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元町・中華街駅

神奈川県横浜市中区山下町にある横浜高速鉄道の駅

元町・中華街駅(もとまち・ちゅうかがいえき)は、神奈川県横浜市中区山下町にある、横浜高速鉄道みなとみらい線で、同線の終点。駅番号MM06。副名称は「山下公園(やましたこうえん)」。

元町・中華街駅
元町口(2010年12月)
もとまち・ちゅうかがい
Motomachi-Chūkagai
(山下公園 - Yamashita-Kōen)
MM05 日本大通り (0.9 km)
地図
所在地 横浜市中区山下町65
北緯35度26分32.7秒 東経139度39分1.7秒 / 北緯35.442417度 東経139.650472度 / 35.442417; 139.650472 (元町・中華街駅)
駅番号 MM06
所属事業者 横浜高速鉄道
所属路線 みなとみらい線
キロ程 4.1 km(横浜起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[MM 1]59,017人/日
-2023年-
開業年月日 2004年平成16年)2月1日[1]
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歴史

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駅名の決定の経緯

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計画段階での仮称は「元町駅」であった[注釈 1]。これに対し横浜中華街関係者が『中華街』を加えて「元町中華街駅」とするように要望したが、元町商店街関係者が「中華街と一緒にするな」と反対するなど、水面下で元町商店街側と横浜中華街側で論争となっていた。結局、駅名は元町と中華街の間に「」(中点)を使用した上で両方の名前を並記することになり、さらに観光地としての知名度が高い『山下公園』が副名称として加わった。

駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地下駅である。元町口寄りは中村川の直下に位置している。伊東豊雄建築設計事務所が設計を行い、施工は熊谷組東洋建設相鉄建設JVが担当した[3]

2013年3月16日より相互直通先である東急東横線渋谷駅での東京メトロ副都心線西武池袋線東武東上線との相互直通運転開始に伴い、特急・通勤特急・急行を現行の8両編成から10両編成に増強させるため有効長延伸工事が行われた。みなとみらい線も東横線を介して副都心線方面に直通する。

駅舎(東側改札口および元町口)上部には全国初の立体都市公園となるアメリカ山公園がある。

みなとみらい線では土曜・休日ダイヤのみ運行する有料座席指定列車「S-TRAIN」が発着する[4]

夜間留置が2本設定されている。

のりば

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番線 路線 行先[5]
1・2   みなとみらい線 横浜渋谷池袋方面

改札・出入口

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改札は東西別々に2か所あり、それぞれ以下の出入口とつながっている(出入口は全6か所あり、番号付けがされている)。

西側改札口
山下公園口 (1)
山下町口 (2)
中華街口 (3)
マリンタワー口 (4)
東側改札口
元町口 (5) - 「ヤマザキデイリーストア」を併設、横浜高速鉄道本社入口
アメリカ山公園口 (6)

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員59,017人である[MM 1]。みなとみらい線の駅では横浜駅、みなとみらい駅に次ぐ第3位である。

開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[* 1]
1日平均
乗車人員[* 2]
出典
[注釈 2]2003年(平成15年)
2004年(平成16年) 45,113 21,490 [神奈川県統計 1]
2005年(平成17年) 47,321 23,004 [神奈川県統計 2]
2006年(平成18年) 49,634 24,226 [神奈川県統計 3]
2007年(平成19年) 51,998 25,518 [神奈川県統計 4]
2008年(平成20年) 53,529 26,174 [神奈川県統計 5]
2009年(平成21年) 54,904 26,769 [神奈川県統計 6]
2010年(平成22年) 53,815 26,196 [神奈川県統計 7]
2011年(平成23年) 54,172 26,565 [神奈川県統計 8]
2012年(平成24年) 56,112 27,499 [神奈川県統計 9]
2013年(平成25年) 60,394 29,541 [神奈川県統計 10]
2014年(平成26年) 59,148 29,079 [神奈川県統計 11]
2015年(平成27年) 60,326 29,646 [神奈川県統計 12]
2016年(平成28年) [MM 2]61,361 30,129 [神奈川県統計 13]
2017年(平成29年) [MM 3]62,658 30,792 [神奈川県統計 14]
2018年(平成30年) [MM 4]64,569 31,664 [神奈川県統計 15]
2019年(令和元年) [MM 5]63,291 31,048
2020年(令和02年) [MM 6]39,611
2021年(令和03年) [MM 7]45,066
2022年(令和04年) [MM 8]54,706
2023年(令和05年) [MM 1]59,017

駅周辺

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駅周辺地区(関内・関外地区)は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「横浜都心」に指定されている[6]

JR根岸線石川町駅までは、5元町口を出て、元町商店街を抜けて12分~15分程度である。また、元町・中華街 4マリンタワー口からは20分~25分程度である。 開業後3か月ほどは構内通路のほぼ直上にテレビ神奈川本社があったが、太田町へ移転した。

路線バス

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「中華街入口」(朝陽門、出口1・2) / 「山下町(タワー入口)」

(出口3・4) - 横浜市営バス神奈川中央交通(11系統のみ)

