JP2011070747A - Recording tape cartridge - Google Patents
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Abstract
【課題】ケース内へのセキュリティータグの組込性に優れた記録テープカートリッジの提供を課題とする。
【解決手段】上ケース14と下ケース16とからなり、記録テープTが巻装されたリール20を収容するケース12と、上ケース14の天板14Aと下ケース16の底板16Aとの間で狭持され、外部と送受信可能な柱状のセキュリティータグ110と、天板14A及び底板16Aの少なくとも一方に形成され、セキュリティータグ110の縁部116を上下方向及び上下方向と直交する方向から押さえる押さえ面126を備えた保持部120と、を有する記録テープカートリッジ10とする。
【選択図】図6An object of the present invention is to provide a recording tape cartridge that is excellent in security tag incorporation into a case.
SOLUTION: A case 12 that includes an upper case 14 and a lower case 16 and accommodates a reel 20 around which a recording tape T is wound, and between a top plate 14A of the upper case 14 and a bottom plate 16A of the lower case 16. A holding surface which is sandwiched and can be transmitted / received to / from the outside, and is formed on at least one of the top plate 14A and the bottom plate 16A and presses the edge 116 of the security tag 110 from the vertical direction and the direction perpendicular to the vertical direction. The recording tape cartridge 10 includes a holding unit 120 including 126.
[Selection] Figure 6
Description
本発明は、磁気テープ等の記録テープが巻装されたリールを備えた記録テープカートリッジに関し、更に詳しくはセキュリティー機能を備えた記録テープカートリッジに関する。 The present invention relates to a recording tape cartridge including a reel around which a recording tape such as a magnetic tape is wound, and more particularly to a recording tape cartridge having a security function.
従来から、磁気テープ等の記録テープをリールに巻装し、そのリールをケース内に単一で収容してなる記録テープカートリッジが知られている。この記録テープカートリッジは、コンピューター等のデータ記録再生媒体(データバックアップ)として使用されることが多いため、盗難防止用のセキュリティー対策が施されることがある。 2. Description of the Related Art Conventionally, a recording tape cartridge in which a recording tape such as a magnetic tape is wound around a reel and the reel is accommodated in a case is known. Since this recording tape cartridge is often used as a data recording / reproducing medium (data backup) for a computer or the like, security measures for theft prevention may be taken.
例えば、所定のセキュリティーエリアから記録テープカートリッジが搬出されると、そのセキュリティーエリアの出入口に設けられたゲート等から警報音が発生して、記録テープカートリッジの盗難が心理的に防止されるように、記録テープカートリッジのケース内には、外部と送受信可能なセキュリティータグが設けられている(例えば、特許文献1参照)。 For example, when a recording tape cartridge is carried out from a predetermined security area, an alarm sound is generated from a gate or the like provided at the entrance / exit of the security area, so that the theft of the recording tape cartridge is psychologically prevented. In the case of the recording tape cartridge, a security tag that can be transmitted to and received from the outside is provided (for example, see Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1に記載のセキュリティータグは、収納容器に収納されるとともに、その収納容器がケースの柱状突起にブッシュナットや熱かしめ等によって固定されることで、ケース内に設けられている。したがって、そのセキュリティータグをケース内に組み込む工程が煩瑣になる不具合がある。 However, the security tag described in Patent Document 1 is provided in the case by being accommodated in a storage container and the storage container being fixed to a columnar protrusion of the case by a bush nut, heat caulking, or the like. Therefore, there is a problem that the process of incorporating the security tag into the case becomes cumbersome.
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、ケース内へのセキュリティータグの組込性に優れた記録テープカートリッジを得ることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above circumstances, an object of the present invention is to obtain a recording tape cartridge having excellent security tag incorporation into a case.
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、上ケースと下ケースとからなり、記録テープが巻装されたリールを収容するケースと、前記上ケースの天板と前記下ケースの底板との間で狭持され、外部と送受信可能な柱状のセキュリティータグと、前記天板及び前記底板の少なくとも一方に形成され、前記セキュリティータグの縁部を上下方向及び上下方向と直交する方向から押さえる押さえ面を備えた保持部と、を有することを特徴としている。 In order to achieve the above object, a recording tape cartridge according to claim 1 of the present invention comprises an upper case and a lower case, a case for accommodating a reel around which the recording tape is wound, and the upper case A columnar security tag that is sandwiched between the top plate of the lower case and the bottom plate of the lower case and can be transmitted to and received from the outside, and is formed on at least one of the top plate and the bottom plate, and the edge of the security tag is vertically And a holding portion having a pressing surface for pressing from a direction orthogonal to the vertical direction.
