JPH0230310Y2 - - Google Patents
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- JPH0230310Y2 JPH0230310Y2 JP2415585U JP2415585U JPH0230310Y2 JP H0230310 Y2 JPH0230310 Y2 JP H0230310Y2 JP 2415585 U JP2415585 U JP 2415585U JP 2415585 U JP2415585 U JP 2415585U JP H0230310 Y2 JPH0230310 Y2 JP H0230310Y2
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- Japan
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- ink
- piston
- cylinder
- valve body
- hole
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D34/00—Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
- A45D34/04—Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
- A45D34/042—Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B11/00—Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water
- A46B11/001—Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs
- A46B11/0013—Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs dispensing by gravity or by shaking
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K5/00—Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
- B43K5/18—Arrangements for feeding the ink to the nibs
- B43K5/1818—Mechanical feeding means, e.g. valves; Pumps
- B43K5/1827—Valves
- B43K5/1836—Valves automatically closing
- B43K5/1863—Valves automatically closing opened by actuation of the rear-side of the pen
- B43K5/1872—Valves automatically closing opened by actuation of the rear-side of the pen mounted on ink-cartridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は主として粒子が大きいもしくは重い顔
料を主成分とするインクおよび塗料、粘度が高い
インクおよび塗料または速乾性のインクおよび塗
料ならびに潤滑油、接着剤、化粧液等の液状物質
(以下、特定液体と記す)を入れて使用するに適
するピストン送出形式の筆記具および塗布具等器
具に関するものであつて、軸筒に内蔵したインク
等液状物質を弁箱兼シリンダおよび弁体兼ピスト
ンで筆先、ペン先、刷毛先等部位に送出する形式
の筆記具および塗布具等器具本体と、弁箱兼シリ
ンダに設けたインク流通孔37と、弁体兼ピスト
ンに設けたインク出口17とを備えた筆記具およ
び塗布具等器具に於て、インク流通孔37とイン
ク出口17との開設個数および位置をどの回転位
相角でもこれ等インク流通孔37、インク出口1
7の一部が必ず連通して開放することとしたこと
を要旨とするものである。
料を主成分とするインクおよび塗料、粘度が高い
インクおよび塗料または速乾性のインクおよび塗
料ならびに潤滑油、接着剤、化粧液等の液状物質
(以下、特定液体と記す)を入れて使用するに適
するピストン送出形式の筆記具および塗布具等器
具に関するものであつて、軸筒に内蔵したインク
等液状物質を弁箱兼シリンダおよび弁体兼ピスト
ンで筆先、ペン先、刷毛先等部位に送出する形式
の筆記具および塗布具等器具本体と、弁箱兼シリ
ンダに設けたインク流通孔37と、弁体兼ピスト
ンに設けたインク出口17とを備えた筆記具およ
び塗布具等器具に於て、インク流通孔37とイン
ク出口17との開設個数および位置をどの回転位
