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JP2001007114A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001007114A
JP2001007114A JP11180619A JP18061999A JP2001007114A JP 2001007114 A JP2001007114 A JP 2001007114A JP 11180619 A JP11180619 A JP 11180619A JP 18061999 A JP18061999 A JP 18061999A JP 2001007114 A JP2001007114 A JP 2001007114A
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wiring
copper
region
film
semiconductor device
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】埋め込み銅配線を形成する際、ディッシングや
エロージョンの発生を防止し、配線抵抗値の上昇および
配線抵抗値のばらつきを防止すること。 【解決手段】絶縁膜3中の凹部にバリアメタル膜を介し
て銅膜が埋め込まれてなる銅配線層7を備えた半導体装
置において、銅配線層7のライン/スペース比を4.5
以下、配線占有率を10〜60%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅配線を有する半
導体装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年における半導体装置の高集積化に伴
う配線層の低抵抗化への要請から、配線層材料として、
エレクトロマイグレーション耐性の高い銅が広く用いら
れるようになってきた。ところが配線材料として銅を用
いる場合、RIE(反応性イオンエッチング)による異
方性エッチングが困難であるため、通常、化学的機械的
研磨(Chemical Mechanical Polishing ;CMP)を利用
したダマシンプロセスが採用される。以下、CMPを用
いた従来の銅配線の形成方法について、図16を参照し
て説明する。
【0003】まず図16(a)に示すように、シリコン
基板1上にシリコン窒化膜2(膜厚100nm)および
シリコン酸化膜3(膜厚1000nm)をこの順で形成
し、ついでシリコン酸化膜3中にシリコン窒化膜2に到
達する複数の凹部をドライエッチングにより形成する。
【0004】次に図16(b)に示すように、全面にT
aおよびTaNからなるバリアメタル膜4をスパッタリ
ング法により堆積する。膜厚は20nmとする。つづい
てこの上に、銅めっきを成長させるための銅からなるシ
ード金属膜をスパッタリング法により堆積する(不図
示)。つづいて基板を硫酸銅水溶液に浸漬して電解めっ
き法により銅膜5を形成し、その後、アニールを行う。
銅膜5の膜厚は平坦部で900nm程度とする。この状
態を図16(b)に示す。
【0005】次にCMPにより銅膜5を研磨して基板表
面を平坦化する。CMPは、通常、図17に示すような
研磨装置を用いて行う。図中、ウエハ10とは、上述の
ようにして基板1表面に成膜がなされたものをいう。ウ
エハ10は、ウエハキャリア11下面に設置される。ウ
エハ10の成膜面を研磨パッド12に接触させながら、
ウエハキャリア11と研磨パッド12の両方を一定速度
で回転させる。ウエハ10と研磨パッド12の間には、
ポンプ15により供給口13から研磨液14が供給され
る。研磨液14としては、一般に、アルミナ粒子やシリ
カ粒子等の研磨材を分散させたスラリーが使用される。
【0006】バリアメタル膜4露出後(図16
(c))、さらに研磨を続け、図16(d)に示す状態
とし、埋め込み銅配線を完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術のプロセスを行った場合、ディッシングおよびエロ
ージョンと呼ばれる現象が発生し、配線抵抗値が上昇す
るとともに抵抗値がばらつくという問題が生じやすかっ
た。これについて、以下、詳細に説明する。
【0008】まず、ディッシングについて説明する。図
16(c)のCMP工程においては、シリコン酸化膜3
上のバリアメタル膜4が残存しないように研磨時間を充
分にとる必要がある。ここで、バリアメタル膜4と比較
して銅膜5の研磨速度はきわめて大きく、たとえばバリ
アメタル膜として一般的に使用されるTa系金属と比較
すると銅のCMP研磨速度は、通常、30倍以上とな
る。このため図16(c)のようにバリアメタル膜4が
露出した後の工程において銅膜5の研磨がバリアメタル
膜4の研磨よりも過剰に進行し、図19のように銅膜5
の中央部が凹んだ形状となる。この現象をディッシング
(Dishing)という。絶縁膜3上のバリアメタル
膜4はほぼ完全に除去しなければならないため、一定程
度のオーバー研磨を行う必要があることから、通常、一
定程度のディッシングが生じることとなる。このような
銅膜のディッシングが生じると、局所的に配線抵抗が増
