JPH01250449A - 織機における糸継台車 - Google Patents
織機における糸継台車Info
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- JPH01250449A JPH01250449A JP7668288A JP7668288A JPH01250449A JP H01250449 A JPH01250449 A JP H01250449A JP 7668288 A JP7668288 A JP 7668288A JP 7668288 A JP7668288 A JP 7668288A JP H01250449 A JPH01250449 A JP H01250449A
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- Japan
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- yarn
- warp
- thread
- splicing
- ending
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/38—Thread sheet, e.g. sheet of parallel yarns or wires
Landscapes
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は織機におけるタテ糸の自動系継ぎシステムに関
する。
する。
織成工程に使用される織機においては、例えば第９図の
如き多数本のタテ糸（１）がドビー機、ジャカードのよ
うな開口装置によって開口運動を行い、該開口内にヨコ
糸（２）がシャトル、レピア、流体等のヨコ糸移送手段
（３）により供給されて、布が織られる。
如き多数本のタテ糸（１）がドビー機、ジャカードのよ
うな開口装置によって開口運動を行い、該開口内にヨコ
糸（２）がシャトル、レピア、流体等のヨコ糸移送手段
（３）により供給されて、布が織られる。
即ち、タテ糸ビーム（４）から引出される織布分のタテ
糸（１）はベルト（５）の孔（６）を通り、オサ（７）
を通過して、繊布巻取用のロール（８）に巻取られる。
糸（１）はベルト（５）の孔（６）を通り、オサ（７）
を通過して、繊布巻取用のロール（８）に巻取られる。
このような織機（Ｓ）においては、タテ系中に含まれる
糸欠点によって、あるいは他の原因によってタテ糸（１
）が切断（Ｘ）することがある。このような場合は、ド
ロッパーと称されるタテ系の切断感知装置によってタテ
糸切れが感知され、直ちに織機が停止すると共にランプ
点灯によって該機台がオペレータに知らされ、オペレー
タが糸継ぎを行うようになっている。
糸欠点によって、あるいは他の原因によってタテ糸（１
）が切断（Ｘ）することがある。このような場合は、ド
ロッパーと称されるタテ系の切断感知装置によってタテ
糸切れが感知され、直ちに織機が停止すると共にランプ
点灯によって該機台がオペレータに知らされ、オペレー
タが糸継ぎを行うようになっている。
この場合、通常は追糸（９）と称される糸継ぎ用の糸（
９）が織機近傍に予め準備されており、オペレータは上
記追糸（９）の−本を取り出し、該連糸（９）の一端と
未切断したタテ糸のタテ系ビーム側の糸端とが結ばれる
。
９）が織機近傍に予め準備されており、オペレータは上
記追糸（９）の−本を取り出し、該連糸（９）の一端と
未切断したタテ糸のタテ系ビーム側の糸端とが結ばれる
。
上記連糸の他端はオペレータによってベルト（５）の孔
（６）、オサ（７）等を通されて、ローラ（８）側の布
上にテープ止めされ、織機の運転が再開される。
（６）、オサ（７）等を通されて、ローラ（８）側の布
上にテープ止めされ、織機の運転が再開される。
上記のように、織機のタテ糸切れが発生した際、タテ糸
切断信号は発せられたとしても、該信号はオペレータが
確認しない限り、無意味であり、長時間の停台が避けら
れない。さらに、オペレータの糸継ぎ作業用の連糸束（
９）を織機毎に準備しておく必要があり、連糸作りも面
倒で、タテ糸と同系のパッケージから糸を解じょして一
定寸法に切断したものを用意する必要がある。また、織
機の機台の大きさによっては、１人のオペレータでは糸
継ぎ操作が困難で複数のオペレータを必要とする等種々
の問題がある。
切断信号は発せられたとしても、該信号はオペレータが
確認しない限り、無意味であり、長時間の停台が避けら
れない。さらに、オペレータの糸継ぎ作業用の連糸束（
