JPH03182693A - 多段ロータリ圧縮機 - Google Patents
多段ロータリ圧縮機Info
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- JPH03182693A JPH03182693A JP32194989A JP32194989A JPH03182693A JP H03182693 A JPH03182693 A JP H03182693A JP 32194989 A JP32194989 A JP 32194989A JP 32194989 A JP32194989 A JP 32194989A JP H03182693 A JPH03182693 A JP H03182693A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression mechanism
- stage
- rotary
- rotary compression
- chamber
- Prior art date
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- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は空気調和機、冷凍装置等に搭載するのに好適な
多段ロータリ圧縮機に関する。
多段ロータリ圧縮機に関する。
(従来の技術及びその諜8)
従来の単段ロータリ圧縮機を低温用冷凍圧縮機として使
用すると、吐出冷媒塩度が高くなるため、潤滑油の劣化
、摺動部の焼付、モータのコイルの焼損等の不具合を住
じる。
用すると、吐出冷媒塩度が高くなるため、潤滑油の劣化
、摺動部の焼付、モータのコイルの焼損等の不具合を住
じる。
これに対処するためロータリ圧縮機の圧縮室に液冷媒を
噴射しているが、これは体積効率の低下や消費動力の増
大等の不具合をもたらす。
噴射しているが、これは体積効率の低下や消費動力の増
大等の不具合をもたらす。
そこで、2段ロータリ圧msが提案されたが、2段ロー
タリ圧縮機においては、高段側ロータリ圧縮機構の幾何
学的押し除は量を低段側ロータリ圧縮機構のそれより小
さくする必要があり、このために特開昭60−1289
90号公報に示されるように、高段側ロータリ圧縮機構
のシリンダ高さを低段側ロータリ圧縮機構のそれよりも
小さくしたり、実開昭58−46886号公報に示され
るように、高段側ロータリ圧縮機構のローリングピスト
ンの回転偏心量を低段側ロータリ圧縮機構のそれよりも
小さくしていたが、これらはいずれもシリンダ、ローリ
ングピストン、ブレード、回転軸等のロータリ圧縮機構
を構成する主要部品の基本寸法を高段側と低段側との間
で変えなければならないので11部品の共通化ができず
、従って、コストが嵩むという不具合があった。
タリ圧縮機においては、高段側ロータリ圧縮機構の幾何
学的押し除は量を低段側ロータリ圧縮機構のそれより小
さくする必要があり、このために特開昭60−1289
90号公報に示されるように、高段側ロータリ圧縮機構
のシリンダ高さを低段側ロータリ圧縮機構のそれよりも
小さくしたり、実開昭58−46886号公報に示され
るように、高段側ロータリ圧縮機構のローリングピスト
ンの回転偏心量を低段側ロータリ圧縮機構のそれよりも
小さくしていたが、これらはいずれもシリンダ、ローリ
ングピストン、ブレード、回転軸等のロータリ圧縮機構
を構成する主要部品の基本寸法を高段側と低段側との間
で変えなければならないので11部品の共通化ができず
、従って、コストが嵩むという不具合があった。
(課題を解決するための手段〉
本発明は上記課題を解決するために発明されたものであ
って、その要旨とするところは、1のモータによって同
時に駆動される複数の同寸法のロタリ圧縮機構を備え、
前段のロータリ圧縮機構によって圧縮されたガスを次段
のロータリ圧縮機構に導いて更に圧縮する多段ロータリ
圧縮機において、上記次段のロータリ圧縮機構が圧縮行
程を行う回転角度範囲を上記前段のロータリ圧縮機構の
それより小さくしたことを特徴とする多段ロタリ圧縮機
にある。
って、その要旨とするところは、1のモータによって同
時に駆動される複数の同寸法のロタリ圧縮機構を備え、
前段のロータリ圧縮機構によって圧縮されたガスを次段
のロータリ圧縮機構に導いて更に圧縮する多段ロータリ
圧縮機において、上記次段のロータリ圧縮機構が圧縮行
程を行う回転角度範囲を上記前段のロータリ圧縮機構の
それより小さくしたことを特徴とする多段ロタリ圧縮機
にある。
〈作用)
