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JPH02241383A - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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Publication number
JPH02241383A
JPH02241383A JP1059933A JP5993389A JPH02241383A JP H02241383 A JPH02241383 A JP H02241383A JP 1059933 A JP1059933 A JP 1059933A JP 5993389 A JP5993389 A JP 5993389A JP H02241383 A JPH02241383 A JP H02241383A
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JP
Japan
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torque
current
electric motor
speed
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JP1059933A
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Masahiro Tobiyo
正博 飛世
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02241383A publication Critical patent/JPH02241383A/ja
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Publication of JP2909498B2 publication Critical patent/JP2909498B2/ja
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電動機制御装置に係り、特に、電動機の駆動系
に含まれる積分要素の伝達関数を一次遅れ要素に変換す
るに好適な電動機制御装置に関する。
〔従来の技術〕
直流及び交流の電動機は回転体の駆動装置として用いら
れており、例えば、圧延機を用いて圧延材の板厚を制御
するシステムにおいて、圧延材を巻き取る巻取機の駆動
装置として用いられている。
このようなシステムにおいては、被圧延材に印加される
張力の精度が板厚精度に大きく影響するため、板厚制御
装置と併用して被圧延材及び圧延材の張力を制御するた
めの張力制御装置が設置されている。
圧延材の張力制御を行う場合には、例えば、特公昭62
−10113号公報に記載されているように、検出した
張力が目標張力となるように、電動機の電流あるいはト
ルクを制御することが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術においては、電動機の駆動系に含
まれる積分要素の伝達関数を一次遅れ要素に変換するこ
とについては配慮されておらず、特に交流電動機を用い
たときのように、電動機の発生トルク応答を高速化する
と、電動機の能動トルクが圧延材の張力に反映されて圧
延材の伸びのばね作用による反動トルクの影響を受け、
張力制御系が不安定になり易く、高応答の張力制御系を
実現できないという不具合がある。
即ち、電動機によって巻取機を駆動する場合、電動機の
発生トルクTmと張力Tとで定まる伝達関数は、次の(
1)式によって表わされる。
T         1        2・・・・・
・ (1) ここで、 よって、 J :張力廃動系の慣性モーメント[Kg−m”]D 
、張力駆動機械の径[m] L :圧延機と巻取機間の距離[m1 V1.圧延速度[m/ S ] E :ヤング率[N/m”] A 、圧延材の断面積[m2] ωn:圧延材の共振角周波数[rad/s]上記伝達関
数における二次系で圧延機の速度により振動項が変化す
ることがわかる0例えば、二次系の振動項の値を下記の