相角でもこれ等インク流通孔37、インク出口1
7の一部が必ず連通して開放することとしたこと
を要旨とするものである。
従来、軸筒に内蔵したインク等液状物質を弁箱
兼シリンダおよび弁体兼ピストンで筆先、ペン
先、刷毛先等部位に送出する形式の筆記具および
塗布具等器具に於て、インク流通孔とインク出口
との開設個数および位置をどの回転位相角でもこ
れ等インク流通孔、インク出口の一部が必ず連通
して開放するように工夫したものはなかつた。
兼シリンダおよび弁体兼ピストンで筆先、ペン
先、刷毛先等部位に送出する形式の筆記具および
塗布具等器具に於て、インク流通孔とインク出口
との開設個数および位置をどの回転位相角でもこ
れ等インク流通孔、インク出口の一部が必ず連通
して開放するように工夫したものはなかつた。
そして、上記のインク流通孔とインク出口とが
常に連通の開放状態とならない場合にはインク等
液状物質の流れが充分にスムーズに行なわれなく
なることがある。
常に連通の開放状態とならない場合にはインク等
液状物質の流れが充分にスムーズに行なわれなく
なることがある。
本考案はインク流通孔とインク出口との開設個
数と位置に配慮を施して常に充分でスムーズなイ
ンク等液状物質の流れを確保しようとするもので
ある。
数と位置に配慮を施して常に充分でスムーズなイ
ンク等液状物質の流れを確保しようとするもので
ある。
〔実施例〕
図に示す本願の実施例は硬質のプラスチツク材
料を以て太径筒状部1と細径筒状部2とを第1段
部3を介して連続させた形状を呈する口金部材4
を構成し、細径筒状部2の内面に上端が同細径筒
状部2の上辺縁に連続し下端が同細径筒状部2の
下辺縁に連続しない4本の縦溝5を四方配置で穿
設し、また第1段部3の上面に内端が上記の各縦
溝5に連続し外端が同第1段部3の外周辺に達し
ない横溝5′を放射配置で穿設すると共に当該第
1段部3の上面に於ける内周縁に状凹溝6を周
設し、更にこれとは別個に熱可塑性単繊維の多数
本を引き揃え且つこれ等単繊維の上端を熱で溶し
固めることによつて頂端面の中央に中間の高さま
で達する細長い逆円錐状のインク案内孔7を同頂
端面の全外周に固定用鍔8を有する毛筆穂先9を
構成し、この毛筆穂先9を上記の細径筒状部2の
中に上方より落し入れて固定用鍔8を状凹溝6
に嵌着すると共に上記の第1段部3の上に外径が
上記の太径筒状部1の内径と同じ硬質プラスチツ
ク製盤状板10を載置し、この盤状板10の中央
に上記のインク案内孔7と連通するインク通孔1
1を開設し、また同盤状板10の下面に於て上記
の横溝5と対面する個所にインク通孔11を中心
とする円形の溝12と外端が当該円形溝12に内
端がインク通孔11に夫々連続する十字形の溝1
3を穿設し、更に同盤状板10の上面に於てイン
ク通孔11を中心とする円線上個所に低い高さの
筒状嵌合部14を一体に設けると共にこれ等とは
別個に、硬質プラスチツク材料を以て上端が閉塞
し下端が開放した弁棒、ピストンロツドを兼ねる
インク導管16を構成し、このインク導管16の
上端部の両側壁に2個のインク出口17を開設し
また同上端部の上面に嵌合突杆18を突設し更に
インク導管16の裾縁の外周に張出鍔19を備え
た逆皿状の座部20を一体に設けると共にこのイ
ンク導管16を上記の太径筒状部1の中に落し込
んで座部20を盤状板10の上に着座させ且つ同
インク導管16の下部を筒状嵌合部14に嵌着さ
せて当該インク導管16の内孔21とインク通孔
11とを連通状態とし、またこれ等とは別個に薄
肉金属管材料を以て下端部の外周に雄ネジ23を
設けた上下両端面開放の軸筒24を構成し、この
軸筒24と上記の口金部材4とを雄ネジ23と太
径筒状部1の内周に設けた雌ネジ25との螺合に
より連結し、当該連結した軸筒24の下端縁26
は張出鍔19の上面を押着して盤状板10および
インク導管16を、毛筆穂先9が同盤状板10を
介して真下向き状態をまたインク導管16が真上
向き状態を夫々維持するように固定し、毛筆穂先
9は真下向き状態の時には其の外周面と細径筒状
部2の内周面との間に隙間9′を形成するように
すると共にこれ等とは別個に、プラスチツク材料
を以て中間個所の内周に第2段部28を有する短
い先細のパイプ状口体29を構成し、第2段部2
8の上面に求心方向および上向き方向に向つて開
口するパツキング溝30を設けて当該パツキング
溝30にドーナツ型のパツキング31を嵌着し、
このパツキング31は嵌着時にはパツキング溝3
0の壁面との間に空間32を形成する凹部33を
備えた形状とすると共にこれとは別個に、プラス
チツク材料を以て下縁寄り個所の外周には外向フ
ランジ35を中間個所の内周面には座座36を上
半個所の周壁には三方配置で縦長のインク流通孔
37を天壁にはガイド孔38を夫々設けた弁箱兼
シリンダ39を構成し、この弁箱兼シリンダ39
の中に下面の中央には嵌合孔40を上面にはガイ
ド杆41を夫々備えた弁体兼ピストン42を装入
し、当該弁体兼ピストン42は其の外周面が弁箱