本発明においては、上記構成を具えているため、次段の
ロータリ圧縮機構の幾何学的押し除は量は前段のロータ
リ圧縮機構のそれより小さくなる。
ロータリ圧縮機構の幾何学的押し除は量は前段のロータ
リ圧縮機構のそれより小さくなる。
(実施例)
本発明の1実施例が第1図ないし第7図に示されている
。
。
第1図ないし第5図に示すように、ハウジング1内には
モータ2と、このモータ2によって同時に回転駆動され
る前段のロータリ圧縮機構3と、次段のロータリ圧縮機
構4が収納されている。
モータ2と、このモータ2によって同時に回転駆動され
る前段のロータリ圧縮機構3と、次段のロータリ圧縮機
構4が収納されている。
モータ2はハウジング1に固定されたステータ5と、シ
ャフト6に固定されたロータ7からなる。
ャフト6に固定されたロータ7からなる。
前段のロータリ圧縮機構3はシリンダブロック8と、下
部軸受9と、仕切板10と、ローリングピストン11と
、ブレード12と、押えばね13等からなり、シリンダ
ブロック8と下部軸受9と仕切板lOによって限界され
たシリンダ室14内にシャフト6のクランクビン6aに
遊嵌されたローリングピストン11を偏心回転運動自在
に収容し、シリンダブロック8に出没自在に支持された
ブレード12をその背後から押えばね13によって押推
してその先端をローリングピストン11の外周面に摺接
させることによりこのブレード12の片側に圧縮室15
を限界し、他側に吸入室16を限界している。
部軸受9と、仕切板10と、ローリングピストン11と
、ブレード12と、押えばね13等からなり、シリンダ
ブロック8と下部軸受9と仕切板lOによって限界され
たシリンダ室14内にシャフト6のクランクビン6aに
遊嵌されたローリングピストン11を偏心回転運動自在
に収容し、シリンダブロック8に出没自在に支持された
ブレード12をその背後から押えばね13によって押推
してその先端をローリングピストン11の外周面に摺接
させることによりこのブレード12の片側に圧縮室15
を限界し、他側に吸入室16を限界している。
次段のロータリ圧縮機構4はシリンダプロ、り17と、
上部軸受18と、仕切板10と、ローリングピストン1
9と、ブレード20と、押えばね21等からなり、クラ
ンクビン6aに対して180″′位相をずらせて形成さ
れたクランクビン6bに遊嵌されているローリングピス
トン19がシリンダ室22内に収容され、ブレード20
の片側に圧縮室23が、他側に吸入室24が限界されて
いる。
上部軸受18と、仕切板10と、ローリングピストン1
9と、ブレード20と、押えばね21等からなり、クラ
ンクビン6aに対して180″′位相をずらせて形成さ
れたクランクビン6bに遊嵌されているローリングピス
トン19がシリンダ室22内に収容され、ブレード20
の片側に圧縮室23が、他側に吸入室24が限界されて
いる。
シャフト6は仕切板IOを貫通し、下部軸受9及び上部
軸受1Hによって回転自在に軸承されている。
軸受1Hによって回転自在に軸承されている。
下部軸受9、シリンダブロック8、仕切板10、シリン
ダブロック17及び上部軸受19はこれらを貫通する複
数のポルト25によって一体に締結されている。
ダブロック17及び上部軸受19はこれらを貫通する複
数のポルト25によって一体に締結されている。
下部軸受9の外周縁から下方に伸びるリブ9aの下端に
カバー26を固定することによって下部マフラー室27
が形成され、また、上部軸受18の上面をカバー28に
よって被覆することによって上部マフラー室29が形成
されている。
カバー26を固定することによって下部マフラー室27
が形成され、また、上部軸受18の上面をカバー28に
よって被覆することによって上部マフラー室29が形成
されている。
第3図に示すように、シリンダブロック17の下端をそ
の内周面に沿ってブレード20の近辺からローリングピ
ストン19の回転方向(矢印で示す)に沿って約180
”に亘って切欠くことによって切欠溝30が形成され、
この切欠溝30は仕切板lO、シリンダブロック8、下
部軸受9を貫通する1又は2以上のガス通路31を介し
て下部マフラー室27に連通している。
の内周面に沿ってブレード20の近辺からローリングピ
ストン19の回転方向(矢印で示す)に沿って約180
”に亘って切欠くことによって切欠溝30が形成され、
この切欠溝30は仕切板lO、シリンダブロック8、下
部軸受9を貫通する1又は2以上のガス通路31を介し
て下部マフラー室27に連通している。
しかして、モータ2を起動すると、シャフト6が回転し
、そのクランクビン6aに遊嵌されたロリングピストン