９）を織機毎に準備しておく必要があり、連糸作りも面
倒で、タテ糸と同系のパッケージから糸を解じょして一
定寸法に切断したものを用意する必要がある。また、織
機の機台の大きさによっては、１人のオペレータでは糸
継ぎ操作が困難で複数のオペレータを必要とする等種々
の問題がある。
本発明は上記問題を解決することを目的とするものであ
る。
る。
本発明は、タテ糸列に沿って移動する糸継台車を設け、
該糸継台車に切断糸端の探索子役と、台車自身が保有す
る連糸とを継ぐ糸継手段とを搭載し、糸切信号によって
上記台車が所定位置に位置決めされ、自動的に糸継ぎす
るようにしたものである。
該糸継台車に切断糸端の探索子役と、台車自身が保有す
る連糸とを継ぐ糸継手段とを搭載し、糸切信号によって
上記台車が所定位置に位置決めされ、自動的に糸継ぎす
るようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第１図において、織機（Ｓ）の切断したタテ糸を継ぐ糸
継台車（１０）が、タテ糸の配列方向にのびるレール（
１１）に沿って移動可能に支持される。本実施例では上
記台車（１０）はタテ系ビーム（４）とドロッパ（１２
）間のタテ糸群の上方を移動するように設けられる。
継台車（１０）が、タテ糸の配列方向にのびるレール（
１１）に沿って移動可能に支持される。本実施例では上
記台車（１０）はタテ系ビーム（４）とドロッパ（１２
）間のタテ糸群の上方を移動するように設けられる。
即ち、上記糸継台車（１０）はできる限りタテ糸の切断
箇所の近傍に位置できるように配置することが望ましく
、例えば、上記織機でタテ糸切れの生じ易い箇所はオサ
（７）の部分であって、オサ（７）によってヨコ糸が織
布側へ押される時にタテ糸とオサとの接触、摩擦によっ
てタテ糸の切断する可能性が高い。
箇所の近傍に位置できるように配置することが望ましく
、例えば、上記織機でタテ糸切れの生じ易い箇所はオサ
（７）の部分であって、オサ（７）によってヨコ糸が織
布側へ押される時にタテ糸とオサとの接触、摩擦によっ
てタテ糸の切断する可能性が高い。
従って、ベルト（５）の前方即ち織布側に糸継台車を設
置することが望ましいが、仮りにベルト（５）とビーム
（４）間で糸が切断した場合には、ベルトの前方の台車
によって糸継ぎを行うのは困難である。従って、糸継台
車の位置は少なくともベルト（５）とタテ系ビーム（４
）との間に設置するのが好ましいのである。
置することが望ましいが、仮りにベルト（５）とビーム
（４）間で糸が切断した場合には、ベルトの前方の台車
によって糸継ぎを行うのは困難である。従って、糸継台
車の位置は少なくともベルト（５）とタテ系ビーム（４
）との間に設置するのが好ましいのである。
第１図には、上記台車をタテ系ビーム（４）に最も近い
位置に配置した例を示す。即ち、該位置に設けることに
より、いづれの位置でタテ糸が切断しても、タテ系ビー
ム側の糸端を探索することができる。
位置に配置した例を示す。即ち、該位置に設けることに
より、いづれの位置でタテ糸が切断しても、タテ系ビー
ム側の糸端を探索することができる。
上記糸継台車（１０）は第１〜３図に示すように、レー
ル（１１）に車輪（１３） （１３） を介して矢印
（１４）方向に移動可能に垂下支持され、主として、タ
テ系ビーム（４）側のタテ糸の糸端を探索する第１のア
ーム（１５）と、台車（ｌＯ）自体が保有する追糸パッ
ケージ（１６）から糸を引出す第２のアーム（１７）と
、上記第１、第２のアームによって引出された両糸端を
継ぐ糸継装置（１８）と、上記各装置を駆動する駆動装
置（１９）および制御装置（２０）を有する。
ル（１１）に車輪（１３） （１３） を介して矢印
（１４）方向に移動可能に垂下支持され、主として、タ
テ系ビーム（４）側のタテ糸の糸端を探索する第１のア
ーム（１５）と、台車（ｌＯ）自体が保有する追糸パッ
ケージ（１６）から糸を引出す第２のアーム（１７）と
、上記第１、第２のアームによって引出された両糸端を
継ぐ糸継装置（１８）と、上記各装置を駆動する駆動装
置（１９）および制御装置（２０）を有する。
上記第１のアーム（１５）は好ましくはエアの吸引力に
よってタテ糸端を探索するサクションアームが適し、第
２のアーム（１７） モ同様にサクションアームが好ま
しい。さらに、糸継装置（１８）は、結び目を形成する
ことなく、空気力によって糸継ぎの行える空気式糸継装
置が好ましい。従って、上記台車（１０）には圧縮空気
流あるいは吸引空気流を発生させるためのブロア装置（