  • 北方向乗り場
    • <8> 横浜駅前行(日本大通り駅県庁前・桜木町駅前・花咲橋経由)
    • <20> 山下ふ頭行(平日朝のみ)、桜木町駅行
    • <109> 横浜駅前行(日本大通り駅県庁前・桜木町駅前・ぴあアリーナMM経由)
    • <168> 横浜駅前行(ぴあアリーナMM経由)
    • <11> 桜木町駅前行
  • 南方向乗り場
    • <8> 本牧車庫前行(みなと赤十字病院入口・本牧経由)
    • <20> 山手駅前行(港の見える丘公園前経由)
    • <58> 磯子車庫前行(みなと赤十字病院入口・本牧・根岸駅前・磯子駅前経由、平日8本のみみなと赤十字病院も経由)
    • <109> L8バース・流通センター循環
    • <11> 保土ヶ谷駅東口行(港の見える丘公園前経由)

「元町入口」(出口5) - 横浜市営バス・神奈川中央交通(11系統のみ)

  • 北方向乗り場
    • <11> 桜木町駅前行(日本大通り駅県庁前経由)
    • <あかいくつ> 桜木町駅前行(大さん橋客船ターミナル経由)
    • <20> 山下ふ頭行(平日朝のみ)、桜木町駅行
  • 南方向乗り場
    • <11> 保土ヶ谷駅東口行(港の見える丘公園前経由)
    • <あかいくつ> 港の見える丘公園循環
    • <20> 山手駅前行(港の見える丘公園前経由)

今後の予定

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隣の駅

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横浜高速鉄道
  みなとみらい線
特急
みなとみらい駅 (MM03) - 元町・中華街駅 (MM06)
通勤特急・急行・各駅停車(渋谷方面 通勤特急・急行はみなとみらいまで各駅に停車)
日本大通り駅 (MM05) - 元町・中華街駅 (MM06)

脚注

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注釈

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  1. ^ その名残で、東急東横線の一部の車両には方向幕に「元町」の表示があった。
  2. ^ 2004年2月1日開業。

出典

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記事本文の出典

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  1. ^ a b みなとみらい21線の開業日・東急東横線との相互直通運転の開始日が決まりました!』(PDF)(プレスリリース)横浜高速鉄道/東京急行電鉄、2003年7月9日。オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201217054958/https://www.tokyu.co.jp/file/030709.pdf2021年1月15日閲覧 
  2. ^ 元町・中華街駅可動式ホーム柵が稼働します』(PDF)(プレスリリース)横浜高速鉄道、2020年3月24日。オリジナルの2020年3月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200324093137/http://www.mm21railway.co.jp/info/news/uploads/press%20release_20200324.pdf2020年3月24日閲覧 
  3. ^ 作品詳細」『新建築』2004年3月号、新建築、108頁、2015年1月13日閲覧 
  4. ^ 有料座席指定列車の愛称・詳細が決定! 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道/東京地下鉄/東京急行電鉄/横浜高速鉄道、2017年1月10日。オリジナルの2020年11月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201127142858/https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20170110_g02.pdf2021年1月18日閲覧 
  5. ^ 時刻表 | 元町・中華街駅 | みなとみらい線”. 横浜高速鉄道. 2023年6月4日閲覧。
  6. ^ 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想) (PDF) 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
  7. ^ みなとみらい線車両留置場の整備事業について”. 横浜高速鉄道 (2022年5月27日). 2022年10月1日閲覧。
  8. ^ “横浜高速鉄道/300m車両留置場を計画”. 建設通信新聞デジタル. オリジナルの2017年12月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171208174803/https://www.kensetsunews.com/archives/135598 2018年4月20日閲覧。 

利用状況の出典

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1日平均利用客数
  1. ^ a b c 2023年度決算について” (pdf). 横浜高速鉄道 (2024年6月10日). 2024年7月3日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2018年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2020年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2021年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗降人員と広告・出店・催事スペースのご案内”. 横浜高速鉄道株式会社. 2022年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
  8. ^ 2022年度決算について” (pdf). 横浜高速鉄道 (2023年6月9日). 2024年7月3日閲覧。
データ
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 平成17年 (PDF) - 224ページ
  2. ^ 平成18年 (PDF) - 224ページ
  3. ^ 平成19年 (PDF) - 226ページ
  4. ^ 平成20年 (PDF) - 230ページ
  5. ^ 平成21年 (PDF) - 240ページ
  6. ^ 平成22年 (PDF) - 238ページ
  7. ^ 平成23年 (PDF) - 238ページ
  8. ^ 平成24年 (PDF) - 234ページ
  9. ^ 平成25年 (PDF) - 236ページ
  10. ^ 平成26年 (PDF) - 238ページ
  11. ^ 平成27年 (PDF) - 238ページ
  12. ^ 平成28年 (PDF) - 246ページ
  13. ^ 平成29年 (PDF) - 238ページ
  14. ^ 平成30年 (PDF) - 222ページ
  15. ^ 令和元年 (PDF) - 222ページ
横浜市統計書

関連項目

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外部リンク

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