JPH0436036Y2 - - Google Patents
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- JPH0436036Y2 JPH0436036Y2 JP1987169125U JP16912587U JPH0436036Y2 JP H0436036 Y2 JPH0436036 Y2 JP H0436036Y2 JP 1987169125 U JP1987169125 U JP 1987169125U JP 16912587 U JP16912587 U JP 16912587U JP H0436036 Y2 JPH0436036 Y2 JP H0436036Y2
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- Japan
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- terminal
- winding
- electromagnet
- armature
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えば、プリント基板用、超薄形
の電磁継電器として好適な継電器に関する。
の電磁継電器として好適な継電器に関する。
例えば、電話関連機器用に用いられる超小型の
電磁継電器として、いわゆるシーソーバランス機
構を採用したものが知られている(昭和61年10月
11日発行の電波新聞参照)。
電磁継電器として、いわゆるシーソーバランス機
構を採用したものが知られている(昭和61年10月
11日発行の電波新聞参照)。
第8図はこのシーソーバランス機構の動作原理
図で、コイル3が巻かれた鉄心1とこれに続く継
鉄2a,2bはU字状に形成され、このU字状構
造の先端部、すなわち継鉄2a,2bの端部間に
N−S−N極に着磁された永久磁石4が取り付け
られている。そして、接点端子(図示せず)が取
りつけられ、永久磁石4の中央部の回動軸6を中
心に回転し、シーソー運動するようにされる接極
子5が永久磁石4の上に載置されている。
図で、コイル3が巻かれた鉄心1とこれに続く継
鉄2a,2bはU字状に形成され、このU字状構
造の先端部、すなわち継鉄2a,2bの端部間に
N−S−N極に着磁された永久磁石4が取り付け
られている。そして、接点端子(図示せず)が取
りつけられ、永久磁石4の中央部の回動軸6を中
心に回転し、シーソー運動するようにされる接極
子5が永久磁石4の上に載置されている。
このような構造において、コイル3に電流が流
れていない場合は、永久磁石4による磁束F1が
第8図で点線の矢印の示した方向に流れ、永久磁
石4のN極に対して、接極子5の端部5bがS極
となり、継鉄2bと接触した状態を保持する。コ
イル3に電流が流れて、コイル3による磁束F2
が第8図に実線で示した矢印の方向に流れると、
継鉄2bのN極磁性が弱められ端部5bが継鉄2
bに反発し、一方継鉄2aはN極磁性が強めら
れ、接極子5の端部5aを引き寄せ、接触する。
れていない場合は、永久磁石4による磁束F1が
第8図で点線の矢印の示した方向に流れ、永久磁
石4のN極に対して、接極子5の端部5bがS極
となり、継鉄2bと接触した状態を保持する。コ
イル3に電流が流れて、コイル3による磁束F2
が第8図に実線で示した矢印の方向に流れると、
継鉄2bのN極磁性が弱められ端部5bが継鉄2
bに反発し、一方継鉄2aはN極磁性が強めら
れ、接極子5の端部5aを引き寄せ、接触する。
この接極子5の端部5aと、継鉄2aとが接触
した状態から、再び、第8図に示した状態、すな
わち、接極子5の端部5bと、継鉄2bとが接触
する状態に戻すには、磁束を、第8図に実線で示
した矢印の方向とは、逆方向に発生させればよ
い。
した状態から、再び、第8図に示した状態、すな
わち、接極子5の端部5bと、継鉄2bとが接触
する状態に戻すには、磁束を、第8図に実線で示
した矢印の方向とは、逆方向に発生させればよ
い。
第9図は、上述したシーソーバランス機構の動
作原理を用いた、従来の電磁継電器の例を示す図
であり、第8図例と同様なものには同一符号を付
してある。
作原理を用いた、従来の電磁継電器の例を示す図
であり、第8図例と同様なものには同一符号を付
してある。
同図において、9は可動ばね、11は接極子5
の中央部に設けられ可動ばね支持部材である。可
動ばね9は可動ばね支持部材11に支持され、接
極子5によつて、駆動され、一方の端部が、例え
ば基台(図示せず)に設けられたNO接点端子7
と、他方の端部が基台に設けられたNC接点端子
8と電気的に接続する。10は、可動ばね9の中
央部が接続される共通端子である。
の中央部に設けられ可動ばね支持部材である。可
動ばね9は可動ばね支持部材11に支持され、接
極子5によつて、駆動され、一方の端部が、例え
ば基台(図示せず)に設けられたNO接点端子7
と、他方の端部が基台に設けられたNC接点端子
8と電気的に接続する。10は、可動ばね9の中
央部が接続される共通端子である。
ところで、この種の小形電磁継電器は、プリン
ト配線基板に対し、端子ピンにより取り付けるこ
とが可能な構造とされている。つまり、第9図に
示したような電磁継電器の構造部品が箱形のカバ
ー等でおおわれ、その箱形カバーの底面より出力
ピンが導出される構造とされるのが一般的であ
る。そして、出力ピンの位置は一度定まると変え
ないようにするのが、この種部品の場合に一般的
である。このため、コイル3と出力ピンとの接続