11がシリンダ室14内で矢印方向に偏心回転運動し、
クランクビン6bに遊嵌されたローリングピストン19
がシリンダ室22内で偏心回転運動する。
、そのクランクビン6aに遊嵌されたロリングピストン
11がシリンダ室14内で矢印方向に偏心回転運動し、
クランクビン6bに遊嵌されたローリングピストン19
がシリンダ室22内で偏心回転運動する。
すると、吸入管32を経てガスが前段のロータリ圧縮機
構3の吸入室15に吸い込まれると同時に圧縮室16内
のガスが圧縮される。そして、圧縮室16内のガス圧力
が所定値に達すると、このガスは下部軸受9に穿設され
た吐出ポート33を経て図示しない吐出弁を押し開き下
部マフラー室27内に入り、ここで吐出ガス中の脈動が
緩和される。
構3の吸入室15に吸い込まれると同時に圧縮室16内
のガスが圧縮される。そして、圧縮室16内のガス圧力
が所定値に達すると、このガスは下部軸受9に穿設され
た吐出ポート33を経て図示しない吐出弁を押し開き下
部マフラー室27内に入り、ここで吐出ガス中の脈動が
緩和される。
次いで2、この吐出ガスはガス通路31を経て次段のロ
ータリ圧縮機構4の切欠溝30を経て吸入室23内に入
る。しかし、ローリングピストン19がシリンダ室22
内を偏心回転運動して切欠溝30の終端に来る迄は吸入
室23と圧縮室24は切欠溝30を介して連通している
ので、ガスが圧縮されることはない。
ータリ圧縮機構4の切欠溝30を経て吸入室23内に入
る。しかし、ローリングピストン19がシリンダ室22
内を偏心回転運動して切欠溝30の終端に来る迄は吸入
室23と圧縮室24は切欠溝30を介して連通している
ので、ガスが圧縮されることはない。
ローリングピストン19が切欠溝30の終端に達すると
、圧縮室24は吸入室23から遮断されて圧縮行程が始
まり、圧縮室24内のガスが圧縮される。そして、圧縮
室24内のガス圧力が所定値に達すると、このガスは上
部軸受19に穿設された吐出ポート34を経て図示しな
い吐出弁を押し開き、上部マフラー室29内に入り、こ
こで吐出ガス中の脈動が緩和される。
、圧縮室24は吸入室23から遮断されて圧縮行程が始
まり、圧縮室24内のガスが圧縮される。そして、圧縮
室24内のガス圧力が所定値に達すると、このガスは上
部軸受19に穿設された吐出ポート34を経て図示しな
い吐出弁を押し開き、上部マフラー室29内に入り、こ
こで吐出ガス中の脈動が緩和される。
次いで、このガスは図示しない出口からモータ2と次段
のロータリ圧縮機構4との間に形成された空間35に流
出して更に脈動成分が除去され、モタ2のステータ5と
ロータ7との隙間及びステータ5を貫通するガス通路3
6を流過してモータ2の上方に形成された空間37に入
ってさらに脈動成分が除去され、吐出管38を経てハウ
ジングlの外に排出される。そして、冷凍装置の凝縮器
、膨張弁、蒸発器、アキュムレータ等を循環した後再び
吸入管32から吸入される。
のロータリ圧縮機構4との間に形成された空間35に流
出して更に脈動成分が除去され、モタ2のステータ5と
ロータ7との隙間及びステータ5を貫通するガス通路3
6を流過してモータ2の上方に形成された空間37に入
ってさらに脈動成分が除去され、吐出管38を経てハウ
ジングlの外に排出される。そして、冷凍装置の凝縮器
、膨張弁、蒸発器、アキュムレータ等を循環した後再び
吸入管32から吸入される。
吐出ガス中に含まれる潤滑油のミストは空間35及び3
7で分離され、シリンダブロック17を貫通する複数の
穴38及びシリンダブロック8を貫通する複数の穴39
を経て落下し、ハウジング1の底に貯溜される。
7で分離され、シリンダブロック17を貫通する複数の
穴38及びシリンダブロック8を貫通する複数の穴39
を経て落下し、ハウジング1の底に貯溜される。
なお、40は前段はロータリ圧縮機構3の圧縮室16内
に液冷媒を噴射する液インジェクシッンチューブ、41
は次段のロータリ圧縮機構4の圧縮室24内に液冷媒を
噴射する液インジェクションチューブである。
に液冷媒を噴射する液インジェクシッンチューブ、41
は次段のロータリ圧縮機構4の圧縮室24内に液冷媒を
噴射する液インジェクションチューブである。
前段のロータリ圧縮機構3に吸入されるガス圧力をP5
、次段のロータリ圧縮機構4から吐出されるガス圧力を
P、とすれば、最適の中間圧力、即ち、前段のロータリ
圧縮機構3から吐出されるガス圧力及び次段のロータリ
圧縮機構4に吸入されるガス圧力P工は P、=智q2 で表わされる。
、次段のロータリ圧縮機構4から吐出されるガス圧力を
