JPH04302895A - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents
ダイナミック型半導体記憶装置Info
- Publication number
- JPH04302895A JPH04302895A JP3091707A JP9170791A JPH04302895A JP H04302895 A JPH04302895 A JP H04302895A JP 3091707 A JP3091707 A JP 3091707A JP 9170791 A JP9170791 A JP 9170791A JP H04302895 A JPH04302895 A JP H04302895A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- peripheral circuit
- output
- generates
- circuit section
- Prior art date
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- Semiconductor Memories (AREA)
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Dram (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型メモリ
セルを集積した半導体記憶装置(DRAM)に係り、特
に周辺回路部の改良に関する。
セルを集積した半導体記憶装置(DRAM)に係り、特
に周辺回路部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMは、半導体記憶装置の中で最も
大容量化に適しており、現在0.5μm デザインルー
ルを用いた16MビットDRAMがサンプル出荷され、
0.35〜0.4μm デザインルールを用いた64M
ビットDRAMが試作段階にある。今後更に高集積化が
進むと、21世紀初頭には、0.1μm デザインルー
ルを用いた4GMビットDRAMが出現するものと予想
される。
大容量化に適しており、現在0.5μm デザインルー
ルを用いた16MビットDRAMがサンプル出荷され、
0.35〜0.4μm デザインルールを用いた64M
ビットDRAMが試作段階にある。今後更に高集積化が
進むと、21世紀初頭には、0.1μm デザインルー
ルを用いた4GMビットDRAMが出現するものと予想
される。
【0003】デザインルールが0.1μm 以下になる
4Mビットレベル以上のDRAMでは、ゲート長0.1
μm 以下のMOSトランジスタが用いられ、そのチャ
ネル部の不純物数が102 のオーダーになる。この結
果、統計的揺らぎのためにしきい値電圧は設定値より大
きくずれ、トランジスタは正常動作しなくなる。コンタ
クト部も0.1μm 角以下になると、不純物数の揺ら
ぎによってその抵抗が無限大になる確率が大きくなる。
4Mビットレベル以上のDRAMでは、ゲート長0.1
μm 以下のMOSトランジスタが用いられ、そのチャ
ネル部の不純物数が102 のオーダーになる。この結
果、統計的揺らぎのためにしきい値電圧は設定値より大
きくずれ、トランジスタは正常動作しなくなる。コンタ
クト部も0.1μm 角以下になると、不純物数の揺ら
ぎによってその抵抗が無限大になる確率が大きくなる。
【0004】DRAMチップの中でこの様なMOSトラ
ンジスタの歩留まり低下の影響を最も受けるのは、メモ
リセルアレイ部やロウデコーダ,カラムデコーダ,セン
スアンプ等のコア部ではなく、周辺回路部である。その
理由は、メモリセルアレイ部やコア回路部は、同一回路
の繰り返しが多いために、所謂冗長回路技術により僅か
の面積増加で不良部分を正常動作部で置き換えることが
できるのに対し、周辺回路部は本質的にランダムロジッ
クであるためにこれが難しいからである。すなわち周辺
回路部に冗長技術を適用しようとすると、複数セットの
周辺回路部が必要となり、あるセット内に1箇所でもト
ランジスタ不良があるとそのセットは不良として他のセ
ットに置換しなければならないため、大容量化した場合
にはチップ面積の大幅な増加をもたらす。
ンジスタの歩留まり低下の影響を最も受けるのは、メモ
リセルアレイ部やロウデコーダ,カラムデコーダ,セン
スアンプ等のコア部ではなく、周辺回路部である。その
理由は、メモリセルアレイ部やコア回路部は、同一回路
の繰り返しが多いために、所謂冗長回路技術により僅か
の面積増加で不良部分を正常動作部で置き換えることが
