JPH03165829A - 粒状またはペレット状石綿及びその製造方法 - Google Patents
粒状またはペレット状石綿及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH03165829A JPH03165829A JP30193189A JP30193189A JPH03165829A JP H03165829 A JPH03165829 A JP H03165829A JP 30193189 A JP30193189 A JP 30193189A JP 30193189 A JP30193189 A JP 30193189A JP H03165829 A JPH03165829 A JP H03165829A
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- granular
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は複合材料分野、特に樹脂の補強用充填剤として
好適で取り扱いが容易な粒状またはペレット状石綿及び
その製造方法に関する。
好適で取り扱いが容易な粒状またはペレット状石綿及び
その製造方法に関する。
[従来の技術]
石綿は従来より樹脂の補強用充填剤として使用されてい
るが、石綿をそのまま粉体の形態で使用すると、環境汚
染を招いたり、人体に悪影響を及ぼすことがあり、石綿
の使用は規制されているのが現状である。
るが、石綿をそのまま粉体の形態で使用すると、環境汚
染を招いたり、人体に悪影響を及ぼすことがあり、石綿
の使用は規制されているのが現状である。
また、樹脂補強用充填剤として石綿粉体を使用する場合
にも、石綿は射出成形機または押出成形機へ原料を投入
するためのボッパーの中でブリッジ現象を起こし、原料
を所望の割合で供給できなくなる等の障害の原因となり
、粉塵を発生せず、ポッパー等でブリッジの原因となら
ない改質石綿の開発が進められている。
にも、石綿は射出成形機または押出成形機へ原料を投入
するためのボッパーの中でブリッジ現象を起こし、原料
を所望の割合で供給できなくなる等の障害の原因となり
、粉塵を発生せず、ポッパー等でブリッジの原因となら
ない改質石綿の開発が進められている。
このような改質石綿の1例として、特開昭53−368
68号公報明細書には、熱可塑性樹脂二石綿の重量比が
3:7〜4:1である樹脂吸着石綿と液体からなる粘土
状物を、湿式押出造粒機を使用してペレットに成形する
ことからなる成形用ベレットの製造方法が開示されてい
る。
68号公報明細書には、熱可塑性樹脂二石綿の重量比が
3:7〜4:1である樹脂吸着石綿と液体からなる粘土
状物を、湿式押出造粒機を使用してペレットに成形する
ことからなる成形用ベレットの製造方法が開示されてい
る。
[発明が解決しようとする課題]
この成形用ペレットはボッパー内でブリッジ現象を起こ
さないものであるが、該ペレットにはバインダーとして
熱可塑性樹脂が含まれており、補強用充填剤として樹脂
と混合する場合には、成形される樹脂の種類に応じてペ
レットに含まれる熱可塑性樹脂を変えなければならす、
汎用性がないという欠点をもつ。
さないものであるが、該ペレットにはバインダーとして
熱可塑性樹脂が含まれており、補強用充填剤として樹脂
と混合する場合には、成形される樹脂の種類に応じてペ
レットに含まれる熱可塑性樹脂を変えなければならす、
汎用性がないという欠点をもつ。
従って、本発明の目的は射出成形iまたは押出成形機へ
原料を投入するためのボッパーの中でブリッジ現象を起
こすことなく、粉塵等の環境汚染を引き起こすことが少
ない、取り扱い性の優れた粒状またはペレット状石綿及
びその製造方法を提供することにある。
原料を投入するためのボッパーの中でブリッジ現象を起
こすことなく、粉塵等の環境汚染を引き起こすことが少
ない、取り扱い性の優れた粒状またはペレット状石綿及
びその製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための千段]
即ち、本発明は実質上石綿及び水よりなり、水含量が1
0重量%以下で且つ圧縮破壊荷重が1kg以下であるこ
とを特徴とする粒状またはペレット状石綿に係る。
0重量%以下で且つ圧縮破壊荷重が1kg以下であるこ
とを特徴とする粒状またはペレット状石綿に係る。
更に、本発明は石綿/水の重量比3/5〜10/1の割
合で石綿並びに水を転勤遺粒機または混3 合型造粒機に入れ造粒後、乾燥することを特徴とする粒
状石綿の製造方法に係る。
合で石綿並びに水を転勤遺粒機または混3 合型造粒機に入れ造粒後、乾燥することを特徴とする粒
状石綿の製造方法に係る。
また、本発明は石綿/水の重量比3/5〜↑0/1の石
綿と水の混合物を形成し、該混合物を押出造粒機または
圧縮造粒機に入れ、造粒後、乾燥することを特徴とする
ペレット状石綿の製造方法に係る。
綿と水の混合物を形成し、該混合物を押出造粒機または
圧縮造粒機に入れ、造粒後、乾燥することを特徴とする
ペレット状石綿の製造方法に係る。
[作 用]
本発明の粒状またはペレット状石綿は水をバインダーと
するものであり、実質上石綿及び水からなるものであり
