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JPH0226851B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0226851B2
JPH0226851B2 JP16705484A JP16705484A JPH0226851B2 JP H0226851 B2 JPH0226851 B2 JP H0226851B2 JP 16705484 A JP16705484 A JP 16705484A JP 16705484 A JP16705484 A JP 16705484A JP H0226851 B2 JPH0226851 B2 JP H0226851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
pattern
substrate
layer
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16705484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6144628A (ja
Inventor
Takashi Niriki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP16705484A priority Critical patent/JPS6144628A/ja
Publication of JPS6144628A publication Critical patent/JPS6144628A/ja
Publication of JPH0226851B2 publication Critical patent/JPH0226851B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/00269Fresnel lenses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明はコンパクトデイスクプレーヤ、ビデ
オデイスクプレーヤのピツクアツプ部等の光学系
に用いられるマイクロフレネルレンズの製作方法
に関するものである。
〔背景技術〕
マイクロフレネルレンズでは、フレネル輪帯の
断面形状を鋸歯状にすることによつて、矩形断面
の場合に比べて、レンズの1次回析効率を大幅に
向上させることができる。
第1図には、鋸歯状断面を持つたマイクロフレ
ネルレンズ全体の断面および平面図を示し、第2
図A乃至Dにフレネル輪帯1本について、その形
成過程を示す、第1図において、1はガラス基
板、2は透明導電膜、3はレジスト層で、第1図
ではすでに、パターンが形成されている状態を示
している。
平行入射光4は、パターニングされたレジスト
層3で回折され、その回折光5が焦点6に収束す
る。一方、第2図において、7は電子線であり、
8乃至12は電子線7によつて露光されたレジス
ト層3の領域を示し、13は理想的な断面の鋸歯
形状を表わす曲線で、位相シフト関数から求めら
れたものである。
従来マイクロフレネルレンズの鋸歯状断面の形
成には第2図A乃至Dにあるように、まず透明導
電膜2付きのガラス基板1上にレジスト3を塗布
し、レジスト層3を形成した後、電子線7で第1
層の描画を行なう(第2図A)。続けて第2層の
描画を行なうが、この時、第2層の露光領域9
は、第1層の露光領域8と重複している(第2図
B)。以下第3層から第5層まで、同様に描画を
繰り返し、第2図Cのように多重露光領域8から
12を得て、第2図Dにより現像を行なうことに
よつて、理想断面13の段階近似を得る。第2図
では多重描画回数を5回にしているが、この回数
を増やすことによつて、さらに良い近似を行なう
ことができる。また電子線描画のかわりに、多層
フオトマスクを使つた露光方法によつても同様の
フレネル輪帯断面を得ることができる。
マイクロフレネルレンズでは、位相シフト関数
によつて決められた周期に従つて第1図に示した
ようなフレネル輪帯を形成し、また各輪帯は第2
図Dの理想鋸歯断面を持つように構成されてい
る。ここで、パターニングされたレジスト層3の
膜厚は、そこで使用したレジストの屈折率と入射
光4の波長によつて決められる。
以上の形状を持つたレジスト層3に平行入射光
4がガラス基板1側から入射すると、光は各輪帯
部分で回折し、その回折光5が焦点6に収束す
る。
〔背景技術の問題点〕
マイクロフレネルレンズでは、レンズ外周に行
く程輪帯の周期が短くなつているため、最外周近
辺の微細パターン部分では、輪帯幅が1μmある
いはそれ以下の領域になる。従来のマイクロフレ
ネルレンズ製作方法では、パターンを形成する層
がレジスト層であるために、前記の微細パターン
部分では、電子線あるいは、遠紫外、紫外光によ
るレジスト中での散乱あるいは近接効果によつて
パターン形状が設計した形状から、大きくはずれ