請求項1に記載の発明によれば、上ケースと下ケースとを接合してケースを組み立てるだけで、上ケースの天板及び下ケースの底板の少なくとも一方に形成された保持部の押さえ面により、セキュリティータグの縁部が上下方向及び上下方向と直交する方向から押さえられる。したがって、ケース内へのセキュリティータグの組込性に優れるとともに、そのセキュリティータグの位置決め保持が容易にできる。 According to the first aspect of the present invention, the upper case and the lower case are joined together by assembling the case, and the holding surface of the holding portion formed on at least one of the top plate of the upper case and the bottom plate of the lower case is used. The edge of the security tag is pressed from the vertical direction and the direction perpendicular to the vertical direction. Therefore, the security tag can be easily incorporated into the case, and the security tag can be easily positioned and held.
また、請求項2に記載の記録テープカートリッジは、請求項1に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記押さえ面が、上下方向に対して傾斜された傾斜面とされていることを特徴としている。 According to a second aspect of the present invention, in the recording tape cartridge of the first aspect, the pressing surface is an inclined surface that is inclined with respect to the vertical direction.
請求項2に記載の発明によれば、セキュリティータグを位置決め保持する押さえ面の剛性を確保することができる。 According to the second aspect of the invention, the rigidity of the pressing surface for positioning and holding the security tag can be ensured.
以上のように、本発明によれば、ケース内へのセキュリティータグの組込性に優れた記録テープカートリッジを提供することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to provide a recording tape cartridge having excellent security tag incorporation into a case.
以下、本発明の実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図1において、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向(右側)とする。また、矢印A方向及び矢印B方向と直交する方向を矢印Cで示し、それを記録テープカートリッジ10の上方向(上側)とする。まず最初に、記録テープカートリッジ10の概略構成について説明する。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail based on examples shown in the drawings. For convenience of explanation, in FIG. 1, the loading direction of the
図1〜図3で示すように、記録テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。このケース12は、ポリカーボネート(PC)等の樹脂製の上ケース14と下ケース16とが、それぞれ天板14Aの周縁に立設された周壁14Bと、底板16Aの周縁に立設された周壁16Bとを互いに当接させた状態で、ビス止めによって接合されて構成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
すなわち、上ケース14及び下ケース16には、ビスボス15がそれぞれ各コーナー部近傍に形成されており、下ケース16の下面側から、そのビスボス15に図示しないビスが螺合されることにより、ケース12が組み立てられるようになっている。そして、ケース12の内部には、リール20が1つだけ回転可能に収容されている。
That is,
このリール20は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ22と、その下端部に設けられる下フランジ26とが一体に成形され、上フランジ24がリールハブ22の上端部に超音波溶着されて構成されている。そして、そのリールハブ22の外周面に、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、上フランジ24及び下フランジ26によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部が保持されている。
In the
また、リールハブ22の底壁(底部)28の下面(外面)には、リールギア44が環状に形成されており、下ケース16の中央部には、そのリールギア44を外部に露出するためのギア開口40が穿設されている。このギア開口40から露出されるリールギア44が、ドライブ装置の回転シャフト(図示省略)に形成された駆動ギア(図示省略)に噛合されて回転駆動されることにより、ケース12内において、リール20がケース12に対して相対回転可能とされている。
