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JP2002292248A - 海水から得られるミネラル液およびその製造方法 - Google Patents

海水から得られるミネラル液およびその製造方法

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JP2002292248A
JP2002292248A JP2001101385A JP2001101385A JP2002292248A JP 2002292248 A JP2002292248 A JP 2002292248A JP 2001101385 A JP2001101385 A JP 2001101385A JP 2001101385 A JP2001101385 A JP 2001101385A JP 2002292248 A JP2002292248 A JP 2002292248A
Authority
JP
Japan
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seawater
membrane
concentration
mineral liquid
calcium
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001101385A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Sekida
寿一 関田
Kazuhide Hamada
和秀 浜田
Hirohisa Kawakita
浩久 川北
Airi Tamura
愛理 田村
Yuka Okazaki
由佳 岡崎
Takashi Sumida
隆 隅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kochi Prefectural PUC
Original Assignee
Kochi Prefectural PUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kochi Prefectural PUC filed Critical Kochi Prefectural PUC
Priority to JP2001101385A priority Critical patent/JP2002292248A/ja
Publication of JP2002292248A publication Critical patent/JP2002292248A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination
    • Y02A20/131Reverse-osmosis

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  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 海水からミネラル液を製造する際に、カルシ
ウム分がスケール(硫酸カルシウム)として析出するの
を抑制できる方法およびそれにより得られるミネラル液
を提供する。 【解決手段】 海水からミネラル液を製造する方法であ
って、海水中の硫酸イオン濃度を低下させる工程を含む
ことを特徴とする、ミネラル液の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海水から得られる
ミネラル液およびその製造方法に関する。さらに詳しく
は、海水からミネラル液を製造する際に、カルシウム分
がスケールとして析出するのを抑制できる方法およびそ
れにより得られるミネラル液に関する。
【0002】
【従来の技術】海水には塩化ナトリウム以外にマグネシ
ウム、カルシウムなどのミネラル分が多く含まれてい
る。特に海洋深層水と呼ばれる海面下200m以深の海
水は、生菌数が少なく、多様なミネラルを多く含むた
め、近年注目を集めている。この海水中に含まれるミネ
ラル分を利用する検討がなされている。例えば、特開昭
60-255729号公報では、海水を脱塩処理して海水中の塩
化ナトリウムを低減したミネラル栄養補強剤が提案され
ている。特開平3-77689号公報では、海水を酸性にし、
強アルカリ剤を加え、得られた沈殿物を除去して得られ
た溶液を濃縮し、さらに冷却して生成する沈殿物と、沈
殿物を除去して得られた液体から水分を除去して得られ
た固体を水に溶解させた飲料水製造用イオン水が提案さ
れている。特開平5-219921号公報では、飲料水に海洋深
層水を添加した飲料が提案されている。特開平10-31382
4号公報では海水を食塩濃度10〜20%に濃縮した後、濃
縮海水から食塩を40〜90%取り除いたミネラル組成物が
提案されている。特開平11-169850号公報では、海水を
ナノ膜と逆浸透膜に通し、淡水と濃縮水に分離し、その
濃縮水を蒸発装置によって高濃縮梅水とし、その高濃縮
海水を遠心分離器で食塩と高ミネラル液を得る技術が提