てくる。さらに、レジスト層の膜厚は、前記のよ
うにある一定値に設定されるため、レジストの屈
折率、入射光の波長によつては十分なパターン解
像度が得られないような膜厚設定をしなければな
らない場合がある。一方、レジストの感度曲線の
ガンマ値によつて鋸歯断面の形状もかなり違つて
くるため、レジストによつてはきれいな近似断面
を得ることが難しくなつてくる。
〔目的〕
この発明は、上記のようなレンズ外周付近で生
じるパターン精度の低下を除去するためのもの
で、レンズのパターニングに際し、各層毎のレジ
ストパターンを他の均一な層に転写していくこと
によつて、中心から外周部まで均一な厚さを持
ち、かつ適正な断面形状を維持する方法を提供
し、それによつて高性能レンズを得ることを目的
としている。
〔実施例〕
第3図A乃至Gは、本発明の一実施例を示した
ものであり、第2図と同様にレンズパターンのフ
レネル輪帯1本の断面が形成されていく過程を示
している。第3図において、14は所定の膜厚を
有した酸化膜23を付加したSiウエハ基板であ
り、16はレジスト層である。
まず、第3図Aにおいて、Siウエハ基板14上
にレジスト16を塗布し、第3図Bでこのレジス
ト層16に、第2図にかける輪帯パターンの1層
目を反転したパターンを電子線7によつて描画す
る。17がこの時の電子線照射領域であり、これ
を現像した後、第3図Cにおいて、レジスト16
をマスクにして基板14をその厚さの約1/5の深
さまでエツチングし、その後レジストを除去し
て、第3図Dで再度レジスト16を塗布して、第
3図Eにより輪帯パターンの2層目の反転パター
ンを描画する。この時、1層目と2層目は、描画
装置のレジストレーシヨン機能によつてアライメ
ントされている。18はこの時の電子線照射領域
である。これを再び現像した後、第3図Fでは、
同図Eのレジストパターンをマスクにして、第3
図Cと同一の条件で基板14をエツチングする。
以下DからFまでの工程と同様の操作を輪帯パ
ターンの3層目から5層目まで繰り返すことによ
つて、基板14に第3図Gのような鋸歯状断面を
持つたパターンを形成する。同図Gにおいて19
はこの場合の理想鋸歯状断面を表わしている。
第4図は、以上のようにして出来上つたSiウエ
ハ基板をスタンバとして用いて、フオトポリマに
よる最終的なマイクロフレネルレンズを得る工程
を示しており、2P法と呼ばれている。第4図に
おいて、20はフオトポリマ(光硬化性樹脂)で
あり、21はガラス基板、22はフオトポリマ2
0を硬化させるための照射光である。第4図Aで
フオトポリマ20をパターニングされたSiウエハ
基板14上に滴下して、Bでフオトポリマ20の
上からガラス基板21を被せ、フオトポリマ20
がレンズパターン全体に広がつたところで、照射
光22によつてフオトポリマ20を露光して硬化
させ、その後フオトポリマ20が接着したガラス
基板21からSiウエハ基板14を剥離して、同図
Cのようなマイクロフレネルレンズを得る。
なお第3図では、理想鋸歯状断面19を5回の
露光現像エツチング工程によつて段階近似してい
るが、この回数を増やすことによつて、更に良い
近似ができる。
この発明では、パターンを形成する層が、最終
的にマイクロフレネルレンズを得るためのマスタ
になつているため鋸歯状断面の厚さはフオトポリ
マ20の屈折率から求められる。また輪帯の周期
については、従来と同様に位相シフト関数から算
出される。実際に使うのは、以上のようにして設
計された層をスタンパとして用いて作つた複製で
あるが、その作用については従来の場合と同様で
ある。
尚、本発明の実施態様は下記のとおりである。
(1) 第3図では、輪帯パターンの形成に電子線の
直接描画を利用しているが、多層のフオトマス
クを用いて紫外線、遠紫外線あるいはX線露光
によつてパターンを形成してもよい。
(2) 第3図の実施例では、被エツチング層にSiウ
エハ上に成長させた酸化膜層を使つているが、
窒化膜、PSG等のエツチング可能な被膜であ
れば用いることができ、酸化膜には限定されな
い。また、上記被膜を所定の厚さだけ設けるこ
とができる基板であれば、基板もSiウエハに限
定されない。更に基板上に設けて被膜層にパタ
ーンを形成しているが、ガラス基板、金属基板
等のエツチング可能な基板であれば、基板を直
接エツチングすることによつてパターンを形成
してもよい。
(3) 上記実施例では、被エツチング層あるいは被
エツチング基板をスタンパに用いて複製を作つ
ているが、これら被エツチング物に第2図Dの
断面を形成し、それを原盤として用いてNi電
鋳等の従来技術によつてスタンパを製造し、そ
のスタンパから複製を作ることもでき、上記実
施例と同様の効果が得られる。
(4) 上記実施例では、鋸歯状断面を形成する場合
について説明したが、矩形断面を持つたマイク
ロフレネルレンズパターンを形成する場合にこ
の方法を使用してもよく、その場合のパターニ
ングは1層のみでよい。第5図A乃至Cはその
