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JPH01500957A - すい臓小島組織を生産するための細胞外マトリックス誘発方法 - Google Patents

すい臓小島組織を生産するための細胞外マトリックス誘発方法

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Publication number
JPH01500957A
JPH01500957A JP62502202A JP50220287A JPH01500957A JP H01500957 A JPH01500957 A JP H01500957A JP 62502202 A JP62502202 A JP 62502202A JP 50220287 A JP50220287 A JP 50220287A JP H01500957 A JPH01500957 A JP H01500957A
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JP
Japan
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mesenchyme
fetal
cells
tissue
pancreatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP62502202A
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English (en)
Inventor
デューデック,ロナルド ダブリュー
Original Assignee
イースト、カロライナ、ユニバーシティ
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Filing date
Publication date
Application filed by イースト、カロライナ、ユニバーシティ filed Critical イースト、カロライナ、ユニバーシティ
Publication of JPH01500957A publication Critical patent/JPH01500957A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 すい臓小島組織を生産するための細胞外マトリックス誘発方法本分皿■1景 本出願は、1986年4月30に出願された米国特許出願第847゜413号の 一部継続である。すい臓の胎児発達は、原腸管がらまゎりの間葉(内臓中杯葉) 中への上皮の内皮出芽を含んでいる。このプロセスは、HANDBOO)f O F PHYSIOLOGY、 Vol、 L 5ection 7. Endo cri−nology : Endocrine Pancreas、 D、  5teiner and I仁Fr1nkel、 eds、。
A11Ier、 Physiol、 Soc、 L972+ pp、 25−6 6にR,Pictet および−。
Rutterによって詳細に記載されている。系列的な外皮/内皮相互作用は外 分泌および内分泌すい臓の形成を生ずる。その後成人生活においてはすい臓の内 分泌新生は少ししかおこらないものと信じられている。このことは糖尿病分野の 一部の研究者により、ベータ細胞(ベータ細胞はインシュリンの源の細胞である )を終末細胞と考える結論へ導いた。終末細胞は成人生活において非常に少しし が有糸分裂を示さない完全に分化した細胞であり、そしてそのため、出生時には 個体はこれら細胞の完全な補給を持っている。ベータ細胞の終末性質は、ベータ 細胞の破壊または機能障害は、糖尿病を緩和する新しい健康なベータ細胞の形成 がおこる少しの望みもないひどい臨床的状況を招くので、糖尿病の分野では大き なかかわりを持っている。
過去において、多数の研究者はすい臓中に既に存在しているベータ細胞の有糸細 胞に対する種々の条件の影響を研究した。これらの条件は、食餌、ホルモン、部 分的すい臓切除、糖尿病原性薬物、遺伝子操作、スルホニル尿素、インシュリン 抗体、グルコースおよびアミノ酸の影響を含んでいた0例えばJ、 Logot hetopoulos、 HAND−BOOK OF PHYSIOLOGY、  Vol、 1.5ection 7+ Endocrinology : E ndo−crine Pancreas、 D、 5teiner and N 、 Freinkel、 eds、、 Ayaer、 Ph1−siol、 S oc、 1972. pp、 6フー76を見よ、これら研究の最重要点は、既 に存在するベータ細胞の有糸分裂活性を増加させることであった。