兼シリンダ39の上半個所の内周面に摺接しガイ
ド杆41がガイド孔38に案内された状態で上下
動するようにすると共にガイド杆41に於て弁箱
兼シリンダ39内の個所に弁箱兼シリンダ39、
パツキング31、口体29およびボトル45に上
昇力を附与するコイルバネ43を捲着し、更に弁
箱兼シリンダ39を上記の口体29の中に落し込
んで第2段部28の上に着座させると共にこれ等
とは別個に、薄肉金属管材料を以て下端部の外周
に雄ネジ44を設けた上端が閉塞され下端が開放
されたボトル45を構成し、このボトル45に金
色もしくは銀色などのインクを入れて当該ボトル
45と上記の口体29とを雄ネジ44と口体29
の内周に設けた雌ネジ46との螺合により連結
し、当該連結したボトル45の下端縁は外向フラ
ンジ35の上面を押着して弁箱兼シリンダ39の
下面をパツキング31の上面に圧着させ、更にこ
のインク入りボトル45を上記の軸筒24の中に
挿入して口体9の下端開口内にインク導管16を
嵌入させ且つパツキング31の内周面をインク導
管16の中間部外周に密着させ更に嵌合孔40と
嵌合突杆18とを嵌着状態とすると共に軸筒24
の上端開口縁部内にリング状の補強縁部材47を
取去不能に嵌着させてボトル45を抜出不能と
し、またこれとは別個にプラスチツク材料を以て
毛筆穂先9を被覆するキヤツプ49を構成し、こ
のキヤツプ49のサイズおよび外形は上記の細径
筒状部2に着脱自在に嵌着可能とし且つ軸筒24
の上端部内に挿抜可能とすると共に軸筒24の上
端に使用に際して抜き捨てる尾栓50を抜去可能
にボトル45の凹部53に嵌着するようにしたも
のである。
料を以て太径筒状部1と細径筒状部2とを第1段
部3を介して連続させた形状を呈する口金部材4
を構成し、細径筒状部2の内面に上端が同細径筒
状部2の上辺縁に連続し下端が同細径筒状部2の
下辺縁に連続しない4本の縦溝5を四方配置で穿
設し、また第1段部3の上面に内端が上記の各縦
溝5に連続し外端が同第1段部3の外周辺に達し
ない横溝5′を放射配置で穿設すると共に当該第
1段部3の上面に於ける内周縁に状凹溝6を周
設し、更にこれとは別個に熱可塑性単繊維の多数
本を引き揃え且つこれ等単繊維の上端を熱で溶し
固めることによつて頂端面の中央に中間の高さま
で達する細長い逆円錐状のインク案内孔7を同頂
端面の全外周に固定用鍔8を有する毛筆穂先9を
構成し、この毛筆穂先9を上記の細径筒状部2の
中に上方より落し入れて固定用鍔8を状凹溝6
に嵌着すると共に上記の第1段部3の上に外径が
上記の太径筒状部1の内径と同じ硬質プラスチツ
ク製盤状板10を載置し、この盤状板10の中央
に上記のインク案内孔7と連通するインク通孔1
1を開設し、また同盤状板10の下面に於て上記
の横溝5と対面する個所にインク通孔11を中心
とする円形の溝12と外端が当該円形溝12に内
端がインク通孔11に夫々連続する十字形の溝1
3を穿設し、更に同盤状板10の上面に於てイン
ク通孔11を中心とする円線上個所に低い高さの
筒状嵌合部14を一体に設けると共にこれ等とは
別個に、硬質プラスチツク材料を以て上端が閉塞
し下端が開放した弁棒、ピストンロツドを兼ねる
インク導管16を構成し、このインク導管16の
上端部の両側壁に2個のインク出口17を開設し
また同上端部の上面に嵌合突杆18を突設し更に
インク導管16の裾縁の外周に張出鍔19を備え
た逆皿状の座部20を一体に設けると共にこのイ
ンク導管16を上記の太径筒状部1の中に落し込
んで座部20を盤状板10の上に着座させ且つ同
インク導管16の下部を筒状嵌合部14に嵌着さ
せて当該インク導管16の内孔21とインク通孔
11とを連通状態とし、またこれ等とは別個に薄
肉金属管材料を以て下端部の外周に雄ネジ23を
設けた上下両端面開放の軸筒24を構成し、この
軸筒24と上記の口金部材4とを雄ネジ23と太
径筒状部1の内周に設けた雌ネジ25との螺合に
より連結し、当該連結した軸筒24の下端縁26
は張出鍔19の上面を押着して盤状板10および
インク導管16を、毛筆穂先9が同盤状板10を
介して真下向き状態をまたインク導管16が真上
向き状態を夫々維持するように固定し、毛筆穂先
9は真下向き状態の時には其の外周面と細径筒状
部2の内周面との間に隙間9′を形成するように
すると共にこれ等とは別個に、プラスチツク材料
を以て中間個所の内周に第2段部28を有する短
い先細のパイプ状口体29を構成し、第2段部2
8の上面に求心方向および上向き方向に向つて開
口するパツキング溝30を設けて当該パツキング
溝30にドーナツ型のパツキング31を嵌着し、
このパツキング31は嵌着時にはパツキング溝3
0の壁面との間に空間32を形成する凹部33を
備えた形状とすると共にこれとは別個に、プラス
チツク材料を以て下縁寄り個所の外周には外向フ
ランジ35を中間個所の内周面には座座36を上
半個所の周壁には三方配置で縦長のインク流通孔
37を天壁にはガイド孔38を夫々設けた弁箱兼