案されている。特開2000-023646号公報では、海洋深層
水を電気分解し、陰極側から溶液を採取しミネラル水を
製造する技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、海水を
高濃縮すると海水中に含まれる硫酸イオンのためにカル
シウムは硫酸カルシウム(石膏)として析出し、ミネラ
ル分から分離され海水中のミネラルとして十分利用され
ない。事実、逆浸透法での海水の淡水化においても、硫
酸カルシウムが析出するのを防ぐため濃縮倍率は高々
1.6倍程度である。また、この逆浸透法で海水を淡水
化して得られる濃縮水には、ミネラル分が濃縮されてい
るが、これ以上濃縮すると硫酸カルシウムが析出するこ
とから高濃度のミネラル液を得ることができない。
【0004】したがって、本発明の課題は、海水からミ
ネラル液を製造する際に、カルシウム分がスケール(硫
酸カルシウム)として析出するのを抑制できる方法およ
びそれにより得られるミネラル液を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは鋭意検討を行った結果、海水中の硫酸
イオンを除去すれば海水中に含まれるカルシウムなどの
ミネラルを有効に利用できるのではないかと考え、本発
明を完成するに至った。すなわち、本発明にかかるミネ
ラル液の製造方法は、海水からミネラル液を製造する方
法であって、海水中の硫酸イオン濃度を低下させる工程
を含むことを特徴とする。上記製造方法において、ナノ
膜ろ過により硫酸イオン濃度を低下させることができ
る。また、さらに、脱塩処理の工程を含むことができ
る。また、海水を逆浸透法によりろ過して濃縮水を得た
後、硫酸イオン濃度を低下させることができる。
【0006】本発明のミネラル液は、海水から得られる
ミネラル液であって、海水中の硫酸イオン濃度を低下さ
せる工程を含む製法により得られたものであることを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、海水中の硫酸イオン
濃度を低下させる工程(脱硫酸工程)を含むことを特徴
とする。脱硫酸の手段は特に限定されないが、ナノ膜
(以下NF膜と略すことがある)ろ過により行うことが
好ましい。NF膜は果汁の濃縮、脱塩などに使われてい
るが、溶存イオン同士の分離を主目的に使われた例はな
い。本発明で脱硫酸の目的で使用されるNF膜として
は、操作圧力30kg/m2以下、塩化ナトリウム除去
率45%以上のもので、特に硫酸イオンを選択的に除去
しうるものが望ましい。このようなNF膜としては市販
のものを容易に入手できる。例えば、東レ(株)から市
販されているSU600などを用いることができる。海
水には硫酸イオンが約2000mg/L含まれている
が、このようにNF膜を通すことにより海水に含まれる
硫酸イオンの98%以上を除去でき、透過水中に含まれ
る硫酸イオンを100mg/L以下とすることができ
る。
【0008】本発明では、脱硫酸工程の他に、脱塩処理
の工程も含むことができる。脱塩処理とは、海水中に含
まれる1価イオン(ナトリウム、カリウム等)の濃度、
あるいはこれらのミネラル(カルシウム、マグネシウム
等)に対する相対濃度を低下させる処理である。脱塩処
理は、脱硫酸工程の前に行っても良いし、後に行っても
良いが、脱硫酸工程の後に脱塩処理を行う方が、濃縮操
作を行ってもスケール(硫酸カルシウム)の析出がない
ので、濃縮によりミネラル分を20重量%以上含んだ液
を製造することができ、好ましい。
【0009】脱塩処理には、NF膜や電気透析膜を使用
することができる。本発明で脱塩処理の目的で使用され
るNF膜としては、操作圧力30kg/m 2以下、硫酸
マグネシウム除去率98%以上のもので、特に1価イオ
ンと2価イオンの除去率の差が大きいものが望ましい。
このようなNF膜としては市販のものを容易に入手でき
る。例えぱ東レ(株)から市販されているSU200な
どを用いることができる。このようにNF膜を通すこと
により、ナトリウム、カリウム等の1価イオンの濃度を
濃縮することなく、海水中のマグネシウムやカルシウム
等のミネラル分の濃度を2〜6倍まで濃縮することがで
きる。このNF膜による脱塩処理は、多段式で行っても
良いし、回分式で行っても良い。
【0010】脱塩処理に用いられる電気透析膜として
は、1価イオンと2価イオンの除去能の差が大きいもの
が望ましい。このような電気透析膜も市販されている。
電気透析を行うことにより、海水中のナトリウム濃度を
数百mg/Lまで減少させるこができ、マグネシウム、
カルシウム等のミネラル分のナトリウムに対する相対濃
度を上げることができる。本発明によると、通常の海水
のみならず、逆浸透法で海水を淡水化して得られる濃縮
水からもミネラル液を製造することができる。該濃縮水
にはミネラル分が濃縮されて含まれているが、硫酸イオ
ンも含まれている。そのため従来技術ではこれ以上濃縮
すると硫酸カルシウムが析出することから、該濃縮水か
らミネラル液を得ることができず、該濃縮水は廃棄する
しかなかった。本発明では、硫酸イオン濃度を低下させ