できるのに対し、周辺回路部は本質的にランダムロジッ
クであるためにこれが難しいからである。すなわち周辺
回路部に冗長技術を適用しようとすると、複数セットの
周辺回路部が必要となり、あるセット内に1箇所でもト
ランジスタ不良があるとそのセットは不良として他のセ
ットに置換しなければならないため、大容量化した場合
にはチップ面積の大幅な増加をもたらす。
【0005】図7はその様子を示している。図7は、周
辺回路を複数セット設けた場合に、各世代で周辺回路部
の歩留まりがどの様になるかを示している。横軸は、1
セットの周辺回路の不良率であり、DRAMの世代に対
応する。これによると、16Gビットレベルでは、1個
の周辺回路の不良率は40%にのぼるため、周辺回路が
3ないし4セット以上ないと歩留まり90%以上を確保
できない。
辺回路を複数セット設けた場合に、各世代で周辺回路部
の歩留まりがどの様になるかを示している。横軸は、1
セットの周辺回路の不良率であり、DRAMの世代に対
応する。これによると、16Gビットレベルでは、1個
の周辺回路の不良率は40%にのぼるため、周辺回路が
3ないし4セット以上ないと歩留まり90%以上を確保
できない。
【0006】しかも、周辺回路1セット当りのチップに
対する面積は約8%と大きいため、セット数をこれだけ
増やすことは、20〜30%というチップ面積増につな
がる(図5の破線参照)。その結果、周辺回路部の面積
を周辺回路の動作確率で除した値、すなわち周辺回路の
コストに比例する値は、周辺回路の冗長がない場合と比
較して75%程度にしかならない(図6の破線参照)。
対する面積は約8%と大きいため、セット数をこれだけ
増やすことは、20〜30%というチップ面積増につな
がる(図5の破線参照)。その結果、周辺回路部の面積
を周辺回路の動作確率で除した値、すなわち周辺回路の
コストに比例する値は、周辺回路の冗長がない場合と比
較して75%程度にしかならない(図6の破線参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、デザイ
ンルール0.1μm という大容量DRAMでは、周辺
回路を構成するMOSトランジスタの歩留まり低下によ
り周辺回路部の歩留まりが低下し、周辺回路部を複数セ
ット設けると歩留まりは若干向上するもののチップ面積
が大きく増大する、という問題があった。
ンルール0.1μm という大容量DRAMでは、周辺
回路を構成するMOSトランジスタの歩留まり低下によ
り周辺回路部の歩留まりが低下し、周辺回路部を複数セ
ット設けると歩留まりは若干向上するもののチップ面積
が大きく増大する、という問題があった。
【0008】本発明は、チップ面積の大幅な増加をもた
らすことなく周辺回路部の歩留まり向上を図ったDRA
Mを提供することを目的とする。
らすことなく周辺回路部の歩留まり向上を図ったDRA
Mを提供することを目的とする。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るDRAMは
、周辺回路部が複数セット設けられ、各セットは互いに
他のセット内の対応するブロックで代替可能な複数のブ
ロックに分割され、かつ、正常動作するブロックの組合
わせを選択することにより正常動作する周辺回路部が構
成されるようにしたことを特徴としている。
、周辺回路部が複数セット設けられ、各セットは互いに
他のセット内の対応するブロックで代替可能な複数のブ
ロックに分割され、かつ、正常動作するブロックの組合
わせを選択することにより正常動作する周辺回路部が構
成されるようにしたことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明によれば、1セットの周辺回路が複数の
ブロックに分割されて、ブロック単位で他のセットとの
間で代替可能としている。したがって、1セット内で1
箇所のトランジスタ不良があってもそのセット全体が不
良とされる従来の冗長回路方式に比べて、チップ面積の
大幅な増大をもたらすことなく周辺回路部の歩留まり向
上を図ることができる。
ブロックに分割されて、ブロック単位で他のセットとの
間で代替可能としている。したがって、1セット内で1
箇所のトランジスタ不良があってもそのセット全体が不
良とされる従来の冗長回路方式に比べて、チップ面積の
大幅な増大をもたらすことなく周辺回路部の歩留まり向
上を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明する
。
。
【0013】図1は本発明の一実施例に係るDRAMチ
ップの全体構成を示す。
ップの全体構成を示す。
【0014】メモリセルアレイ1は周知のように、1ト