の仕方が問題となる。
ト配線基板に対し、端子ピンにより取り付けるこ
とが可能な構造とされている。つまり、第9図に
示したような電磁継電器の構造部品が箱形のカバ
ー等でおおわれ、その箱形カバーの底面より出力
ピンが導出される構造とされるのが一般的であ
る。そして、出力ピンの位置は一度定まると変え
ないようにするのが、この種部品の場合に一般的
である。このため、コイル3と出力ピンとの接続
の仕方が問題となる。
第10図はコイル3と出力ピンとの接続の構造
の従来例を示す図である。
の従来例を示す図である。
同図において、400はコイル3等、第9図例
の部品を載置する基台で、側壁410を有してお
り、この基台400に対し、箱形のカバーが蓋と
してかぶせられ、全体の密閉がなされる。
の部品を載置する基台で、側壁410を有してお
り、この基台400に対し、箱形のカバーが蓋と
してかぶせられ、全体の密閉がなされる。
この基台400のコイル3の巻回軸方向の一端
側が臨む側壁410部分は図のように切り欠かれ
た切欠部600とされる。
側が臨む側壁410部分は図のように切り欠かれ
た切欠部600とされる。
700及び710はコイル3の巻き始め端及び
巻き終わり端が接続される巻線端子で、コイル3
の巻回軸方向に突出している。そして、この巻線
端子700及び710が基台400の側壁410
の切欠部600のところにくるようにしてコイル
3は基台400に載置される。
巻き終わり端が接続される巻線端子で、コイル3
の巻回軸方向に突出している。そして、この巻線
端子700及び710が基台400の側壁410
の切欠部600のところにくるようにしてコイル
3は基台400に載置される。
そして、基台400からは例えばプリント基板
の孔に挿入されるべき複数の出力ピン900が導
出され、そのうちの2本の出力ピンが巻線端子 700及び710と接続されるべきものとされ
る。そして、これらの2本の出力ピンは側壁41
0内にモールドされた導体800及び810を介
して、切欠部600から、側壁410の壁面方向
に沿う方向に突出する端子片590及び591と
接続されている。
の孔に挿入されるべき複数の出力ピン900が導
出され、そのうちの2本の出力ピンが巻線端子 700及び710と接続されるべきものとされ
る。そして、これらの2本の出力ピンは側壁41
0内にモールドされた導体800及び810を介
して、切欠部600から、側壁410の壁面方向
に沿う方向に突出する端子片590及び591と
接続されている。
そして、コイル3の巻線端子700,710
は、側壁の切欠部600において、端子片59
0,591と接触するように配置され、この状態
において、巻線端子700と端子片590、巻線
端子710と端子片591とが、側壁410の切
欠部600にて半田付等で接合される。そして、
カバー(図示せず)が基台400に被せられた後
に、この基台400の底面部にシール材が施され
て、出力ピン900等がシールされる。
は、側壁の切欠部600において、端子片59
0,591と接触するように配置され、この状態
において、巻線端子700と端子片590、巻線
端子710と端子片591とが、側壁410の切
欠部600にて半田付等で接合される。そして、
カバー(図示せず)が基台400に被せられた後
に、この基台400の底面部にシール材が施され
て、出力ピン900等がシールされる。
上述した従来の電磁継電器においては、基台4
00の側壁410に、巻線端子700,710と
基台400の端子片590,591との接続箇所
があるので、この端子片590,591と基台4
00の出力ピン900とを接続する導体800及
び810のパターンが複雑なものとなつてしま
う。
00の側壁410に、巻線端子700,710と
基台400の端子片590,591との接続箇所
があるので、この端子片590,591と基台4
00の出力ピン900とを接続する導体800及
び810のパターンが複雑なものとなつてしま
う。
また、従来の電磁継電器においては巻線端子7
00,710と端子片590,591との接合作
業を基台の側壁410で行なつた後、カバーを
し、出力ピン900等のシール作業を基台の底面
部で行うようにしている。したがつて、従来で
は、この端子片接合作業と、シール作業とは、
別々の工程で行なわれなければならず、作業効率
が悪いという欠点があつた。
00,710と端子片590,591との接合作
業を基台の側壁410で行なつた後、カバーを
し、出力ピン900等のシール作業を基台の底面
部で行うようにしている。したがつて、従来で
は、この端子片接合作業と、シール作業とは、
別々の工程で行なわれなければならず、作業効率
が悪いという欠点があつた。
本考案の小型電磁継電器は、その例が第1図に
示されている様に、コイル21が巻かれた鉄心の
端部に、巻線つば部23a,23bが形成され、
この巻線つば部23a,23bにコイル21の巻
回軸方向に対し、直交する方向に突出した端子片
25a,25b,25c,25dが形成された電
磁石20と、この電磁石20が載置され、板面方
向の一部の電磁石20の端子片25a,25b,
25c,25dが当接する部分が切り欠かれこの
切欠部CT1,CT2に、外部端子と接続された端
子片59a,59b,59c、59dが露呈され
る基台40と、電磁石20を内部に収納し、底面
を基台40とする箱形カバー60とを有し、電磁
石20の端子片25a,25b,25c,25d
と基台40の端子片59a,59b,59c、5
9dとを切欠部CT1,CT2において接近又は接
