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JP2022134743A - 下垂足矯正用具 - Google Patents

下垂足矯正用具 Download PDF

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JP2022134743A
JP2022134743A JP2021034104A JP2021034104A JP2022134743A JP 2022134743 A JP2022134743 A JP 2022134743A JP 2021034104 A JP2021034104 A JP 2021034104A JP 2021034104 A JP2021034104 A JP 2021034104A JP 2022134743 A JP2022134743 A JP 2022134743A
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foot
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哲也 有薗
Tetsuya ARIZONO
春生 児玉
Haruo Kodama
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ADVANFIT Inc
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ADVANFIT Inc
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Abstract

【課題】従来の下垂足矯正用具は、足首に装着した際に靴が履けなかったり、装着圧力が偏奇荷重となり足首に不要の負荷抵抗をかけて装着作業煩雑で長時間の装着疲労が足首にかかったり、矯正具の足首保持部分に不要の負荷がかかって矯正具が折損したりするなどの課題があった。【解決手段】下腿を緊締する下腿支持体と、該支持体の両側下端を下方に伸延した下腿伸延部と、足の底部前端部を載置支持する足底支持部と、足底支持部の後端を伸延した足底伸延部と、下腿伸延部と足底伸延部との先端部同士を折り曲げ自在とした枢支部と、下腿支持体と足底支持部との間に介在した架設した調整用バンド部材とよりなることを特徴する下垂足矯正用具。【選択図】図1

Description

本発明は、脊椎損傷や脳卒中などの疾病でつま先が垂れた状態、すなわち、下垂足状態となった足首を背屈状態に矯正するための下垂足矯正用具に関する。
従来、脊椎損傷や脳卒中の結果として体躯の自由が利かなくなって足首が下方に垂れた状態、すなわち、背屈位と反対の底屈位と称される状態になる。
かかる状態では歩行時に下方に垂れ下がったたつま先が路上のかすかな凸部に干渉して転倒や足首に対する異常な負荷を生起する。
かかる底屈位による歩行時の事故を回避するために足首に装着してつま先を持ち上げて下肢と背屈位形態となるようにする矯正具が提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1の矯正具では、略L字状に形成した硬質部材を、患者の脚の後方つまり下腿部分から足裏、つま先までを覆い、前記硬質部材を患者の脚の前方つまり、脛と足首をベルト部材で固定し、背屈位状態を維持するように構成されている。
特許文献2の矯正具では、下腿部分を後方から支持するサポートフレームと、足裏を下方から支持する足部サポート底台と、サポートフレームに取付けたバネを用いた弾性モジュールとから構成され、弾性モジュールは足部サポート底台に接続し、サポートフレームと足部サポート底台とを略くの字状に連結させる。
下垂足状態の患者に前記矯正具を装着することで、弾性モジュールのバネの力により患者の足が上方に持ち上げられ、背屈位状態を維持する構成となっている。
特開2017-79929号公報 実用新案登録第3218602号公報
