JPH04261810A - 複合材プリフォームの安定化方法 - Google Patents
複合材プリフォームの安定化方法Info
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- JPH04261810A JPH04261810A JP3254740A JP25474091A JPH04261810A JP H04261810 A JPH04261810 A JP H04261810A JP 3254740 A JP3254740 A JP 3254740A JP 25474091 A JP25474091 A JP 25474091A JP H04261810 A JPH04261810 A JP H04261810A
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- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
- B29C70/04—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
- B29C70/28—Shaping operations therefor
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- B29C70/543—Fixing the position or configuration of fibrous reinforcements before or during moulding
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B11/00—Making preforms
- B29B11/14—Making preforms characterised by structure or composition
- B29B11/16—Making preforms characterised by structure or composition comprising fillers or reinforcement
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- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
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- B29B15/08—Pretreatment of the material to be shaped, not covered by groups B29B7/00 - B29B13/00 of reinforcements or fillers
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- Y10T156/1002—Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina
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- Y10T156/1044—Subsequent to assembly of parallel stacked sheets only
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- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複合材料製プリフォ
ームの安定化方法に関するもので、特に、固相の非触媒
性樹脂を使用したプリフォームの安定化方法に関するも
のである。
ームの安定化方法に関するもので、特に、固相の非触媒
性樹脂を使用したプリフォームの安定化方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂のトランスファー成形(RTM
)のプリフォームは、代表的には、方向性を持った繊維
材料層で構成されており、このプリフォームは、樹脂を
射出するモールド内に挿入される前に積層され、成形さ
れる。こうしたモールディング成形におけるプリフォー
ム層の形成には、繊維材料で形成する複数の繊維層を所
望の繊維の方向で積層し、これらの繊維層を相互に縫い
合わせまたはホチキス止め等により結合させ、繊維を、
ほつれを防止して整列状態で安定化させることを含んで
いる。
)のプリフォームは、代表的には、方向性を持った繊維
材料層で構成されており、このプリフォームは、樹脂を
射出するモールド内に挿入される前に積層され、成形さ
れる。こうしたモールディング成形におけるプリフォー
ム層の形成には、繊維材料で形成する複数の繊維層を所
望の繊維の方向で積層し、これらの繊維層を相互に縫い
合わせまたはホチキス止め等により結合させ、繊維を、
