当該電圧が、予め定められている一定値
以上になっており、コンデンサ11は過充電状態に至っ
ているかを調べる。そして、コンデンサ11が過充電状
態に至っているときは、ステップS5に進み充電状態フ
ラグFAに0をセットするが、他方、コンデンサ11が
未だ過充電状態に至っていないときは、ステップS6に
進み充電状態フラグFAに1をセットする。上記ステッ
プS5又はS6の動作を終えた後には、ステップS7に
進み上記充電状態フラグFAのセット値と充電状態フラ
グFBのセット値が等しいかを調べ、等しいとき、すな
わちコンデンサ11の充電状態に変化がなかったときは
ステップS27の表示処理に進み、液晶表示パネル30
に当日の日付を表示し、その後ステップS1に戻るが、
等しくないとき、すなわち充電状態が変化し過充電に至
ったとき或いは過充電でなくなったときはステップS7
からステップS8に進む。ステップS8では、充電状態
フラグFBに充電状態フラグFAのセット値をセット
し、充電状態フラグFA、FBのセット値を等しいもの
にしておき、次いでステップS10ではモードレジスタ
Mの値が0か、すなわち時計モードになっているかを判
断する。時計モードになっているときは、ステップS1
1で充電状態フラグFBのセット値が0かすなわち、今
回の充電状態の変化は、過充電状態への移行なのかを判
断し、過充電状態への移行である場合は、ステップS1
2でモータ駆動回路16に信号を送りシャッター板19
を1ステップだけ右回転し、ステップS13では、上記
回転を記憶すべくシャッター板回転位置レジスタSの値
を1だけ大きいものにし、更にステップS14でシャッ
ター板回転位置レジスタSの値が60に達していないこ
とを確認し、ステップS12に戻る。以下、シャッター
板回転位置レジスタSの値が60になるまで上記ステッ
プS12、S13、S14の動作を繰返し、シャッター
板回転位置レジスタSの値が60になったときは、ステ
ップS14でそれを検出し、ステップS15に進み、シ
ャッター板回転位置レジスタSの値を0に戻す。上記動
作により図6(a)に示す如く窓部27WA、27WB
はシャッター板19により閉ざされ、窓部27WBの下
方の太陽電池10への光の照射もなくなりコンデンサ1
1が更に充電されることはない。然る後ステップS27
を経てステップS1に戻る。他方、上記ステップS11
で充電状態フラグFBの値は0でなく1で、今回の充電
状態の変化は過充電状態からの脱却であったと判断した
ときは、ステップS16でシャッター板19を1ステッ
プだけ右回転し、次のステップS17でシャッター板回
転位置レジスタSの値を1だけ大きいものとし、更にス
テップS23でシャッター板回転位置レジスタSの値が
未だ15に達していないことを判断し、その上でステッ
プS16に戻る。以下、上記同様にステップS16〜S
18の動作を繰返し、シャッター板回転位置レジスタS
の値が15に達したときは、これをステップS18で検
出し、ステップS27を経てステップS1に戻る。上記
動作により、窓部27WA、および27WBはそれぞれ
シャッター板19のマスク部29eおよび切欠部29b
と重なり、図6(b)に示すように窓部27WAは閉ざ
され、窓部27WBは開かれ太陽電池10が露出する。
太陽電池10が露出されるので、また、太陽電池10に
よるコンデンサ11ヘの充電が開始されることになる。
【0018】また、前記ステップS10でモードレジス
タMの値は0ではなく、1であり、時刻日付表示モード
になっていると判断したときは、ステップS20に進
み、充電状態フラグFBが0であるか、すなわち、今回
のコンデンサ11の充電状態の変化は、過充電状態への
移行なのかを調べ、過充電状態への移行である場合は、
ステップS21〜S23の動作を繰返すことになる。す
なわち上記ステップS21〜S23ではシャッター板回
転位置レジスタSの値が30になるまでシャッター板1
9を1ステップずつ右回転しては、その都度、シャッタ
ー板回転位置レジスタSの値を1だけ大きいものにして
いき、シャッター板回転位置レジスタSの値が30にな
ったときはステップS23から、ステップS27を経て
ステップS1に戻る。この場合、窓部27WA、27W
Bは、それぞれ、図6(c)に示す如くシャッター板1
9の開口部29aおよびマスク部29fと重なり液晶表
示パネル30が露出し、太陽電池10は覆われ、太陽電
池10によるコンデンサ11の充電は行なわれなくな
る。