しかしながら、従来の矯正具は特許文献1のように、足首に装着した際にかさばりが大きく通常の靴が履けなかったり、特許文献2のように、バネの弾性力による圧力が足首に不要の負荷抵抗をかけたり、また足首に装着する作業が煩雑であったり、更には長時間装着していると装着圧力が偏奇荷重で足首に不要の負荷をかけ、矯正疲労が足首にかかる疲労負荷が蓄積すると矯正とは反対の結果が足首に生じたりする虞があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、下腿を緊締し背後から支持する下腿支持体と、足首の前面屈曲部を緊締する調整用バンド部材と、足底部の前端部を支持載置する足底支持部との3点支持により足首全体を前後側と足底部から固定し確実に足首を背屈(はいくつ)状態に固定し下方に垂下する下垂足を矯正することにより上記の課題を解決するものである。
本発明に係る下垂足矯正用具は、下腿を緊締する下腿支持体と、該支持体の両側下端を下方に伸延した下腿伸延部と、足の底部前端部を載置支持する足底支持部と、足底支持部の後端を伸延した足底伸延部と、下腿伸延部と足底伸延部との先端部同士を折り曲げ自在とした枢支部と、下腿支持体と足底支持部との間に介在した架設した調整用バンド部材と、該バンドの後方において下腿支持体の左右側面支持体間に架設した当接バンド部材とよりなることを特徴とする。
また、枢支部は足首のくるぶしより下方位置に配設したことにも特徴がある。
また、調整用バンド部材は左右の足底伸延部と左右の下腿伸延部との間にたすき掛けで架設したことにも特徴がある。
また、下腿支持体と下腿伸延部と足底支持部と足底伸延部は硬質のポリエチレン素材またはカーボン素材で形成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、下腿を緊締する下腿支持体と、該支持体の両側下端を下方に伸延した下腿伸延部と、足の底部前端部を載置支持する足底支持部と、足底支持部の後端を伸延した足底伸延部と、下腿伸延部と足底伸延部との先端部同士を折り曲げ自在とした枢支部と、下腿支持体と足底支持部との間に介在した架設した調整用バンド部材と、該バンドの後方において下腿支持体の左右側面支持体間に架設した当接バンド部材とよりなるために、足底部を全体的に支持するものではなくその底部前端部のみを支持しており、足底部が広く開いた構造となっていることで下垂足矯正用具全体を軽量化、装着時や作動時に足底からの感覚が足裏に感じられ歩行しやすい効果がある。
また、足首のうち足底部の前端部は足底支持部で、後端部は解放され、関節の足首前部は調整用バンド部材で固定されることになるために足底部を最小面積の下垂足矯正用具で被覆することになるためにより軽量化とともに靴を履く際の支障となる部材を最小限度を抑えて靴を履きやすく、また靴を履いても歩行に支障とならない効果がある。
また、下腿を緊締し背後から支持する下腿支持体と、足首の前面屈曲部を緊締する調整用バンド部材と、足底部の前端部を支持載置する足底支持部との3点支持により足首全体を前後側と足底部から固定するために簡素な構造にかかわらず確実に足首を背屈(はいくつ)状態に固定し下方に垂下する下垂足を矯正することができる効果がある。
また、1本のバンドを締めることで装着可能としているため、脳卒中の後遺症等で片側麻痺となった使用者でも片手で装着容易であり、装着時間が大幅に短縮できる効果がある。
また、請求項2の発明によれば、枢支部は足首のくるぶしより下方位置に配設したことにより、くるぶしを中心に足首が回動する際に枢支部はその下方に位置しているので足首の回動にかかわらず枢支部の位置が変位せず枢支部と関連して作動する他の部材に偏奇荷重がかからず下腿支持体や調整用バンド部材が正確に確実に作動し足首の背屈(はいくつ)固定を行い下垂足状態の歩行を回避することができる効果がある。
また、請求項3の発明によれば、左右枢支部間に当接ベルトを架設し下腿の下端部前面によって該ベルトと共に調整用バンド部材を前方向に押圧するように構成したことにより、下肢の後側を下肢支持体で固定し、下肢の前部を足首の屈曲部前部に当接した当接ベルトで調整用バンド部材を押圧して足首を前後側面から押圧支持することになり足首を前後面からより確実に支持することができる効果がある。
請求項4の発明によれば、調整用バンド部材は左右の足底伸延部と左右の下腿伸延部との間にたすき掛けで架設したことにより、たすき掛けの交差部分が丁度足首の関節前部に位置することになり、下腿支持体と共に足首を前後から挟持した形態で確実に支持することができる効果がある。