ランジスタ/1キャパシタのダイナミック型メモリセル
がマトリクス配列されて構成されている。メモリセルア
レイ1には、複数本ずつのワード線とビット線が互いに
交差して配設され,メモリセルはワード線により駆動さ
れてビット線との間でデータの授受を行う。ロウデコー
ダ2はワード線選択を行うものであり、外部アドレスを
取り込んでロウデコーダ2の入力信号を発生するのがア
ドレスバッファ3(部分デコーダを含む)である。
ランジスタ/1キャパシタのダイナミック型メモリセル
がマトリクス配列されて構成されている。メモリセルア
レイ1には、複数本ずつのワード線とビット線が互いに
交差して配設され,メモリセルはワード線により駆動さ
れてビット線との間でデータの授受を行う。ロウデコー
ダ2はワード線選択を行うものであり、外部アドレスを
取り込んでロウデコーダ2の入力信号を発生するのがア
ドレスバッファ3(部分デコーダを含む)である。
【0015】メモリセルアレイ1のビット線端部には読
み出されるデータを増幅するセンスアンプ4が設けられ
、またビット線のデータを選択的にデータ入出力線に伝
達するためのカラム選択信号を発生するカラムデコーダ
5が設けられている。データ入出力回路6はデータ入出
力線とデータ入出力ピンの間でデータの授受を行うバッ
ファ回路である。
み出されるデータを増幅するセンスアンプ4が設けられ
、またビット線のデータを選択的にデータ入出力線に伝
達するためのカラム選択信号を発生するカラムデコーダ
5が設けられている。データ入出力回路6はデータ入出
力線とデータ入出力ピンの間でデータの授受を行うバッ
ファ回路である。
【0016】周辺回路部7は、ロウアドレス・ストロー
ブ信号/RAS,カラムアドレス・ストローブ信号/C
AS,ライト・イネーブル信号/WE等の外部制御信号
により制御されて、アドレスバッファ3,ロウデコーダ
2,センスアンプ4,カラムデコーダ5およびデータ入
出力回路6を駆動する信号を順次発生するもので、その
基本構成はインバータチェーンによるクロック発生器で
ある。
ブ信号/RAS,カラムアドレス・ストローブ信号/C
AS,ライト・イネーブル信号/WE等の外部制御信号
により制御されて、アドレスバッファ3,ロウデコーダ
2,センスアンプ4,カラムデコーダ5およびデータ入
出力回路6を駆動する信号を順次発生するもので、その
基本構成はインバータチェーンによるクロック発生器で
ある。
【0017】ここで周辺回路部7は、各セットがそれぞ
れ複数ブロックに分割された複数の周辺回路セットによ
り構成されている。
れ複数ブロックに分割された複数の周辺回路セットによ
り構成されている。
【0018】図2は、複数セットにより構成された周辺
回路部7の具体例を示している。図示の場合周辺回路部
7は、第1の周辺回路セット71 と第2の周辺回路セ
ット72 により構成されている。
回路部7の具体例を示している。図示の場合周辺回路部
7は、第1の周辺回路セット71 と第2の周辺回路セ
ット72 により構成されている。
【0019】第1の周辺回路セット71 は、5個のブ
ロックP11,P12,…,P15に分割されている。 最初のブロックP11は、/RAS入力(φIN) 後
、ある遅延をもってロウアドレスバッファ駆動信号(φ
out1) を発生する部分である。2番目のブロック
P12はロウアドレスバッファ3が活性化された後ある
遅延をもってロウデコーダ駆動信号(φout2) を
発生する部分である。3番目のブロックP13はロウデ
コーダ2が活性化された後、ある遅延をもってワード線
駆動信号(φout3) を発生する部分である。4番
目のブロックP14はワード線駆動信号が出力された後
、ある遅延をもってセンスアンプ4を活性化する信号(
φout4) を発生する部分である。5番目のブロッ
クP15は、RAS系の動作終了信号(φout5)
を発生する部分である。
ロックP11,P12,…,P15に分割されている。 最初のブロックP11は、/RAS入力(φIN) 後
、ある遅延をもってロウアドレスバッファ駆動信号(φ
out1) を発生する部分である。2番目のブロック
P12はロウアドレスバッファ3が活性化された後ある
遅延をもってロウデコーダ駆動信号(φout2) を
発生する部分である。3番目のブロックP13はロウデ
コーダ2が活性化された後、ある遅延をもってワード線
駆動信号(φout3) を発生する部分である。4番
目のブロックP14はワード線駆動信号が出力された後
、ある遅延をもってセンスアンプ4を活性化する信号(
φout4) を発生する部分である。5番目のブロッ
クP15は、RAS系の動作終了信号(φout5)
