金魚をテーマにしたイベント「金魚とうろう祭」が9月21日、甲府のオリオンスクエア商店街と甲府城内堀(甲府市丸の内1)で開催される。主催は甲府青年会議所2024年度山の都彩広委員会。
甲府市と姉妹都市の奈良県大和郡山市は江戸時代中期、甲府藩主柳沢吉里が郡山藩へ領地替えとなり、金魚を持って行ったことからつながりができたという。今年、大和群山市は市制70周年と同時に金魚伝来300年を迎える。同祭りは、姉妹都市交流イベントとして開催する。
当日商店街では、大和群山市から運ばれた金魚を使った「本格!金魚すくい」や「金魚とうろうワークショップ」のほか、「金魚柄甲州印伝デザインコンテスト作品」「甲府市と大和群山市をつなぐ歴史がわかる歴史幕」「金魚ちょうちん」を展示。19時30分からは、甲府城内堀に灯籠を浮かべる「金魚とうろう点灯式」を行う。
風間真太委員長は「多くの人に地域資源の魅力と地域のつながりを実感してもらい、にぎわいあふれるまちへとつなげるため、金魚とうろう祭を開催する。山の都の埋もれた歴史を伝えるとともに、姉妹都市である大和郡山市との歴史的つながりを感じてもらうことで、皆さんが住み暮らすまち・甲府への愛着や誇りを育むきっかけになれば」と話す。
開催時間は15時~21時。