JPH03100827A - オーバフロー検出回路 - Google Patents
オーバフロー検出回路Info
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- JPH03100827A JPH03100827A JP1238904A JP23890489A JPH03100827A JP H03100827 A JPH03100827 A JP H03100827A JP 1238904 A JP1238904 A JP 1238904A JP 23890489 A JP23890489 A JP 23890489A JP H03100827 A JPH03100827 A JP H03100827A
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- Japan
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- circuit
- bit
- data
- overflow
- gate
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F5/00—Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
- G06F5/01—Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for shifting, e.g. justifying, scaling, normalising
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、オーバフロー検出回路に関し、さらに特定
的には、入力データの各ビットをシフトするためのシフ
タのオーバフローを検出する回路に関する。
的には、入力データの各ビットをシフトするためのシフ
タのオーバフローを検出する回路に関する。
[従来の技術]
従来、マイクロプロセッサやシグナルプロセッサ内のデ
ータ演算部には、2進符号としての入力データの各ビッ
トをシフトさせて、各ビットが属する桁を移動させるた
めのシフタが設けられていた。
ータ演算部には、2進符号としての入力データの各ビッ
トをシフトさせて、各ビットが属する桁を移動させるた
めのシフタが設けられていた。
ところで、シフタが入力データをシフトした結果、生成
される出力データに誤りが生じる場合がある。たとえば
、入力データが2の補数表示で“00001010“
(10進表示で10)である場合に、これを左に4ビツ
トシフトすると、出力データは“10100000”
(10進法で−96)となり正しくない。ここで、2の
補数表示とは、データが負の場合に全ビットの論理を反
転させて1を加算する表示法である。なお、データの最
上位ビット(MsB)は、データの正負を表わすための
符号ビットとして取扱われる(0の場合は正、1の場合
は負)。上記の例の場合、シフト前の入力データ″00
001010’を4ビツト左ヘシフトすると、出力デー
タは“1010000″となり、入力データの右から4
番目のビットのデータ“1”がシフト後は最上位ビット
(MSB)にシフトされて、本来数値を表わすべきはず
のビットデータが符号を表わすデータに代わってしまっ
ている。その結果、出力データに誤りが生じている。こ
のように、入力データをシフトしすぎると、桁溢れを生
じて出力データに誤りが生じる。これを、シフタにオー
バフローが発生していると言う。
される出力データに誤りが生じる場合がある。たとえば
、入力データが2の補数表示で“00001010“
(10進表示で10)である場合に、これを左に4ビツ
トシフトすると、出力データは“10100000”
(10進法で−96)となり正しくない。ここで、2の
補数表示とは、データが負の場合に全ビットの論理を反
転させて1を加算する表示法である。なお、データの最
上位ビット(MsB)は、データの正負を表わすための
符号ビットとして取扱われる(0の場合は正、1の場合
は負)。上記の例の場合、シフト前の入力データ″00
001010’を4ビツト左ヘシフトすると、出力デー
タは“1010000″となり、入力データの右から4
番目のビットのデータ“1”がシフト後は最上位ビット
(MSB)にシフトされて、本来数値を表わすべきはず
のビットデータが符号を表わすデータに代わってしまっ
ている。その結果、出力データに誤りが生じている。こ
のように、入力データをシフトしすぎると、桁溢れを生
じて出力データに誤りが生じる。これを、シフタにオー
バフローが発生していると言う。
したがって、シックによって入力データをシフトする前
に、シフタがそのシフトの結果オーバフローを起こすか
否かを検出し、シフタがオーバフローを起こす場合はそ
のシフト動作を中止して出力データの誤りを防ぐ必要が
ある。第7図は、従来のシフタのオーバフロー検出回路
の構成を示す概略ブロック図である。図において、シフ
トされる対象として入力されたたとえば8ビツトのデー
タ17〜IOは、一致検出回路31へ入力される。
に、シフタがそのシフトの結果オーバフローを起こすか
否かを検出し、シフタがオーバフローを起こす場合はそ
のシフト動作を中止して出力データの誤りを防ぐ必要が
ある。第7図は、従来のシフタのオーバフロー検出回路
の構成を示す概略ブロック図である。図において、シフ
トされる対象として入力されたたとえば8ビツトのデー
タ17〜IOは、一致検出回路31へ入力される。
この一致検出回路31は、入力データの最上位ビットの