特に、底屈位状態の足首がこのたすき掛けの部分と下腿の裏側を緊締支持する下腿支持体と足底を下方から支持する足底支持部とによる前後方向及び底面方向からの3方向の足首支持矯正により背屈形態を維持矯正することができる効果がある。
請求項5の発明によれば、硬質板をポリエチレン材料またはカーボン素材としたことで一定の硬度を有して確実に足首を水平支持して歩行に支障のない矯正が可能となる効果を有する。
本発明に係る下垂足矯正用具を示す斜視図である。 本発明に係る下垂足矯正用具を示す正面図である。 本発明に係る下垂足矯正用具を示す背面図である。 本発明に係る下垂足矯正用具を示す右側面図である。 本発明に係る下垂足矯正用具を示す左側面図である。 本発明に係る下垂足矯正用具を装着した際の足への作用を表す模式図である。 本発明に係る下垂足矯正具を装着した状態を示す斜視図である。 本発明に係る下垂足矯正具を装着した状態で靴を履いた様子を表す斜視図である。 本発明に係る下垂足矯正具の他の実施例を示す右側面図である。 本発明に係る下垂足矯正具の他の実施例を示す右側面図である。
この発明の要旨は、下腿を緊締する下腿支持体と、該支持体の両側下端を下方に伸延した下腿伸延部と、足の底部前端部を載置支持する足底支持部と、足底支持部の後端を伸延した足底伸延部と、下腿伸延部と足底伸延部との先端部同士を折り曲げ自在とした枢支部と、下腿支持と足底支持部との間に介在した架設した調整用バンド部材と、該バンドの後方において下腿支持体の左右側面支持体間に架設した当接バンド部材とよりなること、枢支部は足首のくるぶしより下方位置に配設したこと、及び左右枢支部間に当接ベルトを架設し下腿の下端部前面によって該ベルトを前方向に押圧するように構成したこと、並びに調整用バンド部材は左右の足底伸延部と左右の下腿伸延部との間にたすき掛けで架設したことと、並びに硬質板の樹脂、例えばポリエチレンを材料としたことにある。
以下、本発明に係る下垂足矯正用具の実施例を図面に基づいて詳説する。
図1~図5は、本発明に係る下垂足矯正具の全体を示しており、それぞれ図1は斜視図、図2は正面図、図3は背面図、図4は右側面図、図5は左側面図である。また、図6は、本発明に係る下垂足矯正具を装着した際の足の支持作用を表す模式的説明図である。また、図7及び図8は、本発明に係る下垂足矯正具を装着した状態を示す斜視図である。
本発明の下垂足矯正用具Mのうち下腿を緊締する下腿支持体1は図1~図5に示すように、本発明の下垂足矯正用具Mの最後部に配設されており、下肢の両側面を被覆当接する左右側面支持体11,11′とその後部において下肢の後側面を被覆当接する後面支持体12とより構成されており、左右側面支持体11,11′と後面支持体12とにより下肢の前面を除く三面側を横断面略U字状に被覆している。
なお、後面支持体12は一側端縁を右側面支持体11′に折曲自在に枢支固定し、他側端縁をマジツクテープ(登録商標)等の連結部材13で左側面支持体11に連結可能に構成している。
左右側面支持体11,11′は下部を略U字状の延設部材14で一体に連結しており、装着時に下肢前側面と当接する。従って、下肢後側面に当接する後面支持体12と共に協働して下肢を前後左右から囲繞し確実に支持固定する。
このように下腿支持体1は左右一体に連結した断面略U字状の左右側面支持体11,11′とこれに連結する後面支持体12とにより下肢の周面を確実にかつ緊密に囲繞緊締することができる。
下肢支持体1の左右側面支持体11,11′下部は下方に伸延して左右下腿伸延部15,15′を形成している。
左右下腿伸延部15,15′下端は枢支部2を介して足の底部前端を載置支持する足底支持部3と連設されている。
すなわち、足底支持部3は足の前端部を載置支持するように一定の足幅員を有する長楕円形に形成しており、その両端部3a,3a′には足底支持部3の後端を伸延した左右足底伸延部31,31′が延設されている。
すなわち、足底支持部3の両端部は足の肉厚に略対応する高さに隆起してかかる隆起部3a,3a′が足の両側面を挟持支持する。
隆起部3a,3a′は更に後方に伸延して左右足底伸延部31,31′を形成しその後端部は枢支部2に至り、左右下腿伸延部15,15′の下端と枢支部2を介して枢支連結されている。
