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JP2008050946A - 内燃機関の排気還流システム - Google Patents

内燃機関の排気還流システム Download PDF

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JP2008050946A JP2006224855A JP2006224855A JP2008050946A JP 2008050946 A JP2008050946 A JP 2008050946A JP 2006224855 A JP2006224855 A JP 2006224855A JP 2006224855 A JP2006224855 A JP 2006224855A JP 2008050946 A JP2008050946 A JP 2008050946A
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Hiroyuki Haga
宏行 芳賀
Masahiro Nagae
正浩 長江
Hajime Shimizu
肇 清水
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】内燃機関における排気浄化装置のOTによる劣化が生じうる場合に、EGR燃焼の効果を維持しつつ、前記排気浄化装置の温度をより効率的に低下させることができる技術を提供する。
【解決手段】過給機のタービン下流の排気通路の排気をコンプレッサ上流の吸気通路に還流させる低圧EGR手段と、タービン上流の排気通路の排気をコンプレッサ下流の吸気通路に還流させる高圧EGR手段とを併設し、内燃機関の運転状態に応じて高圧EGR手段と低圧EGR手段を切り替えて、又は、併用してEGRを行うこととし、排気浄化装置のOTが検出または予測された場合(S102)には、低圧EGR手段による排気の還流量を最大とする(S103)とともに、高圧EGR手段による排気の還流量を略零とする(S104)。
【選択図】図2

Description

本発明は内燃機関の排気系における排気の一部を吸気系に還流させる内燃機関の排気還流システムに関する。
内燃機関の排気にはNOxなどの有害物質が含まれている。これらの有害物質の排出を
低減するために、内燃機関の排気系に、排気中のNOxを浄化するNOx触媒を設けることが知られている。この技術において例えば吸蔵還元型NOx触媒を設けた場合には、NOx触媒に排気中のSOxが吸蔵され、浄化能力が低下するSOx被毒を解消するために、NOx触媒の床温を上昇させるとともに還元剤を供給する制御を行う場合がある(以下、「S
Ox再生処理」という。)。
また、内燃機関の排気にはカーボンを主成分とする微粒子物質(PM:Particulate Matter)が含まれている。これらの微粒子物質の大気への放散を防止するために内燃機関の排気系に微粒子物質を捕集するパティキュレートフィルタ(以下、「フィルタ」という。)を設ける技術が知られている。
かかるフィルタにおいては、捕集された微粒子物質の堆積量が増加すると、フィルタの目詰まりによって排気における背圧が上昇し機関性能が低下するので、フィルタの温度を上昇させて捕集された微粒子物質を酸化除去することとしている(以下、「PM再生処理」という。)。
ここで、上記のフィルタやNOx触媒の温度が過剰に高温になり(以下、これらの状態
を「フィルタやNOx触媒がOTする」または「OTが発生する」ともいう。)、その結果、フィルタやNOx触媒が熱劣化してしまうことが起こりうる。例えば、フィルタの場合
を例にとると、フィルタの再生処理中に、内燃機関の運転状態が高機関負荷、高機関回転数になった場合には、前記フィルタに導入される排気の温度が高くなり、フィルタにおける微粒子物質の酸化反応が過剰に活発化するため、フィルタがOTすることがあった。また、フィルタの温度が高温の時に内燃機関がアイドル状態になった場合にも、フィルタを流通する排気ガス量が減少し、排気ガスにより持ち去られる熱量が減少するため、フィルタがOTすることがあった。NOx触媒についても、内燃機関の運転状態が高機関負荷、
高機関回転数となり、過剰な還元剤が供給された場合にはOTするおそれがあった。