データと他のビットのデータとを比較し、一致する場合
は“0°を、不一致の場合は“1”を出力する。一致検
出回路31における比較は7ビツトのデータについて行
なわれ、7ビツトの比較結果信号の末尾(L S B)
には、最上位ビットのデータの反転信号が付加される。
データと他のビットのデータとを比較し、一致する場合
は“0°を、不一致の場合は“1”を出力する。一致検
出回路31における比較は7ビツトのデータについて行
なわれ、7ビツトの比較結果信号の末尾(L S B)
には、最上位ビットのデータの反転信号が付加される。
したがって、今シフトされる対象として入力されたデー
タが、たとえば“00001010”である場合には、
一致検出回路31の出力は“00010101”となる
。この8ビツトの信号が優先順位検出器32へ入力され
る。
タが、たとえば“00001010”である場合には、
一致検出回路31の出力は“00010101”となる
。この8ビツトの信号が優先順位検出器32へ入力され
る。
優先順位検出器32は、最も優先順位が高いビット(デ
ータが“1”である最上位側のビット)のみを“1″と
し、他を“0°として出力する回路である。したがって
、優先順位検出器32へ入力されるデータが、たとえば
0001・0101″である場合には、優先順位検出器
32の出力は“00010000”となる。優先順位検
出器32の出力は大小比較回路33へ入力される。
ータが“1”である最上位側のビット)のみを“1″と
し、他を“0°として出力する回路である。したがって
、優先順位検出器32へ入力されるデータが、たとえば
0001・0101″である場合には、優先順位検出器
32の出力は“00010000”となる。優先順位検
出器32の出力は大小比較回路33へ入力される。
大小比較回路33は、優先順位検出器32の出力とシフ
ト選択信号87〜SOとの大小を比較する。ここで、シ
フト選択信号87〜SOとは、シフト量すなわち何ビッ
トシフトするかを表わす信号であり、たとえばシフトア
レイ中のスイッチ選択信号が用いられる。今、入力デー
タを2ビツト左にシフトさせるとする、シフト選択信号
87〜SOは、たとえば“00100000″となる。
ト選択信号87〜SOとの大小を比較する。ここで、シ
フト選択信号87〜SOとは、シフト量すなわち何ビッ
トシフトするかを表わす信号であり、たとえばシフトア
レイ中のスイッチ選択信号が用いられる。今、入力デー
タを2ビツト左にシフトさせるとする、シフト選択信号
87〜SOは、たとえば“00100000″となる。
大小比較回路33は、優先順位検出器32の出力がシフ
ト選択信号S7〜SOよりも大である場合にはオーバフ
ローありとして“1”を出力し、等しいかまたは′/J
)さい場合にはオーバフローなしとして“0°を出力す
る。前述の例の場合においては、大小比較回路33は、
左シフト数が0,1゜2.3の場合にはオーバフローな
しとして“0゜を出力し、左シフト数が4.5..6.
7の場合にはオーバフローありとして1”を出力する。
ト選択信号S7〜SOよりも大である場合にはオーバフ
ローありとして“1”を出力し、等しいかまたは′/J
)さい場合にはオーバフローなしとして“0°を出力す
る。前述の例の場合においては、大小比較回路33は、
左シフト数が0,1゜2.3の場合にはオーバフローな
しとして“0゜を出力し、左シフト数が4.5..6.
7の場合にはオーバフローありとして1”を出力する。
第8図は、第7図における優先順位検出器32の構成を
示す論理回路図である。図において、優先順位検出器3
2は、複数のORゲート326〜320と、複数の排他
的ORゲート326′〜320′とによって構成されて
いる。この優先順位検出器32は、一致検出回路31の
出力データX7〜XOを受けると、最上位ビットから順
番にデータの比較が行なわれる。そして、最初に“1″
が出現した最上位側のビットのみが不一致となり、それ
に属する排他的ORゲートから“1°が出力される。そ
の他の排他的ORゲートについては、2入力が一致する
ため、その出力は“0”となる。
示す論理回路図である。図において、優先順位検出器3
2は、複数のORゲート326〜320と、複数の排他
的ORゲート326′〜320′とによって構成されて
いる。この優先順位検出器32は、一致検出回路31の
出力データX7〜XOを受けると、最上位ビットから順
番にデータの比較が行なわれる。そして、最初に“1″
が出現した最上位側のビットのみが不一致となり、それ
に属する排他的ORゲートから“1°が出力される。そ
の他の排他的ORゲートについては、2入力が一致する
ため、その出力は“0”となる。
[発明が解決しようとする課ffi]
従来のオーバフロー検出回路は以上のように構成されて
いたので、回路を構成する素子数が多く、しかも検出に
要する時間が長くなるという問題点があった。たとえば
、一致検出回路31は、各ビットごとに設けられた複数
の排他的ORゲートにより構成される。また、優先順位
検出器32は、第8図に示したように、複数のORゲー
ト326〜320と、複数の排他的ORゲート326′
〜320′とにより構成される。大小比較回路33は、
各ビットごとに設けられた全加算器により構成される減
算器を含む。ここで、排他的ORゲートは、ANDゲー
トやORゲートのような基本的ゲート回路に比べて多く
の数のトランジスタを要する。また、全加算器は、1個
につき少なくとも24個のトランジスタを必要とする。
いたので、回路を構成する素子数が多く、しかも検出に
要する時間が長くなるという問題点があった。たとえば
、一致検出回路31は、各ビットごとに設けられた複数
