JPH04132778A - 印刷インキ - Google Patents
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- JPH04132778A JPH04132778A JP2253218A JP25321890A JPH04132778A JP H04132778 A JPH04132778 A JP H04132778A JP 2253218 A JP2253218 A JP 2253218A JP 25321890 A JP25321890 A JP 25321890A JP H04132778 A JPH04132778 A JP H04132778A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- drying
- diisocyanate
- ink
- semi
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、印刷インキに関し、更に詳しくは本発明は各
種の被印刷材の印刷に際し優れた棒積性、乾燥性、光沢
および皮膜強度を与える印刷インキに関する。
種の被印刷材の印刷に際し優れた棒積性、乾燥性、光沢
および皮膜強度を与える印刷インキに関する。
(従来の技術)
従来より、オフセット印刷インキ用のワニスはロジン変
性フェノール樹脂、アルキッド樹脂を乾性油および/ま
たは半乾性油に溶解し、脂肪族系および/または芳香族
系高沸点の石油系溶剤を添加して調整されている。この
ようなワニスを使用したインキの棒積性、即ちセットお
よび乾燥速度は溶剤の被印刷体への浸透および/または
蒸発速度とそれに続く乾性油の酸化重合の皮膜形成速度
に依存しているが、後者が律速段階である。
性フェノール樹脂、アルキッド樹脂を乾性油および/ま
たは半乾性油に溶解し、脂肪族系および/または芳香族
系高沸点の石油系溶剤を添加して調整されている。この
ようなワニスを使用したインキの棒積性、即ちセットお
よび乾燥速度は溶剤の被印刷体への浸透および/または
蒸発速度とそれに続く乾性油の酸化重合の皮膜形成速度
に依存しているが、後者が律速段階である。
乾性油および/または半乾性油を減少させればセットは
速化し、浸透性のある被印刷体上(例えば紙上)の乾燥
速度もアンプする。従って棒積性は向上する。
速化し、浸透性のある被印刷体上(例えば紙上)の乾燥
速度もアンプする。従って棒積性は向上する。
しかし、これらは着色剤である顔料との濡れか良く、イ
ンキの流動性をアンプさせ印刷物の光沢を向上させる他
、印刷面に皮膜強度を付与する役割も果たしているため
、極端に使用量を減らすことはできない。
ンキの流動性をアンプさせ印刷物の光沢を向上させる他
、印刷面に皮膜強度を付与する役割も果たしているため
、極端に使用量を減らすことはできない。
乾性油の代替物質は、これまでにも検討されており特開
昭53−98385号公報にはメタクリル酸イソブチル
、メタクリル酸イソボルニルおよびメタクリル酸の共重
合体が開示されている。
昭53−98385号公報にはメタクリル酸イソブチル
、メタクリル酸イソボルニルおよびメタクリル酸の共重
合体が開示されている。
又、特公昭61−28830号公報にはビニル芳香族炭
化水素、ロジンアルコールとアクリル酸またはメタクリ
ル酸とのエステル、α・β−不飽和カルボン酸からなる
樹脂状共重合体が、特公平1−23509号公報には不
飽和アルコールで変性させた無水マレイン酸/スチレン
共重合体が記載されている。
化水素、ロジンアルコールとアクリル酸またはメタクリ
ル酸とのエステル、α・β−不飽和カルボン酸からなる
樹脂状共重合体が、特公平1−23509号公報には不
飽和アルコールで変性させた無水マレイン酸/スチレン
共重合体が記載されている。
しかしこれらはいずれも顔料との濡れが乾性油や半乾性
油に及ばず、セット、乾燥は速比するが光沢が不充分で
、かつ皮膜強度、殊に耐スクラッチ性は劣化する。
油に及ばず、セット、乾燥は速比するが光沢が不充分で
、かつ皮膜強度、殊に耐スクラッチ性は劣化する。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上記の種々の欠点を改良し、棒積性、乾燥性に
優れ、高い光沢と皮膜強度のある印刷物が得られる印刷
インキを提供することを目的とする。
優れ、高い光沢と皮膜強度のある印刷物が得られる印刷
インキを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は油長40〜90%の乾性油および/または半乾