シリンダ39を構成し、この弁箱兼シリンダ39
の中に下面の中央には嵌合孔40を上面にはガイ
ド杆41を夫々備えた弁体兼ピストン42を装入
し、当該弁体兼ピストン42は其の外周面が弁箱
兼シリンダ39の上半個所の内周面に摺接しガイ
ド杆41がガイド孔38に案内された状態で上下
動するようにすると共にガイド杆41に於て弁箱
兼シリンダ39内の個所に弁箱兼シリンダ39、
パツキング31、口体29およびボトル45に上
昇力を附与するコイルバネ43を捲着し、更に弁
箱兼シリンダ39を上記の口体29の中に落し込
んで第2段部28の上に着座させると共にこれ等
とは別個に、薄肉金属管材料を以て下端部の外周
に雄ネジ44を設けた上端が閉塞され下端が開放
されたボトル45を構成し、このボトル45に金
色もしくは銀色などのインクを入れて当該ボトル
45と上記の口体29とを雄ネジ44と口体29
の内周に設けた雌ネジ46との螺合により連結
し、当該連結したボトル45の下端縁は外向フラ
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下面をパツキング31の上面に圧着させ、更にこ
のインク入りボトル45を上記の軸筒24の中に
挿入して口体9の下端開口内にインク導管16を
嵌入させ且つパツキング31の内周面をインク導
管16の中間部外周に密着させ更に嵌合孔40と
嵌合突杆18とを嵌着状態とすると共に軸筒24
の上端開口縁部内にリング状の補強縁部材47を
取去不能に嵌着させてボトル45を抜出不能と
し、またこれとは別個にプラスチツク材料を以て
毛筆穂先9を被覆するキヤツプ49を構成し、こ
のキヤツプ49のサイズおよび外形は上記の細径
筒状部2に着脱自在に嵌着可能とし且つ軸筒24
の上端部内に挿抜可能とすると共に軸筒24の上
端に使用に際して抜き捨てる尾栓50を抜去可能
にボトル45の凹部53に嵌着するようにしたも
のである。
即ち、上記した実施例はこれを入手した人が使
用するには、先ず尾栓50を抜き捨てたのちキヤ
ツプ49を外し、この外したキヤツプ49を軸筒
24の上端の凹陥個所51に挿入してボトル45
の上端に載せると共に当該キヤツプ49を押下
し、斯くするとボトル45、弁箱兼シリンダ3
9、パツキング31および口体29がコイルバネ
43の作用力に抗して下降し、この下降の初期に
は弁体兼ピストン42が隙間9′、縦溝5、横溝
5′、円形溝12、十字形溝13、インク導管1
6およびインク出口17を介して弁体兼ピストン
42の下面に外気を吸入すると共に同下降の続行
により弁体兼ピストン42が開き状態を且つイン
ク出口17が弁座36より上方に開口した状態を
夫々呈し、ボトル45の中のインクがインク流通
孔37を介して上記の吸入外気と置換して弁体兼
ピストン42の下方に移動し、またキヤツプ49
の押下を解消した時には上記のボトル45、弁箱
恭シリンダ39、パツキング31および口体29
がコイルバネ43の作用力で上昇し、この上昇の
途中でインク流通孔37の下辺縁と弁体兼ピスト
ン42の底面とが同じ高さとなつた時に同弁体兼
ピストン42の下方に存するインクをインク出口
17を介してインク導管16内に移送する。即ち
上記のキヤツプ49に対する押下操作および解消
操作を繰り返して行うことによりインクを外気と
置換し乍ら少量ずつインク導管16内およびイン
ク案内孔7に送り出し仍つて毛筆穂先9をインク
で湿潤させるようにしたものである。
用するには、先ず尾栓50を抜き捨てたのちキヤ
ツプ49を外し、この外したキヤツプ49を軸筒
24の上端の凹陥個所51に挿入してボトル45
の上端に載せると共に当該キヤツプ49を押下
し、斯くするとボトル45、弁箱兼シリンダ3
9、パツキング31および口体29がコイルバネ
43の作用力に抗して下降し、この下降の初期に
は弁体兼ピストン42が隙間9′、縦溝5、横溝
5′、円形溝12、十字形溝13、インク導管1
6およびインク出口17を介して弁体兼ピストン
42の下面に外気を吸入すると共に同下降の続行
により弁体兼ピストン42が開き状態を且つイン
ク出口17が弁座36より上方に開口した状態を
夫々呈し、ボトル45の中のインクがインク流通
孔37を介して上記の吸入外気と置換して弁体兼
ピストン42の下方に移動し、またキヤツプ49
の押下を解消した時には上記のボトル45、弁箱
恭シリンダ39、パツキング31および口体29
がコイルバネ43の作用力で上昇し、この上昇の
途中でインク流通孔37の下辺縁と弁体兼ピスト
ン42の底面とが同じ高さとなつた時に同弁体兼
ピストン42の下方に存するインクをインク出口
17を介してインク導管16内に移送する。即ち
上記のキヤツプ49に対する押下操作および解消
操作を繰り返して行うことによりインクを外気と
置換し乍ら少量ずつインク導管16内およびイン
ク案内孔7に送り出し仍つて毛筆穂先9をインク
で湿潤させるようにしたものである。
例えば、実施例のようにインク流通孔37の3
個を三方配置で、インク出口17の2個を二方配