加するという問題が発生する。また、エレクトロマイグ
レーションを引き起こし、素子の信頼性を損なう場合も
ある。
【0009】次にエロージョンについて説明する。上述
のように図16(c)のCMP工程では一定のオーバー
研磨時間をとる必要がある。ここで、バリアメタル膜4
やシリコン酸化膜3と比較して銅膜5の研磨速度はきわ
めて大きく、銅めっき膜の研磨がより速く進行する。こ
のためバリアメタル膜4露出後のCMP工程においては
配線密集部と配線孤立部とでCMPの進行速度が異なっ
てくる。すなわち、銅膜5の埋め込み部が多く存在する
配線密集部では、銅膜5の埋め込み部があまり存在しな
い配線孤立部に比べ、バリアメタル膜4やシリコン酸化
膜3に加わる圧力が相対的に高くなる。このため配線密
集部でCMPが過剰に進行し、図16(d)のように表
面が凹んでしまうのである。この現象をエロージョン
(Erosion)という。
【0010】上記のようにエロージョンが発生すると基
板表面の平坦性が悪化する。平坦性の悪化は多層構造と
した場合にさらに顕著となり、配線部の短絡等が生じる
等の問題を引き起こす。また埋め込み配線を形成した場
合においては、断面積が小さくなり配線抵抗が大きくな
るという問題がある。
【0011】以上のようにディッシングやエロージョン
は金属とバリアメタル膜あるいは絶縁膜との研磨速度の
差に起因して発生するが、実際の製造プロセスにおいて
は、これ以外のプロセス上の要因によって一層促進され
る。この点について以下、説明する。
【0012】図18は、研磨液を供給したときのウエハ
表面の状態を示す図である。ウエハと研磨パッドは同程
度の速度で同方向に回転している。このような状態で研
磨を行うと、ウエハの外周部は内周部に比べ周速度が大
きいため、単位時間当たりにより多くのパッド面と接す
ることとなる。このため外周部の方が内周部よりも研磨
が過剰に進行しやすくなる。また、ウエハ表面の研磨液
の分布についても外周部と内周部で不均一が生じる。研
磨パッドに滴下された研磨液はウエハ外周部から内周部
に向かって移動しウエハ全面に行き渡っていくが、この
過程を考慮すると、研磨液の時間平均濃度は外周部の方
が内周部よりも高くなる。このことも外周部の方が内周
部よりも研磨が過剰に進行させる要因となる。さらに、
表面に金属膜や絶縁膜が形成されたウエハは、これらの
膜の形成された面の側に反った状態となる。このため研
磨に際しウエハを研磨パッド12に押しつけたとき、反
りが一定程度残存し、外周部がより研磨されやすくな
る。
【0013】以上のように、プロセス上の要因によって
外周部の方が内周部よりも研磨が過剰に進行しやすくな
るため、ウエハ面内の全体について平坦化を完了させる
にはオーバー研磨時間をより長くとらざるを得ないこと
となる。このためディッシングやエロージョンがより顕
著になるのである。
【0014】このようにディッシングやエロージョンが
顕著になると、銅配線の膜厚が現象して配線抵抗が上昇
する。また、各銅配線の膜厚の相違が大きくなり、配線
抵抗値がばらつくこととなる。この膜厚の相違は、特に
ウエハ外周部と内周部において顕著となる。
【0015】銅配線を形成するためには、CMPを利用
したいわゆるダマシンプロセスによるのが一般的である
が、その際、上述したディッシングやエロージョンの発
生を防止することが重要な技術的課題となっている。か
かる技術的課題を解決するべく、CMPプロセスの改
良、特に研磨液の選択や研磨終点の検出方法等に関し種
々の検討がなされてきた。しかしながら、これらの方法
ではディッシングやエロージョンを十分に防止すること
は困難であった。
【0016】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、埋め込み銅配線を形成する際、ディッシングやエ
ロージョンの発生を防止し、配線抵抗値の上昇および配
線抵抗値のばらつきを防止することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】従来、ディッシングやエ
ロージョンの対策は、主としてCMPプロセスの改良と
いう観点からなされてきた。これに対し、本発明は、銅
配線の平面方向のレイアウトを制御することにより、デ
ィッシングやエロージョンを防止するものである。配線
のレイアウトの工夫によりディッシングやエロージョン
を防止するという検討はこれまでほとんどなされてこな
かったが、本発明者の検討によれば、配線占有率やライ
ン/スペース比を従来の配線設計とは異なる領域の値に
設定することによりディッシングやエロージョンを効果
的に防止できることが明らかになった。本発明はかかる
知見に基づきなされたものである。以下、本発明の構成
および作用について説明する。
【0018】本発明によれば、絶縁膜中の凹部にバリア
メタル膜を介して銅配線が埋め込まれてなる配線層を備
えた半導体装置であって、該配線層の配線占有率が10
〜60%であることを特徴とする半導体装置が提供され
る。
【0019】また本発明によれば、素子形成領域を含む
半導体基板上に絶縁膜を成膜した後、該素子形成領域内
の絶縁膜に凹部を形成する工程と、該凹部の内部にバリ