【0019】また、上記ステップS20で充電状態フラ
グFBは0ではなく1で、コンデンサ11の今回の充電
状態の変化は、過充電状態からの脱却であったと判断し
たときは、ステップS24〜S26の処理を繰返す動作
に進む。すなわち上記ステップS24〜S26ではシャ
ッター板回転位置レジスタSの値が45になるまでシャ
ッター板19を1ステップだけ右回転してはシャッター
板回転位置レジスタSの値を1だけ大きいものとすると
いう動作を繰返し、シャッター板回転位置レジスタSの
値が45になったときは、それをステップS26で検出
し、ステップS27を経てステップS1に戻る。以上の
如き動作により、窓部27WAおよび27WBは、それ
ぞれシャッター板19の切欠部29bおよび切欠部29
cと重なり、図6(d)に示す如く、液晶表示パネル3
0および太陽電池10は露出し、太陽電池10の露出に
より、この太陽電池10によりコンデンサ11への充電
が再開される。
【0020】次に、モードスイッチSAを操作してモー
ドを切換えた場合の動作について説明する。この場合、
該操作を前記図4のステップS1で検出し、ステップS
2のスイッチ処理すなわち図5のフローチャートに進
む。そしてステップS30でモードスイッチSAが操作
されたことを検出し、その上でステップS31でモード
レジスタMの値を反転し(1のときは0、0のときは1
とし)、モードを切換え、ステップS32では、モード
レジスタMの値が0になったのか、すなわち時計モード
に切換えられたのかを判断する。時計モードに切換えら
れているときは、充電状態フラグFBの値が0か、すな
わち、現在、コンデンサ11は過充電状態にあるため窓
部27WBはシャッター板19により閉じられ太陽電池
10は光が照射されない状態にあるのかを判断し、当該
状態にあるときは、ステップS34〜S36までの各処
理を繰返す動作に進む。すなわちステップS34〜S3
6では、シャッター板回転位置レジスタSの値が60に
なるまでシャッター板19を1ステップずつ右回転しな
がら、その都度、シャッター板回転位置レジスタSの値
を1だけ大きいものとしていき、シャッター板回転位置
レジスタSの値が60に達したときは、それをステップ
S36で検出し、ステップS37に進む。結局、上記シ
ャッター板19の回転により窓部27WA、27WBは
閉じられて図6(a)の如くになる。そしてステップS
37では、シャッター板回転位置レジスタSの値を0に
戻しておき、次のステップS38では、既にシャッター
板19で覆われている液晶表示パネル30による表示動
作を停止する。
【0021】他方、ステップS33で、充電状態フラグ
FBの値は0でなく1であり、コンデンサ11は過充電
状態になっていないと判断したときは、ステップS39
〜S41の処理を繰返す動作へと進む。そして、このス
テップS39〜S41では、シャッター板回転位置レジ
スタSの値が15になるまでシャッター板19を1ステ
ップずつ右回転し、その都度、シャッター板回転位置レ
ジスタSの値を1だけ大きいものにしていき、またシャ
ッター板回転位置レジスタSの値が15に達したとき
は、それをステップS41で検出し、前記ステップS3
8の処理へと進む。以上の如き動作により、窓部27W
Aはシャッター板19のマスク部29eにより閉ざさ
れ、窓部27WBはシャッター板19の切欠部29bと
重なって開放されて、太陽電池10は露出され、図6
(b)の如くになる。
【0022】また、ステップS32でモードレジスタM
の値は0ではなく1であり、既に、時刻日付表示モード
になっていると判断したときは、ステップS45で充電
状態フラグFBの値が0になっているかすなわちコンデ
ンサ11が過充電状態になっているかを判断する。そし
てコンデンサ11が過充電状態になっているときは、ス
テップS46〜S48の各処理を繰返す動作に入る。ス
テップS46〜S48では、シャッター板回転位置レジ
スタSの値が30に達するまでシャッター板19を1ス
テップずつ右回転しては、その都度、シャッター板回転
位置レジスタSの値を1だけ大きいものにしていく。そ
して、シャッター板回転位置レジスタSの値が30に達
したときは、それをステップS48で検出して、次のス
テップS49では液晶表示パネル30での日付の表示を
開始する。以上の如き動作により、窓部27WAはシャ
ッター板19の開口部29aと重なって開放されて液晶
表示パネル30は露出し、窓部27WBはシャッター板