これら研究のどれも非小島実在物から小島ベータ細胞の新生もしくは再生の着想 を扱っていない(小島はベータセルの群である)。
多数の研究者は、胎児すい臓の生体外培養は高いベータ細胞有糸分裂速度を示し 、そしてまた真の新生プロセス(形態発生および組織形体)から生ずるとみられ る出芽中の小島からのベータ細胞の新生の証拠を発見した* Morpholo gical 5tudy of Cu1tured Pancrea−tic  Fetal l5lets : Diabetes、 Vol、 29+ Ja n、 1980+ pp16−21 @加えて、ArcherおよびJai ( 米国特許第4.439,521号、1984年3月27日、自己生殖哺乳類すい 臓小島様組織の製造方法)は、生体外培養技術を使ってすい臓小島に似た組織を 製造する方法を記載している。彼らは、すい臓小島、大すい管片、すい臓の細胞 集落、この培養方法の副産物として得られる細胞組織、または以前につくった小 島様組織の標準的組織培養技術を使用して小島組織を増加させることができた。
本発明は、出産後の対象中の細胞、すなわち胎児発達を離れて通常増殖しない細 胞を再生するための方法および組成物に関する。特に、すい臓の小島細胞を再生 することができる。
主主皿皇塁! 本発明によれば、生きている患者へ、他の胎児細胞から所望の生物学的レスポン スを誘発することができるタイプおよび令の胎児間葉細胞の有効量を移植するこ とよりなる方法が提供される。そのような移植の結果、生きている患者の細胞中 に前記生物学的レスポンスが誘発される。このように、この方法により成人の体 内の細胞は、適切な間葉細胞の移植によって成人細胞にとっては異常であるがし かし胎児中のそれらの成人細胞の前駆体細胞にとっては典型的な挙動である態様 に挙動するように刺激されることができる。この技術により、胎児生育に類似の 態様で生きている成人細胞の所望の生育および形質転換がおこることができ、特 にこのプロセスは一時的に空間的に限られた胎児間葉の使用によって休眠してい る成人前駆体上皮細胞の再めざましを含んでいる。
例えば、インシュリンを分泌する新しいすい臓小島細胞は、すい臓の管上皮細胞 から本発明に従って形成され、本発明によって患者の糖尿病の治癒の希望を与え る0本発明方法によって達成し得る他の希望ある可能性は、胎児間葉細胞の適切 な選択の使用により、患者の神経損傷を修復するため神経細胞再成長の誘発であ る。また、創傷治癒も例えば上皮再生によって刺激することができる。眼の部分 、心臓、または内耳のような小さい体構造も本発明によって出生後の対象に希望 的に再生長させることができる。
中杯葉(この間葉のソース)は、初期胎児の中間層からその起源を誘導する組織 である。以前から、胎児の発達途中、間葉は種々の時点で他の細胞に対し、他の 細胞が間葉によって誘発されるように具える!3様で増殖および/または新しい 組織に転換するような影響を発揮することが観察されている。
本発明によれば、広い着想は、間葉が近くの胎児上皮細胞に対し、胎児発達の他 の段階として正常な生物学的レスポンスを示すようにそれらの影響を発揮する丁 度そのタイプおよび令の胎児からの間葉細胞を選択し、そして内植することであ る。例えばすい臓管上皮の外での小島細胞の形成、または神経の成長は、胎児の 正寓発達においていくつかの時点である胎児間葉組織によって支配されるように 見える生物学的レスポンスに対する二つの可能性である。本発明により、他の組 織からそのようなレスポンスを誘発する丁度その胎児間葉が胎児後の生きている 対象へ移植され、該胎児間葉は生きている対象の組織に対しそれらの影響を発現 するのに十分に長い時間それらが生存できる患者の部位へ移植され、前記組織は 好ましくは移植部位に隣接する。
代わりに、哺乳類胎児間葉の均等物は、例えば肢再生のための、さんしょううお 、とかげ、またはざりかにのような、既知の再生能力を持った系統発生学的スケ ールにある下等動物形からの組織である。
前に述べたように、新しいすい臓小島細胞が成熟した生きている対象(特にラッ ト)の管上皮から形成されることができること、およびそのような小島細胞はそ のような対象の糖尿病症候を抑止するように正常に機能することが発見された。