ように試算すると、L=8[m] V1=1200 [履p+ml =20 [m/slω
nは圧延材の共振角周波数で、2〜5 [Hz]なので
、 c、+n=2π・(2〜5)弁13〜31[rad/5
l=0.096〜0.04 となり、圧延速度が、1200mpmと大きくても振動
減衰係数ζは、 4句0.04〜0.1 であり、振動しやすい伝達関数になっている。
なお、圧延機が停止している(V1=O)の状態におい
ては、(3)式のζはOになるため、(1)式は次式と
なる。
このような運転状態においては、電動機トルクTmを緩
やかに出力し振動が発生しないようにしている。
本発明の目的は、電動機の駆動系に含まれる積分要素の
伝達関数を一次遅れ要素に変換して振動減衰係数を等測
的に大きくすることができる電動機制御装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、第1の電動機制
御装置として、電動機の目標電流に対応した第1電流指
令を出力する第1電流指令手段と、電動機の速度を検出
して速度信号を出力する速度検出手段と、速度検出手段
出力の速度信号に調整ゲインを乗算した補正電流指令を
出力する補正電流指令手段と、第1電流指令と補正電流
指令との偏差に応じた第2電流指令を出力する第2f4
流指令手段と、電動機の電流を検出する電流検出手段と
、第2電流指令と電流検出手段の検出出力との偏差を零
に抑制するための駆動信号を生成し、この駆動信号によ
り電動機の駆動を制御する制御手段とを含むものを構成
したものである。
第2の電動機制御装置として、電動機の目標トルクに対
応した第1トルク指令を出力する第1トルク指令手段と
、電動機の速度を検出して速度信号を出力する速度検出
手段と、速度検出手段出力の速度信号に調整ゲインを乗
算した補正トルク指令を出力する補正トルク指令手段と
、第1トルク指令と補正トルク指令との偏差に応じた第
2トルク指令を出力する第2トルク指令手段と、電動機
の駆動トルクを検出する駆動トルク検出手段と、第2ト
ルク指令とトルク検出手段の検出出力との偏差を零に抑
制するための駆動信号を生成し、この駆動信号により電
動機の駆動を制御する制御手段とを含むものを構成した
ものである。
第3の電動機制御装置として、電動機に連結された回転
体に装着される材料の張力を検出する張力検出手段と、
目標張力指令と張力検出手段の出力との偏差を補正する
補正値を目標張力指令に加えて出力する張力指令手段と
、張力指令手段の出力指令に対応した第1電流指令を出
力する第1電流指令手段と、電動機の速度を検出して速
度信号を出力する速度検出手段と、速度検出手段出力の
速度信号に調整ゲインを乗算した補正電流指令を出力す
る補正電流指令手段と、第1電流指令と補正電流指令と
の偏差に応じた第2電流指令を出力する第2電流指令手
段と、電動機の電流を検出する電流検出手段と、第2電
流指令と電流検出手段の検出出力との偏差を零に抑制す
るための駆動信号を生成し、この駆動信号により電動機
の駆動を制御する制御手段とを含むものを構成したもの
である。
第4の電動機制御装置として、電動機に連結された回転
体に装着される材料の張力を検出する張力検出手段と、
目標張力指令と張力検出手段の出力との偏差を補正する
補正値を目標張力指令に加えて出力する張力指令手段と
、張力指令手段の出力指令に対応した第1トルク指令を
出力する第1トルク指令手段と、電動機の速度を検出し
て速度信号を出力する速度検出手段と、速度検出手段出
力の速度信号に調整ゲインを乗算した補正トルク指令を
出力する補正トルク指令手段と、第1トルク指令と補正
トルク指令との偏差に応じた第2トルク指令を出力する
第2トルク指令手段と、電動機の駆動トルクを検出する
駆動トルク検出手段と、第2トルク指令とトルク検出手
段の検出出力との偏差を零に抑制するための駆動信号を
生成し、この駆動信号により電動機の駆動を制御する制
御手段とを含むものを構成したものである。
第3または第4の電動機制御装置を含む第5の電動機制
御装置として、速度検出手段の代わりに、電動機の駆動
トルクを検出する駆動トルク検出手段と、電動機に連結
された回転体の回転トルクを検出する回転トルク検出手
段と、駆動トルク検出手段の検出出力と回転トルク検出