アメタル膜を成膜した後、該凹部を埋め込むように銅膜
を形成する工程と、、化学的機械的研磨により該凹部以
外の領域に形成された銅膜を除去して銅配線を形成する
工程とを含む半導体装置の製造方法であって、前記素子
形成領域における前記銅配線の配線占有率を10〜60
%とすることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供
される。
【0020】従来の銅配線を含む半導体装置は、高集積
化の観点から、配線占有率を高める方向で開発が進めら
れてきた。これに対し、本発明においては配線占有率を
10〜60%と低い値に設定している。このため、配線
層をCMPを利用したプロセスで形成した場合において
も、ディッシングやエロージョンを効果的に防止でき
る。CMPプロセスは、エッチング困難な銅を比較的簡
便な工程でパターニングすることができ、銅配線を形成
する上で種々の利点を有する。本発明の半導体装置の製
造方法は、かかるCMPプロセスの有するディッシング
およびエロージョンの課題を解決するものであり、高品
質および高生産性のプロセスを実現できる。また本発明
の半導体装置は、配線占有率を上記範囲に設定した特定
の構造を有するため、銅配線を形成する上で有利なCM
Pプロセスを利用した場合にもディッシングやエロージ
ョンの発生が少なく、抵抗値が安定し、また、生産性も
良好である。
【0021】また本発明によれば、絶縁膜中の凹部にバ
リアメタル膜を介して銅配線が埋め込まれてなる配線層
を備えた半導体装置であって、該配線層は、複数の銅配
線が一方向に100μm以上にわたって延在するように
形成された配線領域を含み、該配線領域における銅配線
のライン/スペース比の平均値が4.5以下であること
を特徴とする半導体装置が提供される。
【0022】また本発明によれば、素子形成領域を含む
半導体基板上に絶縁膜を成膜した後、該素子形成領域内
の所定の配線領域に、一方向に100μm以上にわたっ
て延在する複数の凹部を形成する工程と、該凹部の内部
にバリアメタル膜を成膜した後、凹部を埋め込むように
銅膜を形成する工程と、化学的機械的研磨により前記凹
部以外の領域に形成された銅膜を除去して複数の銅配線
を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法であっ
て、前記配線領域におけるライン/スペース比の平均値
を4.5以下とすることを特徴とする半導体装置の製造
方法が提供される。
【0023】一般に、配線層は、複数の銅配線が一方向
に100μm以上にわたって延在するように形成された
配線領域(以下、領域(a)とよぶ)と、複数の銅配線
が二以上の方向に延在するように形成された領域(以
下、領域(b)とよぶ)とを含む形態で形成されること
が多い。上記発明は、このうちの領域(a)について設
計基準を設けたものである。本発明者の検討によれば、
複数の銅配線が一方向に100μm以上にわたって延在
するように形成された領域(a)に注目し、この領域に
ついて独自の設計基準を設ければ、一層効果的にディッ
シングやエロージョンを効果的に防止できることが明ら
かになった。上記発明は、かかる知見に基づきなされた
ものである。
【0024】図1は領域(a)における配線のレイアウ
トの一例を示す図である。シリコン基板1上にシリコン
窒化膜を介して配線層が形成されている。配線層は、シ
リコン酸化膜3中に複数の銅配線7が設けられた構成と
なっている。銅配線7は、それぞれ平行に、一方向に1
00μm以上にわたって延在するように形成されてい
る。なお、実際には、銅配線7と絶縁膜3の間にバリア
メタル膜が介在するが、図では省略されている。このよ
うな配置を有する領域(a)は、通常、メモリセルにお
けるセル内領域やCPU等のロジック系ICにおけるコ
ア領域の主要部分を構成する。
【0025】一方、図2は領域(b)における配線のレ
イアウトの一例を示す図である。この配線層は、配線幅
の広い主配線7a(VDDとVSS)と、主配線からトラン
ジスタの拡散層8に導く副配線7bとを含んでおり、複
数の銅配線が縦方向および横方向に配置されている。な
お、領域(b)内には銅配線が一方向に延在する部分も
存在するが、その長さは20μm以下の値であり、これ
は領域(a)とは異なるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明における配線層は、絶縁膜
中の凹部にバリアメタル膜を介して銅配線が埋め込まれ
た構成を有している。ここで、絶縁膜としては、従来か
ら用いられてきているシリコン酸化膜の他に、デバイス
をより高速化するため、低誘電率の膜材料を利用するこ
とができる。例えば、ベンゾシクロブテン(BCB)
膜、パリレン(Parylene)−N膜、サイトップ
(CYTOP)膜などの有機膜、ゼロゲル(Xerog
el)膜、HSQ(Hydrogen Silisesquioxane)膜など
の無機膜、HMO(Hydrogen peroxide (H2O2) / Methyl
silane-based CVD)膜などの有機無機複合膜がある。そ
のなかでも、HSQ膜(k=2.8〜3.2)は性能が
より安定し、好適に用いられる。また、本発明における