の排他的ORゲートにより構成される。また、優先順位
検出器32は、第8図に示したように、複数のORゲー
ト326〜320と、複数の排他的ORゲート326′
〜320′とにより構成される。大小比較回路33は、
各ビットごとに設けられた全加算器により構成される減
算器を含む。ここで、排他的ORゲートは、ANDゲー
トやORゲートのような基本的ゲート回路に比べて多く
の数のトランジスタを要する。また、全加算器は、1個
につき少なくとも24個のトランジスタを必要とする。
したがって、第7図に示す従来のオーバフロー検出回路
は、多(の排他的ORゲートと全加算器とを含むため、
回路に必要とするトランジスタ数が極めて多くなる。し
たがって、回路が大型化し、しかも高価になる。また、
一致検出回路31および優先順位検出器32は、最上位
ビットから最下位ビットに向けて1ビツトずつ信号が伝
搬されていく構成となっているので、処理すべきデータ
のビット数に応じた信号伝搬遅延が生じる。また、大小
比較回路33においても、全加算器のキャリ一連鎖によ
る遅延が生じる。しかも、第7図のオーバフロー検出回
路では、一致検出回路31.優先順位検出器32および
大小比較回路33が直列に接続されているので、それぞ
れの回路における遅延時間が加算される結果、入力デー
タが与えられてから最終的にオーバフローを検出するま
でには大きな信号伝搬時間が必要となり、検出速度が遅
くなる。
は、多(の排他的ORゲートと全加算器とを含むため、
回路に必要とするトランジスタ数が極めて多くなる。し
たがって、回路が大型化し、しかも高価になる。また、
一致検出回路31および優先順位検出器32は、最上位
ビットから最下位ビットに向けて1ビツトずつ信号が伝
搬されていく構成となっているので、処理すべきデータ
のビット数に応じた信号伝搬遅延が生じる。また、大小
比較回路33においても、全加算器のキャリ一連鎖によ
る遅延が生じる。しかも、第7図のオーバフロー検出回
路では、一致検出回路31.優先順位検出器32および
大小比較回路33が直列に接続されているので、それぞ
れの回路における遅延時間が加算される結果、入力デー
タが与えられてから最終的にオーバフローを検出するま
でには大きな信号伝搬時間が必要となり、検出速度が遅
くなる。
数的に、シフタの用いられるマイクロプロセッサ等では
、回路全体がクロックに同期して動作するため、最悪遅
延経路(最も大きな遅延時間を有する経路)の遅延時間
が回路全体の速度性能を決定するが、第7図のオーバフ
ロー検出回路がこの最悪遅延経路になる可能性が高い。
、回路全体がクロックに同期して動作するため、最悪遅
延経路(最も大きな遅延時間を有する経路)の遅延時間
が回路全体の速度性能を決定するが、第7図のオーバフ
ロー検出回路がこの最悪遅延経路になる可能性が高い。
そのため、第7図のオーバフロー検出回路が回路全体の
処理性能を劣下させるおそれがある。
処理性能を劣下させるおそれがある。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、高速にオーバフローを検出でき、しかも素
子数の少ないオーバフロー検出回路を提供することを目
的とする。
れたもので、高速にオーバフローを検出でき、しかも素
子数の少ないオーバフロー検出回路を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係るオーバフロー検−出回路は、2進符号デ
ータの各ビットをシフトさせる際にオーバフローを生じ
るか否かを検出するための回路であうで、シフトすべき
2進行号データ中の隣接する各2ビツト間の論理の一致
、不一致を検出するための比較手段と、シフト量を表わ
す複数ビットΦシフト選択信号をデコードして複数ビッ
トのマスク信号を発生するマスク信号発生手段と、マス
ク信号に基づいて比較手段の出力をシフト量に応じたビ
ット数だけマスクするためのマスク手段と、マスク手段
の出力に基づいてオーバフローが生じるか否かを判別す
るための判別手段とを備えている。
ータの各ビットをシフトさせる際にオーバフローを生じ
るか否かを検出するための回路であうで、シフトすべき
2進行号データ中の隣接する各2ビツト間の論理の一致
、不一致を検出するための比較手段と、シフト量を表わ
す複数ビットΦシフト選択信号をデコードして複数ビッ
トのマスク信号を発生するマスク信号発生手段と、マス
ク信号に基づいて比較手段の出力をシフト量に応じたビ
ット数だけマスクするためのマスク手段と、マスク手段
の出力に基づいてオーバフローが生じるか否かを判別す
るための判別手段とを備えている。
[作用]
この発明においては、それぞれが極めて簡単な論理動作
を行なう比較手段とマスク信号発生手段とマスク手段と
判別手段とによってオーバフローの検出を行なうように
しているので、各手段を構成する素子数が少なくて済み
、回路の小型化および低コスト化が図られている。また
、各手段における信号伝搬時間は比較的小さく、しかも
従来のオーバフロー検出回路のように各手段が直列に接
続されていないので、回路全体としての信号伝搬時間が
小さく、検出時間の高速化が図られている。
を行なう比較手段とマスク信号発生手段とマスク手段と
判別手段とによってオーバフローの検出を行なうように
しているので、各手段を構成する素子数が少なくて済み
、回路の小型化および低コスト化が図られている。また
、各手段における信号伝搬時間は比較的小さく、しかも
従来のオーバフロー検出回路のように各手段が直列に接
続されていないので、回路全体としての信号伝搬時間が