触させて接合部とするとともにこの接合部が基台
40の切欠部CT1,CT2より外部に臨むように
してなるものである。
示されている様に、コイル21が巻かれた鉄心の
端部に、巻線つば部23a,23bが形成され、
この巻線つば部23a,23bにコイル21の巻
回軸方向に対し、直交する方向に突出した端子片
25a,25b,25c,25dが形成された電
磁石20と、この電磁石20が載置され、板面方
向の一部の電磁石20の端子片25a,25b,
25c,25dが当接する部分が切り欠かれこの
切欠部CT1,CT2に、外部端子と接続された端
子片59a,59b,59c、59dが露呈され
る基台40と、電磁石20を内部に収納し、底面
を基台40とする箱形カバー60とを有し、電磁
石20の端子片25a,25b,25c,25d
と基台40の端子片59a,59b,59c、5
9dとを切欠部CT1,CT2において接近又は接
触させて接合部とするとともにこの接合部が基台
40の切欠部CT1,CT2より外部に臨むように
してなるものである。
電磁石20の端子片25a,25b,25c,
25dと基台40の端子片59a,59b,59
c、59dとが切欠部CT1,CT2において接近
又は接触させて接合部とするとともにこの接合部
が上記端子板の切欠部CT1,CT2より外部に臨
む。
25dと基台40の端子片59a,59b,59
c、59dとが切欠部CT1,CT2において接近
又は接触させて接合部とするとともにこの接合部
が上記端子板の切欠部CT1,CT2より外部に臨
む。
したがつて、電磁継電器を組上げた状態で、後
から切欠部CT1,CT2のところで、端子片25
a,25b,25c,25dと端子片59a,5
9b,59c、59dとをレーザや半田等により
接合できる。
から切欠部CT1,CT2のところで、端子片25
a,25b,25c,25dと端子片59a,5
9b,59c、59dとをレーザや半田等により
接合できる。
第1図は、この考案の一実施例の超小形電磁継
電器の分解斜視図である。
電器の分解斜視図である。
同図において、20は電磁石であり、21は、
鉄心に巻かれた巻線、23a,23bは、樹脂等
からなる巻線つば、22a,22bは、上述した
鉄心の両端部から、この鉄心から直交する方向に
延びる継鉄であり、全体としてコ字状となつてい
る。そして、25a,25bならびに25c,2
5dは、上述した鉄心の両端部から、この鉄心と
継鉄22a,22bとに直交する方向、すなわち
コイル巻回軸方向に直交する方向に突出した2対
の巻線端子で、これら端子25a,25b,及び
25c,25dは巻線つば23a及び23bと一
体の樹脂からなるモールド部24a,24bに、
後述するように埋め込まれている。
鉄心に巻かれた巻線、23a,23bは、樹脂等
からなる巻線つば、22a,22bは、上述した
鉄心の両端部から、この鉄心から直交する方向に
延びる継鉄であり、全体としてコ字状となつてい
る。そして、25a,25bならびに25c,2
5dは、上述した鉄心の両端部から、この鉄心と
継鉄22a,22bとに直交する方向、すなわち
コイル巻回軸方向に直交する方向に突出した2対
の巻線端子で、これら端子25a,25b,及び
25c,25dは巻線つば23a及び23bと一
体の樹脂からなるモールド部24a,24bに、
後述するように埋め込まれている。
27は、継鉄22aと22bとを橋渡しするよ
うに、配置される板状の継鉄部材、26は例えば
図上、上面部がN極に下面部がS極に着磁された
板状の永久磁石で、継鉄部材27に磁気的にはり
つけられる。31は、板状の接極子であり、この
接極子31の長手方向の中央部には回転軸32が
設けられている。
うに、配置される板状の継鉄部材、26は例えば
図上、上面部がN極に下面部がS極に着磁された
板状の永久磁石で、継鉄部材27に磁気的にはり
つけられる。31は、板状の接極子であり、この
接極子31の長手方向の中央部には回転軸32が
設けられている。
33a,33bは、接極子31の後述する回動
ばね34側の片面部に設けられた絶縁性カード、
つまり、絶縁性の突起部である。
ばね34側の片面部に設けられた絶縁性カード、
つまり、絶縁性の突起部である。
28は、永久磁石26と接極子31との間に配
される板状の平衡ばねであり、この平衡ばね28
の両端部29a,29bは、ほぼ直角に曲げられ
ている。なお、30a,30bはこの平衡ばね2
8に形成されたへ字形の接極子押圧片である。
される板状の平衡ばねであり、この平衡ばね28
の両端部29a,29bは、ほぼ直角に曲げられ
ている。なお、30a,30bはこの平衡ばね2
8に形成されたへ字形の接極子押圧片である。
接極子31は、継鉄22aと22bとを橋渡し
するように配置され継鉄部材27と接極子31と
の間に、永久磁石26、そして平衡ばね28が配
置される。
するように配置され継鉄部材27と接極子31と
の間に、永久磁石26、そして平衡ばね28が配
置される。
34は、接極子31と後述する基台40の電気
的接点形成部41との間に配置される可動ばねで
ある。この可動ばね34は、それぞれ対の棒状ば
ね部材35a及び35bと、これら対の棒状ばね
部材35a及び35bの中央部を連結する連結部
材36からなる。対の棒状ばね部材35aの中央
部には、中央電気的接点部37aそして両端部に
は端部電気的接点部38a,38cが形成されて
いる。また、他の対の棒状ばね部材35bのそれ
ぞれの中央部には、中央電気的接点部37a、そ
して両端部には端部38b,38dが形成されて
いる。そして連結部材36には、棒状のばね部材
