JPH0252577B2 - - Google Patents
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- JPH0252577B2 JPH0252577B2 JP56210479A JP21047981A JPH0252577B2 JP H0252577 B2 JPH0252577 B2 JP H0252577B2 JP 56210479 A JP56210479 A JP 56210479A JP 21047981 A JP21047981 A JP 21047981A JP H0252577 B2 JPH0252577 B2 JP H0252577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball stud
- recess
- tie rod
- shaft
- spherical head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/76—Making machine elements elements not mentioned in one of the preceding groups
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0685—Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0619—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
- F16C11/0623—Construction or details of the socket member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボールジヨイントの柄付きソケツ
ト、すなわち軸状部分と軸部の一端部ないし中間
部に軸部の軸心と直角方向の軸心を有する対向し
た2つの凹部をもつタイロツドエンドハウジング
を、第1図に示す如くトランスフアープレスによ
り成形工程を連続して冷間鍛造成形することに関
する。
ト、すなわち軸状部分と軸部の一端部ないし中間
部に軸部の軸心と直角方向の軸心を有する対向し
た2つの凹部をもつタイロツドエンドハウジング
を、第1図に示す如くトランスフアープレスによ
り成形工程を連続して冷間鍛造成形することに関
する。
タイロツドエンドハウジング(以下「タイロツ
ド」という)を冷間鍛造成形する場合は、熱間鍛
造に較べエネルギーコストを安くできる点で有利
である。また先に出願した私らの発明(特開昭55
−139137号)の如く、一端に球状の頭部が据込み
形成された所謂ボールスタツド形状の素材を用意
し、その球状頭部にソケツト部を形成するととも
に軸部を所望の形状に曲げることによつてタイロ
ツドを冷間成形する場合は、バリ発生量を押さえ
て材料歩留まりを向上できる利点がある。
ド」という)を冷間鍛造成形する場合は、熱間鍛
造に較べエネルギーコストを安くできる点で有利
である。また先に出願した私らの発明(特開昭55
−139137号)の如く、一端に球状の頭部が据込み
形成された所謂ボールスタツド形状の素材を用意
し、その球状頭部にソケツト部を形成するととも
に軸部を所望の形状に曲げることによつてタイロ
ツドを冷間成形する場合は、バリ発生量を押さえ
て材料歩留まりを向上できる利点がある。
しかし、その従来方法によると鍛造タイロツド
最大輪郭部に沿つてバリを形成することにより、
タイロツドの細部形状を得るため、バリの形成が
不可欠であつた。
最大輪郭部に沿つてバリを形成することにより、
タイロツドの細部形状を得るため、バリの形成が
不可欠であつた。
ところで、タイロツドの成形にあたり、軸部折
り曲げ工程(第4図イ,ロ)と最終成形工程(第
3図イ,ロ)とを連続して実施しようとした場合
は、特開昭55−139137号の如く、両工程の間に素
材を反転していた。これらを通常のトランスフア
ーユニツトで行おうとすると、素材を反転させて
搬送することは困難であり、また工程間で無理に
反転搬送すると素材搬送上のトラブルによる機械
停止が多くなり、生産効率低下の原因になる。
り曲げ工程(第4図イ,ロ)と最終成形工程(第
3図イ,ロ)とを連続して実施しようとした場合
は、特開昭55−139137号の如く、両工程の間に素
材を反転していた。これらを通常のトランスフア
ーユニツトで行おうとすると、素材を反転させて
搬送することは困難であり、また工程間で無理に
反転搬送すると素材搬送上のトラブルによる機械
停止が多くなり、生産効率低下の原因になる。
そのため、タイロツドの成形にあたり、トラン
スフアープレスにより各成形工程を連続して実施
する場合は、第3図に示す如き最終成形工程にお
ける素材の上下向きに合わせて前工程の軸部折り