ほつれを防止して整列状態で安定化させることを含んで
いる。
【0003】その後に、繊維層は、縫い合わせまたはホ
チキス止めされた結合部の外側で、レーザカッタ等を用
いて切断される。プリフォームは、その後にモールド中
に配置され、樹脂が射出されて繊維中に含浸する。
チキス止めされた結合部の外側で、レーザカッタ等を用
いて切断される。プリフォームは、その後にモールド中
に配置され、樹脂が射出されて繊維中に含浸する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によるプリフォームの安定化は、平坦な二次元方向の
構造に限定され、縫い合わせまたはホチキス止めされた
結合部を乱すこと無しに、複雑な形状の輪郭に合わせて
成形することは不可能である。例えば、プリフォームを
、曲面を形成するために折り曲げる試みがなされたとす
ると、繊維層は、分離し、または結合部において破断す
る。また、これらの方法は、多大な労力を必要とし、複
雑な形状の部品の製造コストを上昇させる。
法によるプリフォームの安定化は、平坦な二次元方向の
構造に限定され、縫い合わせまたはホチキス止めされた
結合部を乱すこと無しに、複雑な形状の輪郭に合わせて
成形することは不可能である。例えば、プリフォームを
、曲面を形成するために折り曲げる試みがなされたとす
ると、繊維層は、分離し、または結合部において破断す
る。また、これらの方法は、多大な労力を必要とし、複
雑な形状の部品の製造コストを上昇させる。
【0005】プリフォームを安定化させる他の方法は、
ホットメルト接着剤を繊維層にスプレーすることにより
繊維を集合状態に保持するものである。通常、乾燥繊維
の一部が熱可塑性ポリマの薄い層でコーティングされ、
または繊維状のポリマが繊維層間に配置され、加熱によ
り溶融してこのポリマによる接着がされる。プリフォー
ムは、その後に高熱のアイロンを選択的に接離すること
にポリマを溶融、再硬化させることにより複雑な形状に
合わせて、成形される。
ホットメルト接着剤を繊維層にスプレーすることにより
繊維を集合状態に保持するものである。通常、乾燥繊維
の一部が熱可塑性ポリマの薄い層でコーティングされ、
または繊維状のポリマが繊維層間に配置され、加熱によ
り溶融してこのポリマによる接着がされる。プリフォー
ムは、その後に高熱のアイロンを選択的に接離すること
にポリマを溶融、再硬化させることにより複雑な形状に
合わせて、成形される。
【0006】ホットメルト接着剤が、熱可塑性ポリマで
あるので、いくつかの欠点がある。まず第一に、接着剤
が繊維を十分に膨潤することが出来ず、成形後に形を保
持するために隣接する層を保持することが出来ない。従
って、プリフォームをモールド中に配設する等の為に取
り扱われた場合に、繊維層の変位を生じる可能性がある
。また、こうした熱可塑性材料は、トランスファー成形
において通常使用される熱硬化性樹脂と適合しない。 射出中に、熱硬化性樹脂は、部品中に樹脂の浸透を妨げ
るポケットを形成して、部品の強度を低下させる。従っ
て、ホットメルト接着剤を使用して、複雑な形状の複合
材製品を接着剤の成形する為には、部品の強度を犠牲に
する必要がある。
あるので、いくつかの欠点がある。まず第一に、接着剤
が繊維を十分に膨潤することが出来ず、成形後に形を保
持するために隣接する層を保持することが出来ない。従
って、プリフォームをモールド中に配設する等の為に取
り扱われた場合に、繊維層の変位を生じる可能性がある
。また、こうした熱可塑性材料は、トランスファー成形
において通常使用される熱硬化性樹脂と適合しない。 射出中に、熱硬化性樹脂は、部品中に樹脂の浸透を妨げ
るポケットを形成して、部品の強度を低下させる。従っ
て、ホットメルト接着剤を使用して、複雑な形状の複合
材製品を接着剤の成形する為には、部品の強度を犠牲に
する必要がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、自動化工程に適
合し三次元形状のプリフォームを安定化させることが出
来る方法を提供することにある。
合し三次元形状のプリフォームを安定化させることが出
来る方法を提供することにある。
【0008】本発明のもう一つの目的は、縫いつけ、ホ
チキス止めまたはホットメルト接着剤を使用せずに、複
雑な形状のプリフォームを安定化する方法を提供するこ
とにある。
チキス止めまたはホットメルト接着剤を使用せずに、複
雑な形状のプリフォームを安定化する方法を提供するこ
とにある。
【0009】本発明のさらにもう一つの目的は、長期保
存性とエッジ部にほつれを生じること無く取扱い得る十
分な取扱い強度を有する安定化されたプリフォームを形
成する方法を提供することにある。
存性とエッジ部にほつれを生じること無く取扱い得る十
分な取扱い強度を有する安定化されたプリフォームを形
成する方法を提供することにある。
【0010】さらに、本発明の目的は、複合材層の小型
化を可能とするプリフォームの安定化方法を提供するこ
とにある。