特に、ここで使用される胎児間葉は、胎児からのすい臓芽組m(胎児間葉プラス 胎売上皮からなる)か、または代わりに11ないし14日令胎児からの間葉細胞 、すなわち胎児学者によってラット胎児においてすい臓小島細胞の形成の役目を 持っていると信じられている細胞を含むことができる。
加えて、胎児間葉は、胎児間葉によって誘発される生物学的効果を発揮すること ができる生きている対象の成熟上皮細胞に対する胎児間葉の関係である、組換え 因子である間に内植することができる。
胎児間葉は、間葉の誘発活性が利用可能である発達のそのような時点で単離され る。特に、11ないし14日令のラット胎児間葉は、成熟大すい管上及組織の組 換え物に形成することができる0組換え組織体が形成された後、それらは無毛マ ウスへ皮下移植し、インシニリン含有ベータ細胞を形成するマウス中の生きた細 胞体を創製することができる。
内植の位置は、好ましくは生物学的レスポンスを誘発すべき生きている対象の細 胞に隣接する。従って神経の再成長を望む場合は、内植は傷害部位に行われなけ ればならず、該部位からは好ましくは神経再成長および再結合のための開いた通 路を提供するようにはん痕が除去される。すい臓に新しい小島組織を形成しよう と望む場合には、胎児間葉は生きている対象の網中に内植することができる。
胎児間葉が内職される場所の重要性は、間葉組織から誘発する栄養的および/ま たは有糸分裂生殖因子の分泌の明白な可能性を上げる。
この因子は単離され、そして細胞間葉成分を内植する必要なしに個体へ直接注射 することができる。従って、本発明は、付加的に単離した間葉因子を注射するこ とにより、すい臓小島の再生を目指す。
本発明はまた、管上皮上の細胞外マトリックスの誘発能力を使用する、すい臓小 島組織の新生または再生を生せしめる方法に関する。
この細胞外マトリックスは、間葉の誘発活性が提供可能である発達の時点で単離 される。この方法の目的の一つは、破壊されたがまたは機能的に損傷されたベー タ細胞を取換えることによって糖尿病に対する治療法を提供することである。こ の方法は、すべての糖尿病患者は彼らのすい臓中に小島組織を生成するように細 胞外マトリックスによって誘発されることができる管上皮を持っている点におい てユニークである。
本発明の他の目的は、再生された小島組織が後で糖尿病患者へ移植し戻された時 、免疫レスポンスもしくは拒絶反応が発生しないように、糖尿病患者と組織学的 に併存し得るすい臓小島組織の新生または再生を生起させることである。糖尿病 治療のための現在の移植操作は、克服すべき主な障害として移植した小島組織の 拒絶反応を有している。記載した方法は、再生した小島組織が糖尿病患者自身の 上皮から来たものであり、従って同じ遺伝子型および/または組織学的に併存し 得る抗原を持っているので、免疫拒絶の問題を最小化し、そのため免疫レスポン スを緩和する。
ここに記載だ方法は、fal小島組織の新生を生ずる態様において分化プロセス を再指令するために上皮に作用する胎児間葉の使用を採用すること、および(b l小島組織がそれから再生する非小島体管上皮を使用することにより、小島ベー タ細胞数を増加しようとする以前の試みとは異なっている。
皿ill亙脱ユ 本発明は、添付図面を考慮して以下の詳細な説明を参照することによってより良 く理解されるであろう。図面において、第1図はすい臓小島組織の再生を発生さ せる方法の概略フロー図である。
第2図は、その場ですい臓小島組織の再生を発生させる方法の概略フロー図であ る。
の−”な゛ 本発明の特定具体例は、すい臓小島組織を生成するため、胎児間葉のそのような 細胞外マトリックスと大すい管上皮との相互作用を含んでいる。しかしながら本 発明は管エレメントを含んでいる任意の組織に通用可能であり、そして移植可能 な分化した組織のソースとして患者自身の組織を使用することを企図する。細胞 外マトリックスまたは間葉は、胎児ソース、下等系統発生源から、または生物学 的ソースから単離され、化学的に合成された、もしくは遺伝子操作された化学的 に区分された材料から得ることができる。
さらに詳しくは、すい臓小島組織の生産方法において、本発明の方法は実質上純 粋な成熟管上皮をその細胞外マトリックスとして胎児十二指腸間葉で組換えるこ とを含む。間葉は、間葉細胞と、繊維、タンパク、プロテオグリカンおよびゲル コサミノグリカンより構成される細胞外マトリックスとよりなる0間葉細胞は間 葉の細胞外マトリックス中に支持されている。細胞外マトリックスは以下のどれ かまたは全部、すなわちタンパク格子ネットワーク、分化の指令に関与する細胞 もしくは組織によって分泌される分化因子、または細胞と細胞の接触により分化 を指令する細胞もしくは組織からなることができる。
