JP2008161673A - 部分使い捨て式注射器 - Google Patents

Abstract

【課題】部分使い捨て式注射器を提供する。
【解決手段】注射筒本体は、注射筒１１、グリップ部２０、押し棒３０、接続筒１２からなる。中空筒状の注射筒は可動接続部１１１で折り曲げ、薬剤管４０を挿入し、グリップ部から注射筒内に挿入された押し棒を収納する。該注射筒前端にはねじを形成した固定端を設け、透明材からなる接続筒１２とねじ接続することによって薬剤管内容を確認可能とする。ダブルヘッド針部品１３は針頭接続部により該接続部に固定され、押し棒によって薬剤管を注射筒内に押し込むことにより、後方に向いた後半針が押込まれた薬剤管前端のソフトピストンを刺し貫いて、注射可能となる。
注射後、接続筒を回転させて注射筒から取外せば、ダブルヘッド針部品および薬剤筒が一体となって外れ、注射筒および押し棒からなる再使用可能な部材と分離することができる。
【選択図】図４

Description

本発明は、部分使い捨て式注射器に関する。特に、操作に便利で、しかも部分の使い捨てが可能であるためコストパフォーマンスが高く、医療現場での衛生の必要に符合する針筒構造に係る。

公知の注射針筒は図１、２に示すように、その本体は、注射筒９０とグリップ押し棒９１により構成される。これらの注射筒９０は、可動接続部９２とグリップ押し棒９１が可動接続して構成される。こうして注射筒９０がグリップ押し棒９１に対して可動転動角度を生じる時、薬剤管９３(図３参照)は注射筒９０後方より入れられる。
該注射筒９０前端には針ヘッド接続部９４を設置し、該針ヘッド接続部９４はダブルヘッド針９５の組合せ構造を具える。このダブルヘッド針９５の後半針ヘッド９５１は針ヘッド接続部９４内に挿入されて薬剤管９３内に刺し入れて薬液を吸入し、該ダブルヘッド針９５の前半針ヘッド９５２から人体に対して注射を行う。該注射筒９０の外周面に沿って観察窓９６を設け、該観察窓９６を通して該注射筒９０内の薬剤管９３中の薬液の消耗状況を観察することができる。
注射の完了後、該ダブルヘッド針９５を抜き取り、該針ヘッド接続部９４を取外し、該薬剤管９３を一緒に取り出す必要がある。該ダブルヘッド針９５と該薬剤管９３は廃棄すべき物品である。
さらに、この種の公知の注射針筒の注射筒９０、グリップ押し棒９１、針ヘッド接続部９４はステンレス材質により製造するため、製造費が高く、しかも使用後は直接廃棄する訳ではなく、煮沸、消毒後に繰り返し使用している。よって、消毒が不完全であれば、病原菌の残留を招く恐れがある。
さらには、この種の注射針筒は使用完了後、先ずダブルヘッド針９５を取外して始めてその他の再使用部分の消毒を行うことができる。そのためダブルヘッド針を取外す時、不注意で針ヘッドが医療人員を傷つける可能性があり、病原菌の感染或いは蔓延などの予期できない災害を引き起こす恐れさえある。
しかもこの種の注射針筒は、繰り返し使用の特徴を備えるが、使用完了後は消毒した後に初めて再使用することができるため、大量の注射針筒を準備し、交互に交換して使用する必要があり、コストパフォーマンスが低い。