小さく、検出時間の高速化が図られている。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。なお
、以下の実施例の説明では、従来例の説明と同様、8ビ
ツトのシフタにおけるオーツ(フロー検出回路の例につ
いて示す。但し、この発明は8ビツトに限らず、その他
の複数ビットのシフタについて適用が可能である。
、以下の実施例の説明では、従来例の説明と同様、8ビ
ツトのシフタにおけるオーツ(フロー検出回路の例につ
いて示す。但し、この発明は8ビツトに限らず、その他
の複数ビットのシフタについて適用が可能である。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す概略ブロック
図である。図において、シフトすべき対象となる入力デ
ータ17〜IOは、データ比較回路1へ入力される。こ
のデータ比較回路1は、隣接するビット間の一致、不一
致を検出し出力する。
図である。図において、シフトすべき対象となる入力デ
ータ17〜IOは、データ比較回路1へ入力される。こ
のデータ比較回路1は、隣接するビット間の一致、不一
致を検出し出力する。
すなわち、データ比較回路1は、隣接する2ビツトを比
較し、一致する場合は“1”を、不一致の場合は“0”
を出力する。比較は8ビツトのデータについてそれぞれ
隣接するビット間で行なわれるので、データ比較回路1
は7ビツトの比較結果信号D6〜D1を出力する。した
がって、今シフトすべき対象として入力されたデータが
、たとえば00001010’である場合には、データ
比較回路1の出力は’1110000″となる。
較し、一致する場合は“1”を、不一致の場合は“0”
を出力する。比較は8ビツトのデータについてそれぞれ
隣接するビット間で行なわれるので、データ比較回路1
は7ビツトの比較結果信号D6〜D1を出力する。した
がって、今シフトすべき対象として入力されたデータが
、たとえば00001010’である場合には、データ
比較回路1の出力は’1110000″となる。
この7ビツトの信号D6〜DOが不一致ビット検出回路
3へ入力される。
3へ入力される。
マスク生成回路2は、シフト選択信号86〜SOから不
一致ビット検出回路3のマスク動作に必要なマスクデー
タM6〜MOをデコードする回路である。シフト選択信
号86〜SOは、シフトするビット数に応じて“1”の
位置が変化する信号である。たとえば、左に2ビツトシ
フトする場合には、シフト選択信号86〜SOは’00
10000゛となる。また、左に7ビツトシフトする場
合には′″ooooooo’となり、シフトしない場合
および右にシフトする場合には“1000000°とな
る。このとき、マスク生成回路2から出力されるマスク
データM6〜MOは0011111”となる。すなわち
、マスク生成回路2は、シフト選択信号86〜SOの最
上位ビットからみて最初に1”が出現したビットから下
位側のビットをすべて′1”となるようにシフト選択信
号86〜SOをデコードする。なお、56−1の場合、
すなわちシフトしない場合には、オーバフローは発生し
ないため、マスク生成回路2はすべてのビットにマスク
をかけるためマスクデータ“1111111”を出力す
る。したがって、マスクデータM6〜MOは、“1°の
場合にマスクをかけることになる。このマスクデータM
6〜MOは不一致ビット検出回路3に与えられる。
一致ビット検出回路3のマスク動作に必要なマスクデー
タM6〜MOをデコードする回路である。シフト選択信
号86〜SOは、シフトするビット数に応じて“1”の
位置が変化する信号である。たとえば、左に2ビツトシ
フトする場合には、シフト選択信号86〜SOは’00
10000゛となる。また、左に7ビツトシフトする場
合には′″ooooooo’となり、シフトしない場合
および右にシフトする場合には“1000000°とな
る。このとき、マスク生成回路2から出力されるマスク
データM6〜MOは0011111”となる。すなわち
、マスク生成回路2は、シフト選択信号86〜SOの最
上位ビットからみて最初に1”が出現したビットから下
位側のビットをすべて′1”となるようにシフト選択信
号86〜SOをデコードする。なお、56−1の場合、
すなわちシフトしない場合には、オーバフローは発生し
ないため、マスク生成回路2はすべてのビットにマスク
をかけるためマスクデータ“1111111”を出力す
る。したがって、マスクデータM6〜MOは、“1°の
場合にマスクをかけることになる。このマスクデータM
6〜MOは不一致ビット検出回路3に与えられる。
不一致ビット検出回路3は、データ比較回路1から出力
される比較結果信号D6〜DOの中に1つでもオーバフ
ローに関与する不一致のデータがあるとオーバフローと
みなす。但し、シフトするビット数に応じてデータ比較
回路1の出力D6〜DOのうちオーバフローに関与する
部分が変化するので、マスク生成回路2から出力される
マスクデータM6〜MOによりオーバフローに関与しな
い部分をマスクする。したがって、不一致ビット検出回
路3はマスクされていないビット列に対応するデータ比
較回路1からの出力の中に不一致を示すビット(′0”
のビット)があればオーバフローありと判断する。それ
以外の場合には、不一致ビット検出回路3はオーバフロ
ーなしと判断する。前述の例の場合には、データ比較回
路1の出力D6〜DOが“1110000”、マスク生
成回路2からのマスクデータM6〜MOが“00111
11°であるので、最下位ビットから5ビツト分がマス
クされてオーバフローなしと判断される。しかし、左に
4ビツトシフトする場合には、マスク生成回路2からの