35a,35bと直交する方向、つまり、図では
下方向に延びる1対の長手方向位置規制用突起が
形成されている。この可動ばね34は、接極子3
1のカード33a,33bに押圧され、中央電気
的接点部37a,37bを中心として、シーソー
運動する。
的接点形成部41との間に配置される可動ばねで
ある。この可動ばね34は、それぞれ対の棒状ば
ね部材35a及び35bと、これら対の棒状ばね
部材35a及び35bの中央部を連結する連結部
材36からなる。対の棒状ばね部材35aの中央
部には、中央電気的接点部37aそして両端部に
は端部電気的接点部38a,38cが形成されて
いる。また、他の対の棒状ばね部材35bのそれ
ぞれの中央部には、中央電気的接点部37a、そ
して両端部には端部38b,38dが形成されて
いる。そして連結部材36には、棒状のばね部材
35a,35bと直交する方向、つまり、図では
下方向に延びる1対の長手方向位置規制用突起が
形成されている。この可動ばね34は、接極子3
1のカード33a,33bに押圧され、中央電気
的接点部37a,37bを中心として、シーソー
運動する。
40は、プリント基板等に載置される基台であ
る。この基台40には電気的接点形成部41が設
けられる。この形成部41において、42a及び
42bは、それぞれ対の棒状ばね部材35a及び
35bの中央接点部37a及び37bと接触する
電気的接点部である。また、43a及び43b
は、ばね部材35a及び35bのシーソ運動にと
もなつて、それぞれ、ばね部材35a及び35b
の端部接点部38a及び38bと接触あるいは離
間する電気的接点部である。43c,43dは、
ばね部材35a及び35bのシーソ運動にともな
つて、それぞれ、ばね部材35a及び35bの端
部接点部38c及び38dと、接触あるいは離間
する電気的接点部である。なお、接点部42a及
び42bの近傍に設けられる穴は、可動ばね34
の連結部材36の位置決め用突起39が嵌合され
る位置決め用穴65である。
る。この基台40には電気的接点形成部41が設
けられる。この形成部41において、42a及び
42bは、それぞれ対の棒状ばね部材35a及び
35bの中央接点部37a及び37bと接触する
電気的接点部である。また、43a及び43b
は、ばね部材35a及び35bのシーソ運動にと
もなつて、それぞれ、ばね部材35a及び35b
の端部接点部38a及び38bと接触あるいは離
間する電気的接点部である。43c,43dは、
ばね部材35a及び35bのシーソ運動にともな
つて、それぞれ、ばね部材35a及び35bの端
部接点部38c及び38dと、接触あるいは離間
する電気的接点部である。なお、接点部42a及
び42bの近傍に設けられる穴は、可動ばね34
の連結部材36の位置決め用突起39が嵌合され
る位置決め用穴65である。
この電気的接点形成部41の周縁は隔壁57に
より囲まれている。
より囲まれている。
47〜52は、プリント基板等に設けられた孔
に挿入される基台40から導入された出力ピンで
ある。また、第1図には示されていないが、53
〜56も出力ピン47〜52と同様な出力ピンで
ある。
に挿入される基台40から導入された出力ピンで
ある。また、第1図には示されていないが、53
〜56も出力ピン47〜52と同様な出力ピンで
ある。
基台40の電気的接点部41の底面部には、電
気的接点部42a,42bと例えば出力ピン4
9,54とを接続する配線パターン46a,46
bと、電気的接点部43a,43bと例えば出力
ピン50,55とを接続する配線パターン45
a,45bと,電気的接点部43c,43dと例
えば出力ピン48,53とを接続する配線パター
ン45c,45dとが形成されている。
気的接点部42a,42bと例えば出力ピン4
9,54とを接続する配線パターン46a,46
bと、電気的接点部43a,43bと例えば出力
ピン50,55とを接続する配線パターン45
a,45bと,電気的接点部43c,43dと例
えば出力ピン48,53とを接続する配線パター
ン45c,45dとが形成されている。
さらに、基台40には、電気的接点形成部41
の底面部が延長した板状体からなり、電磁石20
の巻線21が配置される巻線配置部58が設けら
れる。この巻線配置部58の長手方向の両端部
は、一部、切り欠かれて切欠部CT1,CT2が形
成される。そして、切欠部CT1には電磁石20の
巻線端子25c,25dと接続される端子片59
c,59dが導出され、切欠部CT2には巻線出力
端子25a,25bと接続される端子片59a,
59bが導入される。なお、第1図には、巻線端
子25aと接続される端子片59aが示されてい
ない。なお、後述するように、この継電器の組み
立て後、巻線端子25a,25b,25c,25
d,と端子片59a,59b,59c、59dと
は、切欠部CT1,CT2において、接近又は接触す
る。そして、レーザ又は半田等によつて、両者が
接合される。
の底面部が延長した板状体からなり、電磁石20
の巻線21が配置される巻線配置部58が設けら
れる。この巻線配置部58の長手方向の両端部
は、一部、切り欠かれて切欠部CT1,CT2が形
成される。そして、切欠部CT1には電磁石20の
巻線端子25c,25dと接続される端子片59
c,59dが導出され、切欠部CT2には巻線出力
端子25a,25bと接続される端子片59a,
59bが導入される。なお、第1図には、巻線端
子25aと接続される端子片59aが示されてい
ない。なお、後述するように、この継電器の組み
