Unlim
Unlim(アンリム)[1][2] は、株式会社MIXI(旧・株式会社ミクシィ)と一般財団法人アスリートフラッグ財団(代表理事:朝日健太郎)が提供する、ファンからアスリートに寄付を行えるスポーツギフティングサービス及び、ファンとのクローズドコミュニケーションを提供するUnlimメンバーシップを提供。ギフティングサービスは2020年2月19日にサービスを開始[3]。
概要
編集- 競技活動資金に充て新たな挑戦をする
- 自身の活動だけではなくスポーツや競技そのものを盛り上げる
- スポーツを通じて社会に貢献する
といった様々な思いを持つアスリートやチームに対して、金銭的に支援し、金銭面で課題を抱えるアスリート・チームを応援。
仕組み
編集ファンは、スポーツギフティングサービス「Unlim」を通じてアスリートフラッグ財団にギフティング(寄付)をすると、アスリート・チームに応援ポイントを贈れる。アスリートフラッグ財団は、贈られた応援ポイントなどを参考にギフティングされた金額を原資として、ファンからの寄付受付金額の67%から83%を各アスリート・チームに支援金として支払う。また、協業先メディアを経由してギフティングした場合は、ギフティングされた金額の一部を協業先メディアに分配。さらに、公益スポーツ団体等にギフティングされた金額の一部 (3%) が寄付される。
一度に集められる金額は大きいが、返礼品の用意や使途を具体的に決めて目標金額を設定するクラウドファンディングと異なり、アンリムは選手の手間が少なく、ファンの側も10円から寄付が可能。
応援方法
編集Unlim公式サイト上で応援するアスリート・チームを選び、「ギフティングする」または「シェアをして仲間を集める」の2つの方法から1つを選択する。
「ギフティングする」の場合、アスリートフラッグ財団への寄付金額を自由に設定して寄付することでアスリートフラッグ財団から応援ポイントが付与され、そのポイントをアスリート・チームに贈れる。
「シェアをして仲間を集める」の場合、SNSでシェアできる。
また、協業先メディア上でもアスリート・チームへ応援が行える。協業先メディアに「Unlim」登録アスリート・チームに関する記事が掲載されると、記事の文末に「Unlimボタン」が設置され、Unlim公式サイトと同様にアスリート・チームを応援できる。
登録しているアスリート・チーム(2021年4月末時点)
編集アスリート(順不同)
編集あ行 | か行 | さ行 |
た行 | な行 | は行 |
ま行 | や行 |
チーム
編集- Drago CORSE
- FC東京[23]
- KOTO PHOENIX.EXE
- TOKYO DIME[24]
- 青山学院大学体育会ラグビー部
- 稲城FIETSクラスアクト
- 千葉ジェッツふなばし[25]
- 東京山九フェニックス
- 栃木ゴールデンブレーブス
- ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ
- 静岡SSUアスレジーナ
- 琉球アスティーダ
- 明治大学 野球部
- 法政大学 野球部
- 東京大学 野球部
- 立教大学 野球部
- 早稲田大学 野球部
- 慶應義塾大学 野球部
- ONO Football Clinic
- ひがし北海道クレインズ
- 新潟アルビレックスBC
- 北海道コンサドーレ札幌
- 桐蔭横浜大学 サッカー部
- ASV PESCADOLA 町田
- 明治大学体育会競走部
- GOODJOB女子硬式野球部
- はやぶさイレブン
- COMEBACK BOOST PROJECT for SOTA(千葉ジェッツ)
- いわてグルージャ盛岡
- 岩手ビッグブルズ
- 釜石シーウェイブスRFC
- 木下スケートアカデミー[26]
- 東京ヤクルトスワローズ
脚注
編集- ^ アスリートを応援する新しい仕組み!スポーツギフティングサービス「Unlim(アンリム)」ってなに? ウォーカープラス 2021年4月22日
- ^ “推し”選手をファンが支援できる「スポーツギフティング」 コロナ禍でアスリートとの新たな関係を構築 AERAdot 2021年4月8日
- ^ 「ミクシィが新スポーツギフティングサービス『Unlim』を発表!」サッカーキング2020年2月5日
- ^ 女性アスリートの選択肢の幅を広げるために。マラソン・岩出玲亜が語るリスタートの決意 MELOS 2020年10月22日
- ^ サッカー - WEリーグ女王へ! 石田みなみ「自分の言葉」で伝えることの大切さ 4years 2021年4月13日
- ^ 体操日本代表、23歳・内山由綺がコロナ禍で知った「新しいスポーツ支援の文化」 bizSPAフレッシュ 2021年4月17日
- ^ アスリート支える「ギフティング」 ファンの寄付金は定着するか 毎日新聞20212月27日
- ^ 車椅子レースで五輪代表へ。佐藤友祈が伝えたい「チャレンジする大切さ」 bizSPA!フレッシュ 2021年4月11日
- ^ パラ陸上日本代表、佐藤友祈が実現したい「新しい応援の形」 bizSPA!フレッシュ 2021年4月14日
- ^ アスリートの応援にギフティングという選択肢 魅力発信へバスケ女子日本代表主将・高田自ら会社設立 Sponichi Annex 2020年12月9日
- ^ 日本ホッケー界のエース・田中健太が見据える日本ホッケー界の在り方 スポーツブル 2020年11月26日
- ^ フィギュアスケート - 「アイスダンスを日本でメジャーにしたい」フィギュアスケート・西山真瑚 4years 2020年11月18日
- ^ 「日本のスケートの環境を変えていければ」堀米雄斗の描く未来 VICTORY 2020年4月24日
- ^ 【対談】長谷川アーリアジャスール×森谷賢太郎「サッカー選手の自分たちができること」 サッカーキング 2020年10月16日
- ^ 富樫勇樹×ベンドラメ礼生 Bリーグで戦うプロとして、学生に「自分を出してほしい」 4years. 2020年10月20日
- ^ 堀口恭司が「Unlim」参加「後輩や貧しい選手のために使いたい」。 GONG 2020年12月17日
- ^ アイスダンス平山姫里有、立野在組 納得するスケートの先に見つめる北京オリンピック 4years2021年4月1日
- ^ フェンシング12年ロンドン五輪銀の三宅、Unlimで支援金集う「費用は自己負担なので厳しい状況」 スポーツ報知 2020年4月27日
- ^ 大分時代から現在まで…森重真人と清武弘嗣の思い「当たり前のことじゃない」 サッカーキング 2020年11月13日
- ^ 「森薗政崇流“高校卓球恩返しプロジェクト”始動 「居ても立ってもいられなかった」」Rallys2020年6月26日
- ^ 埼玉西武ライオンズ・レディース山崎まりが、スポーツギフティングサービスを利用する訳 LOVE SPORTS 2020年11月6日
- ^ 現役最年長75歳プロボウラー「ビッグジュン」コロナに負けず後進に道つなぐ 日刊スポーツ2021年4月21日
- ^ 「FC東京がスポーツギフティングサービス『Unlim』の利用を開始! サッカーキング 2020年6月4日
- ^ 「渋谷拠点の3人制プロバスケチーム「東京ダイム」、ギフティングサービス参加 シブヤ経済新聞 2020年4月20日
- ^ 「千葉ジェッツ、スポーツギフティングサービス「Unlim」の運用を開始」BASKETBALLKING2020年3月13日
- ^ 「打倒ロシア」日本フィギュアスケート界に革命をもたらす取り組みをご紹介! VICTRY2021年4月16日