図３に示すように、この種の公知の注射針筒使用においては、グリップ押し棒９１の押し棒９１１により薬剤管９３後端のピストン部品９３１を押す必要がある。これにより該薬剤管９３内の薬液はダブルヘッド針９５から押出されて注射を行うことができ、該観察窓９６位置から薬液の消耗状況を観察することができる。
該押し棒９１１は、該薬剤管９３後端のピストン部品９３１を押す前に、先ず該押し棒９１１を回転させ、その前端の螺旋状フック部９１２を該ピストン部品９３１に引っ掛ける必要がある。しかし、該押し棒９１１を回転させる時、該薬剤管９３は適当な固定構造でないため、しばしば該押し棒９１１に伴い一緒に回転する。このため、該押し棒９１１上の螺旋状フック部９１２は該ピストン部品９３１に引っ掛けにくくなり、より大きな力を加えて始めて引っ掛け定位することができる。
さらに該注射筒９０前端には環状補強部９０１を備える。該環状補強部９０１は注射時に手指により安定して挟持する箇所で、該注射筒９０前端の構造強度を強化し変形を防止する。またそのため、該観察窓９６は一般に該環状補強部９０１の後方に設置する必要があり、こうして手指が該環状補強部９０１を挟持する時に阻害が発生することを防止する。しかし、これは該薬剤管９３内を観察する上での視線の障害になっており、よって該薬剤管９３を該注射筒９０内に挿入してもその前端はちょうど該環状補強部９０１内に位置し、該薬剤管９３が圧迫を受け、薬液の高さが該観察窓９６の下まで下がるとその後の薬液の消耗状況を知ることは難しい。このため、ピストンを過度に押し込んだり、或いは薬液を使い切らないなどの状況が発生し、改良の必要が言われている。
また公知の技術中では、注射針筒全体をプラスチック材質により製造するものもあり、これらは使用後に廃棄し、繰り返し使用による病原菌感染の危険性を回避することができる。しかし、これは経済的には非常に大きな負担で、しかもこの種の廃棄された医療用品は環境保護の観点から処理上の問題をも引き起こしており、よほど注意して取り扱わなければ、疾病の感染が起こり得る。よって、繰り返し使用が可能で、操作が便利で、コストパフォーマンスが高い注射針筒の開発が待たれている。
特開２００１−３７８７８号公報

本発明が解決しようとする主要な課題は、部分使い捨て式注射器を提供し、公知の注射針筒の使用が不便でコストパフォーマンスが低いという欠点を改善することができる。

上記課題を解決するため、本発明は下記の部分使い捨て式注射器を提供する。
その本体は注射筒、グリップ部、押し棒、接続筒からなり、
該注射筒は中空状を呈し、それは該グリップ部と可動接続関係を呈し、これによりそれが相対して屈折する時、薬剤管は該注射筒後方から挿入され、該押し棒により該薬剤管後端に引っ掛かり結合し押し入れられ、
該注射筒前端には固定端を備え、該接続筒と結合可能で、しかもその外周面上には観察窓を備え、該観察窓により該注射筒内の薬剤管の薬液の消耗状態を観察可能で、
該接続筒は透明で、後端には螺設端を設け、該注射筒前端の固定端と結合することができ、該接続筒径方向上には長方形貫通孔を設置し、及び該接続筒前端には針頭接続部及び通孔を設置し、該接続筒内径上には複数のサポートリブを環状に敷設し、該サポートリブ間には押し抜き面を形成し、これにより薬剤管の位置を限定することができ、
該接続筒前端の針頭接続部にはダブルヘッド針部品を設置可能で、該ダブルヘッド針部品は針頭台と注射針棒を設置し、該針頭台は該針頭接続部と連結し、該注射針棒は後半針棒と前半針棒を備え、該後半針棒は該接続筒前端の通孔を貫通し該接続筒内に進入し、該前半針棒は人体に注射するために用い、
該グリップ部は該注射筒の後方に可動接続し、その両端には外へと突出する翼板をそれぞれ設置し、該翼板は本体の操作時に手指を掛け該押し棒に施力し押す時の補助とし、
該押し棒は該注射筒内に挿入される薬剤管に対して圧迫押し入れを行い、該薬剤管の後端にはピストン部品を備え、前端にはソフトピストン部品を設置し、これにより該押し棒前端は該ピストン部品に引っ掛かり結合することができ、該薬剤管のソフトピストン部品は該接続筒と結合するダブルヘッド針部品の後半針棒に刺され、こうして該押し棒が施力する時、薬液は該注射針棒内に送り込まれ注射を行うことができ、
本体使用時には、該接続筒内面にはサポートリブを設置するため、該サポートリブにより該薬剤管を該接続筒前端位置に限定し、該押し棒との結合をより便利にし、本体は使用完了後、該接続筒を回転させるだけで、該接続筒は該ダブルヘッド針部品及び該薬剤管と共に一緒に取り外し、廃棄することができ、その他の該注射筒、該グリップ部、該押し棒はすぐに再使用することができ、操作は非常に便利で、環境保護及び衛生のニーズに符合している。