、更に、その水含量は10重量%以下である。水含量が
10重量%を超えると、樹脂に混合した際に、樹脂の加
水分解等を引き起こす原因となることがあるために好ま
しくない。
するものであり、実質上石綿及び水からなるものであり
、更に、その水含量は10重量%以下である。水含量が
10重量%を超えると、樹脂に混合した際に、樹脂の加
水分解等を引き起こす原因となることがあるために好ま
しくない。
また、本発明の粒状またはペレット状石綿は圧縮破壊荷
重が1kg以下であることを特徴とする。
重が1kg以下であることを特徴とする。
これは、圧縮破壊荷重がlkyを超えると、樹脂へ添加
した際に、分散性が悪くなるために好ましくない。
した際に、分散性が悪くなるために好ましくない。
なお、本発明の粒状またはペレット状石綿の粒4
度は後述する造粒工程の諸条件を適宜選択することによ
り任意に制御することができ、特に限定されるものでは
ないが、32メッシュ以下の粒子が30重量%を超える
ような粒度範囲のものは、発塵防止等の面から好ましく
ない。
り任意に制御することができ、特に限定されるものでは
ないが、32メッシュ以下の粒子が30重量%を超える
ような粒度範囲のものは、発塵防止等の面から好ましく
ない。
次に、本発明の粒状石綿の製造方法を説明する。
まず、石綿粉体と水を重量比が3:5〜10:1となる
ように転動造粒機または混合型造粒機へ装填し、所定の
条件下で造粒し、次に、得られた造粒物を水含量が10
重量%以下になるまで乾燥することにより粒状石綿を得
ることができる。
ように転動造粒機または混合型造粒機へ装填し、所定の
条件下で造粒し、次に、得られた造粒物を水含量が10
重量%以下になるまで乾燥することにより粒状石綿を得
ることができる。
なお、造粒工程で使用することができる転勤型造粒機と
しては例えばパン型ミキサー、ドラム型ミキサー等を挙
げることができ、また、混合型造粒機としてはアイリッ
ヒミキサー、ヘンシェルミキサー、レデッゲミキサー等
を挙げることができる。
しては例えばパン型ミキサー、ドラム型ミキサー等を挙
げることができ、また、混合型造粒機としてはアイリッ
ヒミキサー、ヘンシェルミキサー、レデッゲミキサー等
を挙げることができる。
また、乾燥工程に使用する乾燥機は特に限定されるもの
ではないが、例えばホッパードライヤーマイクロ波乾燥
機、熱風乾燥機等を使用することが好ましい。また、乾
燥温度は例えば130〜400℃、好適には150℃程
度である。
ではないが、例えばホッパードライヤーマイクロ波乾燥
機、熱風乾燥機等を使用することが好ましい。また、乾
燥温度は例えば130〜400℃、好適には150℃程
度である。
次に、本発明のペレット状石綿の製造方法を説明する。
まず、石綿/水重量比3:5〜10:1をもつ石綿と水
の混合物を形成し、次に、得られた混合物を押出造粒機
または圧縮造粒機へ装填して造粒して石綿ペレットを得
る。その後は粒状石綿の製造操作と同様に石綿ペレット
を乾燥することにより本発明のペレット状石綿が得られ
る。
の混合物を形成し、次に、得られた混合物を押出造粒機
または圧縮造粒機へ装填して造粒して石綿ペレットを得
る。その後は粒状石綿の製造操作と同様に石綿ペレット
を乾燥することにより本発明のペレット状石綿が得られ
る。
ペレット形成工程に使用する押出造粒機または圧縮造粒
機は慣用のものであればいずれのものでも使用可能であ
るが、例えばスクリュー押出機、ディスクペレッター、
ブリケッティングマシン等を使用することができる。
機は慣用のものであればいずれのものでも使用可能であ
るが、例えばスクリュー押出機、ディスクペレッター、
ブリケッティングマシン等を使用することができる。
[実 施 例]
実施例1
石綿(カレドリア石綿)30kyと水21ky(石綿/
水重量比13:9)を混合型造粒機械ブレードタイプ(
ヘンシェル混合機・三井三池製作所製)に入れ、回転数
250rpmで10分間造粒した。
水重量比13:9)を混合型造粒機械ブレードタイプ(
ヘンシェル混合機・三井三池製作所製)に入れ、回転数
250rpmで10分間造粒した。
次に、得られた粒子をホッパードライヤー(日水化工機
製)にて温度150℃で24時間にわたり乾燥して粒状
石綿を得た。
製)にて温度150℃で24時間にわたり乾燥して粒状
石綿を得た。
得られた粒状石綿は圧縮破壊荷重0.6ky、水含量4
%をもつものであった。また、該粒状石綿は4メッシュ
以上20重量%、4〜32メッシュ75重量%及び32
メッシュ以下5重量%の粒度範囲をもつものであった。
%をもつものであった。また、該粒状石綿は4メッシュ
以上20重量%、4〜32メッシュ75重量%及び32
メッシュ以下5重量%の粒度範囲をもつものであった。
得られた粒状石綿を射出成形機のホッパーに投入したが
、ブリッジ現象を起こすこともなく、また、粉塵の発生
も少なく、更に、樹脂への分散性も良好であった。
、ブリッジ現象を起こすこともなく、また、粉塵の発生
も少なく、更に、樹脂への分散性も良好であった。
実施例2
石綿(カレドリア石綿)30kgと水18kfI(石綿
/水重量比5/3)をワーナータイプ混合機で混合し、
得られた混合物を押出造粒機(MD−22:南常鉄鋼製