枢支部2は足首のくるぶしの位置よりも下方に位置して設けられている。従って、例えば歩行時に足首を折曲する際に足首の折曲操作が行いやすくなる。
このように枢支部2を中心として下腿伸延部15,15′と足底伸延部31,31′との先端部同士が折曲自在連結されているため、患者が下垂足矯正用具Mを装着した場合に足首は略L字状に保持されて歩行する際に足首が内側、すなわち、L字よりも角度が小となるような折曲動作をすることができる。
したがって、下垂足矯正用具Mを装着した状態で背屈位自在となることで、例えば、しゃがみ込む動作や階段の上り下りの動作が行いやすくなる。
しかし、その反対のL字よりも大きな角度には後述する調整用バンド部材41によって規制されて足首が背屈を維持して底屈となることを規制している。
枢支部2は、左右の下腿伸延部15,15′と左右の足底伸延部31,31′との各先端部で枢支されており、左右の枢支部2の間にはベルトが架設されておりこれを当接バンド部材4としている。
当接バンド部材4は中央部4aが調整用バンド部材41のたすき掛けのX字交差部42に対応する後ろ側位置に位置するように左右の枢支部間に架設されている。
かかる当接バンド部材4は下垂足矯正用具Mを装着した際に患者の足首の前側で斜め下後方、すなわち踵の方向へ向かって引き付けるようになっており、当接バンド部材4は足首で押されるとその前にある調整用バンド部材41のたすき掛け交差部42を押すことになり、かかる動作は底屈状態の足首を背屈に矯正するように足首をL字形状に矯正する。
すなわち、左右の足底伸延部31,31′と左右の下腿伸延部15,15′との間には1本のバンドが足首の前部で交差するようにたすき掛けで配設されており、具体的には一方の足底伸延部31又は31′の始端部にバンドの一端を固定し、そのまま下腿支持体1における左右側面支持体11,11′に穿設した左右通し孔の一方の孔から入れて他方の孔から引き出し足首の前面中央部で交差しながらバンドの他端を他方の足底伸延部31´又は31の始端部に固定する。
かかる調整用バンド部材41は中途を分離した両端の連結重ね位置を調整することにより調整用バンド部材41のテンションや長さを調整することができる。
調整用バンド41の後方においては下腿支持体1の左右の側面支持体11,11′間に当接バンド部材4が架設されており足首の前面に当接して足首の前移動を受けて足首の中心部位を固定する機能を果たす。
なお、左右の足底伸延部31,31′と左右の下腿伸延部15,15′と下腿支持体1は素材を硬質板はポリエチレン素材またはカーボン素材とすることにより確実に足首を支持して底屈位状態の変形足首を矯正することができる。
かかる本発明における足首の矯正具は基本的には矯正具の構造を可及的にシンプルにすると共に、矯正に必須の重要な足首押圧支持ポイントを、図6に示すように、3点(X、Y、Z)に絞り3点の矯正支持ポイントによって無駄な負荷を足首にかけることなく確実に底屈位形態を矯正可能にしたものである。
3点支持のポイント(X、Y、Z)は、図6に示すように、
1.左右の下腿支持体1における下腿の後面を緊締支持する部分(X)
2.左右の足底伸延部31,31′と左右の下腿伸延部15,15′との間にたすき掛けで架設した調整用バンド41部材及びその背面から足首を押圧して足首の中心位置たる関節前側面を受ける部分(Y)
3.左右の足底支持部3の両端部における足の肉厚対応高さの隆起部3a,3a′の対応する部分(Z)
としており、かかる3点の支持ポイントにより確実に下垂足状態となった足首を背屈状態に矯正することができる。
上述してきたような構成とすることで、下垂足矯正具Mは、図7に示すように、装着した状態で枢支部2が装着者のくるぶしより下方位置となるため、従来までの枢支部をくるぶしの位置とした下垂足矯正具に比して、かさばりが少なくなる効果がある。
そのため、図8に示すように、装着者は下垂足矯正具Mを装着した状態で普段履いているスニーカー等の靴をそのまま使用することができ、履きなれた靴の着用を可能とすると共に外的美観を損なうことなく生活することができる。
また、歩行時には、地面から伝わる足裏の感覚がバランスをとったり足をけり出す動作を行ったりする上で重要となるものの、従来までの下垂足矯正具は足裏全体を下から支える構成のものが多く足裏へ伝わる感覚の良好性が悪かった。