バリアメタル膜とは、接続孔内に埋め込まれた金属の拡
散を防止する機能を有する膜をいう。バリアメタル膜を
構成する材料としては、たとえば、Ti、TiN、Ti
SiN、W、WN、WSiN、Ta、TaN、TaSi
N等が挙げられる。このうち、銅の拡散をより効果的に
防止できる、Ta、TaN、またはTaSiNが好まし
く用いられる。バリアメタル膜は、たとえば上記のよう
な材料からなる、単一膜または二以上の膜からなる構成
とする。
【0027】本発明における配線層とは、絶縁膜中に銅
配線が埋め込まれた層をいう。ここで「層」とは、同一
工程で形成される銅配線を含む層をいう。たとえば図6
(d)には、銅配線が4箇所に埋め込まれた断面形状が
示されているが、これらの銅配線を含む層が、本発明に
いう配線層に相当する。また、図3は多層配線の一例を
示す断面模式図であるが、図中、最下層配線層25、第
2配線層26、第3配線層27、第4配線層28、第5
配線層29はいずれも絶縁膜中に銅配線が埋め込まれた
形態を有しており、それぞれが本発明にいう「配線層」
に該当する。
【0028】本発明における配線占有率とは、上記のよ
うに定義された配線層の上面全体の面積に対する銅配線
の面積比率をいう。たとえば図1(a)は、図1(b)
の配線層上面を上から見た上面図であるが、この図1
(a)において、全体を囲う矩形の面積に対する斜線部
の面積の占める割合が、配線占有率となる。本発明にお
いては、配線層の全体の配線占有率が、好ましくは60
%以下、さらに好ましくは50%以下とする。これによ
り、ディッシングやエロージョンを防止でき、配線抵抗
の上昇および配線抵抗値のばらつきを低減できる。ま
た、配線占有率の下限については、配線密度の極端な減
少を避けるため、10%以上とすることが望ましい。図
4は、配線占有率の異なる複数の配線層について配線膜
厚と配線抵抗のばらつきの関係を求めた図である。図中
の60、70、80および90%の数値は、配線占有率
を示す。図に示された結果から、配線膜厚にかかわらず
配線抵抗のばらつきに対して要求される10%の水準を
満たすためには、配線占有率を60%以下とすればよい
ことがわかる。また、後述するように、寄生容量低減の
観点より配線膜厚は350nm、あるいは300nm以
下とすることが望まれるが、このような膜厚とした場合
において配線抵抗ばらつきを10%以下とするために
は、配線占有率を60%以下とすればよいことがわか
る。
【0029】本発明におけるライン/スペース比とは、
配線幅を隣接配線間距離(配線間隔)で除した値をい
う。たとえば図1において、LをSで除した値をいう。
同一IC上にはライン/スペース比の異なる数種類の配
線が形成される場合もある。なお、ライン/スペース比
の異なる2種類の配線領域が隣接して設けられた場合
は、各配線領域についてそれぞれライン/スペース比を
求めるものとし、各配線領域の境界部分における値は無
視するものとする。
【0030】本発明において、複数の銅配線が一方向に
100μm以上にわたって延在するように形成された配
線領域(領域(a))を含む場合は、この領域について
独自に設計基準を設けることが望ましい。すなわち、領
域(a)において、銅配線のライン/スペース比を好ま
しくは4.5以下、より好ましくは4以下、最も好まし
くは3以下とする。このようにすれば、実施例2で後述
するように、ディッシングやエロージョンを効果的に防
止でき、配線抵抗の上昇および配線抵抗値のばらつきを
低減できる。なおライン/スペース比の下限については
特に制限がないが、配線密度を考慮すれば0.5以上と
することが好ましい。
【0031】また、領域(a)内にはライン/スペース
比の異なる複数の配線が設けらることがあるが、この場
合、ライン/スペース比の平均値だけでなく、その分布
についても規定を設ければ、より顕著な効果が得られ
る。すなわち、ライン/スペース比の最大値を5以下と
すれば、配線抵抗のばらつきを一層効果的に低減でき
る。実施例の項で後述するように、ライン/スペース比
の値が5を超えると配線抵抗のばらつきが極端に大きく
なるため、このような配線を除くことにより、より効果
的に抵抗のばらつきを低減できるのである。
【0032】以上述べた点を考慮してICのレイアウト
設計を行うに際しては、たとえば以下のような手順にし
たがうのがよい。 (ステップ1) IC全体を、100μm×100μm
のエリアに分割する。 (ステップ2) 得られた複数のエリアのうち、複数の
銅配線が一方向に100μm以上にわたって延在するよ
うに形成されたエリアを抽出する。 (ステップ3) ステップ2で抽出された複数のエリア
について、ライン/スペース比を所定の値に制御する。
このとき、IC全体における配線層の配線占有率が60
%以下となるようにする。
【0033】ステップ1のように、全体を100μm×
100μmのエリアに分割する方法を採用すれば、領域
(a)をもれなく抽出し、ライン/スペース比の制御を
確実に、かつ効率的に行うことができる。
【0034】IC全体の面積に対する領域(a)の面積
は、通常、60〜80%と高い値となることが多い。こ
のため、領域(a)のライン/スペース比の設定によ