２１）を搭載するか、あるいは、台車の走行レールに沿
ってサタンヨンダクトを配管しておき、台車内部のバイ
プとの接続を適宜行えるようにすることも可能である。
よってタテ糸端を探索するサクションアームが適し、第
２のアーム（１７） モ同様にサクションアームが好ま
しい。さらに、糸継装置（１８）は、結び目を形成する
ことなく、空気力によって糸継ぎの行える空気式糸継装
置が好ましい。従って、上記台車（１０）には圧縮空気
流あるいは吸引空気流を発生させるためのブロア装置（
２１）を搭載するか、あるいは、台車の走行レールに沿
ってサタンヨンダクトを配管しておき、台車内部のバイ
プとの接続を適宜行えるようにすることも可能である。
上記第１のアーム（１５）の開口部は第３図のようにあ
る巾（Ｗ）を有し、複数本のタテ糸に渡って吸引作用を
及ぼすような形状となっている。即ち、切断したタテ糸
近傍に第１のアーム（１５）の開口を接近させることに
より継ぐべき糸端のみが吸引され、他の切断していない
タテ糸群と分離することができるのである。一方の第２
のアーム（１７）も連糸パッケージ（１６）の糸端を吸
引保持できるように開口部がパッケージ巾と略等しい巾
を有しており、上記第１、第２のアーム（１５） （１
７）は中空軸（２１） （２２） を中心に第２図の
軸跡（２３＞ （２４＞ の如く、旋回動可能とされ
る。なお、（２５）は連糸パッケージ（１６）に接し、
該パッケージの糸を解じょする方向にパッケージを回転
させる単なる円柱状のドラムで、モータ等の駆動手段に
より回転する。
る巾（Ｗ）を有し、複数本のタテ糸に渡って吸引作用を
及ぼすような形状となっている。即ち、切断したタテ糸
近傍に第１のアーム（１５）の開口を接近させることに
より継ぐべき糸端のみが吸引され、他の切断していない
タテ糸群と分離することができるのである。一方の第２
のアーム（１７）も連糸パッケージ（１６）の糸端を吸
引保持できるように開口部がパッケージ巾と略等しい巾
を有しており、上記第１、第２のアーム（１５） （１
７）は中空軸（２１） （２２） を中心に第２図の
軸跡（２３＞ （２４＞ の如く、旋回動可能とされ
る。なお、（２５）は連糸パッケージ（１６）に接し、
該パッケージの糸を解じょする方向にパッケージを回転
させる単なる円柱状のドラムで、モータ等の駆動手段に
より回転する。
第５．６図には、上記台車に設置した糸継装置（１８）
の−例を示す。なお、一般に織機上でのタテ糸は、糸強
力を高めるために糊付けされているのが普通である。
の−例を示す。なお、一般に織機上でのタテ糸は、糸強
力を高めるために糊付けされているのが普通である。
ところで、上記糸継装置は、糸端を解撚した後、その解
撚された糸端同士を旋回空気流により旋回させて糸継ぎ
を行うようになっている。しかしながら、上記タテ糸に
は糊付けがされているため、上記糸継装置ではその糸端
を解撚することができず、従って、上記糸継装置（１８
）は切断した糊付糸の糸端に糸継装置により旋回空気流
を作用させて糸継ぎを行うに際して、上記糊付糸の糸端
に溶液を付けて糊を溶かした後、その糸端を解撚するよ
うにしたものである。
撚された糸端同士を旋回空気流により旋回させて糸継ぎ
を行うようになっている。しかしながら、上記タテ糸に
は糊付けがされているため、上記糸継装置ではその糸端
を解撚することができず、従って、上記糸継装置（１８
）は切断した糊付糸の糸端に糸継装置により旋回空気流
を作用させて糸継ぎを行うに際して、上記糊付糸の糸端
に溶液を付けて糊を溶かした後、その糸端を解撚するよ
うにしたものである。
以下、上記装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
る。
第５図において、（１８）は台車（１０）に設けられた
糸継装置であり、タテ糸（糊付糸）に糸切れが生じると
サクションアーム（１５）（１７）が図示しない機構に
よりタテ糸側糸１ａと連糸パッケージ側糸ＹＰとをそれ
ぞれ吸引保持して糸継装置（１８）の前面に導くように
なっている。糸継装置（１８）の−側には、アーム（１
５） （１７） によって糸継装置（１８）の前面に
導かれた糸１ａ、ＹＰを捕捉して更に内側に案内する糸
寄せレバー（３４） （３５） がシャツ） （３６
）を介して旋回自在に設けられている。これにより、糸
ＹＰはクランプ装置（３７）、フォークガイド（３８）
の右側溝、糸継ぎ孔（３９）、糸切断装置（４０） 、
フォークガイド（４１）の右側溝を経てアーム（１７）
へと至るようになっている。一方、糸１ａはクランプ装