A
また、底壁28の下面におけるリールギア44の径方向内側には、磁性材料でできた環状金属板であるリールプレート46が、インサート成形により、同軸的かつ一体的に固着されており、ドライブ装置の回転シャフトに設けられた環状のマグネット(図示省略)の磁力によって吸着・保持されるようになっている。更に、リール20は、上ケース14及び下ケース16の内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口40と同軸的な円形の軌跡上にある内壁としての遊動規制壁42によってガタつかないように保持されている。
A
また、ケース12の右壁12Bには、リール20に巻装された記録テープTを引き出すための開口18が形成されており、この開口18から引き出される記録テープTの自由端部には、ドライブ装置の引出部材(図示省略)によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダーピン(リーダー部材)30が固着されている。記録テープTの幅方向端部より突出したリーダーピン30の両端部には、環状溝32が形成されており、この環状溝32が引出部材のフック等に係止されるようになっている。
An
また、ケース12の開口18の内側、即ち上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面には、ケース12内においてリーダーピン30を位置決めして保持する上下一対のピン保持部36が設けられている。このピン保持部36は、記録テープTの引き出し側が開放された略半円形状をしており、直立状態のリーダーピン30の両端部34は、その開放側からピン保持部36内に出入可能とされている。
Further, a pair of upper and lower
また、ピン保持部36の近傍には、板バネ38が固定配置されるようになっており、この板バネ38の二股状の先端部がリーダーピン30の上下両端部34にそれぞれ係合してリーダーピン30をピン保持部36に保持するようになっている。なお、リーダーピン30がピン保持部36に出入する際には、板バネ38の先端部は適宜弾性変形してリーダーピン30の移動を許容する構成である。
In addition, a
また、その開口18は、ドア50によって開閉される。このドア50は、開口18を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成され、ケース12の右壁12Bに沿って移動できるように、開口18内側の天板14A及び底板16Aには、ドア50の上下端部を摺動可能に嵌入させる溝部64が形成されている。
The opening 18 is opened and closed by a
また、ドア50の後端部中央には、シャフト52が突設されており、そのシャフト52には、コイルバネ58が挿嵌されている。そして、シャフト52の後端には、そのコイルバネ58を脱落防止とする拡開部54が形成されている。また、下ケース16には、そのシャフト52に挿嵌されたコイルバネ58の後端を係止する係止部62を有する支持台60が突設されている。
A
したがって、ドア50は、シャフト52が支持台60上に摺動自在に支持されるとともに、コイルバネ58の後端が係止部62に係止されることにより、そのコイルバネ58の付勢力によって、常時開口18の閉塞方向へ付勢される構成である。なお、開口18の開放時、シャフト52を支持する支持台66を支持台60の後方側に更に突設しておくことが好ましい。
Accordingly, the
また、ドア50の前端部には、開閉操作用の凸部56が外方に向かって突設されている。この凸部56が、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填に伴い、そのドライブ装置側の開閉部材(図示省略)と係合するようになっている。これにより、ドア50がコイルバネ58の付勢力に抗して開放される構成である。
Further, a
また、図2、図3で示すように、ケース12の左後部には、記録テープTへの記録可・不可が設定されるライトプロテクト70が左右方向にスライド可能に設けられており、ケース12の後壁12Dには、このライトプロテクト70を人手で操作するための操作突起72を突出させる開孔68が形成されている。この開孔68は、上ケース14と下ケース16とを接合したときに、上ケース14の周壁14Bに形成された切欠部68Aと、下ケース16の周壁16Bに形成された切欠部68Bとによって形成される構成である。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
また更に、下ケース16の底板16Aには、ライトプロテクト70の突部74が露出される長孔69が左右方向に長く穿設されており、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されたときに、そのドライブ装置側でライトプロテクト70の位置を検知して、記録テープTへの記録可・不可が自動的に判断されるようになっている。なお、この突部74は下ケース16の底板16Aの下面から突出することはない。また、図2で示すように、ケース12の右後部には、記録容量、記録形式等の各種情報が記憶されたメモリーボードMが所定の傾斜角度で配置されるようになっている。
Further, the
また、図2、図3で示すように、リールハブ22の底壁28の上面周縁には、係合ギア48が所定の間隙を隔てて(等間隔に)複数(例えば120°間隔で3個)立設されており、その係合ギア48の間で、リールギア44上となる所定位置には、貫通孔28Aが複数(この場合は120°間隔で3個)穿設されている。そして、そのリールハブ22の内部には、樹脂材で成形された円板状の制動部材80が挿設される。
As shown in FIGS. 2 and 3, a plurality of engagement gears 48 (for example, three at intervals of 120 °) are provided on the periphery of the upper surface of the