立て後、巻線端子25a,25b,25c,25
d,と端子片59a,59b,59c、59dと
は、切欠部CT1,CT2において、接近又は接触す
る。そして、レーザ又は半田等によつて、両者が
接合される。
なお、巻線配置部58には、電気的接点形成部
に設けられているような離壁はない。そして、端
子片59a〜59dは、巻線配置部58の板面方
向に延び、これら端子片59a〜59dと巻線配
置部58とは、ほぼ同一平面上になるようになつ
ている。
に設けられているような離壁はない。そして、端
子片59a〜59dは、巻線配置部58の板面方
向に延び、これら端子片59a〜59dと巻線配
置部58とは、ほぼ同一平面上になるようになつ
ている。
60は、上述した電磁石20等を被うカバーで
ある。このカバー60の内部には、継鉄部材2
7、永久磁石26、平衡ばね28、接極子31、
可動ばね34の配置位置を規制する位置規制板6
1a,61bが植立されている。この位置規制板
61a,60bには、接極子31の回動軸32が
嵌合される凹部63a,63bが形成された回転
軸規制部62a、62bが設けられている。64
a,64b,64c,64dは、第1図例の電磁
継電器がプリント基板等に装着される際に、この
プリント基板と当接するための突起である。
ある。このカバー60の内部には、継鉄部材2
7、永久磁石26、平衡ばね28、接極子31、
可動ばね34の配置位置を規制する位置規制板6
1a,61bが植立されている。この位置規制板
61a,60bには、接極子31の回動軸32が
嵌合される凹部63a,63bが形成された回転
軸規制部62a、62bが設けられている。64
a,64b,64c,64dは、第1図例の電磁
継電器がプリント基板等に装着される際に、この
プリント基板と当接するための突起である。
第2図は、基台40の平面図である。
同図において、47Pは出力ピン47と端子片
59cとを接続する配線パターン、51Pは出力
ピン51と端子片59aとを接続する配線パター
ン、52Pは出力ピン52と端子片59dとを接
続する配線パターン、56Pは出力ピン56と端
子片59bとを接続する配線パターンである。
59cとを接続する配線パターン、51Pは出力
ピン51と端子片59aとを接続する配線パター
ン、52Pは出力ピン52と端子片59dとを接
続する配線パターン、56Pは出力ピン56と端
子片59bとを接続する配線パターンである。
これらの配線パターン47P,51P,52
P,56Pは、配線パターン45a〜45d,4
6a,46bと同様に、基台40の底面部に形成
されている。
P,56Pは、配線パターン45a〜45d,4
6a,46bと同様に、基台40の底面部に形成
されている。
そして、前述の端子片59a,59bが切欠部
CT2において、露呈しており、端子片59c、
59dが切欠部CT1において、露呈している。
CT2において、露呈しており、端子片59c、
59dが切欠部CT1において、露呈している。
尚、図において、破線で示す配線パターン部分
は、底面部内にパターンを構成する銅板が埋め込
まれ、外部に露呈していないことを示している。
は、底面部内にパターンを構成する銅板が埋め込
まれ、外部に露呈していないことを示している。
第1図例の電磁継電器は、一方向組み立てが行
なわれる。つまり、例えば、最初にカバー60を
その開口部が上となるようにして置き、次に継鉄
部材27、永久磁石26、電磁石20、平衡ばね
28そして接極子31を組み立てたものを、カバ
ー60内に嵌入する。そして、カバー60内に嵌
入された接極子31の上に回動ばね34を載置す
る。そして、基台40を、その出力ピン47〜5
6を上方に向けた状態にて、カバー60内に嵌入
する。
なわれる。つまり、例えば、最初にカバー60を
その開口部が上となるようにして置き、次に継鉄
部材27、永久磁石26、電磁石20、平衡ばね
28そして接極子31を組み立てたものを、カバ
ー60内に嵌入する。そして、カバー60内に嵌
入された接極子31の上に回動ばね34を載置す
る。そして、基台40を、その出力ピン47〜5
6を上方に向けた状態にて、カバー60内に嵌入
する。
第3図は、組み立て終了後の第1図例の電磁継
電器を示す図である。
電器を示す図である。
同図に示した組み立て終了後の状態にて、端子
片59aと電磁石20の巻線端子25a、また5
9bと25b、また59cと25c、そして59
dと25dとがレーザー又は半田付けなどによつ
て接合される。そして、出力ピン47〜56等が
シールされる。
片59aと電磁石20の巻線端子25a、また5
9bと25b、また59cと25c、そして59
dと25dとがレーザー又は半田付けなどによつ
て接合される。そして、出力ピン47〜56等が
シールされる。
図の例では、組み立て終了後、端子片59a,
59b,59c、59dと電磁石20の巻線端子
25a,25b,25c,25dとの接合、なら
びに、出力ピン47〜56等のシールが、この継
電器の一面上で行なえるので、その作業が容易で
ある。
59b,59c、59dと電磁石20の巻線端子
25a,25b,25c,25dとの接合、なら
びに、出力ピン47〜56等のシールが、この継
電器の一面上で行なえるので、その作業が容易で
ある。
第4図は、第1図例の継電器の基台40の端子
片59a,59bが設けられた部分と、電磁石2
0の巻線端子25a,25bが設けられた部分の
拡大図である。
片59a,59bが設けられた部分と、電磁石2
0の巻線端子25a,25bが設けられた部分の
拡大図である。
同図において、70a,70bはモールド部2