置（４２）、フォークガイド（４１）の左側溝、糸継ぎ
孔（３９）、糸切断装置（４３）、フォークガイド（３
８）の左側溝を経てアーム（１５）へと至るようになっ
ている。上言己クランプ装置（３７） （４２） は
糸ＹＰ、ｌａをクランプし、糸切断装置（４０）、（４
３）はそのクランプされた糸ＹＰ、ｌａを切断する。切
断された糸端ＹＰ、ｌａは近接するノズル孔（４４）
（４５）に吸引され、第６図に示すように糊を溶かす溶
液（４６）が吹付けられて解撚されるようになっている
。
糸継装置であり、タテ糸（糊付糸）に糸切れが生じると
サクションアーム（１５）（１７）が図示しない機構に
よりタテ糸側糸１ａと連糸パッケージ側糸ＹＰとをそれ
ぞれ吸引保持して糸継装置（１８）の前面に導くように
なっている。糸継装置（１８）の−側には、アーム（１
５） （１７） によって糸継装置（１８）の前面に
導かれた糸１ａ、ＹＰを捕捉して更に内側に案内する糸
寄せレバー（３４） （３５） がシャツ） （３６
）を介して旋回自在に設けられている。これにより、糸
ＹＰはクランプ装置（３７）、フォークガイド（３８）
の右側溝、糸継ぎ孔（３９）、糸切断装置（４０） 、
フォークガイド（４１）の右側溝を経てアーム（１７）
へと至るようになっている。一方、糸１ａはクランプ装
置（４２）、フォークガイド（４１）の左側溝、糸継ぎ
孔（３９）、糸切断装置（４３）、フォークガイド（３
８）の左側溝を経てアーム（１５）へと至るようになっ
ている。上言己クランプ装置（３７） （４２） は
糸ＹＰ、ｌａをクランプし、糸切断装置（４０）、（４
３）はそのクランプされた糸ＹＰ、ｌａを切断する。切
断された糸端ＹＰ、ｌａは近接するノズル孔（４４）
（４５）に吸引され、第６図に示すように糊を溶かす溶
液（４６）が吹付けられて解撚されるようになっている
。
ノズル孔（４４） （４５） には糸端ＹＰ、ｌａを
解撚すべく旋回空気流を噴出する噴出孔（４７）が形成
され、この噴出孔（４７）はパイプ（４８）を介して圧
力空気供給源に接続され゛ている。
解撚すべく旋回空気流を噴出する噴出孔（４７）が形成
され、この噴出孔（４７）はパイプ（４８）を介して圧
力空気供給源に接続され゛ている。
また、上記パイプ（４８）には溶液タンク（４９）内の
溶液（４６）を吸引管（５０）を介して吸引するインゼ
クタ（５１）が介設され、吸引管（５０）には開閉弁（
５２）が介設されている。
溶液（４６）を吸引管（５０）を介して吸引するインゼ
クタ（５１）が介設され、吸引管（５０）には開閉弁（
５２）が介設されている。
溶液としては水、温水でもよいが、糊を分解する溶剤（
例えばカセイソーダにラクトーゲンを加えたもの）であ
ってもよい。上記パイプ（４８）には糸切断装置（４０
）、（４３）が作動した時点から糸継ぎを開始するまで
の間、圧力空気が供給されるよう設定され、開閉弁（５
２）は圧力空気の供給開始と同時に開放され、圧力空気
の供給停止前に閉じられるように制御される。開閉弁（
５２）を閉じた後一定時間圧力空気が供給されることに
より、糸端ＹＰ、１ａが乾燥され、解撚が容易になる。
例えばカセイソーダにラクトーゲンを加えたもの）であ
ってもよい。上記パイプ（４８）には糸切断装置（４０
）、（４３）が作動した時点から糸継ぎを開始するまで
の間、圧力空気が供給されるよう設定され、開閉弁（５
２）は圧力空気の供給開始と同時に開放され、圧力空気
の供給停止前に閉じられるように制御される。開閉弁（
５２）を閉じた後一定時間圧力空気が供給されることに
より、糸端ＹＰ、１ａが乾燥され、解撚が容易になる。
上記糸寄せレバー（３４） （３５） は糸＃ＹＰ。
１ａの解撚が終了した後見に旋回して糸端ＹＰ、ｌａを
糸継孔（３９）に引き揃えるようになっている。糸継孔
＜３９）はパイプ（５３）を介して圧力空気供給源に接
続され、糸継ぎ孔（３９）内に引き揃えられた糸端ＹＰ
、ｌａに旋回空気流を作用させることにより糸継ぎを行
うようになっている。
糸継孔（３９）に引き揃えるようになっている。糸継孔
＜３９）はパイプ（５３）を介して圧力空気供給源に接
続され、糸継ぎ孔（３９）内に引き揃えられた糸端ＹＰ
、ｌａに旋回空気流を作用させることにより糸継ぎを行
うようになっている。
かかる構成によれば、ノズル孔（４４） （４５）に吸
引された糸端ＹＰ、１ａには圧力空気と共に溶液（４０
）が霧状に吹き付けられるので、糸端ＹＰ、ｌａに付着
している糊が溶かされ、糸端ＹＰ、ｌａが解撚される。
引された糸端ＹＰ、１ａには圧力空気と共に溶液（４０
）が霧状に吹き付けられるので、糸端ＹＰ、ｌａに付着