制動部材80の下面80A周縁には、係合ギア48と噛合可能な制動ギア84が環状に形成されており、制動部材80の上面には、上ケース14の天板14A内面から下方へ向かって突設された平面視略十字状の回転規制リブ76が内部に挿入される平面視略十字状の係合突起86が、その回転規制リブ76の高さよりも若干高くなるように立設されている。これにより、制動部材80はケース12(上ケース14)に対して回転不能とされるとともに、リールハブ22内において、上下方向に移動可能とされる。
A
また、上ケース14と制動部材80との間には圧縮コイルスプリング98が配設される。すなわち、圧縮コイルスプリング98の一端が上ケース14の回転規制リブ76の外側に突設された環状突起78の内側(回転規制リブ76と環状突起78の間)に当接し、他端が制動部材80の上面に設けられた環状溝88内に当接した状態に配設される。この圧縮コイルスプリング98の付勢力により、制動部材80は、常時下方に向かって付勢される。
A
したがって、記録テープカートリッジ10は、不使用時(ドライブ装置に装填されないとき)において、常時制動ギア84が係合ギア48と噛合する状態とされて、リール20のケース12に対する相対回転が阻止された回転ロック状態とされる。なお、このとき、リール20は、この付勢力によって下ケース16側に押し付けられ、リールギア44をギア開口40から露出させる。
Therefore, when the
また、リールハブ22の内部で、かつ制動部材80の下側(底壁28と制動部材80との間)には、樹脂材で成形された平面視略正三角形状の解除部材90が挿設される。解除部材90には、適宜位置に所定の形状とされた貫通孔92が複数(図示のものは六角形状とされて3つ)穿設されており、解除部材90の軽量化が図られている。そして、解除部材90の下面で、かつ各頂点部分には、貫通孔28Aに挿通されて底壁28の下面からリールギア44上に所定高さ突出する脚部94が突設されている。
Further, a
また、解除部材90の上面90A中央には平面状の支持凸部96が形成されており、制動部材80の下面80A中央に突設された略半球状の解除突起82が当接するようになっている(図2、図3参照)。これにより、制動部材80と解除部材90との接触面積が低減され、使用時(リール20の回転時)における摺動抵抗が軽減される構成である。
Further, a flat support
また、下ケース16の底板16A下面における前壁12A側には、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されたときに、そのドライブ装置に設けられた位置決め部材(図示省略)が挿入される位置決め用の穴部102、104が左右方向に離隔して形成されている(図3参照)。
Further, when the
右側の穴部102は略円形状に形成され、左側の穴部104は左右方向に長い略楕円形状に形成されている。これにより、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に左右方向に多少ずれて装填されても、その位置決め部材が確実に挿入される構成であり、その位置ずれが矯正される構成である。そして、下ケース16の底板16A内面には、その穴部102、104を構成するボスとしての袋部103、105が、上ケース14側へ突出する凸形状(突起形状)に形成されている(図2参照)。
The
また、下ケース16の穴部104(袋部105)の前方側における前壁12A(周壁16B)には、底面視略「V」字状の凹部106が形成されている(図1〜図3参照)。この凹部106は、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されたときに、そのドライブ装置に設けられた位置規制部材(図示省略)が係合するようになっており、これによって、記録テープカートリッジ10の装填方向の位置が規制されるようになっている。
Further, the
そして、その前壁12A(周壁16B)の内面には、凹部106を構成したことによって後方へ向かって張り出された平面視略三角形状の張出壁部107が形成されている(図2参照)。また、この張出壁部107の左側壁には、左斜め後方に向かってリブ108が延設されており、そのリブ108は、下ケース16の左壁12C(周壁16B)に連設されている(図5参照)。なお、上ケース14においても、同様のリブ108が形成されている(図4参照)。
A projecting
そして、そのリブ108と、張出壁部107と、ケース12の左前コーナー部におけるビスボス15と、遊動規制壁42と、袋部105とで囲まれた空間が設置スペース100とされ、その設置スペース100内に、後述するセキュリティータグ110が配置され、後述する保持部120によって、そのセキュリティータグ110が保持されるようになっている。
A space surrounded by the
そこで次に、記録テープカートリッジ10に付加されたセキュリティー機能について説明する。すなわち、所定のセキュリティーエリアから記録テープカートリッジ10が搬出されるのを防止するために、その記録テープカートリッジ10のケース12内に設けられたセキュリティータグ110と、そのセキュリティータグ110を保持する保持部120について説明する。
Next, the security function added to the
セキュリティータグ110は、両端部にフランジが形成された円柱状の磁性コアと、磁性コアにおける各フランジで挟まれた外周面に線材を巻回して形成されたコイルと、を備えて、全体として円筒状に構成されている。巻線の両端にはコンデンサのリード端子が並列接続されており、セキュリティーエリアのゲート(図示省略)に設けられた発信アンテナ及び受信アンテナ(外部)と送受信可能に構成されている。
The
つまり、このセキュリティータグ110を内蔵した記録テープカートリッジ10が、セキュリティーエリアの出入口に対向配置されたゲートを通過すると、そのゲートに設けられた発信アンテナ及び受信アンテナと、記録テープカートリッジ10のケース12内に設けられたセキュリティータグ110との間で電波が送受信され、記録テープカートリッジ10がセキュリティーエリアから搬出されたことが検知されるようになっている。