)に入れ、押出ダイの穴径31φのものを使用して造粒
して石綿ペレットを得た。次に、得られた石綿ペレット
をホッパードライヤー=7 く、更に、粉塵等の発生もなく、環境汚染等を防止する
こともできる。
/水重量比5/3)をワーナータイプ混合機で混合し、
得られた混合物を押出造粒機(MD−22:南常鉄鋼製
)に入れ、押出ダイの穴径31φのものを使用して造粒
して石綿ペレットを得た。次に、得られた石綿ペレット
をホッパードライヤー=7 く、更に、粉塵等の発生もなく、環境汚染等を防止する
こともできる。
り乾燥することにより本発明のペレット状石綿を得た。
得られたペレット状石綿は圧縮破壊荷重0.4kg、水
含量3%をもつものであった。また、該粒状石綿は4メ
ッシュ以上8重量%、4〜32メッシュ85重量%及び
32メッシュ以下7重量%の粒度範囲をもつものであっ
た。
含量3%をもつものであった。また、該粒状石綿は4メ
ッシュ以上8重量%、4〜32メッシュ85重量%及び
32メッシュ以下7重量%の粒度範囲をもつものであっ
た。
得られたペレット状石綿を射出成形機のホツパーに投入
したが、ブリッジ現象を起こすこともなく、また、粉塵
の発生も少なく、更に、樹脂への分散性も良好であった
。
したが、ブリッジ現象を起こすこともなく、また、粉塵
の発生も少なく、更に、樹脂への分散性も良好であった
。
[発明の効果]
本発明の粒状またはペレット状石綿は水をバインダーと
するものであり、実質上石綿及び水よりなり、樹脂バイ
ンダーは不在であるために、樹脂への補強用充填剤とし
て使用する場合に、樹脂の種類等を考慮せずに使用でき
ることに特徴がある。
するものであり、実質上石綿及び水よりなり、樹脂バイ
ンダーは不在であるために、樹脂への補強用充填剤とし
て使用する場合に、樹脂の種類等を考慮せずに使用でき
ることに特徴がある。
また、射出成形または押出成形を行う際に、成形機のボ
ッパー内でブリッジ現象を使用こどもな8
ッパー内でブリッジ現象を使用こどもな8
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、実質上石綿及び水よりなり、水含量が10重量%以
下で且つ圧縮破壊荷重が1kg以下であることを特徴と
する粒状またはペレット状石綿。 2、石綿/水の重量比3/5〜10/1の割合で石綿並
びに水を転動造粒機または混合型造粒機に入れ造粒後、
乾燥することを特徴とする粒状石綿の製造方法。 3、石綿/水の重量比3/5〜10/1の石綿と水の混
合物を形成し、該混合物を押出造粒機または圧縮造粒機
に入れ、造粒後、乾燥することを特徴とするペレット状
石綿の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30193189A JPH03165829A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 粒状またはペレット状石綿及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30193189A JPH03165829A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 粒状またはペレット状石綿及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03165829A true JPH03165829A (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=17902831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30193189A Pending JPH03165829A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 粒状またはペレット状石綿及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03165829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9016890B2 (en) | 2011-05-23 | 2015-04-28 | Posco Led Company Ltd. | Optical semiconductor-based tube type lighting apparatus |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP30193189A patent/JPH03165829A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9016890B2 (en) | 2011-05-23 | 2015-04-28 | Posco Led Company Ltd. | Optical semiconductor-based tube type lighting apparatus |
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