これに対して、フィルタの温度が高すぎる場合は、排気還流装置によるEGR率を減少補正して未燃HC、COの排出を抑制し、これらのフィルタにおける発熱量を減少させてフィルタの温度を低下させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この技術によっては必ずしもフィルタの温度を充分に低下できるとは言えなかった。また、過給機と吸気冷却用のインタークーラと排気浄化触媒とを備えている場合に、インタークーラ下流側に触媒上流側へのバイパス回路を設置し、触媒温度が上昇した際には、バイパス回路をオープンさせ、排気浄化触媒を冷却する技術も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。しかし、この技術においては、排気浄化触媒の冷却時に、バイパス回路流量を最大とするため出力が低下する問題や、排気浄化触媒の冷却時には吸気温度を低下させるためにEGR制御を実行できず、内燃機関の燃焼室におけるNOx発生量が増加
してしまう問題が生じる場合があった。
特開2005−42663号公報 特開2005−42672号公報 特開2006−37742号公報
本発明の目的とするところは、内燃機関における排気浄化装置のOTによる劣化が生じうる場合に、EGR燃焼の効果を維持しつつ、前記排気浄化装置の温度をより効率的に低下させることができる技術を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、過給機のタービン上流の排気通路の排気をコンプレッサ下流の吸気通路に還流させる高圧EGR手段と、タービン下流の排気通路の排気をコンプレッサ上流の吸気通路に還流させる低圧EGR手段とを併設し、内燃機関の運転状態に応じて高圧EGR手段と低圧EGR手段を切り替えて、又は、併用してEGRを行うこととし、排気浄化装置のOTが検出または予測された場合には、低圧EGR手段による排気の還流量を増加させるとともに、高圧EGR手段による排気の還流量を低下させることを最大の特徴とする。
より詳しくは、内燃機関の吸気通路に設けられたコンプレッサ及び前記内燃機関の排気通路に設けられたタービンを有する過給機と、
前記排気通路における前記タービンの下流に設けられ、前記内燃機関からの排気を浄化する排気浄化装置と、
前記排気浄化装置より下流の排気通路を通過する排気を前記コンプレッサより上流の吸気通路に還流させる低圧EGR手段と、
前記タービンより上流の排気通路を通過する排気を前記コンプレッサより下流の吸気通路に還流させる高圧EGR手段と、
前記排気浄化装置の温度の過剰な上昇を検出または予測する過昇温検知手段と、
を備え、
前記低圧EGR手段は、前記排気浄化装置より下流の排気通路と前記コンプレッサより上流の吸気通路とを接続する低圧EGR通路と、該低圧EGR通路を通過する排気の量を制御する低圧EGR流量制御装置と、を有し、
前記高圧EGR手段は、前記タービンより上流の排気通路と前記コンプレッサより下流の吸気通路とを接続する高圧EGR通路と、該高圧EGR通路を通過する排気の量を制御する高圧EGR流量制御装置と、を有し、
前記過昇温検知手段が前記排気浄化装置の温度の過剰な上昇を検出または予測した場合には、前記低圧EGR流量制御装置が前記低圧EGR通路を通過する排気の量を増加させるとともに、前記高圧EGR流量制御装置が前記高圧EGR通路を通過する排気の量を減少させることを特徴とする。
上述のように本発明においては、過給機のタービンの下流で特に排気浄化装置の下流の排気通路における排気をコンプレッサ上流の吸気通路に還流させる低圧EGR手段と、前記過給機のタービン上流の排気通路における排気をコンプレッサ下流の吸気通路に還流させる高圧EGR手段と、の2つのEGR手段を併設する。そして、排気浄化装置がOTすることを過昇温検知手段が検出または予測した場合には、低圧EGR手段が還流させる排気の量を増加させ、高圧EGR手段が還流させる排気の量を減少させる。
そうすれば、高圧EGR手段によってタービン上流の排気通路から抜き取られる排気の量が減少することにより、過給機のタービンの回転数をより高くすることができ、新気の空気流量を増量することができる。これにより排気浄化装置の冷却効率を向上させることができ、排気浄化装置のOTを抑制または解消することができる。また、その際、低圧EGR手段と高圧EGR手段とが還流させる合計の排気の量(換言すると全体のEGR率)を極端に低下させることがないので、内燃機関の燃焼室におけるNOx発生量を引き続き
抑制することができる。
