JPH0412617Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412617Y2 JPH0412617Y2 JP15764987U JP15764987U JPH0412617Y2 JP H0412617 Y2 JPH0412617 Y2 JP H0412617Y2 JP 15764987 U JP15764987 U JP 15764987U JP 15764987 U JP15764987 U JP 15764987U JP H0412617 Y2 JPH0412617 Y2 JP H0412617Y2
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- JP
- Japan
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- wire
- insertion hole
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- electric wire
- wire release
- Prior art date
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 54
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 54
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 4
- 206010014357 Electric shock Diseases 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、たとえば工場、事務所などに取付け
られる螢光灯器具に電源電線などを接続するため
の端子台などの電線の接続に用いる配線器具に係
り、とくに、鎖錠端子への電線の接続後誤配線、
器具の取替え、その他の理由により電線の接続を
解除するための電線解除機構に関する。
られる螢光灯器具に電源電線などを接続するため
の端子台などの電線の接続に用いる配線器具に係
り、とくに、鎖錠端子への電線の接続後誤配線、
器具の取替え、その他の理由により電線の接続を
解除するための電線解除機構に関する。
(従来の技術)
従来、例えば一対の電線挿入孔を前面に開口す
るとともにこれらの電線挿入孔の近傍に位置して
電線解除工具挿入孔を上面に開口した器具本体内
に、前記電線解除工具挿入孔に一部を位置させて
電線解除子を前記電線挿入孔と平行な方向へ摺動
自在に設け、前記電線解除工具挿入孔の前側面と
この前側面に対向する電線解除子の前面との間の
間隙に電線解除工具たとえばドライバーを挿入し
て、電線解除子を摺動させることにより、各電線
挿入孔から挿入された電源電線が接続された器具
本体内の一対の鎖錠端子を変形させて、これら鎖
錠端子への電線の接続を解除できる構造とした端
子台が知られている。そして、この種の配線器具
例えば端子台は、従来、ドライバーが挿入される
電線解除工具挿入孔の側面と電線解除子との間の
間隙が、電線挿入孔の直上に直接臨んで位置した
構造になつていた。
るとともにこれらの電線挿入孔の近傍に位置して
電線解除工具挿入孔を上面に開口した器具本体内
に、前記電線解除工具挿入孔に一部を位置させて
電線解除子を前記電線挿入孔と平行な方向へ摺動
自在に設け、前記電線解除工具挿入孔の前側面と
この前側面に対向する電線解除子の前面との間の
間隙に電線解除工具たとえばドライバーを挿入し
て、電線解除子を摺動させることにより、各電線
挿入孔から挿入された電源電線が接続された器具
本体内の一対の鎖錠端子を変形させて、これら鎖
錠端子への電線の接続を解除できる構造とした端
子台が知られている。そして、この種の配線器具
例えば端子台は、従来、ドライバーが挿入される
電線解除工具挿入孔の側面と電線解除子との間の
間隙が、電線挿入孔の直上に直接臨んで位置した
構造になつていた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、上記従来の構造では、鎖錠端子に接続
された電源電線の芯線の直上に、ドライバーが挿
入される電線解除工具挿入孔の側面と電線解除子
との間の間隙が位置するため、鎖錠端子への電源
電線の接続を解除するとき、とくに電源電線が電
源に接続されたままであると、そして、前記間隙
に挿入したドライバーを傾けたりすると、電源電
線の充電部にドライバーが触れて感電のおそれが
あるのみならず、ときには極間短絡のおそれのあ
る問題があつた。
された電源電線の芯線の直上に、ドライバーが挿
入される電線解除工具挿入孔の側面と電線解除子
との間の間隙が位置するため、鎖錠端子への電源
電線の接続を解除するとき、とくに電源電線が電
源に接続されたままであると、そして、前記間隙