曲げ工程において素材を山形に折り曲げようとす
ると、第5図に示すように素材の水平方向安定が
悪く、素材球頭部2bに偏荷重が作用する原因と
なる。そのため、成形中に素材1bが素材軸線方
向に移動するなどして鍛造不良になつたり、また
無理に鍛造しても型寿命および成形精度が悪くな
る問題がある。
スフアープレスにより各成形工程を連続して実施
する場合は、第3図に示す如き最終成形工程にお
ける素材の上下向きに合わせて前工程の軸部折り
曲げ工程において素材を山形に折り曲げようとす
ると、第5図に示すように素材の水平方向安定が
悪く、素材球頭部2bに偏荷重が作用する原因と
なる。そのため、成形中に素材1bが素材軸線方
向に移動するなどして鍛造不良になつたり、また
無理に鍛造しても型寿命および成形精度が悪くな
る問題がある。
またタイロツドは、非対称形を有するため、頭
部の凹部の成形用パンチは成形時に、主成形方向
と直角方向に推力を受けるため、破損し易く、凹
部を深く成形することが困難であり、また該凹部
の径寸法も所期形状に近づけることができなかつ
た。
部の凹部の成形用パンチは成形時に、主成形方向
と直角方向に推力を受けるため、破損し易く、凹
部を深く成形することが困難であり、また該凹部
の径寸法も所期形状に近づけることができなかつ
た。
本発明は上記従来の欠点を解決したトランスフ
アープレスによるタイロツド冷間鍛造方法の提供
を目的とする。
アープレスによるタイロツド冷間鍛造方法の提供
を目的とする。
以下本発明を実施例の図面とともに説明する。
第1図および第6図乃至第11図は、自動車用タ
イロツドエンドハウジング(以下「タイロツド」
という)の鍛造工程を示すものである。これらの
図を用いて工程順に説明する。
第1図および第6図乃至第11図は、自動車用タ
イロツドエンドハウジング(以下「タイロツド」
という)の鍛造工程を示すものである。これらの
図を用いて工程順に説明する。
(素材切断工程)第1図 イ
まずタイロツド軸部3dの径にほぼ等しい断面
円形の鋼丸棒を切断して必要な質量の棒状素材1
aを用意する。
円形の鋼丸棒を切断して必要な質量の棒状素材1
aを用意する。
(ボールスタツド成形工程)第1図 ロ
所望タイロツド4dを得るのに必要な質量分布
を素材1aに与えるため、鍛造またはヘツダーで
棒状素材1aの一端に球状の頭部2bを据え込ん
で、ボールスタツド状の素材1bに成形する。
を素材1aに与えるため、鍛造またはヘツダーで
棒状素材1aの一端に球状の頭部2bを据え込ん
で、ボールスタツド状の素材1bに成形する。
なお、この工程は、自動車懸架装置および操向
装置用球継手の一部品であるボールスタツドの製
造方法として知られる方法によつて行われる。
装置用球継手の一部品であるボールスタツドの製
造方法として知られる方法によつて行われる。
(軸部折り曲げ工程)第1図 ハ,ホおよび第6
図乃至第9図 まず第6図によつて、この工程で使用されるト
ランスフアープレスの成形金型部分を説明する。
図において、11は上型で13は下型である。1
0はボールスタツド状素材1bを下型13の型彫
部内で水平支持する支持手段である。この支持手
段10は、下型本体部分17に対して昇降自在に
された下型可動部分14とその下型可動部分14
を昇降運動させる動力伝達部分18とから構成さ
れている。
図乃至第9図 まず第6図によつて、この工程で使用されるト
ランスフアープレスの成形金型部分を説明する。
図において、11は上型で13は下型である。1
0はボールスタツド状素材1bを下型13の型彫
部内で水平支持する支持手段である。この支持手
段10は、下型本体部分17に対して昇降自在に
された下型可動部分14とその下型可動部分14
を昇降運動させる動力伝達部分18とから構成さ
れている。
下型可動部分14は、上昇位置において素材軸
部3bを所定の高さに支持し、かつ成形工程中に
自身に設定以上の力が作用すると下降するように
動力伝達部分18と関係付けられている。下型可
動部分14の下降位置は、その設計段階において
素材軸部3bが所望量折り曲げられたときに、図
示されていないプレツシヤープレートに突き当つ
て停止するよう考慮される。
部3bを所定の高さに支持し、かつ成形工程中に
自身に設定以上の力が作用すると下降するように
動力伝達部分18と関係付けられている。下型可
動部分14の下降位置は、その設計段階において
素材軸部3bが所望量折り曲げられたときに、図
示されていないプレツシヤープレートに突き当つ
て停止するよう考慮される。
なお、下型可動部分14の上面には、素材外周
に適合する断面略半月状の型彫部が形成されてい
る。
に適合する断面略半月状の型彫部が形成されてい
る。
動力伝達部分18は、圧縮空気などの加圧流体
を外部から受けて回路中に油圧を作用させるタン
ク部20と、下型可動部分14をピストンロツド
24を介して昇降させる昇降シリンダ23と、昇
降シリンダ23内に設定以上の圧力が発生した際