している糊が溶かされ、糸端ＹＰ、ｌａが解撚される。
開閉弁（５２）の制御により、溶液（４６）の吹き付け
の後しばらく圧力空気がノズル孔（４４） （４５）
内に供給されることにより、糸端ＹＰ、ｌａが乾燥さ
れ、更に充分に解撚されることになる。そして、解撚さ
れた糸端ＹＰ、ｌａは糸継孔（３９）内に引き揃えられ
て、旋回空気流の作用で糸継ぎされることになる。
の後しばらく圧力空気がノズル孔（４４） （４５）
内に供給されることにより、糸端ＹＰ、ｌａが乾燥さ
れ、更に充分に解撚されることになる。そして、解撚さ
れた糸端ＹＰ、ｌａは糸継孔（３９）内に引き揃えられ
て、旋回空気流の作用で糸継ぎされることになる。
このように糊付系の糸端に溶液を吹き付けて糊溶解乃至
分解させた後、糸端を解撚するようにしたので、糊付系
であっても容易に解撚させることができ、したがって糸
１！装置を用いて糊付糸の糸継ぎを行うことができる。
分解させた後、糸端を解撚するようにしたので、糊付系
であっても容易に解撚させることができ、したがって糸
１！装置を用いて糊付糸の糸継ぎを行うことができる。
また、このように糸継装置を用いて糊付糸の糸継ぎがで
きることから、織機にもその経糸の糸継ぎを行うための
糸継装置を設置することが可能となる。更に、ノズル孔
（４４） （４５）内で溶液を吹き付けるようにしてい
るため、溶液が飛散して外部を汚すおそれがない。
きることから、織機にもその経糸の糸継ぎを行うための
糸継装置を設置することが可能となる。更に、ノズル孔
（４４） （４５）内で溶液を吹き付けるようにしてい
るため、溶液が飛散して外部を汚すおそれがない。
また、糊を溶かして除去する場合、糸端に糊が少し残存
するようにすると、糸継ぎ後その糊が固まることにより
更に高い糸強力が得られるようになる。
するようにすると、糸継ぎ後その糊が固まることにより
更に高い糸強力が得られるようになる。
なお、実施例ではノズル孔（４４） （４５）内で溶液
を吹き付けるようにしたが、解撚する前に溶液を付けれ
ばよいので、糸切断装置（４０）、（４３）で糸を切断
する際に溶液を吹き付けるようにしてもよい。
を吹き付けるようにしたが、解撚する前に溶液を付けれ
ばよいので、糸切断装置（４０）、（４３）で糸を切断
する際に溶液を吹き付けるようにしてもよい。
また、実施例では糸＃ＹＰ、ｌａに溶液を吹き付けるよ
うにしたが、糸ｉＹＰ、ｌａを溶液に付けるようにして
もよく、更にその糸端ＹＰＳｌａに温風を吹き付けて乾
燥するようにしてもよい。なお、糸端の乾燥は必ずしも
必要とされるものではない。
うにしたが、糸ｉＹＰ、ｌａを溶液に付けるようにして
もよく、更にその糸端ＹＰＳｌａに温風を吹き付けて乾
燥するようにしてもよい。なお、糸端の乾燥は必ずしも
必要とされるものではない。
次に上記糸継台車の作用について説明する。
例えば、第７図のようにベルト（５ａ）とタテ糸ビーム
（４）間でタテ糸（Ｉａ ’）が切断（Ｘ）したとする
と、第１４図示のタテ糸切断検出装置（１２）が作動し
、タテ糸切れが検出される。即ち、第１４図示のドロッ
パ（１２）は導電材質で形成され、タテ糸１本毎に第４
図のようにビンと張ったタテ糸（１）上に支承され、下
方の感知板（５４）との間に隙間を有している。糸切断
が生じると該切断した糸の張力が急減するため、ドロッ
パ（１２）は金属軸（５５）に沿って下方へ落下し、感
知板（５４）に接触することにより、軸（５５）、ドロ
ッパ（１２） 、感知板（５４）が電線（５６）により
通電し、糸切表示部材（５７）、例えばランプが点灯す
るのである。従って上記感知板（５４）をタテ糸１本毎
に分割し、各感知板から信号線を取り出せば切断したタ
テ糸の位置を検知することができる。なお、本実施例で
は、タテ糸１本を認識する必要はないので、感知板（５
４）は複数のタテ糸に渡って共通の感知板とすることが
できる。なぜなら、タテ糸探索用の第１のサクションア
ーム（１５）の吸引開口が巾広であるため、切断したタ
テ糸位置の近傍にサクションアームの開口が位置すれば
切断糸端は吸引され、探索可能である。
（４）間でタテ糸（Ｉａ ’）が切断（Ｘ）したとする
と、第１４図示のタテ糸切断検出装置（１２）が作動し
、タテ糸切れが検出される。即ち、第１４図示のドロッ
パ（１２）は導電材質で形成され、タテ糸１本毎に第４
図のようにビンと張ったタテ糸（１）上に支承され、下
方の感知板（５４）との間に隙間を有している。糸切断
が生じると該切断した糸の張力が急減するため、ドロッ
パ（１２）は金属軸（５５）に沿って下方へ落下し、感