るので、該濃縮水から硫酸カルシウムの析出を起こすこ
となくミネラル液を得ることができる。
【0011】図1〜4に、本発明により海水からミネラ
ル液を製造する工程のフロー図の例を示すが、本発明は
これに限定されない。図1の例では、必要に応じて逆浸
透法により海水を淡水化して濃縮水を得た後、NF膜に
より脱硫酸処理を行い、硫酸濃度の低下した透過水を得
る。該透過水に対しNF膜による脱塩処理を行う。この
NF膜による脱塩処理は繰り返し行うことができる。あ
るいは上記脱硫酸後の透過水に対し電気透析膜による脱
塩処理を行う。図2の例では、必要に応じて逆浸透法に
より海水を淡水化して濃縮水を得た後、NF膜により脱
硫酸処理を行い、硫酸濃度の低下した透過水を得る。該
透過水に対しNF膜による脱塩処理を行う。このNF膜
による脱塩処理は繰り返し行うことができる。次いで、
NF膜による脱塩処理後の濃縮水に対し電気透析膜によ
る脱塩処理を行う。
【0012】図3の例では、必要に応じて逆浸透法によ
り海水を淡水化して濃縮水を得た後、NF膜により脱硫
酸処理を行い、硫酸濃度の低下した透過水を得る。該透
過水に対し電気透析膜による脱塩処理を行う。次いで、
電気透析膜による脱塩処理後の脱塩水に対しNF膜によ
る脱塩処理を行う。このNF膜による脱塩処理は繰り返
し行うことができる。図4の例では、必要に応じて逆浸
透法により海水を淡水化して濃縮水を得た後、電気透析
膜による脱塩処理を行う。その後、NF膜により脱硫酸
処理を行い、硫酸濃度の低下した透過水を得る。該透過
水に対しNF膜による脱塩処理を行う。このNF膜によ
る脱塩処理は繰り返し行うことができる。
【0013】本発明により海水から製造したミネラル液
は、ミネラル(カルシウム、マグネシウム等)を多く含
む水溶液である。具体的には、カルシウムを400mg
/L以上、マグネシウムを1500mg/L以上、ナト
リウムを10000mg/L以下の濃度で含み、ナトリ
ウムに対するカルシウムの濃度が4%以上、ナトリウム
に対するマグネシウムの濃度が15%以上であるものが
好ましい。さらには、カルシウムを800mg/L以
上、マグネシウムを3000mg/L以上、ナトリウム
を10000mg/L以下の濃度で含み、ナトリウムに
対するカルシウムの濃度が8%以上、ナトリウムに対す
るマグネシウムの濃度が30%以上であるものがより好
ましい。
【0014】本発明により海水から製造したミネラル液
は、飲料、入浴剤、食品等に利用できる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもの
ではない。以下の実施例で用いた海水(原水)には、表
1に示すとおりの濃度で各成分が含まれている。 [実施例1] (1)脱硫酸処理 NF膜として東レ(株)より市販されているSU610
を用い、NFろ過装置により、入口圧力20kg/cm
2、流量50L/時、回収率45%の運転条件で海水を
処理した。得られた透過水に含まれる各成分の濃度を表
1に示す。表1に明らかなように、NF膜による脱硫酸
処理により、硫酸イオンの大部分が除去されている。 (2)脱塩処理(NF膜)(1回目) 上記(1)で得られた透過水を、NF膜として東レ
(株)より市販されているSU210を用い、NFろ過
装置により、入口圧力20kg/cm2、流量50L/
時、回収率16%の運転条件で処理した。得られた濃縮
水に含まれる各成分の濃度を表1に示す。表1に明らか
なように、NF膜による脱塩処理により、カルシウムと
マグネシウム濃度が濃縮され、ナトリウムに対する相対
濃度が上昇したことがわかる。
【0016】この濃縮水を5倍に濃縮して高ミネラル液
を作製したが、スケール(硫酸カルシウム)は析出しな
かった。 (3)脱塩処理(NF膜)(2回目) 上記(2)で得られた透過水を、NF膜として東レ
(株)より市販されているSU210を用い、NFろ過
装置により、入口圧力20kg/cm2、流量27L/
時、回収率32%の運転条件で処理した。得られた濃縮
水に含まれる各成分の濃度を表1に示す。表1に明らか
なように、NF膜による脱塩処理を繰り返すことによ
り、さらにミネラル(カルシウムとマグネシウム)の濃
度の高い液が得られたことがわかる。
【0017】この濃縮水を5倍に濃縮して高ミネラル液
を作製したが、スケール(硫酸カルシウム)は析出しな
かった。 (4)脱塩処理(電気透析膜) 上記(3)で得られた濃縮水を、旭硝子(株)より市販
されている電気透析膜を用い、電気透析試験装置(陽イ
オン交換膜14枚、陰イオン交換膜10枚、有効膜面積
1.72dm2)で膜間電圧1.6Vの運転条件で処理
した。得られた脱塩水に含まれる各成分の濃度を表1に
示す。表1に明らかなように、電気透析膜による脱塩処
理により、さらにミネラル(カルシウムとマグネシウ
ム)の相対濃度の高い液が得られたことがわかる。
【0018】
【表1】
【0019】[実施例2] (1)脱硫酸処理 海水に対し、回収率を76%とした以外は実施例1の
(1)の脱硫酸処理と同様にして処理を行った。得られ
た透過水に含まれる各成分の濃度を表2に示す。表2に
明らかなように、NF膜による脱硫酸処理により、硫酸