を発生する部分である。
【0020】第2の周辺回路72 は、同様に5個のブ
ロックP21,P22,…,P25に分割されている。
ロックP21,P22,…,P25に分割されている。
【0021】以上に示したブロックPijのiはセット
番号,jはブロック番号であって、第1,第2の周辺回
路セット71 ,72 の間で、ブロック番号jが同じ
ものは、同じ機能を有し、セット間で代替できるもので
ある。
番号,jはブロック番号であって、第1,第2の周辺回
路セット71 ,72 の間で、ブロック番号jが同じ
ものは、同じ機能を有し、セット間で代替できるもので
ある。
【0022】第1,第2の周辺回路セット71 ,72
内の各ブロックPijの良否をあらかじめテストする
ために、テスト回路8が設けられている。各ブロックP
ijを個々にテスト回路8に接続するために、スイッチ
回路SWiI,SWiO、およびSWTI,SWTO
が設けられている。
内の各ブロックPijの良否をあらかじめテストする
ために、テスト回路8が設けられている。各ブロックP
ijを個々にテスト回路8に接続するために、スイッチ
回路SWiI,SWiO、およびSWTI,SWTO
が設けられている。
【0023】第1,第2の周辺回路セット71 ,72
の対応する二つのブロックのうちいずれか一方を選択
して所望の周辺回路を構成できるように、各ブロックP
ijの入出力端子部にそれぞれフューズSWijI ,
SWijO が設けられている。フューズSWijI
,SWijO は、正常動作するブロックを各駆動信号
φout1〜φout5の出力端子に接続し、正常動作
しないブロックは切り離すように、テスト回路8による
テスト結果に応じて不要な部分が切断される。これらフ
ューズSWijI,SWijO は、現実のフューズで
はなく、テスト回路8がその機能をもっていてもよい。
の対応する二つのブロックのうちいずれか一方を選択
して所望の周辺回路を構成できるように、各ブロックP
ijの入出力端子部にそれぞれフューズSWijI ,
SWijO が設けられている。フューズSWijI
,SWijO は、正常動作するブロックを各駆動信号
φout1〜φout5の出力端子に接続し、正常動作
しないブロックは切り離すように、テスト回路8による
テスト結果に応じて不要な部分が切断される。これらフ
ューズSWijI,SWijO は、現実のフューズで
はなく、テスト回路8がその機能をもっていてもよい。
【0024】具体的に例えば、ブロックP12,P15
,P24が正常動作しない場合には、φIN−P11−
φout1−P22−φout2−P13−φout3
−P14−φout4−P25−φout5という接続
によって正常動作する周辺回路が構成される。これによ
り周辺回路部から発生されるクロックのタイミングは、
図4のようになる。
,P24が正常動作しない場合には、φIN−P11−
φout1−P22−φout2−P13−φout3
−P14−φout4−P25−φout5という接続
によって正常動作する周辺回路が構成される。これによ
り周辺回路部から発生されるクロックのタイミングは、
図4のようになる。
【0025】この実施例の場合、各ブロックPijはそ
れ自身増幅機能を有するディメンジョンに設計されてお
り、セット数が1個増えると、DRAMチップ面積が約
9%増える。
れ自身増幅機能を有するディメンジョンに設計されてお
り、セット数が1個増えると、DRAMチップ面積が約
9%増える。
【0026】この実施例による周辺回路セット数と、チ
ップ面積増加および周辺回路部の動作確率との関係を図
5に示し、同じく周辺回路セット数と周辺回路部のコス
トの関係を図6に示す。これらの図で従来の冗長回路方
式により周辺回路セットを設けた場合を破線で示してあ
る。図5から明らかなように、この実施例によれば周辺
回路セット数が従来と同じでも周辺回路部の動作確率す
なわち歩留まりは大幅に向上する。
ップ面積増加および周辺回路部の動作確率との関係を図
5に示し、同じく周辺回路セット数と周辺回路部のコス
トの関係を図6に示す。これらの図で従来の冗長回路方
式により周辺回路セットを設けた場合を破線で示してあ
る。図5から明らかなように、この実施例によれば周辺
回路セット数が従来と同じでも周辺回路部の動作確率す
なわち歩留まりは大幅に向上する。
【0027】また、図6から明らかなようにこの実施例
では、周辺回路が2セットの時、コストに比例する値が
最小(その値は68)となり、その時の周辺回路部のト
ータルの面積は、DRAMチップ全体の面積の9[%]
×2=18[%]となる。これに対して従来例では、3
セットで最小(その値は75)となり、その時の周辺回