に挿入したドライバーを傾けたりすると、電源電
線の充電部にドライバーが触れて感電のおそれが
あるのみならず、ときには極間短絡のおそれのあ
る問題があつた。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、器具本体を大きくすることなくかつ簡
単な構造で、電線の接続の解除作業時における感
電および短絡を防止できるとともに、接続の解除
の作業性がよい端子台などの配線器具を提供する
ことを目的とするものである。
るもので、器具本体を大きくすることなくかつ簡
単な構造で、電線の接続の解除作業時における感
電および短絡を防止できるとともに、接続の解除
の作業性がよい端子台などの配線器具を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の配線器具は、器具本体の外面とこの面
に交わる外面とに電線挿入孔とこの電線挿入孔の
近傍に位置する電線解除工具挿入孔とをそれぞれ
開口し、前記器具本体内に前記電線挿入孔に臨ん
でこの電線挿入孔から挿入された電線を接続する
鎖錠端子を設け、一部を前記電線解除工具挿入孔
に位置させて前記器具本体内に前記鎖錠端子への
電線の接続を解除する電線解除子を前記電線挿入
孔とほぼ平行な方向へ摺動自在に設けて、前記電
線解除工具挿入孔の側面と電線解除子との間に電
線解除工具が挿入される間隙を形成し、さらに、
この間隙と前記電線挿入孔との間に位置してかつ
前記電線解除子の摺動面に沿つて前記器具本体に
絶縁体からなる遮壁を設けて、前記間隙および電
線挿入孔間を遮壁により完全に絶縁したものであ
る。
に交わる外面とに電線挿入孔とこの電線挿入孔の
近傍に位置する電線解除工具挿入孔とをそれぞれ
開口し、前記器具本体内に前記電線挿入孔に臨ん
でこの電線挿入孔から挿入された電線を接続する
鎖錠端子を設け、一部を前記電線解除工具挿入孔
に位置させて前記器具本体内に前記鎖錠端子への
電線の接続を解除する電線解除子を前記電線挿入
孔とほぼ平行な方向へ摺動自在に設けて、前記電
線解除工具挿入孔の側面と電線解除子との間に電
線解除工具が挿入される間隙を形成し、さらに、
この間隙と前記電線挿入孔との間に位置してかつ
前記電線解除子の摺動面に沿つて前記器具本体に
絶縁体からなる遮壁を設けて、前記間隙および電
線挿入孔間を遮壁により完全に絶縁したものであ
る。
(作用)
本考案の配線器具では、電線挿入孔から挿入さ
れて鎖錠端子に鎖錠接続されている電線の接続を
解除するとき、電線解除工具挿入孔の側面と電線
接続解除子との間の間隙にドライバーなどの電線
接続解除工具を挿入して、電線接続解除子を摺動
させるが、このとき、前記間隙と電線挿入孔との
間に位置する遮壁に電線接続解除工具の先端が突
き当たつて、この電線接続解除工具が電線解除子
を摺動させるのに適した位置に規制されるととも
に、電線挿入孔内の電線への電線解除工具の接触
が防止される。
れて鎖錠端子に鎖錠接続されている電線の接続を
解除するとき、電線解除工具挿入孔の側面と電線
接続解除子との間の間隙にドライバーなどの電線
接続解除工具を挿入して、電線接続解除子を摺動
させるが、このとき、前記間隙と電線挿入孔との
間に位置する遮壁に電線接続解除工具の先端が突
き当たつて、この電線接続解除工具が電線解除子
を摺動させるのに適した位置に規制されるととも
に、電線挿入孔内の電線への電線解除工具の接触
が防止される。
(実施例)
以下、本考案の配線器具の一実施例の構成を端
子台の図面に基づいて説明する。
子台の図面に基づいて説明する。
1は器具本体となる端子台本体で、ほぼ偏平な
直方体形状に形成されている。そして、この端子
台本体1は、上面を開口したほぼ函形状のベース
体2と、このベース体2の上側前部に取付けられ
た第1カバー体3と、前記ベース体2の上側後部
に取付けられた第2カバー体4とからなつてお
り、これらベース体2と両カバー体3,4とはい
ずれも合成樹脂などの絶縁体により成形されてい
る。
直方体形状に形成されている。そして、この端子
台本体1は、上面を開口したほぼ函形状のベース
体2と、このベース体2の上側前部に取付けられ
た第1カバー体3と、前記ベース体2の上側後部
に取付けられた第2カバー体4とからなつてお
り、これらベース体2と両カバー体3,4とはい
ずれも合成樹脂などの絶縁体により成形されてい
る。
前記端子台本体1内には、前記ベース体2に形
成された前後方向へ延びるガイド壁5により左右
一対の端子室6が区画形成されている。そして、
これら端子室6にそれぞれ臨んで、端子台本体1
の後面に開口する左右一対の内部配線用電線挿通
孔(図示せず)と端子台本体1の前面に開口する
左右一対の電源電線挿入孔8とが、前記ベース体
2と両カバー体3,4との接合部にそれぞれ形成
されている。
成された前後方向へ延びるガイド壁5により左右
一対の端子室6が区画形成されている。そして、