小島前駆体細胞のプールは生涯存在するものと仮定されるが、記載した方法によ る大すい管上皮からの小島細胞分化は胎児分化の真の再めざめの結果であると信 じられる。実質上純粋な大すい管上皮の存在は、小島細胞分化の発生にとって必 須であることが決定された。上皮に付着している少しの残存成熟間質は細胞分化 を阻止することが発見された。付着した成熟間質は障壁として慟らき、そして胎 児間葉と成熟上皮との間の相互作用を阻止し、そのため細胞分化を阻止するもの と信じられる。たとえ成熟管上皮中に小島原種細胞集団が存在しても、成人では 小島更新は有急に発生しない。内分泌原種である−考えられる電子の密なIB詣 は発達中のすい臓の管に発生するが、そのような細胞は成人大すい管上皮には観 察されていない。成熟間質からきれいに剥がされた上皮(実質的に純粋な上皮) のみが間葉と再結合し、管の周辺へ付着した既存の小島が上皮を汚染する機会は 最小である。
本発明はさらに、組織分化を阻止し得る成熟間質の除去を容易にする、実質上純 粋な上皮の調製方法と、そしてまた組織組換えに使用するのに通した成熟管上皮 を同定し、そして調製する方法を提供する。
細胞外マトリックスと管上皮の相互作用は、生体外または生体内で哺乳類細胞の 成長および/または維持に必要な条件下で発生することができる。
生体外培養系は、培地と、血清と、血清代用品および/または哺乳類細胞の成長 および維持を促進する他の成分からなるであろう。
該培養系は、その上で小島組織の相互作用および/または再生が発生し得る格子 または環境をつくるであろう種々の物質で処理した容器からなることができる。
生体内では、ヒトもしくは動物への移植部位が、栄養、気体、血液、神経源、お よび他の哺乳類細胞の成長または維持に必要な成分を供給するのに役立つであろ う、ヒトまたは動物は非糖尿または糖尿宿主でよい。
すい臓小島組織を生産するように細胞外マトリックスによって誘発されるべき上 皮を提供するヒトもしくは動物は、次に再生された小島を移植し戻され、そして その小島は機能的であり、そして実質免疫拒絶がないであろう。
実施例1 細胞外マトリックスと外皮を使用するすい臓小島vA穐の再生方法は、以下のよ うに、そして第1図のフロー図を参照して記載することができる。純粋な成熟ラ ット管上皮は、細断したラフトすい届を、0.02%脂肪不含BSA、0.01 %大豆トリプシン阻害剤、および0.5%EDTAを含有するバンク氏緩衡化食 塩水pH7,4中でコラゲナーゼ(3mg/すい臓)で消化することによってf f1AIされた。すい臓を15分間37℃で振とうするか、または振とうするこ となく4℃で1時間インキュベートした。その後火すい管および小すい管をmS し消化した組織から取り出し、バンク氏食塩水(添加物なし)中1%ディフコト リプシン中で4℃で1時間インキュベートした。
管を切開し、上皮を周囲の接続組織から注意深く剥離し、それによって純粋な上 皮を得た。
この方法に使用した細胞外マトリックスは胎児間葉から得られた。
胎児間葉は14日令ラット胎児を20%胎児ウシ血清(FBS)を解剖し、そし て胃十二指腸部分を1%ディフコトリプシン中で4℃で3時間インキュベートす ることによって単離された。インキュベーション後、トリプシン溶液を除去し、 50%FBSを加えた。胎児間葉と上皮とを合併した後(以後組換え物という) 、組換え物をRPM11640培地を含む1%バタトアガーゲル培地上で空気9 5%/CO25%加湿大気中37℃に48時間置いた0組換え物を回収を助ける ため骨炭でマークし、無毛マウス中に6週間移植した6間葉単独、管上及単独、 もとのままの胎児すい臓芽、および単離した成熟すい臓小島を対照として他の無 毛マウス中へ内植した。6週間後、移植した組織を収穫し、そして(a)光学顕 微tjl検査および免疫細胞化学のためブーアン液中に固定し、(至))電子顕 微鏡検査のため75mMカコジル酸塩緩衝液中2%パラホルムアルデヒド2.5 %グルタルアルデヒド中氷上で1時間、次いで100mMカコジル酸塩緩衝液中 1%四酸化オスミウムで固定し、または(e)インシュリンのラジオイムノアッ セイのため超音波処理し、そして酸性エタノール中4℃で24時間抽出した。移 植した組織以外の組織は分析しなかった。