路部のトータルの面積は、8[%]×3=24[%]と
なるから、この実施例では従来と比較して6%小さいチ
ップ面積で7%安いコストが実現できる。
では、周辺回路が2セットの時、コストに比例する値が
最小(その値は68)となり、その時の周辺回路部のト
ータルの面積は、DRAMチップ全体の面積の9[%]
×2=18[%]となる。これに対して従来例では、3
セットで最小(その値は75)となり、その時の周辺回
路部のトータルの面積は、8[%]×3=24[%]と
なるから、この実施例では従来と比較して6%小さいチ
ップ面積で7%安いコストが実現できる。
【0028】図3は、本発明の第2の実施例の周辺回路
部の構成である。図2の実施例と対応する部分には図2
と同一符号を付して詳細な説明は省略する。この実施例
の場合、周辺回路部は3個のセット71 ,72 およ
び73により構成されている。各周辺回路セットが5個
のブロックPijにより構成される事は先の実施例と同
様であるが、この実施例では各ブロックPijはそれ自
身は増幅機能を持つディメンジョンにはなく、2個のブ
ロックを並列に接続して初めて動作が可能になる。した
がって予めテスト回路8により各ブロックPijの良否
をチェックして、対応する3個のブロックのうち正常動
作する2個のブロックを用いて、周辺回路を構成する。
部の構成である。図2の実施例と対応する部分には図2
と同一符号を付して詳細な説明は省略する。この実施例
の場合、周辺回路部は3個のセット71 ,72 およ
び73により構成されている。各周辺回路セットが5個
のブロックPijにより構成される事は先の実施例と同
様であるが、この実施例では各ブロックPijはそれ自
身は増幅機能を持つディメンジョンにはなく、2個のブ
ロックを並列に接続して初めて動作が可能になる。した
がって予めテスト回路8により各ブロックPijの良否
をチェックして、対応する3個のブロックのうち正常動
作する2個のブロックを用いて、周辺回路を構成する。
【0029】例えば、ブロックP12,P24,P15
が正常動作しない場合、この実施例では次のような接続
を行う。かっこ内が並列接続されるブロックを示してい
る。
が正常動作しない場合、この実施例では次のような接続
を行う。かっこ内が並列接続されるブロックを示してい
る。
【0030】φIN−(P11/P21)−φout1
−(P22/P32)−φout2−(P13/P23
)−φout3−(P14/P34)−φout4−(
P25/P35)−φout5この実施例によっても、
先の実施例とほぼ同様の効果が得られる。
−(P22/P32)−φout2−(P13/P23
)−φout3−(P14/P34)−φout4−(
P25/P35)−φout5この実施例によっても、
先の実施例とほぼ同様の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、周辺
回路セットをブロック分割してブロック単位で良否を判
断してそれらの組み合わせにより最終的な周辺回路を構
成するから、周辺回路セットの数が従来と同じでも、周
辺回路部の歩留まりを従来より大幅に向上させたDRA
Mを得ることができる。
回路セットをブロック分割してブロック単位で良否を判
断してそれらの組み合わせにより最終的な周辺回路を構
成するから、周辺回路セットの数が従来と同じでも、周
辺回路部の歩留まりを従来より大幅に向上させたDRA
Mを得ることができる。
【図1】本発明のDRAMの概略構成を示す図。
【図2】第1の実施例の周辺回路部の構成を示す図。
【図3】第2の実施例の周辺回路部の構成を示す図。
【図4】周辺回路部により得られる出力クロックのタイ
ミングを示す図。
ミングを示す図。
【図5】第1の実施例によるセット数とチップ面積およ
び周辺回路動作確率の関係を示す図。
び周辺回路動作確率の関係を示す図。
【図6】第1の実施例によるセット数と周辺回路部コス
トの関係を示す図。
トの関係を示す図。
【図7】従来の冗長回路技術を用いたDRAMの周辺回
路の歩留まりを示す図。
路の歩留まりを示す図。
1…メモリセルアレイ、
2…ロウデコーダ、
3…アドレスバッファ、
4…センスアンプ、
5…カラムデコーダ、
6…入出力回路、
7…周辺回路部、
71 ,72 ,73 …周辺回路セット、8…テスト
回路、 Pij…ブロック。 SWijI ,SWijO …フューズ、SWiI,S
WiO,SWTI ,SWTo …スイッチ。
回路、 Pij…ブロック。 SWijI ,SWijO …フューズ、SWiI,S
WiO,SWTI ,SWTo …スイッチ。
Claims (3)
- 【請求項1】ワード線とビット線が互いに交差して配設