性油のウレタン化油を065〜20重量%含む印刷イン
キである。
性油のウレタン化油を065〜20重量%含む印刷イン
キである。
なお、本発明における乾性油、半乾性油には、重合油や
乾性油もしくは半乾性油脂肪酸をも含むものである。
乾性油もしくは半乾性油脂肪酸をも含むものである。
本発明で使用するウレタン化油は、乾性油、半乾性油、
重合油、乾性油脂肪酸および半乾性油脂肪酸から成る群
より選択される油脂成分と多価アルコール類またはエポ
キシ樹脂類とを、公知のエステル交換反応や脱水縮合反
応した後、反応生成物中の残存ヒドロキシル基をポリイ
ソシアネートと反応させて得られるものである。残存ヒ
ドロキシル基とポリイソシアネートとの反応に際し、ウ
レタン化反応を促進させるための公知の触媒、例えばジ
ラウリン酸ジーn−ブチルスズなどの有機スズ化合物や
第三級アミン等を使用することは自由である。
重合油、乾性油脂肪酸および半乾性油脂肪酸から成る群
より選択される油脂成分と多価アルコール類またはエポ
キシ樹脂類とを、公知のエステル交換反応や脱水縮合反
応した後、反応生成物中の残存ヒドロキシル基をポリイ
ソシアネートと反応させて得られるものである。残存ヒ
ドロキシル基とポリイソシアネートとの反応に際し、ウ
レタン化反応を促進させるための公知の触媒、例えばジ
ラウリン酸ジーn−ブチルスズなどの有機スズ化合物や
第三級アミン等を使用することは自由である。
ここで使用される乾性油あるいは半乾性油は空気乾燥性
を有する一般にはヨウ素価100以上の植物油脂であり
、例えば亜麻仁油、桐油、サフラワー油、ひまし油、脱
水ひまし油、大豆油、トール油、米糠油等がある。重合
油とは乾性油や半乾性油を加熱等周知の方法によって高
分子化した例えばホイル油と称されるものである。また
、乾性油脂肪酸あるいは半乾性油脂肪酸とは乾性油ある
いは半乾性油を構成する脂肪酸成分である。
を有する一般にはヨウ素価100以上の植物油脂であり
、例えば亜麻仁油、桐油、サフラワー油、ひまし油、脱
水ひまし油、大豆油、トール油、米糠油等がある。重合
油とは乾性油や半乾性油を加熱等周知の方法によって高
分子化した例えばホイル油と称されるものである。また
、乾性油脂肪酸あるいは半乾性油脂肪酸とは乾性油ある
いは半乾性油を構成する脂肪酸成分である。
多価アルコール類としては例えばエチレングリコール、
プロピレングリコール、グリセリン、1゜3−ブチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ジペンタエリスリトール等があり、エポキシ樹脂として
は例えば一般に市販のエビビス型エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂等
がある。更に、ポリイソシアネートとしては一分子中に
少な(とも2個のイソシアネート基を有する化合物であ
れば特に制限なく、例えば、エチレンジイソシアネート
、トリメチレンジイソシアネート、1.4−テトラメチ
レンジイソシアネート、1.6−ヘキサメチレンジイソ
シアネート、トリメチルへキサメチレンジイソシアネー
ト、1.10−デカメチレンジイソシアネート、オクタ
デカメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネー
ト、0−1m−1もしくはp−フェニレンジイソシアネ
ート、4−イソプロピル−13フエニレンジイソシアネ
ート、4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネ
ート、2.4もしくは2.6−)リレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、m−もしくはp−テ
トラメチルキシリレンジイソシアネート、1,5ナフチ
レンジイソンアネート、4,4゛−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、3.3’ −’;メチルー4.4−ジ
フェニルメタンジイソシアネート、2.4−ジイソシア
ネートジフェニルエーテル、3,3゛−ジメチル−4,
4゛−ビフェニレンジイソシアネート、3,3”−ジク
ロル4.4゛−ビフェニレンジイソシアネート、トリフ
ェニルメタントリイソシアネート、トリス(p−イソシ
アナトフェニル)チオホスファイト、ポリメチレンポリ
フェニルイソシアネート(ノボラック型ポリイソシアネ
ート)、1.4−シクロへキシレンジイソシアネート、
水素化トリレンジイソシアネート、水素化キシリレンジ