4aに形成され、継鉄22aが配置されている側
面と反対の側面から突起する巻線端子である。こ
の巻線端子70aには、巻線つば23aに形成さ
れた切欠部23acを通って、巻線21の一端が
接続されている。そして、巻線端子70bには、
巻線つば23aに形成された切欠部(図示せず)
を通って、巻線21の他端が接続されている。そ
して、これらの巻線端子70a,70bはモール
ド部24aの内部に形成されたL字状の導電部材
71L,70Lを介して、巻線端子25a,25
bに接続されている。24Pはこれら巻線端子2
5a,25bが配置された部分に形成され、基台
40の切欠部CT2と嵌合される階段状の凸部であ
る。なお、モールド部24bは、上述したモール
ド部24aと同様な構成となつており、このモー
ルド部24bに形成された階段状の凸部が基台4
0の切欠部CT1と嵌合される。
4aに形成され、継鉄22aが配置されている側
面と反対の側面から突起する巻線端子である。こ
の巻線端子70aには、巻線つば23aに形成さ
れた切欠部23acを通って、巻線21の一端が
接続されている。そして、巻線端子70bには、
巻線つば23aに形成された切欠部(図示せず)
を通って、巻線21の他端が接続されている。そ
して、これらの巻線端子70a,70bはモール
ド部24aの内部に形成されたL字状の導電部材
71L,70Lを介して、巻線端子25a,25
bに接続されている。24Pはこれら巻線端子2
5a,25bが配置された部分に形成され、基台
40の切欠部CT2と嵌合される階段状の凸部であ
る。なお、モールド部24bは、上述したモール
ド部24aと同様な構成となつており、このモー
ルド部24bに形成された階段状の凸部が基台4
0の切欠部CT1と嵌合される。
第5図は、組み上げた状態の第1図例の電磁継
電器の部分断面図である。
電器の部分断面図である。
同図Aは、接極子31が反時計方向に回転駆動
させられ、そして、この接極子31のカード33
a,33bを介して、回動ばね34が回転駆動さ
せられた図である。同図Aにおいて、可動ばね3
4の中央接点部37aと基台40の電気的接点形
成部41の接点部42aとが接続され、そして、
可動ばね34の端部接点部38cと接点部43c
とが接続されている。この結果、接点42aと4
3cとが接続される。この状態においては、可動
ばね34の左側部分、すなわち、接点37aと3
8cとの間は、カード33bに押圧されて、少
し、たわんだ状態となつている。そして、可動ば
ね34の右側部分は上方にシーソーに運動により
持ち上げられ、接点部38aと43aとが離間さ
せられている。
させられ、そして、この接極子31のカード33
a,33bを介して、回動ばね34が回転駆動さ
せられた図である。同図Aにおいて、可動ばね3
4の中央接点部37aと基台40の電気的接点形
成部41の接点部42aとが接続され、そして、
可動ばね34の端部接点部38cと接点部43c
とが接続されている。この結果、接点42aと4
3cとが接続される。この状態においては、可動
ばね34の左側部分、すなわち、接点37aと3
8cとの間は、カード33bに押圧されて、少
し、たわんだ状態となつている。そして、可動ば
ね34の右側部分は上方にシーソーに運動により
持ち上げられ、接点部38aと43aとが離間さ
せられている。
逆に、この接極子31を時計方向に回転駆動す
れば、接点部38cと43cとは離間し、そし
て、接点部38aと43aとが接続される。
れば、接点部38cと43cとは離間し、そし
て、接点部38aと43aとが接続される。
第5図Bは、接極子31が回転駆動中の接点部
同士がいずれも接触しないときの状態を示す図で
ある。この図に示すように、接点38cと43c
ならびに接点38aと43aとは、ともに離間し
た状態であるが、可動ばね34の中央部の接点部
37aと、基台40の接点部42aとは、接続さ
れた状態にある。そして、この状態において、可
動ばね34は2つのカード33a,33bを介し
て押圧されながら、回転駆動させられる。そし
て、この状態から例えば接点38aと43aとが
接続された状態となると前述したように可動ばね
34の右側部分、すなわち接点37aと38aと
の間には、カード33aに押圧されて、少し、た
わんだ状態となる。
同士がいずれも接触しないときの状態を示す図で
ある。この図に示すように、接点38cと43c
ならびに接点38aと43aとは、ともに離間し
た状態であるが、可動ばね34の中央部の接点部
37aと、基台40の接点部42aとは、接続さ
れた状態にある。そして、この状態において、可
動ばね34は2つのカード33a,33bを介し
て押圧されながら、回転駆動させられる。そし
て、この状態から例えば接点38aと43aとが
接続された状態となると前述したように可動ばね
34の右側部分、すなわち接点37aと38aと
の間には、カード33aに押圧されて、少し、た
わんだ状態となる。
なお、図示した例では、カード33a,33b
は、接極子31に固定されているが、可動ばね3
4に固定してもよく、その場合も、カード33
a,33bが接極子31に固定されている場合と
同様の動作をなすことは容易に理解されよう。
は、接極子31に固定されているが、可動ばね3
4に固定してもよく、その場合も、カード33
a,33bが接極子31に固定されている場合と
同様の動作をなすことは容易に理解されよう。
ただし、接極子31にカード33a,33bが
固定されていれば、可動ばね34は自由にたわむ
ことができ、この可動ばね34にカード33a,