しかしながら、本発明の下垂足矯正具Mは、従来までの下垂足矯正具とは異なり、足底支持部3が足裏全体を支持するのではなく足先側の最小限の支えのみとしていることで、装着した際に地面からの感覚を直接又は靴越しに足裏で感じることができ、歩行に優位となる効果がある。
また、他の実施例としては、図9に示すように、後面支持体12の一側端を右側面支持体11′に枢支固定するに際して、固定具として右側面支持体11′に設けたギボシ金具13aと後面支持体12に穿設した引っかけ孔13bとで行うものが考えられる。
引っかけ孔13bは、ギボシ金具13aの頭よりも大きい径の孔とギボシ金具の頭よりも小さい径の孔を重複させ連なった形状としている。
すなわち装着者は通常装着する際には、この引っかけ孔13bの径の大きい方よりギボシ金具13aを挿入させ、横向きにスライドさせることで小さい径の孔にギボシ金具13aを引っ掛けて固定し行うことができる。
また、他の実施例としては、図10に示すように、後面支持体12の一側端を右側面支持体11′に枢支固定するに際して、固定具として右側面支持体11′及び後面支持体12に取付けた強力なマグネット13c,13c′、を用い、後面支持体12の先端側に装着を補助するための装着補助孔13dを穿設したものが考えられる。
装着者は通常装着する際には、装着補助孔13dに指を通し後面支持体12側のマグネット13c′を右側面支持体11′に取付けたマグネット13cに近づけることでマグネット13c,13c′同士がひきつけ合うことで装着することができる。
ところで、頸椎損傷や脳梗塞等の疾患の後遺症として片側に麻痺を残した患者は、下垂足の症状と共に手の自由度が著しく低下してしまう場合がある。
そのため、上述した2つの実施例では、装着を容易にする構成としており、手の自由度が著しく低下してしまった人であっても、一人で速やかに装着することができる効果がある。
また、上述の2つの構成のうちいずれかの構成とした場合には、日常的な着脱を簡素化するとともに、後面支持体12の他側端に設けた連結部材13、例えばマジックテープ(登録商標)により装着の調節を行うことができる。
上述してきた実施例では、左足用の構成を説明してきたが、右足に装着する場合各構成が左右対称に変更されることは云うまでもない。
以上、上述した各種効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施例に記載されたものに限定されるものではない。
M 下垂足矯正用具
1 下腿支持体
11,11′ 左右側面支持体
12 後面支持体
13 連結部材
14 延設部材
15,15′ 左右下腿伸延部
2 枢支部
3 足底支持部
3a,3a′ 両端部
31,31′ 左右足底伸延部
4 当接ベルト
4a 中央部
41 調整用バンド部材
42 交差部

Claims (5)

  1. 下腿を緊締する下腿支持体と、該支持体の両側下端を下方に伸延した下腿伸延部と、足の底部前端部を載置支持する足底支持部と、足底支持部の後端を伸延した足底伸延部と、下腿伸延部と足底伸延部との先端部同士を折り曲げ自在とした枢支部と、下腿支持体と足底支持部との間に介在した架設した調整用バンド部材と、該バンドの後方において下腿支持体の左右側面支持体間に架設した当接バンド部材とよりなることを特徴とする下垂足矯正用具。
  2. 枢支部は足首のくるぶしより下方位置に配設したことを特徴とする請求項1に記載の下垂足矯正用具。
  3. 左右枢支部間に当接ベルトを架設し下腿の下端部前面によって該ベルトを前方向に押圧するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の下垂足矯正用具。
  4. 調整用バンド部材は左右の足底伸延部と左右の下腿伸延部との間にたすき掛けで架設したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の下垂足矯正用具。
  5. 下腿支持体と下腿伸延部と足底支持部と足底伸延部は硬質のポリエチレン素材またはカーボン素材で形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の下垂足矯正用具。
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