置で設けた場合(第3図参照)には弁箱兼シリン
ダ39とインク導管16との回転位相角がずれ変
つたとしても必ずインク流通孔37とインク出口
17とが連通して開放した状態となるので上記の
問題点は完全に解消できることがわかる。
個を三方配置で、インク出口17の2個を二方配
置で設けた場合(第3図参照)には弁箱兼シリン
ダ39とインク導管16との回転位相角がずれ変
つたとしても必ずインク流通孔37とインク出口
17とが連通して開放した状態となるので上記の
問題点は完全に解消できることがわかる。
本考案は上記の通りであるので所期の目的を完
全に達することができる効果を有するものであ
る。
全に達することができる効果を有するものであ
る。
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は全体を示す断面図、第2図は同じく分解斜視
図、第3図は第1図A−A線に沿う断面図、第4
図は押込操作を最後まで行つた状態を示す断面
図、第5図は押込操作の解消が最後まで行なわれ
た状態を示す断面図、第6図は押込操作および同
操作の解消が途中まで行なわれた状態を示す断面
図である。 1……太径筒状部、2……細径筒状部、3……
第1段部、4……口金部材、5……縦溝、5′…
…横溝、6……状凹溝、7……インク案内孔、
8……固定用鍔、9……毛筆穂先、9′……隙間、
10……盤状板、11……インク通孔、12……
円形溝、13……十字形溝、14……筒状嵌合
部、16……インク導管、17……インク出口、
18……嵌合突杆、19……張出鍔、20……座
部、21……内孔、23……雄ネジ、24……軸
筒、25……雌ネジ、26……下端縁、28……
第2段部、29……口体、30……パツキング
溝、31……パツキング、32……空間、33…
…凹部、35……外向フランジ、36……弁座、
37……インク流通孔、38……ガイド孔、39
……弁箱兼シリンダ、40……嵌合孔、41……
ガイド杆、42……弁体兼ピストン、43……コ
イルバネ、44……雄ネジ、45……ボトル、4
6……雌ネジ、47……補強縁部材、49……キ
ヤツプ、50……尾栓、51……凹陥個所、52
……撹拌ボール、53……凹部。
図は全体を示す断面図、第2図は同じく分解斜視
図、第3図は第1図A−A線に沿う断面図、第4
図は押込操作を最後まで行つた状態を示す断面
図、第5図は押込操作の解消が最後まで行なわれ
た状態を示す断面図、第6図は押込操作および同
操作の解消が途中まで行なわれた状態を示す断面
図である。 1……太径筒状部、2……細径筒状部、3……
第1段部、4……口金部材、5……縦溝、5′…
…横溝、6……状凹溝、7……インク案内孔、
8……固定用鍔、9……毛筆穂先、9′……隙間、
10……盤状板、11……インク通孔、12……
円形溝、13……十字形溝、14……筒状嵌合
部、16……インク導管、17……インク出口、
18……嵌合突杆、19……張出鍔、20……座
部、21……内孔、23……雄ネジ、24……軸
筒、25……雌ネジ、26……下端縁、28……
第2段部、29……口体、30……パツキング
溝、31……パツキング、32……空間、33…
…凹部、35……外向フランジ、36……弁座、
37……インク流通孔、38……ガイド孔、39
……弁箱兼シリンダ、40……嵌合孔、41……
ガイド杆、42……弁体兼ピストン、43……コ
イルバネ、44……雄ネジ、45……ボトル、4
6……雌ネジ、47……補強縁部材、49……キ
ヤツプ、50……尾栓、51……凹陥個所、52
……撹拌ボール、53……凹部。
Claims (1)
- 軸筒に内蔵したインク等液状物質を弁箱兼シリ
ンダおよび弁体兼ピストンで、筆先、ペン先、刷
毛先等部位に送出する形式の筆記具および塗布具
等器具本体と、弁箱兼シリンダに設けたインク流
通孔37と、弁体兼ピストンに設けたインク出口
17とを備えた筆記具および塗布具等器具に於
て、インク流通孔37とインク出口17との開設
個数および位置をどの回転位相角でもこれ等イン
ク流通孔37、インク出口17の一部が必ず連通
して開放することとしたことを特徴とする筆記具
および塗布具等器具。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415585U JPH0230310Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | |
CA000500109A CA1291965C (en) | 1985-02-20 | 1986-01-22 | Brush-like writing instrument |
IT8619428A IT1188394B (it) | 1985-02-20 | 1986-02-17 | Strumento di scrittura tipo pennarello |
