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JPH0337261Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337261Y2
JPH0337261Y2 JP6724786U JP6724786U JPH0337261Y2 JP H0337261 Y2 JPH0337261 Y2 JP H0337261Y2 JP 6724786 U JP6724786 U JP 6724786U JP 6724786 U JP6724786 U JP 6724786U JP H0337261 Y2 JPH0337261 Y2 JP H0337261Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening edge
lid member
housing member
locking
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6724786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62178581U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6724786U priority Critical patent/JPH0337261Y2/ja
Publication of JPS62178581U publication Critical patent/JPS62178581U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337261Y2 publication Critical patent/JPH0337261Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、例えば自動車に設備されるリレーあ
るいはヒユーズ等の電子部品を収納するために使
用される容器の構造に関するものである。
〔考案の背景〕
従来のこの種の容器の構造として、例えば第4
図に示すようなものがある。この容器1は、例え
ばリレーやヒユーズ等の電子部品2を収容するた
めの合成樹脂製の収容部材3と、この収容部材3
の上側開口縁4に当接される下側開口縁5を有し
て、その収容部材3上に被着される合成樹脂製の
蓋部材6とを有し、さらに上記の収容部材3の外
側面には蓋部材6との係止爪7を突設し、また上
記の蓋部材6には、その下側開口縁5より下方へ
突設されて、上記係止爪7と係止し得る係止舌片
8を設けて、この蓋部材6を収容部材3上に被せ
た後、係止舌片8を係止爪7に係止させることに
より蓋部材6が収容部材3の開口部に着脱可能に
被着されるものである。
しかしながら、このような従来構造の容器1に
あつては、収容部材3上に蓋部材6を被せ、さら
に係止爪7と係止舌片8を係止させて蓋部材6を
収容部材3に被着させたとき、蓋部材6の開口縁
5と収容部材3の開口縁4との間に隙間Aが生じ
る。この隙間Aが生じないように設計することが
望まれているが、この隙間Aが零となるように設
計すれば、係止爪7と係止舌片8との係合性が悪
くなり、また非常に高い寸法精度が要求されコス
トの高いものとなる。
そして上記の間隙Aが生じれば、容器1の振動
等によつて、蓋部材6の開口縁5と収容部材3の
開口縁4とが衝突し合つてガタツキ音(異音)が
発生し、さらにはその振動によつて係止爪7と係
止舌片8との係止が解除されていまう等の問題点
があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、収容部材3の開口縁に蓋部材6の
開口縁を当接して閉塞する容器において、その双
方開口縁のいずれか一方に他方の開口縁部の肉厚
方向に弾圧的に当接される傾斜面を形成した三角
形状の突起を設けて、それら部材の肉厚方向の可
撓弾性を利用して、上記のガタツキ音の発生を抑
制することができる容器を提供することにある。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基づいて詳細に説明するが、本実施例における
構造と従来例で示した構造との同一部分は、従来
例で引用した符号を付してその同一構造物の説明
は省略する。
即ち本実施例は、従来例と比較して収容部材3
の開口縁4上の適所に突起9を設けることが異
り、この突起9により本考案の目的を達成せしめ
るものである。この突起9の形状は、図示のよう
に収容部材3のに内側方向に向く面を、上端が尖
端となる傾斜面10に形成した断面三角形状とな
し、さらにこのような突起9を収容部材3の開口
縁4上に、上記係止爪7に対応させて複数設ける
ものである。
また蓋部材6の開口縁5においては、上記の突
起9及び係止爪7が係止し得る切欠き11が穿設
されているものである。
このように形成されている収容部材3上に、蓋
部材6を被着するとき、この収容部材3上に蓋部
材6を位置させると共に係止爪7に係止舌片8を
係止される。このとき突起9の傾斜面10が蓋部
材6の開口縁5における外側角部12と当接され
るために、その蓋部材6及び収容部材3の開口縁
4,5は、その肉厚方向に弾圧的に押圧されるこ
ととなつて(第1図参照)、蓋部材6と収容部材
3相互間でのガタツキが防止される。
さらにこの突起9と開口縁5の外側角部12と
の弾圧的当接力により、その蓋部材6の開口縁5
はその内側方向への押圧力が、また収容部材3の
開口縁4は外側方向への押圧力が作用するため
に、係止爪7と係止舌片8との係止が確保され、
収容部材3と蓋部材6との係合保持が確実とな
る。
このように本実施例によれば、収容部材3の開
口縁は、内向きの傾斜面10を有する突起9を突
設するというきわめて簡単な構造により、収容部
材3と蓋部材6との係合時におけるガタツキを解
消し、さらには収容部材3と蓋部材6との係合を
確保することができる等の効果がある。なお上記
の実施例では、ガタツキ防止用の突起9を収容部
材3の開口縁4に突設したが、これに限られるも
のではなく、蓋部材6の開口縁5に突設させるよ
うにしてもよい。
〔考案の概要〕
以上のように本願考案は、収容部材3に被さる
蓋部材6に、上記収容部材3の開口縁4と接合す
る開口縁5を設けると共に、互いに係止する係止
部7,8を前記収容部材3、蓋部材6に設けて、
この両部材3と6を結合する容器において、上記
開口縁4,5のいずれか一方の開口の縁適所に、
他方の開口縁と当接する傾斜面10を内側に向け
て形成した突起9を設け、さらに蓋部材6により
収容部材3を閉蓋するとき、該蓋部材の開口縁
5、外側角部12が上記突起9の傾斜面に接圧さ
れ、該接圧力で変位する前記突起9の逃げ部とす
る切欠き11を他方の開口縁に設けたことを特徴
とする容器である。
〔考案の効果〕
従つてこの容器構造によれば、収容部材3上に
蓋部材6を被せ、さらに両係止部の係止により収
容部材3と蓋部材6を被着するとき、突起9の傾
斜面10が他方部材の外側角部12に当接され
て、両部材の開口縁部がその肉厚方向に弾圧的に
押圧されるために、その両部材の相互間でのガタ
ツキの発生を生じることがなく、さらに係止部7
と8との係止力も確保されて両部材の結合も確実
となるといつた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる容器の実施例を示し要
部断面図、第2図はその収容部材のみの部分斜視
図、第3図は要部斜視図、第4図は従来例の断面
図説明図である。 9……突起、10……傾斜面、11……切欠
き、12……外側角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収容部材3に被さる蓋部材6に、上記収容部材
    3の開口縁4と接合する開口縁5を設けると共
    に、互いに係止する係止部7,8を前記収容部材
    3、蓋部材6に設けて、この両部材3と6を結合
    する容器において、上記開口縁4,5のいずれか
    一方の開口の縁適所に、他方の開口縁と当接する
    傾斜面10を内側に向けて形成した突起9を設
    け、さらに蓋部材6により収容部材3を閉蓋する
    とき、該蓋部材の開口縁5、外側角部12が上記
    突起9の傾斜面に接圧され、該接圧力で変位する
    前記突起9の逃げ部とする切欠き11を他方の開
    口縁に設けたことを特徴とする容器。
JP6724786U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH0337261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6724786U JPH0337261Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6724786U JPH0337261Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62178581U JPS62178581U (ja) 1987-11-12
JPH0337261Y2 true JPH0337261Y2 (ja) 1991-08-07

Family

ID=30905974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6724786U Expired JPH0337261Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711501Y2 (ja) * 1989-07-24 1995-03-15 株式会社東芝 プラスチック筐体
JP6453828B2 (ja) * 2016-10-05 2019-01-16 ミネベアミツミ株式会社 平面スイッチ

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Publication number Publication date
JPS62178581U (ja) 1987-11-12

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