化を可能とするプリフォームの安定化方法を提供するこ
とにある。
【0011】さらに、本発明のもう一つの目的は、モー
ルド中に配置する以前に切断及びトリミングを行うのに
十分な硬度をプリフォームの付与することが出来る安定
化方法を提供することにある。
ルド中に配置する以前に切断及びトリミングを行うのに
十分な硬度をプリフォームの付与することが出来る安定
化方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、繊維を所望の方向に整列した複
数の繊維層を形成し、前記繊維層を積層し、前記繊維層
間に固相の非触媒性熱硬化樹脂を介在させて繊維層スタ
ックを形成し、所望のプリフォーム形状に対応した形状
の型上に前記繊維層スタックを配設し、前記繊維層スタ
ックを前記型に対応した形状に成形し、前記成形した繊
維層スタックを加熱して繊維層間に介在させた樹脂を溶
融させて繊維層間を融合させ、冷却により硬化させてプ
リフォームを形成するようにしたことを特徴とするプリ
フォームの安定化方法が提供される。
めに、本発明によれば、繊維を所望の方向に整列した複
数の繊維層を形成し、前記繊維層を積層し、前記繊維層
間に固相の非触媒性熱硬化樹脂を介在させて繊維層スタ
ックを形成し、所望のプリフォーム形状に対応した形状
の型上に前記繊維層スタックを配設し、前記繊維層スタ
ックを前記型に対応した形状に成形し、前記成形した繊
維層スタックを加熱して繊維層間に介在させた樹脂を溶
融させて繊維層間を融合させ、冷却により硬化させてプ
リフォームを形成するようにしたことを特徴とするプリ
フォームの安定化方法が提供される。
【0013】なお、本発明によれば、さらに、上記のプ
リフォームを成形型に装着して樹脂を射出する複合材製
品の成形方法が提供される。
リフォームを成形型に装着して樹脂を射出する複合材製
品の成形方法が提供される。
【0014】なお、前記繊維層は、グラファイト、アラ
ミド、ガラスまたは炭素の繊維で形成することが出来る
。また、前記固相の非触媒性熱硬化樹脂は、約100゜
F乃至350゜Fの融点温度を有するものを使用するこ
とが出来る。好ましくは、前記固相の非触媒性熱硬化樹
脂は、各繊維層間に1乃至15重量%の割合で用いる。
ミド、ガラスまたは炭素の繊維で形成することが出来る
。また、前記固相の非触媒性熱硬化樹脂は、約100゜
F乃至350゜Fの融点温度を有するものを使用するこ
とが出来る。好ましくは、前記固相の非触媒性熱硬化樹
脂は、各繊維層間に1乃至15重量%の割合で用いる。
【0015】なお、前記型の面は平坦に形成されて、平
坦なプリフォームが形成され、このプリフォームを貯蔵
し、貯蔵されたプリフォームを所望寸法に裁断し、裁断
したプリフォームをマンドリル等に装着して所望形状に
成形し、成形されたプリフォームを加熱して繊維層間に
介在する固相の樹脂を溶融流動させて成形された形状に
適合させ、冷却、硬化させて成形されたプリフォーム形
状を保持するよう構成することも可能である。
坦なプリフォームが形成され、このプリフォームを貯蔵
し、貯蔵されたプリフォームを所望寸法に裁断し、裁断
したプリフォームをマンドリル等に装着して所望形状に
成形し、成形されたプリフォームを加熱して繊維層間に
介在する固相の樹脂を溶融流動させて成形された形状に
適合させ、冷却、硬化させて成形されたプリフォーム形
状を保持するよう構成することも可能である。
【0016】さらに、前記非触媒性熱硬化樹脂として、
DOW−D.E.R.662を使用することが出来る。
DOW−D.E.R.662を使用することが出来る。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の好適実施例を添付する図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0018】図1には、スタック3を形成するために、
支持面2に配置される以前の繊維層1を示している。各
繊維層1の間には、固体の樹脂4が介在している。
支持面2に配置される以前の繊維層1を示している。各
繊維層1の間には、固体の樹脂4が介在している。
【0019】繊維層は、乾燥し所望の方向に繊維を配列
された繊維の層であり、通常繊維は、部品の軸線に対し
て0゜、90゜または45゜の方向に向けて整列され、
またはこれらの方向を組み合わせた方向に配列される。 繊維は、最終製品の所望の強度及び特性に応じて、アラ
ミド(aramid)、ケプラー(KEVLAR)(商
標名)、グラファイト、炭素、ガラス等、またはそれら
の組み合わせで構成される。繊維は、撚られ、メッシュ
状とされ、若しくは織られた構造となる。この繊維の構
造も、製造する部品に要求される特性に応じて選択され
る。また、使用する繊維層の数も用途に応じて増減され
るが、通常2乃至20層の繊維層が用いられるが、それ
以上とすることも可能である。
された繊維の層であり、通常繊維は、部品の軸線に対し
て0゜、90゜または45゜の方向に向けて整列され、