り、配線層の配線占有率が決まることが多い。したがっ
て、配線層の配線占有率は、上記ステップ3のライン/
スペース比の調整により実質的に決定される場合が多
い。
【0035】ステップ2で抽出された複数のエリアは、
ライン/スペース比の平均値が4.5以下となるように
設定することが望ましい。また、当該エリアにおけるラ
イン/スペース比の最大値を5以下とすることがより望
ましい。
【0036】本発明における銅配線を構成する銅配線の
膜厚(平均値)は、好ましくは350nm以下、より好
ましくは300nm以下とする。下限については特に制
限がないが、たとえば、50nm以上とする。膜厚が厚
すぎると、隣接配線間の寄生容量が大きくなり、クロス
トークが発生し、高速動作の実現が困難となる。図5
は、配線膜厚と動作速度との関係を示す図である。横軸
は負荷配線長を示し、縦軸は回路遅延を示す。同一配線
長に対し回路遅延が少ない方がより高速に動作すること
を示す。図のアルミ配線の膜厚は600nmである。銅
配線を用いる主目的は、従来のアルミ配線よりも高速動
作を実現することにあるが、このような利点を得るため
には、膜厚350nm以下、望ましくは膜厚300nm
以下とすればよいことがわかる。ところが、従来のプロ
セスを用いた場合、350nm以下とすると、ディッシ
ングやエロージョンによる膜厚減少の影響が顕著に大き
くなる。以上のことから、膜厚350nm以下、特に膜
厚300nm以下の銅配線から構成される配線構造に本
発明を適用した場合、膜減りを効果的に防止しつつ高速
動作を実現でき、本発明の効果がより顕著に発揮され
る。
【0037】本発明は多層配線に適用された場合、特に
効果的である。この場合、半導体基板上に積層された複
数の配線層のうちの一部の層が本願に規定する要件を満
たすものであればよいが、特に、最下層の配線層を本願
に規定する要件を満たすものとすることが望ましい。
【0038】以下、多層配線構造について、図面を参照
して説明する。図3は、ロジック系ICの多層配線構造
を示す断面図である。半導体基板1上に、ゲート電極2
1、拡散層20などからなるMOSトランジスタが形成
されている。このMOSトランジスタが形成された層の
上に、銅配線23を含む最下層の配線層25が形成され
ている。最下層の配線層25は、拡散層22と、コンタ
クトプラグ22を介して接続している。最下層配線層2
5の上に、第2配線層26、第3配線層27、第4配線
層28、第5配線層29がこの順で積層され、最上部に
パッシベーション膜30が形成されている。このような
多層配線構造とした場合、最下層の配線層25の設計が
最も重要となる。最下層の配線層においてディッシング
やエロージョンが発生すると、平坦性が悪化し、さらに
その上に配線層が積層されるにつれて平坦性の悪化が顕
著となる。すなわち、最下層の配線層でディッシングや
エロージョンが発生した場合、上層の配線層で発生した
場合に比べ、多層配線全体の平坦性が特に悪化するので
ある。このような平坦性の悪化が生じると、配線の断線
が発生しやすくなったり、また、配線溝やスルーホール
を形成する際のマスクの目合わせずれが起こりやすくな
る。以上のことから、最下層の配線層について、配線占
有率やライン/スペース比を好適に設定することが望ま
しい。なお、多層配線を構成するすべての配線層につい
て、配線占有率やライン/スペース比を好適範囲に設定
すれば、より効果的である。
【0039】また、最下層の配線層については、クロス
トークの影響を特に排除する必要があり、かかる観点か
ら、銅配線の膜厚を薄くする必要が生じる。通常、膜厚
300nm程度の銅配線が形成される。ところが、この
ような膜厚とした場合、前述のようにディッシングやエ
ロージョンによる膜減りの影響が顕著となり、この点か
らも最下層の配線層25の設計が最も重要となる。
【0040】本発明の半導体装置において、配線層はC
MPを利用したダマシンプロセスにより形成することが
できる。この場合、銅配線の上面は、CMPにより平坦
化される。なおCMPの研磨液等については特に制限が
無い。
【0041】本発明における配線層は、探針パッド領域
をさらに含んでいてもよい。探針パッド領域とは、銅配
線の抵抗値のチェックを探針法により行う場合に、針先
を接触させるパッドを設けた領域をいう。このような構
成とした場合、探針パッド領域における配線占有率は、
好ましくは70〜90%、より好ましくは75〜90%
とする。このようにすれば、探針法により銅配線の抵抗
値のチェックを行う場合、図20のように探針30の先
端部が絶縁膜3上に乗り上げ、銅配線5からなる探針パ
ッドとの接触不良が起こり測定が不正確になることがあ
る。探針パッド領域における配線占有率を上記範囲とす
れば、このような問題を解決することができる。前述の
ように、配線層全体の配線占有率については60%以下
とすることが好ましいのであるが、この中に含まれる探
針パッド領域については、上記したように高めの値とす
ることが望ましい。この点について、図14および図1
5を参照して説明する。これらの図において、横軸は配
線占有率、縦軸は配線抵抗の測定値を示す。各パターン
の探針パッド領域について、それぞれ4回繰り返し測定