に開くリリーフバルブ22と、タンク20への油
の逆流を防止するチエツクバルブ21およびこれ
らを接続する管路25,26,27,28,29
とから構成されている。
を外部から受けて回路中に油圧を作用させるタン
ク部20と、下型可動部分14をピストンロツド
24を介して昇降させる昇降シリンダ23と、昇
降シリンダ23内に設定以上の圧力が発生した際
に開くリリーフバルブ22と、タンク20への油
の逆流を防止するチエツクバルブ21およびこれ
らを接続する管路25,26,27,28,29
とから構成されている。
また、下型本体部分17の型彫部には、支点突
起16が水平支持されたボールスタツド状素材1
bの球状頭部2bに近い軸部3bの下面に対向し
て該軸部3bの折り曲げ支点となるべく突出して
形成されている。
起16が水平支持されたボールスタツド状素材1
bの球状頭部2bに近い軸部3bの下面に対向し
て該軸部3bの折り曲げ支点となるべく突出して
形成されている。
上型11の型彫部には、係止突起12が水平支
持されたボールスタツド状素材1bの球状頭部2
bの頭部に対向して素材折り曲がり時の型11,
13に対する素材1bの素材軸線方向移動を防止
すべく突出して形成されている。この係止突起1
2は上型11に一体的に固定されたポンチ19の
先端に形成されている。
持されたボールスタツド状素材1bの球状頭部2
bの頭部に対向して素材折り曲がり時の型11,
13に対する素材1bの素材軸線方向移動を防止
すべく突出して形成されている。この係止突起1
2は上型11に一体的に固定されたポンチ19の
先端に形成されている。
また下型13内にはノツクアウト15がポンチ
19と同一軸心上にポンチ19と対向させて昇降
自在に装着されている。このノツクアウト15の
上面は素材1bを水平支持する際に素材球状頭部
2bの底面頂部を支持するとともに、下型型彫部
の底面の一部を構成している。
19と同一軸心上にポンチ19と対向させて昇降
自在に装着されている。このノツクアウト15の
上面は素材1bを水平支持する際に素材球状頭部
2bの底面頂部を支持するとともに、下型型彫部
の底面の一部を構成している。
つぎに上記成形金型部分によるボールスタツド
状素材1bの成形を説明する。
状素材1bの成形を説明する。
第6図に示すようにタンク20に作用する外部
圧力により、下型可動部分14は上昇位置にあ
る。即ち、タンク20内の油が管路25、チエツ
クバルブ21および管路26,27を経て上昇シ
リンダ23に流入し、ピストンロツド24を介し
て下型可動部分14を押し上げているためであ
る。この下型可動部分14の型彫部にボールスタ
ツド状素材の軸部3bを適合させて、ボールスタ
ツド状素材1bを第6図に示すように下型13に
挿入する。そのことによりボールスタツド状素材
1bはその軸線が水平となつて下型型彫部に支持
される。
圧力により、下型可動部分14は上昇位置にあ
る。即ち、タンク20内の油が管路25、チエツ
クバルブ21および管路26,27を経て上昇シ
リンダ23に流入し、ピストンロツド24を介し
て下型可動部分14を押し上げているためであ
る。この下型可動部分14の型彫部にボールスタ
ツド状素材の軸部3bを適合させて、ボールスタ
ツド状素材1bを第6図に示すように下型13に
挿入する。そのことによりボールスタツド状素材
1bはその軸線が水平となつて下型型彫部に支持
される。
続いて、上型11が下降すると、第7図に示す
ように、素材1bの水平が下型可動部分14によ
つて保たれているので係止突起12が変位するこ
となく素材軸線に垂直に球状頭部2bの頂部に打
ち付けられる。とほぼ同時に軸部3bの上半部が
上型11の型彫部に覆われ、軸部3bが下型可動
部分14と上型11との間に握持される。
ように、素材1bの水平が下型可動部分14によ
つて保たれているので係止突起12が変位するこ
となく素材軸線に垂直に球状頭部2bの頂部に打
ち付けられる。とほぼ同時に軸部3bの上半部が
上型11の型彫部に覆われ、軸部3bが下型可動
部分14と上型11との間に握持される。
このように軸部3bが型で握持されることによ
り、ボールスタツド状素材1bは第8図に示すよ
うに引き続く係止突起12の球状頭部2bへの進
入時に不要な運動が抑止され安定して保持され
る。そのため係止突起部12は、第8図に示すよ
うにその先端面とノツクアウト15上端面との間
で球状頭部2bを素材軸線と垂直に据え込むこと
ができる。
り、ボールスタツド状素材1bは第8図に示すよ
うに引き続く係止突起12の球状頭部2bへの進
入時に不要な運動が抑止され安定して保持され
る。そのため係止突起部12は、第8図に示すよ
うにその先端面とノツクアウト15上端面との間
で球状頭部2bを素材軸線と垂直に据え込むこと
ができる。
即ち、素材軸部3bが型で握持された後は、下
型可動部分14は上型11の下降に同調して上型
11との間に素材軸部3bを握持した状態のまま
下降する。