合計57試料の組換え物を処理した。23中12(52%)がイムノアッセイし 得るインシュリンを含み、17中10(59%)が光学顕微鏡検査によって小島 の発達を伴う細胞外マトリックス/上皮活性化の組織学的証拠を示し、前記10 のうち3(30%)はインシュリン含有ベータ細胞の存在によって示されるよう に小島であることが確認された。残りの17の組換え物は電子顕微鏡検査のため 処理され、そしてそれらは細胞外マトリックスと上皮との密な結合を示し、その ためすい臓小島を生産した。
収穫した組織の重量およびインシュリン含量の範囲は表Iに記録されている。移 植した組織の重量およびインシュリン含量は高度に可変的であり、そして恐らく 最初に単離されそして移植された組織の量を反影する。12組換え物の抽出液は 種々の希釈度においてアッセイされ、そしてインシュリン含量はラットインシュ リンに対する標準曲線と平行であることが見られた。
組換え物の光学顕微鏡評価は、小島組織によく似た、そして免疫組織化学によっ て示されるインシュリン免疫反応性を含有する細胞集落を示した0組換え物の電 子顕微鏡検査は、この方法における小島組織再生のための証明であると見られる 細胞外マトリックスと外皮との間の相互作用と、そして小島ベータ細胞に典型的 な分泌顆粒を含んでいる細胞を示した。
表 1 組換え物 12 1.1−15.4 0.11−20.4小 島 7 4.8− 20.0 0.01−2.64すい臓芽 3 0.8−17.1 0.05−1 1.9* 間 葉 7 0.5−13.3 0 * RIAによって検出し得るインシュリンなし。
** 6週後重量および抽出のため同定し得る移植した組織を回収できなかった 。
実施例2 この実施例は、組換え組織を適当な移植部位へ移植することによる小島組織のそ の場での再生方法に関する。このすい臓小島組織の再生方法は以下のように、そ して第2図のフロー図を参照して記載することができる。
Sprague−Dawleyラットの糖尿病コロニーは、アロキサン50■/ に、体重を静注することによって確立された。血糖値をモニターし、過血糖症状 態を記録した。すべてのラットは移植を受ける前に少なくとも1週間血糖値が上 昇した。4頭の同系交配しない糖尿病ラットが一5Jh例1の方法でつくった組 換え組織を移植された。該組織は各う7、トの網中へ内植された。そのような移 植後、糖尿病ラット4頭のすべては移植後7日以内に血糖値の正常化を示した。
加えて、血清インシュリンおよびその場のすい臓インシュリンレベルは対照糖尿 ラットと比較して上昇した。このように、上のプロセスはラット中に新しい小島 組織の創製をもたらし、これがそれらの糖尿病の緩和をもたらしたように見える 。さらに、10日後移植物を糖尿病ラットから除去し、その結果を14日および 16日に関して示す。
この実験の結果は以下の表■に要約される。
移 植 後 の 日 数 測定されたインシュリン濃度1 7 10 14 1 6 ng/vJ! ng/戚ng/vd251 386 71 97 86 8 5 19.6 52.1 2.252 369 77 145 109 85  7.9 54.3 17.453 370 167 158 89 1B3 5 .6 42.5 ***54 496 Bo 7B 112 142 4.1  17.3 **** 移植 ** 移植除去 *** 形態学的分析のため採取 加えて、組換え移植を受けた糖尿病ラットのその場のすい臓中に新しい小島細胞 の生成の光学顕微鏡証拠が見られた。インシュリンのための免疫細胞化学的染色 は、管上皮ライニング内にインシュリン陽性細胞と、そして管と密に結合した小 さい小島形成を示した。
これは糖尿病ラット中の増加したインシュリン生産および分泌は、管上皮からす い臓小島再生によるものであったことを示す。
実施例3 この実施例は、適当な移植部位中へすい臓芽または間葉細胞を移植することによ る、宿主の既存の未分離大すい管上皮からの小島組織のその場の再生方法に関す る。非同系交配アロキサン糖尿病う。
トヘ、胎児ラットからのすい臓芽(PB)、または妊娠111/2ないし131 /2日の胎児ラットからの間葉(M)を移植した。移植部位はすい臓近(の各ラ ットの泪であった。
胎児すい臓芽は、20%胎児ウシ血清中14日令ラット胎児の胃十二指腸部分の 解剖によって得た。発達中のすい臓芽を同定し、そして他の組織から除去した。
単離したすい臓芽をRPM11640培地を含む1%バタトアガーゲル培地中で 約48時間95%空気15%二酸化炭素加湿大気中に置いた。
すい臓芽移植を受けた糖尿病ラット5頭のうち2頭は低下した血糖値を示し、そ して上昇したその場のすい臓インシュリンレベルを示した0間葉移植を受けた糖 尿病ラット1頭も、低下した血糖値レベルとそしてその場のすい臓インシュリン レベルの僅かの上昇を示した。