手段の検出出力との差を積分する積分手段とを備え、積
分手段の出力信号を速度信号として用いるものを構成し
たものである。
第1または第3の電動機制御装置を含む第6の電動機制
御装置として、速度信号と目標速度指令との偏差に応じ
た補正速度信号を出力する補正速度信号出力手段を備え
、補正電流指令手段は、速度信号の代わりに補正速度信
号を受け、この補正速度信号に調整ゲインを乗算した補
正電流指令を出力してなるものを構成したものである。
第2または第4の電動機制御装置を含む第7の電動機制
御装置として、速度信号と目標速度指令との偏差に応じ
た補正速度信号を出力する補正速度信号出力手段を備え
、補正トルク指令手段は、速度信号の代わりに補正速度
信号を受け、この補正速度信号に調整ゲインを乗算した
補正トルク指令を出力してなるものを構成したものであ
る。
〔作用〕
電動機の目標電流に対応した第1電流指令が出力される
と、この第1電流指令から補正電流指令を減する制御が
行われ、電動機の電流が目標電流に近づくに従って目標
電流を徐々に減らす制御が行われる。即ち、電動機の駆
動系に含まれる積分要素が一次遅れ要素に変換されるた
め、電動機の電流が目標電流に近づくに従って電動機の
電流を徐々に減らす制御が順次行われる。また、電動機
のトルクに基づいて電動機を制御する場合でも、電動機
のトルクが目標トルクに近づくに従って目標トルクが少
しづつ減らされる制御が行われ、振動減衰係数を任意に
設定することによって制御応答を高速化することが可能
となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、圧延機10と巻取機12とは一定の間
隔を保って配置されており、圧延機10によって圧延さ
れた圧延材14がデフロール16を介して巻取機12に
巻取られるようになっている。巻取機12は回転体とし
てその回転軸が電動機18の駆動軸に連結されている。
巻取機12が電動機の駆動によって回転すると、電動機
18の駆動トルクにより巻取機12の軸トルクが制御さ
れるようになっている。そして巻取機12の軸トルクに
よって圧延材14の張力が制御され、圧延材14の張力
が張力検出手段として張力計20により検出されるよう
になっている。この張力計20の出力信号は、電動機1
8の駆動系を構成する張力制御系22へ供給されるよう
になっている。
張力制御系22は、減算器24、張力制御器26、加算
器28、単位変換器3o、減算器32゜34、電流制御
器36、ゲートパルス発生器38、電力変換器40、変
流器42、速度検出器44、張力振動補正器46から構
成される装置減算器24と加算器28には目標張力指令
が与えられ、張力計2oの出力信号と目標張力指令との
偏差が張力制御器26に入力されるようになっている。
張力制御器26は減算器24の偏差を積分し、積分した
値を補正値として加算器28へ出力するようになってい
る。そして加算器28は目標張力指令と補正値とを加算
し、この加算値を張力指令として単位変換器30へ出力
するようになっている。即ち、減算器24.加算器28
、張力制御器26は張力指令手段として構成されている
単位変換器3oは張力指令を電流指令に変換し、変換し
た電流指令を電動機18の目標電流に対応した第1電流
指令として減算器32へ出力するようになっている。即
ち、張力制御系22においては、電動機18の電流を制
御して電動機18の駆動トルクを制御し、最終的に巻取
機12の駆動による圧延材14の張力を制御するように
しているため、張力指令を電流指令に変換する処理が行
われている。
減算器32には第1電流指令と張力振動補正器46から
の補正電流指令が入力されている。即ち、張力振動補正
器46は、電動機18の回転速度を検出する速度検出手
段としての速度検出器44からの速度信号を取り込み、
この速度信号に調整ゲインを乗算した補正電流指令を出
力するようになっている。この調整ゲインを算出するに
際しては、電流指令/回転速度に対応した単位変換が行
われると共に速度の変化分から第1電流指令を減するた
めの処理が行われるようになっている。そして加減算器
32からは第1電流指令と補正電流指令の偏差に応じた
第2電流指令が出力されるようになっている。即ち、減
算器32は第2電流指令手段として構成、されている。