イソシアネート、水素化4.4”−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、1.5−テトラヒドロナフタレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジフェニ
ルスルホンジイソシアネート、■、6−へキサメチレン
ジイソシアネートニ量体や2,4トリレンジイソシアネ
一トニ量体のようなイソシアネート多量体、トリレンジ
イソシアネートや44′−ジフェニルメタンジイソシア
ネートの粗製物等がある。
プロピレングリコール、グリセリン、1゜3−ブチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ジペンタエリスリトール等があり、エポキシ樹脂として
は例えば一般に市販のエビビス型エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂等
がある。更に、ポリイソシアネートとしては一分子中に
少な(とも2個のイソシアネート基を有する化合物であ
れば特に制限なく、例えば、エチレンジイソシアネート
、トリメチレンジイソシアネート、1.4−テトラメチ
レンジイソシアネート、1.6−ヘキサメチレンジイソ
シアネート、トリメチルへキサメチレンジイソシアネー
ト、1.10−デカメチレンジイソシアネート、オクタ
デカメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネー
ト、0−1m−1もしくはp−フェニレンジイソシアネ
ート、4−イソプロピル−13フエニレンジイソシアネ
ート、4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネ
ート、2.4もしくは2.6−)リレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、m−もしくはp−テ
トラメチルキシリレンジイソシアネート、1,5ナフチ
レンジイソンアネート、4,4゛−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、3.3’ −’;メチルー4.4−ジ
フェニルメタンジイソシアネート、2.4−ジイソシア
ネートジフェニルエーテル、3,3゛−ジメチル−4,
4゛−ビフェニレンジイソシアネート、3,3”−ジク
ロル4.4゛−ビフェニレンジイソシアネート、トリフ
ェニルメタントリイソシアネート、トリス(p−イソシ
アナトフェニル)チオホスファイト、ポリメチレンポリ
フェニルイソシアネート(ノボラック型ポリイソシアネ
ート)、1.4−シクロへキシレンジイソシアネート、
水素化トリレンジイソシアネート、水素化キシリレンジ
イソシアネート、水素化4.4”−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、1.5−テトラヒドロナフタレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジフェニ
ルスルホンジイソシアネート、■、6−へキサメチレン
ジイソシアネートニ量体や2,4トリレンジイソシアネ
一トニ量体のようなイソシアネート多量体、トリレンジ
イソシアネートや44′−ジフェニルメタンジイソシア
ネートの粗製物等がある。
従来、ウレタン化油は塗料や、接着剤に用いられ、その
塗膜は速乾性であり、優れた耐摩擦性、耐衝撃性、接着
性を与えることが知られている。
塗膜は速乾性であり、優れた耐摩擦性、耐衝撃性、接着
性を与えることが知られている。
しかし、通常これらは溶解性が悪く、キシレン、トルエ
ン、ミネラルスピリット等低沸点の親溶媒にしか溶けな
いため、アニリン点が65°C以上で沸点200°C以
上の脂肪族系溶剤が主体となる印刷インキには使用され
ていなかった。
ン、ミネラルスピリット等低沸点の親溶媒にしか溶けな
いため、アニリン点が65°C以上で沸点200°C以
上の脂肪族系溶剤が主体となる印刷インキには使用され
ていなかった。
又、湿し水を使用するオフセットインキに使用する場合
、湿し水への適性が悪く印刷物に汚れが発生することが
懸念されることから実用には致っていなかった。
、湿し水への適性が悪く印刷物に汚れが発生することが
懸念されることから実用には致っていなかった。
本発明は、ウレタン化油の重量平均分子量が、5000
〜50000で、かつ脂肪族系高沸点溶剤(沸点範囲2
76〜313°Cアニリン点70°C)10gにウレタ
ン化油Logを加熱溶融した溶液が40°Cに於て白濁
を生じなければ印刷インキに充分使用可能であり、油長