上記のように、本発明部分使い捨て式注射器は構造設計、使用の実用性、及びコストパフォーマンスにおいて、確かに産業上の発展の必要に完全に符合しており、しかもそれが掲示する構造創作は前代未聞の最新構造である。よって新規性を備えることは疑いもなく、本発明は公知構造に比べ機能と効果の増進を備えるため、進歩性をも備える。

図４〜６に示すように、本発明の部分使い捨て式注射器の本体１０は、注射筒１１、接続筒１２、グリップ部２０、押し棒３０からなる。
該注射筒１１は、長方形の中空状を呈し、その後端には可動接続部１１１を設ける。該可動接続部１１１は、該注射筒１１と該接続筒１２を接続し、相対して相互にある角度屈折する機能を備える。こうしてそれが相対してある角度屈折した状態で、薬剤管４０は該注射筒１１後方から挿入され、該押し棒３０を該薬剤管４０の後端に引っ掛けて該薬剤管４０を押し、該薬剤管４０内の薬液４２を圧迫する機能を備える。
該注射筒１１前端には固定端１１２を備え、該固定端１１２外周にはネジヤマを備える。該ネジヤマは該接続筒１２との結合に用いられ、該注射筒１１外周面上には観察窓１１３を設ける。該観察窓１１３により該注射筒１１内薬剤管４０の薬液４２の消耗状態を観察することができる。

該接続筒１２は、透明材質で製造し、内部を透視可能とする。該接続筒１２後端には螺接端１２１を設けて、該注射筒１１前端の固定端１１２外周のネジ山と結合させる。該螺接端１２１外周上には長方形貫通孔１２２を設け、該接続筒１２前端には針頭接続部１２３及び通孔１２４を設ける。また該接続筒１２内径上には複数の縦方向のサポートリブ１２５を環状に配置し、該サポートリブ１２５間には押し抜き面を形成する。これにより該薬剤管４０の位置を限定し、該押し棒３０は該薬剤管４０に確実に引っ掛かる。こうして該押し棒３０を回転するときに該薬剤管４０が一緒に連動して回転して引っ掛け定位が困難になることを防止する。

該接続筒１２前端の針頭接続部１２３はダブルヘッド針部品１３を組み合わせることができる。該ダブルヘッド針部品１３は針頭台１３１及び注射針棒１３２を備え、該針頭台１３１は該ダブルヘッド針部品１３と該接続筒１２の針頭接続部１２３を連結させる。最適実施例中では、両者は螺設方式により結合し、該注射針棒１３２は該針頭台１３１を貫通し、前半針棒１３２Aと後半針棒１３２Bを備える。これにより該ダブルヘッド針部品１３と該接続筒１２が結合すると、該後半針棒１３２Bは該接続筒１２前端の通孔１２４を貫通して該接続筒１２内に挿入され、該前半針棒１３２Aは人体に注射する機能を具える。

該グリップ部２０は、該注射筒１１の後方に摺動可動に設けられ、その両端にはそれぞれ外方へ突出する翼板２１を設ける。該翼板２１は、該本体１０を操作する時に、手指を掛けて該押し棒３０を押す時の補助の役割を果たす。
該押し棒３０は、棒体３２とリング部３１を備え、該棒体３２は延伸し該注射筒１１内に進入する。該リング部３１には手指を通すことができ、該棒体３２を該注射筒１１内に押し入れるための操作に便利である。また、該押し棒３０は該注射筒１１内に挿入される薬剤管４０に対して押圧することができる。 該薬剤管４０の後端にはピストン部品４１を備え、前端にはソフトピストン部品４３を設置する。これにより該押し棒３９前端は該ピストン部品４１を引っ掛けて結合し、該薬液４２を押し出す機能を備える。この時、該薬剤管４０は該押し棒３０により押されて前端のソフトピストン部品４３は該接続筒１２前方へと移動し、
該接続筒１２と結合するダブルヘッド針部品１３に後半針棒１３２Bが刺入れられ、該後半針棒１３２Bは該薬剤管４０内に進入する。この状態で該押し棒３０が押圧されると該薬液４２が該注射針棒１３２内に送り込まれて注射を行うことができる。