またはこれらの方向を組み合わせた方向に配列される。 繊維は、最終製品の所望の強度及び特性に応じて、アラ
ミド(aramid)、ケプラー(KEVLAR)(商
標名)、グラファイト、炭素、ガラス等、またはそれら
の組み合わせで構成される。繊維は、撚られ、メッシュ
状とされ、若しくは織られた構造となる。この繊維の構
造も、製造する部品に要求される特性に応じて選択され
る。また、使用する繊維層の数も用途に応じて増減され
るが、通常2乃至20層の繊維層が用いられるが、それ
以上とすることも可能である。
【0020】固相の樹脂は、非触媒性の熱硬化性樹脂で
あり、その融点は約100乃至350゜Fとなっている
。この樹脂には、触媒が含まれていないので、加熱され
た場合にも硬化することはない。樹脂は、射出する樹脂
と適合するものが使用され、好ましくは射出する樹脂と
実質的に同一で、触媒の有無の点で相違する樹脂を使用
する。非触媒性樹脂は、室温において固相であり、取扱
い及び切断の為には十分に安定である。固相の樹脂は、
射出樹脂と同一であることは、必ずしも必須ではないが
、熱可塑性樹脂において生じるようなポケット効果を防
止するために、射出樹脂と適合するものでなければなら
ない。従って、樹脂の射出時において、固相の樹脂は溶
解し、射出樹脂と混合され、射出樹脂中の触媒に接触し
て触媒反応を生起する。これにより、最終製品の強度低
下が防止される。
あり、その融点は約100乃至350゜Fとなっている
。この樹脂には、触媒が含まれていないので、加熱され
た場合にも硬化することはない。樹脂は、射出する樹脂
と適合するものが使用され、好ましくは射出する樹脂と
実質的に同一で、触媒の有無の点で相違する樹脂を使用
する。非触媒性樹脂は、室温において固相であり、取扱
い及び切断の為には十分に安定である。固相の樹脂は、
射出樹脂と同一であることは、必ずしも必須ではないが
、熱可塑性樹脂において生じるようなポケット効果を防
止するために、射出樹脂と適合するものでなければなら
ない。従って、樹脂の射出時において、固相の樹脂は溶
解し、射出樹脂と混合され、射出樹脂中の触媒に接触し
て触媒反応を生起する。これにより、最終製品の強度低
下が防止される。
【0021】本発明において使用可能な樹脂の一つは、
DOW−D.E.R.662であり、この樹脂は、約1
80゜Fの融点を持つ非触媒性エポキシ樹脂である。こ
の固相樹脂とともに使用することの出来る触媒性の射出
樹脂は、DPOW−TACT−IX(商標名)1−2−
3エポキシ樹脂またはU.S.重合体E−905エポキ
シ樹脂である。なお、上記の例以外の樹脂も、本発明に
おいて当然使用可能である。例えば、ポリウレタン、ポ
リスチレン、ビスマルイミド(bismalimide
)、ポリイミド等が、本発明による方法において使用可
能である。
DOW−D.E.R.662であり、この樹脂は、約1
80゜Fの融点を持つ非触媒性エポキシ樹脂である。こ
の固相樹脂とともに使用することの出来る触媒性の射出
樹脂は、DPOW−TACT−IX(商標名)1−2−
3エポキシ樹脂またはU.S.重合体E−905エポキ
シ樹脂である。なお、上記の例以外の樹脂も、本発明に
おいて当然使用可能である。例えば、ポリウレタン、ポ
リスチレン、ビスマルイミド(bismalimide
)、ポリイミド等が、本発明による方法において使用可
能である。
【0022】一般に、繊維層中において使用される固相
樹脂の量は、約1乃至15重量%であり、好ましくは、
1乃至5重量%が、各層に用いられる。この固相樹脂は
、各層に散布またはスプレーされる。固相樹脂は、射出
樹脂系と適合性を有しているので、スプレーされた樹脂
が層中で不均一となっている場合にも、大きな問題を生
じることはない。
樹脂の量は、約1乃至15重量%であり、好ましくは、
1乃至5重量%が、各層に用いられる。この固相樹脂は
、各層に散布またはスプレーされる。固相樹脂は、射出
樹脂系と適合性を有しているので、スプレーされた樹脂
が層中で不均一となっている場合にも、大きな問題を生
じることはない。
【0023】図1に関してさらに説明すれば、繊維層1
及び固相樹脂4は表面を加熱され、次いで冷却されて繊
維層1間を接着して、貯蔵可能に接着されたプリフォー
ム3が形成される。従って、プリフォームは、標準寸法
及び厚さの塊となり、使用時に切断され、複雑な形状に
形成される。
及び固相樹脂4は表面を加熱され、次いで冷却されて繊
維層1間を接着して、貯蔵可能に接着されたプリフォー
ム3が形成される。従って、プリフォームは、標準寸法
及び厚さの塊となり、使用時に切断され、複雑な形状に
形成される。
【0024】本発明の独特の利点は、再硬化された樹脂
が脆弱であるため、繊維層が加熱することなく分離、成
形することが出来る点である。生地の状態において、ほ
とんどの織物は非常に曲げ易く、継ぎ合わせることなし
に、複雑な形状に適応させるために容易にひだを形成す
ることが出来る。熱硬化性樹脂を使用した場合、一旦形
成されると、プリフォームは、再加熱しない限り変形す