これら端子室6にそれぞれ臨んで、端子台本体1
の後面に開口する左右一対の内部配線用電線挿通
孔(図示せず)と端子台本体1の前面に開口する
左右一対の電源電線挿入孔8とが、前記ベース体
2と両カバー体3,4との接合部にそれぞれ形成
されている。
また、前記両端子室6内には、鎖錠端子11が
それぞれ取付けられている。これら鎖錠端子11
は、それぞれ、接続孔12を後部に有し接触片1
3を前部の左右両側に有する導電体からなる端子
板14と、この端子板14の接触片13間に嵌合
された導電体からなり弾性を有する板ばね15と
からなつている。そして、これら板ばね15に
は、前記電源電線挿入孔8に対向して、押え片部
16が後部に折曲形成されているとともに、鎖錠
片部17が前部に折曲形成されている。これら押
え片部16と鎖錠片部17とは、ともに、先端が
前記端子板14の内側の接触片13に接触または
小間隙を保持して対向されているとともに、先端
に向かつて後方へすなわち前記電線挿入孔8から
離れる方向へ傾斜している。なお、前記押え片部
16の先端はV字形状に折り返されている。
それぞれ取付けられている。これら鎖錠端子11
は、それぞれ、接続孔12を後部に有し接触片1
3を前部の左右両側に有する導電体からなる端子
板14と、この端子板14の接触片13間に嵌合
された導電体からなり弾性を有する板ばね15と
からなつている。そして、これら板ばね15に
は、前記電源電線挿入孔8に対向して、押え片部
16が後部に折曲形成されているとともに、鎖錠
片部17が前部に折曲形成されている。これら押
え片部16と鎖錠片部17とは、ともに、先端が
前記端子板14の内側の接触片13に接触または
小間隙を保持して対向されているとともに、先端
に向かつて後方へすなわち前記電線挿入孔8から
離れる方向へ傾斜している。なお、前記押え片部
16の先端はV字形状に折り返されている。
また、前記第1カバー体3の上面前部には、前
記電源電線挿入孔8の上側近傍に位置して四角形
状の電線解除工具挿入孔21が開口形成されてい
るとともに、この挿入孔21の後側に繋がる覗き
孔22が形成されている。そして、前記電線解除
工具挿入孔21の前部下側には、この挿入孔21
の前部上側と前記電源電線挿入孔8とを遮断する
遮壁23が形成されており、この遮壁23の上面
は前記ベース体2のガイド壁5の上面に繋がつて
いる。
記電源電線挿入孔8の上側近傍に位置して四角形
状の電線解除工具挿入孔21が開口形成されてい
るとともに、この挿入孔21の後側に繋がる覗き
孔22が形成されている。そして、前記電線解除
工具挿入孔21の前部下側には、この挿入孔21
の前部上側と前記電源電線挿入孔8とを遮断する
遮壁23が形成されており、この遮壁23の上面
は前記ベース体2のガイド壁5の上面に繋がつて
いる。
26は電線解除子で、たとえば透明な合成樹脂
などの絶縁体により成形されている。そして、こ
の電線解除子26は、その下面に形成された溝部
27が前記ガイド壁5に嵌合されて、このガイド
壁5上に前後方向すなわち前記電源電線挿入孔8
と平行な方向へ摺動自在に支持されているととも
に、両側縁部が前記第1カバー体3に下方より当
接されて抜け止めされている。また、前記電線解
除子26の前部上側には操作部28が突出形成さ
れており、この操作部28は前記電線解除工具挿
入孔21内に位置されている。そして、この挿入
孔21の前側面と前記操作部28の前面との間に
間隙29が形成されており、この間隙29の下端
は前記第1カバー体3の遮壁23により閉塞され
ている。なお、前記操作部28の前面下部には傾
斜部30が形成されている。さらに、前記電線解
除子26の下部の左右両側には、前記ガイド壁5
に向かつて後方へ傾斜し前記鎖錠端子11の板ば
ね15の鎖錠片部17に前方から押圧される押圧
面31が形成されている。
などの絶縁体により成形されている。そして、こ
の電線解除子26は、その下面に形成された溝部
27が前記ガイド壁5に嵌合されて、このガイド
壁5上に前後方向すなわち前記電源電線挿入孔8
と平行な方向へ摺動自在に支持されているととも
に、両側縁部が前記第1カバー体3に下方より当
接されて抜け止めされている。また、前記電線解
除子26の前部上側には操作部28が突出形成さ
れており、この操作部28は前記電線解除工具挿
入孔21内に位置されている。そして、この挿入
孔21の前側面と前記操作部28の前面との間に
間隙29が形成されており、この間隙29の下端
は前記第1カバー体3の遮壁23により閉塞され
ている。なお、前記操作部28の前面下部には傾
斜部30が形成されている。さらに、前記電線解
除子26の下部の左右両側には、前記ガイド壁5
に向かつて後方へ傾斜し前記鎖錠端子11の板ば
ね15の鎖錠片部17に前方から押圧される押圧
面31が形成されている。
つぎに、上記実施例の作用を説明する。
配線作業にあたつては、螢光灯などの内部配線