本発明の注射筒、グリップ部２０、押し棒３０は、ステンレス材質により製造する。その本体１０は、リサイクルし再使用可能な部分で、該接続筒１２、該ダブルヘッド針部品１３、該薬剤管４０は、該本体１０使用後に廃棄する部分である。しかも該本体１０は該接続筒１２が透明であるため、該薬剤管４０が該注射筒１１及び該接続筒１２内に挿入されると、該薬剤管４０内の薬液４２の消耗状況をはっきりと観察することができる。これにより過度の注射或いは注射不足により薬液４２の浪費を防ぐことができる。

図７に示すように、該本体１０は使用完了後、針頭蓋(図示なし)を該針頭台１３１上に被せる。該針頭蓋は、該前半針棒１３２Aを覆い、人を傷つける恐れを払拭することができ、その後は該接続筒１２を回転させるだけで、該接続筒１２は該ダブルヘッド針部品１３及び該薬剤管４０と共に取外し、廃棄することができ、操作は非常に便利で、医療衛生のニーズに符合している。しかもその他の注射筒１１、該グリップ部２０、該押し棒３０は直接再使用可能であるため、該本体１０は迅速でコストパフォーマンスの高い再利用性を備える。

図８に示すように、本発明部分使い捨て式注射器の第二実施例では、主要な部品は第一実施例と同様であるため、相違点についてのみ以下に記載する。
第二実施例本体１０Aの注射筒１１Aは、螺設方式により、グリップ部２０Aと接続し、それは可動回転構造ではない。薬剤管４０は、観察窓１１３Aから該注射筒１１A内に挿入される。該注射筒１１A前端の固定端１１２Aのネジヤマは、該注射筒１１A内径面上に設置され、接続筒１２後端の螺設端１２１Aのネジヤマは外径面上に設置される。こうして該注射筒１１A固定端１１２Aと接続する。
該実施例を操作する時には、まず、該押し棒３０Aの棒体３２A前端を該薬剤管４０後端のピストン部品４１上に引っ掛けて結合させ、続いて該リング部３１Aを押圧する。さらに、該薬剤管４０を前方へと該接続筒１２内に押し入れ、サポートリブ１２５により該薬剤管４０を該接続筒１２内にセットする。その後の操作方式は第一実施例と相同であるため、記載しない。

本発明は該接続筒１２を該注射筒１１の前方に設置することで、該サポートリブ１２５により該薬剤管４０を安定して保持する機能を備えると共に、該接続筒１２は透明であるため、該薬剤管４０内の薬液４２の消耗状況をはっきりと観察することができる。使用完了後は、該接続筒１２を回転させるだけで該ダブルヘッド針部品１３及び該薬剤管４０を一緒に取り外すことができる。その他の部分はすぐに再使用が可能であるため、本体１０は操作が便利で、迅速に使用でき、医療衛生のニーズに符合し、しかも経済的利益をも備えている。
上記は本発明を説明するための実施例に過ぎず本発明を任意の形式に限定するものではない。相同の創作精神においてなされる本発明に関するあらゆる修飾或いは変更はすべて本発明の保護範囲に含まれるものとする。

公知の注射針筒の立体指示図である。 公知の注射針筒各部部品の分解立体指示図である。 公知の注射針筒の部分断面拡大指示図である。 本発明部分使い捨て式注射器の立体指示図である。 本発明部分使い捨て式注射器各部部品の分解立体指示図である。 本発明部分使い捨て式注射器の部分断面拡大指示図である。 本発明部分使い捨て式注射器の部分使い捨て状態指示図である。 本発明部分使い捨て式注射器の第二実施例指示図である。