を行った。図に示す結果より、水準7(配線占有率6
8.75%)の探針パッドを用いた場合、他のものに比
べ、極端に抵抗値が大きくなっている。以上のことか
ら、探針パッド領域に関しては、配線占有率を70%以
上とすることが望ましい。また、測定値の安定性を考慮
すると、75%以上とすることがより好ましい。なお、
上限については、レイアウトの制約上、90%以下とす
ることが好ましい。
【0042】本発明の半導体装置の製造方法は、CMP
プロセスを含む、いわゆるダマシン法を利用した銅配線
の形成法に関するものである。本発明の半導体装置の製
造方法においては、素子形成領域内における銅配線の占
有率やライン/スペース比を適切な範囲に設定すること
が重要となる。なお、素子形成領域とは、ウエハ上のス
クライブ線により区画された各領域をいい、後の工程で
チップとして切り出される領域をいう。例えば図7に示
される各矩形領域(チップ51、52)をいう。
【0043】なお、本発明の製造方法における銅配線の
形成プロセスは、配線層とスルーホールを別工程で形成
するシングルダマシンプロセスであっても、これらを同
一工程で形成するデュアルダマシンプロセスであっても
よい。また、銅配線は、めっき法、CVD法、スパッタ
リング法等により成膜することができる。
【0044】
【実施例】実施例1 本実施例では、銅配線が二以上の方向に延在するように
形成された種々のパターンの銅配線(図8)を作製し、
各パターンについて、ウエハ中央チップおよびウエハ端
チップの銅配線の膜厚減少率を評価した。図8に評価パ
ターンの平面図を示す。図中、黒塗りの部分が配線部で
あり、数値は配線占有率を示す。
【0045】銅配線の形成は、図6に示す手順に従って
行った。まず図6(a)に示すように、シリコン基板1
上にシリコン窒化膜2(膜厚100nm)およびシリコ
ン酸化膜3(膜厚1000nm)をこの順で形成し、つ
いでシリコン酸化膜3中にシリコン窒化膜2に到達する
複数の凹部をドライエッチングにより形成した。
【0046】次に図6(b)に示すように、全面にTa
およびTaNからなるバリアメタル膜4をスパッタリン
グ法により堆積した。膜厚は15nmとした。つづいて
この上に、銅めっきを成長させるための銅からなるシー
ド金属膜をスパッタリング法により堆積した(不図
示)。つづいて基板を硫酸銅水溶液に浸漬して電解めっ
き法により銅膜5を形成し、その後、アニールを行っ
た。銅膜5の膜厚は平坦部で900nm程度とした。こ
の状態を図6(b)に示す。
【0047】次にCMPにより銅膜5を研磨して基板表
面を平坦化した。バリアメタル膜4露出後(図6
(c))、さらに研磨を続け、図6(d)に示す状態と
し、埋め込み配線を完成した。この段階で、銅膜5の膜
厚は300nmとなった。
【0048】以上のようにして、図8に示す種々のパタ
ーンの銅配線を作製した後、ウエハを各チップに切り出
し、ウエハ中央チップおよびウエハ端チップの銅配線の
膜厚減少率を評価した。膜厚減少率は、図19で示され
るa/bの値で定義した。各チップの膜厚減少率を評価
した結果を図9に示す。図9中のパターン1〜6は、図
8に示したパターンに対応する。図9のウエハ中央チッ
プとは、図7におけるウエハ50上のチップ51をい
う。一方、ウエハ端チップとは、図7におけるウエハ上
のチップをいう。
【0049】全般的な傾向として、膜厚減少率は、ウエ
ハ端チップでは高くウエハ中央部では低かったが、いず
れにおいても、膜厚減少率の要求水準となる18%以下
とするためには、配線占有率を60%以下とすればよい
ことがわかった。
【0050】また、膜厚減少率に対するパターン形状の
影響は、配線占有率の影響に比べて小さく、所定の膜厚
を確保するためには配線占有率に注目し、これを制御す
ることが有効であることが確認された。
【0051】実施例2 本実施例では、図1に示すような、銅配線が一方向に1
00μm以上にわたって延在するように形成された領域
を主領域として含む種々のパターンの銅配線を作製し、
各パターンについて、ウエハ中央チップおよびウエハ端
チップの銅配線の膜厚減少率を評価した。各パターン
は、L/S値(Lは配線幅、Sは隣接配線間の配線間隔
を示す。)の値がそれぞれ相違している。
【0052】配線パターンを変えること以外は実施例1
と同様にして銅配線の形成を行った。なお、銅配線の膜
厚は実施例1と同様、300nmである。
【0053】銅配線を作製した後、各パターンについて
シート抵抗を測定した。ライン/スペース比は、各図中
に示した。たとえば図10で、4/0.84とあるの
は、配線幅(ライン)が4μm、配線間隔(スペース)
が0.84μmであることを意味する。
【0054】シート抵抗の測定は、2探針法および4探
針法により行った。測定された抵抗値は、一本の配線に
ついての抵抗値を示す。結果を図10〜図13に示す。
図中、横軸はシート抵抗値、縦軸は累積確率を示す。こ
のグラフの見方について、図10におけるL/S=4/
0.84nm(図中の白丸)の場合を例にとって説明す
る。図中、多くの点のプロットされているが、これらは
それぞれシート抵抗測定値を示す。図を見ると、複数の
シート抵抗値のうち70mΩ/□以下のものは約30%