そして第2電流指令は減算器34へ出力される。
減算器34には、第2電流指令と、電動機18の電流を
検出する電流検出手段としての電流機42の出力信号が
入力されており、減算器34からは第2電流指令と変流
器42の出力信号の偏差を零に抑制するための信号が出
力されるようになっている。この電流指令は電流制御器
46に入力され、電流指令を電動機18の実際の電流値
に対応づけた値に変換される。そして電流制御器36の
出力信号はゲートパルス発生器38へ出力される。
ここで電流指令に基づいたゲートパルスを発生するため
の処理が行われ、ゲートパルス発生器38から電力変換
器40ヘゲートパルスが出力される。
電力変換器40はサイリスタなどのスイッチング素子を
備え、ゲートパルスに従ってスイッチング素子を点弧し
、スイッチング素子の点弧によって電動機18の電流を
制御するように構成されている。即ち、減算器34.電
流制御器36、ゲートパルス発生器38、電力変換器4
oは電動機18の駆動を制御する制御手段として構成さ
れている。
以上の構成における制御システムを自動制御理論に従っ
て変換すると、第2図の(A)に示されるようなブロッ
ク構成となる。−次遅れブロック5oは制御手段の機能
から決定され、Tcは電流指令から電動機18の駆動ト
ルクまでの応答遅れ(mS)を示し、Fcは電流指令を
電圧の単位に変換する変換ゲインを示す。そして第2電
流指令に一次遅れブロック50を積算することにより電
動機18の実際の電流Iaが算出され、電流Iaに電動
機18の特性から定まるブロック52のトルク係数ξφ
を積算すると、電動機18の駆動トルクTm [Nm]
が算出される。また電動機18は慣性モーメントJを有
し、しかも慣性モーメントJは積分要素として機能する
ため、電動機の駆動トルクTmにブロック54の値を積
算すると、電動機18の角速度ω[rad/ s ]が
算出される。
この角速度ωに、張力補正器46によって定まるブロッ
ク48の帰還ゲインKを積算すると補正電流指令が算出
され、この値が第2電流指令から減算される。一方角速
度ωに、巻取機12のコイル半径であるブロック56の
値を積算すると、巻取機速度V2[mS]が求められる
一方1巻取機12の速度v2と圧延機1oの速度v1の
差が圧延材■1の伸び量ΔLとして表わされ、しかもこ
の値は積分要素として機能する。
このため、速度v2とvlとの偏差にブロック60の積
分要素を積算することにより圧延材14の延び量ΔL 
[m]が求められる。そしてこの延び量ΔLを、ブロッ
ク62の値である圧延機10と巻取機12間の距離りで
割ると、圧延材14の延び率εが求められる。さらに、
この延び率Cに、圧延材14の堅さを示すヤング率Eと
圧延材14の断面積Aを示すブロック66の値を積算す
ると張力T [N]が求められる。さらに張力Tに、ブ
ロック68で示される速度帰還ゲインとしての巻取機1
2のコイル半径を積算すると負荷トルクTL [Nm]
が求められる。そして電動機18の駆動トルクTmと負
荷トルクTLとの差が巻取機12の加速トルクとして巻
取機12に伝達される。
一方、ブロック58は、自動制御理論から第2図の(B
)に示されるように、ブロック70によって表わされる
即ち、ブロック60とブロック62どの積算値次に、ブ
ロック48,50,52,54をトルクTmを基準に見
ると、トルクTm=(電流指令−ω・K)・ (ブロッ
ク50とブロック52との積算値)=電流指令・ (ブ
ロック5oとブロック52との積算値)−ωK・ (ブ
ロック5oとブロック52との積算値)で表わされる。
このため。
第2図の(B)は第2図の(C)のブロックで表わされ
る。
次にブロック72をまとめると、ブロック72は第2図
の(D)に示されるように、G1で表わされる。このG
1は次の(6)式によって表わされる。
次式によって表わされる。
上記(6)式において、Tcは極めて小さい値G 1 
=□ に+J S ・・・・・・(10) と、G1は次の(7)式によって表わされる。
ここで、k=K・ξφ/ F c     ・・・(8
)また第2図の(D)は、第2図の(E)に示されるよ
うなブロックに変換することが可能であり、このブロッ
ク図から(F)のブロックが構成される。
ブロック74はG2によって表わされ、このG2は次の