また、上記の本発明において低圧EGR手段は、低圧EGR通路あるいは、低圧EGR通路と前記吸気通路との接続部より下流の前記吸気通路に、低圧EGR手段が還流させる排気を冷却する冷却装置を有するようにしてもよい。
そうすれば、低圧EGR手段が還流させる排気の量を増加させた場合に、より多くの排気を冷却することができ、排気全体の温度をより低くすることができる。そうすれば、より効率よく排気浄化装置を冷却することができ、より確実に排気浄化装置のOTを抑制または解消することができる。
また、本発明において過昇温検知手段が排気浄化装置のOTを検出または予測した場合には、低圧EGR流量制御装置が低圧EGR通路を通過する排気の量を最大とし、高圧EGR流量制御装置が高圧EGR通路を通過する排気の量を略零とするようにしてもよい。
例えば、低圧EGR流量制御装置及び、高圧EGR流量制御装置が流量制御弁を含んで構成されている場合には、低圧EGR流量制御装置の流量制御弁を全開制御し、高圧EGR流量制御装置の流量制御弁を全閉制御してもよい。
そうすれば、過給機のタービンの回転数をより効率よく上昇させることができ、排気浄化装置の冷却効率を可及的に高くすることができる。また、低圧EGR手段が冷却装置を有する場合には、排気全体の温度をより効率よく低下させることができるので、排気浄化装置の冷却効率をさらに高くすることができる。
また、本発明においては、過昇温検知手段が排気浄化装置のOTを検出または予測した場合には、低圧EGR通路を通過する排気の量と高圧EGR通路を通過する排気の量とは、排気浄化装置の温度を低減可能で、且つ還流する合計の排気の量が許容範囲に収まる所定のOT時低圧EGR量とOT時高圧EGR量の組み合わせとしてもよい。
ここで、OT時低圧EGR量とOT時高圧EGR量の組合せは、排気浄化装置の温度を低減可能であり、且つ例えば、還流する合計の排気の量と、OT前に還流していた合計の排気の量との差が許容範囲に収まるように決定されようにする。そうすれば、より確実に排気浄化装置のOTを抑制または解消することができ、燃焼室におけるNOxの発生量も
可及的に少なく抑えることができる。
このOT時低圧EGR量とOT時高圧EGR量の組合せは、予め実験的に求めた一定値であってもよいし、内燃機関の運転状態、排気浄化装置の状態(差圧、温度)との関係においてマップ化され、各パラメータによって変動するようにしてもよい。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することができる。
本発明にあっては、内燃機関における排気浄化装置のOTによる劣化が生じうる場合に、EGR燃焼の効果を維持しつつ、前記排気浄化装置の温度をより効率的に低下させることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。
図1は本発明を適用する内燃機関及び吸排気系、制御系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有するディーゼル機関である。
内燃機関1には、吸気マニホールド8が接続されており、吸気マニホールド8の各枝管は吸気ポートを介して各気筒2の燃焼室と連通されている。吸気マニホールド8と吸気管9との接続部近傍には、吸気管9の流路断面積を変更可能なスロットル弁12が設けられている。スロットル弁12は電気配線を介して後述するECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御される事で、吸気管9を流れる吸気の流量を調節する事ができる。スロットル弁12より上流には、吸気管9を流れるガスを冷却するインタークーラ13が設けられている。インタークーラ13より上流には、排気のエネルギを駆動源として作動する遠心過給機10のコンプレッサが格納されたコンプレッサハウジング6が設けられている。コンプレッサハウジング6のさらに上流側には吸気管9の流路断面積を変更可能な第2スロットル弁17が設けられている。第2スロットル弁17もECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいて吸気管9を流れる吸気の流量を調節する。