型可動部分14は上型11の下降に同調して上型
11との間に素材軸部3bを握持した状態のまま
下降する。
このとき動力伝達部分18は、リリーフバルブ
22が昇降シリンダ23内の圧力上昇により素材
軸部3bの型による握持を検知して開放し、ピス
トンロツド24の下降を可能にする。リリーフバ
ルブ22の開放により昇降シリンダ内の油は、管
路27,28,29およびリリーフバルブ22を
介して下型可動部分14に加えられる下向き圧力
に若干の抵抗を与えつつタンク部20に戻され
る。
22が昇降シリンダ23内の圧力上昇により素材
軸部3bの型による握持を検知して開放し、ピス
トンロツド24の下降を可能にする。リリーフバ
ルブ22の開放により昇降シリンダ内の油は、管
路27,28,29およびリリーフバルブ22を
介して下型可動部分14に加えられる下向き圧力
に若干の抵抗を与えつつタンク部20に戻され
る。
さらに上型11が下降すると第9図に示すよう
に素材1bの軸部3bが下型の支点突起16によ
り山形折り曲げ部4cに成形される。
に素材1bの軸部3bが下型の支点突起16によ
り山形折り曲げ部4cに成形される。
このとき、素材の軸部3b側が握持されてお
り、球状頭部2bも係止突起12が打ち込まれ既
にほぼ平担化され予備凹部5cが形成されている
ため、素材1bには支点突起16を中心に素材軸
線方向の左右に荷重が作用し、素材1bは素材軸
線方向に移動するような偏荷重を受けず極めて安
定状態で無理なく所望形状に折り曲げられる。
り、球状頭部2bも係止突起12が打ち込まれ既
にほぼ平担化され予備凹部5cが形成されている
ため、素材1bには支点突起16を中心に素材軸
線方向の左右に荷重が作用し、素材1bは素材軸
線方向に移動するような偏荷重を受けず極めて安
定状態で無理なく所望形状に折り曲げられる。
そのため型11,13に無理をかけず、第9図
に示すように軸部折り曲げ成形を終了できる。
に示すように軸部折り曲げ成形を終了できる。
このようにして成形された予備凹部5cを有す
る折り曲げ変形素材1cは、上型11の上昇にと
もなつて下型可動部分14が動力伝達部分18に
よつて上昇され、かつノツクアウト15が作動さ
れることにより下型13型彫部からノツクアウト
される。
る折り曲げ変形素材1cは、上型11の上昇にと
もなつて下型可動部分14が動力伝達部分18に
よつて上昇され、かつノツクアウト15が作動さ
れることにより下型13型彫部からノツクアウト
される。
なを動力伝達部分18は、上型11の上昇にと
もなう昇降シリンダ23内の圧力低下によつてリ
リーフバルブ22が閉鎖しかつチエツクバルブ2
0が再び開放し、それによつて昇降シリンダ23
に供給された油でピストンロツド24を介して下
型可動部分を上昇せしめる如く作用する。
もなう昇降シリンダ23内の圧力低下によつてリ
リーフバルブ22が閉鎖しかつチエツクバルブ2
0が再び開放し、それによつて昇降シリンダ23
に供給された油でピストンロツド24を介して下
型可動部分を上昇せしめる如く作用する。
(最終成形工程)第1図 ニ,ヘおよび、第10
図、第11図 まず第10図によつて、この工程で使用される
トランスフアープレスの成形金型部分を説明す
る。図において、31は上型で32は下型であ
る。この両型には所望のタイロツド1dに対応す
る型彫部が二分して形成されている。なお素材軸
部3cが前工程において成形を終了しているた
め、山形折り曲げ部4cを含む素材軸部3cを覆
う型彫部の形状は素材1c外形とほぼ同一になつ
ている。そのため、本実施例では上型がポンチ3
3とともに下死点まで移動した際に下型32と近
接して対向するようにしたが、上型31下降後に
ポンチ33が打ち込まれるよう上型の作動を複動
化して所謂密閉鍛造するようにしても良い。
図、第11図 まず第10図によつて、この工程で使用される
トランスフアープレスの成形金型部分を説明す
る。図において、31は上型で32は下型であ
る。この両型には所望のタイロツド1dに対応す
る型彫部が二分して形成されている。なお素材軸
部3cが前工程において成形を終了しているた
め、山形折り曲げ部4cを含む素材軸部3cを覆
う型彫部の形状は素材1c外形とほぼ同一になつ
ている。そのため、本実施例では上型がポンチ3
3とともに下死点まで移動した際に下型32と近
接して対向するようにしたが、上型31下降後に
ポンチ33が打ち込まれるよう上型の作動を複動
化して所謂密閉鍛造するようにしても良い。
下型32にはノツクアウト35が昇降自在に装
着されている。このノツクアウト35は、素材頭
部2cにソケツト部2dを形成するための下型型
彫部分に配設されており、その上端面は素材頭部
2cの底面に当接して素材1cを支持するととも
に、下型型彫部の底面とくにタイロツド1dのソ
ケツト開口部7dに適合する型彫面を構成してい
る。
着されている。このノツクアウト35は、素材頭
部2cにソケツト部2dを形成するための下型型