FR868602164A FR2577474B1 (fr) | 1985-02-20 | 1986-02-18 | Instrument d'ecriture du type feutre |
GB08604039A GB2172797B (en) | 1985-02-20 | 1986-02-19 | Writing or painting instrument |
DE19863644960 DE3644960C2 (de) | 1985-02-20 | 1986-02-20 | Ger{t mit einem eine viskose Fl}ssigkeit enthaltenden Beh{lter |
DE19863605506 DE3605506A1 (de) | 1985-02-20 | 1986-02-20 | Schreibgeraet |
FR8612421A FR2585628B1 (fr) | 1985-02-20 | 1986-09-04 | Instrument d'ecriture du type feutre |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415585U JPH0230310Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140878U JPS61140878U (ja) | 1986-09-01 |
JPH0230310Y2 true JPH0230310Y2 (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=12130449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2415585U Expired JPH0230310Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230310Y2 (ja) |
FR (1) | FR2585628B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106976336A (zh) * | 2017-05-04 | 2017-07-25 | 钦州矿务局小学 | 储墨形毛笔 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE72722C (de) * | J. GOLDSCHMIDT in Fürth) Bayern | Bürste zum Auftragen von Farben und anderen Flüssigkeiten bei dem unter Nr. 65 928 patentirten Verfahren | ||
US2330053A (en) * | 1943-04-26 | 1943-09-21 | Diagraph Bradley Stencil Machi | Fountain applicator |
US2637466A (en) * | 1949-04-12 | 1953-05-05 | Donald C Wright | Pocket marking pen |
DE3220750A1 (de) * | 1982-06-02 | 1983-12-08 | Montblanc-Simplo Gmbh, 2000 Hamburg | Tintenversorgungssystem fuer mit fluessiger tinte arbeitende schreibgeraete |
DE3303341A1 (de) * | 1983-02-02 | 1984-08-02 | Revell Plastics GmbH, 4980 Bünde | Geraet zum auftragen einer farbigen fluessigkeit |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP2415585U patent/JPH0230310Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-09-04 FR FR8612421A patent/FR2585628B1/fr not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106976336A (zh) * | 2017-05-04 | 2017-07-25 | 钦州矿务局小学 | 储墨形毛笔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2585628A1 (fr) | 1987-02-06 |
JPS61140878U (ja) | 1986-09-01 |
FR2585628B1 (fr) | 1991-03-29 |
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