一方、内燃機関1には、排気マニホールド18が接続されており、排気マニホールド18の各枝管は排気ポートを介して各気筒2の燃焼室と連通されている。排気マニホールド18には集合管16を介して遠心過給機10のタービンが格納されたタービンハウジング7が接続されている。タービンハウジング7の排気が流出する開口部には排気管19が接続されている。排気管19には排気中の微粒子物質を捕集するフィルタ20が設けられている。フィルタ20より下流には排気管19の流路断面積を変更可能な排気絞り弁11が設けられている。排気絞り弁11より下流において排気管19は大気に開放されている。排気絞り弁11は電気配線を介してECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御される事で、排気管19を流れる排気の流量を調節する事ができる。
本実施例におけるフィルタ20は、本発明の排気浄化装置に相当する。なお、排気浄化装置としては、フィルタに限らず、例えば、排気中のNOxを浄化する吸蔵還元型NOx触媒や尿素選択還元型NOx触媒、又は排気中の未燃燃料等を酸化する酸化触媒、或いはこれらの適当な組み合わせであっても良い。これらの組合せとしては、フィルタの機能と吸蔵還元型NOx触媒の機能を併せ持つDPNRなどを例示することができる。
排気管19のフィルタ20より下流かつ排気絞り弁11より上流の箇所と、吸気管9のコンプレッサハウジング6より上流の箇所とは、低圧EGR通路23によって連通されている。低圧EGR通路23には、低圧EGR通路23を流れる排気を冷却する低圧EGRクーラ14、低圧EGR通路23の流路断面積を変更可能な低圧EGR弁5が設けられている。低圧EGR弁5は電気配線を介してECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御されることで、低圧EGR通路23を流れる排気の量を調節する事ができる(以下、低圧EGR通路23を流れる排気を「低圧EGRガス」といい、その量を「低圧EGRガス量」という。)。
一方、排気マニホールド18と吸気マニホールド8とは高圧EGR通路15によって連通されている。高圧EGR通路15には、高圧EGR通路15の流路断面積を変更可能な高圧EGR弁21が設けられている。高圧EGR弁21は電気配線を介してECU22に接続されており、ECU22からの制御信号に基づいてその弁開度が制御されることで、高圧EGR通路15を流れる排気の量を調節する事ができる(以下、高圧EGR通路15を流れる排気を「高圧EGRガス」といい、その量を「高圧EGRガス量」という。)。
排気管19におけるフィルタ20の前後には、フィルタ20の前後差圧を検出する差圧センサ26が備えられている。また、フィルタ20の下流側には、フィルタ20から排出された排気の温度を検出する排気温センサ27が備えられている。この差圧センサ26及び排気温センサ27は電気配線を介してECU22に接続されており、各センサによる検出信号がECU22に入力されるようになっている。
内燃機関1には、内燃機関1を制御する電子制御コンピュータであるECU22が併設されている。ECU22は図示しないROM、RAM、CPU、入力ポート、出力ポート等を備え、前記各種センサによって検出される内燃機関1の運転状態や運転者による要求に応じて、燃料噴射等の既知の制御を行うとともに、高圧EGR弁21、低圧EGR弁5、スロットル弁12、第2スロットル弁17、排気絞り弁11に対して開度指令信号を出力する。
上記の構成において、吸気管9に導入された空気は、コンプレッサハウジング6内のコンプレッサによって過給されるとともに、インタークーラ13、吸気マニホールド8を経由して内燃機関1の各気筒2に導入される。
各気筒2から排出された排気は排気マニホールド18、集合管16を経由し、タービンハウジング7に流入してタービンを駆動する。その後排気管19を通過し、フィルタ20において排気中の微粒子物質が捕集され、最終的に大気中に排出される。
ここで、低圧EGR弁5が開弁されると、低圧EGR通路23が導通状態となり、フィルタ20から流出した排気の一部が低圧EGR通路23を経由して吸気管9に流入する。吸気管9に流入した低圧EGRガスはコンプレッサハウジング6内のコンプレッサによって過給され、吸気マニホールド8を経由して内燃機関1の気筒2に導入される(低圧EGR通路23を経由して行われるEGRを、以下、「低圧EGR」という。)。
高圧EGR弁21が開弁されると、高圧EGR通路15が導通状態となり、排気マニホールド18を流れる排気の一部が高圧EGR通路15を経由して吸気マニホールド8に流入し、内燃機関1の気筒2に還流する。ここで、スロットル弁12の開度を調節して吸気マニホールド8における高圧EGR通路15の分岐箇所の圧力を増減することで、高圧EGRガス量を調節することができる(高圧EGR通路15を経由して行われるEGRを、以下、「高圧EGR」という。)。