That is, when the
したがって、この検知により、そのセキュリティーエリア(ゲート等)から警報音等が発生するようなシステムとすれば、記録テープカートリッジ10の盗難や不用意な持ち出し(搬出)を心理的に防止することができる。なお、本実施形態に係るセキュリティータグ110は、図2、図3で示すように、円柱状に形成されているが、これに限定されるものではなく、柱状(棒状)に形成されてさえいれば、例えば角柱状や円筒状等に形成されていてもよい。
Therefore, if the system is configured such that an alarm sound or the like is generated from the security area (gate or the like) by this detection, the
一方、保持部120は、図4、図7で示すように、設置スペース100内における上ケース14の天板14A内面に、下方に向かって突設された円柱状のボス(突起)で構成されており、下ケース16に上ケース14が被されて両者がビスで接合された状態のときに、設置スペース100内における下ケース16の底板16A内面に縦置きされた(軸心が上下方向を向くように置かれた)セキュリティータグ110の上縁部116(天面112と周面114との境界部分)を、斜め上方から押さえるようになっている。
On the other hand, as shown in FIGS. 4 and 7, the holding
すなわち、この保持部120の直径R2は、セキュリティータグ110の直径R1よりも大径とされており、その先端部(下部)には、セキュリティータグ110の天面112と対向するとともに、その直径R1よりも小径とされた直径R3を有する底面視円形状の被覆面122が形成されている。そして、その被覆面122よりも径方向外側の周縁部には、下方に向かって突出する突出部124が形成されており、その突出部124における径方向内側の面が、上下方向に対して所定角度θ(例えばθ=45°)で傾斜する傾斜面とされている。
That is, the diameter R2 of the holding
つまり、この傾斜面が、セキュリティータグ110の上縁部116を斜め上方(径方向外側)から、即ち上下方向及び上下方向と直交する方向から押さえる押さえ面126とされており、この押さえ面126によって、セキュリティータグ110が、下ケース16の底板16A内面に沿って(上下方向と直交する方向へ)移動しないように、かつ上下方向へ移動しないように、その位置が規制される(位置決め保持される)ようになっている。
That is, this inclined surface is a
なお、下ケース16に上ケース14を被せてビスによって両者を接合する際のケース12の組立性を考慮すると、押さえ面126の傾斜角度θは、上下方向に対して45°以上とされることが望ましい。また、本実施形態における「保持」とは、前後方向、左右方向、上下方向(所謂X方向、Y方向、Z方向)のうち、少なくとも1つの方向への移動を規制することを意味する。
In consideration of the assemblability of the
また、押さえ面126を有する突出部124は、被覆面122の周方向に沿って環状に形成される構成に限定されるものではなく、例えば等間隔に(放射状に)3個以上断続的に形成される構成であってもよい。本実施形態に係る押さえ面126は、等間隔に(放射状に)少なくとも3面あれば、セキュリティータグ110を位置決め保持することができる(セキュリティータグ110の上下方向及び上下方向と直交する方向への移動を規制することができる)。
Further, the
また、押さえ面126は、所定角度θで傾斜した傾斜面に限定されるものではなく、セキュリティータグ110の上下方向及び上下方向と直交する方向への移動を規制できる形状になっていれば、例えば段部(図示省略)を有する形状とされていてもよい。但し、押さえ面126が所定角度θで傾斜した傾斜面とされていると、段部を有する形状に形成されている場合に比べて、突出部124の剛性を確保することができる。
Further, the
また、保持部120の形状も、図示の円柱状に限定されるものではなく、セキュリティータグ110を位置決め保持できる(セキュリティータグ110の上下方向及び上下方向と直交する方向への移動を規制できる)押さえ面126を有していれば、例えば角柱状や円筒状等に形成されていてもよい。更に、この保持部120の形状は、セキュリティータグ110の形状に合わせて、適宜設計変更してもよい。
In addition, the shape of the holding
また、設置スペース100内における下ケース16の底板16A内面には、図5〜図7で示すように、セキュリティータグ110を配置するエリアを示すとともに、縦置きされたセキュリティータグ110が底板16A内面上を摺動しないように、そのセキュリティータグ110の底面118に対して摺動抵抗を付与する平面視円形状等の粗面17を形成することが望ましい。なお、この粗面17の直径R4は、保持部120の直径R2よりも小径で構わない。
Further, as shown in FIGS. 5 to 7, the inner surface of the
また、粗面17ではなく、例えば図8で示すように、設置スペース100内における下ケース16の底板16A内面に、セキュリティータグ110を配置するエリアを示す一対のリブ(突起)128を所定高さ(セキュリティータグ110を保持できる程度の高さ)で一体に突設してもよい。つまり、この一対のリブ128間に、セキュリティータグ110を挿入する構成にしてもよい。
Further, as shown in FIG. 8 for example, instead of the
この一対のリブ128は、互いに180°反対側に位置して対向する平面視円弧状に形成され、セキュリティータグ110の周面114に沿うように、その曲率が、セキュリティータグ110の周面114の曲率と同一とされている。そして、この一対のリブ128は、互いの長手方向(周方向)中央部における離隔距離が、セキュリティータグ110の直径R1と同一か、それよりも若干大となるように形成されている。