マスクデータM6〜MOが“0000111“であるの
で、データ比較回路1の出力のうちマスクされなかった
部分に“0゜が存在する(最下位ビットから4ビツト目
の“0”)。そのため、オーバフローありと判断される
。
される比較結果信号D6〜DOの中に1つでもオーバフ
ローに関与する不一致のデータがあるとオーバフローと
みなす。但し、シフトするビット数に応じてデータ比較
回路1の出力D6〜DOのうちオーバフローに関与する
部分が変化するので、マスク生成回路2から出力される
マスクデータM6〜MOによりオーバフローに関与しな
い部分をマスクする。したがって、不一致ビット検出回
路3はマスクされていないビット列に対応するデータ比
較回路1からの出力の中に不一致を示すビット(′0”
のビット)があればオーバフローありと判断する。それ
以外の場合には、不一致ビット検出回路3はオーバフロ
ーなしと判断する。前述の例の場合には、データ比較回
路1の出力D6〜DOが“1110000”、マスク生
成回路2からのマスクデータM6〜MOが“00111
11°であるので、最下位ビットから5ビツト分がマス
クされてオーバフローなしと判断される。しかし、左に
4ビツトシフトする場合には、マスク生成回路2からの
マスクデータM6〜MOが“0000111“であるの
で、データ比較回路1の出力のうちマスクされなかった
部分に“0゜が存在する(最下位ビットから4ビツト目
の“0”)。そのため、オーバフローありと判断される
。
第2図は、第1図に示すオーバフロー検出回路のさらに
詳細な構成例を示す論理ゲート図である。
詳細な構成例を示す論理ゲート図である。
図示のごとく、データ比較回路1は、入力データ17〜
IOの各ビット間に設けられた7つの排他的NORゲー
ト16〜10によって構成されている。また、マスク生
成回路2は、6つのORゲート25〜20によって構成
されている。各ORゲート25〜20の一方入力には、
それぞれ対応するシフト選択信号85〜SOが与えられ
る。また、最上位側のORゲート25の他方入力にはシ
フト選択信号S6が与えられる。さらに、ORゲート2
4〜20の各他方入力には、それぞれ隣接する上位ビッ
ト側のORゲートの出力が与えられる。
IOの各ビット間に設けられた7つの排他的NORゲー
ト16〜10によって構成されている。また、マスク生
成回路2は、6つのORゲート25〜20によって構成
されている。各ORゲート25〜20の一方入力には、
それぞれ対応するシフト選択信号85〜SOが与えられ
る。また、最上位側のORゲート25の他方入力にはシ
フト選択信号S6が与えられる。さらに、ORゲート2
4〜20の各他方入力には、それぞれ隣接する上位ビッ
ト側のORゲートの出力が与えられる。
このマスク生成回路2により生成されるマスクデータM
6〜MOは、M6がシフト選択信号S6により形成され
、M5〜MOがそれぞれORゲート25〜20の出力に
より形成される。不一致ビット検出回路3は、7つのN
ORゲート36〜30と、1つのORゲート37とによ
り構成される。
6〜MOは、M6がシフト選択信号S6により形成され
、M5〜MOがそれぞれORゲート25〜20の出力に
より形成される。不一致ビット検出回路3は、7つのN
ORゲート36〜30と、1つのORゲート37とによ
り構成される。
NORゲート36〜30は、それぞれ一方式力に対応す
る比較結果信号D6〜DOを受け、それぞれ他方入力に
対応するマスクデータM6〜MOを受ける。そして、こ
のNORゲート36〜30は、マスク生成回路2からの
マスクデータM6〜MOに基づいて、データ比較回路1
の出力信号D6〜DOをマスクする動作を行なう。各N
ORゲート36〜30の出力はORゲート37に与えら
れる。
る比較結果信号D6〜DOを受け、それぞれ他方入力に
対応するマスクデータM6〜MOを受ける。そして、こ
のNORゲート36〜30は、マスク生成回路2からの
マスクデータM6〜MOに基づいて、データ比較回路1
の出力信号D6〜DOをマスクする動作を行なう。各N
ORゲート36〜30の出力はORゲート37に与えら
れる。
ORゲート37は、NORゲート36〜30の出力に基
づいてオーバフローが生じるか否かを判別する動作を行
なっており、具体的には、NORゲート36〜30の出
力の中に1つでも“1”が存在する場合はオーバフロー
ありと判断する。
づいてオーバフローが生じるか否かを判別する動作を行
なっており、具体的には、NORゲート36〜30の出
力の中に1つでも“1”が存在する場合はオーバフロー
ありと判断する。
ここで、第1図および第2図に示すこの発明の一実施例
のオーバフロー検出回路と、第7図および第8図に示す
従来のオーバフロー検出回路との回路規模および検出速
度を比較してみよう。まず、回路規模について考えてみ
ると、この発明の一実施例におけるオーバフロー検出回
路では、はぼ1ビツトにつき、1つの排他的NORゲー
トと1つのORゲートと1つのNORゲートとによって
構成されている。この回路規模は、従来のオーバフロー
検出回路における一致検出回路31および優先順位検出
器32の回路規模に相当する。したがって、この発明の
一実施例のオーバフロー検出回路は、従来のオーバフロ
ー検出回路と比べて、はぼ大小比較回路33と同等の素
子数だけ回路規模を縮小できることになる。なお、大小
比較回路33は、各ビットごとに設けられた全加算器に
より構成される減算器を含む。各全加算器は、少なくと
も24個のトランジスタを含むので、この発明の一実施
例のオーバフロー検出回路は従来のオーバフロー検出回
路に比べて大幅な回路規模の縮小が可能である。次に、