を40〜90%と限定することにより、上記の要求性能
を満たせること、又本発明のウレタン化油と金属有機化
合物を併用することにより、湿し水通性が向上し、湿し
水を用いるオフセントインキにも実用可能であるという
知見を得て完成した。
〜50000で、かつ脂肪族系高沸点溶剤(沸点範囲2
76〜313°Cアニリン点70°C)10gにウレタ
ン化油Logを加熱溶融した溶液が40°Cに於て白濁
を生じなければ印刷インキに充分使用可能であり、油長
を40〜90%と限定することにより、上記の要求性能
を満たせること、又本発明のウレタン化油と金属有機化
合物を併用することにより、湿し水通性が向上し、湿し
水を用いるオフセントインキにも実用可能であるという
知見を得て完成した。
油長50〜90%の乾性油および/または半乾性油のウ
レタン化油を得る方法は、従来公知の例えば特公平2−
17566、特公昭52−1956号公報等に記載され
ているいずれの方法も使用できる。
レタン化油を得る方法は、従来公知の例えば特公平2−
17566、特公昭52−1956号公報等に記載され
ているいずれの方法も使用できる。
印刷インキとしては、本発明に係るウレタン化油の他に
溶剤、樹脂、顔料等から構成され、本発明に係るウレタ
ン化油のインキ中への投入量は0.5〜20%が適当で
ある。0.5%未満では、棒積性、光沢、皮膜強度が付
与されず、20%を超えると併用する樹脂、溶剤、顔料
との比率から、必要なインキ流動性、着色性が得られな
い。
溶剤、樹脂、顔料等から構成され、本発明に係るウレタ
ン化油のインキ中への投入量は0.5〜20%が適当で
ある。0.5%未満では、棒積性、光沢、皮膜強度が付
与されず、20%を超えると併用する樹脂、溶剤、顔料
との比率から、必要なインキ流動性、着色性が得られな
い。
又、湿し水を使用するオフセットインキについては、更
に有機金属化合物を0.O1〜5重景%重量することが
好ましい。有機金属化合物としては、Mg、 Ca、
Zn、 A j2 + Ba+ Tt + Zr+ M
n、 Co、 N+等の長鎖脂肪酸、アルコラード、キ
レート、環状オリゴマー例えばアルミニウムイソプロピ
レート、アルミニウムージ−イソプロポキサイド−モノ
−エチルアセトアセテート、アルミニウムオキサイドス
テアレートトリマー、オクチル酸コバルト、オクチル酸
マンガン、オクチル酸マグネシウム等のいずれも使用で
きるが、使用量が0.01重量%未満では、湿し水を用
いて印刷する場合印刷物の汚れ発生防止に効果が無い。
に有機金属化合物を0.O1〜5重景%重量することが
好ましい。有機金属化合物としては、Mg、 Ca、
Zn、 A j2 + Ba+ Tt + Zr+ M
n、 Co、 N+等の長鎖脂肪酸、アルコラード、キ
レート、環状オリゴマー例えばアルミニウムイソプロピ
レート、アルミニウムージ−イソプロポキサイド−モノ
−エチルアセトアセテート、アルミニウムオキサイドス
テアレートトリマー、オクチル酸コバルト、オクチル酸
マンガン、オクチル酸マグネシウム等のいずれも使用で
きるが、使用量が0.01重量%未満では、湿し水を用
いて印刷する場合印刷物の汚れ発生防止に効果が無い。
又5重量%を超えるとインキが増粘し、印刷機上での転
移が劣化するため優れた印刷物が得られない。
移が劣化するため優れた印刷物が得られない。
(実施例)
以下、実施例により本発明を説明する。例中、部とは重
量部を、%とは重量%をそれぞれ表わす。
量部を、%とは重量%をそれぞれ表わす。
実施例1
アマニ油300部、グリセリン74部、水酸化リチウム
0.2部を撹拌器、冷却器、温度計およびN2ガス吹込
管を取りつけた4つロフラスコに仕込み、300cIi
T/時間のN2ガス気流下にて撹拌しなから240°C
に加熱し、エステル交換反応を行った。
0.2部を撹拌器、冷却器、温度計およびN2ガス吹込
管を取りつけた4つロフラスコに仕込み、300cIi
T/時間のN2ガス気流下にて撹拌しなから240°C
に加熱し、エステル交換反応を行った。
次いで50°Cまで冷却し、2.4−1−リレンジイソ
シアネート155部とジラウリン酸ジーn−フチルスズ
0.2部を加え、80°Cで2時間反応させ更に90°
Cで2時間反応を継続して重量平均分子量28000の
ウレタン化油(1)を得た。このウレタン化油10gを
5号ソルベント(日本石油製)10gに加熱溶融し、4
0°C迄冷却したが白濁を生しなかった。
シアネート155部とジラウリン酸ジーn−フチルスズ
0.2部を加え、80°Cで2時間反応させ更に90°
Cで2時間反応を継続して重量平均分子量28000の