P、とすれば、最適の中間圧力、即ち、前段のロータリ
圧縮機構3から吐出されるガス圧力及び次段のロータリ
圧縮機構4に吸入されるガス圧力P工は P、=智q2 で表わされる。
そして、次段のロータリ圧縮機構4においては、ローリ
ングピストン19がブレード20の位相を基点として約
1800回転して切欠溝35の終端、即ち、吸入行程の
締切り点又は圧縮行程の開始点に達するまでは圧縮行程
を開始しないので、次段のロタリ圧縮機構4の押し除は
量VHは前段のロータリ圧縮機構3のそれvLのほぼ半
分となり、また、次段のロータリ圧縮機構4の筒内圧P
C,I及び前段のロータリ圧縮機構3の筒内圧P、18
はシャフト6の回転に応して第6図に示すように変化す
る。
ングピストン19がブレード20の位相を基点として約
1800回転して切欠溝35の終端、即ち、吸入行程の
締切り点又は圧縮行程の開始点に達するまでは圧縮行程
を開始しないので、次段のロタリ圧縮機構4の押し除は
量VHは前段のロータリ圧縮機構3のそれvLのほぼ半
分となり、また、次段のロータリ圧縮機構4の筒内圧P
C,I及び前段のロータリ圧縮機構3の筒内圧P、18
はシャフト6の回転に応して第6図に示すように変化す
る。
なお、切欠溝30の終端位置をローリングピストン11
の回転方向に沿って移動させることにより吸入行程の締
切り点、即ち、圧縮行程の回転角度範囲を任意に調節で
きる。
の回転方向に沿って移動させることにより吸入行程の締
切り点、即ち、圧縮行程の回転角度範囲を任意に調節で
きる。
そして、次段のロータリ圧縮機構4の吸入締切前の容積
、即ち、切欠溝35及びこれを介して互いに連通ずる吸
入室23と圧縮室24の容積の和はバッファ容積として
作用し、前段のロータリ圧縮機構3から吐出されたガス
の圧力脈動を緩和するのに役立つ。
、即ち、切欠溝35及びこれを介して互いに連通ずる吸
入室23と圧縮室24の容積の和はバッファ容積として
作用し、前段のロータリ圧縮機構3から吐出されたガス
の圧力脈動を緩和するのに役立つ。
更に、前段のロータリ圧縮機構3の圧縮室16内に液イ
ンショクジョン管40をを経て液冷媒を噴射すると、次
段のロータリ圧縮機構4に吸入される冷媒ガス温度T5
、は前段のロータリ圧縮機構3から吐出される冷媒ガス
の温度T1より低くなり、これに伴って、次段のロータ
リ圧縮機構4から吐出されるガスの温度T。を低く抑え
ることができち る。これ必モリエル線図に表すと、第7図に示すように
なる。
ンショクジョン管40をを経て液冷媒を噴射すると、次
段のロータリ圧縮機構4に吸入される冷媒ガス温度T5
、は前段のロータリ圧縮機構3から吐出される冷媒ガス
の温度T1より低くなり、これに伴って、次段のロータ
リ圧縮機構4から吐出されるガスの温度T。を低く抑え
ることができち る。これ必モリエル線図に表すと、第7図に示すように
なる。
なお、第7図において、
SLは 前段のロータリ圧縮機構3の吸入口DLは 前
段のロータリ圧縮機構3の吐出口SNは 次段のロータ
リ圧縮機構4の吸入口DHは 次段のロータリ圧縮機構
4の吐出口Inは インジェクションされる液冷媒の取
出口Exは 膨張弁の入口 の各位置を示している。
段のロータリ圧縮機構3の吐出口SNは 次段のロータ
リ圧縮機構4の吸入口DHは 次段のロータリ圧縮機構
4の吐出口Inは インジェクションされる液冷媒の取
出口Exは 膨張弁の入口 の各位置を示している。
第8図及び第9図には本発明の第2の実施例が示されて
いる。
いる。
上部軸受1日の外周縁から上方に立上るリブ42を立設
するとともにブレード20の上方に直径方向に伸びるリ
ブ43を立設し、これらリブ42.43の上面にカバー
44を固定することによってリブ43の片側、即ち、吐
出ポート34の側に上部マフラー室45を形成し、リブ
43の他側に中間室46が形成されている。
するとともにブレード20の上方に直径方向に伸びるリ
ブ43を立設し、これらリブ42.43の上面にカバー
44を固定することによってリブ43の片側、即ち、吐
出ポート34の側に上部マフラー室45を形成し、リブ
43の他側に中間室46が形成されている。
この中間室46は上部軸受18、シリンダブロック17
、仕切板lO、シリンダブロック8、下部軸受9を貫通
するガス通路47を介して下部マフラー室27に連通し
、また、上部軸受18に穿設された2個のガスill路
48.49を介して次段のロータリ圧縮機構4の圧縮室
24に連通している。そして、一方のガス通路48はブ
レード20に近接した位置に開口し、他方のガス通路4
9はブレード20から約180 ”ずれた位置に開口し