用の電線(図示せず)の芯線を端子板14の接続
孔12に差込んではんだ付けする。
用の電線(図示せず)の芯線を端子板14の接続
孔12に差込んではんだ付けする。
また、被覆を取除いた単線の電源電線(図示せ
ず)の先端部を電源電線挿入孔8に挿入する。そ
うすると、電源電線の芯線が端子板14の接触片
13と板ばね15の鎖錠片部17および押え片部
16との間に挿入され、鎖錠片部17が電線に喰
込んで電源電線が接触片13に係止されるととも
に、押え片部16が芯線を接触片13に押圧して
電源電線が保持される。こうして、内部配線用の
電線と電源電線とが電気的に接続される。
ず)の先端部を電源電線挿入孔8に挿入する。そ
うすると、電源電線の芯線が端子板14の接触片
13と板ばね15の鎖錠片部17および押え片部
16との間に挿入され、鎖錠片部17が電線に喰
込んで電源電線が接触片13に係止されるととも
に、押え片部16が芯線を接触片13に押圧して
電源電線が保持される。こうして、内部配線用の
電線と電源電線とが電気的に接続される。
そして、鎖錠端子11に電線を接続した後、誤
配線、器具の取替え、その他の理由により電線の
接続を解除する際には、電線解除工具たとえばマ
イナスドライバーを電線解除工具挿入孔21の前
側面と電線解除子26との間の間隙29に挿入し
て、電線解除子26を後方へ摺動させる。そうす
ると、この電線解除子26の押圧面31が板ばね
15の鎖錠片部17に前方から押圧されて、この
鎖錠片部17が弾性変形されて電源電線から離
れ、この電線の鎖錠接続が解除されるので、この
状態で電線を引き抜けばよい。
配線、器具の取替え、その他の理由により電線の
接続を解除する際には、電線解除工具たとえばマ
イナスドライバーを電線解除工具挿入孔21の前
側面と電線解除子26との間の間隙29に挿入し
て、電線解除子26を後方へ摺動させる。そうす
ると、この電線解除子26の押圧面31が板ばね
15の鎖錠片部17に前方から押圧されて、この
鎖錠片部17が弾性変形されて電源電線から離
れ、この電線の鎖錠接続が解除されるので、この
状態で電線を引き抜けばよい。
その際、ドライバーが挿入された間隙29と電
線挿入孔8との間に位置して絶縁体からなる第1
カバー体3に形成された遮壁23にドライバーの
先端が突き当たり、かりに電線挿入孔8内に電源
電線の芯線が露出した部分があつたとしても、ド
ライバーが芯線に触れることはけつしてない。し
たがつて、感電、短絡の発生のおそれは全くな
い。また、ドライバーの先端位置が遮壁23によ
り規制され、ドライバーが遮壁23より下に入り
込むことはできないので、ドライバーを必要以上
に押し込みすぎたり、押し込みが不足したりする
こともなく、電線接続の解除作業時に、作業者に
よるばらつきの発生を防止でき、安定した電線接
続の解除作業が可能となる。
線挿入孔8との間に位置して絶縁体からなる第1
カバー体3に形成された遮壁23にドライバーの
先端が突き当たり、かりに電線挿入孔8内に電源
電線の芯線が露出した部分があつたとしても、ド
ライバーが芯線に触れることはけつしてない。し
たがつて、感電、短絡の発生のおそれは全くな
い。また、ドライバーの先端位置が遮壁23によ
り規制され、ドライバーが遮壁23より下に入り
込むことはできないので、ドライバーを必要以上
に押し込みすぎたり、押し込みが不足したりする
こともなく、電線接続の解除作業時に、作業者に
よるばらつきの発生を防止でき、安定した電線接
続の解除作業が可能となる。
また、上記構成によれば、従来の端子台におい
て、ドライバーが挿入される間隙29と電源電線
挿入孔8との間に第1カバー体3と一体の遮壁2
3を加えただけの構造となつているので、構造が
簡単で、安価にできるとともに、感電、短絡の防
止機構を設けたことにより、端子台の全体が大型
化してしまうこともない。
て、ドライバーが挿入される間隙29と電源電線
挿入孔8との間に第1カバー体3と一体の遮壁2
3を加えただけの構造となつているので、構造が
簡単で、安価にできるとともに、感電、短絡の防
止機構を設けたことにより、端子台の全体が大型
化してしまうこともない。
なお前記実施例では端子台について説明した
が、本考案は端子台に限らず、電線を接続するた
めの各種配線器具に適用できるものである。
が、本考案は端子台に限らず、電線を接続するた
めの各種配線器具に適用できるものである。
また、前記実施例では、鎖錠端子11を一対と
したが、電源と負荷たとえばコンセントとを電気
的に接続する配線器具の場合、電源側および負荷
側の各一対の電線に対応して器具本体に2対の電
線挿入孔および2対の鎖錠端子を設けてもよい。
また、たとえば電源に分岐接続される負荷が2つ
あるいは3つ以上の場合、3対または4対以上の
鎖錠端子を設けてもよい。これらのいずれの場合
においても、本考案を適用することが可能であ
る。
したが、電源と負荷たとえばコンセントとを電気
的に接続する配線器具の場合、電源側および負荷