知板（５４）に接触することにより、軸（５５）、ドロ
ッパ（１２） 、感知板（５４）が電線（５６）により
通電し、糸切表示部材（５７）、例えばランプが点灯す
るのである。従って上記感知板（５４）をタテ糸１本毎
に分割し、各感知板から信号線を取り出せば切断したタ
テ糸の位置を検知することができる。なお、本実施例で
は、タテ糸１本を認識する必要はないので、感知板（５
４）は複数のタテ糸に渡って共通の感知板とすることが
できる。なぜなら、タテ糸探索用の第１のサクションア
ーム（１５）の吸引開口が巾広であるため、切断したタ
テ糸位置の近傍にサクションアームの開口が位置すれば
切断糸端は吸引され、探索可能である。
上記タテ糸切断検出装置（１２）の検出信号に基づいて
糸継台車（１０）が所定位置に停止する。次いで、第１
のアーム（１５）が第３図の位置、即ち、タテ糸群近傍
まで旋回し、切断したタテ糸のビーム（４）に連る糸端
を吸引する。即ち、第７図のビーム（４）近傍のタテ糸
部分（１ａ）を吸引すれば先端がフリー状ａの糸端部分
（１ａ）はサクションアームに容易に吸引される。また
、切断箇所かベルト（５ａ）とオサ（７）の間であった
としても上記吸引力により、ビーム（４）に連る糸はベ
ルト（５ａ）を通ってサクションアーム（１５）に吸引
される。
糸継台車（１０）が所定位置に停止する。次いで、第１
のアーム（１５）が第３図の位置、即ち、タテ糸群近傍
まで旋回し、切断したタテ糸のビーム（４）に連る糸端
を吸引する。即ち、第７図のビーム（４）近傍のタテ糸
部分（１ａ）を吸引すれば先端がフリー状ａの糸端部分
（１ａ）はサクションアームに容易に吸引される。また
、切断箇所かベルト（５ａ）とオサ（７）の間であった
としても上記吸引力により、ビーム（４）に連る糸はベ
ルト（５ａ）を通ってサクションアーム（１５）に吸引
される。
上記第１のサクションアームが第２図の一点鎖線（２３
）の如く旋回し、ビーム（４）とサクションアーム（１
５）間のタテ糸が糸継装置（１８）の所定位冒へ案内さ
れる。
）の如く旋回し、ビーム（４）とサクションアーム（１
５）間のタテ糸が糸継装置（１８）の所定位冒へ案内さ
れる。
一方、台車（ｌＯ）上の第２のサクションアーム（１７
）は追糸パッケージ（１６）の表面に近接する位置まで
第２．３図の如く旋回し、パッケージ（１６）側の糸端
を吸引し、ドラム（２５）によるパッケージの解じょ方
向への回転と第２のサクションアーム（１７）の第２図
矢印（２４）方向への旋回動によってパッケージ（１６
）と第２のサクションアーム（１７）間の連糸が糸継装
置（１８）へ案内される。
）は追糸パッケージ（１６）の表面に近接する位置まで
第２．３図の如く旋回し、パッケージ（１６）側の糸端
を吸引し、ドラム（２５）によるパッケージの解じょ方
向への回転と第２のサクションアーム（１７）の第２図
矢印（２４）方向への旋回動によってパッケージ（１６
）と第２のサクションアーム（１７）間の連糸が糸継装
置（１８）へ案内される。
次いで、前記した糸継装置（１８）の作動によって、糸
継ぎが行われると、ベルト、オサを糸通しして織布上に
糸端を固定させるのに十分な糸長さとなるように、追糸
パッケージ（１６）を糸の解じょ方向に所定回転させ、
糸を引出した後、第３図示のカッター（５８）によって
糸切断する。従って、タテ糸ビーム（４）に連なる連糸
が十分な長さで準備されたことになる。
継ぎが行われると、ベルト、オサを糸通しして織布上に
糸端を固定させるのに十分な糸長さとなるように、追糸
パッケージ（１６）を糸の解じょ方向に所定回転させ、
糸を引出した後、第３図示のカッター（５８）によって
糸切断する。従って、タテ糸ビーム（４）に連なる連糸
が十分な長さで準備されたことになる。
また、第７図の如くタテ糸切断で生じた布ロール（８）
側の糸端部分（１ｂ）は第１図のサクションアーム（５
９）により、吸引し布近傍位置で切断し、余分な糸を吸
引除去することが好ましい。なお、上記サクションアー
ム（５９）を糸継台車（ｌＯ）からのびるように配設す
ることは可能である。
側の糸端部分（１ｂ）は第１図のサクションアーム（５
９）により、吸引し布近傍位置で切断し、余分な糸を吸
引除去することが好ましい。なお、上記サクションアー
ム（５９）を糸継台車（ｌＯ）からのびるように配設す
ることは可能である。
次いで、上記タテ糸ビームに連なる糸継された連糸の糸
通し動作が行われる。この時全てのベルトは同一高さに
レベリングしてふくことが望ましい。
通し動作が行われる。この時全てのベルトは同一高さに