彫部分に配設されており、その上端面は素材頭部
2cの底面に当接して素材1cを支持するととも
に、下型型彫部の底面とくにタイロツド1dのソ
ケツト開口部7dに適合する型彫面を構成してい
る。
また、ノツクアウト35先端部分を包囲する下
型32の円筒状周壁部36は、ソケツト部2d成
形時に、メタル流動を絞ることにより先端の引け
を防止して完全な所望形状を得るため、上方より
も径が小さく形成されている。
型32の円筒状周壁部36は、ソケツト部2d成
形時に、メタル流動を絞ることにより先端の引け
を防止して完全な所望形状を得るため、上方より
も径が小さく形成されている。
つぎに上記成形金型部分による折り曲げ変形素
材1cの成形を説明する。
材1cの成形を説明する。
まず折り曲げ変形素材1cは通常のトランスフ
アーユニツト(図示せず)によつて、軸部折り曲
げ工程の型彫部から本工程の型彫部へ反転させず
に搬送され、第10図に示す如く山形折り曲げ部
4cを含む軸部3cを基準に下型32内に挿入さ
れる。
アーユニツト(図示せず)によつて、軸部折り曲
げ工程の型彫部から本工程の型彫部へ反転させず
に搬送され、第10図に示す如く山形折り曲げ部
4cを含む軸部3cを基準に下型32内に挿入さ
れる。
下型32内における素材1cの座りは、球状頭
部の平担化と軸部の折り曲げが完了しているた
め、極めて良い。
部の平担化と軸部の折り曲げが完了しているた
め、極めて良い。
続いて上型31が下降するとポンチ33が前工
程で係止突起12によつて形成された予備凹部5
c内に進入し、さらに第11図に示すように素材
頭部2cの中へと進入される。このときポンチ3
3が予備凹部5cに案内されて頭部2cに打込ま
れるので、ポンチ33には偏荷重が加わらず、し
かも余剰のボリユームはポンチカラー34下端に
形成した空間Sに押し出されるため、上下型の型
割れ部分へのバリ発生もなく第1凹部が形成され
る。また頭部2cの反予備凹部5c側には、該予
備凹部5cに対向する第2凹部がノツクアウト3
5の先端部分によつて形成される。
程で係止突起12によつて形成された予備凹部5
c内に進入し、さらに第11図に示すように素材
頭部2cの中へと進入される。このときポンチ3
3が予備凹部5cに案内されて頭部2cに打込ま
れるので、ポンチ33には偏荷重が加わらず、し
かも余剰のボリユームはポンチカラー34下端に
形成した空間Sに押し出されるため、上下型の型
割れ部分へのバリ発生もなく第1凹部が形成され
る。また頭部2cの反予備凹部5c側には、該予
備凹部5cに対向する第2凹部がノツクアウト3
5の先端部分によつて形成される。
しかも上型31の下降に伴つて素材1cが型に
閉鎖的に保持されるので、前述の絞られた円筒状
周壁部36の作用もあつてソケツト部2dの形状
精度が高められる。
閉鎖的に保持されるので、前述の絞られた円筒状
周壁部36の作用もあつてソケツト部2dの形状
精度が高められる。
このように形成されたタイロツド1dはノツク
アウト35により下型からノツクアウトされ、そ
の後第2図の二点鎖線で示す如く適当な機械加工
が施されるなどして完成される。
アウト35により下型からノツクアウトされ、そ
の後第2図の二点鎖線で示す如く適当な機械加工
が施されるなどして完成される。
以上のように本発明によれば、折り曲げ変形素
材からタイロツドを得る最終工程において空間S
を設けたことは、バリを発生せず、従来のバリの
発生による余分な成形エネルギーが不要で省エネ
ルギーとなる。
材からタイロツドを得る最終工程において空間S
を設けたことは、バリを発生せず、従来のバリの
発生による余分な成形エネルギーが不要で省エネ
ルギーとなる。
また、軸部折り曲げ工程において、ボールスタ
ツド状素材の水平が水平支持手段によつて保たれ
るため、型に無理をかけずに素材を安定状態に維
持しつつ正しく所望の形状に成形できるので、最
終成形工程における素材の上下向きに合わせて軸
部折り曲げ工程においてボールスタツド状素材の
軸部を山形に折り曲げることができ、その結果、
トランスフアーユニツト内で素材の反転をする必
要がない。さらに、最終成形工程において、ポン
チは前工程で成形された予備凹部に案内されて球
状頭部に打ち込まれるので、ポンチに偏荷重が加
わらないなど型持ちが良い。
ツド状素材の水平が水平支持手段によつて保たれ
るため、型に無理をかけずに素材を安定状態に維
持しつつ正しく所望の形状に成形できるので、最
終成形工程における素材の上下向きに合わせて軸
部折り曲げ工程においてボールスタツド状素材の
軸部を山形に折り曲げることができ、その結果、
トランスフアーユニツト内で素材の反転をする必
要がない。さらに、最終成形工程において、ポン
チは前工程で成形された予備凹部に案内されて球
状頭部に打ち込まれるので、ポンチに偏荷重が加
わらないなど型持ちが良い。
これらのように本発明によれば、タイロツドエ
ンドハウジングをトランスフアープレスにより効
