今出川実尹
1318-1342, 鎌倉時代後期~建武新政期の公卿。今出川兼季の子。官位は正二位権大納言。勅撰集『風雅和歌集』に1首入集
今出川 実尹(いまでがわ さねただ)は、鎌倉時代後期から建武新政期にかけての公卿。
時代 | 鎌倉時代後期-建武新政期 |
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生誕 | 正和5年(1316年) |
死没 | 興国3年/康永元年8月21日(1342年9月21日) |
官位 | 正二位、権大納言 |
主君 | 後醍醐天皇 |
氏族 | 今出川家 |
父母 | 父:今出川兼季、母:西園寺公顕の娘 |
兄弟 | 実尹、妙菊(佐々木高貞室) |
妻 | 三条実忠の娘 |
子 | 公直、実直 |
経歴
編集元亨2年(1322年)に雅歌琵琶の秘曲を伝授された。嘉暦3年(1328年)従三位となり、公卿に列する。左近衛中将・権中納言などをへて、建武元年(1334年)後醍醐天皇の中宮珣子内親王(後伏見天皇の皇女)の中宮権大夫となる。同年雅楽頭を兼務。延元2年/建武4年(1337年)珣子内親王の薨去に伴い、大夫を辞職。延元4年/暦応2年(1338年)に権大納言を拝命。