JPH0352603Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352603Y2 JPH0352603Y2 JP1985195411U JP19541185U JPH0352603Y2 JP H0352603 Y2 JPH0352603 Y2 JP H0352603Y2 JP 1985195411 U JP1985195411 U JP 1985195411U JP 19541185 U JP19541185 U JP 19541185U JP H0352603 Y2 JPH0352603 Y2 JP H0352603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- long object
- long
- cart
- shaft end
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、クランクシヤフトやカムシヤフトの
ような長尺重量物を傷をつけることなく搬送する
ことのできる簡易搬送装置に関する。
ような長尺重量物を傷をつけることなく搬送する
ことのできる簡易搬送装置に関する。
(従来技術)
クランクシヤフトやカムシヤフトのような長尺
でしかも重量のあるものを他の場所へ搬送するに
は、例えば実公昭48−604号公報に示されたよう
なチエーンコンベアによるもの、あるいは、実公
昭55−24028号公報に示されているように互いに
ピツチをずらせて配設した鋸歯状歯を有する2本
の杆の一方を昇降させて搬送するようにしたもの
等が存在する。しかしながら、これらのものはい
ずれも長尺物の軸端を露出させた状態のままジヤ
ーナル部分等を直接保持して搬送するものである
ため、搬送中にこれらの部分を損傷させる虞れが
あるほか、多種少量生産品に対しては、全てのも
のに対応させることができないばかりでなく、い
たずらに設備が過剰になるといつた問題がある。
でしかも重量のあるものを他の場所へ搬送するに
は、例えば実公昭48−604号公報に示されたよう
なチエーンコンベアによるもの、あるいは、実公
昭55−24028号公報に示されているように互いに
ピツチをずらせて配設した鋸歯状歯を有する2本
の杆の一方を昇降させて搬送するようにしたもの
等が存在する。しかしながら、これらのものはい
ずれも長尺物の軸端を露出させた状態のままジヤ
ーナル部分等を直接保持して搬送するものである
ため、搬送中にこれらの部分を損傷させる虞れが
あるほか、多種少量生産品に対しては、全てのも
のに対応させることができないばかりでなく、い
たずらに設備が過剰になるといつた問題がある。
他方、このような多種少量生産に対応させるべ
く、傾斜させたレールの上を摺動もしくは転動さ
せながら長尺物を移送するようにしたものは、傾
斜の緩急により長尺物が途中で止まつてしまつた
り、あるいは長尺物同士が終端部でぶつかり合つ
て損傷するといつた問題があり、また、このよう
な問題を解消するため例えば実公昭58−51126号
公報に見られるように、レールに沿わせてチエー
ンを移動させつつワークの移動を規制するように
したものは、それ自体設備が過剰となつて製造コ
ストの上昇を招くといつた問題を有している。
く、傾斜させたレールの上を摺動もしくは転動さ
せながら長尺物を移送するようにしたものは、傾
斜の緩急により長尺物が途中で止まつてしまつた
り、あるいは長尺物同士が終端部でぶつかり合つ
て損傷するといつた問題があり、また、このよう
な問題を解消するため例えば実公昭58−51126号
公報に見られるように、レールに沿わせてチエー
ンを移動させつつワークの移動を規制するように
したものは、それ自体設備が過剰となつて製造コ
ストの上昇を招くといつた問題を有している。
(目的)
本考案はかかる問題に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、長尺物を損傷させるこ
となく搬送することのできる構造簡単な搬送装置
を提供することにある。
その目的とするところは、長尺物を損傷させるこ
となく搬送することのできる構造簡単な搬送装置
を提供することにある。
(目的を達成するための手段)
すなわち本考案はかかる目的を達成するため
に、前後の車輪に走行可能に支持された台車上
に、長尺物を走行方向に向けて載置するための弾
褥体を被覆した載置部を設けるとともに、該台車
の前後に、載置した上記長尺物の長手方向両端部
より外方へ突出する長さの枠状の軸端保護兼台車
移動用把持杆を一体的に固定した長尺物の簡易搬
送装置にある。
に、前後の車輪に走行可能に支持された台車上
に、長尺物を走行方向に向けて載置するための弾
褥体を被覆した載置部を設けるとともに、該台車
の前後に、載置した上記長尺物の長手方向両端部
より外方へ突出する長さの枠状の軸端保護兼台車
移動用把持杆を一体的に固定した長尺物の簡易搬
送装置にある。
(実施例)
そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
図面はクランクシヤフトの搬送装置として構成
された本考案の一実施例を示したもので、前後に
設けた車輪2,2によつて移動可能に支持された
台車1には、その前後にクランクシヤフトWのジ
ヤーナル部aを支える支持板3,3が、その頂部
に設けたV字状の載置部4,4を硬質ゴムもしく
は硬質樹脂等の弾褥体5,5によつて被覆された
状態で立設されている。
された本考案の一実施例を示したもので、前後に
設けた車輪2,2によつて移動可能に支持された
台車1には、その前後にクランクシヤフトWのジ
ヤーナル部aを支える支持板3,3が、その頂部
に設けたV字状の載置部4,4を硬質ゴムもしく
は硬質樹脂等の弾褥体5,5によつて被覆された
状態で立設されている。
他方、この台車本体1の両側には、本体1の前
方と後方に延びるパイプがフレーム部材6,6と
して一体的に固定され、その各延出端は上方に折
曲げられた上、支持板3上に載置されたクランク
シヤフトWの軸心を通る外方において水平なバー
により結合されて枠状の軸端保護兼台車移動用把
持杆7として構成されている。
方と後方に延びるパイプがフレーム部材6,6と
して一体的に固定され、その各延出端は上方に折
曲げられた上、支持板3上に載置されたクランク
シヤフトWの軸心を通る外方において水平なバー
により結合されて枠状の軸端保護兼台車移動用把
持杆7として構成されている。