率良く鍛造成形することができる。
ンドハウジングをトランスフアープレスにより効
率良く鍛造成形することができる。
第1図はタイロツド成形工程を素材によつて表
わす説明図。第2図はタイロツドの完成形状の説
明図。第3図はトランスフアープレスで望まれる
タイロツド成形工程を素材で表す説明図。第4図
は好ましい軸部折り曲げ工程の説明図。第5図は
好ましくない軸部折り曲げ工程の説明図。第6図
乃至第9図は本発明の実施例を表すもので軸部折
り曲げ成形工程の説明図。第10図および第11
図は本発明の実施例を表すものでソケツト部成形
工程の説明図である。 記号の説明、1b……ボールスタツド状素材、
1c……折り曲げ変形素材、1d……タイロツ
ド、2b……球状頭部、2d……ソケツト部、3
b……軸部、5c……予備凹部、10……支持手
段、13……下型、14……下型可動部分、16
……支点突起、34……ポンチカラー、S……空
間。
わす説明図。第2図はタイロツドの完成形状の説
明図。第3図はトランスフアープレスで望まれる
タイロツド成形工程を素材で表す説明図。第4図
は好ましい軸部折り曲げ工程の説明図。第5図は
好ましくない軸部折り曲げ工程の説明図。第6図
乃至第9図は本発明の実施例を表すもので軸部折
り曲げ成形工程の説明図。第10図および第11
図は本発明の実施例を表すものでソケツト部成形
工程の説明図である。 記号の説明、1b……ボールスタツド状素材、
1c……折り曲げ変形素材、1d……タイロツ
ド、2b……球状頭部、2d……ソケツト部、3
b……軸部、5c……予備凹部、10……支持手
段、13……下型、14……下型可動部分、16
……支点突起、34……ポンチカラー、S……空
間。
Claims (1)
- 1 トランスフアープレスによつてタイロツドエ
ンドハウジングを冷間鍛造する方法において、一
端部分に球状頭部2bを有するボールスタツド状
素材1bを用意し、該ボールスタツド状素材1b
を下型可動部分14によつて水平に支持する支持
手段10を有しかつ水平支持された前記ボールス
タツド状素材1bの球状頭部2bと軸部3bとの
中間部分の折り曲げ支点となるべく突出した支点
突起16を有する下型13によつて前記ボールス
タツド状素材1bを水平支持しながら、該ボール
スタツド状素材1bの球状頭部2bに前記軸部3
bと直角な方向に凹部5cを加工し第1凹部の予
備凹部5cを形成する工程と前記中間部分の表面
部を山形折り曲げ部4cに加工する工程とを同時
に行つて折り曲げ変形素材1cを形成し、その
後、トランスフアープレス内にて該折り曲げ変形
素材1cを反転させずに次工程金型へ移動させ、
成形されるタイロツド1dのソケツト部2dの上
端部とポンチカラー34下端部との間に空間Sを
設けて前記予備凹部5cの底面に近接する部分を
該予備凹部5cの軸心方向に押し込み互いに対向
する第1凹部と第2凹部を加工することを特徴と
するトランスフアープレスによるタイロツドエン
ドハウジング冷間鍛造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56210479A JPS58112626A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | トランスフア−プレスによるタイロツドエンドハウジング冷間鍛造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56210479A JPS58112626A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | トランスフア−プレスによるタイロツドエンドハウジング冷間鍛造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112626A JPS58112626A (ja) | 1983-07-05 |
JPH0252577B2 true JPH0252577B2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=16590020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56210479A Granted JPS58112626A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | トランスフア−プレスによるタイロツドエンドハウジング冷間鍛造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58112626A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015182101A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 鹿児島県 | タイロッドエンドの鍛造金型及びタイロッドエンドの製造方法並びにタイロッドエンド |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6061133A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-08 | Aida Eng Ltd | 軸部を有する穴付き部品の鍛造方法 |
