JPH0249350Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0249350Y2 JPH0249350Y2 JP1399984U JP1399984U JPH0249350Y2 JP H0249350 Y2 JPH0249350 Y2 JP H0249350Y2 JP 1399984 U JP1399984 U JP 1399984U JP 1399984 U JP1399984 U JP 1399984U JP H0249350 Y2 JPH0249350 Y2 JP H0249350Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- hollow
- glass
- desiccant
- hollow container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 30
- 239000002274 desiccant Substances 0.000 claims description 16
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 13
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、ガラス窓等の断熱効果を高めるた
めに使用される複層ガラス入りガラス戸に関す
る。
めに使用される複層ガラス入りガラス戸に関す
る。
第1図にみるように、一般に、複層ガラスは、
板ガラス10,10の間に中空スペーサ1を介在
させることにより形成された中空層11に、乾燥
空気やガスを封入して断熱性能を持たせ、摺動枠
(サツシ枠)3に挿着されるものである。その際、
内部に封入された空気等の乾燥のため、図に見る
ように、一般にスペーサ1の内部に乾燥剤2が充
填されている。しかしながら、この乾燥剤2は、
本体を破壊することなしに交換することが出来な
いため、乾燥剤の寿命がそのまま複層ガラスの寿
命ともなつていた。なお、図中6はセツテイング
ブロツク、12,13はシール剤、17はビード
である。
板ガラス10,10の間に中空スペーサ1を介在
させることにより形成された中空層11に、乾燥
空気やガスを封入して断熱性能を持たせ、摺動枠
(サツシ枠)3に挿着されるものである。その際、
内部に封入された空気等の乾燥のため、図に見る
ように、一般にスペーサ1の内部に乾燥剤2が充
填されている。しかしながら、この乾燥剤2は、
本体を破壊することなしに交換することが出来な
いため、乾燥剤の寿命がそのまま複層ガラスの寿
命ともなつていた。なお、図中6はセツテイング
ブロツク、12,13はシール剤、17はビード
である。
この考案は、従来のものがもつ上記のような問
題を解決し、本体を破壊することなく、乾燥剤の
みを交換することが出来る複層ガラス入りガラス
戸を提供することをその目的としている。
題を解決し、本体を破壊することなく、乾燥剤の
みを交換することが出来る複層ガラス入りガラス
戸を提供することをその目的としている。
この考案は、上記の目的を達成させるために複
層ガラスとその周囲に嵌着される枠体とを備えた
ガラス戸において、複層ガラスの端面と枠体との
間の空間に、中空容器が嵌脱自在に嵌合され、そ
の内部には乾燥剤が充填されており、中空容器の
内部は、複層ガラスの中空層に通じていることを
特徴とするガラス戸をその要旨としている。以下
にこれをその実施例をあらわす図面とともに詳し
く説明する。
層ガラスとその周囲に嵌着される枠体とを備えた
ガラス戸において、複層ガラスの端面と枠体との
間の空間に、中空容器が嵌脱自在に嵌合され、そ
の内部には乾燥剤が充填されており、中空容器の
内部は、複層ガラスの中空層に通じていることを
特徴とするガラス戸をその要旨としている。以下
にこれをその実施例をあらわす図面とともに詳し
く説明する。
第2図は、この考案にかかるガラス戸の要部を
分解して説明している。第3図はその全体をあら
わしている。枠体3の溝4には、細長い中空容器
5が嵌脱自在に嵌合され、セツテイングブロツク
6,6によつて位置が固定されている。この中空
容器5の内部は、乾燥剤7が充填されており、通
気筒8を通して中空スペーサ9内に、通じてい
る。
分解して説明している。第3図はその全体をあら
わしている。枠体3の溝4には、細長い中空容器
5が嵌脱自在に嵌合され、セツテイングブロツク
6,6によつて位置が固定されている。この中空
容器5の内部は、乾燥剤7が充填されており、通
気筒8を通して中空スペーサ9内に、通じてい
る。
この考案においても、複層ガラスは、スペーサ
9を介在させることにより板ガラス10,10の
間に形成された中空層11が、1次シール材12
と2次シール材13とにより周囲を封じられてな
つている。スペーサ9の底面には、中空容器5の
通気筒8が2次シール剤13を貫通してスペーサ
内部に通じるように穴15が設けられており、同
時にスペーサ9の内部が中空層11に通じるよう
に穴16…が上面に設けられている。
9を介在させることにより板ガラス10,10の
間に形成された中空層11が、1次シール材12
と2次シール材13とにより周囲を封じられてな
つている。スペーサ9の底面には、中空容器5の
通気筒8が2次シール剤13を貫通してスペーサ
内部に通じるように穴15が設けられており、同
時にスペーサ9の内部が中空層11に通じるよう
に穴16…が上面に設けられている。
従来と同様に、溝4内に中空容器5が設置され
た枠体3にこの複層ガラスが、挿着される。中空
容器5内は、通気筒8によつてスペーサ9の内部
と通じており、またスペーサ9は、穴16を通し
て中空層11と通じているため、乾燥剤7は、中
空層11内の空気の湿潤を防ぐことが出来る。
た枠体3にこの複層ガラスが、挿着される。中空
容器5内は、通気筒8によつてスペーサ9の内部
と通じており、またスペーサ9は、穴16を通し
て中空層11と通じているため、乾燥剤7は、中
空層11内の空気の湿潤を防ぐことが出来る。
乾燥剤7の交換は、複層ガラスを枠体より取り
はずし、古くなつた乾燥剤入りの中空容器を新し
い乾燥剤を充填させた同様の中空容器と交換する
ことによつてなされる。すなわち、中空容器はカ
ートリツジ型のものとなつているのである。
はずし、古くなつた乾燥剤入りの中空容器を新し
い乾燥剤を充填させた同様の中空容器と交換する
ことによつてなされる。すなわち、中空容器はカ
ートリツジ型のものとなつているのである。
上記実施例において、スペーサ9の内部にも、
乾燥剤を充填させておけば、より高い乾燥効果を
得ることが出来る。中空容器5は、複層ガラスの
重量に耐えうるように、鋼のような強度の高い材
質であることが望ましい。また、中空容器の強度
が充分であれば、セツテイングブロツクを使用し
なくても構わない。
乾燥剤を充填させておけば、より高い乾燥効果を
得ることが出来る。中空容器5は、複層ガラスの