33bが固定されている場合に比較して、回動ば
ね34に対して切断等の余分の力が加わることが
ない。したがつて、カード33a,33bは接極
子31側に固定されていた方が、カードが可動ば
ねに固定された場合に比べて、可動ばねの寿命は
永いものとなる。
固定されていれば、可動ばね34は自由にたわむ
ことができ、この可動ばね34にカード33a,
33bが固定されている場合に比較して、回動ば
ね34に対して切断等の余分の力が加わることが
ない。したがつて、カード33a,33bは接極
子31側に固定されていた方が、カードが可動ば
ねに固定された場合に比べて、可動ばねの寿命は
永いものとなる。
第6図は、平面実装用継電器の場合の例を示す
図である。この第6図例と第1図例との異なると
ころは、出力ピンの形状であり、他の部分は、同
様な構成なつている。
図である。この第6図例と第1図例との異なると
ころは、出力ピンの形状であり、他の部分は、同
様な構成なつている。
第6図において、72は、基台40に設けられ
た出力ピンである。この出力ピン72は、平面実
装を行なうために、図示したように、L字状に曲
げられている。そして、この出力ピンが、プリン
ト基板等に当接するようにして、継電器が、プリ
ント基板等に載置される。
た出力ピンである。この出力ピン72は、平面実
装を行なうために、図示したように、L字状に曲
げられている。そして、この出力ピンが、プリン
ト基板等に当接するようにして、継電器が、プリ
ント基板等に載置される。
第7図は、回動ばね34と基台40との結合部
の他の実施例を示す図である。
の他の実施例を示す図である。
同図において、67は、ばね部材35aと35b
とを連結する連結部材である。68は、連結部材
67の、基台40電気的接点形成部41と対向す
る部分に形成された凸部である。そして66a,
66bは、基台40の電気的接点形成部41の、
接点部42aと42bとの間に形成された1対の
突出部である。この一対の突出部66a,66b
は、接点部42aと42bとを結ぶ直線を間にし
て、お互いに対向するように形成されている。そ
して、突出部66aと66bとの間に、上述した
連結部材67の凸部68が嵌入される。そして、
これら突出部66a,66bによつて、回動ばね
34の位置が規制される。つまり回動ばね34の
ばね部材35a,35bの長手方向への移動が規
制される。
とを連結する連結部材である。68は、連結部材
67の、基台40電気的接点形成部41と対向す
る部分に形成された凸部である。そして66a,
66bは、基台40の電気的接点形成部41の、
接点部42aと42bとの間に形成された1対の
突出部である。この一対の突出部66a,66b
は、接点部42aと42bとを結ぶ直線を間にし
て、お互いに対向するように形成されている。そ
して、突出部66aと66bとの間に、上述した
連結部材67の凸部68が嵌入される。そして、
これら突出部66a,66bによつて、回動ばね
34の位置が規制される。つまり回動ばね34の
ばね部材35a,35bの長手方向への移動が規
制される。
なお、その他の部分については、第1図例と第
7図例とは、同様であるので、説明は省略する。
7図例とは、同様であるので、説明は省略する。
以上のように、この考案によれば、第3図に示
したように、電磁石20の巻線端子25a,25
b,25c,25dと、基台40の端子片59
a,59b,59c、59dとの接続部分はこの
基台40の出力ピン導出方向より臨むことがで
き、よつて、両者の接合を電磁継電器の組立て後
に、半田やレーザで行なうことができ、作業効率
が良い。
したように、電磁石20の巻線端子25a,25
b,25c,25dと、基台40の端子片59
a,59b,59c、59dとの接続部分はこの
基台40の出力ピン導出方向より臨むことがで
き、よつて、両者の接合を電磁継電器の組立て後
に、半田やレーザで行なうことができ、作業効率
が良い。
また第1図例の場合には、一方向に積み上げれ
ば、継電器を組立てられるので、組立て作業が容
易であり、組立て作業の自動化も可能である。
ば、継電器を組立てられるので、組立て作業が容
易であり、組立て作業の自動化も可能である。
また、以上述べた電磁継電器によれば、可動ば
ねは、この可動ばねの中央接点部で固定されるこ
となく、この中央接点部を支点として、回転自在
となるように、なされているので、可動ばねに大
きな切断力が加えられることはなく、可動ばねの
寿命が永いという効果がある。
ねは、この可動ばねの中央接点部で固定されるこ
となく、この中央接点部を支点として、回転自在
となるように、なされているので、可動ばねに大
きな切断力が加えられることはなく、可動ばねの
寿命が永いという効果がある。
そして、可動ばねのほぼ全長をばねの有効部分
とすることができるので、従来よりも小形の可動
ばねを用いることができ、継電器も小形化するこ
とができる。
とすることができるので、従来よりも小形の可動
ばねを用いることができ、継電器も小形化するこ
とができる。
そして、可動ばねの回転により、この可動ばね
の両端接点部が開閉されるようになされているの
で、開閉接点組が容易に実現できる。
の両端接点部が開閉されるようになされているの
で、開閉接点組が容易に実現できる。
この考案によれば、電磁石のコイルの、巻線端
子をこのコイルの巻回軸方向と直交する方向に導
出するとともに、この電磁石を載置する、基台
の、巻線端子と接合すべき端子片は基台の一部を
切欠いて、その切欠部から板面方向に導出させ、
電磁石を基台に載置したとき巻線端子と端子片と