JPS60102246A (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-06 | Musashi Seimitsu Kogyo Kk | 内燃機関用コネクテイングロツドの製造方法 |
JPS6245444A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-27 | Rizumu Jidosha Buhin Seizo Kk | ボ−ルジヨイントソケツトの冷間鍛造方法 |
JPS6320137A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-27 | Aida Eng Ltd | 軸部を有する穴付き部品の鍛造方法 |
DE19536035C2 (de) * | 1995-09-28 | 1997-10-09 | Trw Fahrwerksyst Gmbh & Co | Verfahren zur Herstellung eines Gelenkgehäuses mit einem angeformten Schaft |
DE102008063813A1 (de) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Zf Friedrichshafen Ag | Kugelgelenk und Verfahren zu seiner Herstellung |
CN102581195B (zh) * | 2012-03-08 | 2014-03-26 | 兴化市江润建材机械有限公司 | 钢模合模合接螺栓成型生产方法及其组合成型模具 |
EP2979773B1 (de) * | 2014-07-30 | 2020-09-02 | Presswerk Krefeld GmbH & Co. KG | Gelenkgehäuse für eine Spurstange und Verfahren zu seiner Herstellung |
DE102015213875A1 (de) * | 2015-07-23 | 2017-01-26 | Zf Friedrichshafen Ag | Verbindungselement |
CN105598650B (zh) * | 2016-03-11 | 2017-11-21 | 河北鸿宇通信器材有限公司 | 一种虎头拉攀锻造工艺 |
CN110076281A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-08-02 | 四川五洋工贸有限责任公司 | 一种汽车拉杆外接头坯件成型方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483652A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-03 | Toyota Motor Corp | Manufacture of deformed parts |
JPS55139137A (en) * | 1979-04-16 | 1980-10-30 | Musashi Seimitsu Kogyo Kk | Manufacture of tie rod end housing |
JPS5650744A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Closed forging method making use of double-acting press |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP56210479A patent/JPS58112626A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2015182101A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 鹿児島県 | タイロッドエンドの鍛造金型及びタイロッドエンドの製造方法並びにタイロッドエンド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58112626A (ja) | 1983-07-05 |
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