レベリングしてふくことが望ましい。
上記糸通しは公知の糸通し器を用いて手動で行うことが
可能であるが、自動的に行う糸通し装置を糸継台車に設
けて行うことも可能である。例えば、第７．８図示の如
く、タテ系が切断した所はタテ糸間の隙間（Ａ）が他の
タテ糸間の隙間（ａ）より大きいため、この広くなった
隙間を機械的あるいは光学的に検出して、切断したタテ
糸（１ａ）の糸道の両側のタテ糸（ｌｃ） （ｌｄ）
に台車側からガイド片（６０） （６１） を当接さ
せて、第７図矢印（６２）（６３）方向に押し広げるこ
とにより、第８図のように連糸（ＹＰ）を通すべきベル
ト（５ａ）の両側に大きなスペース（６４）が生じる。
可能であるが、自動的に行う糸通し装置を糸継台車に設
けて行うことも可能である。例えば、第７．８図示の如
く、タテ系が切断した所はタテ糸間の隙間（Ａ）が他の
タテ糸間の隙間（ａ）より大きいため、この広くなった
隙間を機械的あるいは光学的に検出して、切断したタテ
糸（１ａ）の糸道の両側のタテ糸（ｌｃ） （ｌｄ）
に台車側からガイド片（６０） （６１） を当接さ
せて、第７図矢印（６２）（６３）方向に押し広げるこ
とにより、第８図のように連糸（ＹＰ）を通すべきベル
ト（５ａ）の両側に大きなスペース（６４）が生じる。
このスペースを利用して台車側からは、ベルトの布ロー
ル（８）側位置に糸端保持部材（６５）を位置させて待
機させ、前記連糸（ＹＰ）の端部（ＹＰＩ） を把持
した腕部材を上記ベルト（５ａ）のタテ糸ビーム（４）
側に位置させ、ベルト（５ａ）の孔を糸通しして待機す
る糸保持部材（６５）に糸端先端を受渡すことによりベ
ルト（５ａ）の糸通しが完了する。
ル（８）側位置に糸端保持部材（６５）を位置させて待
機させ、前記連糸（ＹＰ）の端部（ＹＰＩ） を把持
した腕部材を上記ベルト（５ａ）のタテ糸ビーム（４）
側に位置させ、ベルト（５ａ）の孔を糸通しして待機す
る糸保持部材（６５）に糸端先端を受渡すことによりベ
ルト（５ａ）の糸通しが完了する。
上記ベルトに先立ってドロッパーの糸通し、さらにベル
ト通しの後、オサ（７）の糸通しを同様に行えば、連糸
の糸端先端は布ロール（８）上に案内することができる
。
ト通しの後、オサ（７）の糸通しを同様に行えば、連糸
の糸端先端は布ロール（８）上に案内することができる
。
次いで、糸通しの完了した連糸の糸端先端を布（Ｆ）上
にいったん固定させた状態、即ち、テープで貼着したり
、または糸端保持部材（第８図（６５））を布上に位置
決め停止させておき、織機の運転を再開すれば、ヨコ糸
数本が打込まれた後、上記連糸の先端の固定を解除して
も連糸は市内に織込まれて落下することはない。
にいったん固定させた状態、即ち、テープで貼着したり
、または糸端保持部材（第８図（６５））を布上に位置
決め停止させておき、織機の運転を再開すれば、ヨコ糸
数本が打込まれた後、上記連糸の先端の固定を解除して
も連糸は市内に織込まれて落下することはない。
なお、上記糸継台車（１０）は、織機１台に台車１台を
対応させる方式、あるいは複数台の織機に糸継台車１台
を対応させ、糸切信号により、該当する織機まで走行し
、前記した糸継ぎを行うようにすることができる。
対応させる方式、あるいは複数台の織機に糸継台車１台
を対応させ、糸切信号により、該当する織機まで走行し
、前記した糸継ぎを行うようにすることができる。
以上のように本発明では、織機におけるりテ糸継ぎを移
動可能な糸継台車によって自動的に行うことができ、オ
ペレータによる面倒な糸継ぎ動作が回避されると共に、
連糸の東を織機に備える手間、スペースを省略すること
ができ、織機工場の稼動効率をさらに向上させることが
できる。
動可能な糸継台車によって自動的に行うことができ、オ
ペレータによる面倒な糸継ぎ動作が回避されると共に、
連糸の東を織機に備える手間、スペースを省略すること
ができ、織機工場の稼動効率をさらに向上させることが
できる。
第１図は本発明システムの実施例を示す概略構成側面図
、第２図は糸継台車の実施例を示す側面図、第３図は同
正面図、第４図はタテ糸切断の検出装置を示す側面図、
第５図は糸継装置の一例を示す正面図、第６図は糸端解
撚装置を示す断面図、第７図はタテ糸の切断状態を示す
平面図、第８図はタテ糸の糸通し方法を示す模式平面図
、第９図はタテ糸切断状態を示す傾斜図である。 （１）（ｌａ） タテ糸 （１０） 糸継台車 （１５） 第１のアーム （１６） 追糸パッケージ （１７） 第２のアーム （１８） 糸継装置
、第２図は糸継台車の実施例を示す側面図、第３図は同