側の各一対の電線に対応して器具本体に2対の電
線挿入孔および2対の鎖錠端子を設けてもよい。
また、たとえば電源に分岐接続される負荷が2つ
あるいは3つ以上の場合、3対または4対以上の
鎖錠端子を設けてもよい。これらのいずれの場合
においても、本考案を適用することが可能であ
る。
本考案によれば、電線解除工具挿入孔の側面お
よび電線解除子間の間隙とこの間隙の近傍に位置
する電線挿入孔との間に位置して絶縁体からなる
遮壁を設けたので、簡単な構造でかつ器具本体を
大型化することなく、前記間隙に電線解除工具を
挿入して鎖錠端子への電線の接続を解除すると
き、遮壁により電線解除工具の電線への接触を確
実に防止でき、したがつて感電および極間短絡を
防止できる。また、遮壁に突き当たつて電線解除
工具の先端位置が規制されるので、電線解除子も
確実に摺動させることができ、電線の接続の解除
作業を円滑に行なえる。
よび電線解除子間の間隙とこの間隙の近傍に位置
する電線挿入孔との間に位置して絶縁体からなる
遮壁を設けたので、簡単な構造でかつ器具本体を
大型化することなく、前記間隙に電線解除工具を
挿入して鎖錠端子への電線の接続を解除すると
き、遮壁により電線解除工具の電線への接触を確
実に防止でき、したがつて感電および極間短絡を
防止できる。また、遮壁に突き当たつて電線解除
工具の先端位置が規制されるので、電線解除子も
確実に摺動させることができ、電線の接続の解除
作業を円滑に行なえる。
第1図は本考案の配線器具の一実施例を示す断
面図、第2図は同上一部を切り欠いた平面図、第
3図は同上平面図、第4図は同上電線解除子と鎖
錠端子との関係を示す裏面図である。 1……器具本体となる端子台本体、8……電線
挿入孔、11……鎖錠端子、21……電線解除工
具挿入孔、23……遮壁、26……電線解除子、
29……間隙。
面図、第2図は同上一部を切り欠いた平面図、第
3図は同上平面図、第4図は同上電線解除子と鎖
錠端子との関係を示す裏面図である。 1……器具本体となる端子台本体、8……電線
挿入孔、11……鎖錠端子、21……電線解除工
具挿入孔、23……遮壁、26……電線解除子、
29……間隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電線挿入孔を外面に開口するとともにこの面に
交わる外面でかつ前記電線挿入孔の近傍に位置し
て電線解除工具挿入孔を開口した器具本体と、こ
の器具本体内に前記電線挿入孔に臨んで設けられ
この電線挿入孔から挿入された電線を接続する鎖
錠端子と、一部を前記電線解除工具挿入孔に位置
させて前記器具本体内に前記電線挿入孔とほぼ平
行な方向へ摺動自在に設けられ前記電線解除工具
挿入孔の側面との間に電線解除工具が挿入される
間隙を形成し前記鎖錠端子への電線の接続を解除
する電線解除子とを備え、 この電線解除子および電線解除工具挿入孔の側
面間の間隙と前記電線挿入孔との間に位置してか
つ前記電線解除子の摺動面に沿つて前記器具本体
に絶縁体からなる遮壁を設けたことを特徴とする
配線器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15764987U JPH0412617Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15764987U JPH0412617Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0162664U JPH0162664U (ja) | 1989-04-21 |
JPH0412617Y2 true JPH0412617Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=31437274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15764987U Expired JPH0412617Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412617Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0739175Y2 (ja) * | 1990-10-12 | 1995-09-06 | 株式会社八光電機製作所 | 電線接続装置 |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP15764987U patent/JPH0412617Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0162664U (ja) | 1989-04-21 |
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