重量に耐えうるように、鋼のような強度の高い材
質であることが望ましい。また、中空容器の強度
が充分であれば、セツテイングブロツクを使用し
なくても構わない。
上では、嵌脱自在の中空容器内に充填された乾
燥剤が、スペーサを介して中空層に通じるように
なつている場合について説明を行つてきたが、乾
燥剤が中空層と通じるのであれば、このような様
態に限るものではない。
燥剤が、スペーサを介して中空層に通じるように
なつている場合について説明を行つてきたが、乾
燥剤が中空層と通じるのであれば、このような様
態に限るものではない。
中空容器は複層ガラスの端面に取り付けること
も出来る。
も出来る。
なお、図面では、ガラスの厚みを厚くあらわし
たが、実際はもつとうすいものである。
たが、実際はもつとうすいものである。
この考案は、上記のように構成されているの
で、複層ガラス本体を破壊することなく、乾燥剤
のみを交換することが出来る。
で、複層ガラス本体を破壊することなく、乾燥剤
のみを交換することが出来る。
第1図は従来の複層ガラス入りガラス戸の構造
を示す要部断面図、第2図はこの考案にかかる複
層ガラス入りガラス戸の構造を示す要部断面斜視
図、第3図はこの考案にかかるガラス戸の一部を
断面で示す側面図である。 1,9……スペーサ、2,7……乾燥剤、3…
…枠体、4……溝、5……中空容器、8……通気
筒、11……中空層、13……2次シール材。
を示す要部断面図、第2図はこの考案にかかる複
層ガラス入りガラス戸の構造を示す要部断面斜視
図、第3図はこの考案にかかるガラス戸の一部を
断面で示す側面図である。 1,9……スペーサ、2,7……乾燥剤、3…
…枠体、4……溝、5……中空容器、8……通気
筒、11……中空層、13……2次シール材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複層ガラスとその周囲に嵌着される枠体とを
備えたガラス戸において、複層ガラスの端面と
枠体との間の空間に、中空容器が嵌脱自在に嵌
合され、その内部には乾燥剤が充填されてお
り、中空容器の内部は、複層ガラスの中空層に
通じていることを特徴とするガラス戸。 (2) 中空容器の内部が、複層ガラス端縁部の中空
スペーサを介して複層ガラスの中空層に通じて
いる実用新案登録請求の範囲第1項記載のガラ
ス戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1399984U JPS60126687U (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | ガラス戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1399984U JPS60126687U (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | ガラス戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126687U JPS60126687U (ja) | 1985-08-26 |
JPH0249350Y2 true JPH0249350Y2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=30498515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1399984U Granted JPS60126687U (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | ガラス戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126687U (ja) |
-
1984
- 1984-02-01 JP JP1399984U patent/JPS60126687U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60126687U (ja) | 1985-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4065894A (en) | Replaceable double glazed window defogging appliance and window structure therefor | |
US3667179A (en) | Wooden window units having protective coverings | |
US4689933A (en) | Thermally insulated window sash construction for a casement window | |
US4542611A (en) | Double glass sheet insulating windows | |
CA1225516A (en) | Double pane windows | |
EP1567741B1 (en) | Energy efficient window | |
US4158278A (en) | Insulating glass pane assembly | |
US2834999A (en) | Sealed multiple glazed unit | |
JPH0249350Y2 (ja) | ||
US4394806A (en) | Multiple pane insulating structure having means for removing moisture between facing surfaces thereof | |
US2157425A (en) | Window construction | |
JPH08184268A (ja) | 框および框への閉塞板取り付け構造 | |
US2088738A (en) | Double glazed window | |
JP2602019Y2 (ja) | 複層ガラス構造 | |
JPH0331687U (ja) | ||
JPH0227114Y2 (ja) | ||
US2121512A (en) | Weatherproof panel structure and method of making same | |
WO1996038646A1 (en) | Double panel door or window frame structure | |
JPS6028780Y2 (ja) | 複層ガラス | |
JPS5911590Y2 (ja) | 断熱窓 | |
JP2559715Y2 (ja) | 複層ガラス窓構造 | |
JPH0745545Y2 (ja) | 複層ガラス用スペーサー | |
JPS6146145Y2 (ja) | ||
JPH0456891U (ja) | ||
JPH0310316Y2 (ja) |