ることがなく、破断する事も出来ない。本発明を使用す
ることにより、平坦なプリフォームが形成され、冷却さ
れ、手の力またはそれと同等の力で三次元形状の部品の
形状に合わせた輪郭を折り曲げ形成することが可能とな
る。プリフォームが、所望形状に折り曲げ形成される際
に、折り曲げ部分の接着は繊維を痛めることなく釈放さ
れるが、このとき繊維層シートの辺縁部においては接着
が保持され、繊維の解れを生じることはない。所望形状
に形成した後、プリフォームを再加熱して成形形状にお
いて再接着を行うことが出来る。この要領は、複雑な形
状の部品の成形を容易とする。
が脆弱であるため、繊維層が加熱することなく分離、成
形することが出来る点である。生地の状態において、ほ
とんどの織物は非常に曲げ易く、継ぎ合わせることなし
に、複雑な形状に適応させるために容易にひだを形成す
ることが出来る。熱硬化性樹脂を使用した場合、一旦形
成されると、プリフォームは、再加熱しない限り変形す
ることがなく、破断する事も出来ない。本発明を使用す
ることにより、平坦なプリフォームが形成され、冷却さ
れ、手の力またはそれと同等の力で三次元形状の部品の
形状に合わせた輪郭を折り曲げ形成することが可能とな
る。プリフォームが、所望形状に折り曲げ形成される際
に、折り曲げ部分の接着は繊維を痛めることなく釈放さ
れるが、このとき繊維層シートの辺縁部においては接着
が保持され、繊維の解れを生じることはない。所望形状
に形成した後、プリフォームを再加熱して成形形状にお
いて再接着を行うことが出来る。この要領は、複雑な形
状の部品の成形を容易とする。
【0025】図2において、プリフォーム3は、マンド
リル6に載置されている。このマンドリル6は目的の製
品形状に対応した形状とされている。マンドリル6には
、加熱手段が設けられ、プリフォームをマンドリルの形
状に対応する形状に変形させるために、小さな押圧力を
負荷するときに、プリフォームを加熱する。なお、マン
ドリルに、加熱手段を設けず、冷間でプリフォームをマ
ンドリル形状に押圧成形することも可能である。好まし
くは、プリフォームをマンドリルの形状に成形するため
に、真空バッグ(図示せず)を使用する。例えば、マン
ドリルとプリフォームを、真空バッグ内に挿入し、真空
引きを行う。これにより、大気圧によりプリフォームを
マンドリルの形状に押圧成形することが出来る。次いで
、プリフォームを載置した状態で、マンドリルをオーブ
ンに挿入し、約180゜Fで加熱することにより、樹脂
を溶融させマンドリルの形状を保持する為の繊維層の接
着を行う。
リル6に載置されている。このマンドリル6は目的の製
品形状に対応した形状とされている。マンドリル6には
、加熱手段が設けられ、プリフォームをマンドリルの形
状に対応する形状に変形させるために、小さな押圧力を
負荷するときに、プリフォームを加熱する。なお、マン
ドリルに、加熱手段を設けず、冷間でプリフォームをマ
ンドリル形状に押圧成形することも可能である。好まし
くは、プリフォームをマンドリルの形状に成形するため
に、真空バッグ(図示せず)を使用する。例えば、マン
ドリルとプリフォームを、真空バッグ内に挿入し、真空
引きを行う。これにより、大気圧によりプリフォームを
マンドリルの形状に押圧成形することが出来る。次いで
、プリフォームを載置した状態で、マンドリルをオーブ
ンに挿入し、約180゜Fで加熱することにより、樹脂
を溶融させマンドリルの形状を保持する為の繊維層の接
着を行う。
【0026】熱は、固相の樹脂を溶融して繊維層間で流
動させて、マンドリルの輪郭に適応した形状とする為に
十分なものとする。冷却により、樹脂は再硬化して、繊
維相間の接合を保持して、形成されたマンドリルの形状
を保持する。
動させて、マンドリルの輪郭に適応した形状とする為に
十分なものとする。冷却により、樹脂は再硬化して、繊
維相間の接合を保持して、形成されたマンドリルの形状
を保持する。
【0027】本発明の方法による付加的な利点は、押圧
及び加熱工程の間に、繊維層は、部分的に圧縮されて、
実質的に小型化される点にある。ここで、小型化とは、
繊維層が十分に圧縮されて部分的に強化されて、適当な
厚さとなり、容易にモールドに装着できるようになるこ
とを意味する。例えば、多数の繊維層を積層する場合、
積層された繊維層は、圧縮された場合に較べて約20%
大きな容積となる。従って、こうした積層体を、実際の
寸法に形成されたモールドに装着することは困難となり
、繊維の方向を乱さずにモールドを閉塞することが出来
なくなる。これに対して、本発明の方法によれば、プリ
フォームの圧縮及び剛性化がモールド装着以前に行われ
るので、RTM成形において、上記したプリフォームの
嵩の問題は解消する。
及び加熱工程の間に、繊維層は、部分的に圧縮されて、
実質的に小型化される点にある。ここで、小型化とは、
繊維層が十分に圧縮されて部分的に強化されて、適当な
厚さとなり、容易にモールドに装着できるようになるこ
とを意味する。例えば、多数の繊維層を積層する場合、