The pair of
これにより、セキュリティータグ110の寸法ばらつきに対応可能となる構成である。なお、一対のリブ128ではなく、環状のリブ(図示省略)としてもよいし、下ケース16の底板16A内面に、セキュリティータグ110の周面114下部を挿入させる平面視円形状の凹部(図示省略)を形成し、その凹部によって、セキュリティータグ110を配置するエリアを示す構成にしてもよい。
Thereby, it is a structure which can respond to the dimensional variation of the
本実施形態では、上ケース14側にセキュリティータグ110を位置決め保持する保持部120が形成される構成であるため、下ケース16側におけるセキュリティータグ110の位置決め精度は緩和して構わない。また、このような保持部120は、下ケース16側に設けてもよく、更には上ケース14と下ケース16の両方に設けてもよい。
In this embodiment, since the holding
例えば、セキュリティータグ110の周面114下部を挿入させる上記凹部の周縁に、押さえ面126と同様に所定角度θで傾斜した押さえ面(図示省略)を形成し、その押さえ面で、セキュリティータグ110の下縁部(底面118と周面114との境界部分)を斜め下方(上下方向及び上下方向と直交する方向)から押さえる構成としてもよい。
For example, a pressing surface (not shown) that is inclined at a predetermined angle θ is formed on the periphery of the concave portion into which the lower portion of the
以上のような構成の記録テープカートリッジ10において、次にその作用について説明する。不使用時(保管時や運搬時等)において、記録テープカートリッジ10の開口18は、ドア50によって閉塞されている。そして、圧縮コイルスプリング98の付勢力によって、制動部材80が回転ロック位置に位置して制動ギア84を係合ギア48に噛合させている。このため、リール20は、ケース12に対する回転が阻止されている。
Next, the operation of the
一方、記録テープTを使用する際には、前壁12Aを先頭にして記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿って、ドライブ装置内へ装填する。すると、まず、そのドライブ装置側に設けられた開閉部材が、ドア50の凸部56に係合する。そして、この状態で、記録テープカートリッジ10が更に矢印A方向へ移動すると、開閉部材が凸部56をコイルバネ58の付勢力に抗しつつ相対的に後方へ移動させる。
On the other hand, when the recording tape T is used, the
すると、その凸部56が突設されているドア50は、右壁12Bに沿って溝部64内を後側へ摺動し、開口18を開放する。また、このとき、ドライブ装置に設けられた位置規制部材が、ケース12(下ケース16)の前壁12Aに形成された凹部106に係合する。これにより、記録テープカートリッジ10の装填方向における位置(深さ)が規制される。
Then, the
こうして、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に所定深さ装填され、開口18が完全に開放されると、記録テープカートリッジ10は所定高さ下降し、ドライブ装置の位置決め部材が、下ケース16に形成された位置決め用の穴部102、104に挿入される。これにより、記録テープカートリッジ10がドライブ装置内における所定位置に正確に位置決めされ、ドア50のそれ以上の摺動(後方への移動)が規制される。
Thus, when the
また、この記録テープカートリッジ10の下降動作によって、回転シャフトが相対的にギア開口40から進入し、駆動ギアをリールギア44に噛合させる。すると、その駆動ギアがリールギア44と噛合する動作に伴って、リールギア44上に突出している脚部94が、圧縮コイルスプリング98の付勢力に抗して押し上げられ、解除部材90を介して制動部材80が上方へ押し上げられて、制動ギア84と係合ギア48との噛合が解除される。
Further, by the lowering operation of the
そして、駆動ギアとリールギア44とが完全に噛合した状態で、リールプレート46が、駆動ギアの径方向内側に設けられた環状のマグネットの磁力によって吸着・保持されることにより、リール20は、駆動ギアに対するリールギア44の噛合が維持されつつ、ケース12内で、そのケース12に対して相対回転可能となるロック解除状態とされる。
Then, in a state where the drive gear and the
一方、開放された開口18からは、ドライブ装置側に設けられた引出部材がケース12内に進入し、ピン保持部36に位置決め保持されたリーダーピン30を把持して引き出す。なお、このとき、記録テープカートリッジ10はドライブ装置内において正確に位置決めされているので、引出部材は確実にリーダーピン30の環状溝32にそのフックを係止させることができる。また、リール20は、その回転ロック状態が解除されているので、リーダーピン30の引出動作に伴って回転できる。
On the other hand, a drawing member provided on the drive device side enters the
こうして、開口18から抜き出されたリーダーピン30は、図示しない巻取リールに収容される。そして、その巻取リールとリール20とを同期して回転駆動することにより、記録テープTは、巻取リールに巻き取られつつ順次ケース12から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド(図示省略)によって情報の記録や再生が行われる。
Thus, the