ている。なお、50は吐出弁、51はガス通路48.4
9をシリンダ室24に滑らかに接続するためのスリット
である。
、仕切板lO、シリンダブロック8、下部軸受9を貫通
するガス通路47を介して下部マフラー室27に連通し
、また、上部軸受18に穿設された2個のガスill路
48.49を介して次段のロータリ圧縮機構4の圧縮室
24に連通している。そして、一方のガス通路48はブ
レード20に近接した位置に開口し、他方のガス通路4
9はブレード20から約180 ”ずれた位置に開口し
ている。なお、50は吐出弁、51はガス通路48.4
9をシリンダ室24に滑らかに接続するためのスリット
である。
他の構成は切欠Y1430及びガスill路31を有し
ない点を除いて第1の実施例と同様であり、対応する部
材には同し符号が付されている。
ない点を除いて第1の実施例と同様であり、対応する部
材には同し符号が付されている。
しかして、前段のロータリ圧縮機構3から吐出されたガ
スは下部マフラー室27及びガス通路47を経て中間室
46内に入り、ガス通路48及び49を経て次段のロー
タリ圧縮機構4のシリンダ室22内に吸入される。しか
し、ローリングピストン19が偏心回転運動してガスi
Il路49の開口位置、即ち、ブレード20の位相から
約180”ずれた位置に達し、シリンダ室22を中間室
46から遮断してガスの吸入を締め切った後に圧縮行程
が開始される。圧縮されたガスは吐出ボート34を経て
吐出弁50を押し開いて上部マフラー室45に入り、図
示しない出口を経て空間35に吐出される。ガス通路4
9の開口位置をローリングピストン19の回転方向に沿
って移動することにより、吸入締切位置、即ち、圧縮行
程の回転角度範囲を任意に調節できる。
スは下部マフラー室27及びガス通路47を経て中間室
46内に入り、ガス通路48及び49を経て次段のロー
タリ圧縮機構4のシリンダ室22内に吸入される。しか
し、ローリングピストン19が偏心回転運動してガスi
Il路49の開口位置、即ち、ブレード20の位相から
約180”ずれた位置に達し、シリンダ室22を中間室
46から遮断してガスの吸入を締め切った後に圧縮行程
が開始される。圧縮されたガスは吐出ボート34を経て
吐出弁50を押し開いて上部マフラー室45に入り、図
示しない出口を経て空間35に吐出される。ガス通路4
9の開口位置をローリングピストン19の回転方向に沿
って移動することにより、吸入締切位置、即ち、圧縮行
程の回転角度範囲を任意に調節できる。
以上、本発明を2段ロータリ圧縮機に適用した例につい
て説明したが、本発明は3段又はそれ以上の多段ロータ
リ圧縮機に通用しうろことは勿論である。
て説明したが、本発明は3段又はそれ以上の多段ロータ
リ圧縮機に通用しうろことは勿論である。
(発明の効果)
本発明においては、次段のロータリ圧縮機構が圧縮行程
を行う回転角度範囲を前段のロータリ圧縮機構のそれよ
り小さくしたため、次段のロータリ圧縮機構の幾何学的
押し除は量を前段のロータリ圧縮機構のそれより小さく
できる。
を行う回転角度範囲を前段のロータリ圧縮機構のそれよ
り小さくしたため、次段のロータリ圧縮機構の幾何学的
押し除は量を前段のロータリ圧縮機構のそれより小さく
できる。
この結果、多数のロータリ圧縮機構を構成する主要部品
の寸法を変更する必要がなくなるので、部品の共通化が
可能となり、従っ−で、コストも大巾に低減できる。
の寸法を変更する必要がなくなるので、部品の共通化が
可能となり、従っ−で、コストも大巾に低減できる。
第1図ないし第7図は本発明の1実施例を示し、第1図
は縦断面図、第2図ないし第5図は第1図のtr−n線
、m−rM線、■−N線、V−vvAに沿う横断面図、
第6図はシャフトの回転角に対する筒内圧の変化を示す
線図、第7図はこの多段ロタリ圧縮機を備えた冷凍サイ
クルのモリエル線図である。 第8図及び第9図は本発明の第2の実施例を示し、第8
図は部分的縦断面図、第9図は第8図のD(−1X線に
沿う横断面図である。 モータ 2、前段のロータリ圧縮機構−3、次段第2図 第3図 (JJ す」 四R 囲只
は縦断面図、第2図ないし第5図は第1図のtr−n線
、m−rM線、■−N線、V−vvAに沿う横断面図、
第6図はシャフトの回転角に対する筒内圧の変化を示す
線図、第7図はこの多段ロタリ圧縮機を備えた冷凍サイ
クルのモリエル線図である。 第8図及び第9図は本発明の第2の実施例を示し、第8
図は部分的縦断面図、第9図は第8図のD(−1X線に
沿う横断面図である。 モータ 2、前段のロータリ圧縮機構−3、次段第2図 第3図 (JJ す」 四R 囲只
Claims (1)