イオンの大部分が除去されている。 (2)脱塩処理(電気透析膜) 上記(1)で得られた透過水に対し、実施例1の(4)
の脱塩処理(電気透析膜)と同様の処理を行った。得ら
れた脱塩水に含まれる各成分の濃度を表2に示す。表2
に明らかなように、電気透析膜による脱塩処理により、
ミネラル(カルシウムとマグネシウム)の相対濃度の高
い液が得られたことがわかる。
【0020】この脱塩水を5倍に濃縮して高ミネラル液
を作製したが、スケール(硫酸カルシウム)は析出しな
かった。
【0021】
【表2】
【0022】[実施例3]海水を逆浸透法によりろ過し
て濃縮水を得た後、実施例1の(1)の脱硫酸処理と同
様の処理を行い、次いで実施例1の(2)の脱塩処理
(NF膜)(1,2回目)と同様の処理を行った。得ら
れた濃縮水に含まれる各成分の濃度を表3に示す。表3
に明らかなように、逆浸透法によりろ過して得られた濃
縮水を用いた場合にも、スケール(硫酸カルシウム)の
析出を伴うことなく、ミネラル(カルシウムとマグネシ
ウム)の相対濃度の高い液が得られたことがわかる。
【0023】
【表3】
【0024】
【発明の効果】本発明によると、海水からミネラル液を
製造する際に、カルシウム分がスケール(硫酸カルシウ
ム)として析出するのを抑制できる。したがって、海水
中のカルシウムをミネラルとして有効に活用できる。逆
浸透法で海水を淡水化した際に得られる濃縮水にはミネ
ラル分が濃縮されて含まれているが、硫酸イオンも含ま
れている。そのため従来技術ではこれ以上濃縮すると硫
酸カルシウムが析出することから、該濃縮水からミネラ
ル液を得ることができず、該濃縮水は廃棄するしかなか
った。本発明では、硫酸イオン濃度を低下させるので、
該濃縮水から硫酸カルシウムの析出を起こすことなくミ
ネラル液を得ることができる。
【0025】ミネラル液に食塩が残ると飲料等に使用し
た場合にはしょっぱい味がして好ましくない。一方、ミ
ネラル液を醤油等の食塩を含んだ食品に用いる場合には
食塩が残っている方が良い。本発明によると、得られる
ミネラル液のミネラル分と食塩の濃度比を調整できるの
で、用途に応じて使い分けることができる。本発明の方
法は加熱操作を伴わずに実施可能であるため、使用エネ
ルギーが小さいという利点を有する。また、加熱により
海水中のカルシウムが炭酸カルシウムとして析出するの
で、カルシウムの損失もない。本発明の方法は薬品を使
用しないで実施可能であるため、得られるミネラル液に
海水由来以外のものが入らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により海水からミネラル液を製造する
工程のフロー図の一例である。
【図2】 本発明により海水からミネラル液を製造する
工程のフロー図の別の一例である。
【図3】 本発明により海水からミネラル液を製造する
工程のフロー図のさらに別の一例である。
【図4】 本発明により海水からミネラル液を製造する
工程のフロー図のさらに別の一例である。
【符号の説明】
1 逆浸透ろ過装置 2 脱硫酸用NF装置 3 脱塩処理(ミネラル濃縮)用NF装置 4 電気透析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/44 C02F 1/44 G // A61K 7/50 A61K 7/50 (72)発明者 川北 浩久 高知県高知市布師田3992番地3 高知県工 業技術センター内 (72)発明者 田村 愛理 高知県高知市布師田3992番地3 高知県工 業技術センター内 (72)発明者 岡崎 由佳 高知県高知市布師田3992番地3 高知県工 業技術センター内 (72)発明者 隅田 隆 高知県室戸市室戸岬町字丸山7156 高知県 海洋深層水研究所内 Fターム(参考) 4B017 LK02 LP01 4B018 MD01 MF01 MF06 4C083 AA161 AB271 CC25 4D006 GA03 GA07 GA17 KA53 KA55 KA57 KA63 MA13 MA14 PB03 PB28 PC11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水からミネラル液を製造する方法であ
    って、海水中の硫酸イオン濃度を低下させる工程を含む
    ことを特徴とする、ミネラル液の製造方法。
  2. 【請求項2】 ナノ膜ろ過により硫酸イオン濃度を低下
    させる、請求項1記載のミネラル液の製造方法。
  3. 【請求項3】 さらに、脱塩処理の工程を含む、請求項
    1または2記載のミネラル液の製造方法。
  4. 【請求項4】 海水を逆浸透法によりろ過して濃縮水を
    得た後、硫酸イオン濃度を低下させる、請求項1から3
    のいずれかに記載のミネラル液の製造方法。
  5. 【請求項5】 海水から得られるミネラル液であって、
    海水中の硫酸イオン濃度を低下させる工程を含む製法に
    より得られたものであることを特徴とする、ミネラル
    液。
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