積層された繊維層は、圧縮された場合に較べて約20%
大きな容積となる。従って、こうした積層体を、実際の
寸法に形成されたモールドに装着することは困難となり
、繊維の方向を乱さずにモールドを閉塞することが出来
なくなる。これに対して、本発明の方法によれば、プリ
フォームの圧縮及び剛性化がモールド装着以前に行われ
るので、RTM成形において、上記したプリフォームの
嵩の問題は解消する。
【0028】図3には、樹脂を再硬化して剛性化された
成形された形状のプリフォーム7が示されている。熱硬
化性樹脂は、プリフォームの取扱いを容易とする十分な
強度を有し、繊維の乱れや解れを生じること無くプリフ
ォームの切断、トリミングを行うことが可能となる。
成形された形状のプリフォーム7が示されている。熱硬
化性樹脂は、プリフォームの取扱いを容易とする十分な
強度を有し、繊維の乱れや解れを生じること無くプリフ
ォームの切断、トリミングを行うことが可能となる。
【0029】図4においては、剛性のプリフォーム7が
、モールドの割型9a,9b間に形成される成形キャビ
ティ8内に装着された状態を示している。モールドには
、射出ポート10が形成されており、触媒性の射出樹脂
11が、このポート10を介して射出される。モールド
は、好ましくは硬化温度に加熱され、触媒が層間樹脂と
反応して安定化させ、射出樹脂とともに硬化するように
する。従って、プリフォームの繊維層の安定化に使用さ
れた固相の層間樹脂の量と無関係に、均一な樹脂の浸透
及び硬化が得られ、最終製品の部品の強度を最大とする
ことが出来る。
、モールドの割型9a,9b間に形成される成形キャビ
ティ8内に装着された状態を示している。モールドには
、射出ポート10が形成されており、触媒性の射出樹脂
11が、このポート10を介して射出される。モールド
は、好ましくは硬化温度に加熱され、触媒が層間樹脂と
反応して安定化させ、射出樹脂とともに硬化するように
する。従って、プリフォームの繊維層の安定化に使用さ
れた固相の層間樹脂の量と無関係に、均一な樹脂の浸透
及び硬化が得られ、最終製品の部品の強度を最大とする
ことが出来る。
【0030】本発明の他の実施例は、裁断された織物状
の繊維層を直接マンドリルに装着し、マンドリルに装着
される繊維層間に固相の層間樹脂を塗布し、次いで加熱
しながら真空成形により所望形状に成形し、かつ繊維層
の積層体を圧縮して小型化するものである。いずれの方
法も、従来のプリフォームの形成方法に較べて経済性の
面で優れておいるが、量産化の面においては、平坦なプ
リフォームを形成して、種々の形状の部品を製造できる
ようにする前者の方法が有利である。
の繊維層を直接マンドリルに装着し、マンドリルに装着
される繊維層間に固相の層間樹脂を塗布し、次いで加熱
しながら真空成形により所望形状に成形し、かつ繊維層
の積層体を圧縮して小型化するものである。いずれの方
法も、従来のプリフォームの形成方法に較べて経済性の
面で優れておいるが、量産化の面においては、平坦なプ
リフォームを形成して、種々の形状の部品を製造できる
ようにする前者の方法が有利である。
【0031】図5乃至図10には、複数のプリフォーム
を必要とする複雑な形状の部品が分解した状態で示され
ており、図5乃至図10の各部材を組み合わせて、部品
が形成される。図示の部品は、成形されたディスク12
(図5)、ディスク12の一部を包囲するとともに、そ
れぞれに開口14を形成した一対のアーチ状壁13(一
方のみが図示されている)(図6)、開口14に装着さ
れ中心部(図示せず)にロックされる複数のロック片1
5(図7)、壁13の下端部をロックするリング16(
図8)、アーチ状壁13の外側に配置されるカバー壁1
7(図9)、及びカバー壁の下側に装着される下側壁1
8(図10)で構成され、ロック片及びリングは一体構
造に形成される。各部材は、上記した本発明のプリフォ
ームの安定化方法を使用して形成される。
を必要とする複雑な形状の部品が分解した状態で示され
ており、図5乃至図10の各部材を組み合わせて、部品
が形成される。図示の部品は、成形されたディスク12
(図5)、ディスク12の一部を包囲するとともに、そ
れぞれに開口14を形成した一対のアーチ状壁13(一
方のみが図示されている)(図6)、開口14に装着さ
れ中心部(図示せず)にロックされる複数のロック片1
5(図7)、壁13の下端部をロックするリング16(
図8)、アーチ状壁13の外側に配置されるカバー壁1
7(図9)、及びカバー壁の下側に装着される下側壁1
8(図10)で構成され、ロック片及びリングは一体構
造に形成される。各部材は、上記した本発明のプリフォ
ームの安定化方法を使用して形成される。
【0032】図11には、上記した図5乃至図10の部
材の配置状態が分解斜視図として示されており、これら
の部材は、最終形状に適応した形状のマンドリルに順次
装着されて一体の最終製品の形状に対応した形状に組立
られる。この場合、組み立てられる各部品間の接合には
、繊維層間の接着と同様に固相樹脂が使用される。組み