19のマスク部29eにより閉ざされ、図6(c)に示
す如くになる。
【0023】また、上記ステップS45で、充電状態フ
ラグFBの値が0でなく1となっており、コンデンサ1
1は、過充電状態になっていないを判断したときは、ス
テップS50〜S52の処理を繰返す動作に入る。ステ
ップS50〜S52ではシャッター板回転位置レジスタ
Sの値が45に達するまでシャッター板19を1ステッ
プずつ右回転しては、その都度、シャッター板回転位置
レジスタSの値を1だけ大きいものにしていく。そして
シャッター板回転位置レジスタSの値が45に達したと
きは、それをステップS52で検出して、次のステップ
S49では液晶表示パネル30での日付の表示を開始す
る。以上の如き動作により、図6(d)に示すように窓
部27WAはシャッター板19の切欠部29bと重なっ
て開放されて液晶表示パネル30は露出し、窓部27W
Bは切欠部29cと重なって開放されて太陽電池10も
露出し、コンデンサ11への充電を継続する。
【0024】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上詳述したように、太陽
電池を文字板に形成した開口の内部に設置し、該太陽電
池による蓄電手段への充電が過充電になった時点に上記
開口をシャッター板で閉じ、このシャッター板で太陽電
池を覆うようにした電子時計であるから、過充電に際し
電力を熱として放出する方法以外で対処し、かつ太陽電
池の外光への露出を必要としないときは、これを覆い外
観を良いものとすることができる電子時計の提供を可能
とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図。
【図2】上記実施例の外観を示す図。
【図3】シャッター板と液晶表示パネルおよび太陽電池
の位置関係を示す図。
【図4】本実施例の動作を示すフローチャート。
【図5】図4中のスイッチ処理を詳細に示すフローチャ
ート。
【図6】各種状態における文字板の窓部の開閉状態を示
す図。
【符号の説明】
10 太陽電池 11 コンデンサ 12 電圧検出回路 19 シャッター板 27WA、27WB 窓部 29a 開口部 29b、29c 切欠部 29d、29e、29f マスク部 30 液晶表示パネル 31 バンド取付部 M モードレジスタ S シャッター板回転位置レジスタ FA、FB 充電状態フラグ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップモータにより文字板上で指針を
    回転して時刻を表示する指針表示装置と、 前記文字板に形成された開口の下側に配置された太陽電
    池と、 前記文字板と前記太陽電池との間に設けられ前記文字板
    の開口を開閉するシャッター板と、 前記太陽電池の起電力により充電される蓄電手段と、 この蓄電手段の電圧を検出する検出手段と、 この検出手段で前記蓄電手段の電圧が一定値以上になっ
    たことが検出された際に前記文字板の開口が開かれてい
    る場合には前記シャッター板を移動して前記開口を閉じ
    るシャッター板移動制御手段とを備えることを特徴とす
    る電子時計。
JP33582591A 1991-11-27 1991-11-27 電子時計 Pending JPH05150055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33582591A JPH05150055A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 電子時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33582591A JPH05150055A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 電子時計

Publications (1)

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JPH05150055A true JPH05150055A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18292827

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