低圧EGRおよび/または高圧EGRによって排気の一部を内燃機関1の気筒2に還流させることによって、燃焼室内における燃焼温度が低下し、燃焼過程で発生するNOxの量を低下させることができる。
なお、本実施例において、低圧EGR手段は、低圧EGR通路23、低圧EGR弁5、インタークーラ13及びEGRクーラ14を含んで構成される。このうち、低圧EGR弁5は低圧EGR流量制御装置に相当する。インタークーラ13及びEGRクーラ14は冷却装置に相当する。また、高圧EGR手段は、高圧EGR通路15、高圧EGR弁21を含んで構成される。このうち、高圧EGR弁21は高圧EGR流量制御装置に相当する。
ここで、内燃機関1の高負荷の運転状態において、内燃機関1への吸気の温度が異常に高温になったような場合について考える。このような異常燃焼が生じた場合には、燃焼室においてスモークが大量に発生して、フィルタ20に微粒子物質が短期間に大量に捕集される場合があった。このような場合には、フィルタ20が目詰まりを起こしフィルタ20の前後の差圧が急激に上昇するとともにフィルタ20における大量の微粒子物質が一気に
酸化する場合があった。そうすると、フィルタ20の温度が急激に上昇してOTし、フィルタ20や、フィルタ20に触媒が担持されている場合には触媒において熱劣化や溶損が生じる場合があった。
本実施例では、フィルタ20のOTが予測される状態または、フィルタ20がOTしている状態においては、低圧EGR弁5を全開とするとともに、高圧EGR弁21を全閉とすることにした。
図2には、本実施例におけるOT回避EGR制御ルーチンを示す。本ルーチンはECU22のROMに記憶されたプログラムであり、ECU22によって内燃機関1の稼動中は所定期間毎に実行されるルーチンである。
本ルーチンが実行されると、まずS101においてフィルタ前後の差圧が取得される。具体的には差圧センサ26の出力信号がECU22に読み込まれることによって取得される。S101の処理が終了するとS102に進む。
S102においては、S101において取得されたフィルタ20の前後差圧がP1以上かどうかが判定される。ここでP1は、フィルタ20の前後差圧がこれ以上の場合には、フィルタ20に極度の目詰まりが発生しており、近い将来にOTが発生すると予測できる閾値としての差圧である。ここにおいてフィルタ20の前後差圧がP1より低いと判定された場合には本ルーチンを一旦終了する。一方、フィルタ20の前後差圧がP1以上であると判定された場合には、このままではフィルタ20にOTが発生すると予測されるのでS103に進む。
S103においては、低圧EGR弁5を全開とする。これによりフィルタ20の下流から低圧EGR通路23を通過してコンプレッサハウジング6の上流側の吸気管9に還流する低圧EGRガス量を最大にすることができる。S103の処理が終了するとS104に進む。
S104においては、高圧EGR弁21を全閉とする。これにより、排気マニホールド18から高圧EGR通路15を通過して吸気マニホールド8に還流する高圧EGRガス量を略零とすることができる。S104の処理が終了するとS105に進む。
S105においては、フィルタ20の前後差圧がP2以下かどうかが判定される。ここでP2は、フィルタ20の前後差圧がこれ以下の場合には、高圧EGRのみを実施したとしてもフィルタ20がOTすることはないと判断される閾値としての差圧である。ここで、フィルタ20の前後差圧がP2より高いと判定された場合には、S103の処理の前に戻る。そして、フィルタ20内の微粒子物質が酸化除去されて、S105においてフィルタ20の前後差圧がP2以下と判定されるまで、低圧EGR弁5の全開状態及び高圧EGR弁21の全閉状態が維持される。S105においてフィルタ20の前後差圧がP2以下と判定された場合には、フィルタ20においてOTが発生する危険性がなくなったと判断されるので、S106に進む。
S106においては、EGR制御が通常の状態に復帰する。すなわち、低圧EGR弁5及び高圧EGR弁21の開度がS102においてOTが予測される前の状態に戻される。S106の処理が終了すると本ルーチンを一旦終了する。