検出速度について比較してみると、この発明の一実施例
におけるオーバフロー検出回路では、データ比較回路1
に比べてマスク生成回路2の信号伝搬時間の方が長くな
っている。なぜならば、データ比較回路1は1ビツトに
つき1つの論理ゲートの信号伝搬時間を要するが、マス
ク生成回路2は最下位ビットのマスクデータMOが確立
するまでに信号が最大6個のORゲート25〜20を順
次伝搬していく必要があるからである。したがって、こ
の発明の一実施例におけるオーバフロー検出回路の検出
速度は、マスク生成回路2と不一致ビット検出回路3の
それぞれにおける信号伝搬時間を加算したものとなる。
のオーバフロー検出回路と、第7図および第8図に示す
従来のオーバフロー検出回路との回路規模および検出速
度を比較してみよう。まず、回路規模について考えてみ
ると、この発明の一実施例におけるオーバフロー検出回
路では、はぼ1ビツトにつき、1つの排他的NORゲー
トと1つのORゲートと1つのNORゲートとによって
構成されている。この回路規模は、従来のオーバフロー
検出回路における一致検出回路31および優先順位検出
器32の回路規模に相当する。したがって、この発明の
一実施例のオーバフロー検出回路は、従来のオーバフロ
ー検出回路と比べて、はぼ大小比較回路33と同等の素
子数だけ回路規模を縮小できることになる。なお、大小
比較回路33は、各ビットごとに設けられた全加算器に
より構成される減算器を含む。各全加算器は、少なくと
も24個のトランジスタを含むので、この発明の一実施
例のオーバフロー検出回路は従来のオーバフロー検出回
路に比べて大幅な回路規模の縮小が可能である。次に、
検出速度について比較してみると、この発明の一実施例
におけるオーバフロー検出回路では、データ比較回路1
に比べてマスク生成回路2の信号伝搬時間の方が長くな
っている。なぜならば、データ比較回路1は1ビツトに
つき1つの論理ゲートの信号伝搬時間を要するが、マス
ク生成回路2は最下位ビットのマスクデータMOが確立
するまでに信号が最大6個のORゲート25〜20を順
次伝搬していく必要があるからである。したがって、こ
の発明の一実施例におけるオーバフロー検出回路の検出
速度は、マスク生成回路2と不一致ビット検出回路3の
それぞれにおける信号伝搬時間を加算したものとなる。
ここで、不一致ビット検出回路3は、各ビットにつき2
個の論理ゲート(NORゲートおよびORゲート)の信
号伝搬時間を要する。このようなこの発明の一実施例の
オーバフロー検出回路における信号伝搬時間は、従来の
オーバフロー検出回路における一致検出回路31および
優先順位検出器32における信号伝搬時間にほぼ対応す
る。したがって、この発明の一実施例のオーバフロー検
出回路の検出速度は、従来のオーバフロー検出回路の検
出速度に比べて、大小比較回路33におけるキャリ一連
鎖による遅延時間分だけ短縮され、その結果高速なオー
バフロー検出が行なえる。
個の論理ゲート(NORゲートおよびORゲート)の信
号伝搬時間を要する。このようなこの発明の一実施例の
オーバフロー検出回路における信号伝搬時間は、従来の
オーバフロー検出回路における一致検出回路31および
優先順位検出器32における信号伝搬時間にほぼ対応す
る。したがって、この発明の一実施例のオーバフロー検
出回路の検出速度は、従来のオーバフロー検出回路の検
出速度に比べて、大小比較回路33におけるキャリ一連
鎖による遅延時間分だけ短縮され、その結果高速なオー
バフロー検出が行なえる。
上記のごとく、第1図および第2図に示す実施例のオー
バフロー検出回路は、従来のオーバフロー検出回路に比
べて回路規模が縮小化されるとともに、検出速度の高速
化が図れる。しかしながら、マスク生成回路2における
信号伝搬時間がデータ比較回路1および不一致ビット検
出回路3における信号伝搬時間に比べて未だ大きいとい
う改良点を残す。特に、処理すべきデータのビット数が
増えた場合はマスク生成回路2における、信号伝搬時間
が大きくなり問題となる。
バフロー検出回路は、従来のオーバフロー検出回路に比
べて回路規模が縮小化されるとともに、検出速度の高速
化が図れる。しかしながら、マスク生成回路2における
信号伝搬時間がデータ比較回路1および不一致ビット検
出回路3における信号伝搬時間に比べて未だ大きいとい
う改良点を残す。特に、処理すべきデータのビット数が
増えた場合はマスク生成回路2における、信号伝搬時間
が大きくなり問題となる。
そこで、マスク生成回路2にいわゆる先見方式を採用し
、回路全体としての動作速度を向上させた例を以下に示
す。
、回路全体としての動作速度を向上させた例を以下に示
す。
第3図は、先見方式を用いたマスク生成回路の構成の一
例を示すブロック図である。図において、このマスク生
成回路は、16ビツトのマスクデータM15〜MOを生
成するために、4ビツトずつ分割して構成された4つの
単位回路2a、 2b。
例を示すブロック図である。図において、このマスク生
成回路は、16ビツトのマスクデータM15〜MOを生
成するために、4ビツトずつ分割して構成された4つの
単位回路2a、 2b。
2Cおよび2dを有している。各単位回路からは、先見
出力Coが導出され、隣接する下位ビット側の単位回路
に先見入力Cinとして与えられる。
出力Coが導出され、隣接する下位ビット側の単位回路
に先見入力Cinとして与えられる。
第4図は、第3図に示す単位回路2bの構成を示す論理
ゲート図である。図において、この単位回路2bは、マ
スクデータ生成用のORゲート211〜208と、先見
出力生成用のORゲート200bとを含んでいる。各O