一実施例であつて、同図AでSiウエハ基板14
上にレジスト層16を塗布形成して、同図Bで
レジストのパターニングを行ない、同図Cによ
りパターニングされたレジスト層16をマスク
として、Siウエハ基板14をエツチングした
後、レジスト16を除去して複製用のスタンパ
を得る。なお、矩形断面レンズの場合も、上記
実施例の全てを適用することができる。
(5) 上記実施例では、マイクロフレネルレンズパ
ターンを形成した基板から2P法によつて複製
を作つているが、この複製製作方法は2P法に
限定されず、インジエクシヨン法等の複製技術
を用いてもよい。
〔効果〕
以上のように本発明では、マイクロフレネルレ
ンズパターンの形成をレジスト層以外の均一な膜
厚を有した層で行なつているため、レジスト層は
単に1層分のフレネル輪帯パターンを形成するだ
けで良く、多数回の露光を一時にレジスト層に与
える場合に比べて、レジスト中での散乱、近接効
果の影響を最小限に抑えることができ、また、レ
ジスト固有の膜厚と解像度の問題あるいは感度曲
線のガンマ値の問題等の制限を除いた状態で、レ
ンズ全面に渡つて均一かつ精度の良いパターンを
得ることができる。
一方、パターン形成層をそのまま複製用のスタ
ンパに用いているので、1つのマスタパターンか
ら多量の複製レンズを製作することができ、コス
ト的な低減化も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋸歯状断面を持つたマイクロフレネル
レンズの正面断面図と平面図、第2図A乃至D
は、従来技術による鋸歯状フレネル輪帯のパター
ン形成過程順の断面図、第3図A乃至Gは、本発
明の一実施例による鋸歯状断面のパターン形成過
程順の断面図、第4図A乃至Cは、第3図のパタ
ーン原盤から複製レンズを製作する工程順の断面
図、第5図A乃至Cは本発明の他の実施例として
矩形断面を持つたマイクロフレネルレンズのパタ
ーン形成過程順の断面図である。 1,21……ガラス基板、2……透明導電膜、
3,16……レジスト層、4……平行入射光、5
……回折光、6……焦点、7……電子線、8,
9,10,11,12,17,18……電子線照
射領域、13,19……理想鋸歯断面、20……
フオトポリマ、22……照射光。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板上にレジストを塗布し、マイクロフレネ
    ルレンズ輪帯を有する第1の輪帯パターンを前記
    レジストに転写し、前記基板の選択エツチングを
    行ない、このレジストを除去した後、再度基板上
    にレジストを塗布し、マイクロフレネルレンズ輪
    帯を有する第2の輪帯パターンを前記第1の輪帯
    パターンとのアライメントを行なつた後にレジス
    トに転写し、選択エツチング、レジスト除去の操
    作を行ない、以下、所定の回数前記操作を繰り返
    すことにより、前記被基板に近似的な鋸歯状断面
    を形成し、これからスタンパを得て、複製するよ
    うにしたことを特徴とするマイクロフレネルレン
    ズの製造方法。 2 前記基板はガラス或いは金属であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 前記レジストとのパターン転写は前記輪帯パ
    ターンを有するフオトマスクによつて行なうよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の製造方法。 4 前記レジストへのパターン転写は電子線の直
    接描画によつて行なうようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の製造
    方法。
JP16705484A 1984-08-09 1984-08-09 マイクロフレネルレンズの製造方法 Granted JPS6144628A (ja)

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JPS6144628A JPS6144628A (ja) 1986-03-04
JPH0226851B2 true JPH0226851B2 (ja) 1990-06-13

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US6475704B1 (en) 1997-09-12 2002-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Method for forming fine structure
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JPS6144628A (ja) 1986-03-04

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