符号の説明

１０ 本体
１１ 注射筒
１１１ 可動接続部
１１２ 固定端
１１３ 観察窓
１２ 接続筒
１２１ 螺接端
１２２ 長方形貫通孔
１２３ 針頭接続部
１２４ 通孔
１２５ サポートリブ
１３ ダブルヘッド針部品
１３１ 針頭台
１３２ 注射針棒
１３２A 前半針棒
１３２B 後半針棒
２０ グリップ部
３０ 押し棒
３１ リング部
３２ 棒体
４０ 薬剤管
４１ ピストン部品
４２ 薬液
４３ ソフトピストン部品

Claims (11)

1. 部分使い捨て式注射器の本体は、注射筒、グリップ部、押し棒、接続筒からなり、
   該注射筒は、中空筒状で、その一端には該グリップ部及び該押し棒とを具えると共に注射液を充填した薬剤管を収容し、該押し棒を該中空筒内に挿入して該注射筒内に収容した薬剤管を押圧操作可能とし、
   該注射筒前端には注射針を具えた接続筒に対する固定端を設け、
   該接続筒は、前端に針頭接続部及び通孔を設け、該針頭接続部にダブルヘッド針部品を接続すると共に、該ダブルヘッド針部品の一方の針を該通孔を貫通して固定し、その後端で上記注射針固定端と着脱可能に接続し、
   注射後、該接続筒を該ダブルヘッド針部品と共に該注射筒前端から取り外すことによってこれらを一体に分離可能としたことを特徴とする部分使い捨て式注射器。
2. 前記接続筒は、透明材質で製造されて透視性を備えることを特徴とする請求項１記載の部分使い捨て式注射器。
3. 前記接続筒の径方向上には少なくとも１個の長方形貫通孔を設置することを特徴とする請求項１記載の部分使い捨て式注射器。
4. 前記接続筒の外周上には少なくとも１個の長方形貫通孔を設置することを特徴とする請求項２記載の部分使い捨て式注射器。
5. 前記注射筒、該グリップ部、該押し棒はステンレス材質であることを特徴とする請求項１或いは２或いは３或いは４記載の部分使い捨て式注射器。
6. 注射液を収容した薬剤管は前記注射筒と該接続筒内に挿入され、該ダブルヘッド針部品と接続して、使用後は一緒に廃棄する部分であることを特徴とする請求項１或いは２或いは３或いは４記載の部分使い捨て式注射器。
7. 前記接続筒内部には少なくとも１個の縦方向のサポートリブを形成することを特徴とする請求項１或いは２或いは３或いは４記載の部分使い捨て式注射器。
8. 前記サポートリブは該接続筒内面に環状に配置し、かつ該サポートリブ間には押し抜き面を形成することを特徴とする請求項７記載の部分使い捨て式注射器。
9. 部分使い捨て式注射器の本体は、注射筒、グリップ部、押し棒、接続筒からなり、
   該注射筒は、中空筒状で、その一端には該グリップ部及び該押し棒とを具えると共に注射液を充填した薬剤管を収容し、該押し棒を該中空筒内に挿入して該注射筒内に収容した薬剤管を押圧操作可能とし、かつ、これら注射筒、該グリップ部、該押し棒はステンレス材質からなり
   該注射筒前端には注射針を具えた接続筒に対する固定端を設け、
   該接続筒は、内部に薬剤管の廻り止め用の小なくとも１個の縦方向のサポートリブを設け、
   前端に針頭接続部及び通孔を設け、該針頭接続部にダブルヘッド針部品を接続すると共に、該ダブルヘッド針部品の一方の針を該通孔を貫通して固定し、その後端で上記注射針固定端と着脱可能に接続し、
   注射後、該接続筒を該ダブルヘッド針部品と共に該注射筒前端から取り外すことによってこれらを一体に分離可能としたことを特徴とする部分使い捨て式注射器。
10. 前記サポートリブ間には押し抜き面を形成することを特徴とする請求項９記載の部分使い捨て式注射器。
11. 薬剤管は、前記注射筒と該接続筒内には挿入され、使用後に該接続筒と一緒に廃棄する部分であることを特徴とする請求項９記載の部分使い捨て式注射器。

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