Rゲート211〜208の一方入力には、それぞれ対応
するシフト選択信号811〜S8が与えられる。また、
最上位のORゲート211の他方入力には上位ビット側
の単位回路2aから先見入力Cinが与えられる。
ゲート図である。図において、この単位回路2bは、マ
スクデータ生成用のORゲート211〜208と、先見
出力生成用のORゲート200bとを含んでいる。各O
Rゲート211〜208の一方入力には、それぞれ対応
するシフト選択信号811〜S8が与えられる。また、
最上位のORゲート211の他方入力には上位ビット側
の単位回路2aから先見入力Cinが与えられる。
また、ORゲート210〜208の各他方入力には、そ
れぞれ上位ビット側のORゲートの出力が与えられる。
れぞれ上位ビット側のORゲートの出力が与えられる。
そして、これらORゲート211〜208の出力がマス
クデータMll〜M8となる。
クデータMll〜M8となる。
先見出力生成用のORゲート200bには、上位ビット
側の単位回路2aからの先見入力Cinが与えられると
ともに、シフト選択信号811〜S8が与えられる。
側の単位回路2aからの先見入力Cinが与えられると
ともに、シフト選択信号811〜S8が与えられる。
なお、単位回路2cも第4図に示す単位回路2bと同様
の構成を有している。また、単位回路2aは第4図に示
す単位回路2bとほぼ同様の構成であるが、ORゲート
211に対応するORゲートは設けられていない。した
がって、シフト選択信号S15がそのままマスクデータ
の最上位ビットの信号M15となって導出される。また
、単位回路2dについても第4図に示す単位回路2bと
同様の構成を有しているが、ORゲート200bに対応
するORゲートは設けられていない。
の構成を有している。また、単位回路2aは第4図に示
す単位回路2bとほぼ同様の構成であるが、ORゲート
211に対応するORゲートは設けられていない。した
がって、シフト選択信号S15がそのままマスクデータ
の最上位ビットの信号M15となって導出される。また
、単位回路2dについても第4図に示す単位回路2bと
同様の構成を有しているが、ORゲート200bに対応
するORゲートは設けられていない。
第4図に示すような単位回路は、上記のような構成を有
しているので、次の論理式を満足する。
しているので、次の論理式を満足する。
Mll−Cin+511
M10=Cin+S11+510
M9=Cin+S11+S10+59
M8−Cin+S11+S10+S9+58Co−Ci
n+S11+S10+S9+S8上記論理式から、il
tl回位2bへの入力信号S11〜S8.Cinのうち
、いずれか1つでも“1”が入力された場合、これが先
見出力Coに反映され、下位ビットに対応する単位回路
に対して与えられることがわかる。以上より、第3図に
示したマスク生成回路全体では次の論理出力が得られる
。
n+S11+S10+S9+S8上記論理式から、il
tl回位2bへの入力信号S11〜S8.Cinのうち
、いずれか1つでも“1”が入力された場合、これが先
見出力Coに反映され、下位ビットに対応する単位回路
に対して与えられることがわかる。以上より、第3図に
示したマスク生成回路全体では次の論理出力が得られる
。
Mn−815+S14+S13+−・−+Snなお、第
3図のマスク生成回路の例では、各単位回路は先見入力
Cinを1つだけ受けるようにしたが、これに代えて複
数の先見入力を受けるようにしてもよい。たとえば、第
5図に示すように、各単位回路に2つの先見入力C1n
1.C1n2を受ける場合、各単位回路は第6図に示す
ように構成される。図示のごとく、第6図の構成は、第
4図に示す単位回路の構成とほぼ同様であるが、先見出
力生成用のORゲート200には、上位ビット側の2つ
の単位回路からの先見入力C1n1゜C1n2が与えら
れる。
3図のマスク生成回路の例では、各単位回路は先見入力
Cinを1つだけ受けるようにしたが、これに代えて複
数の先見入力を受けるようにしてもよい。たとえば、第
5図に示すように、各単位回路に2つの先見入力C1n
1.C1n2を受ける場合、各単位回路は第6図に示す
ように構成される。図示のごとく、第6図の構成は、第
4図に示す単位回路の構成とほぼ同様であるが、先見出
力生成用のORゲート200には、上位ビット側の2つ
の単位回路からの先見入力C1n1゜C1n2が与えら
れる。
第3図あるいは第5図に示すマスク生成回路は、上位ビ
ット側の単位回路から人出される先見入力によって下位
ビット側の単位回路が素早く動作するので、第2図に示
すマスク生成回路2に比べて信号伝搬時間が短縮化され
る。したがって、より高速動作が可能となる。
ット側の単位回路から人出される先見入力によって下位
ビット側の単位回路が素早く動作するので、第2図に示
すマスク生成回路2に比べて信号伝搬時間が短縮化され
る。したがって、より高速動作が可能となる。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、従来のオーバフロー
検出回路に比べて、より少ない素子数でオーt<フロー
検出回路を構成することができ、集積回路上での面積を
縮小することができる。また、信号伝搬時間が短縮化さ
れているので、高速にオーバフローの検出を行なうこと
ができる。
検出回路に比べて、より少ない素子数でオーt<フロー
検出回路を構成することができ、集積回路上での面積を
縮小することができる。また、信号伝搬時間が短縮化さ
れているので、高速にオーバフローの検出を行なうこと
ができる。
第1図は、この発明の一実施例の構成を示す概略ブロッ