- 1のモータによって同時に駆動される複数の同寸法のロ
ータリ圧縮機構を備え、前段のロータリ圧縮機構によっ
て圧縮されたガスを次段のロータリ圧縮機構に導いて更
に圧縮する多段ロータリ圧縮機において、上記次段のロ
ータリ圧縮機構が圧縮行程を行う回転角度範囲を上記前
段のロータリ圧縮機構のそれより小さくしたことを特徴
とする多段ロータリ圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32194989A JPH03182693A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 多段ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32194989A JPH03182693A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 多段ロータリ圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182693A true JPH03182693A (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=18138231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32194989A Pending JPH03182693A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 多段ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03182693A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7704059B2 (en) * | 2004-12-09 | 2010-04-27 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor having a helmholtz type resonance chamber with a lowermost end connected to a gas passage |
JP2013029059A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | ロータリ二段圧縮機 |
KR101328229B1 (ko) * | 2007-07-31 | 2013-11-14 | 엘지전자 주식회사 | 로터리식 압축기 |
JPWO2021020017A1 (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-04 |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP32194989A patent/JPH03182693A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7704059B2 (en) * | 2004-12-09 | 2010-04-27 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor having a helmholtz type resonance chamber with a lowermost end connected to a gas passage |
KR101328229B1 (ko) * | 2007-07-31 | 2013-11-14 | 엘지전자 주식회사 | 로터리식 압축기 |
JP2013029059A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | ロータリ二段圧縮機 |
JPWO2021020017A1 (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-04 | ||
WO2021020017A1 (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-04 | 東芝キヤリア株式会社 | 多段回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
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