岡野友彦
岡野 友彦(おかの ともひこ、1961年(昭和36年)5月 - )は、日本の歴史学者。皇學館大学文学部国史学科教授、皇学館大学文学部長。学位は、博士(歴史学)(國學院大學)。神奈川県出身。
専門は日本中世史。久我家を中心に、中世公家領荘園を研究テーマとする。また、そこから源氏長者の研究に及び、王権論や院政制度、権門体制論、皇室問題に関する論著もある。
略歴
編集著書
編集単著
編集- 『家康はなぜ江戸を選んだか』 教育出版〈江戸東京ライブラリー〉、1999年9月
- 『中世久我家と久我家領荘園』 続群書類従完成会、2002年10月
- 『源氏と日本国王』 講談社〈講談社現代新書〉、2003年11月
- 『北畠親房 大日本は神国なり』 ミネルヴァ書房〈日本評伝選〉、2009年10月
- 『院政とは何だったか』 PHP研究所〈PHP新書〉、2013年3月
- 『戦国貴族の生き残り戦略』 吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、2015年6月
- 『源氏長者 武家政権の系譜』 吉川弘文館、2018年10月
共著
編集- 『南北朝史100話』(小川信監修) 立風書房、1991年10月
- 『柏市史 原始・古代・中世編』 柏市教育委員会、1997年3月
- 『その時歴史が動いた32』(NHK取材班編) KTC中央出版、2005年4月