情報の記録や再生が終了した記録テープカートリッジ10をドライブ装置から排出する際には、まず、回転シャフトが逆回転することにより、記録テープTがリール20に巻き戻される。そして、記録テープTがリール20に最後まで巻き戻されて、リーダーピン30がピン保持部36に保持されると、記録テープカートリッジ10は所定高さ上昇し、位置決め部材が位置決め用の穴部102、104から抜き出されるとともに、回転シャフトがギア開口40から抜き出され、リールギア44に対する駆動ギアの噛合が解除される。
When the
すると、圧縮コイルスプリング98の付勢力により、制動部材80及び解除部材90が下方に向かって押圧され、脚部94が貫通孔28Aに挿通されて底壁28の下面からリールギア44上に所定高さ突出するとともに、制動ギア84が係合ギア48に噛合する。これにより、リール20は、再度ケース12内での相対回転が阻止された回転ロック状態となり、その後、記録テープカートリッジ10は、図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対方向に移動される。
Then, the braking
すると、この移動に伴って、ドア50はコイルバネ58の付勢力によって開口18の閉塞方向へ摺動し、開口18を完全に閉塞する(初期状態に復帰する)。こうして、リール20のケース12に対する相対回転がロックされ、開口18が閉塞された記録テープカートリッジ10は、ドライブ装置内から完全に排出される。
Then, with this movement, the
ここで、そのドライブ装置内から排出された記録テープカートリッジ10を所定のセキュリティーエリアから搬出した場合には、警報音が発生し、その搬出が防止されるようになっている。すなわち、記録テープカートリッジ10のケース12内には、外部と送受信可能なセキュリティータグ110が設けられている。
Here, when the
したがって、セキュリティーエリアの出入口に設けられたゲートを通過すると、そのゲートに設けられた発信アンテナ及び受信アンテナと、セキュリティータグ110との間で電波が送受信され、記録テープカートリッジ10のセキュリティーエリアからの搬出が検知される。よって、この検知により、例えばゲート等から警報音が発生するようになっていれば、記録テープカートリッジ10の盗難や不用意な持ち出し(搬出)を心理的に防止することができる。
Therefore, when passing through the gate provided at the entrance / exit of the security area, radio waves are transmitted / received between the transmission and reception antennas provided at the gate and the
また、このセキュリティータグ110は、その上縁部116が、上ケース14の天板14A内面に形成された保持部120の押さえ面126によって、斜め上方(径方向外側)から押さえられつつ、上ケース14の天板14A内面(保持部120)と下ケース16の底板16A内面との間で狭持されることで、ケース12に対して位置決め保持されている。つまり、このセキュリティータグ110は、その上縁部116が、所定角度θで傾斜した押さえ面126によって、上下方向及び上下方向と直交する方向から押さえられることで、その上下方向及び上下方向と直交する方向への移動が規制されるようになっている。
The
したがって、ケース12内におけるセキュリティータグ110の配設位置を安定させることができ、セキュリティータグ110と、ゲートに設けられた発信アンテナ及び受信アンテナとの通信精度を向上させることができる。よって、記録テープカートリッジ10がゲートを通過したことを確実に検知することができる。なお、このとき、セキュリティータグ110を配置する下ケース16の底板16A内面に粗面17を形成することが望ましく、これによれば、セキュリティータグ110の位置ずれをより確実に防止することができる。
Therefore, the arrangement position of the
また、セキュリティータグ110は、設置スペース100内における下ケース16の底板16A内面(粗面17上)に上方から配置した後、上ケース14を下ケース16に被せて両者をビスで接合することにより、保持部120(押さえ面126)を介して、位置決め保持される構造とされている。したがって、そのセキュリティータグ110を下ケース16の設置スペース100内に組み込み易く、ケース12に対して位置決め保持し易い。
In addition, the
つまり、このような構造とされていることにより、ケース12内へのセキュリティータグ110の組込性に優れ、結果的に記録テープカートリッジ10全体の組立性を向上させることができる。しかも、この押さえ面126は、セキュリティータグ110の上縁部116を斜め上方(径方向外側)から押さえるため、セキュリティータグ110の径方向における寸法ばらつきに対応可能となるメリットがある。
That is, with such a structure, the
このように、セキュリティータグ110を上下方向及び上下方向と直交する方向から押さえて位置決め保持する押さえ面126を有する保持部120を、上ケース14(ケース12)に備えれば、セキュリティーエリアからの盗難防止用として高性能なセキュリティー機能が付加された記録テープカートリッジ10を簡単かつ安価に得ることができ、所定のセキュリティーエリアからの記録テープカートリッジ10の盗難や不用意な持ち出し(搬出)を確実に防止することができる。
As described above, if the upper case 14 (case 12) is provided with the holding
なお、記録テープカートリッジ10をセキュリティーエリアから搬出するのを更に心理的に防止するために、図9、図10で示すように、セキュリティータグ110が内蔵されている記録テープカートリッジ10であることを外部から認識可能とする認識部130を、ケース12に形成するようにしてもよい。
In order to further prevent the