され,ワード線により駆動されてビット線との間でデー
タの授受を行うダイナミック型メモリセルがマトリクス
配列されたメモリセルアレイと、前記ワード線を選択す
るロウデコーダと、前記ロウデコーダの入力信号を発生
するアドレスバッファと、前記ビット線に読み出される
データを増幅するセンスアンプと、前記ビット線のデー
タを選択的にデータ入出力線に伝達するためのカラム選
択信号を発生するカラムデコーダと、前記データ入出力
線とデータ入出力ピンの間でデータの授受を行うデータ
入出力回路と、外部制御信号により制御されて前記アド
レスバッファ,ロウデコーダ,センスアンプ,カラムデ
コーダおよびデータ入出力回路を活性化する信号を順次
発生する周辺回路部とを備え、前記周辺回路部は複数セ
ット設けられ、各セットは互いに他のセット内の対応す
るブロックで代替可能な複数のブロックに分割され、か
つ、正常動作するブロックの組合わせを選択することに
より正常動作する周辺回路部が構成される、ことを特徴
とするダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記周辺回路部は、インバータチェーンに
より構成されて、/RAS入力によりロウアドレスバッ
ファ駆動信号を発生するブロック、このブロックの出力
を受けてロウデコーダ駆動信号を発生するブロック、こ
のブロックの出力を受けてワード線駆動信号を発生する
ブロック、このブロックの出力を受けてセンスアンプ活
性化信号を発生するブロックおよびこのブロックの出力
を受けてRAS系動作終了信号を発生するブロックに分
割され、複数セットに跨がって任意のブロックを選択し
て接続するためのフューズが各ブロックの入出力端子に
設けられていることを特徴とする請求項1記載のダイナ
ミック型半導体記憶装置。 - 【請求項3】各ブロックの良否を判定するテスト回路を
有することを特徴とする請求項1記載のダイナミック型
半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09170791A JP3272741B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ダイナミック型半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09170791A JP3272741B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ダイナミック型半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04302895A true JPH04302895A (ja) | 1992-10-26 |
JP3272741B2 JP3272741B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=14033988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09170791A Expired - Fee Related JP3272741B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ダイナミック型半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3272741B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112530955A (zh) * | 2019-09-18 | 2021-03-19 | 铠侠股份有限公司 | 半导体存储装置 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP09170791A patent/JP3272741B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112530955A (zh) * | 2019-09-18 | 2021-03-19 | 铠侠股份有限公司 | 半导体存储装置 |
CN112530955B (zh) * | 2019-09-18 | 2024-03-19 | 铠侠股份有限公司 | 半导体存储装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3272741B2 (ja) | 2002-04-08 |
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