ク図である。 第2図は、第1図に示す実施例のより詳細な構成例を示
す論理ゲート図である。 第3図は、いわゆる先見方式を採用したマスク生成回路
の構成の一例を示すブロック図である。 第4図は、第3図に示す単位回路の構成を示した論理ゲ
ート図である。 第5図は、いわゆる先見方式を採用したマスク生成回路
の他の構成例を示すブロック図である。 第6図は、第5図に示す単位回路の構成を示す論理ゲー
ト図である。 第7図は、従来のシフタのオーバフロー検出回路の構成
を示す概略ブロック図である。 第8図は、第7図に示す優先順位検出器の構成を示す論
理ゲート図である。 図において、1はデータ比較回路、2はマスク生成回路
、3は不一致ビット検出回路、2a〜2d、2a’ 〜
2d’ は111位回路を示す。
ク図である。 第2図は、第1図に示す実施例のより詳細な構成例を示
す論理ゲート図である。 第3図は、いわゆる先見方式を採用したマスク生成回路
の構成の一例を示すブロック図である。 第4図は、第3図に示す単位回路の構成を示した論理ゲ
ート図である。 第5図は、いわゆる先見方式を採用したマスク生成回路
の他の構成例を示すブロック図である。 第6図は、第5図に示す単位回路の構成を示す論理ゲー
ト図である。 第7図は、従来のシフタのオーバフロー検出回路の構成
を示す概略ブロック図である。 第8図は、第7図に示す優先順位検出器の構成を示す論
理ゲート図である。 図において、1はデータ比較回路、2はマスク生成回路
、3は不一致ビット検出回路、2a〜2d、2a’ 〜
2d’ は111位回路を示す。
Claims (2)
- (1)2進符号データの各ビットをシフトさせる際に、
オーバフローを生じるか否かを検出するための回路であ
って、 シフトすべき2進符号データ中の隣接する各2ビット間
の論理の一致、不一致を検出するための比較手段、 シフト量を表わす複数ビットのシフト選択信号をデコー
ドして複数ビットのマスク信号を発生するマスク信号発
生手段、 前記マスク信号に基づいて、前記比較手段の出力をシフ
ト量に応じたビット数だけマスクするためのマスク手段
、および 前記マスク手段の出力に基づいて、オーバフローが生じ
るか否かを判別するための判別手段を備える、オーバフ
ロー検出回路。 - (2)前記マスク信号発生手段は、前記シフト選択信号
の所定ビットごとに設けられた複数の単位回路を含み、 各前記単位回路は複数個のORゲートを含み、各ORゲ
ートは、その一方入力に対応するビットの前記シフト選
択信号を受け、その他方入力に隣接する上位ビット側の
ORゲートの出力を受け、さらに、各前記単位回路は先
見用のORゲートを含み、各先見用のORゲートは、そ
の単位回路に入力される前記シフト選択信号および上位
ビット側の1以上の単位回路に設けられた先見用のOR
ゲートの出力を受け、各先見用のORゲートの出力は下
位ビット側の単位回路内に設けられたORゲートのうち
初段のORゲートの他方入力および先見用のORゲート
に与えられる、特許請求の範囲第(1)項記載のオーバ
フロー検出回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1238904A JPH03100827A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | オーバフロー検出回路 |
US08/075,911 US5497340A (en) | 1989-09-14 | 1993-06-14 | Apparatus and method for detecting an overflow when shifting N bits of data |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1238904A JPH03100827A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | オーバフロー検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03100827A true JPH03100827A (ja) | 1991-04-25 |
Family
ID=17037000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1238904A Pending JPH03100827A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | オーバフロー検出回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5497340A (ja) |
JP (1) | JPH03100827A (ja) |
Families Citing this family (38)
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- 1989-09-14 JP JP1238904A patent/JPH03100827A/ja active Pending
-
1993
- 1993-06-14 US US08/075,911 patent/US5497340A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5497340A (en) | 1996-03-05 |
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