この実験のデータは以下の表■によって要約される。
1 7 10 14 16 ng/rrJl ng/vJ153(PB) 64 6 435 40B 450 415 2.7 9.354(PB) 492  256 266 162 134 10.4 31.458(PB) 418  74 76 89 78 1.2 32.259(M) 373 152 26 9 101 91 8.1 16.0胎児後のラットからの管上皮の移植を受け た追加の1頭のラットは、糖尿病症候の正常化の徴候を示さなかった。
上記は例証目的のみのため提供されたものであり、請求の範囲に規定する本発明 の範囲を限定することを意図しない。
雄ラット tea’、≧ガ頒Lう・ソト国際調査報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.胎児間葉を実質上純粋な管上皮と、哺乳類細胞の生育または維持に必要な条 件下相互作用させることよりなる機能的なすい臓小島組織の生産方法。
  2. 2.前記胎児間葉は、ヒトまたは動物胎児から間葉の誘発活性が利用可能である 発達の時点て単離される第1項の方法。
  3. 3.前記哺乳類細胞の生育または維持に必要な条件は生体外培養系よりなる第1 項の方法。
  4. 4.前記哺乳類細胞の生育または維持に必要な条件は生きている対象内の生体内 移植部位よりなる第1項の方法。
  5. 5.前記上皮は、ヒトもしくは動物の大すい管、管系を含む任意の器管もしくは 腺、および前記胎児間葉によって誘発される能力を含んでいる生物学系中の分化 した細胞カバリングもしくはライニングよりなる群から選択される第1項の方法 。
  6. 6.選択されたすい臓を消化し、すい臓から管を分離し、管を消化し、そして付 着している成熟間質をすべて除去しそしてそれによって実質上純粋な上皮を得る ためにまわりの接続組織から上皮を分離することよりなる実質上純粋なすい臓上 皮を得る方法。
  7. 7.胎児間葉を実質上純粋な管上皮と哺乳類細胞の生育または維持に必要な条件 下相互作用させてそれによってすい臓小島組織を生産し、そのようにして生成し たすい臓小島を糖尿病宿主へ移植することよりなる糖尿病宿主の糖尿病を処置す る方法。
  8. 8.生きている対象中へ他の胎児細胞に生物学的レスポンスを誘発させるタイプ および令の胎児間葉の有効量を内植し、それにより前記生物学的レスポンスを前 記生きている対象の細胞中に誘発させることよりなる方法。
  9. 9.前記胎児間葉はすい臓芽組織である第8項の方法。
  10. 10.前記胎児間葉は、ヒトまたは動物胎児から間葉の誘発活性が利用可能であ る発達の時点で単離される第8項の方法。
  11. 11.胎児間葉は成熟上皮細胞と組換え関係にある間に内植される第8項の方法 。
  12. 12.前記胎児間葉は、前記生物学的レスポンスを誘発すべき生きている対象の 細胞に隣接した場所に内植される第8項の方法。
  13. 13.前記胎児間葉は前記生きている対象の網中に内植される第8項の方法。
  14. 14.前記生きている対象中の前記生物学的レスポンスはその場の管上皮内の小 島組織の生成である第8項の方法。
  15. 15.前記生きている対象中の前記生物学的レスポンスはその場のすい臓内の小 島組織の生成である第8項の方法。
  16. 16.生きている対象中へ他の胎児細胞に生物学的レスポンスを誘発させるタイ プおよび令の胎児間葉の有効量を内植し、それにより前記生物学的レスポンスを 糖尿病宿主の細胞中へ誘発させることよりなる糖尿病宿主中の糖尿病を処置する 方法。
  17. 17.胎児間葉とそして実質上純粋な成熟管上皮となりなる、すい臓小島組織を 発生する組成物。
  18. 18.前記胎児間葉は、ヒトまたは動物胎児から間葉の誘発活性が利用可能であ る発達の時点で単離される第17項の組成物。
  19. 19.生きている成熟した対象中に同じ生物学的レスポンスを誘発させるために 生きている対象中へ内植するための、他の胎児細胞中に生物学的レスポンスを誘 発するタイプおよび令の胎児間葉よりなる、成熟した生きている対象中にすい臓 小島組織を発生する組成物。
  20. 20.前記胎児間葉は、すい臓芽組織よりなる第19項の組成物。
  21. 21.前記胎児間葉は、ヒトまたは動物胎児から間葉の誘発活性か利用可能であ る発達の時点で単離される第19項の組成物。
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