以上、説明したように、本実施例においては、フィルタ20の前後差圧からフィルタ20において近い将来にOTが発生すると予測された場合には、低圧EGR弁5を全開として高圧EGR弁21を全閉とすることとした。
そうすると、低圧EGRガス量を最大とするとともに高圧EGRガス量を略零とすることができる。またここで、低圧EGRガスは、EGRクーラ14及びインタークーラ13の2つのクーラによって冷却された後に内燃機関1の気筒2に還流するので、その温度を高圧EGRガスと比較して大幅に低温とすることができる。従って、より低温の排気をフィルタ20に供給することができ、フィルタ20のOTを効率的に抑制することができる。
また、高圧EGRガス量を略零にすることによって、過給機10のタービンハウジング7を通過する排気の量を増加させることができる。そうすれば、タービンの回転数を増加させることができ、コンプレッサハウジング6におけるコンプレッサの回転数を上昇させることができる。その結果、内燃機関1に導入される新気の空気流量を増加させることができる。このことによっても、フィルタ20により多くの低温の排気を流入させることができ、フィルタ20のOTを抑制することができる。
さらに、本実施例においては、高圧EGRを停止して低圧EGRのみとしているが、EGR自体は継続しているため、内燃機関1から排出されるNOx量を低減することができ
る。
なお、上記のS101及びS102の処理を実行するECU22は、本実施例において過昇温検知手段に相当する。
また、本実施例においては、S102においてフィルタ20の前後差圧がP1以上かどうかを判定して、フィルタ20が近い将来にOTするかどうかを予測することとした。これに対し、この閾値をP1より高いP3として、S102においてフィルタ20の前後差圧がP3以上かどうかを判定することにより、フィルタ20がその時点で既にOTしているかどうかを検出するようにしても構わない。
次に、本発明における実施例2について説明する。本実施例においては、実際にフィルタの温度を検出してフィルタのOTを判定するようにした例について説明する。なお、本実施例における内燃機関1及びその吸気系、制御系は図1に示したものと同等とする。一方、本実施例における排気系は図1に示したものと若干異なるものとする。具体的には、本実施例における排気管19のフィルタ20の上流には、排気管19を通過する排気に還元剤としての燃料を添加する燃料添加弁(不図示)と、燃料添加弁から燃料が供給されることにより発熱する酸化触媒(不図示)とが備えられているものとする。
ここで、内燃機関1においては、先述のとおり、フィルタ20によって排気中の微粒子物質を捕集することにより排気浄化を行っている。そして、内燃機関1の異常燃焼によってスモークが大量発生するような場合でなくても、フィルタ20には微粒子物質が時間とともに堆積する。時間とともにフィルタ20中に堆積した微粒子物質の量が増加すると、フィルタ20の目詰まりが生じ、その結果、内燃機関1における背圧が上昇し、運転性能が劣化するおそれがある。
そこで、内燃機関1においては、所定期間毎に、あるいは、フィルタ20に所定量の微粒子物質が捕集されたことが検出された際に、フィルタ20内の微粒子物質を酸化除去する再生処理が行われる。なお、上述の所定期間とは、フィルタ20の再生処理の実施間隔がそれ以上長くなると、フィルタ20の背圧上昇が運転性能に影響を与えると考えられる閾値としての期間であり、所定量とは、フィルタ20に捕集された微粒子物質がそれ以上多くなると、フィルタ20の背圧上昇が運転性能に影響を与えると考えられる閾値として
の微粒子物質量である。ここで、フィルタ20に捕集された微粒子物質の量が所定量以上であることは、前述の差圧センサ26の出力信号から検出することができる。
この再生処理においては、不図示の燃料添加弁から、還元剤としての燃料を不図示の酸化触媒に供給する。このことにより、酸化触媒において燃料の酸化反応が起こり、酸化触媒から排出される排気の温度が上昇する。そうすると、フィルタ20の温度も上昇し、フィルタ20の温度が微粒子物質の着火温度以上になると、フィルタ20内で、微粒子物質の酸化反応が開始される。そのことにより、フィルタ20内の微粒子物質を酸化除去させることができる。
