et tu, Brute
ラテン語
編集成句
編集et tū, Brute?("Brute"は"Brutus"の呼格)
- ブルータス、お前もか。まさかと思われる側近に裏切られた場面で用いる。
- 古代ローマのガイウス・ユリウス・カエサルが暗殺されるときに放った最後の言葉とされ、暗殺団に、カエサルの愛人の子マルクス・ブルートゥスが参画していたことを嘆じたもの。ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『ジュリアス・シーザー』中のセリフであり、史実は不明。出典はスエトニウス『ローマ皇帝伝』で、そこにはギリシア語で「καὶ σὺ τέκνον(我が子よ、お前もか)」となっており、この時の我が子は、腹心の部下デキムス・ブルートゥスをさすとの説もある。