となっており、90mΩ/□以下のものは約85%とな
っていることがわかる。
【0055】次に、シート抵抗値のばらつきに対するラ
イン/スペース比の影響について説明する。図10にお
いて、L/S=2.52/0.84μm(ライン/スペ
ース比が3)のものおよびL/S=1.12/0.84
μm(ライン/スペース比が1.3)のものは、シート
抵抗70〜90mΩ/□の領域において顕著に曲線が立
ち上がっている。これは、極端に高い抵抗値が比較的少
なく、抵抗値のばらつきが少ないことを示している。こ
れらの測定値分布と比較して、L/S=4/0.84μ
m(ライン/スペース比が4.8)のものは、高抵抗値
を示す領域における曲線の立ち上がりが少なく、抵抗値
のばらつきが大きい結果となっている。
【0056】本実施例において測定したシート抵抗のデ
ータに関し、表1に、累積確率50%および90%に対
応するシート抵抗値を示す。累積確率50%に対応する
値は、シート抵抗の中央値に相当する。低抵抗化の観点
より、この値を75mΩ/□以下とすることが望まし
く、72mΩ/□以下とすることがさらに望ましい。一
方、累積確率90%に対応する値は、シート抵抗のばら
つきを示す指標となる。この値を90mΩ/□以下とす
ることが望ましく、85mΩ/□以下とすることがさら
に望ましい。
【0057】
【表1】
【0058】以上の結果から、ライン/スペース比の値
を4.5以下、好ましくは4以下とすることにより、シ
ート抵抗値を低減し、抵抗値のばらつきを低減すること
ができることがわかる。また、特にライン/スペース比
を3以下とすれば、配線幅の大小にかかわらずシート抵
抗値のばらつきを一層効果的に低減できることがわか
る。たとえば、表中のNO.2、NO.5は配線幅2.
52μmの例であり、表中のNO.8、NO.10は配
線幅0.84μmの例であるが、いずれも抵抗値のばら
つきは低減されている。
【0059】また、ライン/スペース比が5を超える
と、累積確率90%に対応するシート抵抗値が98を超
える値となり、シート抵抗のばらつきが極端に大きくな
る。このことから、同一IC上にライン/スペース比の
異なる数種類の配線を設ける際には、ライン/スペース
比の最大値を5以下とすることが望ましい。ライン/ス
ペース比の極端に高い部分が存在すると、ディッシング
やエロージョンの発生が顕著となり、抵抗値のばらつき
が大きくなるからである。
【0060】実施例3 半導体基板上に、MOSFETを形成し、その上に配線
層を5層積層したロジック系ICを作製した。各配線層
のプロファイルは以下の表のとおりである。
【0061】
【表2】
【0062】作製したICは、良好な高速動作性を示し
た。特に、銅配線の膜厚を設計どおりの値とすることが
でき、高周波回路動作におけるマッチング特性も良好と
なり、歩留まりが向上した。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
線占有率やライン/スペース比を適切な範囲に設定して
いるため、ディッシングやエロージョンの発生を防止
し、配線抵抗値の上昇および配線抵抗値のばらつきを有
効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配線層のレイアウトの一例を示す図である。
【図2】配線層のレイアウトの一例を示す図である。
【図3】多層配線の断面模式図である。
【図4】配線膜厚と配線抵抗のばらつきの関係を示す図
である。
【図5】配線膜厚と動作速度との関係を示す図である。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法に係る銅配線の
形成方法を示す図である。
【図7】実施例1の評価方法を説明するための図であ
る。
【図8】実施例1における評価パターンの一覧図であ
る。
【図9】配線占有率と銅配線の膜厚減少率との関係を示
す図である。
【図10】ライン/スペース比と配線抵抗値の関係を示
す図である。
【図11】ライン/スペース比と配線抵抗値の関係を示
す図である。
【図12】ライン/スペース比と配線抵抗値の関係を示
す図である。
【図13】ライン/スペース比と配線抵抗値の関係を示
す図である。
【図14】探針パッド領域の配線占有率と配線抵抗値の
関係を示す図である。
【図15】探針パッド領域の配線占有率と配線抵抗値の
関係を示す図である。
【図16】従来のの半導体装置の製造方法に係る銅配線
の形成方法を示す図である。
【図17】CMP研磨装置の概略図である。
【図18】CMPプロセスにおいて、研磨液を供給した
ときのウエハ表面状態を示す図である。
【図19】ディッシングが生じた銅配線の断面図であ
る。
【図20】探針法により抵抗測定を行った場合の課題を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 シリコン窒化膜 3 シリコン酸化膜 4 バリアメタル膜 5 銅膜 7 銅配線 7a 主配線 7b 副配線 8 拡散層 10 ウエハ 11 ウエハキャリア 12 研磨パッド 13 供給口 14 研磨液 15 ポンプ 20 拡散層 21 ゲート電極 22 コンタクトホール 23 銅配線 24 スルーホール 25 最下層の配線層 26 第2配線層 27 第3配線層 28 第4配線層 29 第5配線層 30 探針パッド 50 ウエハ 51 チップ 52 チップ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁膜中の凹部にバリアメタル膜を介し