ウレタン化油(1)を得た。このウレタン化油10gを
5号ソルベント(日本石油製)10gに加熱溶融し、4
0°C迄冷却したが白濁を生しなかった。
ロジン変性フェノール樹脂タマノール358(荒用化学
工業製)400部、5号ソルヘント400部、N/Bア
マニ油(日清製油製)50部を300cn!/時間のN
2ガス気流下にて撹拌しなから190°Cに昇温30分
保温後60°Cに冷却、先に得たウレタン化油(1)6
0部とアルミニウムオキサイドオフテートトリマ−20
部を添加して1時間撹拌後取出してインキ用ワニスとし
た。
工業製)400部、5号ソルヘント400部、N/Bア
マニ油(日清製油製)50部を300cn!/時間のN
2ガス気流下にて撹拌しなから190°Cに昇温30分
保温後60°Cに冷却、先に得たウレタン化油(1)6
0部とアルミニウムオキサイドオフテートトリマ−20
部を添加して1時間撹拌後取出してインキ用ワニスとし
た。
実施例2
実施例1におけるアマニ油300部の代わりにアマニ油
150部、脱水ヒマシ油150部を、又2.4−トリレ
ンジイソシアネートの代わりにヘキサメチレンジイソシ
ア2−)150部を用いた他は実施例1と同様の条件で
得たウレタン化油(2)(重量平均分子量35200
、本つレタン化油Logを5号ソルヘント(日本石油製
)10gに加熱溶融し、40°C迄冷却しても白濁せず
)を実施例1と同条件でワニス化した。
150部、脱水ヒマシ油150部を、又2.4−トリレ
ンジイソシアネートの代わりにヘキサメチレンジイソシ
ア2−)150部を用いた他は実施例1と同様の条件で
得たウレタン化油(2)(重量平均分子量35200
、本つレタン化油Logを5号ソルヘント(日本石油製
)10gに加熱溶融し、40°C迄冷却しても白濁せず
)を実施例1と同条件でワニス化した。
比較例1
実施例1ウレタン化油(1)60部の代わりにN/Bア
マニ油6油部0部加した他は実施例(1)と同条件でワ
ニス化した。
マニ油6油部0部加した他は実施例(1)と同条件でワ
ニス化した。
これらのワニスを用い以下の配合割合で3本ロールミル
により練肉して印刷インキとし性能試験を行った。
により練肉して印刷インキとし性能試験を行った。
β型銅フタロシアニンブルー 17部フ ェ
ス 64部耐
摩擦コンパウンド 2部ナフテン酸マン
ガン 0.5部5号ソルヘント(日本石油
株製) 13〜18部“ *インキのタック値(東洋精機製インコメ−ター)を1
0.5±0.3 インキのフロー値(東洋精機製スプレントメーターによ
る半径mm71分値)を18.5±0.3に二周整した
。
ス 64部耐
摩擦コンパウンド 2部ナフテン酸マン
ガン 0.5部5号ソルヘント(日本石油
株製) 13〜18部“ *インキのタック値(東洋精機製インコメ−ター)を1
0.5±0.3 インキのフロー値(東洋精機製スプレントメーターによ
る半径mm71分値)を18.5±0.3に二周整した
。
(性能試験と結果)
■、まず、インキ0.3 ccをR,1,テスター(■
明製作所製)にてアート紙に展色したのち、20°C1
65%RHにて24時間放置して乾燥した。
明製作所製)にてアート紙に展色したのち、20°C1
65%RHにて24時間放置して乾燥した。
1−1光沢:上記印刷物を村上色彩製光沢計GM26D
(60°−60°)を用いて測定した。
(60°−60°)を用いて測定した。
1−2皮膜強度二上記印刷物を5cm巾に切り荷重を2
ポンドかけサザーランドラブテスターを用いて、40回
摩擦し、印刷物のこすれ落ちとスクラッチ耐性を目視評
価した。
ポンドかけサザーランドラブテスターを用いて、40回
摩擦し、印刷物のこすれ落ちとスクラッチ耐性を目視評
価した。
○:良 △:可
2、乾燥時間(紙上):インキ0.15 ccを前述し
たR、1.、テスター6分割ロールにてアート紙に展色
し、その上にあて紙を当て朝陽会乾燥試験器にかけ、展
色したインキが当て紙に移らなくなるまでの時間を測定
した。
たR、1.、テスター6分割ロールにてアート紙に展色
し、その上にあて紙を当て朝陽会乾燥試験器にかけ、展
色したインキが当て紙に移らなくなるまでの時間を測定
した。
乾燥時間(機上):ブリキ板上にインキを75μmの厚
みに引き40°Cのオーブン中に放置し指触判定にて指
先にインキが付着しなくなる時間を測定した。
みに引き40°Cのオーブン中に放置し指触判定にて指
先にインキが付着しなくなる時間を測定した。
3、セット時間:インキ0.2 ccを前記R,1,テ
スター4分割ロールにてアート紙に展色したのち展色物
を時間ごとに分割し、R,1,テスターローラーを用い