このように構成された台車1上に図示しないマ
ニプレータ等を用いてクランクシヤフトWを載置
すると、そのジヤーナル部aは硬質樹脂等よりな
る弾褥体5,5により金属同士が直接接触するこ
となく載置された上、さらに軸端外方に位置する
把持杆7により確実に保護される。
ニプレータ等を用いてクランクシヤフトWを載置
すると、そのジヤーナル部aは硬質樹脂等よりな
る弾褥体5,5により金属同士が直接接触するこ
となく載置された上、さらに軸端外方に位置する
把持杆7により確実に保護される。
そしてクランクシヤフトWを載置した台車1
は、ガイドレール10に沿つて作業員の手により
次の工程へと送られるが、このガイドレール10
にはその途中に第4図に示したような高さが調節
可能なスタンド11によつて支持された秤量器1
2が配設され、その上を通過する過程において搬
送装置を含めた全重量が計測され、その値がデス
プレイ13上に表示されて重量チエツクを受ける
ことになる。
は、ガイドレール10に沿つて作業員の手により
次の工程へと送られるが、このガイドレール10
にはその途中に第4図に示したような高さが調節
可能なスタンド11によつて支持された秤量器1
2が配設され、その上を通過する過程において搬
送装置を含めた全重量が計測され、その値がデス
プレイ13上に表示されて重量チエツクを受ける
ことになる。
なお以上はクランクシヤフト搬送用の装置とし
て本考案を説明したものであるが、本考案装置
は、これ以外にカムシヤフト、車軸等の長尺重量
物の搬送用としても適用することができる。
て本考案を説明したものであるが、本考案装置
は、これ以外にカムシヤフト、車軸等の長尺重量
物の搬送用としても適用することができる。
(効果)
以上述べたように本考案によれば、台車上に弾
褥体を被覆した長尺物の載置部を設けたので、弾
褥体を介して長尺物を直接載置部に接触させるこ
となく搬送することができる。
褥体を被覆した長尺物の載置部を設けたので、弾
褥体を介して長尺物を直接載置部に接触させるこ
となく搬送することができる。
しかも、台車本体1に、長尺物の長手方向両端
部より外方へ突出する長さの枠状の把持杆を設け
たので、連続搬送時に渋滞が生じても長尺物の軸
端同士が接触し合つて損傷するといつた事故を未
然に防ぐことができるばかりでなく、人手による
通常の搬送時においても、枠状の把持杆により軸
端が他物と接触するのを未然に防ぐことができ
る。
部より外方へ突出する長さの枠状の把持杆を設け
たので、連続搬送時に渋滞が生じても長尺物の軸
端同士が接触し合つて損傷するといつた事故を未
然に防ぐことができるばかりでなく、人手による
通常の搬送時においても、枠状の把持杆により軸
端が他物と接触するのを未然に防ぐことができ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す装置の斜視
図、第2図は同上装置の側面図、第3図はその正
面図、第4図は長尺物搬送路の一例を示した図で
ある。 1……台車本体、2……車輪、3……支持板、
5……弾褥体、6……フレーム部材、7……軸端
保護兼台車移動用把持杆。
図、第2図は同上装置の側面図、第3図はその正
面図、第4図は長尺物搬送路の一例を示した図で
ある。 1……台車本体、2……車輪、3……支持板、
5……弾褥体、6……フレーム部材、7……軸端
保護兼台車移動用把持杆。
Claims (1)
- 前後の車輪に走行可能に支持された台車本体
に、長尺物を走行方向に向けて載置するための弾
褥体を被覆した長尺物載置部を設けるとともに、
該台車本体に、載置した上記長尺物の長手方向両
端部より外方へ突出する長さの枠状の軸端保護兼
台車移動移動用把持杆を一体的に固定したことを
特徴とする長尺物の簡易搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985195411U JPH0352603Y2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985195411U JPH0352603Y2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62102766U JPS62102766U (ja) | 1987-06-30 |
JPH0352603Y2 true JPH0352603Y2 (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=31153277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985195411U Expired JPH0352603Y2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352603Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2540288Y2 (ja) * | 1993-04-24 | 1997-07-02 | 株式会社日本技術センター | 手押し運搬車 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038148U (ja) * | 1973-07-28 | 1975-04-19 | ||
JPS5043898U (ja) * | 1973-08-22 | 1975-05-02 | ||
JPS5113781U (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-31 |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP1985195411U patent/JPH0352603Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038148U (ja) * | 1973-07-28 | 1975-04-19 | ||
JPS5043898U (ja) * | 1973-08-22 | 1975-05-02 | ||
JPS5113781U (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62102766U (ja) | 1987-06-30 |
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