(9)式によって表わされる。
2二で(11)式を(1)式と同様に表記すると、次の
(12)式で表わされる。
ここで、 ここで、Tcは無視することができるので、これを無視
したG1の式、(7)式を(9)式に代入すると、G2
は次の(11)式によって表わされる。
=(k−L+J−vl)++−* −=116)2Wn
x   B を示す。
(12)式から、(1)、(3)式では自由に設定でき
なかったSの一次の項を、(8)式のK、即ちブロック
48の帰還ゲインKにより自由に設定することができる
即ち、張力制御系22にはブロック54.60で示され
る積分要素が含まれるため、そのままでは張力制御系2
2の位相が略90度となって系全体が不安定であるが、
電流指令から帰還ゲインKを減することによりブロック
54が等価的に一次遅れ要素に交換され、張力制御系2
2全体の位相が帰還ゲインにの値によって零から90度
の範囲で変化し、帰還ゲインにの値を自由に設定するこ
とができる。これにより(16)式に示す振動減衰係数
ξを張力制御系22で要求する値に設定することが可能
となる。
従って、本実施例によれば、以下のような効果が得られ
る。
(1)張力制御系22の応答向上の阻害要因である電動
機トルクTmから張力Tまでの伝達関数に関する振動減
衰係数ξを自由に設定できる。
(2)前記(1)により張力制御系22の安定度が向上
するので、制御応答を高速にすることができる。
(3)張力制御系22の応答が向上するので、板厚精度
の向上が可能となる。
また、第3図に示されるように、速度検出器44と張力
振動補正器46との間に、補正速度信号出力手段として
の減算器8oを設け、目標速度指令と速度検出器44出
力の速度信号との偏差に応じた補正速度信号を張力振動
補正器46へ入力するようにすれば、速度の変化分が予
めキャンセルされ、オフセットエラーを少なくすること
ができる。即ち出力補正器46の出力信号の直流分のキ
ャンセルは張力制御器26の積分項で行うのに対し、張
力補正器46の出力信号の直流分を予め入力側でキャン
セルすれば、張力補正器26の積分項によるキャンセル
を減少させることが可能となる。
また前記各実施例において、速度検出器44の代わりに
、電動機18の駆動トルクを検出する駆動トルク検出器
と、巻取機12の回転トルクを検出する回転トルク検出
器と、駆動トルク検出器と回転トルク検出器の検出出力
の差を積分する積分器を設け、この積分器の出力信号を
速度信号として用いることも可能である。
また前記実施例においては、電動機18の電流を制御す
ることについて述べたが、電動機18の駆動トルクを制
御することも可能であり、この場合には単位変換器30
として張力をトルクに変換する交換器を設け、張力振動
補正器46として、トルク/回転数の単位変換を行うと
共に速度検出器44出力の速度信号に調整ゲインを乗算
した補正トルク信号を出力するものを構成し、減算器3
2から補正トルク指令と単位変換器からの第1トルク指
令との偏差に応じた第2トルク指令を出力し、制御手段
として、第2トルク指令と電動機18の駆動トルクを検
出する駆動トルク検出手段との偏差を抑制するための駆
動信号を生成し、駆動信号により電動機18の駆動トル
クを制御するものを構成すれば、前記実施例と同様な効
果を得ることかできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、電動機の邪動系
に含まれる積分要素の伝達関数を一次遅れ要素に変換し
て振動減衰係数を等価的に大きくすることができるため
、応答性の向上に寄与することができる。また、張力制
御系の安定度が向上するので、張力制御系の制御応答の
高速化を図ることができる。さらに圧力制御系の応答性
が向上するので、材料の板厚精度の向上に寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は本発
明に係る装置を自動制御理論に従った機能で説明するた
めのブロック図、第3図は本発明の他の実施例を示す構
成図である。 1o・・・圧延機、12・・・巻取機、14・・・圧延
材、18・・・電動機、2o・・・張力計、22・・・
張力制御系、24・・・減算器、26・・・張゛力制御
器、28・・・加算器、30・・・単位変換器、32.