すなわち、例えば図9で示すように、ケース12の天面(上ケース14の天板14A外面)で、かつ保持部120の直上に平面視円形状の凹部132等を形成してもよい。保持部120の直上に凹部132を形成すると、その保持部120によって上ケース14の天板14Aの厚みが増すことによる樹脂材のヒケを防止できるメリットがある。また、例えば図10で示すように、ケース12の天面(上ケース14の天板14A外面)に、「Security」等の文字を印刷等によって形成してもよい。
That is, for example, as shown in FIG. 9, a
以上、本実施形態に係る記録テープカートリッジ10について説明したが、本実施形態に係る記録テープカートリッジ10は、図示の各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、セキュリティータグ110が、設置スペース100内に横置きされた(軸心が上下方向と直交する方向を向くように置かれた)場合には、それに対応可能なように、保持部120の形状を適宜設計変更して構わない。
The
また、セキュリティータグ110の高さが変更されたり、セキュリティータグ110の直径が変更されても、セキュリティータグ110を位置決め保持できるように、保持部120の大きさを適宜設計変更して構わない。何れにしても、本実施形態に係る保持部120は、ケース12(上ケース14)に一体に形成されるものであるため、別途セキュリティータグ110を保持するための保持部材等を必要としない。したがって、部品点数が増えることがなく、製造コスト的に有利となるメリットがある。
Further, the size of the holding
また、本実施形態では、ケース12内にリール20が単一で収容されたデータバックアップ用の記録テープカートリッジ10について説明したが、ケース内にリールが2個収容されるビデオテープ用の記録テープカセット等にも、当然ながら本発明を適用することが可能である。
In the present embodiment, the
更に、リール20に巻回される記録テープTは、情報の記録及び記録した情報の再生が可能な長尺テープ状の情報記録再生媒体として把握されるものであれば足り、リール20を収容する記録テープカートリッジ10が、如何なる記録再生方式の記録テープTにも適用可能であることは言うまでもない。
Further, the recording tape T wound around the
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 上ケース
14A 天板
16 下ケース
16A 底板
17 粗面
20 リール
30 リーダーピン
100 設置スペース
110 セキュリティータグ
116 上縁部(縁部)
120 保持部
122 被覆面
124 突出部
126 押さえ面
128 リブ
130 認識部
132 凹部
T 記録テープ
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記上ケースの天板と前記下ケースの底板との間で狭持され、外部と送受信可能な柱状のセキュリティータグと、
前記天板及び前記底板の少なくとも一方に形成され、前記セキュリティータグの縁部を上下方向及び上下方向と直交する方向から押さえる押さえ面を備えた保持部と、
を有することを特徴とする記録テープカートリッジ。 A case that includes an upper case and a lower case, and that houses a reel on which a recording tape is wound;
A columnar security tag that is sandwiched between the top plate of the upper case and the bottom plate of the lower case and can be transmitted to and received from the outside,
A holding part that is formed on at least one of the top plate and the bottom plate, and has a pressing surface that presses the edge of the security tag from the vertical direction and the direction perpendicular to the vertical direction;
A recording tape cartridge comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009223214A JP2011070747A (en) | 2009-09-28 | 2009-09-28 | Recording tape cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009223214A JP2011070747A (en) | 2009-09-28 | 2009-09-28 | Recording tape cartridge |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011070747A true JP2011070747A (en) | 2011-04-07 |
Family
ID=44015872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009223214A Pending JP2011070747A (en) | 2009-09-28 | 2009-09-28 | Recording tape cartridge |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011070747A (en) |
-
2009
- 2009-09-28 JP JP2009223214A patent/JP2011070747A/en active Pending
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