この再生処理中において、例えばフィルタ20の温度が高温の時に内燃機関1がアイドル状態になった場合について考える。このような場合にも、フィルタ20を流通する排気ガス量が減少し、排気ガスにより持ち去られる熱量が減少するため、フィルタ20がOTするおそれがある。本実施例においては、例えばこのような場合にフィルタ20の温度を検出し、フィルタ20の温度が過剰に高温となった場合に、低圧EGRガス量を増加させてOT時低圧EGRガス量L1とし、高圧EGRガス量を減少させてOT時高圧EGRガス量H1とすることとした。
ここで、OT時低圧EGRガス量L1と、OT時高圧EGRガス量H1とは、予め実験的に決定されたEGRガス量の組み合わせであり、低圧EGRガス量と高圧EGRガス量とをそれぞれこの値とすることにより、フィルタ20の温度を低下させることができるとともに、内燃機関1の燃焼室におけるNOx発生量を抑えられると確認済みのEGRガス
量である。
図3には、本実施例におけるOT回避EGR制御ルーチン2を示す。本ルーチンはECU22のROMに記憶されたプログラムであり、ECU22によって内燃機関1の稼動中は所定期間毎に実行されるルーチンである。
本ルーチンが実行されると、まずS201において、フィルタ20の温度が取得される。具体的には排気温センサ27の出力信号がECU22に読み込まれることによって取得される。S201の処理が終了するとS202に進む。
S202においては、S201において取得されたフィルタ20の温度がT1以上かどうかが判定される。ここでT1は、フィルタ20の温度がこれ以上の場合には、フィルタ20がOTしていると判断できる閾値としての温度である。ここで、フィルタ20の温度がT1より低いと判定された場合には本ルーチンを一旦終了する。一方、フィルタ20の温度がT1以上であると判定された場合にはS203に進む。
S203においては、低圧EGR弁5の開度が増加することにより、低圧EGRガス量が増加してOT時低圧EGRガス量L1に設定される。S203の処理が終了するとS204に進む。S204においては、高圧EGR弁21の開度が増加することにより、高圧EGRガス量が増加してOT時高圧EGRガス量H1に設定される。S204の処理が終了するとS205に進む。
S205においては、フィルタ20の温度がT2以下かどうかが判定される。ここでT2は、フィルタ20の温度がこれ以下の場合には、高圧EGRのみを実施したとしてもフィルタ20がOTすることはないと判断される閾値としての温度である。ここで、フィルタ20の温度がT2より高いと判定された場合には、S203の処理の前に戻り、S205においてフィルタ20の温度がT2以下と判定されるまで、低圧EGRガス量がOT時低圧EGRガス量L1となり、高圧EGRガス量がOT時高圧EGRガス量H1となる状
態が維持される。S205においてフィルタ20の温度がT2以下と判定された場合には、フィルタ20において発生していたOTが解消したと判断されるので、S206に進む。
S206においては、低圧EGR弁5及び、高圧EGR弁21の開度がS202でOTが発生したと判定される以前の状態に復帰する。S206の処理が終了すると本ルーチンを一旦終了する。
以上、説明したように、本実施例においては、フィルタ20の再生処理中の温度を検出し、この温度によってフィルタ20がOTしていると判断された場合には低圧EGRガス量と高圧EGRガス量を、それぞれ予め定められた、フィルタ20を冷却し且つNOxの
発生を抑える最適値に設定することとした。これによれば、より確実にフィルタ20のOTを解消できるとともに、EGRの効果も充分に得ることができる。
なお、上記のS201及びS202の処理を実行するECU22は、本実施例において過昇温検知手段に相当する。また、OT時低圧EGRガス量L1はOT時低圧EGR量に相当し、OT時高圧EGRガス量H1はOT時高圧EGR量に相当する。
また、本実施例においては、OT時低圧EGRガス量L1と、OT時高圧EGRガス量H1は予め決定された不変の値としたが、これはS201で取得されたフィルタ20の温度に応じた最適値を用いるようにしてもよい。さらに、内燃機関1の運転状態を取得するようにして、フィルタ20の温度と、内燃機関1の運転状態とをパラメータとして、それぞれの条件に応じた最適の値を用いるようにしてもよい。また、本実施例においては、OT時低圧EGRガス量L1とOT時高圧EGRガス量H1と合計のEGRガス量は、内燃機関1の燃焼室におけるNOxの発生を減少させる効果が充分に得られる範囲に決定され
ており、この範囲が本実施例における許容範囲に相当する。