て展色物から別のアート紙上へのインキの付着度を観察
し、インキが付着しなくなるまでの時間(分)を測定し
た。
スター4分割ロールにてアート紙に展色したのち展色物
を時間ごとに分割し、R,1,テスターローラーを用い
て展色物から別のアート紙上へのインキの付着度を観察
し、インキが付着しなくなるまでの時間(分)を測定し
た。
4、棒積性:ハイデルGTO印刷機により、作成したイ
ンキを用いてSKココ−紙に(スプレー粉を噴射せずに
、印刷速度6000rphで印刷し2万枚棒積した。版
湿し水は同一にし室温、ヘタ部の濃度は一定にコントロ
ールシタ。
ンキを用いてSKココ−紙に(スプレー粉を噴射せずに
、印刷速度6000rphで印刷し2万枚棒積した。版
湿し水は同一にし室温、ヘタ部の濃度は一定にコントロ
ールシタ。
印刷後、棒積した印刷物の裏付きを目視評価した。
○:良 △:可 ×:不可
試験結果を第1表に示す。
第
表
手
続
補
正
書
(自
発)
シブ
平成
2年12月18日
特
許
庁
長
官
殿
事件の表示
平成
2年特許願第2532
8号
発明の名称
印刷インキ
補正をする者
事件との関係
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、油長40〜90%の乾性油および/または半乾性油
のウレタン化油を0.5〜20重量%含むことを特徴と
する印刷インキ。 2、更に金属有機化合物を0.01〜5重量%併用して
なる請求項1記載の印刷インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2253218A JPH04132778A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2253218A JPH04132778A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 印刷インキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132778A true JPH04132778A (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=17248206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2253218A Pending JPH04132778A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 印刷インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132778A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2383039A (en) * | 2001-11-07 | 2003-06-18 | Futaba Denshi Kogyo Kk | Organometallic compounds for use as transparent drying agents |
KR100465042B1 (ko) * | 2000-05-08 | 2005-01-13 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 유기 el소자 |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP2253218A patent/JPH04132778A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100465042B1 (ko) * | 2000-05-08 | 2005-01-13 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 유기 el소자 |
GB2383039A (en) * | 2001-11-07 | 2003-06-18 | Futaba Denshi Kogyo Kk | Organometallic compounds for use as transparent drying agents |
US6790381B2 (en) | 2001-11-07 | 2004-09-14 | Futaba Corporation | Drying agent |
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