が直交して接近又は接触させ、この接合部を基台
の出力ピン導出側に臨ませるようにしたから、カ
バーかぶせて電磁継電器を組み上げた後にも上記
接触部は外部に露呈している。したがつて、組み
上げ後、レーザや半田等により巻線端子と端子片
との接合ができ、組み立て作業能率が良く、さら
には自動組み立てが可能になる。
子をこのコイルの巻回軸方向と直交する方向に導
出するとともに、この電磁石を載置する、基台
の、巻線端子と接合すべき端子片は基台の一部を
切欠いて、その切欠部から板面方向に導出させ、
電磁石を基台に載置したとき巻線端子と端子片と
が直交して接近又は接触させ、この接合部を基台
の出力ピン導出側に臨ませるようにしたから、カ
バーかぶせて電磁継電器を組み上げた後にも上記
接触部は外部に露呈している。したがつて、組み
上げ後、レーザや半田等により巻線端子と端子片
との接合ができ、組み立て作業能率が良く、さら
には自動組み立てが可能になる。
そして、この場合には、基台に設ける出力ピン
と端子片間の接続のための導体は、基台の板面方
向だけを引き回せばよいので、従来のように側壁
に回り込ませる必要がなく、構成が簡単である。
と端子片間の接続のための導体は、基台の板面方
向だけを引き回せばよいので、従来のように側壁
に回り込ませる必要がなく、構成が簡単である。
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図はその一部の平面図、第3図は第1図例の継
電器の組み立て終了後の斜視図、第4図は第1図
例の継電器の部分拡大図、第5図は第1図例の部
分断面図、第6図は平面実装用継電器の例を示す
図、第7図はこの考案の他の実施例を示す図、第
8図は電磁継電器の動作原理図、第9図は従来の
継電器の例を示す図、第10図は従来のコイルと
出力ピンとの接続手段を示す図である。 20は電磁石、21は巻線、24a,24bは
モールド部、25a〜25dは電磁石の端子片、
40は基台、58は巻線配置部、59a〜59d
は基台の端子片である。
2図はその一部の平面図、第3図は第1図例の継
電器の組み立て終了後の斜視図、第4図は第1図
例の継電器の部分拡大図、第5図は第1図例の部
分断面図、第6図は平面実装用継電器の例を示す
図、第7図はこの考案の他の実施例を示す図、第
8図は電磁継電器の動作原理図、第9図は従来の
継電器の例を示す図、第10図は従来のコイルと
出力ピンとの接続手段を示す図である。 20は電磁石、21は巻線、24a,24bは
モールド部、25a〜25dは電磁石の端子片、
40は基台、58は巻線配置部、59a〜59d
は基台の端子片である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コイルが巻かれた鉄心の端部に、巻線つば部が
形成され、この巻線つば部に上記コイルの巻回軸
方向に対し、直交する方向に突出した端子片が形
成された電磁石と、 上記電磁石が載置され、板面方向の一部の上記
電磁石の上記端子片が当接する部分が切り欠か
れ、この切欠部に外部端子と接続された端子片が
露呈される基台と、 上記電磁石を内部に収納し、底面を上記基台と
する箱型カバーとを有し、 上記電磁石の上記端子片と上記基台の上記端子
片とを上記切欠部において接近又は接触させて接
合部とするとともにこの接合部が上記基台の切欠
部より外部に臨むようにしてなる小型電磁継電
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987169125U JPH0436036Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987169125U JPH0436036Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0173741U JPH0173741U (ja) | 1989-05-18 |
JPH0436036Y2 true JPH0436036Y2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=31458902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987169125U Expired JPH0436036Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436036Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836543B2 (ja) * | 1976-09-17 | 1983-08-10 | 松下電器産業株式会社 | 出力回路の保護装置 |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP1987169125U patent/JPH0436036Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836543B2 (ja) * | 1976-09-17 | 1983-08-10 | 松下電器産業株式会社 | 出力回路の保護装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0173741U (ja) | 1989-05-18 |
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