立てられた最終形状のプリフォームは、加熱されて部材
間相互の接着が行われて一体化され、最終形状のプリフ
ォームとなる。図12には、この最終形状のプリフォー
ムが示されている。このプリフォームを、繊維層間の縫
いつけ、ホチキス止め、ホットメルト接着剤等による、
他の方法で製造することは不可能である。
材の配置状態が分解斜視図として示されており、これら
の部材は、最終形状に適応した形状のマンドリルに順次
装着されて一体の最終製品の形状に対応した形状に組立
られる。この場合、組み立てられる各部品間の接合には
、繊維層間の接着と同様に固相樹脂が使用される。組み
立てられた最終形状のプリフォームは、加熱されて部材
間相互の接着が行われて一体化され、最終形状のプリフ
ォームとなる。図12には、この最終形状のプリフォー
ムが示されている。このプリフォームを、繊維層間の縫
いつけ、ホチキス止め、ホットメルト接着剤等による、
他の方法で製造することは不可能である。
【0033】本発明を用いることにより、上記したよう
な複雑な形状の部品が、容易に量産出来るものとなり、
これらの部品の製造に必要な労力を低減することが出来
るものとなる。また、本発明によって製造された部品は
、熱可塑性樹脂の存在による強度低下がない。したがっ
て、本発明は、複雑な形状の部品の製造に非常に効果的
であり、また従来の方法に較べて経済性の面でも優れて
いる。
な複雑な形状の部品が、容易に量産出来るものとなり、
これらの部品の製造に必要な労力を低減することが出来
るものとなる。また、本発明によって製造された部品は
、熱可塑性樹脂の存在による強度低下がない。したがっ
て、本発明は、複雑な形状の部品の製造に非常に効果的
であり、また従来の方法に較べて経済性の面でも優れて
いる。
【0034】
【表1】
【0035】表には、グラファイト及びガラスファイバ
を繊維として用いて複数の部材より構成される複雑な形
状の部品を製造した場合の圧縮性及ぶ保形性の試験を行
った結果による、各方法の評価が示されている。
を繊維として用いて複数の部材より構成される複雑な形
状の部品を製造した場合の圧縮性及ぶ保形性の試験を行
った結果による、各方法の評価が示されている。
【0036】試験サンプル1において、第一層は、加熱
テーブル上に載置され、第二層は接着剤片(ガラスプリ
プレグ)を用いて第一層に接着された。第三層も同じ接
着剤を用いて第二層の上に積層された。第三層の上に、
接着剤を使用せずに第四層が積層された。辺縁部に熱可
塑性樹脂を持った第五層が、第四層の上に積層された。 積層後、積層体は圧縮されておらず、形状を保持するこ
とが出来ないことが判明した。
テーブル上に載置され、第二層は接着剤片(ガラスプリ
プレグ)を用いて第一層に接着された。第三層も同じ接
着剤を用いて第二層の上に積層された。第三層の上に、
接着剤を使用せずに第四層が積層された。辺縁部に熱可
塑性樹脂を持った第五層が、第四層の上に積層された。 積層後、積層体は圧縮されておらず、形状を保持するこ
とが出来ないことが判明した。
【0037】試験サンプル2において、三層の繊維層が
積層され、スリーエム社製のN−77ホットメルト接着
剤を使用し、この接着剤を辺縁部のみに塗布して接着し
た。約2インチの幅の帯状に接着剤がスプレーされた。 この積層体も、圧縮されておらず、保形は困難であった
。
積層され、スリーエム社製のN−77ホットメルト接着
剤を使用し、この接着剤を辺縁部のみに塗布して接着し
た。約2インチの幅の帯状に接着剤がスプレーされた。 この積層体も、圧縮されておらず、保形は困難であった
。
【0038】試験サンプル3においては、D.E.R.
(商標名)662の非触媒性熱硬化樹脂を使用して、十
層のプリフォームを積層した積層体を形成した。非触媒
性熱硬化樹脂は、各層に約5重量%の割で塗布された。 約30秒間の加熱テーブルによる加熱の後、積層体の各
層間に良好な接着が得られた。加熱テーブルから取り出
した後、積層体がよく圧縮され、形状を保持することが
出来ることが確認され、解れを生じること無く、裁断、
トリミングが可能であった。
(商標名)662の非触媒性熱硬化樹脂を使用して、十
層のプリフォームを積層した積層体を形成した。非触媒
性熱硬化樹脂は、各層に約5重量%の割で塗布された。 約30秒間の加熱テーブルによる加熱の後、積層体の各
層間に良好な接着が得られた。加熱テーブルから取り出
した後、積層体がよく圧縮され、形状を保持することが
出来ることが確認され、解れを生じること無く、裁断、
トリミングが可能であった。
【0039】試験サンプル4においては、十一層の予め
一方の辺縁部に縫い取りを施し、他方の辺縁部に約1.
5インチの接着剤片を塗布した繊維層を使用して乾燥し
た積層体が形成された。なお、縫い取り部には同時にN
−77接着剤が塗布された。この積層体は、試験完了ま
で積層状態に維持出来なかった。従って、この方法では
安定なプリフォームは形成できないことが判明した。
一方の辺縁部に縫い取りを施し、他方の辺縁部に約1.