また、本実施例においては、S202においてフィルタ20の温度がT1以上かどうかを判定して、フィルタ20がOTしているかどうかを検出することとした。これに対して、この閾値をT1より低いT3として、S202においてフィルタ20の温度がT3以上かどうかを判定することにより、フィルタ20が近い将来にOTするかどうかを予測するようにしても構わない。
なお、上記の実施例においては、本発明をディーゼル機関に適用した例について説明したが、同様の思想をディーゼル機関以外の機関、例えばガソリン機関に適用しても構わない。
本発明の実施例における内燃機関と、その吸排気系及び制御系の概略構成を示す図である。 本発明の実施例1におけるOT回避EGR制御ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施例2におけるOT回避EGR制御ルーチン2を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・内燃機関
2・・・気筒
5・・・低圧EGR弁
6・・・コンプレッサハウジング
7・・・タービンハウジング
8・・・吸気マニホールド
9・・・吸気管
10・・・遠心過給機
11・・・排気絞り弁
12・・・スロットル弁
13・・・インタークーラ
14・・・EGRクーラ
15・・・高圧EGR通路
16・・・集合管
17・・・第2スロットル弁
18・・・排気マニホールド
19・・・排気管
20・・・フィルタ
21・・・高圧EGR弁
22・・・ECU
23・・・低圧EGR通路
26・・・差圧センサ
27・・・排気温センサ

Claims (4)

  1. 内燃機関の吸気通路に設けられたコンプレッサ及び前記内燃機関の排気通路に設けられたタービンを有する過給機と、
    前記排気通路における前記タービンの下流に設けられ、前記内燃機関からの排気を浄化する排気浄化装置と、
    前記排気浄化装置より下流の排気通路を通過する排気を前記コンプレッサより上流の吸気通路に還流させる低圧EGR手段と、
    前記タービンより上流の排気通路を通過する排気を前記コンプレッサより下流の吸気通路に還流させる高圧EGR手段と、
    前記排気浄化装置の温度の過剰な上昇を検出または予測する過昇温検知手段と、
    を備え、
    前記低圧EGR手段は、前記排気浄化装置より下流の排気通路と前記コンプレッサより上流の吸気通路とを接続する低圧EGR通路と、該低圧EGR通路を通過する排気の量を制御する低圧EGR流量制御装置と、を有し、
    前記高圧EGR手段は、前記タービンより上流の排気通路と前記コンプレッサより下流の吸気通路とを接続する高圧EGR通路と、該高圧EGR通路を通過する排気の量を制御する高圧EGR流量制御装置と、を有し、
    前記過昇温検知手段が前記排気浄化装置の温度の過剰な上昇を検出または予測した場合には、前記低圧EGR流量制御装置が前記低圧EGR通路を通過する排気の量を増加させるとともに、前記高圧EGR流量制御装置が前記高圧EGR通路を通過する排気の量を減少させることを特徴とする内燃機関の排気還流システム。
  2. 前記低圧EGR手段は、前記低圧EGR通路および/または、前記低圧EGR通路と前記吸気通路との接続部より下流の前記吸気通路に設けられて前記低圧EGR手段が還流させる排気を冷却する冷却装置をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気還流システム。
  3. 前記過昇温検知手段が前記排気浄化装置の温度の過剰な上昇を検出または予測した場合には、前記低圧EGR流量制御装置が前記低圧EGR通路を通過する排気の量を最大とするとともに、前記高圧EGR流量制御装置が前記高圧EGR通路を通過する排気の量を略零とすることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の排気還流システム。
  4. 前記過昇温検知手段が前記排気浄化装置の温度の過剰な上昇を検出または予測した場合には、前記低圧EGR通路を通過する排気の量と前記高圧EGR通路を通過する排気の量とは、前記排気浄化装置の温度を低減可能で、且つ還流する合計の排気の量が許容範囲に収まる所定のOT時低圧EGR量とOT時高圧EGR量の組み合わせとされることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の排気還流システム。
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