    て銅配線が埋め込まれてなる配線層を備えた半導体装置
    であって、該配線層の配線占有率が10〜60%である
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 絶縁膜中の凹部にバリアメタル膜を介し
    て銅配線が埋め込まれてなる配線層を備えた半導体装置
    であって、該配線層は、複数の銅配線が一方向に100
    μm以上にわたって延在するように形成された配線領域
    を含み、該配線領域における銅配線のライン/スペース
    比の平均値が4.5以下であることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記配線領域における銅配線のライン/
    スペース比の最大値が5以下であることを特徴とする請
    求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記配線層の配線占有率が10〜60%
    であることを特徴とする請求項2または3に記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記銅配線の膜厚が350nm以下であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 前記配線層は、半導体基板上に積層され
    た複数の配線層のうちの最下層の配線層であることを特
    徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記銅配線の上面が、化学的機械的研磨
    により平坦化されたことを特徴とする請求項1乃至6い
    ずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記配線層は探針パッド領域をさらに含
    み、該探針パッド領域における配線占有率が、70〜9
    0%であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに
    記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 素子形成領域を含む半導体基板上に絶縁
    膜を成膜した後、該素子形成領域内の絶縁膜に凹部を形
    成する工程と、該凹部の内部にバリアメタル膜を成膜し
    た後、該凹部を埋め込むように銅膜を形成する工程
    と、、化学的機械的研磨により該凹部以外の領域に形成
    された銅膜を除去して銅配線を形成する工程とを含む半
    導体装置の製造方法であって、前記素子形成領域におけ
    る前記銅配線の配線占有率を10〜60%とすることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 素子形成領域を含む半導体基板上に絶
    縁膜を成膜した後、該素子形成領域内の所定の配線領域
    に、一方向に100μm以上にわたって延在する複数の
    凹部を形成する工程と、該凹部の内部にバリアメタル膜
    を成膜した後、凹部を埋め込むように銅膜を形成する工
    程と、化学的機械的研磨により前記凹部以外の領域に形
    成された銅膜を除去して複数の銅配線を形成する工程と
    を含む半導体装置の製造方法であって、前記配線領域に
    おけるライン/スペース比の平均値を4.5以下とする
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記配線領域における銅配線のライン
    /スペース比の最大値が5以下であることを特徴とする
    請求項10に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記素子形成領域における前記銅配線
    の配線占有率を10〜60%とすることを特徴とする請
    求項10または11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記銅配線の膜厚を350nm以下と
    することを特徴とする請求項9乃至12いずれかに記載
    の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記配線層は、半導体基板上に積層さ
    れた複数の配線層のうちの最下層の配線層であることを
    特徴とする請求項9乃至13いずれかに記載の半導体の
    製造方法。
  15. 【請求項15】 前記配線層が探針パッド領域を含み、
    該探針パッド領域における配線占有率が70〜90%で
    あることを特徴とする請求項9乃至14いずれかに記載
    の半導体装置の製造方法。
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