5インチの接着剤片を塗布した繊維層を使用して乾燥し
た積層体が形成された。なお、縫い取り部には同時にN
−77接着剤が塗布された。この積層体は、試験完了ま
で積層状態に維持出来なかった。従って、この方法では
安定なプリフォームは形成できないことが判明した。
【0040】
【発明の効果】本発明を使用することによって、多大な
労力や不適合性の接着剤による接着または縫い取り作業
等を必要とせずに、複雑な製品を容易に製造できるもの
となる。また、本発明によれば、平坦なプリフォームを
形成して、貯蔵し、貯蔵された平坦なプリフォームを成
形して種々の形状のプリフォームを作成することが出来
るので、RTM成形法により製造できる製品の範囲を飛
躍的に拡大することが出来る。また、プリフォームの製
造コストを大幅に低減できるものとなる。
労力や不適合性の接着剤による接着または縫い取り作業
等を必要とせずに、複雑な製品を容易に製造できるもの
となる。また、本発明によれば、平坦なプリフォームを
形成して、貯蔵し、貯蔵された平坦なプリフォームを成
形して種々の形状のプリフォームを作成することが出来
るので、RTM成形法により製造できる製品の範囲を飛
躍的に拡大することが出来る。また、プリフォームの製
造コストを大幅に低減できるものとなる。
【0041】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の
要旨を逸脱しない範囲における、種々の変更、構成の一
部の追加または排除を包含するものである。
るものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の
要旨を逸脱しない範囲における、種々の変更、構成の一
部の追加または排除を包含するものである。
【図1】本発明によりプリフォームを形成する以前の繊
維層及び樹脂層を分解して示す図である。
維層及び樹脂層を分解して示す図である。
【図2】マンドリル上に繊維層の積層体プリフォームを
形成した状態を示す図である。
形成した状態を示す図である。
【図3】積層体プリフォームをマンドリルから外した状
態で示す図である。
態で示す図である。
【図4】積層体プリフォームをモールドに装着して、成
形を行う状態を示す図である。
形を行う状態を示す図である。
【図5】本発明により製造される複雑な形状のプリフォ
ームの一部を構成する部材を示す図である。
ームの一部を構成する部材を示す図である。
【図6】本発明により製造される複雑な形状のプリフォ
ームの一部を構成する部材を示す図である。
ームの一部を構成する部材を示す図である。
【図7】本発明により製造される複雑な形状のプリフォ
ームの一部を構成する部材を示す図である。
ームの一部を構成する部材を示す図である。
【図8】本発明により製造される複雑な形状のプリフォ
ームの一部を構成する部材を示す図である。
ームの一部を構成する部材を示す図である。
【図9】本発明により製造される複雑な形状のプリフォ
ームの一部を構成する部材を示す図である。
ームの一部を構成する部材を示す図である。
【図10】本発明により製造される複雑な形状のプリフ
ォームの一部を構成する部材を示す図である。
ォームの一部を構成する部材を示す図である。
【図11】図5乃至図10の部材の組立要領を分解状態
で示す図である。
で示す図である。
【図12】図5乃至図10の部材を組み立てて形成され
るプリフォームの最終形状を示す図である。
るプリフォームの最終形状を示す図である。
3 プリフォーム
6 マンドリル
Claims (7)
- 【請求項1】 (a) 繊維を所望の方向に整列し
た複数の繊維層を形成し、(b) 前記繊維層を積層
し、(c) 前記繊維層間に固相の非触媒性熱硬化樹
脂を介在させて繊維層スタックを形成し、(d) 所
望のプリフォーム形状に対応した形状の型上に前記繊維
層スタックを配設し、(e) 前記繊維層スタックを
前記型に対応した形状に成形し、(f) 前記成形し
た繊維層スタックを加熱して繊維層間に介在させた樹脂
を溶融させて繊維層間を融合させ、(g) 冷却によ
り硬化させてプリフォームを形成するようにしたことを
特徴とするプリフォームの安定化方法。 - 【請求項2】 請求項1のプリフォームを成形型に装
着して樹脂を射出する複合材製品の成形方法。 - 【請求項3】 前記繊維層は、グラファイト、アラミ
ド、ガラスまたは炭素の繊維で形成される請求項1また
は2の方法。 - 【請求項4】 前記固相の非触媒性熱硬化樹脂は、約
100゜F乃至350゜Fの融点温度を有している請求
項1乃至3のいずれかの方法。 - 【請求項5】 前記固相の非触媒性熱硬化樹脂は、各
繊維層間に1乃至15重量%の割合で用いられる請求項
1乃至4のいずれかの方法。 - 【請求項6】 前記型の面は平坦に形成されて、平坦
なプリフォームが形成され、このプリフォームを貯蔵し
、貯蔵されたプリフォームを所望寸法に裁断し、裁断し
たプリフォームをマンドリル等に装着して所望形状に成
形し、成形されたプリフォームを加熱して繊維層間に介
在する固相の樹脂を溶融流動させて成形された形状に適
合させ、冷却、硬化させて成形されたプリフォーム形状
を保持するようにした請求項1乃至5のいずれかの方法
。 - 【請求項7】 前記非触媒性熱硬化樹脂が、DOW−
D.E.R.662である請求項1乃至6のいずれかの
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US578,817 | 1990-09-06 | ||
US07/578,817 US5080851A (en) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | Method for stabilizing complex composite preforms |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261810A true JPH04261810A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=24314443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254740A Pending JPH04261810A (ja) | 1990-09-06 | 1991-09-05 | 複合材プリフォームの安定化方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5080851A (ja) |
EP (1) | EP0475883B1 (ja) |
JP (1) | JPH04261810A (ja) |
CA (1) | CA2050144C (ja) |
DE (1) | DE69111538T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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