正面図、第４図はタテ糸切断の検出装置を示す側面図、
第５図は糸継装置の一例を示す正面図、第６図は糸端解
撚装置を示す断面図、第７図はタテ糸の切断状態を示す
平面図、第８図はタテ糸の糸通し方法を示す模式平面図
、第９図はタテ糸切断状態を示す傾斜図である。 （１）（ｌａ） タテ糸 （１０） 糸継台車 （１５） 第１のアーム （１６） 追糸パッケージ （１７） 第２のアーム （１８） 糸継装置
Claims (1)
- 織機のタテ糸列に沿って移動する糸継台車を設け、該糸
継台車には、切断したタテ糸のタテ糸ビーム側糸端の探
索手段と、該糸端と追糸の一端とを継ぐ糸継ぎ手段とを
設け、タテ糸の糸切れ信号によって上記台車が所定位置
に移動し、糸継ぎを行うようにしたことを特徴とする織
機におけるタテ糸の糸継ぎシステム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7668288A JPH01250449A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 織機における糸継台車 |
| GB8906662A GB2216908B (en) | 1988-03-30 | 1989-03-22 | Yarn splicing system for warp in a loom |
| US07/328,565 US4998566A (en) | 1988-03-30 | 1989-03-24 | Liquid warp splicing system for a warp in a loom |
| BE8900341A BE1003724A5 (fr) | 1988-03-30 | 1989-03-29 | Systeme d'epissage de fil pour la chaine d'un metier a tisser. |
| DE3910312A DE3910312C2 (de) | 1988-03-30 | 1989-03-30 | Fadenspleißanlage für Kettfäden in einer Webmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7668288A JPH01250449A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 織機における糸継台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01250449A true JPH01250449A (ja) | 1989-10-05 |
| JPH048531B2 JPH048531B2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=13612206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7668288A Granted JPH01250449A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 織機における糸継台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01250449A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01192853A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-02 | Tsudakoma Corp | たて糸自動補修方法およびその装置 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP7668288A patent/JPH01250449A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01192853A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-02 | Tsudakoma Corp | たて糸自動補修方法およびその装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH048531B2 (ja) | 1992-02-17 |
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