34・・・減算器、36・・・電流制御器、 38・・・ゲートパルス発生器、 40・・・ 電力交換器、 42・・・変流器、 44・・・速度検出器、 46・・・張力振動補正器。 80・・・減算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電動機の目標電流に対応した第1電流指令を出力す
    る第1電流指令手段と、電動機の速度を検出して速度信
    号を出力する速度検出手段と、速度検出手段出力の速度
    信号に調整ゲインを乗算した補正電流指令を出力する補
    正電流指令手段と、第1電流指令と補正電流指令との偏
    差に応じた第2電流指令を出力する第2電流指令手段と
    、電動機の電流を検出する電流検出手段と、第2電流指
    令と電流検出手段の検出出力との偏差を零に抑制するた
    めの駆動信号を生成し、この駆動信号により電動機の駆
    動を制御する制御手段とを含む電動機制御装置。 2、電動機の目標トルクに対応した第1トルク指令を出
    力する第1トルク指令手段と、電動機の速度を検出して
    速度信号を出力する速度検出手段と、速度検出手段出力
    の速度信号に調整ゲインを乗算した補正トルク指令を出
    力する補正トルク指令手段と、第1トルク指令と補正ト
    ルク指令との偏差に応じた第2トルク指令を出力する第
    2トルク指令手段と、電動機の駆動トルクを検出する駆
    動トルク検出手段と、第2トルク指令とトルク検出手段
    の検出出力との偏差を零に抑制するための駆動信号を生
    成し、この駆動信号により電動機の駆動を制御する制御
    手段とを含む電動機制御装置。 3、電動機に連結された回転体に装着される材料の張力
    を検出する張力検出手段と、目標張力指令と張力検出手
    段の出力との偏差を補正する補正値を目標張力指令に加
    えて出力する張力指令手段と、張力指令手段の出力指令
    に対応した第1電流指令を出力する第1電流指令手段と
    、電動機の速度を検出して速度信号を出力する速度検出
    手段と、速度検出手段出力の速度信号に調整ゲインを乗
    算した補正電流指令を出力する補正電流指令手段と、第
    1電流指令と補正電流指令との偏差に応じた第2電流指
    令を出力する第2電流指令手段と、電動機の電流を検出
    する電流検出手段と、第2電流指令と電流検出手段の検
    出出力との偏差を零に抑制するための駆動信号を生成し
    、この駆動信号により電動機の駆動を制御する制御手段
    とを含む電動機制御装置。 4、電動機に連結された回転体に装着される材料の張力
    を検出する張力検出手段と、目標張力指令と張力検出手
    段の出力との偏差を補正する補正値を目標張力指令に加
    えて出力する張力指令手段と、張力指令手段の出力指令
    に対応した第1トルク指令を出力する第1トルク指令手
    段と、電動機の速度を検出して速度信号を出力する速度
    検出手段と、速度検出手段出力の速度信号に調整ゲイン
    を乗算した補正トルク指令を出力する補正トルク指令手
    段と、第1トルク指令と補正トルク指令との偏差に応じ
    た第2トルク指令を出力する第2トルク指令手段と、電
    動機の駆動トルクを検出する駆動トルク検出手段と、第
    2トルク指令とトルク検出手段の検出出力との偏差を零
    に抑制するための駆動信号を生成し、この駆動信号によ
    り電動機の駆動を制御する制御手段とを含む電動機制御
    装置。 5、速度検出手段の代わりに、電動機の駆動トルクを検
    出する駆動トルク検出手段と、電動機に連結された回転
    体の回転トルクを検出する回転トルク検出手段と、駆動
    トルク検出手段の検出出力と回転トルク検出手段の検出
    出力との差を積分する積分手段とを備え、積分手段の出
    力信号を速度信号として用いる請求項第3または第4項
    記載の電動機制御装置。 6、速度信号と目標速度指令との偏差に応じた補正速度
    信号を出力する補正速度信号出力手段を備え、補正電流
    指令手段は、速度信号の代わりに補正速度信号を受け、
    この補正速度信号に調整ゲインを乗算した補正電流指令
    を出力してなる請求項1または3記載の電動機制御装置
    。 7、速度信号と目標速度指令との偏差に応じた補正速度
    信号を出力する補正速度信号出力手段を備え、補正トル
    ク指令手段は、速度信号の代わりに補正速度信号を受け
    、この補正速度信号に調整ゲインを乗算した補正トルク
    指令を出力してなる請求項2または4記載の電動機制御
    装置。
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